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【発明の名称】 発泡成形装置
【発明者】 【氏名】小野 靖裕

【要約】 【課題】簡単な付属機構で発泡成形品に対して簡単に横穴等のアンダーカット部を形成できる発泡成形装置の提供。

【構成】型締め時に第1の型と第2の型のいずれか一方に当接して押圧される位置に配置され、ラックが設けられた縦スライド部材と、該縦スライド部材のラックに係合して回転する歯車部材と、該歯車部材に係合したラックを有し、先端にキャビティ内外を進退する押し駒が設けられた横スライド部材とを有するラック&ピニオン機構と、前記押し駒がキャビティから退出する方向に向けて横スライド部材と歯車部材と縦スライド部材との少なくとも1つを付勢している付勢手段とが設けられたことを特徴とする発泡成形装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
いずれか一方又は両方が接近・離間方向に移動可能に設けられた第1の型と第2の型とからなる成形型を備え、該第1の型と第2の型とが接近した成形型の型締め時に形成されるキャビティ内に熱可塑性樹脂予備発泡粒子を充填し、且つ充填した該熱可塑性樹脂予備発泡粒子を加熱して型内発泡成形を行い、所定形状の発泡成形品を製造する発泡成形装置において、
型締め時に第1の型と第2の型のいずれか一方に当接して押圧される位置に配置され、ラックが設けられた縦スライド部材と、該縦スライド部材のラックに係合して回転する歯車部材と、該歯車部材に係合したラックを有し、先端にキャビティ内外を進退する押し駒が設けられた横スライド部材とを有するラック&ピニオン機構と、
前記押し駒がキャビティから退出する方向に向けて横スライド部材と歯車部材と縦スライド部材との少なくとも1つを付勢している付勢手段とが設けられたことを特徴とする発泡成形装置。
【請求項2】
前記ラック&ピニオン機構が外装体及びo−リングにより密閉された構造を有することを特徴とする請求項1に記載の発泡成形装置。
【請求項3】
前記ラック&ピニオン機構の外装体内に潤滑油が充填されたことを特徴とする請求項2に記載の発泡成形装置。
【請求項4】
前記横スライド部材のラックと、前記縦スライド部材のラックとのモジュールが相違していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発泡成形装置。
【請求項5】
前記押し駒のキャビティ侵入角度が水平方向と交差する角度であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の発泡成形装置。
【請求項6】
前記付勢手段が前記ラック&ピニオン機構に組み込まれて外装体及びo−リングにより密閉された構造を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の発泡成形装置。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリスチレン系樹脂発泡成形品などの熱可塑性樹脂発泡成形品(以下、発泡成形装置と記す。)の製造に用いられる発泡成形装置に関し、簡単な付属機構で発泡成形品に対して簡単に横穴等のアンダーカット部を形成できる発泡成形装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、発泡成形装置を用いて発泡成形品を製造する際に、発泡成形品に取手部となる凹部や水抜き用の横穴などのアンダーカット部を形成するための技術としては、例えば、特許文献1〜3に開示された技術が提案されている。
【0003】
特許文献1には、開閉する一対の金型により成形空間を形成してなる成形用金型の型開閉方向と交差する方向に凹部や貫通孔等のアンダーカット部を有する発泡合成樹脂成形品を成形するための成形装置であって、前記金型に対して移動可能で前記アンダーカット部を形成する成形駒と、前記成形駒を前記成形空間内へ進入させる押出ブロックと、前記成形用金型の型閉め動作に伴い前記押出ブロックを押動する作動軸と、前記成形駒を成形空間から退出させる方向に付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする発泡合成樹脂成形品の成形装置が開示されている。
【0004】
特許文献2には、発泡合成樹脂製の発泡容器を成形するための雌金型及び雄金型から成る金型本体と、雌金型及び雄金型によって囲まれた金型空間に出没自在となるように雌金型側に設けられ、発泡容器にアンダーカット部を成形するスライドコアとを備えた発泡容器成形金型において、前記スライドコアは、シリンダ状に形成され、金型開閉方向に対して略垂直な方向にスライド自在に設けられ、前記スライドコアに一端が、雌金型側に他端がそれぞれ係合され、該スライドコアを雌金型内から金型空間に突出させる方向に付勢する第1の付勢部材と、金型の開閉動作に応じて移動される移動部材に一端が、雌金型側に他端がそれぞれ係合され、前記スライドコアを雌金型内に引き込むための力を付勢する第2の付勢部材と、前記スライドコアに一端が、前記移動部材に他端がそれぞれ結合され、雄金型の型開きに伴い、前記第2の付勢部材による付勢力を型開き方向からスライド方向に力の方向を変えて該スライドコアに伝達するテンション伝達部材とを有し、前記第2の付勢部材の付勢力は前記第1の付勢部材の付勢力より大きく設定され、金型が型開き状態のとき、前記第2の付勢部材の付勢力が前記第1の付勢部材の付勢力に打ち勝って、前記テンション伝達部材を介して前記スライドコアを雌金型内に引き込み、金型が型開き状態から型閉じ状態に移行するとき、前記テンション伝達部材が弛んで前記第1の付勢部材の付勢力により前記スライドコアを金型空間内に突出させることを特徴とする発泡容器成形金型が開示されている。
【0005】
特許文献3には、発泡樹脂製品を成型する中子を必要とする金型に於て、中子を金型の外枠の外から回動さして動き得るように回転軸に取り付け、型締めに際しては、中子は凸型の金型の動きと共に動き、中子は金型の空間部の場所に位置し、型開きの時はばねの力で外方に動き得る構成としたことを特徴とする発泡樹脂製品の金型が開示されている。
【特許文献1】特開2001−310335号公報
【特許文献2】特開2004−148643号公報
【特許文献3】実開平6−55730号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前述した従来技術には、次のような問題があった。
特許文献1に開示された成形装置では、押出ブロックと移動駒が常に接しているので、摩擦により磨り減り使用している内に精度がなくなってしまう問題がある。
また、移動駒を型内から抜き出す機構は、バネを利用しており、バネが蒸気室内に直接晒されているので、ゴミをかみ込んだり、材質によっては錆びてしまい、作動不良を起こす可能性がある。
さらに、特許文献1の図1等に図示されているように、金型フレームのバックプレート側で移動駒を支持する構造にすると、金型整備の際などで組み立てが非常に困難であり、冷却水配管をセットする際邪魔になり作業しづらいという問題がある。
【0007】
特許文献2では、ワイヤーでスライドコアを支える構造になっているが、ワイヤーが切れたり外れたりする事がある。
また、可動部がむき出しであるので、潤滑油等を付ける事ができず、各パーツが磨耗するおそれもある。
【0008】
特許文献3では、金型フレームの外側に回転軸を作動させる機構がついているため、専用のフレームが必要となり、コストが上がる問題がある。
また、回転軸を作動させる部品がフレームを貫いているので、蒸気漏れを起こしやすいという問題もある。
【0009】
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、簡単な付属機構で発泡成形品に対して簡単に横穴等のアンダーカット部を形成できる発泡成形装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成するため、本発明は、いずれか一方又は両方が接近・離間方向に移動可能に設けられた第1の型と第2の型とからなる成形型を備え、該第1の型と第2の型とが接近した成形型の型締め時に形成されるキャビティ内に熱可塑性樹脂予備発泡粒子を充填し、且つ充填した該熱可塑性樹脂予備発泡粒子を加熱して型内発泡成形を行い、所定形状の発泡成形品を製造する発泡成形装置において、型締め時に第1の型と第2の型のいずれか一方に当接して押圧される位置に配置され、ラックが設けられた縦スライド部材と、該縦スライド部材のラックに係合して回転する歯車部材と、該歯車部材に係合したラックを有し、先端にキャビティ内外を進退する押し駒が設けられた横スライド部材とを有するラック&ピニオン機構と、前記押し駒がキャビティから退出する方向に向けて横スライド部材と歯車部材と縦スライド部材との少なくとも1つを付勢している付勢手段とが設けられたことを特徴とする発泡成形装置を提供する。
【0011】
本発明の発泡成形装置において、前記ラック&ピニオン機構が外装体及びo−リングにより密閉された構造を有することが好ましい。
【0012】
本発明の発泡成形装置において、前記ラック&ピニオン機構の外装体内に潤滑油が充填されたことが好ましい。
【0013】
本発明の発泡成形装置において、前記横スライド部材のラックと、前記縦スライド部材のラックとのモジュールが相違していることが好ましい。
【0014】
本発明の発泡成形装置において、前記押し駒のキャビティ侵入角度が水平方向と交差する角度であることが好ましい。
【0015】
本発明の発泡成形装置において、前記付勢手段が前記ラック&ピニオン機構に組み込まれて外装体及びo−リングにより密閉された構造を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0016】
本発明の発泡成形装置は、ラック&ピニオン機構を利用し、成形型の縦方向の動きを横方向の運動に変え、横スライド部材の先端に設けた押し駒が成形型のキャビティ内外を進退させる構成としたので、成形型の型締め時には押し駒が自動的にキャビティ内に進入し、この状態でキャビティ内への熱可塑性樹脂予備発泡粒子の充填及び型内発泡成形を行うことで、発泡成形品の所定位置にアンダーカット部を形成することができ、その後、成形型を型開きすると、付勢部材によって、押し駒がキャビティから退出する方向に横スライド部材が自動的に移動し、成形型からアンダーカット部が形成された発泡成形品を取り出すことができる。このように、本発明の発泡成形装置は、成形型の開閉動作に応じて作動する小型で信頼性の高い機構を発泡成形装置に付設するだけで、アンダーカット付きの発泡成形品を製造できるので、アンダーカット付き発泡成形品を製造する発泡成形装置を低コストで提供することができる。
また、ラック&ピニオン機構を外装体及びo−リングにより密閉された構造とし、さらに外装体内に潤滑油を充填した構造とすれば、ラック&ピニオン機構の歯車同士の摩擦が潤滑油によって潤滑され、歯車の損耗が低減できると共に、潤滑油が外部に漏れ出すことがなく、さらに部品内のパーツが蒸気や水にさらされる事を防ぐことができるので、長期間安定して作動させることができ、メンテナンスが容易になる。
また、成形型のフレーム内にラック&ピニオン機構の部品を入れ、インナープレートと成形型の間に部品を固定することで、成形型のフレームを専用の物とする必要がなく、従来の発泡成形装置に簡単に適用可能であり、付設時にフレーム外への蒸気漏れを生じることも無い。さらにバックプレート側には触れていないので冷却配管の取り回しが自由にできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図面を参照して本発明の発泡成形装置の実施形態を説明する。
図1は、本発明の発泡成形装置に取り付けられるラック&ピニオン機構の一実施形態を示す図であり、図1(a)は図示していない成形型の型締め途中の状態におけるラック&ピニオン機構の斜視図、(b)は型締め終了状態におけるラック&ピニオン機構の斜視図である。図1中、符号1はラック&ピニオン機構、2は縦スライド部材、2aは縦スライド部材突出部、3は縦スライド部材に設けられたラック(平歯車)、4は歯車、5は歯車部材、6は横スライド部材、7は押し駒、8a及び8bは外装体である。
【0018】
図1に示すラック&ピニオン機構1は、図示していない発泡成形装置の成形型近傍部に取り付けられている。この発泡成形装置は、いずれか一方又は両方が接近・離間方向に移動可能に設けられた第1の型と第2の型とからなる成形型を備え、該第1の型と第2の型とが接近した成形型の型締め時に形成されるキャビティ内に熱可塑性樹脂予備発泡粒子(以下、予備発泡粒子と記す。)を充填し、且つ充填した予備発泡粒子を加熱して型内発泡成形を行い、所定形状の発泡成形品を製造する、従来より周知の各種の発泡成形装置から適宜選択でき、特に限定されない。また、発泡成形装置を用いて製造する発泡成形品の形状も特に限定されず、例えば、図2〜図4に示す容器(箱)形状の他、発泡成形品の用途に応じて種々の形状とすることができる。また、発泡成形品に形成するアンダーカット部の形状についても、特に限定されず、取手用の凹部、横穴、逆テーパ状の凹部や穴など、発泡成形品の用途に応じて種々の形状とすることができる。さらに、発泡成形品の製造に用いる熱可塑性樹脂材料についても、特に限定されず、例えば、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂などの、発泡樹脂成形分野で慣用される各種の熱可塑性樹脂の中から適宜選択して使用することができる。
【0019】
図1に示すラック&ピニオン機構1は、成形型の型締め時に第1の型と第2の型のいずれか一方に当接して押圧される位置に配置され、ラック3が設けられた縦スライド部材2と、縦スライド部材2のラック3に係合して回転する歯車部材5と、この歯車部材5に係合したラック(図示略)を有し、先端に成形型のキャビティ内外を進退する押し駒7が設けられた横スライド部材6と、これらを密閉する外装体8a,8bとを備えて構成されている。
【0020】
また、このラック&ピニオン機構1には、押し駒7がキャビティから退出する方向に向けて横スライド部材6と歯車部材5と縦スライド部材2との少なくとも1つを付勢している図示していない付勢手段が設けられている。この付勢手段としては、コイルバネなどが用いられる。
【0021】
本実施形態において、ラック&ピニオン機構1は、外装体8a,8b及びo−リング(図示略)により密閉された構造になっている。o−リングは、ラック&ピニオン機構1の縦スライド部材2及び横スライド部材6の適所に摺動可能に嵌合され、外装体8a,8b内に設けられた図示していない固定溝等に固定されている。また、この外装体8a,8b内には、潤滑油が充填されていることが望ましい。
【0022】
本実施形態において、横スライド部材6のラックと縦スライド部材2のラック3とのモジュールは、同一であっても良いし、相違していてもよい。双方のラックのモジュールが相違している場合には、縦スライド部材2のストロークに対して、横スライド部材6のストローク(すなわち押し駒7のストローク)を長くすること、或いは短くすることができる。
【0023】
本実施形態において、押し駒7のキャビティ侵入角度は、自由に設定することができ、押し駒7を水平方向に進退させることもできるし、水平方向と交差する角度で進退させることもできる。
【0024】
本実施形態において、付勢手段は、ラック&ピニオン機構1に組み込まれて外装体8a,8b及びo−リングにより密閉された構造を有することが好ましい。これにより、コイルバネなどの付勢手段の腐食を防ぐことができる。
【0025】
図1に示すラック&ピニオン機構1を付設した本実施形態の発泡成形装置は、従来の発泡成形装置と同じ操作手順によって、発泡成形品を製造することができる。
この発泡成形装置を用いてアンダーカット付きの発泡成形品を製造するには、成形型の開閉機構を駆動して、第1の型と第2の型とが離間した型開き状態にある成形型から、両方の型が接近した型締め状態まで以降させる。ラック&ピニオン機構1は、所望のアンダーカット形成位置に押し駒7が進退できるように、図示していない成形型の第1の型側に固定されている。
【0026】
成形型が型締め状態に近付くと、縦スライド部材突出部2aは、図示していない第2の型に当接し、第2の型の下降にしたがって、図1(a)中の符号Aで示す矢印方向に向けて押し下げされる。縦スライド部材2の押し下げ移動によって、縦スライド部材2に設けられたラック3と係合している歯車4を有する歯車部材5が、図1(a)中の符号Bで示す矢印方向に回転する。歯車部材5の回転に応じて、歯車4の他部に係合している図示していないラックを有する横スライド部材6が、図1(a)中の符号Cで示す矢印方向に向けて移動し、この横スライド部材6の先端に設けられた押し駒7が図示していない成形型のキャビティ内に進入する。図1(b)は、型締め状態におけるラック&ピニオン機構1を示し、この型締め状態では縦スライド部材突出部2aが下死点まで押し下げられるとともに、押し駒7が最大進出位置まで突出している。
【0027】
型締め後、成形型に設けられたフィーダーを通して、成形型のキャビティ内に熱可塑性樹脂予備発泡粒子を充填する。
次に、成形型を蒸気等で加熱し、キャビティ内に充填された熱可塑性樹脂予備発泡粒子を加熱発泡させ、刃法粒子同士を融着させて発泡成形品を作製する型内発泡成形を実施する。この型内発泡成形時、キャビティには押し駒7が挿入されたままになっており、発泡成形品には押し駒7の形状に対応した凹部や貫通穴(アンダーカット部)が形成される。
【0028】
所定時間の加熱後、成形型を冷却する。次に、製造した発泡成形品を取り出すために、第1の型を上昇させて型開きを行う。型開きの際、第1の型の上昇によって、縦スライド部材突出部2aに対する第1の型の押圧状態が解除されると、押し駒7をキャビティから退出させる方向に付勢している図示していない付勢手段により、横スライド部材6が押し駒7をキャビティから退出させる方向に移動し、ラックを介して歯車部材5及び縦スライド部材2もそれぞれ型開き状態時の位置に復元する。型開き状態では、縦スライド部材突出部2aが上死点まで押し上げられるとともに、押し駒7がキャビティに対して最も離間した位置まで退出している。
【0029】
このように、成形型の型開き動作によって、押し駒7は自動的に成形型から退出するので、型開きした後、成形型から発泡成形品をスムーズに取り出すことができる。これによって、所望位置にアンダーカット部が形成された発泡成形品をスムーズに製造することができる。
【0030】
本実施形態の発泡成形装置は、図1に示すラック&ピニオン機構1を利用し、成形型の縦方向の動きを横方向の運動に変え、横スライド部材6の先端に設けた押し駒7が成形型のキャビティ内外を進退させる構成としたので、成形型の型締め時には押し駒7が自動的にキャビティ内に進入し、この状態でキャビティ内への予備発泡粒子の充填及び型内発泡成形を行うことで、発泡成形品の所定位置にアンダーカット部を形成することができ、その後、成形型を型開きすると、付勢部材によって、押し駒7がキャビティから退出する方向に横スライド部材6が自動的に移動し、成形型からアンダーカット部が形成された発泡成形品を取り出すことができる。したがって、この発泡成形装置は、成形型の開閉動作に応じて作動する小型で信頼性の高い機構を発泡成形装置に付設するだけで、アンダーカット付きの発泡成形品を製造できるので、アンダーカット付き発泡成形品を製造する発泡成形装置を低コストで提供することができる。
【0031】
また、ラック&ピニオン機構1を外装体8a,8b及びo−リングにより密閉された構造とし、さらに外装体8a,8b内に潤滑油を充填した構造とすれば、ラック&ピニオン機構1の歯車同士の摩擦が潤滑油によって潤滑され、歯車の損耗が低減できると共に、潤滑油が外部に漏れ出すことがなく、さらに部品内のパーツが蒸気や水にさらされる事を防ぐことができるので、長期間安定して作動させることができ、メンテナンスが容易になる。
【0032】
また、成形型のフレーム内にラック&ピニオン機構1の部品を入れ、インナープレートと成形型の間に部品を固定することで、成形型のフレームを専用の物とする必要がなく、従来の発泡成形装置に簡単に適用可能であり、付設時にフレーム外への蒸気漏れを生じることも無い。さらにバックプレート側には触れていないので冷却配管の取り回しが自由にできる。
【実施例】
【0033】
以下、本発明の発泡成形装置の実施例を記す。
なお、以下の実施例1〜3では、図2〜図4に示すように、アンダーカット部を有する角箱状の発泡樹脂容器の製造において本発明を適用させた場合を例示している。また以下の実施例では、角箱状の発泡樹脂容器を製造するために、第1の型及び第2の型として雄型及び雌型を用いており、下側の雌型を固定し、上側の雄型を上下動させて型締め・型開きを行う構成としている。これらの実施例は、本発明の単なる例示であり、本発明はこれらの実施例の例示にのみ限定されるものではない。
【0034】
[実施例1]
本実施例による発泡成形装置について、図面を参照して説明する。
図2は本実施例で製造される容器11(発泡成形品)を示す斜視図である。図5は型開き状態における発泡成形装置20を示す要部断面図、図6は型締め途中の状態の発泡成形装置20を示す要部断面図、図7は予備発泡粒子充填時の状態(クラッキング時)の発泡成形装置20を示す要部断面図、図8は型内発泡成形工程中の発泡成形装置20を示す要部断面図、図9は型内発泡成形後の型開き直後の発泡成形装置20を示す要部断面図、図10は製品取り出し時の発泡成形装置20を示す要部断面図である。これらの図中、符号11は容器(発泡成形品)、12は取手部(アンダーカット部)、20は発泡成形装置、21は雄型、22は雌型、23はキャビティ、24はラック&ピニオン機構、25は縦スライド部材、26は歯車部材、27は横スライド部材、27aはラック、28は押し駒、29はバネである。
【0035】
本実施例の発泡成形装置20は、生鮮食品輸送・搬送用の発泡合成樹脂からなる角形箱状をなす発泡容器の両方の側面に取手部12(アンダーカット部)を有する容器11を成形するためのものであり、雄型21と雌型22からなる成形型を型締め時に形成されるキャビティ23は、取手部12以外は図2に示す容器11に対応した空間形状を有している。
【0036】
取手部12(アンダーカット部)を形成するラック&ピニオン機構24が固定された雌型22と、雄型21は、共に発泡成形装置20のインサイドプレートと呼ばれる基板にネジ等などで固定されている。
【0037】
取手部12を形成するラック&ピニオン機構24は、雌型22と雌型22の基板にネジで固定されている。このラック&ピニオン機構24は、型締め時、雄型21のプレートに当接して押圧される位置に配置され、ラック(図示略)が設けられた縦スライド部材25と、縦スライド部材25のラックに係合して回転する歯車部材26と、この歯車部材26に係合したラック27aを有し、先端にキャビティ23内外を進退する押し駒28が設けられた横スライド部材27と、押し駒28がキャビティ23から退出する方向に向けて横スライド部材27を付勢しているバネ29と、これらを密閉する外装体とを備えて構成されている。
【0038】
本実施例では、縦スライド部材25のラックと横スライド部材27のラック27aに接する歯車の大きさを変えており、縦スライド部材25が縦に移動した分に対し、横スライド部材27が1.5倍横に移動するようになっている。ラック&ピニオン機構24の縦スライド部材25及び横スライド部材27には、蒸気、水等のユーティリティーが外装体内部に入らないように適所にo−リング(図示略)を嵌めてあり、また歯車、ラック部分にはグリスなどを塗ってある。
【0039】
以下、成形工程を順に説明する。
・型締め工程1(図5)
型締め工程途中で雄型21側のプレートに取り付けた部品が縦スライド部材25を押し、歯車部材26が回転し、それに伴い横スライド部材27が移動し、押し駒28がキャビティ23内に進入する。
【0040】
・充填工程(図6)
キャビティ23に予備発泡粒子を充填する際、クラッキングと称し3〜5mm型締め状態から成形型を開き高圧空気と一緒に予備発泡樹脂をキャビティ23内に入れる工程がある。このとき取手部12を形成する押し駒28は途中までキャビティ23内に進入し、フィーダー(図示略)で予備発泡粒子をキャビティ23内に充填する。
【0041】
・型締め工程2(図7)
雄型21を降下させて成形型を型締めすると、3〜5mm縦スライド部材25が押し下げられ、歯車部材26が回転し、それに伴い横スライド部材27が移動し、押し駒28がキャビティ23内の最大進入位置に移動する。この時、押し駒28がキャビティから離間する方向に向けて横スライド部材27を付勢しているバネ29は、圧縮された状態になっている。
【0042】
・型内発泡成形・冷却工程(図8)
一般的な型内発泡成形・冷却工程を行う。成形型加熱、一方加熱、逆一方加熱、両面加熱を行い、成形型内の発泡粒子同士を融着させ、その後排気、水冷、排水、排気、真空放冷を行い樹脂の発泡圧力を一定値まで下げる。
【0043】
・型開き工程1(図9)
型開きを行うと、雄型21側のフレームによる縦スライド部材25の押圧が解除され、それに伴いバネ29の反発力により横スライド部材27が押され、それに伴い歯車部材26が回転し、縦スライド部材25が後退した分戻る。押し駒28は、先端がキャビティ内で作製された容器11から離れ、容器11の側面には押し駒28の形状に相当する凹部(取手部12)が形成される。
【0044】
・型開き工程2(図10)
雌型22から雄型21が離れ、且つ押し駒28が完全に後退した後、雌型22側に設けられた図示していないエジェクトピンなどで容器11を押し、容器11を型内から取り出す。
【0045】
前述した各工程を順に実施することによって、図2に示すように、角形箱状をなし、両方の側面に取手部12となる凹部が形成された容器11(発泡成形品)が製造される。
【0046】
[実施例2]
本実施例による発泡成形装置について、図面を参照して説明する。
図3は本実施例で製造される容器13(発泡成形品)を示す斜視図である。図11は型開き状態における発泡成形装置30を示す要部断面図、図12は型締め途中の状態の発泡成形装置30を示す要部断面図、図13は予備発泡粒子充填時の状態(クラッキング時)の発泡成形装置30を示す要部断面図、図14は型内発泡成形工程中の発泡成形装置30を示す要部断面図、図15は型内発泡成形後の型開き直後の発泡成形装置30を示す要部断面図、図16は製品取り出し時の発泡成形装置30を示す要部断面図である。これらの図中、符号13は容器(発泡成形品)、14は取手部、15は水抜き用の横穴(アンダーカット部)、30は発泡成形装置、31は雄型、32は雌型、33はキャビティ、34はラック&ピニオン機構、35は縦スライド部材、36は歯車部材、37は横スライド部材、37aはラック、38は押し駒である。
【0047】
本実施例の発泡成形装置30は、生鮮食品輸送・搬送用の発泡合成樹脂からなる角形箱状をなす発泡容器の両方の側面に取手部14及び該側面の下部に水抜き用の横穴15を有する容器13を成形するためのものであり、雄型31と雌型32からなる成形型を型締め時に形成されるキャビティ33は、横穴15以外は図3に示す容器13に対応した空間形状を有している。また、ラック&ピニオン機構34によりキャビティ33内外を進退させる押し駒38は、前記横穴15を形成するため、丸棒状になっている。
【0048】
横穴15を形成するラック&ピニオン機構34は、雌型32と雌型32の基板にネジで固定されている。このラック&ピニオン機構34は、型締め時、雄型31のプレートに当接して押圧される位置に配置され、ラック(図示略)が設けられた縦スライド部材35と、縦スライド部材35のラックに係合して回転する歯車部材36と、この歯車部材36に係合したラック37aを有し、先端にキャビティ33内外を進退する押し駒38が設けられた横スライド部材37と、押し駒38がキャビティ33から退出する方向に向けて横スライド部材37を付勢しているバネ(図示略)と、これらを密閉する外装体とを備えて構成されている。
【0049】
本実施例では、縦スライド部材35のラックと横スライド部材37のラック37aに接する各歯車の大きさは同じとし、縦横の移動比が1になっている。ラック&ピニオン機構34の縦スライド部材35及び横スライド部材37には、蒸気、水等のユーティリティーが外装体内部に入らないように適所にo−リング(図示略)を嵌めてあり、また歯車、ラック部分にはグリスなどを塗ってある。
【0050】
以下、成形工程を順に説明する。
・型締め工程1(図11)
型締め工程途中で雄型31側のプレートに取り付けた部品が縦スライド部材35を押し、歯車部材36が回転し、それに伴い横スライド部材37が移動し、押し駒38がキャビティ33内に進入する。
【0051】
・充填工程(図12)
キャビティ33に予備発泡粒子を充填する際、クラッキングと称し3〜5mm型締め状態から成形型を開き高圧空気と一緒に予備発泡樹脂をキャビティ33内に入れる工程がある。このとき横穴15を形成する押し駒38は途中までキャビティ33内に進入し、フィーダー(図示略)で予備発泡粒子をキャビティ33内に充填する。
【0052】
・型締め工程2(図13)
雄型31を降下させて成形型を型締めすると、3〜5mm縦スライド部材35が押し下げられ、歯車部材36が回転し、それに伴い横スライド部材37が移動し、押し駒38がキャビティ33内の最大進入位置に移動する。この時、押し駒38がキャビティから離間する方向に向けて横スライド部材37を付勢している図示していないバネは、圧縮された状態になっている。
【0053】
・型内発泡成形・冷却工程(図14)
一般的な型内発泡成形・冷却工程を行う。成形型加熱、一方加熱、逆一方加熱、両面加熱を行い、成形型内の発泡粒子同士を融着させ、その後排気、水冷、排水、排気、真空放冷を行い樹脂の発泡圧力を一定値まで下げる。
【0054】
・型開き工程1(図15)
型開きを行うと、雄型31側のフレームによる縦スライド部材35の押圧が解除され、それに伴いバネの反発力により横スライド部材37が押され、それに伴い歯車部材36が回転し、縦スライド部材35が後退した分戻る。押し駒38は、先端がキャビティ内で作製された容器13から離れ、容器13の側面下部には水抜き用の横穴15が貫通形成される。
【0055】
・型開き工程2(図16)
雌型32から雄型31が離れ、且つ押し駒38が完全に後退した後、雌型32側に設けられた図示していないエジェクトピンなどで容器13を押し、容器13を型内から取り出す。
【0056】
前述した各工程を順に実施することによって、図3に示すように、角形箱状をなし、両方の側面に取手部14が設けられると共に、側面下部に水抜き用の横穴15が形成された容器13(発泡成形品)が製造される。
【0057】
[実施例3]
本実施例による発泡成形装置について、図面を参照して説明する。
図4は本実施例で製造される容器(発泡成形品)を示す図であり、(a)は容器16の全体の斜視図、(b)は中央を縦断した容器16の斜視図である。図17は型開き状態における発泡成形装置40を示す要部断面図、図18は型締め途中の状態の発泡成形装置40を示す要部断面図、図19は予備発泡粒子充填時の状態(クラッキング時)の発泡成形装置40を示す要部断面図、図20は型内発泡成形工程中の発泡成形装置40を示す要部断面図、図21は型内発泡成形後の型開き直後の発泡成形装置40を示す要部断面図、図22は製品取り出し時の発泡成形装置40を示す要部断面図である。これらの図中、符号16は容器(発泡成形品)、17は取手部(アンダーカット部)、40は発泡成形装置、41は雄型、42は雌型、43はキャビティ、44はラック&ピニオン機構、45は縦スライド部材、46は歯車部材、47は横スライド部材、47aはラック、48は押し駒である。
【0058】
本実施例の発泡成形装置40は、生鮮食品輸送・搬送用の発泡合成樹脂からなる角形箱状をなす発泡容器の両方の側面に、斜め上方向に切り上がる取手部17(アンダーカット部)を有する容器16を成形するためのものであり、雄型41と雌型42からなる成形型を型締め時に形成されるキャビティ43は、取手部17以外は図4に示す容器16に対応した空間形状を有している。
【0059】
本実施例では、斜め上方向に切り上がる取手部17を形成するために横スライド部材47が斜めに設けられ、押し駒48のキャビティ侵入角度が水平方向と交差する角度になっている。ラック&ピニオン機構44の縦スライド部材45及び横スライド部材47には、蒸気、水等のユーティリティーが外装体内部に入らないように適所にo−リング(図示略)を嵌めてあり、また歯車、ラック部分にはグリスなどを塗ってある。
【0060】
以下、成形工程を順に説明する。
・型締め工程1(図17)
型締め工程途中で雄型41側のプレートに取り付けた部品が縦スライド部材45を押し、歯車部材46が回転し、それに伴い横スライド部材47が移動し、押し駒48が斜め上方に向けてキャビティ43内に進入する。
【0061】
・充填工程(図18)
キャビティ43に予備発泡粒子を充填する際、クラッキングと称し3〜5mm型締め状態から成形型を開き高圧空気と一緒に予備発泡樹脂をキャビティ43内に入れる工程がある。このとき取手部17を形成する押し駒48は途中までキャビティ43内に進入し、フィーダー(図示略)で予備発泡粒子をキャビティ43内に充填する。
【0062】
・型締め工程2(図19)
雄型41を降下させて成形型を型締めすると、3〜5mm縦スライド部材45が押し下げられ、歯車部材46が回転し、それに伴い横スライド部材47が移動し、押し駒48がキャビティ23内の最大進入位置に移動する。この時、押し駒48がキャビティから離間する方向に向けて横スライド部材47を付勢している図示していないバネは、圧縮された状態になっている。
【0063】
・型内発泡成形・冷却工程(図20)
一般的な型内発泡成形・冷却工程を行う。成形型加熱、一方加熱、逆一方加熱、両面加熱を行い、成形型内の発泡粒子同士を融着させ、その後排気、水冷、排水、排気、真空放冷を行い樹脂の発泡圧力を一定値まで下げる。
【0064】
・型開き工程1(図21)
型開きを行うと、雄型41側のフレームによる縦スライド部材45の押圧が解除され、それに伴いバネの反発力により横スライド部材47が押され、それに伴い歯車部材46が回転し、縦スライド部材45が後退した分戻る。押し駒48は、先端がキャビティ内で作製された容器16から離れ、容器16の側面には押し駒48の形状に相当する斜め上方に切り上がる凹部(取手部17)が形成される。
【0065】
・型開き工程2(図22)
雌型42から雄型41が離れ、且つ押し駒48が完全に後退した後、雌型42側に設けられた図示していないエジェクトピンなどで容器41を押し、容器41を型内から取り出す。
【0066】
前述した各工程を順に実施することによって、図4に示すように、角形箱状をなし、両方の側面に、斜め上方に切り上がった取手部12が形成された容器16(発泡成形品)が製造される。
【図面の簡単な説明】
【0067】
【図1】本発明の発泡成形装置の一実施形態を示すラック&ピニオン機構の斜視図である。
【図2】実施例1で製造した発泡成形品を示す斜視図である。
【図3】実施例2で製造した発泡成形品を示す斜視図である。
【図4】実施例3で製造した発泡成形品を示す斜視図である。
【図5】実施例1の発泡成形装置であり、型開き状態における発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図6】実施例1の発泡成形装置であり、型締め途中の状態の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図7】実施例1の発泡成形装置であり、予備発泡粒子充填時の状態(クラッキング時)の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図8】実施例1の発泡成形装置であり、型内発泡成形工程中の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図9】実施例1の発泡成形装置であり、型内発泡成形後の型開き直後の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図10】実施例1の発泡成形装置であり、製品取り出し時の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図11】実施例2の発泡成形装置であり、型開き状態における発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図12】実施例2の発泡成形装置であり、型締め途中の状態の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図13】実施例2の発泡成形装置であり、予備発泡粒子充填時の状態(クラッキング時)の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図14】実施例2の発泡成形装置であり、型内発泡成形工程中の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図15】実施例2の発泡成形装置であり、型内発泡成形後の型開き直後の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図16】実施例2の発泡成形装置であり、製品取り出し時の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図17】実施例3の発泡成形装置であり、型開き状態における発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図18】実施例3の発泡成形装置であり、型締め途中の状態の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図19】実施例3の発泡成形装置であり、予備発泡粒子充填時の状態(クラッキング時)の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図20】実施例3の発泡成形装置であり、型内発泡成形工程中の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図21】実施例3の発泡成形装置であり、型内発泡成形後の型開き直後の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【図22】実施例3の発泡成形装置であり、製品取り出し時の発泡成形装置を示す要部断面図である。
【符号の説明】
【0068】
1…ラック&ピニオン機構、2…縦スライド部材、2a…縦スライド部材突出部、3…ラック、4…歯車、5…歯車部材、6…横スライド部材、7…押し駒、8a,8b…外装体、11,13,16…発泡成形品(容器)、12,14,17…取手部、15…横穴、20,30,40…発泡成形装置、21,31,41…雄型、22,32,42…雌型、23,33,43…キャビティ、24,34,44…ラック&ピニオン機構、25,35,45…縦スライド部材、26,36,46…歯車部材、27,37,47…横スライド部材、27a,37a,47a…ラック、28,38,48…押し駒、29…バネ(付勢手段)。

【出願人】 【識別番号】000002440
【氏名又は名称】積水化成品工業株式会社
【出願日】 平成18年8月24日(2006.8.24)
【代理人】 【識別番号】100106909
【弁理士】
【氏名又は名称】棚井 澄雄

【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武

【識別番号】100101465
【弁理士】
【氏名又は名称】青山 正和

【識別番号】100094400
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 三義

【識別番号】100106057
【弁理士】
【氏名又は名称】柳井 則子


【公開番号】 特開2008−49580(P2008−49580A)
【公開日】 平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願番号】 特願2006−227702(P2006−227702)