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【発明の名称】 セメント混練材の攪拌装置
【発明者】 【氏名】森井 直治

【要約】 【課題】本発明はセメント混練材を攪拌する攪拌ドラムに、金属製線材の格子組み蓋体を付設する場合に、該蓋体の耐荷力を向上し、攪拌ドラムに対し適切に閉合でき、又蓋体の開閉作業が容易に行え、更に蓋体の開閉によって攪拌羽根を自動的に回転又は停止するようにした攪拌装置を提供する。

【解決手段】攪拌ドラム1の上部開口を覆う蓋体2を金属製線材を格子組みして形成するに当たり、上記蓋体2の最外周部に攪拌ドラム1の上部開口径より大口径の金属製線材3から成る環状ドラム当て6を設け、該環状金属製線材から成る環状ドラム当て6を上記攪拌ドラム1の上部開口を画成する同ドラム上端の環状蓋当て8に閉合する構成を有し、更に該環状ドラム当て6を形成する環状金属製線材3をヒンジ9を介して攪拌ドラム1上端に片開き可能に取り付けた構造を有するセメント混練材の攪拌装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
有底の攪拌ドラムの上部開口を覆う蓋体を有し、該蓋体は金属製線材を格子組みし、該格子組み金属製線材間に多数の開放窓を形成したセメント混練材の攪拌装置において、上記蓋体は最外周部に環状金属製線材から成る環状ドラム当てを有し、該環状金属製線材から成る環状ドラム当てを上記攪拌ドラムの上部開口を画成する同ドラム上端の環状蓋当てに閉合する構成を有し、該環状ドラム当てを形成する環状金属製線材をヒンジを介して攪拌ドラム上端に片開き可能に取り付けたことを特徴とするセメント混練材の攪拌装置。
【請求項2】
有底の攪拌ドラムの上部開口を覆う蓋体を有し、該蓋体は金属製線材を格子組みし、該格子組み金属製線材間に多数の開放窓を形成したセメント混練材の攪拌装置において、上記蓋体は最外周部に環状に配巡した金属製枠板を有し、該環状金属製枠板の外周縁部で環状ドラム当てを形成し、該環状金属製枠板の環状ドラム当てを上記攪拌ドラムの上部開口を画成する同ドラム上端の環状蓋当てに閉合する構成を有し、該環状ドラム当てを形成する環状金属製枠板をヒンジを介して攪拌ドラム上端に片開き可能に取り付けたことを特徴とするセメント混練材の攪拌装置。
【請求項3】
上記ヒンジ部に上記蓋体を開いた時に攪拌ドラム内の攪拌羽根の回転を停止するスイッチを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のセメント混練材の攪拌装置。
【請求項4】
上記蓋体は太径の金属製線材から成る構造骨と、該構造骨間に配した構造骨間の開放窓を細分する細径の金属製線材から成る間骨を有する請求項1又は2記載のセメント混練材の攪拌装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明はセメント混練材を混練する攪拌装置、殊に該攪拌装置における蓋体の構造に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1のセメント混練材の攪拌装置は有底の攪拌ドラムの上部開口を覆う蓋体を有し、該蓋体は金属製線材を格子組みし、各格子組み金属製線材間に多数の開放窓を形成した構造を有している。
【0003】
上記攪拌装置の蓋体は放射状太径線材と環状太径線材を交差組みし、放射状太径線材の外端にフック部を曲成し、該フック部を攪拌ドラムの上端に掛け止めして蓋体の閉合を保持する構成にしている。
【0004】
上記放射状太径線材とこれに交差するように配した環状太径線材とにより大口径の複数の開放窓を画成し、該大口径の開放窓を通じてセメント混練材を投入できるようにしている。
【0005】
又上記蓋体は攪拌ドラムに連結せずにドラムから遊離して取り外し可能にしている。
【0006】
【特許文献1】特開昭63−175632号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記セメント混練材の攪拌装置においては作業員が高重量の蓋体を持ち上げて攪拌ドラムに閉蓋したり取り外したりせねばならず、この際フック部を攪拌ドラムの上端に目視にて掛け止めせねばならず開閉作業が煩雑である。
【0008】
又フック部が外力により変形し掛け止め不可となったり、掛け止め部(蓋体)に遊びを生ずる恐れを有している。
【0009】
加えてフック部による複点支持であるので、耐荷力に劣る問題を有している。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は金属線材を格子組みして形成した蓋体の最外周部に環状に配巡した金属製線材から成るドラム当てを形成し、又は金属線材を格子組みして形成した蓋体の最外周部に環状に配巡した金属製枠板にてドラム当てを形成し、該環状ドラム当てを形成する環状金属製線材又は環状金属製枠板を上記攪拌ドラム上端の環状蓋当てに閉合する構成にし、該環状金属製線材又は環状金属製枠板から成る環状ドラム当てにて蓋体の荷重並びに外的荷重等に対する耐荷力を向上させたものである。
【0011】
又フック掛け構造を排しフックの変形やガタ、掛け止めに支障を来す等の問題を解消したものである。
【0012】
更に上記環状ドラム当てを形成する環状金属製線材又は環状金属製枠板をヒンジを介して攪拌ドラム上端に片開き可能に取り付けて蓋体を容易に開閉できるようにしたものである。
【0013】
更には上記ヒンジ部に上記蓋体を開いた時に攪拌ドラム内の攪拌羽根の回転を停止し、蓋体を閉じた時に攪拌羽根を回転せしめるスイッチを設け、蓋体の閉合によって混練・攪拌時における安全性を確保しつつ、蓋体の開放と同期して攪拌羽根の回転を停止し非混練時(ドラム上部開口の解放時)における安全性を確保するようにしたものである。併せて節電対策としたものである。
【0014】
又上記蓋体は太径の金属製線材から成る構造骨と、該構造骨間に配した構造骨間の開放窓を細分する細径の金属製線材から成る間骨を設けた構造により、蓋体を通しての手指の挿入、異物の侵入等を防止し、上記安全性を更に向上させたものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、上記蓋体の最外周部に環状金属製線材又は環状金属製枠板を設けた蓋構造と、該環状金属線線材又は環状金属製枠板をドラム上端の蓋当てに環状に載荷し閉合する構成によって、蓋体の耐荷力を大幅に向上すると共に、環状金属線線材又は環状金属製枠板によって適切に閉合でき、従来のフック掛けによる問題を有効に解消することができる。
【0016】
又上記ヒンジによって蓋体の開閉作業が容易に行え、更に該ヒンジ部に設けたスイッチを蓋体の開放と同期して自動的にOFFにし攪拌羽根を停止させ安全性を担保し、節電を図ることができる。ひいては作業中に繰り返しスイッチをON・OFF操作せねばならない煩雑さを解消できる。
【0017】
又太径の金属製線材で画成された開放窓を細径の金属製線材にて細分することにより、異物や手指の侵入を有効に防止し、安全性を担保できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下発明を実施するための最良の形態を図1乃至図11に基づき説明する。
【0019】
図1,図8乃至図11に示すように、セメント混練材の攪拌装置は有底の攪拌ドラム1の上部開口を覆う蓋体2を有し、該蓋体2は金属製線材3,4を格子組みし、該各格子組み金属製線材3,4間に多数の開放窓5を形成した構造を有する。
【0020】
上記攪拌装置におけるセメント混練材とは、砂、砂利、繊維、流動合成樹脂、鉱滓、焼却灰、その他の廃材等の各種骨材を選択的に配合して成るセメント混練材である。殊にセメントとこれら骨材と共に流動合成樹脂と補強繊維を配合した補強繊維入りポリマーセメントモルタルを含む。
【0021】
図8,図9に示す蓋体2は中央部に蓋体2の中心と同心の太径の金属製線材3から成る内周環状構造骨3aを有し、該内周環状構造骨3aから放射状に延びる太径の金属製線材3から成る放射状構造骨3bを有し、更に上記内周環状構造骨3aの外側に離間して太径の金属製線材3から成る中間環状構造骨3cを同心に配巡し、各放射状構造骨3bに溶接する。
【0022】
上記中間環状構造骨3cの内側に該構造骨3cと内周環状構造骨3aと放射状構造骨3bとで大口径の開放窓5aを画成する。
【0023】
図8,図9に示す蓋体2においては、金属製線材を交差組みして成る蓋体2の最外周部に攪拌ドラム1の上部開口径Rより大口径で且つ太径の金属製線材3から成る外周環状構造骨3dを配巡し、該外周環状構造骨3dで環状ドラム当て6を形成し、該太径の金属製線材3から成る外周環状構造骨3d(環状ドラム当て6)を上記攪拌ドラム1の上部開口を画成する同ドラム上端の環状蓋当て8に閉合する構成にする。
【0024】
上記攪拌ドラム1の上端にはフランジ7を設け、該フランジ7により外周環状構造骨3dを載荷する広面積の閉合面(上面)を有する環状蓋当て8を形成し、該フランジ7の上面に上記外周環状構造骨3dで形成した環状ドラム当て6を環状に閉合する。
【0025】
上記外周環状構造骨3dは上記放射状構造骨3bの外端末に溶接にて取り付け、同様に上記内周環状構造骨3aは上記放射状構造骨3bの内端末に溶接にて取り付ける。
【0026】
更に上記太径の金属製線材3から成る構造骨間の開放窓を細分する細径の金属製線材4から成る環状間骨4aを径方向に間隔を置いて複数本配巡し、各放射状構造骨3bに溶接して小口径の開放窓5bを形成し、異物や手指の侵入を防止し安全性を向上する。
【0027】
好ましい例示として図示のように、中間環状構造骨3cと外周環状構造骨3d間に放射状構造骨3bと交差する複数の上記環状間骨4aを配巡し、放射状構造骨3bに溶接して上記小口径の開放窓5bを形成して蓋体2を通しての手指の挿入、異物の侵入等を防止すると共に、内周環状構造骨3aと中間環状構造骨3c間に上記大口径の開放窓5aを形成し、該開放窓5aを通じてセメント混練材の組成物又は水等を投入できるようにする。
【0028】
図6,図7に示すように、上記環状ドラム当て6を形成する環状金属製線材(外周環状構造骨3d)をヒンジ9を介して上部開口を画成する攪拌ドラム1上端に片開き可能に取り付ける。
【0029】
上記蓋体2の外周環状構造骨3dには上記ヒンジ9とは反対側の部位に太径の金属製線材から成る取手28を外端に向け上り傾斜となるように取り付け、蓋体2の開閉の便に供する。
【0030】
図10、図11に示す蓋体2は最外周部に環状に配巡した金属製枠板10を有し、該環状金属製枠板10の外周縁部で攪拌ドラム1の上部開口径Rより大口径の環状ドラム当て6を形成し、該金属製枠板10の内域に金属製線材から成る交差組み構造を形成する。
【0031】
上記金属製枠板10は上端から下方へ向け拡大するように傾斜する枠板部10aと該枠板部10aの下端縁から水平に張り出した鍔板10bを有し、該鍔板10bにて環状ドラム当て6を形成し、枠板部10aの内域に金属製線材から成る交差組み構造を形成する。
【0032】
上記環状金属製枠板10の環状ドラム当て6を上記攪拌ドラム1の上部開口を画成する同ドラム上端の環状蓋当て8に閉合する。
【0033】
上記環状ドラム当て6を形成する環状金属製枠板10はヒンジ9を介して攪拌ドラム1上端に片開き可能に取り付ける。即ち上記環状金属製枠板10の鍔板10b(環状ドラム当て6)をヒンジ9を介してドラム上端に片開き可能に連結する。
【0034】
具体例として、太径の金属製線材3から成る外周環状構造骨3dを上記環状金属製枠板10(枠板部10a)の上部開口縁に環状に配巡して溶接し、更に上記環状金属製枠板10(環状ドラム当て6)の内域、即ち外周環状構造骨3dの内域に蓋体2の中心部、即ち攪拌ドラム1の中心部において交差し且つ径方向に延びる放射状構造骨3bを配し、該放射状構造骨3bの相互を交差部で溶接すると共に、同外端末を外周環状構造骨3dに溶接する。
【0035】
又上記外周環状構造骨3dと放射状構造骨3bで画成される大口径の開放窓を細分する細径の金属製線材4から成る間骨4aを間隔を置いて格子組みし、該格子組み間骨4aを放射状構造骨3bと外周環状構造骨3dに溶接して小口径の開放窓5bを形成し、異物や手指の侵入を防止し安全性を向上する。
【0036】
上記攪拌ドラム1の上端にはフランジ7を設け、該フランジ7により環状金属製枠板10を載荷する広面積の閉合面(上面)を有する環状蓋当て8を形成し、該フランジ7の上面に上記環状金属製枠板10の環状ドラム当て6を環状に閉合する。
【0037】
上記蓋体2の環状金属製枠板10には上記ヒンジ9とは反対側の部位に太径の金属製線材から成る取手28を外端に向け上り傾斜となるように取り付け、蓋体2の開閉の便に供する。
【0038】
図6に示すように、更には上記ヒンジ9を配した部位に上記蓋体2を開いた時に攪拌ドラム1内の攪拌羽根11の回転を停止し且つ蓋体2を閉合した時に同攪拌羽根11を回転するスイッチ(モーター14のON・OFFスイッチ)12を設け、蓋体2の閉合によって混練時における安全性を確保しつつ、蓋体2の開放と同期して攪拌羽根11の回転を停止し非混練時(ドラム上部開口の解放時)における安全性を確保し、節電を図る。ひいては作業中に繰り返しスイッチをON・OFF操作せねばならない煩雑さを解消する。
【0039】
具体例として攪拌ドラム1の周壁13b上端に固定ヒンジ9aを取り付けると共に、外周環状構造骨3d又は環状金属製枠板10(鍔板10b)に回動ヒンジ9bを取り付け、更に攪拌ドラム1周壁13b上端の外側面にスイッチ12を取り付け、即ち固定ヒンジ9aを設けた部位のドラム周壁13b上端にスイッチ12を取り付け、蓋体2を閉合した時に回動ヒンジ9bにより上記スイッチ12を押圧して(ONして)モーター14を駆動し攪拌ドラム1内の攪拌羽根11を回転駆動する。
【0040】
又蓋体2を片開きした時に回動ヒンジ9bによるスイッチ12の押圧を解除して(OFFして)モーター14を停止し攪拌ドラム1内の攪拌羽根11の回転駆動を停止する。
【0041】
上記攪拌ドラム1の底板13aの下位にはモーター14が配設され、該モーター14の駆動軸15を上記底板13aを貫通してドラム中心軸線上に立ち上げ、該駆動軸15の上端に冠ドラム25を組み付け、冠ドラム25から延出したアーム21の外端末に攪拌羽根11を取り付け、該攪拌羽根11を冠ドラム25とアーム21を介して上記駆動軸15と一体に回転せしめる。
【0042】
又上記駆動軸15は底板13aの中央部から立ち上げた内ドラム26で攪拌ドラム1内の略全長に亘り包囲し、該内ドラム26の上端に上記冠ドラム25を回転可に嵌合し、嵌合部を環状滑り材27にて封止する。
【0043】
上記攪拌ドラム1は荷台16を形成する複数本の脚柱17上端に支持し、該脚柱17の下端に転子18を設けて移動可能にすると共に、該脚柱17の下端に上記転子18を設置面より離間する操作レバー20を設け、転子18の離間により脚柱17下端を設置面に直接設置する構造を有する。
【0044】
図4,図5に示すように、上記荷台16の脚柱17の内域に上記モーター14を配し、脚柱17間に該モーター14の回転速度を制御するインバーター19を取り付ける。
【0045】
図2,図4に示すように、上記攪拌ドラム1の底板13aは中心部から下り傾斜となる傾斜底板13aにし、該傾斜底板13aの中心部を貫通して上記駆動軸15を立ち上げ、上記攪拌羽根11を傾斜底板13aの下端傾斜部22に沿い、即ちドラム1の周壁13b下端と傾斜底板13a下端とで形成する鋭角の環状入隅部23aに沿い回転し混練するように配すると共に、他の攪拌羽根11を傾斜底板13aの上端傾斜部24に沿い、即ち内ドラム26の周壁下端と傾斜底板13aの上端とで形成する鈍角の環状入隅部23bに沿い回転するように配する。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】セメント混練材の攪拌装置の平面図。
【図2】同攪拌装置の側面図。
【図3】同攪拌装置の背面図。
【図4】同攪拌装置の攪拌羽根を側面視する断面図。
【図5】同攪拌装置から蓋体を除去して示す平面図。
【図6】同攪拌装置の蓋体を開閉するヒンジ部とモータON・OFF用スイッチ部の斜視図。
【図7】上記蓋体を閉鎖によって上記スイッチをONした状態を示す側面図。
【図8】上記蓋体の一例を示す斜視図。
【図9】同断面図。
【図10】上記蓋体の他例を示す斜視図。
【図11】同断面図。
【符号の説明】
【0047】
1…攪拌ドラム、2…蓋体、3…太径の金属製線材、3a…内周環状構造骨、3b…放射状構造骨、3c…中間環状構造骨、3d…外周環状構造骨、4…細径の金属製線材、4a…間骨、5…開放窓、5a…大口径の開放窓、5b…小口径の開放窓、6…環状ドラム当て、7…フランジ、8…環状蓋当て、9…ヒンジ、9a…固定ヒンジ、9b…回動ヒンジ、10…環状金属製枠板、10a…枠板部、10b…鍔板、11…攪拌羽根、12…スイッチ、13a…底板、14…モーター、15…駆動軸、16…荷台、17…脚柱、18…転子、19…インバーター、20…操作レバー、21…アーム、22…傾斜底板の下端傾斜部、23a…鋭角の環状入隅部、23b…鈍角の環状入隅部、24…傾斜底板の上端傾斜部、25…冠ドラム、26…内ドラム、27…環状滑り材、28…取手、R…攪拌ドラムの上部開口の径。
【出願人】 【識別番号】305035093
【氏名又は名称】株式会社ビルドランド
【出願日】 平成19年2月8日(2007.2.8)
【代理人】 【識別番号】100070323
【弁理士】
【氏名又は名称】中畑 孝


【公開番号】 特開2008−194853(P2008−194853A)
【公開日】 平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願番号】 特願2007−29697(P2007−29697)