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【発明の名称】 コンクリートの流し込み装置
【発明者】 【氏名】楊 明賢

【要約】 【課題】磨耗材のコストを低減し、流し込み作業がより効率的なコンクリートの流し込み装置を提供する。

【解決手段】装置の台座11に、ハイドロリックオイルタンク12、オイルポンプ、制御ボックス14、ダブルハイドロリックシリンダー、ダブルポンプ16などを備える本体機構1を備える。また、ダブルポンプの前に、貯料タンク2、攪拌装置、アダプタパイプ及びアダプタパイプの駆動装置からなる貯料機構を備える。その貯料機構を経由して、一つポンプで、貯料タンク2の原料を吸うと同時に、もう一つのポンプで、生コンクリートを押し出し、アダプタパイプを経由して送り出す。このため、中断せず、持続的に、生コンクリートを押し送るという効果を果たす。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置の台座に設けるハイドロリックオイルタンクと、オイルポンプと、制御ボックスと、ダブルハイドロリックシリンダーと、ダブルポンプとから形成される本体機構と、
前記装置の台座の前方に設けられる貯料タンクと、アダプタパイプと、アダプタパイプの駆動装置とから形成される貯料機構と、
を備え、
前記貯料タンクは、前記装置の台座の上方で前記ダブルポンプの前に設けられ、下方後側に有する二つの貫通孔を経由して、前記ダブルポンプの前に接続され、下方前側に原料供給管を有し、前記原料供給管は前記貯料タンクの内部と連通し、
前記アダプタパイプは、前記貯料タンクの内部において後方の前記二つの貫通孔と前方の前記原料供給管との間に接続される曲げ管であり、後端がフランジに連接し、前記フランジの上端が前記二つの貫通孔の中央上方で前記貯料タンクに回転可能に接続され、前記アダプタパイプの後端は交互に前記各貫通孔に連通し、前記アダプタパイプの前端は前記貯料タンクの前端において前記原料供給管に回転可能に接続され、前記ダブルポンプは前記貫通孔及び前記アダプタパイプを経由して前記貯料タンクの前端の前記原料供給管に連通し、
アダプタパイプの駆動装置は、ツーウェイハイドロリックシリンダー、第一回転軸、及びレバーから構成され、前記ツーウェイハイドロリックシリンダーは、前記貯料タンクの後面外側に設けられ、前記ツーウェイハイドロリックシリンダーの第一オイルパイプは前記制御ボックスに接続され、前記第一回転軸は、前記貯料タンクの後方まで貫通して回転可能であり、前端は前記アダプタパイプの後端の前記フランジに連接して連動の構造になり、後端は前記貯料タンクの後面から突き出すように露出され、前記レバーは、一端が前記ツーウェイハイドロリックシリンダーの所定の箇所に回転可能に設けられ、もう一端が前記第一回転軸の後端に連接するロッドであり、
前記ツーウェイハイドロリックシリンダーが作動すると、前記レバーが動いて前記第一回転軸が一定の角度まで回り、前記アダプタパイプが振れて交替に前記二つの貫通孔に連通することを特徴とするコンクリートの流し込み装置。
【請求項2】
前記貯料機構は攪拌装置を設け、前記攪拌装置は第一モーター、攪拌器、及び伝動グループからなり、
前記第一モーターは減速ギアボックスを具有する駆動装置であり、前記ダブルポンプの上方に締め付けられ、
前記攪拌器は第二回転軸を有し、横方向に沿って、前記貯料タンクの中を貫通し、かつ回転可能であり、前記第二回転軸の軸身に、若干の攪拌羽根を有し、
前記伝動グループは、前記第一モーターと前記攪拌器との間を連結し、前記第一モーターが前記伝動グループを介して前記攪拌器を駆動すると、前記攪拌器は前記貯料タンクにおいて回転及び攪拌することを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの流し込み装置。
【請求項3】
前記アダプタパイプの駆動装置の前記ツーウェイハイドロリックシリンダーは、前記貯料タンクの後面外側に水平に設けられ、前記ツーウェイハイドロリックシリンダーのシャフトの一端は前記貯料タンクの固定台座に回転可能に設けられ、前記ハイドロリックシリンダーの本体において前記第一オイルパイプは前記制御ボックスに接続され、前記制御ボックスのハイドロリックオイルは前記本体の左右移動を制御し、前記第一回転軸は前記貯料タンクの後方まで貫通して回転可能であり、前記第一回転軸の後端は前記ツーウェイハイドロリックシリンダーの下方において前記貯料タンクの後面から突き出すように露出され、前記レバーは一端が前記ツーウェイハイドロリックシリンダーの前記本体に回転可能に設けられ、他端が前記第一回転軸の後端に連結されることを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの流し込み装置。
【請求項4】
前記アダプタパイプの駆動装置は、さらに二つのセンサーを有し、前記二つのセンサーは貯料タンクの後面において前記レバーの両側の所定の箇所に取り付けられ、前記ツーウェイハイドロリックシリンダーの可動域を制限することを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの流し込み装置。
【請求項5】
前記貯料タンクは矩形のホッパー状の中空タンクであり、上段は上方が大きい口径の錐形開放状であり、下段は上段の下端に連接する直方体状であり、数段の筒形鋼板の連結で構成されることを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの流し込み装置。
【請求項6】
前記装置の台座の底部に、車輪及びユニバーサル方向のローラーを持つフレームを設け、
前記ハイドロリックオイルタンクは、前記装置の台座に配置され、ハイドロリックオイルを貯蔵するタンクであり、所定の箇所で第二オイルパイプにより前記オイルポンプに接続され、
前記オイルポンプは、第二モーターに駆動され、前記第二オイルパイプを経由し、ハイドロリックオイルを取り出し、前記制御ボックス及び前記ダブルハイドロリックシリンダーの高圧オイルの取り込み装置へ輸送し、前記第二オイルパイプで前記制御ボックス及び前記ダブルハイドロリックシリンダーに接続され、
前記制御ボックスは、装置の起動、停止、一時停止などの機能を制御する中央制御装置であり、内部に、必要なハイドロリック制御設備及び電気設備を設置し、また、回流管で前記ハイドロリックオイルタンクに接続され、
前記ダブルハイドロリックシリンダーは、前記二本のハイドロリックシリンダーが並列して構成され、それぞれ、第三オイルパイプで前記制御ボックスの中のハイドロリック制御設備に接続され、
前記ダブルポンプは生コンクリートを取り込み、かつ、高圧で押し出す装置であり、内部に、シャフト及びピストンを持つ二本のポンプで構成され、前記ダブルハイドロリックシリンダーの前の作動端に接続され、前記シャフトも前記ダブルハイドロリックシリンダーと接続するように構成され、前記ピストンを作動すると、生コンクリートの取り込み、又は押し送り動作を発生させることを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの流し込み装置。
【請求項7】
前記制御ボックスの所定の箇所に、リモートコントロール装置を設け、前記リモートコントロール装置に設ける制御ワイヤで、コンクリートの流し込みを制御することを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの流し込み装置。
【請求項8】
さらに、冷却装置を設け、前記冷却装置は、前記ハイドロリックオイルタンクの最底層に入れられ、管路で前記ハイドロリックオイルタンクに連通し、ハイドロリックオイルを冷却することを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの流し込み装置。
【請求項9】
さらに、冷却装置を設け、前記冷却装置は、前記制御ボックスと前記貯料タンクとの間に取り付けられ、管路で前記ハイドロリックオイルタンクに連通し、ハイドロリックオイルを冷却することを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの流し込み装置。
【請求項10】
前記貯料タンクは下筒及び上筒で構成され、前記下筒及び前記上筒の外に、それぞれ、一つの第一枢設台座及び一つの第二枢設台座を設け、かつ、枢設軸が前記第一枢設台座及び前記第二枢設台座を貫通することにより、前記第一枢設台座及び前記第二枢設台座を枢結することを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの流し込み装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明はコンクリートの流し込み装置に関し、特に、装置の本体で、直接生コンクリートおよび塗料の混合、攪拌作業を行って、持続的に、生コンクリートおよび塗料を押し送るという装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、よく目にするコンクリートの押し送り装置は、図16に示すように、生コンクリートをホース30に入れたあとで、当該装置10における幾つかのローラー20のローリングを経由して、間欠的に作動するようにホース30をしぼり、管内の生コンクリートを高い建物又は指定の箇所へ輸送することにより、コンクリートの流し込みの工程で使われる。
【0003】
しかし、そのようなコンクリートの押し送り装置は、ホース30のしぼり方式を採用し、輸送の効果を達成したが、ホース30はいつも応力の作用で、破損する。ゆえに、ホース30が消耗品であるだけでなく、施工のコストも増加する。さらに、押し送り作業を終えたとき、ホースに多くの生コンクリートが残っても、装置は逆方向の回収ができず、管内の生コンクリートを容易に回収できなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、本発明の目的はコンクリートの流し込み装置を提供することにある。本発明のコンクリートの流し込み装置は、高圧のダブルハイドロリックシリンダー、二つのポンプの抽出、押し送り作動機能を設計する。特に、新規の貯料機構で、コンクリートの流し込み装置を構成する。コンクリートの流し込み装置で、直接、生コンクリートの混合、攪拌作業を行う。直接、貯料機構で、同時に、生コンクリートの取り入れ、高圧の押し送りを行い、コンクリートの流し込みの工程の効率化を図る。
本発明のもう一つの目的は、コンクリートの流し込み装置を逆方向に操作することにより、押し送りの動作を、取り入れる動作へ切り替えれるので、輸送パイプの中における生コンクリートを逆方向に流れるようにして、回収する。このため、輸送パイプの中の生コンクリートを容易に取り除くことができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するために、本発明に係るコンクリートの流し込み装置は、装置の台座に、ハイドロリックオイルタンク、オイルポンプ、制御ボックス、ダブルハイドロリックシリンダー、ダブルポンプなどを備える本体機構を備える。また、ダブルポンプの前に、貯料タンク、攪拌装置、アダプタパイプ及びアダプタパイプの駆動装置からなる貯料機構を備える。その貯料機構を経由して、一つのポンプで、貯料タンクの原料を吸うと同時に、もう一つのポンプで、生コンクリートを押し出し、アダプタパイプを経由して送り出す。それで、中断せず、持続的に、生コンクリートを押し送るという効果を果たす。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の各実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1から図3に示すように、本発明の第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置は、装置の台座11、ハイドロリックオイルタンク12、オイルポンプ13、制御ボックス14、ダブルハイドロリックシリンダー15、ダブルポンプ16、冷却装置17などを設ける本体機構1を備える。また、コンクリートの流し込み装置は、装置の台座11の前に、貯料タンク2、攪拌装置3、アダプタパイプ4及びアダプタパイプの駆動装置5からなる貯料機構を備える。尚、本発明の実施形態において、「前」及び「後」とは、図1における、装置の台座11の長手方向において、貯料タンク2が配置される方向を「前」、本体機構1が配置される方向を「後」とする。
【0007】
装置の台座11の底部に、車輪111及びユニバーサル方向のローラー112を持つフレームを設けるので(図1及び図2参照)、自由に、装置の停止及び放置の位置へ移動ができる。ハイドロリックオイルタンク12は装置の台座11に配置され、ハイドロリックオイルを貯蔵するタンクであり(図2及び図3参照)、所定の箇所で、オイルパイプ121で、オイルポンプ13に接続される。オイルポンプ13はモーター131に駆動され、オイルパイプ121を経由し、ハイドロリックオイルを取り出し(図3参照)、しかも、制御ボックス14及びダブルハイドロリックシリンダー15の高圧オイルの取り込み装置へ輸送し、オイルパイプ121で、制御ボックス14及びダブルハイドロリックシリンダー15に接続される。制御ボックス14は装置の起動、停止、一時停止などの機能を制御する中央制御装置である(図3参照)。その内部に、必要なハイドロリック制御設備(例えば、流量制御バルブ、圧力メーターなどユニット)及び電気設備を設置する。また、回流管141で、ハイドロリックオイルタンク12に接続されるので、ダブルハイドロリックシリンダー15の残留油をハイドロリックオイルタンク12へ戻す。ダブルハイドロリックシリンダー15は二本のハイドロリックシリンダー151が並列して構成され(図3及び図4参照)、それぞれ、オイルパイプ152で、制御ボックス14の中のハイドロリック制御設備に接続される。これにより、軸方向の推力が出て、ダブルポンプ16を駆動する。ダブルポンプ16は生コンクリートを取り込む又は高圧で押し出す装置であり(図4参照)、内部にシャフト162、162’及びピストン163、163’を持つ二つのポンプ161、161’からなり(図11及び図12参照)、しかも、ダブルポンプ15の前作動端に接続される。つまり、シャフト162、162’で、ダブルハイドロリックシリンダー15に接続され、ピストンを作動すると、生コンクリートの取り込み、又は押し送り動作を発生させる。冷却装置17はハイドロリックオイルを冷却し、ハイドロリックオイルタンク12及びオイルポンプ13の最底層に入れられる。また、管路で、ハイドロリックオイルタンク12に連通する。以上により、本実施形態のコンクリートの流し込み装置の本体機構1が構成される。
【0008】
貯料タンク2(図5から図7参照)は矩形又は他の形状のホッパー状の中空タンクであり、装置台座11の上方のダブルポンプ16の前に設けられる。その上段は上方が大きい口径の錐形開放状であり、下段は上段の下端に接続する直方体状である。それは数段の筒形鋼板の連結で構成される。その下方後側に、二つの貫通孔21、21’を設け、各貫通孔21、21’はそれぞれ前掲のポンプ161,161’の前に接続される(図9から図12参照)。その下方前側の中央に、原料供給管22が設けられる。原料供給管22は貯料タンク2の内部と連通する。貯料タンク2は、原料供給管22を経由して、輸送管7に接続される。
【0009】
攪拌装置3(図5、図7及び図8参照)はモーター31、攪拌器32、及び伝動グループ33からなる。モーター31は減速ギアボックスを具有する駆動装置であり、ダブルポンプ16の上方に締め付けられる。攪拌器32は回転軸321を持ち、横方向に沿って、貯料タンク2の中を貫通し、回転できる。回転軸321の軸身に、若干の攪拌羽根322が設けられる。伝動グループ33はチェーンホイール及びチェーンからなる動力伝動装置であり、モーター31と攪拌器32との間を結ぶ。モーター31が、伝動グループ33を介して攪拌器32を駆動すると、攪拌器32は貯料タンクで、回転し、攪拌する。
【0010】
アダプタパイプ4(図7から図12参照)は、貯料タンク2の内部後方における二つの貫通孔21、21’と前方の原料供給管22との間に接続される曲げ管である。その後端がフランジ41に接続し、フランジ41の上端は二つの貫通孔21、21’の中央上方で貯料タンク2に回動転可能に接続されるので、アダプタパイプ4の後端は、交互に、貫通孔21、21’のひとつに接続される。アダプタパイプ4の前端は貯料タンク2の前端の原料供給管22に回転可能に接続される。そして、ダブルポンプ16は貫通孔21、21’及びアダプタパイプ4を経由して、貯料タンク2の前端の原料供給管22に連通する(図11参照)。
【0011】
アダプタパイプの駆動装置5(図5、図6及び図7参照)は、アダプタパイプ4を駆動し、それを交互に二つの貫通孔21、21’に接続する装置であり、主に、ツーウェイハイドロリックシリンダー51、回転軸52、レバー53、及び二つのセンサー54から構成される。ツーウェイハイドロリックシリンダー51は水平に、貯料タンク2の後面外側に設けられる。ツーウェイハイドロリックシリンダー51のシャフト511の一端は貯料タンク2の固定台座23に回転可能に接続される。本体512におけるオイルパイプ513は制御ボックス14に接続されるので、制御ボックス14のハイドロリックオイルで、本体512の左右移動を制御する。回転軸52は貯料タンク2の後方まで貫通し、回転できる。回転軸52の前端はアダプタパイプ4の後端のフランジ41に接続し、連動の構造になり、その後端はツーウェイハイドロリックシリンダー51の下方で貯料タンク2の後面から突き出すように露出する。レバー53は一端がツーウェイハイドロリックシリンダー51の本体512に回転可能に接続し、もう一端が回転軸52の後端に接続するロッドである。二つのセンサー54はツーウェイハイドロリックシリンダー51の可動域を制限する装置であり、レバー53の両側における貯料タンク2の外の所定の箇所に取り付けられる。上述の構造設計により、ツーウェイハイドロリックシリンダー51の本体512が左右に移動することにより、レバー53を動かし、回転軸52を一定の角度まで回す。さらに、これにより、アダプタパイプ4が回動し、アダプタパイプ4の後端を交互に、二つの貫通孔21、21’に位置決める。
【0012】
図1及び図2に示すように、本体機構1、貯料タンク2、攪拌装置3、アダプタパイプ4、アダプタパイプの駆動装置5などにより、コンクリートの流し込み装置は構成される。その一つのポンプ161が貯料タンク2から、原料を吸い込むと同時に、もう一つのポンプ16は生コンクリート又は塗料を押し出し、アダプタパイプ4及び原料供給管22から送り出す。これにより、継続的に、生コンクリート又は塗料を押し送るという効果を遂げる。
【0013】
第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置は、高い建物のコンクリートの流し込みに応用するとき、コンクリートを高い建物に移動しなければならない。このとき、貯料タンク2に生コンクリートなどを入れ、攪拌装置3の攪拌器32で絶えず攪拌することにより、大量の生コンクリートを攪拌、混合する効果を達成するばかりでなく、貯蔵した生コンクリートの硬化も防止できる。生コンクリートを押し出すときに、制御ボックス14のハイドロリック制御設備はダブルハイドロリックシリンダー15を駆動し、ダブルポンプ16の一つのポンプ161が生コンクリートを吸い込み、もう一つのポンプ161’が生コンクリートを押し出す。ポンプ161のピストン163がダブルハイドロリックシリンダー15に、後へ引かれるとき、貫通孔21で、生コンクリートを吸い込むという動作が生じる(図9及び図12参照)。このとき、アダプタパイプの駆動装置5は、アダプタパイプ4の後端を別の貫通孔21’に連通させるように制御する。このとき、ポンプ161’のピストン163’は、ダブルハイドロリックシリンダー15に、前に動かされる。すると、貫通孔21’を経由して、生コンクリートの押し出すという動作が生じる(図9及び図11参照)。生コンクリートはアダプタパイプ4から、原料供給管22まで送られる。さらに、前端に接続する輸送管7で、高い建物へ移送し、コンクリートの流し込み作業を行う。要するに、二つのポンプ161、161’が持続的に吸い込み又は押し出し動作を進行しながら、アダプタパイプ4及びアダプタパイプの駆動装置5の制御で、交互に、二つの貫通孔21、21’の間に接続され(図9、図10参照)、高圧方式で、持続的に、生コンクリートを送り出す。作業が終えるときは、制御ボックス14の制御で、ダブルハイドロリックシリンダー15を逆方向に作動させ、輸送管7の生コンクリートを貯料タンク2へ回収する。
【0014】
(第2実施形態)
図13に示すのは、本発明の第2実施形態によるコンクリートの流し込み装置である。第2実施形態によるコンクリートの流し込み装置では、冷却装置17は、制御ボックス14と貯料タンク2との間に設置する。冷却装置17は、アーチ形状の外殻171に覆われる。冷却装置17の実施方式は空気冷却又は水冷式を採用し、ハイドロリックオイルの温度を下げる。
【0015】
(第3実施形態)
図14及び図15に示すのは、本発明の第3実施形態によるコンクリートの流し込み装置である。第3実施形態によるコンクリートの流し込み装置では、貯料タンク2は下筒25及び上筒26で構成される。下筒25は、貫通孔21、21’、原料の供給管22、固定台座23などを有する。上筒26は、攪拌装置3を有する。下筒25及び上筒26の外に、それぞれ、一つの枢設251、261を設けて、かつ、枢設軸27が枢設251、261を貫通することにより、枢設251、261を枢結する。これにより、上筒26は下筒25の上方に回動可能に取り付けられるので、保守、検査にとって、便利である。また、上筒26を回動させるために、前掲の攪拌装置3のモーター31及び伝動グループ33を上筒26の外部に取り付けてもよい。
また、本発明の本実施形態において、制御ボックスの所定の箇所に、リモートコントロール装置を設けてもよい。リモートコントロール装置に設置する制御ワイヤで、コンクリートの流し込み位置で、生コンクリートの出口の開閉、一時停止などを制御し、便利にコンクリートの流し込み作業を行う。
【0016】
(発明の効果)
本発明によるコンクリートの流し込み装置によれば、高圧で、生コンクリートを押し送るときに、従来からの既知装置のように、輸送のホースをしぼらないので、輸送ホースの損耗がなくて、有効的に、磨耗材のコストを低減する。また、ダブルハイドロリックシリンダー及びダブルポンプで、直接、貯料タンクを経由し、生コンクリートの吸い込み又は押し出しを行って、かつ、貯料タンクで、生コンクリートを混合するので、コンクリートの流し込み作業はより便利で効率的に行われる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置の本体機構の断面を示す模式図である。
【図4】本発明の第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置において、ダブルハイドロリックシリンダー及びダブルポンプを示す模式図である。
【図5】本発明の第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置の貯料機構を示す斜視図である。
【図6】本発明の第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置のアダプタパイプの駆動装置を示す模式図である。
【図7】本発明の第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置の貯料タンクの下方の局部断面を示す模式図である。
【図8】本発明の第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置の貯料タンク示す平面図である。
【図9】本発明の第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置のアダプタパイプを交互に貫通孔に接続する状態を示す模式図である。
【図10】本発明の第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置のアダプタパイプを交互に貫通孔に接続する状態を示す模式図である。
【図11】本発明の第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置の一つのポンプで、生コンクリートを押し出す動作を示す模式図である。
【図12】本発明の第1実施形態によるコンクリートの流し込み装置のもう一つのポンプで、生コンクリートを吸い込む動作を示す模式図である。
【図13】本発明の第2実施形態によるコンクリートの流し込み装置を示すの斜視図である。
【図14】本発明の第3実施形態によるコンクリートの流し込み装置を示す模式図である。
【図15】本発明の第3実施形態によるコンクリートの流し込み装置の貯料タンクを示す模式図である。
【図16】従来の生コンクリートの押し送り装置を示す模式図である。
【符号の説明】
【0018】
1:本体機構、11:装置の台座、111:車輪、112:ユニバーサル方向のローラー、12:ハイドロリックオイルタンク、121:オイルパイプ、13:オイルポンプ、131:モーター、14:制御ボックス、141:回流管、15:ダブルハイドロリックシリンダー、151:オイルシリンダー、152:オイルパイプ、16:ダブルポンプ、161、161’:ポンプ、162、162’:シャフト、162、163’:ピストン、17:冷却装置、2:貯料タンク、21、21’:貫通孔、22:原料供給管、23:固定台座、25:下筒、26:上筒、251、261:枢設、27:枢設軸、3:攪拌装置、31:モーター、32:攪拌器、321:回転軸、322:攪拌羽根、33:伝動グループ、4:アダプタパイプ、41:フランジ、5:アダプタパイプの駆動装置、51:ツーウェイハイドロリックシリンダー、511:シャフト、512:本体、513:オイルパイル、52:回転軸、53:レバー、54:センサー、6:リモートコントロール装置、61:制御ワイヤ、7:輸送管、171:アーチ形状の外殻、
【出願人】 【識別番号】507355043
【氏名又は名称】義恆工業有限公司
【出願日】 平成19年10月26日(2007.10.26)
【代理人】 【識別番号】100093779
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 雅紀


【公開番号】 特開2008−149704(P2008−149704A)
【公開日】 平成20年7月3日(2008.7.3)
【出願番号】 特願2007−278902(P2007−278902)