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生コンクリートの製造装置 - 特開2008−80545 | j-tokkyo
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【発明の名称】 生コンクリートの製造装置
【発明者】 【氏名】代田 俊秋

【要約】 【課題】簡単な構造のミキサードラムの正・逆回転で生コンクリート原料の撹拌と排出を効率よく行なうことができ、容易に低コストで製造することができる生コンクリートの製造装置を提供する。

【解決手段】トラック2の荷台4に取付けられた上部に軸受が設けられた一対の支柱10,23と、該一対の支柱の軸受に回転可能に支持された軸と、この軸の後方側の端部に固定され後端部が開口の円筒状のミキサードラム14と、該ミキサードラムの内壁面に設けられ、ミキサードラムの正回転によって原料を反開口側へ移動させながら撹拌でき、逆回転で生コンクリートを開口側に移動させることができるスクリュー15と、ミキサードラムの後部開口に取付けられた供給ホッパー25と、排出される生コンクリートを受ける排出シュート27と、ミキサードラム回転駆動装置22とで構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
トラックの荷台の運転室側部位あるいは、該部位の荷台に設置されたベース体に取付けられた上部に軸受が設けられた軸心方向がトラックの前後方向に位置する一対の支柱と、この一対の支柱の軸受に回転可能に支持された軸と、この軸の後方側の端部に端部壁の中央部が片持ち状態で固定された後端部が開口の円筒状のミキサードラムと、このミキサードラムの内壁面に設けられた、該ミキサードラムの正回転によって反開口側へ移動させながら撹拌でき、逆回転で開口より外部へ排出できるように移動させることができるスクリューと、前記ミキサードラムの後部開口より内部へ生コンクリートの原料を供給できるように前記荷台あるいはベース体に取付けられた供給ホッパーと、前記ミキサードラムの後部開口の下部に、該ミキサードラムより排出される生コンクリートを受けることができる排出シュートと、前記軸を正・逆回転させて前記ミキサードラムを正・逆回転させるミキサードラム駆動装置とからなることを特徴とする生コンクリートの製造装置。
【請求項2】
トラックの荷台の運転室側に設置された上部にベース体を備える支持台と、この支持台のベース体の後部側ほぼ中央部に取付けられた上部に軸受が形成された軸心方向がトラックの前後方向に位置する一対の支柱と、この一対の支柱の軸受に回転可能に支持された軸と、この軸の前方側の端部に端部壁のほぼ中央部が片持ち状態で固定された前端部が開口の円筒状のミキサードラムと、このミキサードラムの内壁面に設けられた、該ミキサードラムの正回転によって反開口側へ移動させながら撹拌でき、逆回転で開口より外部へ排出できるように移動させることができるスクリューと、前記ミキサードラムの前部開口より内部へ生コンクリートの原料を供給できるように前記ベース体に取付けられた供給ホッパーと、前記ミキサードラムの前部開口の下部に、該ミキサードラムより排出される生コンクリートを受けてトラックの荷台の後部より外部へ排出することができるベルトコンベアーと、前記軸を正・逆回転させて前記ミキサードラムを正・逆回転させる、前記ベース体に取付けられたミキサードラム駆動装置とからなることを特徴とする生コンクリートの製造装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は生コンクリートを使用する現場で生コンクリートを製造することができる生コンクリートの製造装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の生コンクリートの製造装置として、内部にらせん状ブレードを有し、上方部位にセメントの出入口が位置するように傾斜して配置された回転可能なセメント粉体輸送用ドラム;防水型防塵カバーを有し、セメント出入口に接続したセメント粉体排出路;セメント粉体排出路に付設されたセメント粉体定量送り装置;セメント粉体定量送り装置に接続したセメント混練装置;該混練装置に、供給水量調節装置を介して給水パイプにより該混練装置に接続されている混練水タンク;そして該混練装置に接続されているセメント混練物撹拌装置の全てを搭載してなるセメント混練物製造用トラックが考えられている。
【0003】
しかしながら、このようなコンクリートミキサー状のセメント混練物製造用トラックは特殊形状のセメント粉体輸送用ドラムを用いるとともに、上方部位にセメントの出入口が位置するように傾斜配置されているため、ドラム形状が特殊であるため、製造に手数がかかり、コスト高になるとともに、セメントの出口が上部に位置しているため、出来上がったセメントの排出に時間かかかり、効率よく排出できないという欠点があった。
【特許文献1】特開平5−208412
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、簡単な構造のミキサードラムを使用することができるとともに、該ミキサードラムの正・逆回転で生コンクリート原料の撹拌と排出を効率よく行なうことができる、製造が容易で、低コストで製造することができる生コンクリートの製造装置を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明はトラックの荷台の運転室側部位あるいは、該部位の荷台に設置されたベース体に取付けられた上部に軸受が設けられた軸心方向がトラックの前後方向に位置する一対の支柱と、この一対の支柱の軸受に回転可能に支持された軸と、この軸の後方側の端部に端部壁の中央部が片持ち状態で固定された後端部が開口の円筒状のミキサードラムと、このミキサードラムの内壁面に設けられた、該ミキサードラムの正回転によって反開口側へ移動させながら撹拌でき、逆回転で開口より外部へ排出できるように移動させることができるスクリューと、前記ミキサードラムの後部開口より内部へ生コンクリートの原料を供給できるように前記荷台あるいはベース体に取付けられた供給ホッパーと、前記ミキサードラムの後部開口の下部に、該ミキサードラムより排出される生コンクリートを受けることができる排出シュートと、前記軸を正・逆回転させて前記ミキサードラムを正・逆回転させるミキサードラム駆動装置とで生コンクリートの製造装置を構成している。
【発明の効果】
【0007】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0008】
(1)トラックの荷台の運転室側部位あるいは、該部位の荷台に設置されたベース体に取付けられた上部に軸受が設けられた軸心方向がトラックの前後方向に位置する一対の支柱と、この一対の支柱の軸受に回転可能に支持された軸と、この軸の後方側の端部に端部壁の中央部が片持ち状態で固定された後端部が開口の円筒状のミキサードラムと、このミキサードラムの内壁面に設けられた、該ミキサードラムの正回転によって反開口側へ移動させながら撹拌でき、逆回転で開口より外部へ排出できるように移動させることができるスクリューと、前記ミキサードラムの後部開口より内部へ生コンクリートの原料を供給できるように前記荷台あるいはベース体に取付けられた供給ホッパーと、前記ミキサードラムの後部開口の下部に、該ミキサードラムより排出される生コンクリートを受けることができる排出シュートと、前記軸を正・逆回転させて前記ミキサードラムを正・逆回転させるミキサードラム駆動装置とで構成されているので、製造が容易で、低コストで製造することができるミキサードラムを用いることができる。
【0009】
(2)前記(1)によって、ミキサードラムをほぼ水平に配置しているので、出来上がった生コンクリートの排出はミキサードラムを逆回転させるだけで、容易に、短時間に排出させることができる。
【0010】
(3)前記(1)によって、ミキサードラムの後部は開口されているので、容易に洗浄やメンテナンスを行なうことができる。
【0011】
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0013】
図1ないし図6に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は生コンクリートの打設現場で生コンクリートを製造することができる本発明の生コンクリートの製造装置で、この生コンクリートの製造装置1はトラック2と、このトラック2の運転室3と荷台4との間の車体5に設けたクレーン6と、このクレーン6が設けられた部位の車体5に左右方向および上下方向に移動させることができるように取付けられたアウトリガ7と、前記荷台4に着脱可能に設置されたベース体8と、このベース体8の前記運転室3側部位に取付けられた上部に軸受9、9が設けられた軸心方向がトラックの前後方向に位置する一対の支柱10、10と、この一対の支柱10、10の軸受9、9に回転可能に支持された軸11と、この軸11の後方側の端部に端部壁12の中央部が片持ち状態で固定された後端部が開口13の円筒状のミキサードラム14と、このミキサードラム14の内壁面に設けられた、該ミキサードラム14の正回転によって反開口側へ移動させながら撹拌でき、逆回転で開口13の下部より外部へ排出できるように移動させることができるスクリュー15と、前記軸11の先端部に取付けられたスプロケット16、このスプロケット16と噛み合うチェーン17、このチェーン17と噛み合うスプロケット18が駆動軸19に取付けられた正・逆回転モータ20と、前記チェーン17部位をカバーするチェーンカバー21とからなるミキサードラム駆動装置22と、前記ミキサードラム14の後部開口13より内部へ生コンクリート原料を供給できるように、前記ベース体8に支柱23、23、23、23を介して取付けられた上部開口で、排出口24がミキサードラム14の開口13より内側部位へ突出位置する供給ホッパー25と、前記ミキサードラム14の後部開口13の下部に、該ミキサードラム14より排出される生コンクリートを受け、ポンプ車のホッパー26へ導くことができるように、前記ベース体8に取付けられた排出シュート27とで構成されている。
なお、ベース体8は荷台の床面であってもよい。
【0014】
上記構成の生コンクリート製造装置1は生コンクリートを打設する現場へトラック2を運転して運ぶとともに、生コンクリート工場で計量されたコンクリート骨材28とセメント29や水30等を、該トラック2あるいは別のトラックを用いて運び込む。
【0015】
生コンクリートを打設する現場では、アウトリガ7でトラック2を地面に固定する。次に、クレーン6でコンクリート骨材28、セメント29を供給ホッパー25の上部開口より投入してミキサードラム14内へ供給するとともに、計量された水30もミキサードラム14内へ投入し、ミキサードラム14をミキサードラム駆動装置22で正回転させることにより、ミキサードラム14内のスクリュー15によって反開口13側へ移動させながら撹拌して生コンクリートに加工する。
【0016】
ミキサードラム14内での撹拌によって生コンクリートに加工されると、ミキサードラム駆動装置22でミキサードラム14を逆回転させることにより、ミキサードラム14の開口13側へ生コンクリートが移動して、開口13より排出シュート27へ排出される。
この時、排出シュート27の排出口24の下部にはポンプ車のホッパー26が位置され、ポンプ車の駆動により打設現場へ生コンクリートが移送してコンクリートの打設を行なう。
[発明を実施するための異なる形態]
【0017】
次に、図7ないし図12に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0018】
図7ないし図9に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、排出シュート27の排出口24の下部に使用時には先端部をトラック2の荷台4の後部より突出させることができ、不使用時には荷台4から外方へ突出しないように前後方向にスライド移動でき、かつ先端部を上方へ回動できるようにベース体8Aに取付けられたベルトコンベアー31を用いた点で、このようなベルトコンベアー31を用いて構成した生コンクリートの製造装置1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0019】
図10ないし図12に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、トラック2の荷台4に支持台32を介してベース体8を設けるとともに、該ベース体8の運転室3側にミキサードラム14の開口13が位置するように取付け、排出シュート27の排出口24の下部に、先端部が荷台4の後部に位置するベルトコンベアー33と、このベルトコンベアー33から移送されてくる生コンクリートを打設する現場へ移送する水平方向に回動可能で、スライド移動して伸縮させることができるベルトコンベアー34、35、36を用いた移送装置37を取付けられるようにした点で、このように構成した生コンクリートの製造装置1Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0020】
なお、前記本発明を実施する各形態ではトラック2の荷台4に設置した状態で使用するものについて説明したが、本発明はこれに限らず、トラック2の荷台4より下ろして使用しても良い。
【産業上の利用可能性】
【0021】
本発明は生コンクリートの製造装置を製造する産業で利用される。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明を実施するための最良の第1の形態の側面図。
【図2】本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。
【図3】本発明を実施するための最良の第1の形態の背面図。
【図4】本発明を実施するための最良の第1の形態の要部断面図。
【図5】本発明を実施するための最良の第1の形態のミキサードラムの駆動装置の説明図。
【図6】本発明を実施するための最良の第1の形態の使用状態の説明図。
【図7】本発明を実施するための第2の形態の側面図。
【図8】本発明を実施するための第2の形態の背面図。
【図9】使用状態の説明図。
【図10】本発明を実施するための第3の形態の側面図。
【図11】本発明を実施するための第3の形態の背面図。
【図12】使用状態の説明図。
【符号の説明】
【0023】
1、1A、1B:生コンクリートの製造装置、
2:トラック、 3:運転室、
4:荷台、 5:車体、
6:クレーン、 7:アウトリガ、
8、8A:ベース体、 9:軸受、
10:支柱、 11:軸、
12:端部壁、 13:開口、
14:ミキサードラム、 15:スクリュー、
16:スプロケット、 17:チェーン、
18:スプロケット、 19:駆動軸、
20:正・逆回転モータ、 21:チェーンカバー、
22:ミキサードラム駆動装置、 23:支柱、
24:排出口、 25:供給ホッパー、
26:ホッパー、 27:排出シュート、
28:コンクリート骨材、 29:セメント、
30:水、 31:ベルトコンベアー、
32:支持台、 33:ベルトコンベアー、
34、35、36:ベルトコンベアー、
37:移送装置。


【出願人】 【識別番号】395001116
【氏名又は名称】代田 俊秋
【出願日】 平成18年9月26日(2006.9.26)
【代理人】 【識別番号】100080838
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 光康


【公開番号】 特開2008−80545(P2008−80545A)
【公開日】 平成20年4月10日(2008.4.10)
【出願番号】 特願2006−260475(P2006−260475)