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筒状コンクリート製品成形用型枠及びその内型 - 特開2008−36973 | j-tokkyo
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【発明の名称】 筒状コンクリート製品成形用型枠及びその内型
【発明者】 【氏名】菅井 純

【要約】 【課題】一端が閉塞された筒状コンクリートを成形する内型の脱型、組み立てを容易にする。

【構成】内型の天板を、中央部、及びこれを囲む第1周辺部ないし第4周辺部の5つに分割し、周壁を前記第1周辺部ないし第4周辺部に対応して4つの周壁分割部に分割し、各対応する周辺部と周壁分割部を一体化して第1パーツないし第4パーツとする。前記中央部を下方に移動し、対向する前記第1及び第2パーツを内方かつ下方に移動すると、第4及び第5パーツが内方に移動可能となり、内型が縮径され、筒状コンクリート製品を容易に脱型できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状の周壁の上端を天板で閉塞した形状をなし、
前記天板が、中央部、及びこれを囲む第1周辺部ないし第4周辺部の5つに分割され、
前記周壁が前記第1周辺部ないし第4周辺部に対応して4つの周壁分割部に分割され、
前記第1周辺部ないし第4周辺部と、各周辺部に対応する周壁分割部とが、周辺部の外周部と周壁分割部の上端部を接合して一体化され、第1パーツないし第4パーツとなっており、
前記中央部は上下方向、前記パーツのうち対向する第1及び第2パーツは内方かつ下方又は外方かつ上方、前記第3及び第4パーツの少なくとも一方は内外方向に移動可能であり、
前記中央部を上下方向に移動する移動手段Aと、
前記パーツのうち対向する第1及び第2パーツを内方かつ下方又は外方かつ上方に移動する移動手段Bを備え、
脱型時は、前記移動手段Aにより前記中央部を下方に移動し、前記移動手段Bにより前記第1及び第2パーツを内方かつ下方に移動して筒状コンクリート製品を脱型し、
組み立て時は、前記各移動手段により前記中央部、第1及び第2パーツを脱型時と逆方向に移動することで周壁及び天板を組立状態に復帰することを特徴とする筒状コンクリート製品成形用型枠の内型。
【請求項2】
請求項1の内型において、前記移動手段Bが、前記中央部下面から垂下形成した垂下体と前記第1、第2周辺部背面を接合して縦方向に複数配列されたリンク片であり、前記中央部が下方に移動すると、これに連動して、前記リンク片が回動し前記第1及び第2パーツが内方かつ下方に移動し、前記中央部が上方に移動すると、これに連動して、前記リンク片が回動し前記第1及び第2パーツが外方かつ上方に移動することを特徴とする筒状コンクリート製品成形用型枠の内型。
【請求項3】
請求項2の内型において、前記中央部を下方に移動するとき、これに抵抗するように上方に向かって付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする筒状コンクリート製品成形用型枠の内型。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかの内型において、前記移動手段Aがクランプ機構であることを特徴とする筒状コンクリート製品成形用型枠の内型。
【請求項5】
基台と、該基台上に固定したリング状の底型と、前記基台上に前記底型に内接するように設けた前記請求項1〜4のいずれかの内型と、前記底型に外接するように設けた筒状の外型とを有し、前記底型、内型及び外型で囲まれた筒状のキャビティーにコンクリートを充填することで筒状コンクリート製品を成形することを特徴とする筒状コンクリート製品成形用型枠。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、桝ブロックなどの一端が閉塞された筒状コンクリート製品を成形する型枠の内型に関する。
【背景技術】
【0002】
一端が閉塞された筒状コンクリート製品を成形する型枠は、例えば、特開昭51−517号公報、特開2004−114388号公報などに記載されている。前者は、筒状コンクリート製品の閉塞端面の内周部にハンチが形成されているため、これを利用して内型の周壁を縮径し、筒状コンクリート製品を脱型することができる。後者は、筒状コンクリート製品の閉塞端面を成形する天板の径を筒状コンクリート製品の内径よりも小さくし、その周囲にゴムのリングを嵌めることで、前記のハンチが無い場合でも脱型が可能になっている。内型の周壁の縮径は、内型内部に設けた柱材などの支持部材にクランプなどの移動手段を取り付け、この移動手段で直接周壁の一部を内側に引き込むことで行われる。
【特許文献1】特開昭51−517号公報
【特許文献2】特開2004−114388号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記特許文献1の場合、閉塞端面の内周部にハンチが形成されている筒状コンクリート製品しか成形することができず、成形可能なコンクリート製品の範囲が著しく狭いという問題がある。前記特許文献2の場合は、成形可能な筒状コンクリート製品に制約がないが、天板の周囲にゴムリングを嵌め込んだり、脱型後に、筒状コンクリート製品の閉塞端面の内周部からゴムリングを外す作業が煩雑であるという問題がある。また、いずれの場合も、内型内部に、周壁の一部を直接内側に引き込むクランプなどの移動手段と、これを支える支持部材が組み込まれているので、内型の内部機構が複雑となり、コンクリートのトロの掃除などが大変なばかりでなく、比較的小型の筒状コンクリート製品を成形する型枠に適用することができなかった。
【0004】
本発明は、閉塞端面の内周部にハンチを有しない筒状コンクリート製品でも、容易に脱型可能な筒状コンクリート製品成形用型枠の内型を開発することを課題としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、筒状の周壁の上端を天板で閉塞した形状をなし、
前記天板が、中央部、及びこれを囲む第1周辺部ないし第4周辺部の5つに分割され、
前記周壁が前記第1周辺部ないし第4周辺部に対応して4つの周壁分割部に分割され、
前記第1周辺部ないし第4周辺部と、各周辺部に対応する周壁分割部とが、周辺部の外周部と周壁分割部の上端部を接合して一体化され、第1パーツないし第4パーツとなっており、
前記中央部は上下方向、前記パーツのうち対向する第1及び第2パーツは内方かつ下方又は外方かつ上方、前記第3及び第4パーツの少なくとも一方は内外方向に移動可能であり、
前記中央部を上下方向に移動する移動手段Aと、
前記パーツのうち対向する第1及び第2パーツを内方かつ下方又は外方かつ上方に移動する移動手段Bを備え、
脱型時は、前記移動手段Aにより前記中央部を下方に移動し、前記移動手段Bにより前記第1及び第2パーツを内方かつ下方に移動して筒状コンクリート製品を脱型し、
組み立て時は、前記各移動手段により前記中央部、第1及び第2パーツを脱型時と逆方向に移動することで周壁及び天板を組立状態に復帰することを特徴とする筒状コンクリート製品成形用型枠の内型である。
【0006】
対向する第1、第2パーツを内方かつ下方に移動することで、これらパーツと一体になっている天板の第1、第2周辺部の位置が下がり、残りの2つの第3、第4周辺部が内側方向に移動することが可能となり、内型全体(周壁及び天板)を縮径することができる。
【0007】
第1及び第2パーツを内方かつ下方に移動する移動手段Bは、天板の中央部下面から垂下形成した垂下体と前記第1、第2周辺部背面を接合して縦方向に複数配列されたリンク片とすることができる。中央部が下方に移動すると、これに連動して、リンク片が回動して第1及び第2パーツが内方かつ下方に移動し、中央部が上方に移動すると、これに連動して、リンク片が反対方向に回動し、第1及び第2パーツが外方かつ上方に移動する。したがって、移動手段Aで天板の中央部を上下動すると、これに連動して第1、第2パーツを内方かつ下方又は外方かつ上方に移動させることが可能となる。第1、第2パーツを内方かつ下方に移動させるには、ガイドレールのような任意のガイド機構と専用の移動手段を設けることもできるが、上記のようにリンク片を用いると、第1、第2パーツを直接内側に引き込むクランプなどの移動手段と、これを支える支持部材を有しないので構造が簡単となり、内型内部の掃除が容易で、小型の筒状コンクリート製品を成形する型枠としても適用が可能となる。また、第1、第2パーツを垂直の状態で平行移動させることができるので、脱型時、組み立て時に内型が滑らかに作動する。
【0008】
この場合、天板の中央部を下方に移動するとき、これに抵抗するように上方に向かって付勢する付勢手段を設けることができる。中央部を下方に移動する場合、天板、垂下体、及び第1、第2パーツの重量が作用し、中央部は加速的に下方に移動する傾向があり、付勢手段を設けることで加速的移動を緩和できる。また、内型を組み立てる場合、中央部を上方に移動する作業が容易となる。
【0009】
第3、第4パーツは、その少なくとも一方が内外方向に移動できれば、脱型が可能となる。ただし、双方が内外方向に移動できる方が好ましい。第1及び第2パーツを内方かつ下方に移動させた後、成形したコンクリート製品を上方に引き上げると、そのときの衝撃により、移動可能な第3及び/又は第4パーツは内側方向にわずかに移動し、内型全体が縮径された状態となる。したがって、第3、第4パーツを移動させる移動手段は特別設けなくともよいが、設けることも可能である。その場合の移動手段は、クランプ、エアシリンダなど、周知の移動手段を採用できる。
【0010】
本発明において、天板の中央部を上下方向に移動する移動手段Aは、周知のクランプ機構とすることができる。クランプ機構は安価で、操作も簡単である。クランプ機構としては、例えば前記特許文献2、実公平4−10013号公報、実公平5−9126号公報に開示されているトグルクランプなど、周知のものを採用することができる。また、本発明における移動手段A、Bとしては、油圧シリンダ、エアシリンダ、ラック・ピニオン機構、ボルト・ナットの組み合わせ、ターンバックル、など他の周知の移動手段を採用することも可能である。
【0011】
また本発明は、基台と、該基台上に固定したリング状の底型と、前記基台上に前記底型に内接するように設けた前記請求項1〜5のいずれかの内型と、前記底型に外接するように設けた筒状の外型とを有し、前記底型、内型及び外型で囲まれた筒状のキャビティーにコンクリートを充填することで筒状コンクリート製品を成形することを特徴とする筒状コンクリート製品成形用型枠である。
【発明の効果】
【0012】
本発明における内型は、脱型に際して、周壁のみならず天板までも縮径されるので、閉塞端面の内周部にハンチを有しない筒状コンクリート製品の製造に用いることができ、また、ゴムリングも使用しないので脱型、組み立て作業が容易である。
【実施例】
【0013】
以下、実施例を表した図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。図1は実施例の型枠1の平面図、図2は型枠1の断面図、図3は実施例の内型2の分解説明図、図4は内型2の縮径状態の平面図、図5は内型2を組み立てた状態の第1、第2パーツの説明図、図6は内型2を縮径した状態の第1、第2パーツの説明図、図7は内型2の一部切欠側面図、図8は外型5の分解説明図、図9はクランプ24の説明図である。
【0014】
型枠1は、一端が閉塞された四角筒状のコンクリート製品を成形するもので、内型2(実施例)、外型5、底型6及び基台8からなり、内型2、外型5及び底型6で囲繞された四角筒状のキャビティー7にコンクリートを充填し、一端が閉塞された筒状コンクリート製品を成形するものである。
【0015】
基台8はH形鋼、鉄板などの鋼材で概略四角形状に組み立てられ、この上に底型6、内型2及び外型5が設けられる。底型6は鉄板を四角リング状に加工したもので、基台8の上に固定されている。外型5は4枚の板で構成され、それぞれ鉄板の外面にフラットバーなどの補強材でフレーム状の補強を行っている。各外型はその脚部22が基台8の上に摺動自在に支持され、図1に示すように組み立てられ、周知の締付具(図示せず)で締め付け固定される。脱型時は、各外型を外側に摺動する。なお、本発明において、外型の脱型方法はどのようなものでもよく、本実施例に限るものではない。
【0016】
内型2は四角筒状の周壁4と、その上端を閉塞する天板3を有する。天板3は、中央部3dと、これを囲む第1周辺部3a、第2周辺部3b、第3周辺部3c及び第4周辺部3dの5つに分割されている。これらの各周辺部に対応して周壁4は縦に4つに分割され、第1周壁分割部4a、第2周壁分割部4b、第3周壁分割部4c及び第4周壁分割部4dに分かれている。各周壁分割部は鉄板と適宜の補強部材で構成される。図3に示すように、対応する天板の周辺部と周壁分割部は、周辺部の外周部と周壁分割部の上端部を溶接により接合して一体化されている。すなわち、第1周辺部3aと第1周壁分割部4aが一体化されて第1パーツα、第2周辺部3bと第2周壁分割部4bが一体化されて第2パーツβ、第3周辺部3cと第3周壁分割部4cが一体化されて第3パーツγ、第4周辺部3dと第4周壁分割部4dが一体化されて第4パーツδとなっている。第1パーツと第2パーツ、第3パーツと第4パーツはそれぞれ対向している。周壁と天板外周の分割位置は一致しており、天板の分割線は第1周壁分割部4a第2周壁分割部4bの分割部分から内側方向に向かって形成し、天板の第1周辺部3a、第2周辺部3bの形状は内側が若干幅広くなるように形成されている。
【0017】
天板の分割位置及び分割形状は、内型の縮径に支障がなければ特段の制限はないが、天板外周の分割位置は、周壁の分割位置と一致させるのがよい。本実施例の場合、中央部3dは四辺形であるが、これに限らず円形や多角形などとしてもよい。また、第1、第2周辺部の分割線は、内側に向かって、同じ幅又はやや内側が幅広になるように形成するのがよい。
【0018】
周壁の分割位置は、内型の縮径に支障のない部分であれば良いが、四角筒状の場合には、各周壁分割部がコーナーを含むように分割するのがよい。また、第1、第2周壁分割部を第3、第4周壁分割部よりも小さくするのが望ましい。
【0019】
天板の中央部3eの下面には垂下体9(鉄板)が溶接により垂下形成され、第1周壁分割部4a、及び第2周壁分割部4bの背面部11が、それぞれ縦方向に複数配列されたリンク片10で接合されている。各リンク片10は、一端が垂下体9に、他端が背面部11に枢着されている。垂下体9の下部にはクランプ受板25が固定され、これにクランプ24の一端がピン28により枢着され、クランプ24の作動軸26は基台8に溶接固定された軸受板27に軸着されている(図7)。クランプ24は中央部3eを上下方向に移動する移動手段Aで、リンク片10は第1及び第2パーツを内方かつ下方又は外方かつ上方に移動する移動手段Bである。図5に示す状態からクランプ24の作動軸26を回転させると、天板の中央部3e及び垂下体9がストッパ23に当接するまで下方に移動し、これにつれてリンク片10の作用で第1パーツαと第2パーツβが内方かつ下方に移動する。この状態を図6に示す。同図において、鎖線で示すのが組立状態における第1、第2パーツの位置で、第1、第2パーツが縮径されている様子が実線で示されている。なお、ストッパ23は基台8に溶接固定されている。
【0020】
図9に示すように、クランプ24は、作動軸26、回動片29、連結部材30からなる。回動片29は作動軸26に溶接固定されて作動軸26の回転と共に回動する。連結部材30は一端がU字状に形成された棒状をなし、U字状をなす先端が回動片29にピンによって枢着され、他端が移動対象である垂下体9にクランプ受板25を介してピン28によって枢着されている。
【0021】
中央部3e及び垂下体9を下方に移動するとき、これに抵抗するように上方に向かって付勢する付勢手段(コイルばね13)が設けられている。ボルト14が、下端を基台8に溶接固定された受台15に固定され、立設されている。ボルト14の上部は垂下部9に固定されたパイプ12に摺動自在に挿通されている。コイルばね13はボルト14の周囲を旋回するように設けられ、上端はパイプ12に固定された座板17に、下端はボルト14に固定された座板16に接している。
【0022】
第3パーツγ、第4パーツδは、基台8の上を滑ることで内外方向に移動可能となっている。特段の移動手段は設けられていないが、脱型後、確実に元の位置に戻るようなガイド手段と、浮き上がりを防止して常に垂直を保つような浮き上がり防止手段が設けられている。ガイド手段はガイド片18及びガイドピン19である。ガイド片18は天板の第1周辺部3a及び第2周辺部3bの下面に溶接固定され、ガイドピン19は天板の第3周辺部3c及び第2周辺部3dの下面から下方に突出して2個ずつ溶接固定されている。ガイド片18の第1、第2周辺部3a、3bから両側に張り出した部分に、ガイドピン19の位置に対応して、穴18aが形成され、ガイドピン19の先端が穴18aに係合している。図1に示すのは、内型2が組み立てられた状態である。脱型終了後に第1パーツα及び第2パーツβが外方に移動すると、ガイド片18も第1パーツα及び第2パーツβと一緒に外方に移動し、これによりガイドピン19が外側に引き寄せられ、図1に示すように、第3パーツγ及び第4パーツδが所定の元の位置に確実に復帰する。浮き上がり防止手段はボルト20、ナット50及び基台8の上面に設けられたガイド孔21である。第3パーツγ及び第4パーツδの下面にはボルト20がボルト穴31に挿通されて、下面から下方に突出して設けられ、ボルト20は、基台8の上面に設けたガイド孔21に挿通され、下側からナット50を螺合している。第3パーツγ及び第4パーツδが基台上を内外方向に摺動できるように、ガイド孔20は長穴となっており、ナット50は緩く締め付けている。本実施例においては、第3パーツγ及び第4パーツδの双方が内外方向に移動可能となっているが、第3パーツγ又は第4パーツδのどちらか一方のみを移動可能としても、コンクリート製品を脱型することができる。
【0023】
脱型(コンクリート製品の取り出し)に際して内型2を縮径するには、図1、5の組立状態から、クランプ24の作動軸26を回転させて、天板の中央部3eを下方に移動させる。すると、これに連動して、第1パーツα及び第2パーツβが内方かつ下方に移動する(図6)。この場合、作動軸16を少し回転すると各部材の自重でその後は自然に移動するが、付勢手段の作用でゆっくりと移動する。この状態で成形したコンクリート製品を上方に引き上げると、その衝撃により、第3及び第4パーツがわずかに内側に移動し、コンクリート製品を滑らかに上方に抜き取ることができる。このとき、第3及び第4パーツは浮き上がり防止手段の作用で浮上が防止されると共に、常に垂直状態を保つ。図4は、このときの内型の状態を示している。ただし、図4においては第3及び第4パーツの内側方向の移動量を強調して表している。このように、本発明においては、脱型に際して周壁のみならず天板も縮径される。脱型後、内型1を組み立てるには、上記の脱型時と反対の作業を行えばよい。すなわち、作動軸26を反対方向に回転して天板の中央部3eを上方に移動させると、連動して第1パーツα及び第2パーツβが外方かつ上方に移動する。さらに前記のガイド手段の作用で、第3パーツγ及び第4パーツδが元の所定位置に戻り、組立状態に復帰する。この場合、中央部を上方に移動させる操作は、付勢手段の作用で容易に行うことができる。本実施例においては、作動軸26を回転するのみで内型を縮径し、又は組立状態に復帰させることができるので、内型の脱型、組み立て作業をきわめて容易に行うことができる。
【0024】
本発明において、内型の形状は四角筒状に限らず、円筒状、多角形筒状などとすることができる。図10に示す実施例の内型40は円筒状とした例で、天板が中央部41、第1周辺部42、第2周辺部43、第3周辺部44、第4周辺部45の5つに分割され、周壁が第1周壁分割部46、第2周壁分割部47、第3周壁分割部48、第4周壁分割部49に分割されている。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】型枠1の平面図である。
【図2】型枠1の断面図である。
【図3】内型2の分解説明図である。
【図4】内型2の縮径状態の平面図である。
【図5】内型2を組み立てた状態の第1、第2パーツの説明図である。
【図6】内型2を縮径した状態の第1、第2パーツの説明図である。
【図7】内型2の一部切欠側面図である。
【図8】外型5の分解説明図である。
【図9】クランプ24の説明図である。
【図10】内型40の平面図である。
【符号の説明】
【0026】
1 型枠
2 内型
3 天板
3a 第1周辺部
3b 第2周辺部
3c 第3周辺部
3d 第4周辺部
3e 中央部
4 周壁
4a 第1周壁分割部
4b 第2周壁分割部
4c 第3周壁分割部
4d 第4周壁分割部
5 外型
6 底型
7 キャビティー
8 基台
9 垂下体
10 リンク片
11 背面部
12 パイプ
13 コイルばね
14 ボルト
15 受台
16 座板
17 座板
18 ガイド片
18a 穴
19 ガイドピン
20 ボルト
21 ガイド孔
22 脚部
23 ストッパ
24 クランプ
25 クランプ受板
26 作動軸
27 軸受
28 ピン
29 回動片
30 連結部材
31 ボルト穴
40 内型
41 中央部
42 第1周辺部
43 第2周辺部
44 第3周辺部
45 第4周辺部
46 第1周壁分割部
47 第2周壁分割部
48 第3周壁分割部
49 第4周壁分割部
50 ナット
α 第1パーツ
β 第2パーツ
γ 第3パーツ
δ 第4パーツ
【出願人】 【識別番号】593059429
【氏名又は名称】トヨタ工機株式会社
【出願日】 平成18年8月7日(2006.8.7)
【代理人】 【識別番号】100088823
【弁理士】
【氏名又は名称】神戸 真

【識別番号】100118348
【弁理士】
【氏名又は名称】川端 佳代子


【公開番号】 特開2008−36973(P2008−36973A)
【公開日】 平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願番号】 特願2006−214597(P2006−214597)