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貫通した穴を有する無垢の木の柱体 - 特開2008−221591 | j-tokkyo
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【発明の名称】 貫通した穴を有する無垢の木の柱体
【発明者】 【氏名】美藤雅康

【氏名】美藤町子

【氏名】北村知世

【氏名】横畑直世

【要約】 【課題】本発明は、多種多様なエクステリア製品が容易に構築できる、モルタルで結合する貫通した穴を有する無垢の木の柱体を提供。

【解決手段】貫通した穴を有する無垢の木の柱体であって、図1に示すように、地盤面に坪掘りをなし、アンカー容器5を埋設し補強部材6を挿入するとともにモルタル7を充填して地盤面を整える。そのうえに腐食防止部材2を無垢の木の柱体1にビス8止めした、貫通した穴を有する無垢の木の柱体13を立設して、モルタル7を充填してモルタル7の凝固乾燥で強固な柱体をなす。アンカー容器5については廃棄されるペットボトルも利用できるが、柱体の強度により根入れを含めて適宜調整することを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
貫通した穴を有する無垢の木の柱体であって、無垢の木の柱体の穴面に蟻溝が設けられると共に、腐食防止部材を取り付け、モルタルで一体固定することを特徴とする、貫通した穴を有する無垢の木の柱体。
【請求項2】
前記、無垢の木の柱体の蟻溝は無垢の木の木目と直角方向に複数の蟻溝を設けることを特長とする、貫通した穴を有する無垢の木の柱体。
【請求項3】
前記、無垢の木の柱体内にモルタルを充填することで、モルタルは凝固乾燥して無垢の木の伸縮を妨げないモルタルの蟻桟が形成され無垢の木の柱体が強固に固定されることを特長とする、貫通した穴を有する無垢の木の柱体。
【請求項4】
前記、貫通した穴を有する無垢の木の柱体内に補強部材を挿入するとともに、モルタルを充填したことを特徴とする、請求項1〜3の貫通した穴を有する無垢の木の柱体。
【請求項5】
アンカー容器に補強部材を挿入するとともにモルタルを充填して、地中に埋設して貫通した穴を有する無垢の木の柱体のアンカー基礎として利用することを特徴とする、アンカー基礎。
【請求項6】
無垢の木の柱体に穴を開け、接続部材やビーム部材を差し込みモルタルの凝固乾燥で固定することを特徴とする、貫通した穴を有する無垢の木の柱体。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、多種多様なエクステリア商品を容易に構築せしめる、貫通した穴を有する無垢の木の柱体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来は無垢の木の板塀や土塀が多く構築されていたが、これらは建築様式の変化や無垢の木の腐食や変色など多くの問題もあり需要が激減している。現在の住宅の塀には、化粧ブロック塀や金属製のエクステリア製品が大半使用されるようになった。しかしながら和に溶け込むエクステリア製品は誕生していない。そのようななかで人工的に無垢の木や竹に見えるように加工されたエクステリア製品は好まれ利用されているが、本物の無垢の木や竹に勝るものではない。無垢の木は条件が整えば半永久的に耐え得ることは古建築からも立証済みであり、構築工法で解決できるものである。現在使用されている化粧ブロック塀や金属製のエクステリア製品は無垢の木のように構成によって、また、塗装で和風や洋風に適応できない。
【0003】
他方、現在でも郊外や山村には和風の住宅が在来工法で構築されている。これらの和風住宅や和風庭園に添うエクステリア製品の開発は大切である。また、無垢の木を普及することは林業のためにも、地球温暖化防止のためにも大切である。
【0004】
なお、本願発明に関連する公知技術としての文献を挙げることができない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のエクステリア製品の構築には次の問題があった。
金属製のエクステリア製品には原料不足による価格に変動がある。
金属製のエクステリア製品では和風の求める味わいの製品は作れない。
金属製のエクステリア製品は和風庭園のグリーンホールダーには似合わない。
従来の無垢の木の板塀や化粧ブロック塀は大地震などによる倒壊の不安がある。
従来の無垢の木の板塀の構築工法では腐食防止や高度な技術の解消はできない。
従来の無垢の木の板塀や土塀の構築工法では長い工期と高コストである。
【0006】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑みて、無垢の木の柱体に補強部材を挿入してモルタルで結合させた、多種多様なエクステリア製品を敏速にかつ低コストで容易に構築できる、貫通した穴を有する無垢の木の柱体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1記載の、貫通した穴を有する無垢の木の柱体であって、無垢の木の柱体の穴面に蟻溝が設けられると共に、腐食防止部材を取り付け、モルタルで一体固定することを特徴とする。このような構成とすれば、腐食防止部材は特別な強度を必要としないモルタルの形状が保持できればよい。
【0008】
請求項2記載の、無垢の木の柱体の蟻溝は無垢の木の木目と直角方向に複数の蟻溝を設けることを特長とする。このような構成とすれば、無垢の木の柱体は固定部材を使用することなくモルタルの凝固乾燥することでモルタルは圧縮に、無垢の木は引張材となり強固な無垢の木の柱体となる。
【0009】
請求項3記載の、無垢の木の柱体内にモルタルを充填することで、モルタルは凝固乾燥して無垢の木の伸縮を妨げないモルタルの蟻桟が形成され無垢の木の柱体が強固に固定されることを特長とする。このような構成とすれば、強固な無垢の木の柱体が形成される。
【0010】
請求項4記載の、貫通した穴を有する無垢の木の柱体内に補強部材を挿入するとともに、モルタルを充填したことを特徴とする。このような構成とすれば、無垢の木と補強部材がモルタルと一体になり強固な無垢の木の柱体が形成できる。
【0011】
請求項5記載の、アンカー容器に補強部材を挿入するとともにモルタルを充填して、地中に埋設して貫通した穴を有する無垢の木の柱体のアンカー基礎として利用することを特徴とする。このような構成とすれば、敏速にアンカー基礎が構築できるとともに強力な倒壊防止のアンカー基礎体となる。
【0012】
請求項6記載の、無垢の木の柱体に穴を開け、接続金物やビーム部材を差し込みモルタルの凝固乾燥で固定することを特徴とする。このような構成とすれば、敏速かつ低コストで多種多様なエクステリア製品が構成また構築できる。
【発明の効果】
【0013】
以上説明したように本発明によれば、多種多様な無垢の木のエクステリア製品が構成また構築できる。また、無垢の木は加工が容易であり、無垢の木の柱体をモルタルで結合する工法なので、多種多様な形状のエクステリア製品が構成され構築できるとともに、着色により、そのエクステリア製品の種類は無限であり選択の巾が広くなる。
【0014】
他方、従来の破損した車止めの修復は困難であるが、本発明によれば従来の車止めの埋設部分の穴に補強部材を挿入してモルタルで固定して、貫通した穴を有する無垢の木の柱体を本発明の施工と仕様で構築すれば、敏速かつ低コストで変更修復ができる。また、本発明の車止めが破損しても補強部材は破損しないため同様の施工と仕様で構築すれば容易に修復できる。
【0015】
以上、本発明の多種多様な無垢の木のエクステリア製品を内地材にすることで、地球温暖化による異常気象が危惧されている現在、林業過疎地の活性化や地球温暖化防止に小さな貢献ができる。また、低コストのエクステリア製品の構築を可能にする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0017】
図1〜図8は本発明の実施の形態に係り、図1は無垢の木の柱体の断面詳細図、図2は無垢の木の柱体の上部断面詳細図(蓋付き)、図3は無垢の木の柱体の中央部横断面詳細図、図4は無垢の木の柱体の下部断面詳細図(アンカー基礎体仕様)、図5は無垢の木の柱体の上部断面詳細図(蓋付き)、図6は無垢の木の柱体の上部断面詳細図(ビーム部材仕様)、図7は無垢の木の柱体の上部断面詳細図(接続部材仕様)、図8は無垢の木の柱体の上部断面詳細図(木製笠木仕様)、図9〜図11は無垢の木の柱体を使用した多種多様なエクステリア商品である。
【0018】
本実施形態の多種多様なエクステリア製品を構築せしめる、貫通した穴を有する無垢の木の柱体13においては、図1に示すように、地盤面に坪掘りをなし、アンカー容器5を埋設し補強部材6を挿入するとともにモルタル7を充填して地盤面を整える。そのうえに腐食防止部材2を無垢の木の柱体1にビス8止めした、貫通した穴を有する無垢の木の柱体13を立設して、モルタル7を充填してモルタル7の凝固乾燥で柱体をなす。
【0019】
図2は図1の上部を示したものである。
【0020】
図3は図1の中央部の横断面詳細図である。
【0021】
図4は図1の下部を示したものである。
【0022】
図5は無垢の木の柱体1の上部に蓋3をした断面詳細図である。
【0023】
図6は無垢の木の柱体1に孔を開けてビーム部材9を差込み、モルタル7を充填してモルタル7の凝固乾燥で固定する、無垢の木の柱体1の上部に蓋3をした断面詳細図である。
【0024】
図7は無垢の木の柱体1に孔を開けて接続部材10を差込み、モルタル7を充填してモルタル7の凝固乾燥で固定する。この接続部材10を用いて無垢の木のビーム部材11が取り付けられた、無垢の木の柱体1の上部に蓋3をした断面詳細図である。
【0025】
図8は無垢の木の柱体1の上部に木製笠木12を取り付けた断面詳細図である。
【実施例1】
【0026】
図1に示すように、地盤面に坪掘りをなし、アンカー容器5に補強部材6を挿入してモルタル7で固定したアンカー基礎体14を地盤面に埋設して、そのうえに腐食防止部材2を無垢の木の柱体1にビス8止めした、貫通した穴を有する無垢の木の柱体13を立設して、モルタル7を充填してモルタル7の凝固乾燥で柱体をなす。アンカー容器5については廃棄されるペットボトルも利用できるが、柱体の強度により根入れを含めて適宜調整するものとする。
【実施例2】
【0027】
図6に示すように、無垢の木の柱体1に孔を開けて単体又は複数のビーム部材9を差込み、モルタル7を充填してモルタル7の凝固乾燥で固定する。この場合ビーム部材9の長さを変えることで、ビーム部材9を用いた、いろいろなエクステリア商品が容易に構築できる。
【実施例3】
【0028】
図7に示すように、無垢の木の柱体1に孔を開けて接続部材10を差込み、モルタル7を充填してモルタル7の凝固乾燥で固定する。この接続部材10を用いて無垢の木のビーム部材11を取り付けることで、無垢の木の柵や無垢の木のガードレールなど、いろいろなエクステリア商品が容易に構築できる。
【実施例4】
【0029】
図8に示すように、無垢の木の柱体1の上部に木製笠木12を取り付けることで、和風庭園などの無垢の木のグリーンホールダーや無垢の木の柵などが容易に構築できる。
【0030】
以上、本発明の実施の形態及び実施例を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。例えば、無垢の木の柱体1の形状変更や接続部材10を使用目的に応じて変更するなど適宜選択されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の無垢の木の柱体の断面詳細図である。
【図2】無垢の木の柱体の上部断面詳細図(蓋付き)である。
【図3】無垢の木の柱体の中央部横断面詳細図である。
【図4】無垢の木の柱体の下部断面詳細図(アンカー基礎体仕様)である。
【図5】無垢の木の柱体の上部断面詳細図(蓋付き)である。
【図6】無垢の木の柱体の上部断面詳細図(ビーム部材仕様)である。
【図7】無垢の木の柱体の上部断面詳細図(接続部材仕様)である。
【図8】無垢の木の柱体の上部断面詳細図(笠木仕様)である。
【図9】参考図1
【図10】参考図2
【図11】参考図3
【符号の説明】
【0032】
無垢の木の柱体
腐食防止部材

蟻溝
アンカー容器
補強部材
モルタル
ビス
ビーム部材
接続部材
無垢の木のビーム部材
木製笠木
貫通した穴を有する無垢の木の柱体
アンカー基礎体
【出願人】 【識別番号】502145830
【氏名又は名称】美藤 雅康
【出願日】 平成19年3月13日(2007.3.13)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−221591(P2008−221591A)
【公開日】 平成20年9月25日(2008.9.25)
【出願番号】 特願2007−62733(P2007−62733)