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【発明の名称】 切粉排出機構を有する携帯用丸鋸
【発明者】 【氏名】安保 公敬

【要約】 【課題】携帯用丸鋸の切粉の流れを上方への切粉飛散を抑制することにより携帯用丸鋸本体の上方付近での浮遊を少なくし、作業性を向上する携帯用丸鋸を提供する。

【構成】切粉排出口4aに、切粉フロ−ガイド6を設けることにより達成される。また、切粉フローガイド6をダストカバー4に収納可能に設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モータと、
該モータにより回転駆動される鋸刃と、
該鋸刃を覆うソーカバー部と、
切断時に被切削材上を摺動するベースとを備え、
前記ソーカバー部の一部であって前記鋸刃の反モータ側に位置する箇所に切断時に発生した切粉を前記ソーカバー部内から外部に排出する切粉排出口を設けた構成をした携帯用丸鋸であって、
前記ソーカバー部の前記鋸刃の反モータ側に位置する箇所に、反モータ側に突出し前記鋸刃の回転軸との間に前記切粉排出口が位置するよう配設される突出部を設けたことを特徴とする携帯用丸鋸。
【請求項2】
前記突出部は前記ソーカバー部に移動可能に支持されることを特徴とする請求項1記載の携帯用丸鋸。
【請求項3】
前記ソーカバー部は着脱可能なダストカバーを有し、前記ダストカバーは前記切粉排出口及び前記突出部を有する事を特徴とする請求項2記載の携帯用丸鋸。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、切粉の排出方向及び切粉排出口の構造を工夫した携帯用丸鋸に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の携帯用丸鋸では、切断の際に発生する切粉の流れをソーカバー部の内部を通して、切粉を切粉排出口から排出する構成が開示されている。(例えば、特許文献1。)
【特許文献1】実開平4−79601号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の構造においては、ソーカバー部に設けられた切粉排出口から排出された瞬間に、切粉は勢いを失い様々な方向に散乱し、切粉の一部は携帯用丸鋸本体の上方付近で漂っていた。上記のような携帯用丸鋸本体の上方付近での切粉の浮遊は、切断作業の邪魔となり作業性を低下させていた。
【0004】
本発明の目的は、携帯用丸鋸本体の上方付近への切粉の飛散を抑制し、作業性の良い携帯用丸鋸を提供することである。
【0005】
また、集塵機接続用アダプタの取り付けに影響をおよぼさない携帯用丸鋸を提供することである。
【0006】
また、ソーカバー部にダストカバーを有する場合には、携帯用丸鋸本体の上方付近への切粉の飛散を抑制し、作業性の良い携帯用丸鋸を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的は、ソーカバー部の鋸刃の反モータ側に位置する箇所に反モータ側に突出し、鋸刃の回転軸との間に切粉排出口が位置するように配設される突出部を設けることにより達成される。
【0008】
また、ソーカバー部の鋸刃の反モータ側に位置する箇所に反モータ側に突出し、鋸刃の回転軸との間に切粉排出口が位置するように配設される突出部はソーカバー部に移動可能に支持されることにより達成される。
【0009】
また、ソーカバー部はダストカバーを有し、ダストカバーが切粉排出口及び突出部を有し、ソーカバー部の鋸刃の反モータ側に位置する箇所に反モータ側に突出し、鋸刃の回転軸との間に切粉排出口が位置するように配設される突出部はソーカバー部に移動可能に支持されることにより達成される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ソーカバー部の鋸刃の反モータ側に位置する箇所に反モータ側に突出し、鋸刃の回転軸との間に切粉排出口が位置するように配設される突出部を設けることにより、切粉の上方への切粉飛散が抑制できるされるため、携帯用丸鋸本体の上方付近への切粉の飛散を抑制することができる。
【0011】
また、ソーカバー部の鋸刃の反モータ側に位置する箇所に反モータ側に突出し、鋸刃の回転軸との間に切粉排出口が位置するように配設される突出部をソーカバー部に移動可能に支持されており、突出部を移動させることにより切粉排出口付近は平面部となる構成であるため、集塵機を用いる場合においては、集塵機と接続可能とする従来の集塵機接続用アダプタの取り付けに影響をおよぼさないようにすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、一実施形態を参照して本発明を説明する。
【0013】
図1、図2及び図3は、本発明となる携帯用丸鋸の一実施形態であり、図1は携帯用丸鋸の正面図、図2は切粉排出口の断面図、図3は携帯用丸鋸の断面図である。
【0014】
図3に示されるように、本発明携帯用丸鋸はモータ5により回転軸Aにより動力を伝達され、回転駆動される鋸刃2を有している。また、刃2を覆う、ソーカバー1とソーカバーに着脱可能に設けられるダストカバー4とにより構成されるソーカバー部を有している。また、切断時に被切断材上を摺動するベースを有している。また、
図1において、本発明携帯用丸鋸はソーカバー1の内壁は、鋸刃2及び安全カバー3等に対してある程度の空間を持つように形成されており、ソーカバー1には被削材の切粉が通り抜け、切粉を後方へまとめて排出できるように、ダストカバー4が着脱可能に設けられている。切粉は、ダストカバー4の切粉挿入口8から入り、切粉の流れに乗って、切粉排出口4aより排出される。ダストカバー4の鋸刃2の反モータ側に位置する箇所に反モータ側に突出し、鋸刃2の回転軸Aとの間に切粉排出口4aが位置するように突出部6が配設されており、突出部6はダストカバー4に収納可能に支持される構造となっている。
【0015】
切粉排出口4a付近の位置には、ネジ穴4bが設けられており、ネジ穴4bに係合するネジを介して切粉排出口4aを覆う形状をした集塵機接続用アダプタが着脱可能となっている。
【0016】
図2において、反モータ側に突出し鋸刃2の回転軸Aとの間に切粉排出口4が位置するよう配設される突出部6は破線で図示したように切粉排出口4aから引出し使用する。突出部6の引き出し時には、切粉の流れは、切粉排出口4aからまとまって排出され、突出部6により切粉の上方への切粉飛散が抑制できる。
【0017】
また、実線部で図示したように、突出部6をダストカバー4から突出し得ない位置に収納し、切粉排出口4a付近を平面部になるため、集塵機接続用アダプタの取り付けに影響をおよぼすことがない。
【0018】
切粉の流れが突出部6により切粉の上方への切粉飛散が抑制されるために、携帯用丸鋸本体の上方付近での浮遊が少なくなり、作業の快適性を増すことができるようになっている。
【0019】
なお、上記実施形態では、本発明ソーカバー部はソーカバー1とソーカバー1に着脱可能なダストカバー4とを有し、ダストカバー4に切粉排出口4a及び突出部材6を設けた構成としたが、ダストカバー4を有さない構成、すなわちソーカバー1の鋸刃2の反モータ側に位置する箇所に反モータ側に突出し、鋸刃2の回転軸Aとの間に切粉排出口4aが位置するように配設される突出部6を設けた構成であっても良く、この構成も上記実施形態と同様に、突出部6により切粉の流れは突出部6により切粉の上方への切粉飛散が抑制されるために、携帯用丸鋸本体の上方での浮遊が少なくなるという作用効果を奏し得るものである。
【0020】
また、突出部6を切粉排出口4aに収納可能に設けたが、切粉の流れを突出部6により切粉の上方への切粉飛散が抑制するような構成であれば外部にでなくとも良い。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の一実施形態を示す携帯用丸鋸の正面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す携帯用丸鋸の切粉排出口の断面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す携帯用丸鋸の断面図である。
【符号の説明】
【0022】
1はソーカバー、2は鋸刃、3は安全カバー、4はダストカバー、4aは切粉排出口、4bはネジ穴、5はモータ、6は突出部、7はベース、8は切粉挿入口、Aは回転である。
【出願人】 【識別番号】000005094
【氏名又は名称】日立工機株式会社
【出願日】 平成18年6月23日(2006.6.23)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−1033(P2008−1033A)
【公開日】 平成20年1月10日(2008.1.10)
【出願番号】 特願2006−174367(P2006−174367)