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【発明の名称】 電動鉋
【発明者】 【氏名】稲井 昌彦

【氏名】吉村 貴喜

【要約】 【課題】切削屑の排出方向を変更することが可能な電動鉋において、排出通路として設定される内部空間の有効活用の技術を提供する。

【構成】電動鉋は切削屑排出機構131として、排出通路146a,146bと、開口133b,133cと、モータ排風導入口133dとを有するが、それとは、別体に形成され選択的に取外し自在に取付けられる排出通路146a,146bから外へ排出されるモータ排風の排出方向を定める排出方向転換機構部141を更に有する。排出方向転換機構部141は、取付側の開口133bを塞ぐ閉塞部材143aと、モータ排風の流れ方向を変えるデフレクター143bとを有する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モータと、
前記モータによって回転駆動され、被加工材を切削する鉋刃と、
前記被加工材の切削によって発生する切削屑を前記モータの回転駆動によって生成されたモータ排風を用いて排出する切削屑排出機構と、を有し、
前記切削屑排出機構は、前記鉋刃による切削方向と交差する方向に延在する排出通路と、前記排出通路の延在方向の両端にそれぞれ形成された開口と、前記排出通路の延在方向中間領域に形成されてモータ排風が送り込まれるモータ排風導入口と、を有する電動鉋であって、
前記切削屑排出機構は、別体に形成されるとともに、前記開口の一方に選択的に取外し自在に取付けられて前記排出通路から外へ排出されるモータ排風の排出方向を定める排出方向転換機構部を更に有し、
前記排出方向転換機構部は、前記取付側の開口を塞ぐ閉塞部材と、モータ排風の流れ方向を変えるデフレクターと、を有し、
前記デフレクターは、前記排出通路の延在方向に延びて前記モータ排風導入口から前記排出通路に送り込まれたモータ排風を前記閉塞部材側へ導くとともに、当該閉塞部材の近傍でモータ排風の流れ方向を変えて開放された状態の他方の開口へと導くように構成したことを特徴とする電動鉋。
【請求項2】
請求項1に記載の電動鉋であって、
前記デフレクターは、前記排出通路につき、前記モータ排風導入口に送り込まれた前記モータ排風を前記閉塞部材へと導く第1の通路と、前記閉塞部材の近傍において流れ方向が変えられた前記モータ排風を他方の開口へと導く第2の通路とに独立状に区分する構成とした電動鉋。
【請求項3】
請求項1または2に記載の電動鉋であって、
前記排出方向転換機構部は、前記一方あるいは他方の開口から選択的に前記排出通路内に挿入されるとともに、当該挿入された位置に係止機構部によって取外し自在に取付けられる構成とされ、
前記係止機構部は、前記排出通路を構成する通路構成部材と前記排出方向転換機構部の一方に設けられ、前記排出方向転換機構部の挿入方向と交差する方向に延びる係止部と、前記通路構成部材と前記排出方向転換機構部の他方に設けられ、前記排出方向転換機構部の挿入方向と反対方向に関し前記係止部に弾発状に係止する弾性変形可能な係止片と、を有し、
前記係止片は、前記排出方向転換機構部の挿入方向を軸にした周方向への回動動作によって前記係止部との係止が解除され、これにより前記排出方向転換機構部の前記排出通路からの抜き取りを可能とする電動鉋。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、モータによって回転駆動される鉋刃を被加工材に沿って移動させて切削作業を行う手持式の電動鉋に関し、詳しくは切削時に発生する切削屑の排出方向を変えることができる切削屑排出技術に関する。
【背景技術】
【0002】
手持式の電動鉋においては、切削時に発生した切削屑を鉋刃による切削方向(移動方向)の側方に排出するように構成されている。この場合、使用者の利き手の違い、あるいは切削作業場所の周辺の状況等に応じて切削屑の排出方向を、右側方と左側方との間で適宜変更したいという要請がある。このような要請に応じて、切削屑の排出方向を変更できるように構成された電動鉋は、例えばEP特許公開第1,428,620号公報(特許文献1)に記載されている。上記の公開公報に記載の電動鉋は、切削時の移動方向と交差する方向に延在するとともに、延在方向の左右両端部がそれぞれ開口された排出通路を有し、この排出通路に、切削屑の排出パイプが左側または右側のいずれか一方の開口から選択的に挿入する構成としている。すなわち、排出通路に対する排出パイプの挿入方向を変えることによって、モータから放出される排風とともに送り込まれた切削屑の排出方向を変更する構成である。
【0003】
ところが、公報記載の排出パイプは、例えば右側の開口から排出通路に挿入することによって、左側の開口を塞ぎ、モータ排風とともに送り込まれた切削屑を右側の開口から排出する構成であり、ハウジングに形成される排出通路中の概ね半分については、切削屑の排出領域として利用するが、残りの概ね半分の領域については、切削屑の排出領域としては活用しない構成である。すなわち、排出通路のうちの概ね半分の領域については、切削屑の排出通路として使用しないデッドスペースとして存在するものであり、排出通路の有効活用という点において、なお改良の余地がある。
【特許文献1】EP特許公開第1,428,620号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、かかる点に鑑み、切削屑の排出方向を変更することが可能な電動鉋において、排出通路として設定される内部空間の有効活用に資する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を達成するため、各請求項記載の発明が構成される。
請求項1に記載の発明に係る電動鉋は、モータと、モータによって回転駆動されて被加工材を切削する鉋刃と、被加工材の切削によって発生する切削屑をモータの回転駆動によって生成されたモータ排風を用いて排出する切削屑排出機構とを有する。切削屑排出機構は、鉋刃による切削方向と交差する方向に延在する排出通路と、排出通路の延在方向の両端にそれぞれ形成された開口と、排出通路の延在方向中間領域に形成されてモータ排風が送り込まれるモータ排風導入口とを有する。なお本発明における「モータ排風を用いて切削屑を排出する」とは、排出通路を流れるモータ排風とともに切削屑を外へ排出する態様がこれに該当する。この場合、モータ排風の流れに切削屑を取り込む場所については、好適にはモータ排風導入口よりも下流側に設定されるが、モータ排風導入口より上流側であっても差し支えない。
【0006】
本発明においては、切削屑排出機構は、別体に形成されるとともに、開口の一方に選択的に取外し自在に取付けられて排出通路から外へ排出されるモータ排風の排出方向を定める排出方向転換機構部を更に有する。そして排出方向転換機構部は、取付側の開口を塞ぐ閉塞部材と、モータ排風の流れ方向を変えるデフレクターと、を有する構成とした。したがって、排出通路の延在方向の両端部に形成された開口のいずれを塞ぐかを適宜選択した上で、排出方向転換機構部を当該選択した開口に取付けることで、切削屑の排出口を変えることができる。なお本発明における「排出方向転換機構部」の取付態様としては、排出通路を構成する通路構成部材に対して排出方向転換機構部を突合せ状に取付ける態様、通路構成部材と排出方向転換機構部のいずれか一方を他方に挿入することで取付ける態様、あるいは排出通路の延在方向と交差する方向から切欠に嵌め込む態様等を広く包含する。
【0007】
また本発明では、排出方向転換機構部のデフレクターは、排出通路の延在方向に延びてモータ排風導入口から排出通路に送り込まれたモータ排風を閉塞部材側へ導くとともに、当該閉塞部材の近傍でモータ排風の流れ方向を変えて開放された状態の他方の開口へと導くように構成した。本発明によれば、モータ排風導入口から排出通路に送り込まれたモータ排風を、デフレクターによって閉塞部材側、つまり閉じられた開口側へと導いた後、当該閉塞部材の近傍で進行方向を変えて(Uターンして)開放された状態の開口に向って導く構成としている。すなわち、排出通路を折り返す構成としたものであり、これによって排出通路として存在する空間を無駄なく活用し、排出通路を流れるモータ排風の流れの距離を長くとることができる。その結果、モータ駆動音あるいは鉋刃の駆動音等が排出通路を通って外へ漏出することを抑えて低騒音化を図ることができる。
【0008】
(請求項2に記載の発明)
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の電動鉋におけるデフレクターは、排出通路につき、モータ排風導入口に送り込まれたモータ排風を閉塞部材へと導く第1の通路と、閉塞部材の近傍において流れ方向が変えられたモータ排風を他方の開口へと導く第2の通路とに独立状に区分する構成とした。なお本発明における「独立状に区分」とは、第1および第2の通路が本来の互いに連通されている部位以外の箇所では、モータ排風の流れが互いに遮断された状態に置かれることをいう。本発明によれば、排出通路を第1の通路と第2の通路とに独立状に区分する構成としたことにより、モータ排風導入口に送り込まれたモータ排風の、第1の通路と第2の通路間における漏出を回避してモータ排風の整流化を図り、モータ駆動音あるいは鉋刃の駆動音等の漏出防止効果を高めることができる。
【0009】
(請求項3に記載の発明)
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の電動鉋における排出方向転換機構部は、一方あるいは他方の開口から選択的に排出通路内に挿入されるとともに、当該挿入された位置に係止機構部によって取外し自在に取付けられる構成とされる。係止機構部は、排出通路を構成する通路構成部材と排出方向転換機構部の一方に設けられた係止部と、他方に設けられた弾性変形可能な係止片とを有する。係止部は、排出方向転換機構部の挿入方向と交差する方向に延びている。係止片は、排出方向転換機構部が排出通路内に挿入される際、当該排出方向転換機構部の挿入方向と反対方向に関し係止部に弾発状に係止し、これによって排出方向転換機構部を抜け止めする。そして排出方向転換機構部の挿入方向を軸にした周方向への回動動作によって係止部と係止片の係止が解除され、これにより排出方向転換機構部の排出通路からの抜き取りが許容される構成とした。なお本発明における「弾発状に係止」とは、係止片の弾性変形を利用して係止する態様がこれに該当する。
上記のように、本発明によれば、排出通路に対する排出方向転換機構部の取付方向と取外し方向を異なる構成としたものであり、排出方向転換機構部に対して周方向の回動動作力と軸方向の抜取り力が作用しない限り、排出方向転換機構部が装着位置に保持されることとなり、装着状態の維持性を向上できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、切削屑の排出方向を変更することが可能な電動鉋において、排出通路として設定される内部空間の有効活用に資する技術が提供されることとなった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態につき、図1〜図10を参照しつつ詳細に説明する。図1および図2には本実施の形態に係る電動鉋の全体構成が示されている。図1および図2に示すように、本実施の形態に係る電動鉋101は、概括的に見て、切削作業時に被加工材に沿って移動させる際の、移動方向(進行方向)の前後に配置された前後の定盤103,105と、前後の定盤103,105の上部間に跨るように配置された工具本体としての本体部107と、本体部107の上面部に連接された使用者が握るハンドル109とを主体として構成されている。なお図1および図2には、電動鉋101の切削作業時の進行方向が矢印によって示される。
【0012】
本体部107は、駆動モータ121(図3〜図5参照)および鉋刃127(図2参照)を収容するモータハウジング111と、当該モータハウジング111にネジ113aによって着脱自在に連接されるとともに、駆動モータ121の回転出力を鉋刃127に伝達する動力伝達機構117(図3〜図5参照)を収容するサイドハウジング113と、サイドハウジング113の側面開口部分を開閉するためにネジ115aによって着脱可能に取り付けられるカバー115によって構成されている。駆動モータ121は、本発明における「モータ」に対応し、鉋刃127は、本発明における「鉋刃」に対応する。
【0013】
駆動モータ121は、その回転軸方向が切削作業時の電動鉋101の進行方向と交差する水平方向となるように、モータハウジング111内に配置されている。なお鉋刃127は、便宜上具体的な図示については省略するが、駆動モータ121の回転軸線と平行な軸線回りに回転自在に支持された略円筒状の回転ドラムと、当該回転ドラムに周方向に所定の間隔で取り付けられた軸方向に延在する複数のブレードによって構成されている。鉋刃127は、駆動モータ121の前方に配置されるとともに、その下縁部がモータハウジング111の下部に開放された開口から下方に露出されている。動力伝達機構117は、図3〜図5に示すように、駆動モータ121によって回転駆動される駆動プーリ117a、鉋刃127とともに回転する被動プーリ(便宜上図示を省略する)、および駆動プーリ117aの回転を被動プーリに伝達するベルト117bによって構成されている。なお駆動モータ121は、ハンドル109に配置されたトリガ109aの引き操作によって通電駆動される。またモータハウジング111の前側上面部にはグリップ108が設けられている。
【0014】
使用者は、ハンドル109とグリップ108を掴み、トリガ109aを引き操作して駆動モータ121を通電駆動し、鉋刃127を回転駆動した状態で、前側の定盤103を被加工材の被削面に載せるとともに、被加工材に沿って前方へ滑らせることによって、当該鉋刃127による切削作業を行うことができる。なお切削作業時における鉋刃127の切込深さについては、本体部107に対する前側の定盤103の高さ方向の位置を調整し、当該前側の定盤103下面からの鉋刃127の下縁部の突出量を変えることによって調整されるが、鉋刃127の切込み深さ調整については、本発明に直接関係しないため、その説明については省略する。
【0015】
次に被加工材の切削作業時に発生する切削屑を外に排出する切削屑排出機構131につき、主として図3〜図10を参照しつつ説明する。本実施の形態に係る切削屑排出機構131は、駆動モータ121の回転駆動によって生成されるモータ排風を利用して切削屑を外に排出する排出用筒孔133aを有する切削屑排出筒部133と、当該切削屑排出筒部133に着脱自在に装着されて切削屑の排出方向を定める切削屑排出ユニット141とを主体として構成される。切削屑排出筒部133は、本発明における「通路構成部材」に対応し、切削屑排出ユニット141は、本発明における「排出方向転換機構部」に対応する。図3には切削屑排出ユニット141が装着される前の切削屑排出筒部133が示され、図4および図5には切削屑排出筒部133に切削屑排出ユニット141が装着された状態が示される。また図6には切削排出ユニット141が斜視図によって示され、図7および図8には切削排出ユニット141が断面図によって示されている。図9および図10には切削屑排出筒部133に装着された切削屑排出ユニット141が断面図で示される。
【0016】
切削屑排出筒部133は、図3に示すように、モータハウジング111における駆動モータ121の前方であって、かつ鉋刃127の上方に形成されている。切削屑排出筒部133の排出用筒孔133aは、切削作業時における電動鉋101の進行方向と交差する左右方向に水平状に延在されるとともに、当該延在方向の両端部がそれぞれ開放(貫通)されている。すなわち、切削屑排出筒部133は、電動鉋101の進行方向に向って右側と左側とのそれぞれが切削屑の排出口133b,133cとして開放された排出用筒孔133aを有する構成とされる。排出口133b,133cは、本発明における「開口」に対応する。また切削屑排出筒部133の排出用筒孔133aを形成する内壁面には、周方向の所定領域(360度中の約110度〜130度の範囲)につき、外径方向に凹む断面円弧状の凹部133fが排出用筒孔133aの延在方向に所定長さで形成されている。更に切削屑排出筒部133には、駆動モータ121の冷却に用いられた排風を排出用筒孔133aの凹部133fに導入するための排風導入口133dと、鉋刃127の切削により生じた切削屑を排出用筒孔133aに導入するための切削屑導入口133eが形成されている。排風導入口133dは、本発明における「モータ排風導入口」に対応する。なお排風導入口133dは、凹部133fの長手方向(延在方向)略中央部に径方向に開口されている。
【0017】
図3に示すように、駆動モータ121の回転軸121a上には、当該回転軸121aとともに回転する冷却ファン123が設けられている。冷却ファン123は、モータハウジング111に形成されたモータ収容部111a内に駆動モータ121とともに配置されている。モータ収容部111aの前面側には、駆動モータ121の冷却に用いられた冷却風の排気口111bが形成されている。そしてモータ収容部111aと切削屑排出筒部133との間には、排気口111bから排出された排風(冷却風)を排風導入口133dへと導く排風誘導路135が形成されている。したがって、駆動モータ121の通電駆動によって冷却ファン123が回転されると、当該冷却ファン123の吸引力により、モータ収容部111aの軸方向一端部側に形成された吸入口(便宜上図示を省略する)から外気がモータ収容部111a内に冷却風として吸入され、当該冷却風は、モータ収容部111a内を冷却ファン123側へと流れることで駆動モータ121を冷却する。そして駆動モータ121の冷却に使用された冷却風は、図4および図5に矢印で示すように、モータ収容部111aの排気口111bから排風誘導路135へ排出され、当該排風誘導路135から排風導入口133dを通って凹部133fに導入される。
【0018】
図6〜図10には、切削屑排出ユニット141が示される。切削屑排出ユニット141は、切削屑排出筒部133の左側または右側の排出口133b,133cのいずれか一方を選択的に閉塞して切削屑の排出方向を定める第1の機構部分としての排出方向決定部材143と、切削屑排出筒部133に着脱可能な第2の機構部分としての着脱カバー部材145とによって構成されている。なお排出方向決定部材143と着脱カバー部材145は、それぞれ合成樹脂製であり、互いに別個に形成されている。
【0019】
切削屑の排出方向決定部材143は、排出口133bまたは133cを閉塞する蓋部143aと、排風の流れ方向を変えるエアデフレクター143bとを有する。蓋部143aは、本発明における「閉塞部材」に対応し、エアデフレクター143bは、本発明における「デフレクター」に対応する。蓋部143aは、外形が円形をなす略ドラム状に形成され、切削屑排出筒部133の右側あるいは左側の排出口133b,133cのいずれか一方に嵌め込むことによって当該排出口133b,133cを選択的に閉塞する。図4には左側の排出口133cに嵌め込まれた状態が示され、図5には右側の排出口133bに嵌め込まれた状態が示される。蓋部143aには、当該蓋部143aを排出口133bまたは133cに嵌め込む際に、蓋部143aとともに排出用筒孔133a内に挿入されるエアデフレクター143bが一体に設けられている。
【0020】
エアデフレクター143bは、断面略円弧状の板状部材であり、蓋部143aの端面内側から軸方向(排出用筒孔133aの延在方向)に水平状に延在されている。またエアデフレクター143bの基部側(蓋部143aとの連結側)には、当該エアデフレクター143bの外径側(外面側)と内径側(内面側)とを貫通する連通孔143cが形成されている。そしてエアデフレクター143bは、切削屑排出筒部133の排出用筒孔133a内に挿入される際、その周縁部が凹部133fの開口側の内周縁部に係合(嵌合)するように配置され、これによって切削屑排出筒部133の内部空間を、凹部133fを主体とする断面略円弧状の上流領域146aと、排出用筒孔133aを主体とする断面略円形の下流領域146bとに独立状に区分する(図9参照)。上流領域146aは、本発明における「第1の通路」に対応し、下流領域146bは、本発明における「第2の通路」に対応し、上流領域146aおよび下流領域146bは、本発明における「排出通路」に対応する。
【0021】
すなわち、エアデフレクター143bは、切削屑排出通路133の内部空間につき、排風導入口133dから凹部133fに流入した排風を連通孔143c(蓋部143a)側に導く上流領域146aと、連通孔143cから排出用筒孔133a内に流入した排風を蓋部143aの近傍で方向転換(反転)して開放側の排出口133bまたは133cに導く下流領域146bとに区分する構成とされる。またエアデフレクター143bは、その周縁部が外径側(外面側)に折り曲げられるとともに、当該折り曲げ部143dが凹部133fを形成する壁面に当接されている。これにより、排風導入口133dから上流領域146aに流入した排風がその流れの途中で下流領域146bに漏出することを抑えつつ、連通孔143cを経て下流領域146bに流れるように案内する。また凹部133fに配置されたエアデフレクター143bは、その内径側の壁面が下流領域146bを構成する筒孔内壁面と略面一となるように形成されており、これにより切削屑が下流領域146bで引っ掛かることなく円滑に外に排出されるようにしている。
【0022】
図6〜図8に示すように、切削屑の排出方向決定部材143と着脱カバー部材145とは、挿入方向に関し並列状に配置される。これら排出方向決定部材143と着脱カバー部材145とを相互に組み付けるべく、蓋部143aには、当該蓋部143aの外径よりも小径の円筒部143eと、周方向において互いに対向する2つの樹脂バネ143fが設けられている。円筒部143eは、蓋部143aの端面外側(エアデフレクター143bの反対側)に軸方向に突出されており、着脱カバー部材145の嵌合部145aが外側から嵌合される。バネ部材としての2つの樹脂バネ143fは、蓋部143aの円形面領域内において、径方向(放射方向)に突出するように設けられており、着脱カバー部材145の嵌合部145aが円筒部143eに嵌合された際、排出方向決定部材143に対する着脱カバー部材145の周方向の相対位置を規定する。
【0023】
着脱カバー部材145は、円筒状の嵌合部145aと、当該嵌合部145aよりも大径に形成されて使用者が手指で握ることが可能な円筒状のグリップ部145bとを有する段付キャップ状に形成されている。着脱カバー部材145は、上述したように、嵌合部145aを円筒部143eに外側から嵌合することで排出方向決定部材143の蓋部143aに組み付けられる。着脱カバー部材145は、嵌合部145aの内径面に周方向に適宜間隔で配置された複数の爪145cを有しており、嵌合部145aが円筒部143eに嵌合された状態において、爪145cが円筒部143eの外周面に形成したリング溝143gに係合することで抜け止めされるとともに、当該抜け止め状態で周方向に相対移動が可能とされる。
【0024】
また着脱カバー部材145におけるグリップ部145bの端面内側には、蓋部143a側に向って水平状に延在する突片145dが設けられている。着脱カバー部材145の嵌合部145aが円筒部143eに嵌合された際、突片145dは、蓋部143aに設けた2つの樹脂バネ143f間に突入され、当該樹脂バネ143fによって弾発状に保持される(図8参照)。このように対向する2つの樹脂バネ143fによって突片145dが弾発状に保持されることで、着脱カバー部材145と排出方向決定部材143は、周方向に関して所定の相対位置、すなわち初期位置に保持される。そして使用者が、着脱カバー部材145のグリップ部145bを掴んで周方向に外力を加えたとき(回動したとき)には、2つの樹脂バネ143fの一方が突片145dで押されて弾性変形されることにより、着脱カバー部材145の排出方向決定部材143に対する周方向の相対移動が許容される。すなわち、切削屑排出ユニット141は、着脱カバー部材145と排出方向決定部材143とが、周方向には所定量の相対移動が許容され、軸方向には一体化された状態で組み付けられている(図7および図8参照)。
【0025】
上記のようにして、着脱カバー部材145と排出方向決定部材143が組み付けられて一体化された切削屑排出ユニット141は、切削屑排出筒部133の排出用筒孔133a内に右側あるいは左側の排出口133b,133cから挿入されて切削屑排出筒部133に抜き取り可能に装着される。着脱カバー部材145には、排出用筒孔133a内に挿入された切削屑排出ユニット141を、当該挿入された位置に取外し可能に固定するためのクリップ145eを有する。クリップ145eは、グリップ部145bの外周における所定の部位から挿入方向に向って軸方向に所定長さで突出されるとともに、その突出端部側には略長方形状の係止孔145fを有しており、図4および図5に示すように、切削屑排出ユニット141が切削屑排出筒部133の排出用筒孔133a内に挿入されたとき、係止孔145fが切削屑排出筒部133の外面に設けた左側または右側の突起133gのいずれかと選択的に離脱可能に係合し、これによって切削屑排出筒部133に切削屑排出ユニット141が取外し可能に固定される(図1参照)。クリップ145eと突起133gは、本発明における「係止機構部」に対応し、クリップ145eは、本発明における「係止片」に対応し、突起133gは、本発明における「係止部」に対応する。
【0026】
クリップ145eは、切削屑排出ユニット141が切削屑排出筒部133の排出用筒孔133a内に挿入される際、その突出端部が突起133gに当接後、弾性変形しつつ当該突起133gを乗り越えて進行することによって係止孔145fが突起133gに係合する構成とされる。この係合状態では、係止孔145fの孔縁と突起133gが切削屑排出ユニット141の挿入方向と反対方向に関し互いに係止する。これにより排出用筒孔133aに対して切削屑排出ユニット141を抜け止めした状態に保持する。なおクリップ145eの突出端部は、テーパ面145gに形成され、突起133gに対するクリップ145eの係止孔145fの係合動作が容易に行われるようにしている(図6、図7参照)。
【0027】
クリップ145eと突起133gとの係合は、切削屑排出ユニット141の着脱カバー部材145を周方向の一方に回動動作することで解除される構成とされる。すなわち、切削屑排出筒部133の外面に設けた左右の突起133gは、それぞれ図9および図10に示すように、周方向における前面側に傾斜面133hを有する。したがって、切削屑排出ユニット141が、例えば左側の排出口133cに挿入されている場合には、着脱カバー部材145を挿入方向に向って右回り(図10の矢印方向)に回動すると、係止孔145fの孔縁が傾斜面133hに案内されつつ突起133g上に乗り上げられ、これによりクリップ145eと突起133gとの係合が解除される。この状態が図10に示される。なお切削屑排出ユニット141が右側の排出口133bに挿入されている場合には、着脱カバー部材145の回動方向は、挿入方向に向って左回りとなる。
【0028】
着脱カバー部材145を回動したとき、排出方向決定部材143が切削屑排出筒部133の凹部133fに係合し、周方向の移動(回動)が規制されている。このため、着脱カバー部材145は、突片145dを介して一方の樹脂バネ143fを弾性変形させつつ排出方向決定部材143に相対回動することになる。そしてクリップ145eと突起133gとの係合が解除された状態で、着脱カバー部材145を手前に引くことによって切削屑排出ユニット141を切削屑排出筒部133から取り外すことが可能となる。
【0029】
上記のように構成された電動鉋101において、切削作業時に発生する切削屑を、例えば右側方へと排出したいときは、切削屑排出ユニット141は、切削排出筒部133の左側の排出口133cから排出用筒孔133a内に挿入して装着される(図4に示す状態)。この状態では、駆動モータ121を通電駆動して鉋刃127を回転駆動すると、冷却ファン123の回転によって生成され、駆動モータ121の冷却に用いられた排風が排気口111bから排風誘導路135を経て排風導入口133dに送り込まれる。そして排風導入口133dに送り込まれた排風は、図4に矢印で示すように、上流領域146aを通って蓋部143a側(図4において右側)に向って概ね直線的に流れ、連通孔143cを経て下流領域146bへ流入する。下流領域146bに流入した排風は、流入後、進行方向を変えて(Uターンして)開放された状態の右側の排出口133bに向って流れる。
【0030】
一方、鉋刃127による切削加工で生じた切削屑は、当該鉋刃127の回転によって生じた気流とともに上方へ導かれ(図2に示す点線部)、切削屑導入口133eから排出用筒孔133aにおける下流領域146bに流入されるとともに、下流領域146bを右側の排出口144bに向って流れる排風によって当該排出口144bから右側側方の外部へと排出される。
【0031】
切削屑の排出方向を右側から左側に変更するときは、切削屑排出ユニット141を切削屑排出筒部133から取り外す。この取り外しは、前述したように、着脱カバー部材145のグリップ部145bを手指で掴んで回動し、図10に示すように、切削屑排出筒部133の突起133gに対するクリップ145eの係止を解除し、その後、解除した状態を維持しつつ着脱カバー部材145を手前に引き抜くことによって行う。このとき、着脱カバー部材145の回動動作は、排出方向決定部材143に対して、突片145dを介して一方の樹脂バネ143fを弾性変形させながらの相対回動となる。したがって、排出方向決定部材143が凹部133fから抜き取られると、あるいは抜き取りの途中で着脱カバー部材145の回動動作力を消去すると、樹脂バネ143fの復元力によって着脱カバー部材145と排出方向決定部材143が回動動作前の初期位置に復帰される。
【0032】
次に切削屑排出筒部133の左側の排出口133cから抜き取られた切削屑排出ユニット141を、エアデフレクター143bが凹部133fに入り込むように、エアデフレクター143bと凹部133fとの相対位置を定めた状態で、右側の排出口133bから排出用筒孔133a内に挿入する。この挿入によって、蓋部143aの外周面および着脱カバー部材145の嵌合部145a外周面が排出口133bに嵌合する。と同時にクリップ145eの係止孔145fが切削屑排出筒部133の突起133gに係止する。かくして、切削屑排出ユニット141は、切削屑排出筒部133に抜け止めされた状態で固定される(図5参照)。したがって、このときは、切削加工によって生じた切削屑を、図5に矢印で示す排風の流れによって排出用筒孔133aの左側の排出口133cから外部に排出することができる。
【0033】
本実施の形態によれば、切削屑排出ユニット141を切削屑排出筒部133の左右いずれか一方の排出口133b,133cから選択的に排出用筒孔133a内に挿入することによって、切削屑の排出方向を変更することができる。
特に本実施の形態では、切削屑排出筒部133の内部空間を、エアデフレクター143bによって上流領域146aと下流領域146bとに独立状に区分し、排風導入口133dから上流領域146aに送り込まれた排風を、蓋部143aによって閉じられた排出口133bまたは133c側へと導いた後、当該蓋部143aの近傍で進行方向を変えて(Uターンして)開放された状態の排出口133cまたは133bに向って導く構成としている。このように、排風の流れが切削屑排出筒部133の内部を折り返す構成としたことにより、切削屑排出筒部133の内部空間を切削屑の排出通路として無駄なく活用し、排風の流れの距離を長くとることができる。その結果、駆動モータ121のモータ駆動音あるいは鉋刃127の駆動音等が排出用筒孔133aを通って外へ漏出することを合理的に抑えることが可能となり、低騒音化を図る上で有効となる。
【0034】
また本実施の形態によれば、切削屑排出ユニット141を切削屑排出筒部133の排出用筒孔133aに挿入する際、着脱カバー部材145のグリップ部145bに設けたクリップ145eが切削屑排出筒部133の外側に設けた突起133gに弾発状に係止し、これによって、切削屑排出ユニット141が切削屑排出筒部133に抜け止めされた状態に取り付けられる構成としている。このため、切削屑排出ユニット141を切削屑排出筒部133の排出用筒孔133aに挿入するだけの簡単な操作で取り付けることができる。
一方、突起133gに対するクリップ145eの係止は、切削屑排出ユニット141を挿入方向回りに回動操作することで解除される構成である。つまり、切削屑排出ユニット141は、挿入方向回りに回動操作して突起133gに対するクリップ145eの係止を解除しない限り、切削屑排出筒部133から取り外すことができない構成であり、取付方向と取外し方向とを異ならせることで、装着状態の維持性を向上できる。
【0035】
また本実施の形態によれば、切削屑排出ユニット141のエアデフレクター143bが凹部133fに係合させることによって、エアデフレクター143bの内径側の壁面と筒孔内壁面とを面一に設定している。すなわち、エアデフレクター143bは、内径側の壁面が排出用筒孔133aの内壁面と平滑状に連続している。このため、当該内径側の壁面と筒孔内壁面との合せ部に切削屑が引っ掛り難くなり、切削屑の排出性を高める上で有効となる。
【0036】
また本実施の形態では、切削屑排出ユニット141は、排出方向決定部材143と着脱カバー部材145から構成している。そして排出方向決定部材143と着脱カバー部材145とは、当該排出方向決定部材143に設けられた互いに対向する周方向の2枚の樹脂バネ143f間に、着脱カバー部材145に設けられた突片145dを配置することによって、挿入方向を軸にして周方向に相対移動が可能とされた状態で周方向の定位置に保持される構成としている。このことにより、上述した切削屑排出ユニット141の取付方向と取外し方向とを異ならせる方式と、エアデフレクター143bの内径側の壁面と筒孔内壁面との面一化を実現することが可能となった。
【0037】
なお上述した実施の形態は、排出用筒孔133aの内壁面に凹部133fを設け、この凹部133f内にエアデフレクター143bを配置することによって切削屑排出筒部133の内部空間を、上流領域146aと下流領域146bとに区分する構成としたが、これに限らない。例えば図11の模式図に示すように、排出用筒孔133aに断面形状が略コ字形の板状部材からなるエアデフレクター143bを配置することによって、上流領域146aと下流領域146bとに区分する構成に変更してもよい。このような構成を採用したときは、エアデフレクター143bは、挿入方向を軸にして周方向に移動(回動)することが許容される。したがって、このときは、切削屑排出ユニット141を構成する排出方向決定部材143と着脱カバー部材145につき、これを一体に形成することが可能となる。
【0038】
なお本発明の趣旨に鑑み、以下の態様を構成することが可能である。
(態様1)
「請求項2に記載の電動鉋であって、
前記排出通路は、延在方向の両端が開放された筒孔と、前記筒孔の内壁面に形成されて当該筒孔の延在方向に所定長さで延在する外径方向の凹部とを有し、
前記デフレクターは、前記排出通路の延在方向に所定長さで延びる断面円弧状の板状部材によって構成されるとともに、前記凹部に配置されることによって前記凹部側を前記第1の通路、前記筒孔側を前記第2の通路として区分し、
前記デフレクターは、内径側の壁面が前記第2の通路を形成する筒孔側の内壁面と平滑状に連続する構成とした電動鉋。」
態様1に記載の発明によれば、デフレクターの内径側の壁面と筒孔内壁面との合せ部に切削屑が引っ掛り難くなり、切削屑の排出性を高めることができる。
【0039】
(態様2)
「請求項3に記載の電動鉋であって、
前記排出方向転換機構部は、前記蓋部と前記デフレクターを備えた第1の機構部分と、前記係止機構部を備えた第2の機構部分とを有し、
前記第1の機構部分と前記第2の機構部分は、前記排出方向転換機構部の挿入方向において並列状に配置されるとともに、前記排出方向転換機構部の挿入方向回りの双方向にバネ部材による付勢力が作用した状態で相対回動可能に連接されている電動鉋。」
態様2に記載の発明によれば、前記第1の機構部分と前記第2の機構部分につき、挿入方向を軸にして周方向に相対移動が可能とされた状態で、常態では周方向の定位置に保持することができる。このため、第1の機構部分を周方向に移動させることなく、第2の機構部分を周方向に移動(回動)させることで、係止機構部における係止部と係止片との係止を解除することが可能になる。
【0040】
(態様3)
「請求項2または3あるいは態様1または2のいずれか1つに記載の電動鉋であって、
前記被加工材の切削によって発生した切削屑は、前記排出通路における前記第2の通路に導入される構成とした電動鉋。」
態様3に記載の発明によれば、切削屑を排出通路の下流側に導入する構成のため、切削屑が詰まり難い。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本実施の形態に係る電動鉋の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態に係る電動鉋の全体構成を示す側面図である。
【図3】切削屑排出ユニットが装着される前の切削屑排出筒部を示す断面斜視図である。
【図4】切削屑排出筒部の左側に切削屑排出ユニットが装着された状態を示す断面斜視図である。
【図5】切削屑排出筒部の右側に切削屑排出ユニットが装着された状態を示す断面斜視図である。
【図6】切削排出ユニットを示す斜視図である。
【図7】切削排出ユニットを示す断面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】切削屑排出ユニットが装着された切削屑排出筒部と係止機構部を示す縦断面図ある。
【図10】切削屑排出ユニットが装着された切削屑排出筒部と係止機構部を示す縦断面図あり、係止が解除された状態を示す。
【図11】切削屑の排出機構に関する変更例を示す模式図である。
【符号の説明】
【0042】
101 電動鉋
103 前側の定盤
105 後側の定盤
107 本体部
108 グリップ
109 ハンドル
109a トリガ
111 モータハウジング
111a モータ収容部
111b 排気口
113 サイドハウジング
113a ネジ
115 カバー
115a ネジ
117 動力伝達機構
117a 駆動プーリ
117b ベルト
121 駆動モータ
121a 回転軸
123 冷却ファン
127 鉋刃
131 切削屑排出機構
133 切削屑排出筒部
133a 排出用筒孔
133b 排出口(開口)
133c 排出口(開口)
133d 排風導入口(モータ排風導入口)
133e 切削屑導入口
133f 凹部
133g 突起(係止機構部、係止部)
133h 傾斜面
135 排風誘導路
141 切削屑排出ユニット(排出方向転換機構部)
143 排出方向決定部材
143a 蓋部(閉塞部材)
143b エアデフレクター(デフレクター)
143c 連通孔
143d 折り曲げ部
143e 円筒部
143f 樹脂バネ
143g リング溝
145 着脱カバー部材
145a 嵌合部
145b グリップ部
145c 爪
145d 突片
145e クリップ(係止機構部、係止片)
145f 係止孔
145g テーパ面
146a 上流領域(第1の通路、排出通路)
146b 下流領域(第2の通路、排出通路)
【出願人】 【識別番号】000137292
【氏名又は名称】株式会社マキタ
【出願日】 平成18年8月30日(2006.8.30)
【代理人】 【識別番号】100105120
【弁理士】
【氏名又は名称】岩田 哲幸

【識別番号】100106725
【弁理士】
【氏名又は名称】池田 敏行


【公開番号】 特開2008−55705(P2008−55705A)
【公開日】 平成20年3月13日(2008.3.13)
【出願番号】 特願2006−233918(P2006−233918)