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【発明の名称】 直角切りと深さ一時解除出来る電動丸鋸
【発明者】 【氏名】佐藤 清

【要約】 【課題】材料を簡易に直角に切断でき、切断深さの調節を固定し維持したまま、切断深さの制限を一時解除できる電動丸鋸を提供する。

【解決手段】ベース部9に2本の爪11を設けた、また、切断深さの調節をベース部9に設けた連結棒体13に切断深さ固定部15を切断深さ調整つまみ14で固定し、その固定部に連結回転体12を一時乗せることによって制限の一時解除を行なう
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベース部に、被切断物の端辺に対して直角又は任意の角度に被切断物を切断できる用に丸鋸を固定する複数の爪11を設けた事を特徴とする電動丸鋸。
【請求項2】
ベース部9に、切断機を持ち上げた状態ではベース部下方より突起しており、ベース部下方を被切断物に上方又は前方より密着させると引っ込み、後方より被切断物を引っ掛けると引っ掛けた被切断物の端辺に対して被切断物を直角又は任意の角度に切断できるように丸鋸を固定できる爪11を設けた事を特徴とする電動丸鋸。
【請求項3】
切断深さを調節固定した状態の時、一時的に深さの固定を解除し切断でき、切断を終えると一時解除前に切断深さを調節固定した状態に戻ること特徴とする電動丸鋸。
【請求項4】
連結棒体13に切断深さ調整つまみ14で切断深さ固定部15を固定することによって、安全カバー18に連結された連結回転体12の連結棒体13上の移動を制限し切断深さを調節固定することができ、さらに、移動を制限された状態で連結回転体12を安全カバーレバー2によって上方へ持ち上げ切断深さ固定部15の上に乗せながら切断することによって、一時的に移動の制限を回避でき、切断を終えると移動を制限された状態にもどることを特徴とする電動丸鋸。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は木材やベニヤ、その他の切断作業で使用する電動丸鋸の改良に関するものである
【背景技術】
【0002】
電動丸鋸では被切断物を端辺に対して直角に切断する機会は多いのだが、従来の電動丸鋸では、被切断物を端辺に対して直角に切断ラインする場合、直角の直線印を付けて切断するものであった。それは切断ラインが長い場合はもちろんだが、丸鋸刃の直径より短い場合の長さの切断ラインでも印が必要であった。
【0003】
また、切断深さを変えて被切断物を切断する場合は、切断深さを調節するつまみ等で切断深さを調節固定し切断していて、切断深さの変更を終えたら固定を解除していた。
【0004】
【特許文献1】 特願2002−185321
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来技術によれば、被切断物を端辺に対して直角に切断する際、いくら小さい材料でも直角の直線印をつけなけばならず面倒であった。また、面倒で直線印をつけないで切断すると切断ラインがずれる可能性が大きかった。さらに、直線印があっても、実際に印に合わせて直角に切断するのは難しかった。
【0006】
また、切断深さを変える場合に、大量の材料を深さ調節して切断作業をしていると、突発的に一度だけ切断深さの固定を解除し切断したい時がある、その場合、従来はせっかく調節固定した切断高さを解除し、一度だけ固定なしで切断し、切断し終えたらまた切断深さを調節しなければいけなかった。その作業はたいへん面倒であった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以上の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、ベース部に、被切断物の端辺に対して直角に被切断物を切断できる用に丸鋸を固定する複数の爪11を設けた事を特徴とする電動丸鋸である。
また、請求項2記載の発明は、ベース部9に、切断機を持ち上げた状態ではベース部下方より突起しており、ベース部下方を被切断物に上方又は前方より密着させると引っ込み、後方より被切断物を引っ掛けると引っ掛けた被切断物の端辺に対して被切断物を直角に切断できるように丸鋸を固定できる爪11を設けた事を特徴とする電動丸鋸である。
また、請求項3記載の発明は、切断深さを調節固定した状態の時、一時的に深さの固定を解除し切断でき、切断を終えると一時解除前に切断深さを調節固定した状態に戻ること特徴とする電動丸鋸である。
また、請求項4記載の発明は、連結棒体13に切断深さ調整つまみ14で切断深さ固定部15を固定することによって、安全カバー18に連結された連結回転体12の連結棒体13上の移動を制限し切断深さを調節固定することができ、さらに、移動を制限された状態で連結回転体12を安全カバーレバー2によって上方へ持ち上げ切断深さ固定部15の上に乗せながら切断することによって、一時的に移動の制限を回避でき、切断を終えると移動を制限された状態にもどることを特徴とする電動丸鋸である。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように、本発明によれば、被切断物の端辺に対して被切断物を直角に切断する時、被切断物の端辺に本発明のベース部に設けられた爪を引っ掛けることにより、瞬時に直角を形成することができ、そのまま被切断物を切断すると、被切断物の端辺に対して被切断物を直角に切断することができる。(図6)
【0009】
それにより、被切断物の切断ラインが丸鋸刃の直径より短い場合等は直線の印はつけなくても正しく直角に切断できる。(図6)
【0010】
また、被切断物の端に爪を固定させながら切断作業に入れるので、切断箇所に合わせるのが楽で、かつスタートがスムーズにできる。(図5)
【0011】
また、通常の切断時(ベース部が被切断物に密着し、爪が隠れた状態)に切断が終わりまでいき、ベース部の下に被切断物が無くなると、爪がベース部の下方より突起する、それにより、キックバックが起こりそうになった時、爪が被切断物引っ掛かりキックバックを防ぐことができるので、たいへん安全である。
【0012】
また、切断深さの調節を固定し維持したまま、切断深さの制限を一時解除できることにより、例えば、大量の材料を深さ調節して切断作業をしている時、突発的に一度だけ切断深さの固定を解除し切断したい時でも、切断深さの調節固定を維持しているので、一時解除切断後、また、同じ切断深さで切断することができる。たいへん便利である。(図7、図8)
【発明の実施するための最良の形態】
【0013】
以下、この発明の実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。
本発明は、特許第3525929号(特願2002−185321)ベース部と安全カバーが連結し安定始業出来る電動丸鋸に適用することにより最大の効力が期待されます。
また、本発明は、ベース部9に2本の爪11を設けたことと、切断深さの調節を固定し維持したまま、切断深さの制限を一時解除できることに特徴を有する。
【0014】
ベース部9に爪回転体10をかいして2本の爪11が設けられている。爪11は丸鋸本体を上方へ持ち上げると爪の重力によって(又は、爪回転体10に設けられた下方に突起させる弾性体)ベース部9の下方より突起する、その突起した状態で二つの爪11の内側を結んだ直線と切断ラインは直角で交わっている。(図9)
※爪11は可動であり、爪11の位置を変え固定することによって任意の角度に変更の可能である。(図10)
(※任意に角度調整可能だが、本説明では直角に固定した状態で説明する)
【0015】
突起した状態で、被切断物20に爪11を図1の方向Aより引っ掛けると被切断物20の端辺が二つの爪11の内側を結んだ直線に沿うので(図5)、その状態で切断すると切断ラインは、二つの爪11の内側を結んだ直線と直角になる。(図6)
爪11は、通常の切断時のように被切断物20に密着させながら図1の方向Aとは逆に進ませると、被切断物20に引っ掛かることはなく、邪魔になることはない。(図3、図4)さらに、その状態で、被切断物20の端まで行くと、被切断物20がなくなったところで爪11がベース部9下方より突起し(図5の様に爪11が突起する)、キックバックを防ぐことができる(爪11が被切断物20に引っ掛かるため)。
(図3から図4は爪11を意識せずに通常の切断作業をしている状態)
【0016】
また、連結回転体12を設けた安全カバー18とベース部9の連結部は、ベース部9に固定されている連結棒体13に、長手方向に可動にて取り付けられた切断深さ固定部15、その切断深さ固定部15を連結棒体13に固定する切断深さ調整つまみ14によって形成されていて、連結回転体12が連結棒体13に密着しながら移動することで、切断時、ベース部9が安全カバー18を開きながら切断している構造である。
切断深さの調整は連結棒体13に切断深さ固定部15を切断深さ調整つまみ14で固定することにより、切断時、連結回転体12が切断深さ固定部15にぶつかり動きを制限することによって可能である。(図7)
【0017】
さらに、本発明では、連結棒体13に切断深さ固定部15を切断深さ調整つまみ14で固定し切断深さの調節固定を維持した状態で、安全カバーレバー2で安全カバー18を一度上方に持ち上げることにより、連結回転体12が切断深さ固定部15の上方に乗るので制限を解除することができる(図8)。
その一時解除後、切断し終えたら安全カバー18が通常の位置にもどる、切断深さの調節固定した状態は維持されているので、また、調節した深さで切断ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の非切断時の状態であり、丸鋸刃側から見た側面図
【図2】本発明の非切断時の状態であり、切断時の進行方向側から見た正面図
【図3】本発明にて通常切断準備の状態であり、丸鋸刃側から見た側面図
【図4】本発明にて通常切断中の状態であり、丸鋸刃側から見た側面図
【図5】本発明にて爪を引っ掛けての直角切断準備の状態であり、丸鋸刃側から見た側面図
【図6】本発明にて爪を引っ掛けての直角切断中の状態であり、丸鋸刃側から見た側面図
【図7】本発明にて切断深さを固定した状態での切断中であり、丸鋸刃側から見た側面図
【図8】本発明にて切断深さを固定した状態を一時解除した場合の切断中であり、丸鋸刃側から見た側面図
【図9】本発明をベース部下方からみた図(直角)
【図10】本発明をベース部下方からみた図(任意の角度)
【符号の説明】
【0019】
1・・・取っ手
2・・・安全カバーレバー
3・・・本体
4・・・丸鋸刃
5・・・丸鋸回転軸
6・・・ザ金
7・・・ベース部回転軸
8・・・ベース部傾き調整つまみ
9・・・ベース部
10・・・爪回転軸
11・・・爪
12・・・連結回転体
13・・・連結棒体
14・・・切断深さ調整つまみ[書類名]要約書
15・・・切断深さ固定部
16・・・ベース部固定器ヒンジ
17・・・ベース部固定器
18・・・安全カバー
19・・・モーター部
20・・・被切断物
21・・・被切断物の端辺と被切断物の切断面との角度
【出願人】 【識別番号】508066832
【氏名又は名称】サーフザイオン株式会社
【出願日】 平成19年4月2日(2007.4.2)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−254408(P2008−254408A)
【公開日】 平成20年10月23日(2008.10.23)
【出願番号】 特願2007−117685(P2007−117685)