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鋸鞘 - 特開2008−114442 | j-tokkyo
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【発明の名称】 鋸鞘
【発明者】 【氏名】宮脇 昌三

【要約】 【課題】本発明は、片刃や両刃の手引き鋸の鋸身のサイズや形状に対して汎用性が大きく、また製作コストを安価にできる鋸鞘の提供を課題とする。

【解決手段】鋸身を収納するための内鞘体10と、該内鞘体10の外側を覆う外鞘体20と、鋸鞘の基端部を構成して鋸身を挿入させる挿入口構成体30と、鋸鞘の先端部を構成して止蓋となる止蓋体40とを有する鋸鞘1であって、前記内鞘体10はその断面形状が長手方向に一定なプラスチック成形体とし、前記外鞘体20は金属製とすると共に長手方向に一定の断面形状をもって前記内鞘体10上に被嵌する構成とし、前記内鞘体10を前記外鞘体20の内孔内に挿嵌した状態で、前記挿入口構成体30と止蓋体40とを、前記外鞘体20に対してその両側からそれぞれ嵌合すると共に前記外鞘体20の内孔内の前記内鞘体10に結合することで全体を一体的に構成している。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
鋸身を収納するための内鞘体と、該内鞘体の外側を覆う外鞘体と、鋸鞘の基端部を構成して鋸身を挿入させる挿入口構成体と、鋸鞘の先端部を構成して止蓋となる止蓋体とを有する鋸鞘であって、前記内鞘体はその断面形状が長手方向に一定なプラスチック成形体とし、前記外鞘体は金属製とすると共に長手方向に一定の断面形状をもって前記内鞘体上に被嵌する構成とし、前記内鞘体を前記外鞘体の内孔内に挿嵌した状態で、前記挿入口構成体と止蓋体とを、前記外鞘体に対してその両側からそれぞれ嵌合すると共に前記外鞘体の内孔内の前記内鞘体に結合することで全体を一体的に構成してあることを特徴とする鋸鞘。
【請求項2】
内鞘体は、その外殻の長手方向に複数本のリブを形成しており、該リブの基端面と先端面とに前記挿入口構成体と止蓋体とをそれぞれ固定するための結合用孔を形成してあることを特徴とする請求項1に記載の鋸鞘。
【請求項3】
外鞘体は、その外殻に前記内鞘体のリブに対応する複数本のリブを形成することで、前記内鞘体を横ズレなく挿嵌できる形状としてあることを特徴とする請求項1又2に記載の鋸鞘。
【請求項4】
挿入口構成体は、その基端側を鋸身の挿入口部とすると共に、その先端側を前記外鞘体との嵌合部とし、該嵌合部と前記挿入口部との間に段差壁を形成し、該段差壁によって前記外鞘体の基端面と当接して位置決めされることを特徴とする請求項1〜3何れかに記載の鋸鞘。
【請求項5】
挿入口構成体の挿入口部には、挿入口と、その一側に鋸身を前記挿入口に案内するガイド部とを形成してあることを特徴とする請求項4に記載の鋸鞘。
【請求項6】
挿入口部の一部を肉厚部に形成し、該肉厚部に取付紐を通すための複数の紐挿通孔を形成してあることを特徴とする請求項4又は5に記載の鋸鞘。
【請求項7】
挿入口構成体の嵌合部には、前記内鞘体のリブに対応して複数本のリブを形成し、該リブには前記内鞘体のリブの結合用孔に対応して、挿入口構成体を貫通する複数の結合用孔を形成してあることを特徴とする請求項4〜6の何れかに記載の鋸鞘。
【請求項8】
鋸の代わりにナイフや鉈等の刃物の収納に用いることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の鋸鞘。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は鋸鞘に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、手引き鋸の鋸身を収納する鋸鞘は、それぞれの鋸身の形状に合ったプラスチック製等の一体成型品として作られている。しかし、それらの鋸鞘は対応する1種類の鋸にのみ使用できるもので、形やサイズの違いがあると、うまく収納できない問題があった。またプラスチック製の一体成型品の鋸鞘の場合には、製作コストに大きな費用を要する問題があった。
一方、特開平7−213171号公報には、剪定鋸が収納でき、鞘が上下に昇降できる剪定鋸鞘の構造が開示されている。また実用新案登録第3034625号公報には、替え刃の取替えが随時できるように収納できる替え刃収納可能な鋸鞘が提供されている。
【特許文献1】特開平7−213171号公報
【特許文献2】実用新案登録第3034625号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記特許文献1に示す構造は、鞘が上下に昇降でき、鞘を腰に装着した時の鋸の定位置を決められるものであるが、鋸のサイズには対応できない等、汎用性に欠ける問題があった。また特許文献2に示す鋸鞘は、替え刃の取替えが随時できるように替え刃の収納が可能な鋸鞘であるが、通常の鋸やサイズに対応できない問題があった。
【0004】
そこで本発明は上記従来の問題点を解決し、片刃や両刃の手引き鋸の鋸身のサイズや形状に対して汎用性が大きく、また製作コストを安価にできる鋸鞘の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を達成するため本発明の鋸鞘は、鋸身を収納するための内鞘体と、該内鞘体の外側を覆う外鞘体と、鋸鞘の基端部を構成して鋸身を挿入させる挿入口構成体と、鋸鞘の先端部を構成して止蓋となる止蓋体とを有する鋸鞘であって、前記内鞘体はその断面形状が長手方向に一定なプラスチック成形体とし、前記外鞘体は金属製とすると共に長手方向に一定の断面形状をもって前記内鞘体上に被嵌する構成とし、前記内鞘体を前記外鞘体の内孔内に挿嵌した状態で、前記挿入口構成体と止蓋体とを、前記外鞘体に対してその両側からそれぞれ嵌合すると共に前記外鞘体の内孔内の前記内鞘体に結合することで全体を一体的に構成してあることを第1の特徴としている。
また本発明の鋸鞘は、上記第1の特徴に加えて、内鞘体は、その外殻の長手方向に複数本のリブを形成しており、該リブの基端面と先端面とに前記挿入口構成体と止蓋体とをそれぞれ固定するための結合用孔を形成してあることを第2の特徴としている。
また本発明の鋸鞘は、上記第1又は第2の特徴に加えて、外鞘体は、その外殻に前記内鞘体のリブに対応する複数本のリブを形成することで、前記内鞘体を横ズレなく挿嵌できる形状としてあることを第3の特徴としている。
また本発明の鋸鞘は、上記第1〜第3の何れかの特徴に加えて、挿入口構成体は、その基端側を鋸身の挿入口部とすると共に、その先端側を前記外鞘体との嵌合部とし、該嵌合部と前記挿入口部との間に段差壁を形成し、該段差壁によって前記外鞘体の基端面と当接して位置決めされることを第4の特徴としている。
また本発明の鋸鞘は、上記第4の特徴に加えて、挿入口構成体の挿入口部には、挿入口と、その一側に鋸身を前記挿入口に案内するガイド部とを形成してあることを第5の特徴としている。
また本発明の鋸鞘は、上記第4又は第5の特徴に加えて、挿入口部の一部を肉厚部に形成し、該肉厚部に取付紐を通すための複数の紐挿通孔を形成してあることを第6の特徴としている。
また本発明の鋸鞘は、上記第4〜第6の何れかの特徴に加えて、挿入口構成体の嵌合部には、前記内鞘体のリブに対応して複数本のリブを形成し、該リブには前記内鞘体のリブの結合用孔に対応して、挿入口構成体を貫通する複数の結合用孔を形成してあることを第7の特徴としている。
また、本発明の鋸鞘は、上記第1〜第7の何れか特徴に加えて、鋸の代わりにナイフや鉈等の刃物の収納に用いることを第8の特徴としている。
【発明の効果】
【0006】
請求項1に記載の鋸鞘によれば、鋸身を収納するための内鞘体と、該内鞘体の外側を覆う外鞘体と、鋸鞘の基端部を構成して鋸身を挿入させる挿入口構成体と、鋸鞘の先端部を構成して止蓋となる止蓋体とを有する鋸鞘であって、前記内鞘体はその断面形状が長手方向に一定なプラスチック成形体とし、前記外鞘体は金属製とすると共に長手方向に一定の断面形状をもって前記内鞘体上に被嵌される構成とし、前記内鞘体を前記外鞘体の内孔内に挿嵌した状態で、前記挿入口構成体と止蓋体とを、前記外鞘体に対してその両側からそれぞれ嵌合すると共に前記外鞘体の内孔内の前記内鞘体に結合することで全体を一体的に構成しているので、
プラスチック成形の内鞘体により、鋸刃を刃毀れなく受け入れることができる。そして金属製の外鞘体により、内鞘体を熱や水などから防ぐと共に、強度を保持することができる。
また外鞘体及び内鞘体は何れもその断面形状が長手方向に一定としているので、押出成形品として製造されたものを必要に応じた長さに切断することで、種々の長さのものを自在に、低コストで用意できる。後は挿入口構成体と止蓋体を取り付けて固定するだけでよいので、種々の長さの鋸鞘を低コストで製作することができる。
特に、金型にて一体成形する鋸鞘の場合は、金型にコストがかかる他、寸法が変わればそれに応じて金型が必要であったが、本発明の場合には内鞘体と外鞘体との長さを調整することで各種サイズに対応した多種の鋸鞘を提供できる。
【0007】
また請求項2に記載の鋸鞘によれば、請求項1に記載の構成による作用効に加えて、内鞘体は、その外殻の長手方向に複数本のリブを形成しており、該リブの基端面と先端面とに前記挿入口構成体と止蓋体とをそれぞれ固定するための結合用孔を形成してあるので、
前記複数本のリブにより、中空状のプラスチック製内鞘体の全体の強度を高く保持することができる。加えて、前記長手方向に設けられた複数本のリブの厚肉を利用して、その基端面と先端面とに結合用孔を設けているので、良好な取り付け強度をもって挿入口構成体と止蓋体とをそれぞれ取り付けることができる。
【0008】
また請求項3に記載の鋸鞘によれば、請求項1又は2に記載の構成による作用効果に加えて、外鞘体は、その外殻に前記内鞘体のリブに対応する複数本のリブを形成することで、前記内鞘体を横ズレなく挿嵌できる形状としてあるので、
前記外鞘体の内孔内に前記内鞘体を正確に挿嵌し易く、挿嵌後に相互に横ブレが生じない。更に鋸鞘が二層となるので、強度が増す。また金属製の外鞘体が鋸鞘として外部からの熱や水或いは打撲等による破損を防ぎ、鞘に光沢と機能美と重厚感を醸し出すことができる。
そして外鞘体が金属製であるので表面に印刷等もできる。
【0009】
また請求項4に記載の鋸鞘によれば、請求項1〜3の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、挿入口構成体は、その基端側を鋸身の挿入口部とすると共に、その先端側を前記外鞘体との嵌合部とし、該嵌合部と前記挿入口部との間に段差壁を形成し、該段差壁によって前記外鞘体の基端面と当接して位置決めされるので、
前記挿入口構成体の前記嵌合部を、前記外鞘体の基端面から挿入し、前記段差壁が外鞘体の基端面に当接するまで押し込むことで、自動的に前記挿入口構成体が前記外鞘体の基端面の定位置に挿嵌され、前記内鞘体との結合に最適な位置に位置決めすることができる。
【0010】
また請求項5に記載の鋸鞘によれば、請求項4に記載の構成による作用効果に加えて、挿入口構成体の挿入口部には、挿入口と、その一側に鋸身を前記挿入口に案内するガイド部とを形成してあるので、
鋸の収納時には、鋸身の先端付近がガイド部に沿って案内され、鋸身をスムーズに挿入口内へ入れることができる。
【0011】
また請求項6に記載の鋸鞘によれば、請求項4又は5に記載の構成による作用効果に加えて、挿入口部の一部を肉厚部に形成し、該肉厚部に取付紐を通すための複数の紐挿通孔を形成してあるので、
挿入口部の肉厚部を利用して、その紐挿通孔に通した紐により鋸鞘を十分確実に、動かないように身体に定着させることができる。
【0012】
また請求項7に記載の鋸鞘によれば、請求項4〜6の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、挿入口構成体の嵌合部には、前記内鞘体のリブに対応して複数本のリブを形成し、該リブには前記内鞘体のリブの結合用孔に対応して、挿入口構成体を貫通する複数の結合用孔を形成してあるので、
外鞘体に嵌合された挿入口構成体を、内鞘体に対して、結合用孔を用いてネジやピン等を用いて確実に結合することができる。よって鋸鞘の挿入口部分を強固に構成することができる。
【0013】
また請求項8に記載の鋸鞘によれば、請求項1〜7の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、鋸の代わりにナイフや鉈等の刃物の収納に用いることができるので、
鋸の他、ナイフ、鉈等の鞘としても利用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下の図面を参照して、本発明の実施形態に係る鋸鞘について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る鋸鞘を示す全体斜視図、図2は鋸鞘の内鞘体を示す斜視図、図3は鋸鞘の外鞘体を示す斜視図、図4は鋸鞘の挿入口構成体を示す斜視図、図5は挿入口構成体を嵌合部側から見た図、図6は本発明の鋸鞘の止蓋体を示す斜視図、図7は止蓋体を基端側から見た図である。
【0015】
図1を参照して、本発明の実施形態に係る鋸鞘1は、鋸身を収納するための内鞘体10と、該内鞘体10の外周を覆う外鞘体20と、鋸鞘の基端部を構成して鋸の挿入口となる挿入口構成体30と、先端部を構成して止蓋となる止蓋体40とからなり、それら内鞘体10、外鞘体20、挿入口構成体30、止蓋体40が一体的に結合されることで鋸鞘1が構成される。
【0016】
図2を参照して、内鞘体10は鋸身を直接的に受け入れる鞘体であり、長細い偏平状の筒として構成される。
内鞘体10には、その外殻11に、長手方向の基端から先端に至る複数本のリブ11aを形成している。本実施形態では、リブ11aが表裏にそれぞれ2本ずつ、4本形成されている。
内鞘体10の各リブ11aには、長手方向の基端面と先端面とにそれぞれ結合用孔13を形成している。ここで基端面とは挿入口構成体30が結合される側の端面であり、先端面とは前記止蓋体40が結合される側の端面である。これらのリブ11aの基端面と先端面は厚肉になされているので、結合用孔13の形成に丁度よい。この結合用孔13はネジ孔或いはピン止め孔とされる。
内鞘体10は、その断面形状が長手方向に一定なプラスチック成形体としている。
プラスチックとしては特にその材質は限定されないが、強化プラスチックや熱硬化性樹脂を用いることができる。また内鞘体10は、射出成形により長く製造したものを所定の長さに切断して用いることができる。
【0017】
図3も参照して、外鞘体20は、内鞘体10の外側(外周)を覆って保護すると共に、鋸鞘1の主たる外観を構成する鞘体で、長細い偏平状の筒として前記内鞘体10の長さより少し長く構成されている。
外鞘体20には、その外殻21の表裏に、長手方向における基端から先端に至る寸法で、前記内鞘体10のリブ11aに対応するリブ21aが形成されている。各リブ21aに対応する外鞘体20の内孔部分は凹溝状になされている。該外鞘体20の内孔内に前記内鞘体10が挿嵌される。挿嵌された内鞘体10は、そのリブ11aが前記外鞘体20のリブ21aに合着した状態となる。即ち言い換えれば、前記外鞘体20が前記内鞘体10の上に外挿嵌され、内鞘体10の外側を覆う構成となる。
外鞘体20の内孔内に挿嵌された内鞘体10は、そのリブ11aで前記外鞘体20のリブ21aと嵌り合うため、一定の位置に正確に位置決めされ、横方向のズレ(長手方向に直角な方向のズレ)が生じない。
外鞘体20は金属製からなり、例えばアルミニウム合金やステンレスの耐腐食性材料を使用できる。また外鞘体20は一定の断面形状であるから、押出し加工により形成したものを適当な長さに切断して用いることができる。
【0018】
図4、図5を参照して、挿入口構成体30はプラスチック製とすることができる。挿入口構成体30は、その基端側の半部に挿入口部31を形成し、該挿入口構成体30の先端側の残る半部に嵌合部32を形成している。
挿入口部31は、その挿入口31aと、その一側に鋸を該挿入口31aに案内するガイド部31bを形成して構成される。
挿入口部31のガイド部31bは、実際には前記挿入口31aの一側で前方に突出した突縁31dの前記挿入口31aに面した面である。
挿入口部31は、前記挿入口31aの前記ガイド部31bがある一側とは反対の他側を肉厚部31cに形成し、例えば山形状に膨出させて形成している。この肉厚部31cには腰紐等を通せるように、2ヶ所に挿通孔34を貫通させて設けている。
【0019】
挿入口構成体30の嵌合部32は、前記外鞘体20の基端側に差し込まれて嵌合する部分で、外鞘体20の基端面の内孔に丁度嵌り合う断面形状をしている。
嵌合部32は、前記内鞘体のリブ11aと対応する位置に同形状のリブ32aが形成され、該リブ32aには結合用孔33が貫通して形成されている。
嵌合部32が外鞘体20に嵌合され、嵌合部32の先端面が内鞘体10の先端面に当接した際に、両リブ11a、32aが相互に一致し、また両結合用孔13、33が一致して当接するようなされている。
嵌合部32には、前記挿入口部31との間に段差壁32bが形成されている。該嵌合部32を前記外鞘体20の基端側から挿嵌すると、該段差壁32bに前記外鞘体20の基端面21bが当接して、挿入口構成体30の位置決めが自動的にできるように構成される。
嵌合部32を外鞘体20に嵌合し、結合用孔33にネジ又はピン50を挿通して内鞘体10と結合することで、挿入口構成体30の固定が完了する。
【0020】
図6、図7を参照して、止蓋体40は、その先端側に蓋部41を形成し、また基端側には前記外鞘体20に挿嵌できる嵌合縁42を形成している。
止蓋体40の蓋部41には、その表裏に前記外鞘体20のリブ21aに対応するリブ41aが、嵌合縁42には、その表裏に前記内鞘体10のリブ11aに対応するリブ42aが、それぞれ形成されている。また該リブ42aには、それぞれ結合用孔43が貫通して形成されている。
嵌合縁42は、その外形が外鞘体20の先端側に丁度嵌合する形状とされており、またその端面が前記内鞘体10の先端面形状と対応するよう形成されている。
前記嵌合縁42には、前記蓋部41との間に段差壁42bが形成されているので、嵌合縁42を前記外鞘体20に挿嵌すると、前記段差壁42bが前記外鞘体20の先端面21cと当接して挿着の位置決めをすることができる。そして前記リブ42aに設けられた前記結合用孔43にネジ又はピン50を挿通して前記内鞘体10と結合することで、止蓋体40の固定が完了する。
なお前記内鞘体10の長手方向長さと挿入口構成体30の嵌合部32と止蓋体40の嵌合縁42との長さの合計が、前記外鞘体20の長手方向長さと一致する。
【0021】
上記のような構成により、本発明の鋸鞘の構成において、前記外鞘体20の内孔内に前記内鞘体10を挿嵌して被装し、該外鞘体20の基端面21bの内孔に前記挿入口構成体30を挿嵌してネジ又はピン50で前記内鞘体10と固着し、該外鞘体20の先端面21cの内孔に前記止蓋体40を挿嵌してネジ又はピン50で前記内鞘体10と固着する。これによって前記外鞘体20が前記挿入口構成体30と前記止蓋体40とによって挟持状態に保持された状態で、全体が一体的に構成され、鋸鞘が完成する。
本発明の鋸鞘では、前記内鞘体10と前記外鞘体20の切断長さを変更するだけで、各種鋸のサイズに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の実施形態に係る鋸鞘を示す全体斜視図である。
【図2】鋸鞘の内鞘体を示す斜視図である。
【図3】鋸鞘の外鞘体を示す斜視図である。
【図4】鋸鞘の挿入口構成体を示す斜視図である。
【図5】挿入口構成体を嵌合部側から見た図である。
【図6】鋸鞘の止蓋体を示す斜視図である。
【図7】止蓋体を基端側から見た図である。
【符号の説明】
【0023】
1 鋸鞘
10 内鞘体
11 外殻
11a リブ
11b 基端面
11c 先端面
13 結合用孔
20 外鞘体
21 外殻
21a リブ
21b 基端面
21c 先端面
30 挿入口構成体
31 挿入口部
31a 挿入口
31b ガイド部
31c 肉厚部
31d 突縁
32 嵌合部
32a リブ
32b 段差壁
33 結合用孔
34 挿通孔
40 止蓋体
41 蓋部
41a リブ
42 嵌合縁
42a リブ
42b 段差壁
43 結合用孔
50 ネジ又はピン
【出願人】 【識別番号】590006387
【氏名又は名称】株式会社ユーエム工業
【出願日】 平成18年11月2日(2006.11.2)
【代理人】 【識別番号】100091834
【弁理士】
【氏名又は名称】室田 力雄


【公開番号】 特開2008−114442(P2008−114442A)
【公開日】 平成20年5月22日(2008.5.22)
【出願番号】 特願2006−298679(P2006−298679)