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チップソー - 特開2008−62462 | j-tokkyo
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【発明の名称】 チップソー
【発明者】 【氏名】岩▲さき▼ 義弘

【氏名】山崎 恵司

【要約】 【課題】これまでのチップソーは、紙紛の発生が非常に多く製品に付着したものを取り除くことが困難であった。また段ボール切削用のチップソーは紙紛の発生は、少なくできるが再研磨が困難である等の課題があった。

【構成】チップソーのチップ5の歯先6を鋭角な形状にすると共に、鋸歯にチップ5の嵌合溝9を差込嵌合可能にすることでチップ5を取り外し研磨治具に装着して研磨、再びチップソーに嵌め込み使用できるようにする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無端の鋸板(2)に形成した複数個の鋸歯(3)の取付部(8)にチップ(5)を取り付けたチップソー(1)において、歯面(7)が鋭角で鋭い歯先(6)を有し、反対面に嵌合溝(9)を形成したチップ(5)を歯形部(3)の取付部(8)に差込嵌合し両側の接合片(10)で挟持固定し、切削においてチップ(5)に掛かる切削力を係止部(11)で係止し、取り外す時にチップ下部(12)に差し込み方向と反対の力を与えチップ(5)を取り外せるよう着脱可能にしたことを特徴とするチップソー。
【請求項2】
チップ(5)の嵌合溝(9)内部に突起部(4)を成形し、固定力を大きくした請求項1のチップソー
【請求項3】
チップ(5)が焼結成形されたものである請求項1又は2のチップソー。
【請求項4】
チップ(5)が表面硬化処理されたものである請求項1、2又は3のチップソー。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、紙や段ボールなどを切削するチップソーに関する。
【背景技術】
【0002】
一般の木材切削用チップソーで紙や段ボールを切削すると、多量の紙粉が発生して製品に付着する問題点がある。
【0003】
一方、紙専用の鋸は、特許文献1に示すように歯面を鋭角にすることで紙粉の発生を少なくしているが、鋸歯の再研磨が非常に困難になり費用と時間が掛かるという欠点があった。下記文献1に示されるように既に公知である。
【特許文献1】特許第3145657号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
解決しようとする問題点は、鋸の再研磨が困難な点である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、チップソーにおいて歯面を鋭角にしたチップを着脱可能にすることを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明のチップソーは、チップを完成形状に製作し研磨後に装着、使用後チップを取り外して再研磨できるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
無端鋸板の鋸歯に研削によって取付部を加工する。一方、粉末高速度鋼を歯面が鋭角で反対面には嵌合溝を一体にした形状を射出成形によって成形し焼結、熱処理することで硬さと靭性を持たせたチップを製作。その後、チップを研磨用治具に装着して歯面を鋭角に研磨し、研磨用治具から取り外して鋸歯の取付部にチップの嵌合溝を差込嵌合する。
【実施例】
【0008】
図1は、本発明の1実施例であって、チップ5を帯鋸に差込嵌合した図である。
【0009】
図2に示す厚さ0.6ミリの鋸板2に25ミリ間隔の鋸歯3をプレスによって打ち抜き、研削によって取付部8を加工する。
【0010】
図3に示すチップ5は、長さ5ミリ、幅4ミリ、厚さ1ミリ、嵌合溝9の幅は鋸板2の厚さよりやや狭くし、歯面7が鋭角で歯先6が60度となるように粉末高速度鋼を原料に金属粉末射出成形によって形状成形する。その後、チップ5を焼結、焼き入れ焼き戻しを行い段ボール切削に適した硬さと靭性を持たせる。なお、上記形状は、切削条件によって適宜設定する。
【0011】
図5に示すようにチップ5を研磨治具13に装着して歯面7の両面を研磨砥石14で研磨して歯先6を鋭利に仕上げ、研磨治具13から取り外す。
【0012】
そのチップ5を、鋸板2の鋸歯3に加工した取付部8にチップ5の嵌合溝9を差込み、専用の挿入工具を使い更に押し込むとチップ下部12が係止部11に嵌り込み、チップ5の接合片10によって鋸歯3を挟み強持固定される。
【0013】
図4に示すように、チップ5の接合片10の内側に突起部4を成形すれば、更に強く鋸歯3を挟むことができる。
【0014】
チップソー1を使用して切れが悪くなった時に、チップ下部12に押し込み時と反対の力を加えて鋸板2からチップ5を取り外す。取り外したチップ5を研磨治具13に装着して歯面7の両面を研磨砥石14によって再研磨後、鋸板2に再度取り付けして使用する。
【産業上の利用可能性】
【0015】
丸鋸状のチップソーでは、その機能条件から直径の半分以下の厚さの段ボールしか切削できないが、帯鋸状のチップソーならば市販の帯鋸装置を利用して段ボールを重ねて切削できるので作業効率が良く、紙粉もほとんど発生しない。しかも、再研磨が簡単に安価で行へ、チップを交換すればチップソーは再利用が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】チップソーの斜視図である。
【図2】鋸歯の斜視図である。
【図3】チップの斜視図である。
【図4】嵌合溝内部に突起部を成形したチップの斜視図である。
【図5】チップを研磨治具に装着して研磨する斜視図である。
【符号の説明】
【0017】
1 チップソー
2 鋸板
3 鋸歯
4 突起部
5 チップ
6 歯先
7 歯面
8 取付部
9 嵌合溝
10 接合片
11 係止部
12 チップ下部
13 研磨治具
14 研磨砥石
【出願人】 【識別番号】501042569
【氏名又は名称】有限会社岩▲崎▼目立加工所
【識別番号】000178550
【氏名又は名称】山崎機工株式会社
【出願日】 平成18年9月6日(2006.9.6)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−62462(P2008−62462A)
【公開日】 平成20年3月21日(2008.3.21)
【出願番号】 特願2006−241323(P2006−241323)