| 【発明の名称】 |
ロータリダイカット装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】板垣 明博
【氏名】守山 多一
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、ダイロールの中空部に繋がる排出路を正確な位置に簡単に形成することができ、角丸タグを隣接させて型抜きすることができるロータリダイカット装置を提供することを課題とする。
【構成】中空部25が設けられたダイロール20に、前後左右に隣接する角丸タグの角部を切断して前後左右に隣接する角丸タグの角部に囲まれた領域を打ち抜く切断刃241が設けられていると共に、当該切断刃241によって打ち抜かれたパンチカスをダイロール20の中空部25に導く排出路243が形成されている角部打ち抜き用入れ子24を嵌め込み、角部打ち抜き用入れ子24の排出路243およびダイロール20の中空部25を介してパンチカスを取り除く。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 角部がカットされた略矩形形状のタグを隣接して多列で型抜きするダイロールを有するロータリダイカット装置であって、 前記ダイロールには、中空部が設けられており、 前後左右に隣接する前記タグの角部を切断して前後左右に隣接する前記タグの角部に囲まれた領域を打ち抜く切断刃が設けられていると共に、当該切断刃によって打ち抜かれたパンチカスを前記ダイロールの前記中空部に導く排出路が形成されている、前記ダイロールに嵌め込まれた角部打ち抜き用入れ子を具備し、 前記角部打ち抜き用入れ子の前記排出路および前記ダイロールの前記中空部を介して前記パンチカスを取り除くことを特徴とするロータリダイカット装置。 【請求項2】 前記排出路の断面は、前記切断刃によって打ち抜かれたパンチカスと略同一形状であり、前記ダイロールの前記中空部に向かって面積が大きくなるようにテーパー状に加工されていることを特徴とする請求項1記載のロータリダイカット装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、切断刃が設けられたダイロールとダイ受けロール(アンビルロール)とを有するロータリダイカット装置に関し、特に4隅の角部が丸くなっている矩形形状の角丸タグを多列で型抜きするロータリダイカット装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、ロータリダイカット装置によって、4隅の角部が丸くなっている矩形形状の角丸タグを多列で型抜きする際には、隣り合う角丸タグの角部が丸くするため、各列の間にカスとなる中耳部を設け、当該中耳部を巻き上げて巻き取った後に廃棄していた。 【0003】 なお、4隅の角部が丸くなっている包装袋を多列で製造する包装袋裁断装置においては、各列の間にカスとなる中耳部を設けることなく、包装袋を隣接させて型抜きすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような包装袋裁断装置では、前後左右の包装袋の角部に囲まれた領域が略菱形の切断刃によって切り離されてパンチカスとなるが、ダイロール内部に中空部を設けると共に、略菱形の切断刃の略菱形状部にダイロール内部の中空部に繋がる通路を設け、当該通路とダイロール内部に中空部とを介してパンチカスを取り除くようにしている。 【0004】 しかしながら、従来技術のように、各列の間にカスとなる中耳部を設けて製造する場合には、中耳部を巻き取るための専用の巻き取り装置を設ける必要があり、コスト高になると共に、中耳部を巻き取った後に廃棄することは、余分に材料を要するため、コスト高になり、材料を無駄に捨てることで環境的にも問題があった。 【0005】 また、角丸タグの型抜きにおいても、特許文献1のように、角丸タグを隣接させて型抜きすることも考えられるが、パンチカスを取り除くために、ダイロールの円周面から中空部に繋がる通路を正確な位置に形成するという困難な作業が必要となり、通路の位置をずれて形成してしまうと、修正することができず、ダイロール自体を廃棄することになってしまう。さらに、タグのように堅い材質あり、且つ円形でない異形(略菱形)のパンチカスを、ダイロール内部の中空部に繋がる通路から取り除く場合には、パンチカスが左右に少しずれるだけで、ダイロール内部の中空部に繋がる通路にパンチカスが詰まってしまうという問題点がある。 【0006】 【特許文献1】特開平10−157715号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ダイロールの中空部に繋がる排出路を正確な位置に簡単に形成することができ、角丸タグを隣接させて型抜きすることができるロータリダイカット装置を提供する点にある。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。 請求項1記載の発明の要旨は、角部がカットされた略矩形形状のタグを隣接して多列で型抜きするダイロールを有するロータリダイカット装置であって、前記ダイロールには、中空部が設けられており、前後左右に隣接する前記タグの角部を切断して前後左右に隣接する前記タグの角部に囲まれた領域を打ち抜く切断刃が設けられていると共に、当該切断刃によって打ち抜かれたパンチカスを前記ダイロールの前記中空部に導く排出路が形成されている、前記ダイロールに嵌め込まれた角部打ち抜き用入れ子を具備し、前記角部打ち抜き用入れ子の前記排出路および前記ダイロールの前記中空部を介して前記パンチカスを取り除くことを特徴とするロータリダイカット装置に存する。 また請求項2記載の発明の要旨は、前記排出路の断面は、前記切断刃によって打ち抜かれたパンチカスと略同一形状であり、前記ダイロールの前記中空部に向かって面積が大きくなるようにテーパー状に加工されていることを特徴とする請求項1記載のロータリダイカット装置に存する。 【発明の効果】 【0009】 本発明のロータリダイカット装置は、中空部が設けられたダイロールに、前後左右に隣接するタグの角部を切断して前後左右に隣接するタグの角部に囲まれた領域を打ち抜く切断刃が設けられていると共に、当該切断刃によって打ち抜かれたパンチカスをダイロールの中空部に導く排出路が形成されている角部打ち抜き用入れ子を嵌め込み、角部打ち抜き用入れ子の排出路およびダイロールの中空部を介してパンチカスを取り除くように構成することにより、角部打ち抜き用入れ子をダイロールに嵌め込む以前に、パンチカスを取り除く排出路を形成した後に、排出路が形成されている角部打ち抜き用入れ子をダイロールに嵌め込むことができるため、排出路の形成を簡単に行うことができ、さらに、角部打ち抜き用入れ子の位置を微調整することにより、排出路を正確な位置に形成することができ、タグを隣接させて型抜きすることができるという効果を奏する。 【0010】 さらに、本発明のロータリダイカット装置は、排出路の断面を切断刃によって打ち抜かれたパンチカスと略同一形状とすると共に、ダイロールの中空部に向かって面積が大きくなるようにテーパー状に加工するように構成することにより、排出路において、ダイロールの中空部に近いパンチカスに余裕を持たせることができ、パンチカスが排出路に詰まることを防止することができるという効果を奏する。なお、角部打ち抜き用入れ子に排出路が形成されているため、角部打ち抜き用入れ子をダイロールに嵌め込む以前に、ダイロールの中空部側から排出路を加工することができ、ダイロールの中空部に向かって面積が大きくなるようにテーパー状に加工することが可能になる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 【0012】 図1は、本発明に係るロータリダイカット装置の実施の形態の構成を示す図であり、(a)は、正面図であり、(b)は、(a)に示すX−X’断面図である。図2は、本発明に係るロータリダイカット装置の実施の形態によって型抜きされる角丸タグを裏面側から見た平面図であり、図3は、図1に示す本体ロールに嵌め込まれたホール打ち抜き用入れ子および角部打ち抜き用入れ子の構成を示す斜視図であり、図4は、図1に示す本体ロールの外周面に設けられた切断刃の構成を示す展開図である。 【0013】 本実施の形態のロータリダイカット装置10は、図1(a)を参照すると、ダイロール20とダイ受けロール30を備えており、製造するタグの原料であるタグ原反40を、回転するダイロール20とダイ受けロール30との間に通紙することにより、図2に示すような角丸タグ50の型抜きを行う。角丸タグ50は、タグホール51を有し、4隅の角部が丸くなっている略矩形形状である。なお、図2に示す角丸タグ50は、裏面側から見た図であり、外周辺は、通紙方向と平行な右辺52および左辺53と、通紙方向と直交する上辺54および下辺55と、4隅の角部をそれぞれ形成する右上角丸辺56、右下角丸辺57、左下角丸辺58および左上角丸辺59とで構成されている。 【0014】 ダイロール20は、工具鋼等の鋼材料により形成されており、回転軸21と、回転軸21に固定された本体ロール22を有している。本体ロール22には、図3に示すように、ホール打ち抜き用入れ子23と、角部打ち抜き用入れ子24とが嵌め込まれており、ホール打ち抜き用入れ子23および角部打ち抜き用入れ子24を含む本体ロール22の外周面は、回転軸21の軸中心に対して半径が略均一となる円筒面になっている。 【0015】 本実施の形態のダイロール20は、図4を参照すると、3列(A列、B列、C列)の角丸タグ50の右辺52および左辺53と、右上角丸辺56、右下角丸辺57、左下角丸辺58および左上角丸辺59とを型抜きする切断刃が外周面から半径方向へ突出して設けられており、ダイロール20が一周することにより、3*3=9枚の角丸タグ50の型抜きが行われる。なお、図4に示す展開図において、上部と下部が繋がることにより、一円周を形成する。なお、本実施の形態のダイロール20では、角丸タグ50の型抜きを3列で行う例を示したが、2列や4列以上の角丸タグ50の型抜きを行うように構成しても良い。 【0016】 本体ロール22には、最も右側に位置するA列の角丸タグ50の右辺52、右上角丸辺56および右下角丸辺57を切断する切断刃221と、最も左側に位置するC列の角丸タグ50の左辺53、左下角丸辺58および左上角丸辺59を切断する切断刃222と、隣接する角丸タグ50の右辺52および左辺53(A列の角丸タグ50の左辺53とB列の角丸タグ50の右辺52、B列の角丸タグ50の左辺53とC列の角丸タグ50の右辺52)を同時に切断する切断刃223とが設けられている。 【0017】 ホール打ち抜き用入れ子23には、タグホール51を打ち抜くための切断刃231が設けられており、ダイロール20が一周することによって型抜きされる9枚の角丸タグ50のタグホール51にそれぞれ対応する箇所に、9個のホール打ち抜き用入れ子23が本体ロール22に嵌め込まれている。 【0018】 角部打ち抜き用入れ子24には、前後左右に隣接する角丸タグ50の角丸辺(右上角丸辺56、右下角丸辺57、左下角丸辺58および左上角丸辺59)を切断する切断刃241と、本体ロール22に設けられた切断刃223に連設され、隣接する角丸タグ50の右辺52および左辺53(A列の角丸タグ50の左辺53とB列の角丸タグ50の右辺52、B列の角丸タグ50の左辺53とC列の角丸タグ50の右辺52)を同時に切断する切断刃242とが設けられており、切断刃241によって前後左右に隣接する角丸タグ50の角丸辺に囲まれた領域を打ち抜くように構成されている。また、ダイロール20が一周することによって型抜きされる9枚の角丸タグ50において、前後左右に隣接する角丸タグ50の角丸辺に囲まれた領域にそれぞれ対応する箇所に、6個の角部打ち抜き用入れ子24が本体ロール22に嵌め込まれている。 【0019】 ダイロール20の内部には、図1(b)を参照すると、回転軸21の軸を貫通する形で設けられた中空部25が形成されており、回転軸21の一方端に設けられた排出口26が図示しない吸引装置に接続されている。なお、図1(b)に示す矢印は、図示しない吸引装置による吸引によって生じる空気流を示している。 【0020】 角部打ち抜き用入れ子24における切断刃241に囲まれた領域は、中空になっており、ダイロール20の中空部25に連通する排出路243が形成されている。排出路243の断面形状は、角部打ち抜き用入れ子24の切断刃241によってタグ原反40から切り離される略星形のパンチカス(紙片)と略同一の形状であり、ダイロール20の中空部25に向かって面積が大きくなるようにテーパー状に加工されている。角部打ち抜き用入れ子24の切断刃241によってタグ原反40から切り離された略星形のパンチカスは、角部打ち抜き用入れ子24に形成された排出路243に順次嵌挿され、排出路243に嵌挿されたパンチカスにおけるダイロール20の中空部25に近いパンチカスが、図示しない吸引装置による吸引によって、ダイロール20の中空部25を通って排出口26から導出される。なお、排出路243は、ダイロール20の中空部25に向かって面積が大きくなるようにテーパー状に加工されているため、ダイロール20の中空部25に近いパンチカスに余裕を持たせることができ、パンチカスが排出路243に詰まることを防止することができるようになっている。また、角部打ち抜き用入れ子24に排出路243が形成されているため、ダイロール20の中空部25側から排出路243を加工することができ、ダイロール20の中空部25に向かって面積が大きくなるようにテーパー状に加工することが可能になる。 【0021】 ホール打ち抜き用入れ子23における切断刃231に囲まれた領域は、中空になっており、ダイロール20の中空部25に連通する排出路232が形成されている。排出路232の断面形状は、ホール打ち抜き用入れ子23における切断刃231によってタグ原反40から切り離される円形のパンチカス(紙片)と略同一の形状であり、ホール打ち抜き用入れ子23における切断刃231によってタグ原反40から切り離された円形のパンチカスは、ホール打ち抜き用入れ子23に形成された排出路232に順次嵌挿され、排出路232からダイロール20の中空部25に押し出されたパンチカスが、図示しない吸引装置による吸引によって、ダイロール20の中空部25を通って排出口26から導出される。 【0022】 次に、本実施の形態のロータリダイカット装置10を用いたタグ製造装置におけるタグ製造動作について図5乃至図7を参照して詳細に説明する。 図5は、本発明に係るロータリダイカット装置10の実施の形態を用いたタグ製造装置例の構成を示す概略側面図であり、図6は、図5に示すロータリダイカット装置10によって型抜きされたタグ原反40を示す図であり、図7は、図5に示す巻き上げローラによって耳部が取り除かれたタグ原反40を示す図である。 【0023】 本実施の形態のロータリダイカット装置10を用いたタグ製造装置60は、図5を参照すると、帯状のタグ原反40が装着されるタグ原反供給部61と、タグ原反供給部61から供給されるタグ原反40に印刷を施す印刷部62と、印刷部62によって印刷が施されたタグ原反40を角丸タグ50の型抜きを施す本実施の形態のロータリダイカット装置10と、ロータリダイカット装置10による型抜きによって切り離された耳部70を巻き上げる巻き上げローラ63と、巻き上げローラ63によって巻き上げられた耳部70を巻き取る耳部巻き取り部64と、耳部70が取り除かれたタグ原反40を巻き取る原反巻き取り部65とを備えている。なお、図5に示す符号66は、巻き上げられた耳部70を耳部巻き取り部64に案内する案内ローラである。 【0024】 印刷部62は、タグ原反供給部61から供給されるタグ原反40に印刷を施す印刷手段であり、例えば印刷ユニットと乾燥ユニットとからなり、印刷ユニットにおいてインキを印刷版に転移させ、この印刷版によってタグ原反40の表面へ文字や図柄などを印刷した後、乾燥ユニットにおいてタグ原反40の表面へ印刷したインキを乾燥させる。なお、印刷版は、凸版、凹版、平版、孔版、いずれの方式でも良く、印刷ユニットおよび乾燥ユニットの数は、印刷に必要となる色の数だけ設けることができる。なお、印刷部62としては、例えばサーマルヘッドとプラテンローラとを備え、サーマルヘッドとプラテンローラとの間にタグ原反40を挟持搬送して印字を施す感熱方式の印字機構や、インクをノズルから吐出して印字を施すインクジェット式の印字機構を用いることができる。 【0025】 次に、ロータリダイカット装置10は、印刷部62によって印刷が施されたタグ原反40に型抜きを行う。図6には、ロータリダイカット装置10によって型抜きが行われたタグ原反40が裏面側から見た図が示されており、ダイロール20の本体ロール22に設けられた切断刃221、切断刃222および切断刃223によって、最も右側に位置するA列の角丸タグ50の右辺52、右上角丸辺56および右下角丸辺57となる切り込みと、最も左側に位置するC列の角丸タグ50の左辺53、左下角丸辺58および左上角丸辺59となる切り込みと、隣接する角丸タグ50の右辺52および左辺53(A列の角丸タグ50の左辺53とB列の角丸タグ50の右辺52、B列の角丸タグ50の左辺53とC列の角丸タグ50の右辺52)となる切り込みとがそれぞれ形成され、ホール打ち抜き用入れ子23に設けられた切断刃231によって各角丸タグ50にタグホール51が形成され、角部打ち抜き用入れ子24に設けられた切断刃242によって、隣接する角丸タグ50の右辺52および左辺53(A列の角丸タグ50の左辺53とB列の角丸タグ50の右辺52、B列の角丸タグ50の左辺53とC列の角丸タグ50の右辺52)となる切り込みが形成され、さらに、角部打ち抜き用入れ子24に設けられた切断刃241によって前後左右に隣接する角丸タグ50の角丸辺(右上角丸辺56、右下角丸辺57、左下角丸辺58および左上角丸辺59)となる切り込み形成されている。なお、角部打ち抜き用入れ子24に設けられた切断刃241によって打ち抜かれたパンチカスは、角部打ち抜き用入れ子24に形成された排出路243に嵌挿されて取り除かれ、ホール打ち抜き用入れ子23に設けられた切断刃231は、ホール打ち抜き用入れ子23に形成された排出路232に嵌挿されて取り除かれている。 【0026】 次に、巻き上げローラ63は、本体ロール22に設けられた切断刃221および切断刃222によってA列の角丸タグ50およびC列の角丸タグ50からそれぞれ切り離された耳部70を巻き上げ、巻き上げローラ63によって巻き上げられた耳部70は、案内ローラ66経由で耳部巻き取り部64に巻き取られる。 【0027】 巻き上げローラ63によって耳部70が取り除かれたタグ原反40は、原反巻き取り部65によって巻き取られ、図7に示すように、角丸タグ50が連続、すなわち前後の角丸タグ50の下辺55と上辺54とが繋がっている角丸タグ連続体41として市場に供給される。角丸タグ連続体41は、図示しないプリンタに装着され、商品名や価格等が印字された後、プリンタのロータリーカッタ、ギロチンカッタ等の切断手段によって、図7に示すカット位置Cで切断され、図2に示す角丸タグ50として使用される。 【0028】 なお、本実施の形態では、4隅の角部が丸くなっている略矩形形状である。なお、図2に示す角丸タグ50を型抜きするロータリダイカット装置10について説明したが、4隅の角部が丸くなっている角丸タグ50に限ることなく、タグの角部がカットされ、タグを前後左右に隣接させた際に、前後左右のタグの角部に囲まれた領域が形成される場合にも、対応することができることは言うまでもない。 【0029】 以上説明したように、本実施の形態によれば、中空部25が設けられたダイロール20に、前後左右に隣接する角丸タグ50の角部を切断して前後左右に隣接する角丸タグ50の角部に囲まれた領域を打ち抜く切断刃241が設けられていると共に、当該切断刃241によって打ち抜かれたパンチカスをダイロール20の中空部25に導く排出路243が形成されている角部打ち抜き用入れ子24を嵌め込み、角部打ち抜き用入れ子24の排出路243およびダイロール20の中空部25を介してパンチカスを取り除くように構成することにより、角部打ち抜き用入れ子24をダイロール20に嵌め込む以前に、パンチカスを取り除く排出路243を形成した後に、排出路が形成されている角部打ち抜き用入れ子をダイロールに嵌め込むことができるため、排出路243の形成を簡単に行うことができ、さらに、角部打ち抜き用入れ子24の位置を微調整することにより、排出路243を正確な位置に形成することができ、角丸タグ50を隣接させて型抜きすることができるという効果を奏する。 【0030】 さらに、本実施の形態によれば、排出路243の断面を切断刃241によって打ち抜かれたパンチカスと略同一形状とすると共に、ダイロール20の中空部25に向かって面積が大きくなるようにテーパー状に加工するように構成することにより、排出路243において、ダイロール20の中空部25に近いパンチカスに余裕を持たせることができ、パンチカスが排出路243に詰まることを防止することができるという効果を奏する。なお、角部打ち抜き用入れ子24に排出路243が形成されているため、角部打ち抜き用入れ子24をダイロール20に嵌め込む以前に、ダイロール20の中空部25側から排出路243を加工することができ、ダイロール20の中空部25に向かって面積が大きくなるようにテーパー状に加工することが可能になる。 【0031】 なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。 【図面の簡単な説明】 【0032】 【図1】本発明に係るロータリダイカット装置の実施の形態の構成を示す図であり、(a)は、正面図であり、(b)は、(a)に示すX−X’断面図である。 【図2】本発明に係るロータリダイカット装置の実施の形態によって型抜きされる角丸タグを裏面側から見た平面図である。 【図3】図1に示す本体ロールに嵌め込まれたホール打ち抜き用入れ子および角部打ち抜き用入れ子の構成を示す斜視図である。 【図4】図1に示す本体ロールの外周面に設けられた切断刃の構成を示す展開図である。 【図5】本発明に係るロータリダイカット装置の実施の形態を用いたタグ製造装置例の構成を示す概略側面図である。 【図6】図5に示すロータリダイカット装置によって型抜きされたタグ原反を示す図である。 【図7】図5に示す巻き上げローラによって耳部が取り除かれたタグ原反を示す図である。 【符号の説明】 【0033】 10 ロータリダイカット装置 20 ダイロール 21 回転軸 22 本体ロール 23 ホール打ち抜き用入れ子 24 角部打ち抜き用入れ子 25 中空部 26 排出口 30 ダイ受けロール 40 タグ原反 41 角丸タグ連続体 50 角丸タグ 51 タグホール 52 右辺 53 左辺 54 上辺 55 下辺 56 右上角丸辺 57 右下角丸辺 58 左下角丸辺 59 左上角丸辺 60 タグ製造装置 61 タグ原反供給部 62 印刷部 63 巻き上げローラ 64 耳部巻き取り部 65 原反巻き取り部 66 案内ローラ 70 耳部 221、222、223 切断刃 231 切断刃 232 排出路 241、242 切断刃 243 排出路
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| 【出願人】 |
【識別番号】000130581 【氏名又は名称】株式会社サトー
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| 【出願日】 |
平成18年9月11日(2006.9.11) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2008−62362(P2008−62362A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月21日(2008.3.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−245311(P2006−245311) |
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