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【発明の名称】 安全カミソリ
【発明者】 【氏名】佐近 茂俊

【氏名】成田 憲二

【氏名】亀岡 浩幸

【要約】 【課題】切断後に刃体と刃体との間等に残留した体毛を、流水等の洗浄時に効率よくかつ確実に除去することができ、安心して使用することができる安全カミソリを提供する。

【構成】異なる向きに刃先1が形成される複数の刃体2と、刃体2を支持する支持面3を備える支持部4と、使用者が把持する把持部5と、を有し、支持面3には、所定の幅と深さをもった溝6が設けられるとともに、溝6の両側の支持面3に刃体2の底部の両端側が支持し、かつ支持部4の上部を弾性体7により構成するようにした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
異なる向きに刃先が形成される複数の刃体と、刃体を支持する支持面を備える支持部と、使用者が把持する把持部と、を有し、支持面には、所定の幅と深さをもった溝が設けられるとともに、溝の両側の支持面に刃体の底部の両端側が支持されたことを特徴とする安全カミソリ。
【請求項2】
前記刃体は、上面が円弧形に形成されるとともに、刃体の上部の両側に刃先が設けられたことを特徴とする請求項1記載の安全カミソリ。
【請求項3】
前記刃体は、上面が中空の円形に形成されるとともに、刃体の上部外周側に刃先が設けられたことを特徴とする請求項1記載の安全カミソリ。
【請求項4】
前記刃体は、上面が中空の四角形に形成されるとともに、刃体の上部外周側に刃先が設けられたことを特徴とする請求項1記載の安全カミソリ。
【請求項5】
前記刃体は、四角形に配置される複数の薄板から構成され、刃体の上部が刃体の底部より内側に傾斜するとともに、刃体の上部に刃先が形成されたことを特徴とする請求項1の安全カミソリ。
【請求項6】
前記支持部において、少なくとも支持面は弾性体からなることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の安全カミソリ。
【請求項7】
前記支持面において刃体と刃体との間には、刃体の上面を肌に押し当てた際に、刃体と刃体との間に肌が入り込むことを防止する所定の幅と高さをもった防止部が設けられたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の安全カミソリ。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本願発明は、複数の刃体を有して体毛等を切断する安全カミソリに関する。
【背景技術】
【0002】
安全カミソリにおいては、上面が円形や四角形に形成された複数の刃体が支持面上に支持されており、各々の刃体の外周側または内周側には刃先が設けられていて、この刃先により、例えば体毛が切断されている。
【0003】
上記複数の刃体により、体毛が生えているところを刃体が通る可能性が高くなることで、体毛を効率よく切断することができる安全カミソリが提案されている(特許文献1)。
【特許文献1】特開2005−34664号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記背景技術の特許文献1に記載の安全カミソリにおいては、体毛を切断した後に、体毛が安全カミソリに残留することがあり、特に、体毛が安全カミソリにおいて、刃体と刃体との間に残留した場合は、水洗い等による洗浄を行っても、残留した体毛を効率よく除去することが困難であった。
【0005】
本願発明はこのような上記背景技術の課題を解決するものであり、残留した体毛を、洗浄時に効率よく除去できる安全カミソリを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明は、異なる向きに刃先が形成される複数の刃体と、刃体を支持する支持面を備える支持部と、使用者が把持する把持部と、を有し、支持面には、所定の幅と深さをもった溝が設けられるとともに、溝の両側の支持面に刃体の底部の両端側が支持されたことを特徴としている。
【0007】
本願請求項2記載の発明は、前記刃体は、上面が円弧形に形成されるとともに、刃体の上部の両側に刃先が設けられたことを特徴としている。
【0008】
本願請求項3記載の発明は、前記刃体は、上面が中空の円形に形成されるとともに、刃体の上部外周側に刃先が設けられたことを特徴としている。
【0009】
本願請求項4記載の発明は、前記刃体は、上面が中空の四角形に形成されるとともに、刃体の上部外周側に刃先が設けられたことを特徴としている。
【0010】
本願請求項5記載の発明は、前記刃体は、四角形に配置される複数の薄板から構成され、刃体の上部が刃体の底部より内側に傾斜するとともに、刃体の上部に刃先が形成されたことを特徴としている。
【0011】
本願請求項6記載の発明は、前記支持部において、少なくとも支持面は弾性体からなることを特徴としている。
【0012】
本願請求項7記載の発明は、前記支持面において刃体と刃体との間には、刃体の上面を肌に押し当てた際に、刃体と刃体との間に肌が入り込むことを防止する所定の幅と高さをもった防止部が設けられたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
本願請求項1記載の安全カミソリにおいては、刃体と刃体との間に残留した体毛を、洗浄時に効率よく除去できる安全カミソリを提供できる。
【0014】
本願請求項2記載の安全カミソリにおいては、刃体を円弧形に形成することで、刃先の剛性を高くすることができるために、耐久性に優れた安全カミソリを提供することができる。
【0015】
本願請求項3記載の安全カミソリにおいては、刃体を円形に形成することで、刃先の剛性をより高くすることができる。
【0016】
本願請求項4記載の安全カミソリにおいては、刃体を四角形に形成することで、刃体の製造を容易に行うことができ、かつ刃先の形成についても容易に実施することができる。
【0017】
本願請求項5記載の安全カミソリにおいては、刃先の向きを異なる複数の向きとするとともに、刃体の製造をより容易にでき、かつ刃先の形成についても、より容易に実施することができる。
【0018】
本願請求項6記載の安全カミソリにおいては、刃体の上面を使用者の肌に押し当てた際に、刃体の上面を使用者の肌面の形状に合わせることができるために、効率よく体毛を除去できる。
【0019】
本願請求項7記載の安全カミソリにおいては、刃体の上面を使用者の肌に押し当てた際に、刃体と刃体との間に肌が入り込むことを防止することで、安心して使用できる安全カミソリを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
図1、2は、本願発明の第1の実施形態である安全カミソリを示している。この安全カミソリは、図1、2に示すように、異なる向きに刃先1が形成される複数の刃体2と、刃体2を支持する支持面3を備える支持部4と、使用者が把持する把持部5と、を有し、支持面3には、所定の幅と深さをもった溝6が設けられるとともに、溝6の両側の支持面3に刃体2の底部の両端側が支持されている。
【0021】
また、上記刃体2は、上面が円弧形に形成されるとともに、刃体2の上部の両側に刃先1が設けられており、上記支持部4においては、支持面3が設けられた支持部4の上部は、合成ゴム等の弾性体7から構成されている。
【0022】
さらに、上記支持面3において刃体2と刃体2との間には、刃体2の上面を肌に押し当てた際に、刃体2と刃体2との間に肌が入り込むことを防止する所定の幅と高さをもった防止部8が設けられている。
【0023】
以下、この実施形態の安全カミソリを、より具体的詳細に説明する。図1に示すように、安全カミソリの本体9があり、この本体9の下部には、使用者が把持しやすいように球形に形成された把持部5が設けられており、本体9の上部には、円柱形に形成され上面にステンレス等の金属からなる刃体2を支持する支持面3が形成された支持部4が設けられている。
【0024】
把持部5および支持部4には、ポリプロピレンやポリエチレン、またはABS等の樹脂が用いられているが、支持面3を含む支持部4の上側は、EPDMやNBR等の合成ゴム等からなる弾性体7が用いられている。ここで、弾性体7は支持部4に接着剤やビス等により固定されている。
【0025】
次に、支持面3の中心側と外周側との間には、支持面3の外周に沿って所定の幅と深さを持った溝6が設けられており、さらに支持面3には、複数の刃体2が溝6を跨ぐように溝6の両側、すなわち溝6の中心側と外周側に放射状に配置されるとともに支持されている。ここで、溝6の幅は刃体2の長さより短く、かつ深さは弾性体7の厚さと同じになるように設定されている。
【0026】
刃体2は上面から見て円弧形に形成されるとともに、互いに同じ向きに配置されており、図2に示すように、刃体2の断面は矩形に形成されていて、刃体2の上部の両側部には、先端が鋭角に形成された刃先1が設けられている。ここで刃先1の先端の向きが、刃体2に対して水平方向よりやや上向きになるように構成されている。
【0027】
また、刃体2と刃体2との間には、刃体2と同様に上面から見て円弧形に形成されるとともに、刃体2と同様の高さをもった複数の防止部8が設けられており、刃体2の上面を肌に押し当てた際に、刃体2と刃体2との間に肌が入り込むことを防止している。
【0028】
防止部8は、EPDMやNBR等の合成ゴムやポリプロピレンやポリエチレン、またはABS等の樹脂から構成されている。
【0029】
以上の構成において、本願発明の第1の実施形態における安全カミソリの使用状態を図1、2を用いて説明する。
【0030】
使用者が、把持部5を把持して支持部4の支持面3に支持された刃体2の上面を、体毛を切断したい肌に押し当て、肌にそって任意の向きに移動させると、刃体2に形成された刃先1により、肌の体毛が切断される。
【0031】
このとき、刃体2が上面から見て円弧形に形成されているために、刃体2の剛性が高く繰り返しの使用にも耐えることができるとともに、刃先1の向きを複数の異なる向きとすることができるために、体毛が生えている向きにかかわらず、効率よく体毛を切断することができる。
【0032】
また、刃体2と刃体2との間に防止部8が設けられているために、刃体2の上面を肌に押し当てた際に、肌が刃体2と刃体2との間に入り込むことが防止されるので、万が一、使用者が刃体2の上面を肌に強く押し当てた場合であっても、肌を傷つけるようなことがなく、安心して使用することができる。
【0033】
さらに、支持部4の上側が弾性体7により構成されているために、刃体2の上面を、体毛を切断する肌の表面の形状に合わせることができるため、刃体2と接触した体毛を確実に切断することができる。
【0034】
体毛の切断が終了した後は、刃体2の表面や刃体2と刃体2との間、または刃体2と防止部8との間に、切断された体毛が残留しているために、次回の使用に備えて、流水等を用いて洗浄を行う必要があるが、このとき、支持面3には溝6が設けられているために、洗浄に使用される流水等が、刃体2や防止部8の上面や側面だけでなく、底面にも供給されることで、残留した体毛を容易にかつ効率よく除去することができる。
【0035】
以上のように本願発明の第1の実施形態によれば、刃体2の剛性を高くできるとともに、刃体2と接触した体毛を効率よく、かつ確実に切断することができ、使用後残留した体毛についても、流水等による洗浄を実施することで、容易にかつ効率よく除去することができる。
【0036】
図3、4は、本願発明の第2の実施形態である安全カミソリを示している。ここでは、上記第1の実施形態と相違する事項についてのみ説明し、同様の構成や作用効果等を有するものについては上記第1の実施形態の説明を援用する。
【0037】
本願発明の第2の実施形態が上記第1の実施形態と異なる部分は、図3、4に示すように、刃体2が上面から見て中空の円形に形成されており、この刃体2の上側の外周に刃先1が形成されているところと、溝6が刃体2の下側の支持面3に直線状に設けられているところである。
【0038】
また、防止部8についても角柱形に形成されるとともに、刃体2と刃体2との間の支持面3上に設けられている。
【0039】
上記差異をふまえて、本願発明の第2の実施形態におけるヘ安全カミソリの使用状態について図3、4を用いて説明する。
【0040】
使用者が、把持部5を把持してから、刃体2に形成された刃先1により肌の体毛が切断されるまでは、上記第1の実施形態と同様である。
【0041】
このとき、刃体2が上面から見て円形に形成されているために、刃体2の剛性をより高くすることができ、繰り返しの使用に対する耐久性を極めて高くすることができるとともに、刃先1の向きを全ての方向とすることができるために、体毛が生えている向きにかかわらず、極めて効率よく体毛を切断することができる。
【0042】
また、刃体2と刃体2との間に設けられた防止部8によって、刃体2の上面を肌に押し当てた際に、肌が刃体2と刃体2との間に入り込むことが防止されるので、万が一、使用者が刃体2の上面を肌に強く押し当てた場合であっても、肌を傷つけるようなことがなく、安心して使用することができる。ここで、防止部8を角柱上に形成しているために、防止部8の加工を容易に行うことができる。
【0043】
さらに、支持部4の上側が弾性体7により構成されているために、刃体2の上面を、体毛を切断する肌の表面の形状に合わせることができるため、刃体2と接触した体毛を確実に切断することができる。
【0044】
体毛の切断が終了した後は、刃体2の表面や刃体2と刃体2との間、または刃体2と防止部8との間に、切断された体毛が残留しているために、次回の使用に備えて、流水等を用いて洗浄を行う必要があるが、このとき、支持面3には溝6が設けられているために、洗浄に使用される流水等が、刃体2や防止部8の上面や側面だけでなく、底面にも供給されることで、残留した体毛を容易にかつ効率よく除去することができる。ここで、溝6の形状を直線状とすることで、溝6の形成を容易に行うことができる。
【0045】
以上のように本願発明の第2の実施形態によれば、刃体2の剛性を極めて高くできるとともに、刃体2と接触した体毛をより効率よく、かつ確実に切断することができ、使用後残留した体毛についても、流水等による洗浄を実施することで、容易にかつ効率よく除去することができる。また、溝6の形成や防止部8の加工を容易に行うことができる。
【0046】
図5から7は、本願発明の第3の実施形態である安全カミソリを示している。ここでは、上記第2の実施形態と相違する事項についてのみ説明し、同様の構成や作用効果等を有するものについては上記第2の実施形態の説明を援用する。
【0047】
本願発明の第3の実施形態が上記第2の実施形態と異なる部分は、図5から7に示すように、刃体2が上面から見て中空の四角形に形成されており、この刃体2の上側の外周に刃先1が形成されているところと、溝6が刃体2の下側の支持面3に直線状に設けられているところである。
【0048】
また、防止部8については角柱形に形成されていて、刃体2と刃体2との間の支持面3上において、格子状に配置されている。
【0049】
上記差異をふまえて、本願発明の第2の実施形態におけるヘ安全カミソリの使用状態について図5から7を用いて説明する。
【0050】
使用者が、把持部5を把持してから、刃体2に形成された刃先1により肌の体毛が切断されるまでは、上記第2の実施形態と同様である。
【0051】
このとき、刃体2が上面から見て四角形に形成されているために、刃体2の製造や刃先1の加工を容易に行うことができるとともに、刃先1の向きを異なる複数の向きとすることができるために、体毛が生えている方向にかかわらず、効率よく体毛を切断することができる。
【0052】
また、刃体2と刃体2との間に設けられた防止部8によって、刃体2の上面を肌に押し当てた際に、肌が刃体2と刃体2との間に入り込むことが防止されるので、万が一、使用者が刃体2の上面を肌に強く押し当てた場合であっても、肌を傷つけるようなことがなく、安心して使用することができる。ここで、防止部8を角柱上に形成しているために、防止部8の加工を容易に行うことができるとともに、防止部8を格子状に配置していることから、肌の入り込みをより確実に防止することができる。
【0053】
さらに、支持部4の上側が弾性体7により構成されているために、刃体2の上面を、体毛を切断する肌の表面の形状に合わせることができるため、刃体2と接触した体毛を確実に切断することができる。
【0054】
体毛の切断が終了した後は、刃体2の表面や刃体2と刃体2との間、または刃体2と防止部8との間に、切断された体毛が残留しているために、次回の使用に備えて、流水等を用いて洗浄を行う必要があるが、このとき、支持面3には溝6が設けられているために、洗浄に使用される流水等が、刃体2や防止部8の上面や側面だけでなく、底面にも供給されることで、残留した体毛を容易にかつ効率よく除去することができる。ここで、溝6の形状を直線状とすることで、溝6の形成を容易に行うことができる。
【0055】
以上のように本願発明の第3の実施形態によれば、刃体2の製造や刃先1の加工を容易に行うことができるとともに、刃体2と接触した体毛を効率よく、かつ確実に切断することができ、使用後残留した体毛についても、流水等による洗浄を実施することで、容易にかつ効率よく除去することができる。また、溝6の形成や防止部8の加工を容易に行うことができる。
【0056】
図8から10は、本願発明の第4の実施形態である安全カミソリを示している。ここでは、上記第3の実施形態と相違する事項についてのみ説明し、同様の構成や作用効果等を有するものについては上記第3の実施形態の説明を援用する。
【0057】
本願発明の第4の実施形態が上記第3の実施形態と異なる部分は、図8から10に示すように、刃体2が複数の薄板を四角形に配置して、互いに角柱形の固定部10により固定されているところと、刃体2の上部が底部に対して内側に傾斜して設けられており、この刃体2の上部に刃先1が形成されているところである。ここで、上記固定部10は、ポリプロピレンやポリエチレン、またはABS等の樹脂から構成されている。
【0058】
上記差異をふまえて、本願発明の第4の実施形態におけるヘ安全カミソリの使用状態について図8から10を用いて説明する。
【0059】
使用者が、把持部5を把持してから、刃体2に形成された刃先1により肌の体毛が切断されるまでは、上記第3の実施形態と同様である。
【0060】
このとき、刃体2が薄板から構成されているために、刃体2の製造や刃先1の加工を、より容易に行うことができるとともに、刃先1の向きを異なる複数の向きとすることができるために、体毛が生えている方向にかかわらず、効率よく体毛を切断することができる。
【0061】
また、刃体2と刃体2との間に設けられた防止部8によって、刃体2の上面を肌に押し当てた際に、肌が刃体2と刃体2との間に入り込むことが防止されるので、万が一、使用者が刃体2の上面を肌に強く押し当てた場合であっても、肌を傷つけるようなことがなく、安心して使用することができる。ここで、防止部8を角柱上に形成しているために、防止部8の加工を容易に行うことができるとともに、防止部8を格子状に配置していることから、肌の入り込みをより確実に防止することができる。
【0062】
さらに、支持部4の上側が弾性体7により構成されているために、刃体2の上面を、体毛を切断する肌の表面の形状に合わせることができるため、刃体2と接触した体毛を確実に切断することができる。
【0063】
体毛の切断が終了した後は、刃体2の表面や刃体2と刃体2との間、または刃体2と防止部8との間に、切断された体毛が残留しているために、次回の使用に備えて、流水等を用いて洗浄を行う必要があるが、このとき、支持面3には溝6が設けられているために、洗浄に使用される流水等が、刃体2や防止部8の上面や側面だけでなく、底面にも供給されることで、残留した体毛を容易にかつ効率よく除去することができる。ここで、溝6の形状を直線状とすることで、溝6の形成を容易に行うことができる。
【0064】
以上のように本願発明の第4の実施形態によれば、刃体2の製造や刃先1の加工を、より容易に行うことができるとともに、刃体2と接触した体毛を効率よく、かつ確実に切断することができ、使用後残留した体毛についても、流水等による洗浄を実施することで、容易にかつ効率よく除去することができる。また、溝6の形成や防止部8の加工を容易に行うことができる。
【0065】
なお、上記本願発明の実施形態においては、防止部8を刃体2と刃体2との間に設けているが、例えば、支持面3の外周にも設けるようにしてもよい。また、把持部5の形状を球形としているが、使用者が把持しやすい形状であれば、どのような形状でもよく、さらに支持面3についても、例えば四角形に形成してもよい。
【0066】
上記本願発明の第2から4の実施形態においては、溝6を直線状に形成しているが、例えば第3、4の実施形態の防止部8のように、刃体2の下側において格子状に形成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0067】
【図1】本願発明の第1の実施形態である安全カミソリの斜視図。
【図2】同安全カミソリの刃体の断面図。
【図3】本願発明の第2の実施形態である安全カミソリの斜視図。
【図4】同安全カミソリの刃体の断面図。
【図5】本願発明の第3の実施形態である安全カミソリの斜視図。
【図6】同安全カミソリの刃体の断面図。
【図7】同安全カミソリの刃体と防止部の配置を示す断面図。
【図8】本願発明の第4の実施形態である安全カミソリの斜視図。
【図9】同安全カミソリの刃体の拡大斜視図。
【図10】同安全カミソリの刃体の断面図。
【符号の説明】
【0068】
1 刃先
2 刃体
3 支持面
4 支持部
5 把持部
6 溝
7 弾性体
8 防止部
9 本体
10 固定部
【出願人】 【識別番号】000005832
【氏名又は名称】松下電工株式会社
【出願日】 平成18年8月23日(2006.8.23)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−48802(P2008−48802A)
【公開日】 平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願番号】 特願2006−226034(P2006−226034)