| 【発明の名称】 |
電気機器における導電性部材間の絶縁構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】重田 浩司
【氏名】上田 泰教
【氏名】山崎 正信
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| 【要約】 |
【課題】端子間の短絡を防止し電解腐食が生じないようにすると共に意匠上の制約も無くすことのできる電気機器における導電性部材間の絶縁構造を提供する。
【構成】電気部品が格納された筐体2と、この筐体2を覆うカバー部材3と、該筐体2と該カバー部材3の連通孔4に挿通された複数の導電性部材である充電用端子ピン5A、5B、5Cと、を備えた電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、各導電性部材5A、5B、5Cの周囲をそれぞれ囲む平面視略環状からなり、前記筐体2と前記カバー部材3との隙間Sに侵入した水分が、各導電性部材5A、5B、5Cの前記連通孔4内に溜まる水分と接触することを防止する接触防止部材11を、前記筐体2と前記カバー部材3との間に介在させた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電気部品が格納された筐体と、この筐体を覆うカバー部材と、該筐体と該カバー部の連通孔に挿通された複数の導電性部材と、を備えた電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、 前記各導電性部材の周囲をそれぞれ囲む平面視略環状からなり、前記筐体と前記カバー部材との隙間に侵入した水分が、前記各導電性部材の前記連通孔内に溜まる水分と接触することを防止する接触防止部材を、前記筐体と前記カバー部材との間に介在させた ことを特徴とする電気機器における導電性部材間の絶縁構造。 【請求項2】 請求項1に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、 前記接触防止部材は、前記筐体に密着する第1接触防止部と前記カバー部材に密着する第2接触防止部とからなり、前記筐体と前記導電性部材間をシールするシール部材に一体的に設けられた ことを特徴とする電気機器における導電性部材間の絶縁構造。 【請求項3】 請求項1に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、 前記接触防止部材は、前記筐体に密着する第1接触防止部と前記カバー部材に密着する第2接触防止部とからなり、前記筐体と前記導電性部材間をシールするシール部材とは別体として前記カバー部材に一体的に設けられた ことを特徴とする電気機器における導電性部材間の絶縁構造。 【請求項4】 請求項1に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、 前記接触防止部材は、前記筐体と前記導電性部材間をシールするシール部材にその先端部を密着させる突起部とされ、前記カバー部材に一体的に形成された ことを特徴とする電気機器における導電性部材間の絶縁構造。 【請求項5】 請求項1に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、 前記接触防止部材は、前記カバー部材にその先端部を密着させる突起部とされ、前記筐体に一体的に形成されてなり、前記先端部が密着する前記カバー部材の部位に弾性部材が設けられた ことを特徴とする電気機器における導電性部材間の絶縁構造。 【請求項6】 請求項1に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、 前記接触防止部材は、前記筐体と前記カバー部材にそれぞれ密着するOリングからなる ことを特徴とする電気機器における導電性部材間の絶縁構造。 【請求項7】 請求項2に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、 前記シール部材に一体的に設けられた接触防止部材は、前記筐体と2色成型で形成された ことを特徴とする電気機器における導電性部材間の絶縁構造。 【請求項8】 請求項3に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、 前記カバー部材に一体的に設けられた接触防止部材は、前記カバー部材と2色成型で形成された ことを特徴とする電気機器における導電性部材間の絶縁構造。 【請求項9】 請求項1から請求項8の何れか一つに記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、 前記カバー部材の内面に、前記筐体と前記カバー部材との隙間に侵入した水分を排水する排水溝を形成した ことを特徴とする電気機器における導電性部材間の絶縁構造。 【請求項10】 請求項1から請求項9の何れか一つに記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、 前記筐体を電気かみそりとし、この電気かみそりを充電器に装着したときに前記導電性部材を介して該電気かみそりが充電される ことを特徴とする電気機器における導電性部材間の絶縁構造。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、電気機器における導電性部材間の絶縁構造に関する。 【背景技術】 【0002】 従来においては、例えば洗浄可能な電気かみそり等の水洗い器具から充電用端子を出す場合、端子周辺はハウジングが露出した状態でなければなかった(例えば、特許文献1等に記載)。 【0003】 このように構成するのは、端子周辺をパネルなどの2重構造で構成した場合、ハウジングとパネルの間に水などの導電性物質が侵入したときに端子間が短絡してしまい、その状態で充電操作をするとそこで電位差が生じ、端子に電解腐食が発生する恐れがあるためである。 【0004】 この腐食を避けるため、端子周辺は、ハウジングが露出した状態、つまり水洗い器具を単一の構成部材(ハウジングのみ)でしか構成することができない。 【0005】 また、良質で自由度が高く且つ安価な外観を達成するためには、ハウジングの上に加飾用のパネルを装着する方法が広く用いられている。 【特許文献1】特開2001−244013号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかし、上述した端子腐食を考慮した場合、端子周辺を2重構造にすることは望ましくなく、端子周辺は意匠上大きな制約を受けることとなり、同時に端子の位置についても制約を受ける要因となってしまう。 【0007】 そこで、本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、端子間の短絡を防止し電解腐食が生じないようにすると共に意匠上の制約も無くすことのできる電気機器における導電性部材間の絶縁構造を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、電気部品が格納された筐体と、この筐体を覆うカバー部材と、該筐体と該カバー部の連通孔に挿通された複数の導電性部材と、を備えた電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、前記各導電性部材の周囲をそれぞれ囲む平面視略環状からなり、前記筐体と前記カバー部材との隙間に侵入した水分が、前記各導電性部材の前記連通孔内に溜まる水分と接触することを防止する接触防止部材を、前記筐体と前記カバー部材との間に介在させたことを特徴とする。 【0009】 請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、前記接触防止部材は、前記筐体に密着する第1接触防止部と前記カバー部材に密着する第2接触防止部とからなり、前記筐体と前記導電性部材間をシールするシール部材に一体的に設けられたことを特徴とする。 【0010】 請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、前記接触防止部材は、前記筐体に密着する第1接触防止部と前記カバー部材に密着する第2接触防止部とからなり、前記筐体と前記導電性部材間をシールするシール部材とは別体として前記カバー部材に一体的に設けられたことを特徴とする。 【0011】 請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、前記接触防止部材は、前記筐体と前記導電性部材間をシールするシール部材にその先端部を密着させる突起部とされ、前記カバー部材に一体的に形成されたことを特徴とする。 【0012】 請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、前記接触防止部材は、前記カバー部材にその先端部を密着させる突起部とされ、前記筐体に一体的に形成されてなり、前記先端部が密着する前記カバー部材の部位に弾性部材が設けられたたことを特徴とする。 【0013】 請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、前記接触防止部材は、前記筐体と前記カバー部材にそれぞれ密着するOリングからなることを特徴とする。 【0014】 請求項7に記載の発明は、請求項2に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、前記シール部材に一体的に設けられた接触防止部材は、前記筐体と2色成型で形成されたことを特徴とする。 【0015】 請求項8に記載の発明は、請求項3に記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、前記カバー部材に一体的に設けられた接触防止部材は、前記カバー部材と2色成型で形成されたことを特徴とする。 【0016】 請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8の何れか一つに記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、前記カバー部材の内面に、前記筐体と前記カバー部材との隙間に侵入した水分を排水する排水溝を形成したことを特徴とする。 【0017】 請求項10に記載の発明は、請求項1から請求項9の何れか一つに記載の電気機器における導電性部材間の絶縁構造であって、前記筐体を電気かみそりとし、この電気かみそりを充電器に装着したときに前記導電性部材を介して該電気かみそりが充電されることを特徴とする。 【発明の効果】 【0018】 請求項1に記載の発明によれば、筐体とカバー部材との隙間に侵入した水分が、各導電性部材の連通孔内に溜まる水分と接触することを防止する接触防止部材を、前記筐体と前記カバー部材との間に介在させたので、各導電性部材間の短絡を防止することができると共に該導電性部材の電解腐食の発生を防止できる。したがって、導電性部材の周囲をカバー部材で覆っても導電性部材間の短絡及び電解腐食の問題が解決できることから、当該導電性部材周辺の意匠上の制約も無くすことができる。 【0019】 請求項2に記載の発明によれば、接触防止部材を、筐体に密着する第1接触防止部とカバー部材に密着する第2接触防止部とで構成し、筐体と導電性部材間をシールするシール部材に一体的に設けたので、水密構造を簡略化することができ部品点数の削減になる。 【0020】 請求項3に記載の発明によれば、接触防止部材を、筐体に密着する第1接触防止部と前記カバー部材に密着する第2接触防止部とで構成し、筐体と導電性部材間をシールするシール部材とは別体としてカバー部材に一体的に設けたので、従来からのシール部材をそのまま使用することができる。 【0021】 請求項4に記載の発明によれば、接触防止部材を、筐体と導電性部材間をシールするシール部材にその先端部を密着させる突起部とし、カバー部材に一体的に形成したので、前記接触防止部材を独立部品として用意する必要がなく、シール部材と先端部との間がより一層密着しシール性能が高まる。 【0022】 請求項5に記載の発明によれば、接触防止部材を、カバー部材にその先端部を密着させる突起部とし、筐体に一体的に形成したので、同様に前記接触防止部材を独立部品として用意する必要がなく、従来からのシール部材をそのまま使用することができる。また、先端部が密着する前記カバー部材の部位に弾性部材を設けたので、この弾性部材と先端部との間がより一層密着しシール性能が高まる。 【0023】 請求項6に記載の発明によれば、接触防止部材を、筐体とカバー部材にそれぞれ密着させるOリングとしたので、市販されているOリングを使用でき、安定したシール性能を確保できると共にコストダウンが図れる。 【0024】 請求項7に記載の発明によれば、シール部材に一体的に設けられた接触防止部材を筐体と2色成型で形成したので、筐体を成形するときに接触防止部材も同時に成形でき、生産性を高めることができる。 【0025】 請求項8に記載の発明によれば、カバー部材に一体的に設けられた接触防止部材をカバー部材と2色成型で形成したので、カバー部材を成形するときに接触防止部材も同時に成形でき、生産性を高めることができる。 【0026】 請求項9に記載の発明によれば、カバー部材の内面に、筐体とカバー部材との隙間に侵入した水分を排水する排水溝を形成したので、前記導電性部材間の短絡を生じさせる要因を少なくすることができる。 【0027】 請求項10に記載の発明によれば、筐体を電気かみそりとし、この電気かみそりを充電器に装着したときに前記導電性部材を介して該電気かみそりが充電されるので、電気かみそりの充電作業を安全に行うことが可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0028】 以下、本発明を適用した具体的な実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。 【0029】 図1は本発明を適用した電気かみそりの斜視図、図2は電気かみそりを装着させる洗浄充電器斜視図、図3は電気かみそりを洗浄充電器の洗浄部に装着し充電可能な状態を示す断面図、図4は電気かみそりの充電用端子ピン部分を示す要部断面図、図5(A)は電気かみそりの充電用端子ピン部分を示す要部断面図、図5(B)は電気かみそりに取り付けられるカバー部材の断面図、図6(A)はカバー部材の斜視図、図6(B)はカバー部材の平面図である。 【0030】 電気かみそり1は、図1に示すように、電気部品が格納されたシェーバ本体である筐体2と、この筐体2を覆う装飾パネルとして機能するカバー部材3と、筐体2とカバー部材3を共に貫通して形成された連通孔4に挿通された導電性部材である複数の充電用端子ピン5A、5B、5Cとを備えて構成されている。本実施の形態では、充電用端子ピン5Aの数を3本としている。 【0031】 かかる電気かみそり1は、図2及び図3に示すように、洗浄充電器6の電気かみそり投入口7から刃部8を下向きとしてその内部に挿入され洗浄部9にセットされる。洗浄部9にセットされた電気かみそり1は、洗浄充電器6の内壁面に突出して設けられた接点金具20A、20B、20Cに、前記した充電用端子ピン5A、5B、5Cがそれぞれ接触して充電されるようになっている。この洗浄充電器6は、電気かみそり1の刃部8を洗浄すると同時に充電も行うように構成されている。 【0032】 充電用端子ピン5A、5B、5Cは、図4及び図5に示すように、筐体2とカバー部材3を共に貫通する連通孔4に挿通されており、その先端部をカバー部材3の表面3aに突出させている。ここでは、3つの充電用端子ピン5A、5B、5Cは、同一の構成であるのでそのうちの一つを例にとって、その充電用端子ピン5Aの周縁部における水密構造について説明する。 【0033】 充電用端子ピン5Aの周縁部における水密構造は、筐体2と充電用端子ピン5Aとの間をシールするシール部材10と、筐体2とカバー部材3との隙間Sに侵入した水分が、前記充電用端子ピン5Aの連通孔4内に溜まる水分と接触することを防止する接触防止部材11とにより構成される。 【0034】 シール部材10は、充電用端子ピン5Aの周囲を囲む平面視略環状をなすゴムなどからなる弾性部材として形成され、その内面であるシール面10aを前記充電用端子ピン5Aの外周面に密着させている。かかるシール部材10は、筐体2に形成される装着溝12に嵌め込むように設けてもよいし、或いは筐体2と2色成型で形成してもよく、さらには、この筐体2を成型するときにインサート成型で形成してもよい。 【0035】 接触防止部材11は、前記カバー部材3と対向するシール部材10の一面10bから当該カバー部材3に向かって突出するように形成された平面視略円環状をなす突起として形成されている。この接触防止部材11の先端部11Aは、前記カバー部材3の連通孔4における開口内周面3bに密着している。かかる接触防止部材11は、シール部材10と同様、ゴムなどからなる弾性部材からなり、当該シール部材10と一体的に形成されている。 【0036】 つまり、シール部材10には、筐体2とカバー部材3との隙間Sに侵入した水分が、前記充電用端子ピン5Aの連通孔4内に溜まる水分と接触することを防止する接触防止部材11が一体化されている。 【0037】 このように構成された水密構造を備えた電気かみそり1は、洗浄充電器6で刃部8が水洗いされるが、その時の洗浄により筐体2とカバー部材3との隙間Sから水が侵入してくるが、その隙間Sから侵入してくる水分を前記接触防止部材11によって前記充電用端子ピン5Aの連通孔4内に溜まる水へ流れ込むのを防止できる。したがって、この電気かみそり1では、各充電用端子ピン5A、5B、5C間の短絡を防止でき、当該充電用端子ピン5A、5B、5Cの電解腐食を無くすことができる。 【0038】 また、この電気かみそり1によれば、充電用端子ピン5A、5B、5C間の短絡防止及び電解腐食防止を実現できるため、充電用端子ピン周辺の意匠をこのカバー部材3に施すことができ、商品付加価値を高めることが可能となる。 【0039】 なお、この電気かみそり1のカバー部材3の内面3cには、図6に示すように、筐体2とカバー部材3との隙間Sに侵入した水分を排水する排水溝21が複数形成されている。この排水溝21を形成することで、充電用端子ピン5A、5B、5Cへと侵入する水分を前記隙間Sから効率良く排水することが可能となる。 【0040】 「その他の実施の形態」 図7は電気かみそりの充電用端子ピン部分における他の水密構造の一例を示す要部断面図である。 【0041】 図7では、接触防止部材13は、筐体2に密着する第1接触防止部13Aと、カバー部材3に密着する第2接触防止部13Bとから構成されており、前記筐体2と充電用端子ピン5A、5B、5C間をシールするシール部材10に一体的に設けられている。 【0042】 第1接触防止部13Aは、前記連通孔4の近傍における前記筐体2の表面2aに密着して設けられている。一方、第2接触防止部13Bは、前記第1接触防止部13Aからカバー部材3へと向かって突出するように形成された平面視略円環状をなす突起として形成され、その先端部を前記カバー部材3の連通孔4における開口内周面3bに密着させている。 【0043】 なお、このシール部材10に一体的に接触防止部材13が設けられた部品は、前記筐体2に装着してもよく、或いは筐体2に対して2色成型で形成してもよく、さらには、この筐体2を成型するときにインサート成型で形成してもよい。 【0044】 図7に示す構造では、前記した実施の形態と同様、充電用端子ピン5A、5B、5C間の短絡防止及び電解腐食防止を実現できる他、水密構造を簡略化することができ部品点数の削減を実現できる。 【0045】 図8は電気かみそりの充電用端子ピン部分におけるさらに他の水密構造の一例を示す要部断面図である。 【0046】 図8では、接触防止部材14は、筐体2に密着する第1接触防止部14Aと、カバー部材3に密着する第2接触防止部14Bとから構成されており、前記筐体2と前記充電用端子ピン5A、5B、5C間をシールするシール部材10とは別体として前記カバー部材3に一体的に設けられている。 【0047】 第1接触防止部14Aは、カバー部材3から筐体2へと向かって突出するように形成された平面視略円環状をなす突起として形成され、その先端部を前記連通孔4の近傍における前記筐体2の端面2bに密着させている。一方、第2接触防止部14Bは、連通孔4の近傍部におけるカバー部材3の開口内周面3bに密着して設けられている。 【0048】 なお、接触防止部材14は、前記カバー部材3に装着してもよく、或いはカバー部材3に対して2色成型で形成してもよく、さらには、このカバー部材3を成型するときにインサート成型で形成してもよい。 【0049】 図8に示す構造では、前記した実施の形態と同様、充電用端子ピン5A、5B、5C間の短絡防止及び電解腐食防止を実現できる他、従来からのシール部材10をそのまま使用することができる。 【0050】 図9は電気かみそりの充電用端子ピン部分におけるさらに他の水密構造の一例を示す要部断面図である。 【0051】 図9では、接触防止部材15は、筐体2と充電用端子ピン5A、5B、5C間をシールするシール部材10にその先端部15Aを密着させる突起部として形成され、前記カバー部材3に一体的に形成されている。 【0052】 この接触防止部材15は、カバー部材3の内面3cからシール部材10へと向かって突出するように形成された平面視略円環状をなす突起として形成され、その先端部15Aをシール部材10に密着させている。この接触防止部材15は、先端に行くに従って尖った断面略三角形状として形成され、その先端部15Aをシール部材10に食い込ませるようにして当該シール部材10に密着させている。 【0053】 なお、接触防止部材15は、前記カバー部材3を成型するときに一体的に形成してもよく、或いはこの接触防止部材15の材質をカバー部材3と換えて当該カバー部材3に対して2色成型で形成してもよく、さらには、このカバー部材3を成型するときにインサート成型で形成してもよい。 【0054】 図9に示す構造では、前記した実施の形態と同様、充電用端子ピン5A、5B、5C間の短絡防止及び電解腐食防止を実現できる他、接触防止部材15を独立部品として用意する必要がない。 【0055】 図10は電気かみそりの充電用端子ピン部分におけるさらに他の水密構造の一例を示す要部断面図である。 【0056】 図10では、接触防止部材16は、カバー部材3にその先端部16Aを密着させる突起部とされ、前記筐体2に一体的に形成されている。 【0057】 この接触防止部材16は、筐体2の表面2aからカバー部材3へと向かって突出するように形成された平面視略円環状をなす突起として形成され、その先端部16Aをカバー部材3に密着させている。かかる接触防止部材16の先端部16Aと対向する位置には、例えばゴムなどの弾性部材17が設けられており、この弾性部材17に前記接触防止部材16が密着するようになっている。かかる接触防止部材16は、先端に行くに従って尖った断面略三角形状として形成され、その先端部16Aを弾性部材17に食い込ませるようにして当該弾性部材17に密着させている。 【0058】 なお、接触防止部材16は、前記筐体2を成型するときに一体的に形成してもよく、或いはこの接触防止部材16の材質を筐体2と換えて当該筐体2に対して2色成型で形成してもよく、さらには、この筐体2を成型するときにインサート成型で形成してもよい。 【0059】 図10に示す構造では、前記した実施の形態と同様、充電用端子ピン5A、5B、5C間の短絡防止及び電解腐食防止を実現できる他、接触防止部材16を独立部品として用意する必要がない他、弾性部材17と先端部16Aとの間がより一層密着しシール性能を高めることができる。 【0060】 図11では、接触防止部材18は、筐体2とカバー部材3にそれぞれ密着するOリングとして形成されている。 【0061】 この接触防止部材18は、カバー部材3に形成された装着溝部19に配置され、前記筐体2の表面2aに密着するように設けられている。この接触防止部材18を設けたことで、筐体2とカバー部材3間の隙間Sに侵入した水分が、前記充電用端子ピン5Aの連通孔4内に溜まる水分と接触することが防止される。 【0062】 なお、筐体2と充電用端子ピン5A、5B、5Cとのシールは、この例では接触防止部材18と同様、Oリングをシール部材10として使用している。 【0063】 図11に示す構造では、前記した実施の形態と同様、充電用端子ピン5A、5B、5C間の短絡防止及び電解腐食防止を実現できる他、市販されているOリングを使用でき、コストダウンを図ることができる。 【0064】 なお、上述の各実施形態においては、洗浄充電器を例に説明したが、充電器であっても良いし、洗浄器であっても良いものである。 【図面の簡単な説明】 【0065】 【図1】本発明を適用した電気かみそりの斜視図である。 【図2】電気かみそりを装着させる洗浄充電器斜視図である。 【図3】電気かみそりを洗浄充電器の洗浄部に装着し充電可能な状態を示す断面図である。 【図4】電気かみそりの充電用端子ピン部分を示す要部断面図である。 【図5】図5(A)は電気かみそりの充電用端子ピン部分を示す要部断面図、図5(B)は電気かみそりに取り付けられるカバー部材の断面図である。 【図6】図6(A)はカバー部材の斜視図、図6(B)はカバー部材の平面図である。 【図7】電気かみそりの充電用端子ピン部分における他の水密構造の一例を示す要部断面図である。 【図8】電気かみそりの充電用端子ピン部分におけるさらに他の水密構造の一例を示す要部断面図である。 【図9】電気かみそりの充電用端子ピン部分におけるさらに他の水密構造の一例を示す要部断面図である。 【図10】電気かみそりの充電用端子ピン部分におけるさらに他の水密構造の一例を示す要部断面図である。 【図11】電気かみそりの充電用端子ピン部分におけるさらに他の水密構造の一例を示す要部断面図である。 【符号の説明】 【0066】 1…電気かみそり 2…筐体 3…カバー部材 4…連通孔 5A,5B,5C…充電用端子ピン 6…洗浄充電器 8…刃部 9…洗浄部 10…シール部材 11,13,14,15,16,18…接触防止部材 20A,20B,20C…接点金具 21…排水溝
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月21日(2006.7.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083806 【弁理士】 【氏名又は名称】三好 秀和
【識別番号】100108707 【弁理士】 【氏名又は名称】中村 友之
【識別番号】100095500 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 正和
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| 【公開番号】 |
特開2008−23112(P2008−23112A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月7日(2008.2.7) |
| 【出願番号】 |
特願2006−199815(P2006−199815) |
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