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【発明の名称】 剃刀アセンブリ
【発明者】 【氏名】デヴィット シー コフィン

【氏名】ブライアン ダブリュ フォスター

【要約】 【課題】濡れている環境で使用してもシェービング準備剤が洗い流されることのない剃刀アセンブリを提供する。

【構成】剃刀アセンブリは、一つ以上の剃刀カートリッジ12、シェービングエイドボディ14、ハンドル、及びハンドルに枢動可能に接続された連結部18を含む。剃刀カートリッジ12またはシェービングエイドボディ14のどちらか一つが第1の方向へ移動すると、剃刀カートリッジ12またはシェービングエイドボディ14のうちのもう片方は、もう一つの方向、第1の方向とは略反対方向に移動する。結果として、シェービングボディと剃刀カートリッジとの位置は、シェービングエイドボディの接触面を剃刀カートリッジ内の剃刀刃の刃先と略同じ平面上に維持するように連続的に調整される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一つ以上の剃刀刃を含む剃刀カートリッジ(12)と、
シェービングエイドボディ(14)と、
ハンドル(16)と、
連結部(18)とを備え、
前記剃刀カートリッジ(12)と前記シェービングエイドボディ(14)とは前記ハンドル(16)に対してそれぞれ可動なように、前記連結部(18)が前記剃刀カートリッジ(12)と前記シェービングエイドボディと(14)に接続されることを特徴とする、
剃刀アセンブリ(10)。
【請求項2】
前記シェービングエイドボディ(14)は浸食可能であり、前記シェービングエイドボディ(14)は接触面(15)と前記接触面(15)に存在する開口部(19)とを含み、前記開口部(19)は前記剃刀カートリッジ(12)を支持するようにサイズ決めされる、請求項1記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項3】
前記シェービングエイドボディ(14)が浸食するにつれ、前記連結部(18)が前記接触面(15)と前記剃刀カートリッジ(12)との間の規定の位置を維持するように作動可能な、請求項2記載の剃刀アセンブリ。
【請求項4】
前記剃刀カートリッジ(12)及び/または前記シェービングエイドボディ(14)のどちらか一つが第1の方向へ移動すると、前記剃刀カートリッジ(12)及び/または前記シェービングエイドボディ(14)のうちのもう片方は、第2の方向、第1の方向とは略反対方向に移動する、請求項3記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項5】
前記連結部(18)が前記剃刀カートリッジ(12)と前記シェービングエイドボディ(14)との間に延在する少なくとも一つの柔軟な連結部材(206、208)を含む、請求項3記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項6】
前記連結部(18)が前記剃刀カートリッジ(12)と前記シェービングエイドボディ(14)との少なくとも一つに間接的に接続された、請求項5記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項7】
少なくとも一つのガイド面(210)が前記ハンドル(16)内に位置する、請求項6記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項8】
各前記ガイド面(210)が前記ハンドル(16)内の溝(212、214)を形成し、単一の柔軟な連結部材(206、208)は各前記溝(212、214)内でガイドされる、請求項7記載の剃刀アセンブリ。
【請求項9】
前記剃刀カートリッジ(12)に付着したホルダー(198)と前記シェービングエイドボディ(14)に付着したベース(200)とを含み、前記柔軟な連結部材(206、208)の第1の先端は前記ホルダー(198)に付着し、前記柔軟な連結部材(206、208)の第2の先端は前記ベース(200)に付着した、請求項8記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項10】
前記ハンドル(16)は内部空洞(17)を含み、前記結合部(18)は前記内部空洞(17)内に位置する、請求項1記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項11】
前記シェービングエイドボディ(14)は少なくとも一つの部品を含む、請求項2記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項12】
前記シェービングエイドボディ(14)は少なくとも前方部を含む、請求項11記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項13】
前記シェービングエイドボディ(14)は二つの部品を含む、請求項11記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項14】
前記シェービングエイドボディ(14)は前方部と後方部とを含む、請求項13記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項15】
前記シェービングエイドボディ(14)は四つの部品を含む、請求項15記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項16】
前記シェービングエイドボディ(14)は前方部、後方部、第1の側面部、及び、第2の側面部を含む、請求項15記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項17】
前記シェービングエイドボディ(14)の前記開口部(19)の境界が連続平面によって形成される、請求項2記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項18】
前記シェービングエイドボディ(14)の前記開口部(19)の境界が不連続平面によって形成される、請求項2記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項19】
前記連結部材(18)は二つの前記柔軟な連結部材(206、208)を備え、各前記柔軟な連結部材(206、208)は、前記剃刀カートリッジ(12)に付着した第1の先端と、前記シェービングエイドボディ(14)に付着した第2の先端とを有する、請求項3記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項20】
各前記柔軟な連結部材(206、208)が前記剃刀カートリッジ(12)と前記シェービングエイドボディ(14)との少なくとも一つに間接的に接続された、請求項19記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項21】
前記剃刀カートリッジ(12)に付着したホルダー(198)と前記シェービングエイドボディ(14)に付着したベース(200)とを備え、各前記たわみ連結部材(206、208)の第1の先端が前記ホルダー(198)に付着し、各前記柔軟な連結部材(206、208)が第2の先端が前記ベース(200)に付着した、請求項20記載の剃刀アセンブリ(10)。
【請求項22】
二つのガイド面(210)は前記ハンドル(16)内に位置し、各前記ガイド面(210)は前記ハンドル(16)内の溝(212、214)を形成し、各前記溝(212、214)は単一の前記柔軟な連結部材(206、208)をガイドする、請求項21記載の剃刀アセンブリ(10)。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2003年2月14日に出願された米国出願10/367,255の分割出願であり、2002年4月24日に出願された米国仮特許出願60/375,844、及び2002年8月24日に出願された米国仮特許出願60/405,185に基づく優先権を主張している。
【背景技術】
【0002】
技術分野
本発明は、シェービング装置に関し、特に一つ以上の剃刀刃を加えたシェービングエイド及びそれを備えた操作可能な交換カートリッジを含むシェービング装置に関する。
【0003】
背景情報
現在の安全剃刀は、ハンドルに枢動可能にまたは固定されて取付けられた、カートリッジ内部に位置される複数の剃刀刃を含む。各剃刀刃はシェービング面に接触する刃先を有する。安全剃刀(また、以下では剃刀アセンブリと称される。)には、再利用できるハンドルとともに使用する使い捨てカートリッジを有するものと、ハンドルとカートリッジが結合され単一で使い捨てのものがある。剃刀カートリッジは、多くの場合シェービング処理を改善するように剃刀刃を後方に位置する帯状のシェービングエイド(例えば、潤滑剤、抗力低減剤、脱毛剤、洗浄剤、薬剤、皮膚調整資産など)を含む。ここで使用される用語「前方」及び「後方」は、安全剃刀の間の相対的な位置を形成する。剃刀刃の「前方」の形態は、例えば、剃刀組立体がその予定されたカッティング方向へと滑らされる場合に、剃られる表面が剃刀刃と遭遇する前にその形態と遭遇するように位置決めさせられる(例えば、ガードは概して剃刀刃の前方に位置する)。剃刀の「後方」の形体は、剃刀アセンブリがその意図されたカッティング方向へ滑らされる場合に、剃られる表面が剃刀刃と遭遇した後にその形体と遭遇するように位置決めされる。(例えば、前述の帯状のシェービング部材は、剃刀刃の後方に位置される)。
【0004】
多くの安全剃刀はシェービング準備剤を使用するように設計されている。シェービング準備剤(例えばシェービングクリーム)が皮膚に塗布され、シェービング処理中もしくは処理後に洗い落とすまで残留する。シェービング準備剤は望ましくはシェービング処理を向上させるが、一方で望ましくない側面もある。例えば、シェービングクリームは、シェービング処理が完了する前にしばしば洗い流されてしまうことがよくあるため、濡れている環境でのシェービングでは実用的ではない。さらに、シェービングクリームは、一品以上は浴室に保管してあるなど、使用者が購入または保管しなければならない、剃刀とは独立した品目である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、上記の問題点を解消したシェービング準備剤が使用できる剃刀アセンブリ、及びシャワーのある/濡れている環境で使用可能な剃刀アセンブリが必要である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
したがって、本発明の目的は、シェービング準備剤を含む剃刀カートリッジ及びシャワー/濡れている環境で使用可能な剃刀カートリッジを提供することである。
【0007】
本発明では、一つ以上の剃刀刃含む剃刀カートリッジ、シェービングエイドボディ、ハンドル、及び、連結部を含む剃刀アセンブリを提供する。連結部は、カートリッジとシェービングエイドボディとにハンドルに対して動作する方法により、カートリッジとシェービングエイドボディとに取り外せないように、または着脱可能に取付けられている。第1の方向に剃刀カートリッジまたはシェービングエイドボディのどちらか一方が移動することによって、初めに動いたものとは別の剃刀カートリッジ12またはシェービングエイドボディ14がもう一つの方向、第1方向とは略反対方向に移動する。結果的に剃刀カートリッジのシェーブ面とシェービングエイドボディの接触面は、位置を自動調整し、略同じ平面上を保持できる。
【0008】
本発明の一形態において、交換カートリッジは剃刀アセンブリとともに使用するように提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の効果は、本発明で提供されるシェービングエイドボディと剃刀カートリッジとが位置の自動調整をすることで提供される使い易さと安全性とにある。本発明の連結部は、自動調整動作を備えており、シェービングエイドボディと剃刀カートリッジとが互いの位置を継続的に調整し、シェービング処理中に剃刀カートリッジ内部のシェービングエイドボディ接触面と剃刀刃の先端部との間を自動的に望ましい方向を維持している。
第1の方向に剃刀カートリッジまたはシェービングエイドボディが移動することによって、もう一つの方向、第1の方向とは略反対方向に移動するという方法で、接続部は剃刀カートリッジとシェービングエイドボディとに取り外せないように、または着脱可能に取付けられている。シェービングエイドボディの高さ(ひいては接触面の位置)の変化に応じて、例えば、剃刀カートリッジ内部の剃刀刃の位置に連動して自動的に調整可能である。
【0010】
本発明の別の効果は、シェービング処理中にシェービングエイドを塗布できることである。結果として、濡れているシェービング環境のなかでシェービングエイドボディ内のシェービングエイドをうまく塗布及び使用できる。シェービングクリームやその他のシェービング準備剤などの独立した供給源及びそれに伴う散乱物の必要性が結果的になくなる。
【0011】
本発明に対する前述の及びその他の目的、機構、効果は、発明を実施するための最良の形態に照らして明白となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1及び図2を参照し、本発明の剃刀アセンブリ10は、剃刀カートリッジ12、シェービングエイドボディ14、ハンドル16、及び、連結部18を含む。剃刀アセンブリ10は、幅20、長さ22、高さ24を有するものとして説明される。
【0013】
剃刀カートリッジ12はフレーム28に取付けられた一つ以上の剃刀刃26を含む。各剃刀刃26は、長さ方向延在刃先31を持つ。剃刀カートリッジ12は連結部18と接合しており、詳しくは後述する。適用によっては、剃刀カートリッジ12はガード30を含んでもよい。
【0014】
シェービングエイドボディ14は、接触面15を含み、シェービング処理を向上させるために一種類以上のシェービングエイド物質(例えば、潤滑剤、抗力低減剤、脱毛剤、洗浄剤、薬剤、皮膚調整資産など)を構成する、浸食可能な固体である。シェービングエイドボディ14は、他の特定種類のシェービングエイド物質に限定されないが、むしろ手近な用途にかなうよう選択的に調合可能である。濡れているシェービング環境で、固体の石鹸物質が使用に好ましいシェービングエイド物質の一例として挙げられる。図1及び図2を参照すると、シェービングエイドボディ14は、剃刀カートリッジ12に位置する中央開口部19のある単一の楕円形として図示されている。他の実施例として、シェービングエイドボディ14は、剃刀カートリッジ12と隣接した一つ以上の部分、例えば、前方部、後方部、及び/または側方部を構成できる。シェービングエイドボディ14は、必須ではないが、概してシェービングエイドボディ14の支持用に構成されたベースに取付けられる。ベースを含んだ実施例として、シェービングエイドボディ14をベース付きで製造するか、またはベースとは別々に製造してその後で取付けてもよい。下記に説明するように、シェービングエイドボディ14を交換カートリッジとしてベースとは別に製造してもよい。本発明のシェービングエイドボディ及びベースの例は、米国仮特許出願第60/375,843に開示され、参照として本明細書に組み込まれている。
【0015】
透視図として図2で図式化されている連結部18は、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14とに接続されている少なくとも一つの部材を含む。連結部材は、第1の方向に剃刀カートリッジ12またはシェービングエイドボディ14のどちらか一方が移動することによって、初めに動いたものとは別の剃刀カートリッジ12またはシェービングエイドボディ14が、もう一つの方向、第1の方向とは略反対方向に移動するという方法で剃刀カートリッジ12、シェービングエイドボディ14、及びハンドル16に接続されている。
【0016】
いくつかの実施例で、連結部材は、連結部材と剃刀カートリッジ12とを繋ぐ枢着点、及び連結部材とシェービングエイドボディ14とを繋ぐ枢着点の間に位置するハンドル16の一点(すなわちハンドル枢着点)に枢動可能に接続されている。枢着点の相対的な位置決めの方法により、剃刀カートリッジ12及びシェービングエイドボディ14はお互いに動き合い、ハンドル16に対して動き合うことが可能である。前者に関して、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14とにおける連結部材への枢着点は、ハンドル枢着点の反対側に位置するが、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14とをシーソーのように上下することを可能にし、ハンドル枢着点の略中央に位置する。後者に関して、ハンドル枢着点を定めることで、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14とをハンドル16に対して互いに動くことを可能にする。結果として、シェーブ面(すなわち接触面15)に接触するシェービングエイドボディ14の表面は、剃刀カートリッジ12内にある剃刀刃26の刃先31に略同じ平面上の維持が可能である。
【0017】
連結部材と剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14との間の枢動軸には、直接的または間接的に接続が可能である。直接的な枢動軸の接続について、連結部材は、剃刀カートリッジとシェービングエイドボディ14との直接的に接続されている。間接的な枢動軸の接続については、一つ以上の中間部材が連結部材と剃刀カートリッジ12との間、及び/または、連結部材とシェービングエイドボディ14との間とに位置する。例えば上記に開示したように、シェービングエイドボディ14は、概して支持用のベースに取付けられている。このようなアレンジメントにおいて、連結部材はシェービングエイドボディ14に直接接着されているというよりむしろ、ベースまたは他の中間部材に枢動可能に取付けられている。したがって、連結部材は、間接的にシェービングエイドボディ14に枢動可能に取付けられている。直接取付け及び間接取付けの際の連結部に関する詳細例は、下記に説明する。
【0018】
枢着点の相対位置決めによって、枢動可能に装着された剃刀カートリッジ12またはシェービングエイドボディ14の機械的拡大率及び/または移動の相対量が追加されるように作用することが可能になる。上記の実施例で説明したように、連結部材の一方の端は剃刀カートリッジ12に枢動可能に接続され、もう片方の端は、シェービングエイドボディ14に枢動可能に接続され、ハンドルの枢着点はそれら両端の間に位置している。他の枢着点(すなわち“先端”の枢着点)に対するハンドル枢着点の位置によって、枢動可能に装着された剃刀カートリッジ12またはシェービングエイドボディ14の機械的拡大率を与え、及び/または移動の相対量を変化させることが選択的に可能である。例えば、両端の枢着点から等距離に位置しているハンドルの枢着点は、中間的な機械的拡大率及び相対的移動量の供給が可能である。一方、ハンドルの枢着点が片方の先端の枢着点へ移行した場合、剃刀カートリッジ12またはシェービングエイドボディ14のどちらか一方が機械的拡大率を獲得する。さらに、移動の相対量は、全く異なる。ハンドルの枢着点と両端の枢着点との的確な相対的位置決めは、手近に利用できるように選択が可能である。
【0019】
他の実施例では、(下記の例4参照)連結部は、一つ以上のたわみ部材を含む。各たわみ部材の一端は、剃刀カートリッジ12と接合されており、もう片方はシェービングエイドボディ14に接続されている。連結部材がハンドル16内に位置する一点の周りを移動できる方法で、たわみ部材がハンドル16内に取付けられている。シェービングエイドボディ14または剃刀カートリッジ12のどちらか一方が移動することによって、たわみ部材の一部が先端部まで移動し、結果的に初めに移動した方ではないシェービングエイドボディ14または剃刀カートリッジ12もまた移動する。
【0020】
ここで使用される用語「略同じ平面上」は、シェーブ面(例えば、柔軟な皮膚)がシェービングエイドボディ14の接触面15と剃刀刃26の先端15とに接触可能であるシェービングエイドボディ14及び剃刀カートリッジ12のあらゆる相対位置を説明するために用いられる。
【0021】
シェービングエイドボディ接触面15の面積は、シェーブ面への接触を目的とする剃刀カートリッジ12の表面積に対して、選択的にサイズ決めされる(後述の「剃刀カートリッジ接触面表面積」参照)。シェービング処理中に使用者は剃刀アセンブリにシェーブ面を押し付ける。その力は、圧力(力/単位表面積)という用語で説明され、シェービングエイドボディ14と剃刀カートリッジ12とに均一に付加される。接触面15の表面積と剃刀カートリッジの表面積が等しいならば、使用者によってシェービングエイドボディ14と剃刀カートリッジ12にかけられる圧力もまた等しくなり得る。一方、接触面15の表面積が剃刀カートリッジ12の表面積よりも広い場合に、シェービングエイドボディ14を経由して連結部18に伝わる力は剃刀カートリッジ12を経由して連結部18に伝わる力よりも大きい。結果的に、剃刀カートリッジ12はシェーブ面へと付勢する。よって、シェービングボディ接触面15の表面積は、希望の仕上がりになるように剃刀カートリッジ接触面表面積に対して選択的にサイズ決めされる。
【0022】
接触面15と剃刀カートリッジ接触面との表面積の相対的なサイズ決めは、機械的拡大率を相殺するか追加するか前述のハンドル枢着点と先端部枢着点との位置決めを併用して選択することが可能である。
【0023】
ハンドル16は、以下に限定はされないが、基軸または内部空洞17のあるボディ、またはそれらの併用を含むことが可能である。好ましいハンドル16は、連結部18と場合によってはシェービングエイドボディの一部とを収納するための内部空洞17を含んだ、人間工学に基づいたボディを含む。人間工学に基づいた形状のボディは、剃刀アセンブリを使い易くする。上記のように、ハンドル16は、少なくとも一つの連結部材への枢動接続を含む。
【0024】
図1を参照し、いくつかの実施例にもあるように、剃刀アセンブリ10はハンドル16に付属しているカバー110を含む。カバー110は、シェービングエイドボディ14と剃刀カートリッジ12を囲むようにサイズが決定される。カバー110とハンドル16とはカバー110に一方向のみで取付け可能な方法で好ましくはお互いに嵌合するように形成されている。例えば、カバー110とハンドル16とは、非対称に形成されるか、または、非対称の外形を含んでもよい。カバー110をハンドル16に装着している手段112は、ユーザーがカバー110を装着するか取り外すかを選択できるように提供されている。例えば、図1に示すようにカバー110をハンドル16に取付けるための手段112は、カバー110に装着された一対のリブ114を含み、カバー110は一対のリブ116と連携してハンドル16に装着される。リブ114及び116は、お互いに連携してカバー110をハンドル16に挟む。図1に示す実施例を参照すると、リブ114及び116は、カバー110及びハンドル16それぞれの長さ方向延在面118に沿って位置される。カバー110は弾性があり、カバー110の横方向延在面120に付加される圧力(すなわち横方向延在面120をお互いの方へ圧迫する)は、リブ114及び116をお互いに解放し、よって、カバー110がハンドル16から取り外される。カバー110をハンドル16に固定するアレンジメントは、その代わりに使用されても良い。さらに、カバー110は、液体がカバー110の外側に排水できる少なくとも一つの排水口112を含む。カバーに一つ以上のポート112を配置することでカバー110は一箇所以上から排水可能となる。
【0025】
本発明の顕著な有用性を図示し、詳しい実施例によって本発明を完全な出願となるように下記に説明する。下記の実施例は、典型的な例であり、本発明のすべての実行可能な実施例を記述してはいない。
(例1)
【0026】
図1から図8の実施例を参照し、剃刀アセンブリ10は、剃刀カートリッジ12、シェービングエイドボディ14、ハンドル16、及び、ハンドル16に枢動可能に接続された連結部18とを含む。
【0027】
図3を参照すると、剃刀カートリッジ12はガード30とフレーム28に装着された複数の剃刀刃26とを含む。剃刀カートリッジ12は、そのカートリッジ12の長さ方向の各先端にあるホルダー36に枢動可能に装着されている。ホルダー36は、一対の取付け開口部38とカートリッジ湾曲部材40とを含む。ホルダー36及び剃刀カートリッジ12は、長さ方向の先端に弓形の機構41、42(すなわちタブ)の一対を嵌合することで相互に枢動可能に装着される。機構42、41は、ホルダー36に対する剃刀カートリッジ12の枢動軌道を形成する。物理的止め44は、剃刀カートリッジ12とホルダー36との間の枢動運動に範囲を定めるために使用される。カートリッジ湾曲部材40は、ホルダー36から外側に延在し、剃刀カートリッジ12を規定の位置まで付勢する。カートリッジ湾曲部材40は、ホルダー36に対して剃刀カートリッジ12に働く回転力に反発する。
【0028】
取付け開口部38に隣接して位置する一対の緩衝スロット45により、剃刀カートリッジ12をホルダー36に取付けている間ホルダー36は弾性的に内側に湾曲する(例えばスナップリング型工具の使用)。いったん剃刀カートリッジ12とホルダー36の枢動軸装着機構42及び41がお互いに同じ線上になったならば、ホルダー36は解放され、機構41及び42は、ともに剃刀カートリッジ12とホルダー36との間に枢動部品構造を形成する。
【0029】
図4を参照すると、シェービングエイドボディ14は、楕円形をしており、接触面15と剃刀カートリッジ12を支持する中央開口部19とを有する。シェービングエイドボディ14は、例えば、インサート成形、結合形成、機械的機構などの装着手段によってベース50に装着される。ベース50は、上部面51、下部面53、上部面51と下部面53との間に延在する中央開口部52、及び、下部面53から外側に延在する4つのタブ54を含む。一対の取付けタブ54は、ベース50の長さ方向の各先端に位置しており、一対のうちの各タブ54は、片方から見て横方向に距離を置いて位置する。各タブ54は開口部56を含み、長さ方向の各先端にある一対のうちの開口部56は、それぞれに軸方向に並列して位置する。各開口部56の形状(例えば円形、楕円形、スロット状など)は、連結部の動作に適合するように選択され、下記に説明する。図4の具体例を参照し、取付けタブ54と中央開口部52とは、同じ平面状に位置する。
【0030】
図5から図8を参照し、連結部18はホルダー36とベース50との間に延在し、枢動可能に接続された第1の部材58と第2の部材60とを含む。第1の部材58と第2の部材60は、ハンドル16にもまた枢動可能に装着されている。この実施例は、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14とに間接的に枢動動可能に接続された連結部の例である。この実施例は、横方向延在軸62の回りに枢動する連結部を図示している。
【0031】
第1及び第2の連結部材58、60は、それぞれに一対のベース軸64とホルダー軸66と中央フランジ70に位置する中央開口部68とを含む。ベース軸64は、一対のべースタブ54内に位置する開口部56を内側で支持可能にサイズを決定し間隙を作る。ホルダー軸66は、ホルダー36内に位置する取付け開口部38の一つを内側で支持可能にサイズを決定と位置とを決定する。実施例を参照し、中央フランジ70は、ハンドル16の内側から外側に延在しているストップタブ76を支持するための張出しスロット72を含み、下記に説明する。各連結部材58、60に存在する張出しスロット72を設置し、その連結部材に対する枢動移動の範囲を定める。アセンブリとして第1の連結部材58および第2の連結部材60はベースとホルダー間に延在する鋏型の連結部を形成しており、その動作については、「剃刀アセンブリの操作」の中で以下さらに詳細に説明する。
【0032】
図8を参照し、ハンドル16はホルダー36と連結部18とベース50との少なくとも一部を支持する内部空洞17を含む。ハンドル16の外形は、剃刀アセンブリ10を使い易いように人間工学に基づき形成されている。ハンドル16は、一対の連結部ポスト74を含み、それぞれもう片方へと向かって空洞17に延在し、それぞれもう片方と同じ線上になっている。各連結部ポスト74は、上述のように連結部中央フランジ70の張出しスロット72内で支持するストップタブ76を含む。連結部ポスト74と連結部中央開口部68とは、ハンドル枢着点を形成している。組立ての際に、実施例において連結部ポスト74、中央フランジ70、及び/またはホルダー36(またはそのいくつかの組合せ)のサイズ決めによって、わずかに締まりばめ接合を形成するようになる。締まりばめ接合では、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14との間の動作をわずかに鈍らせるが、阻止することはない。結果として、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14との相対的位置は保持される。
【0033】
上述のように、1)ベース軸64及びベース50、2)ホルダー軸66及びホルダー36、3)連結部ポスト74及び連結部材58、60との間の枢軸接続について嵌合雌雄対という点から上記に説明した。代替の実施例では、上記のように嵌合雌雄対を有する雄方の要素は、一対の雌方と組込み可能であり、逆も同様に可能で、他タイプの枢軸アレンジメントでも可能である。
【0034】
上記のように、シェービングエイドボディ14、ベース50、剃刀カートリッジ12、ホルダー36、及び、連結部18は、交換式のカートリッジとしてハンドル16に着脱可能な独立したアセンブリとして予め組立てられることが可能である。もしくは、一つ以上のシェービングエイドボディ14、ベース50、剃刀カートリッジ12、及び、ホルダー36は、独立した交換カートリッジ、あるいはこれらの組合せから形成される交換カートリッジとして供給可能である。例えば、シェービングエイドボディ14は、独立した交換カートリッジとして供給可能か、あるいは、交換カートリッジとしてベース50との組合わせが可能である。シェービングエイドボディ14が独立した交換カートリッジとして供給される場合は、機械的な装着手段及び他のタイプの装着手段は、シェービングエイドボディにベース50を装着するために使用可能である。米国仮特許出願第60/375,843は、参照として本明細書に組み込まれているが、当該の交換カートリッジについて開示している。その他の例として、剃刀カートリッジ12とホルダー36とを交換カートリッジとして一体化させることも可能である。
(例2)
【0035】
図1、図2及び図9から図22の実施例を参照し、剃刀アセンブリ10は、剃刀カートリッジ12、ホルダー78、シェービングエイドボディ14、ベース80、ハンドル16、及び、ハンドル16に枢動可能に接続された連結部18を含み、提供されている。
【0036】
図2、図9から図13、図15、及び、図16を参照し、剃刀カートリッジ12は、フレーム28に装着されたガード30と複数の剃刀刃26とを含む。剃刀カートリッジ12は、カートリッジの長さ方向の各先端にあるホルダー78に枢動可能に装着されている。ホルダー(図13参照)は、複数のガイドパネル84と一対のアセンブリ開口部86とカートリッジ付勢部材88とを含む。図10から図13までの実施例を参照し、ホルダー78と剃刀カートリッジ12とは長さ方向の各先端に存在する弓型の機構90、91(例えば、タブ)の嵌合対によって相互に枢動可能に装着されている。弓形の機構90、91は、ホルダー78に対して剃刀カートリッジ12の枢動軌道を形成する。その他の代替案においてもホルダー78に剃刀カートリッジ12を枢動可能に装着するものを使用してもよい。アセンブリ開口部86と、アセンブリ開口部86に隣接して位置する一対の緩衝スロット92とにより、剃刀カートリッジ12がホルダー78に取付けられているときにホルダー78は弾性的な内側への湾曲が可能となる。剃刀カートリッジ12とホルダー72との一部である枢軸接続の機構91及び90が互いに同じ線上になると、ホルダー78が解放され、機構91及び90は剃刀カートリッジ12とホルダー78との間を枢動接続の構造を形成するように嵌合する。緩衝スロット92の内側に位置する一つ以上の緩衝装置94は、ホルダー78が湾曲する量を制限する。カートリッジ付勢部材88は、ホルダー78から外側に延在し、剃刀カートリッジ12を規定の位置まで付勢かせる。カートリッジ付勢部材88は、ホルダー78に対して剃刀カートリッジ12の回転力に対抗する。
【0037】
図13を参照し、一対のガイドパネル84はホルダー78の片側に位置し、単一のガイドパネル84は、ホルダー78の逆側に位置する。ホルダー78の両側あるガイドパネル84の非対称な個数と位置とにあることで、ホルダー78とベース80とは一方向のみで組立て可能にし、下記に説明する。各ガイドパネル84は、レール98と止め100を有する。止め100は、レール98から外側に延在し、レール98に対して略垂直に存在する。ガイドパネル84に加えてさらにホルダー78は、ホルダー78の長さ方向先端にある各先端ガイド104を含む。先端ガイド104は、ホルダー78の長さ方向の各先端にわずかな距離内側に位置する一対のフランジ106を含む(図9、図11、図14参照)。剃刀カートリッジ12に隣接する各「T型」先端ガイド104の高さ方向に一つ以上のストップタブ108(図9及び図11参照)は、先端ガイド104に沿って移動の範囲を定めるように配置される。
【0038】
図9から図12及び図14から図17を参照し、シェービングエイドボディ14は楕円形で、剃刀カートリッジ12を支持する接触面15と中央開口部19とを有する。シェービングエイドボディ14は、例えばインサート成形、結合形成、機械的機構などの装着手段によってベース80に装着される。ベース80は、上部面114、下部面116、上部面114と下部面116とから延在する中央開口部118、複数の横方向ガイド溝120(図18参照)、複数の先端ガイド溝122、ホルダー78を保持する一つ以上の機構124、及び、ハンドル交換カートリッジ128に接続する一つ以上の機構126を含む。中央開口部118は、ホルダー78を支持するためにサイズ決めされる。横方向ガイド溝120と先端ガイド溝122とは、ホルダー78に各々装着するガイドパネル84と先端ガイド104とに嵌合するように成形される。嵌合雌雄対(例えば、各々、ガイドパネル84及び横方向ガイド溝120、もしくは、先端ガイド104及び先端ガイド溝122)のうち雄方を有する上記の要素は、一対の雌方と連携可能であり、逆も同様に可能で、そのいくつかの組合せでも可能である。嵌合雌雄対(例えば、各々、ガイドパネル84及び横方向ガイド溝120、もしくは、先端ガイド104及び先端ガイド溝122)は、ベース80の中央開口部118内のホルダー78を誘導する手段を提供する。
【0039】
図9から図12及び図14から図16を参照し、一対のガイド溝120は、中央開口部118の横方向の端に隣接して位置され、単一のガイド溝120は、中央開口部の横方向の向かい合った端に隣接して位置される。ガイド溝120は、ホルダー78のガイドパネル84と一致させるように配置される。上記のように、ホルダー78とベース80とが単一方向でのみ組立て可能なようにホルダー78のそれぞれの側にあるガイドパネル84とガイド溝120との個数と位置とを選択するのが好ましい。先端ガイド溝122は中央開口部118の各横方向の先端に位置し、ホルダー先端ガイド104を支持する。固定フランジ130は、中央開口部118の各横方向の先端に隣接したベース80の下部面116から外側に延在している。各固定フランジ130は、ホルダー78を固定している一つ以上の機構124と交換カートリッジ128をハンドル16に接続している一つ以上の機構126とを含む。実施例に示すように、ホルダー78を保持している一つ以上の機構124は、固定フランジ130から中央開口部に向かい外側へ延在している一対のタブ132で構成されている。タブ132は、先端ガイド溝122によってそれぞれに分割され、ホルダー78に付着したストップタブ108の軌道に位置する。交換カートリッジ128をハンドル16に接続する機構126は、クリップ154を支持する各固定フランジ130に位置する開口部134で構成され、下記に説明する。ホルダー78を固定する機構124と交換カートリッジ128に接続する機構126は、上記の実施例に示されたタブ132と開口部134との実施例に限定されない。
【0040】
したがって、剃刀カートリッジ12、シェービングエイドボディ14、ホルダー78、及び、ベース80とから構成される交換カートリッジ128は、ハンドル16から着脱可能な単一の組立て集合体として組立て可能である。シェービングエイドボディ14はベース80に装着されており、剃刀カートリッジ12はホルダー78に枢動可能に装着されている。ホルダー78とベース80とは、ガイドパネル84、及び横方向ガイド溝120、及び先端ガイド104、及び先端ガイド溝122を経由してお互いに摺動可能に係合している。ホルダー78とベース80との間の動作はホルダー78に付着したストップタブ108及び固定フランジ130に付着したタブ132によって移動の一端を制限されている。ホルダー78とベース80とは、ベース中央開口部118の横方向両端に交差しているガイドパネル84に付着した止め100によって移動の反対側の片端を制限されている。あるいは、一つ以上のシェービングエイドボディ14、及びベース80、及び剃刀カートリッジ12、及びホルダー78は、独立した交換カートリッジあるいはその組合せから形成される交換カートリッジとして提供可能である。例えば、上記の代替案ではSAB(シェービングエイドボディ)可動台部138に付着されているか、あるいは一体化して形成されているベース80の活用が可能である。この実施例では、ベース80は使い捨ての交換アイテムとして連結部18から取り外すように意図されてはいないが、シェービングエイドボディ14は、必要に応じてベース80から着脱可能に選択できるような交換アイテムとなる。
【0041】
図9から図12及び図17から図22を参照し、連結部18は、連結部材136、シェービングエイドボディ可動台部138(「SAB可動台部」)、及び、剃刀カートリッジ可動台部(「RC」可動台部)を含む。連結部材(図19参照)は、以下、枢軸連結具136と称し、少なくとも一つの長さ方向に延在するハンドル枢動軸142と第1の突起部144と第2の突起部146とを含む。第1の突起部144は長さ方向延在軸148の第1の側面に位置する。第2の突起部146は、長さ方向延在軸148の第2の側面で第1の側面の反対に位置する。図19の実施例を参照し、枢軸連結具136は、複数の第1の突起部144と複数の第2の突起部146とを有する。
【0042】
図20及び図21を参照し、SAB可動台部138は、中央開口部152を有するカラー150、一つ以上の選択的に作動可能な固定クリップ154(図9及び図11参照)、一対の先端パネル162、中央パネル164、及び、少なくとも一つの台座156を含む。カラー150は、ベース80とシェービングエイドボディ14とを支持するようにサイズ決めされている。先端パネル162と中央パネル164とは、中央開口部152を取り囲んでいるカラー150から外側に延在している。一つ以上の選択的に作動可能な固定クリップ154(図9参照)は、カラー150に枢動可能に取付けられている。固定クリップ154は、ベース80の固定フランジ130内に位置する開口部134に係合するように位置する。クリップ154は、ベース80ひいては交換カートリッジ128を連結部18に選択的に装着するように機能する。固定クリップ154は、ベース80の固定フランジ130内に位置する開口部134に付勢させて係合している付勢手段166を含む。一例として、ハンドル16を通じて、使用者が直接的に固定クリップ154を押すことによって、固定クリップ154は、ベース80から枢動的な係合を選択的に取り外し可能になる。その他の例としては、固定クリップ154に係合したハンドル16に取付けられたボタン168か同種のものを経由して、固定クリップ154は間接的に作動可能になる。図9の実施例を参照し、ボタン168はハンドル16に取付けられているので、固定クリップ154はSAB可動台部138がハンドル16と連動する位置によって異なる箇所に係合する。台座156(一つ以上)は、中央パネル164から外側に延在する反対側の一対のタブ170を含む。
【0043】
図22を参照し、RC可動台部140は、一つ以上のサドル158、少なくとも一つの台座160、中央パネル172、及び、一対の側面パネル174を含む。各サドル158は、ホルダー78に付着したガイドパネル84を支持する位置にある中央パネル172から外側に延在している。各サドル158は、ホルダー78に属する各ガイドパネル84を保持するための固定クリップ178を含む。固定クリップ178は、アッタッチメントを円滑に作用させるガイド面159を含む。各台座160は、中央パネル172から外側に延在している対抗する一対のタブを含む。高さ182を持つ移動スロット180は、パネル174の両側に存在する。
【0044】
枢軸連結具136とSAB可動台部138とRC可動台部140との間にある枢軸アレンジメントについて、図10、図12、図18にすでに参照している。RC可動台部140の中央パネル172及び側面パネル174は、SAB可動台部138の先端パネル162及び中央パネル164内に摺動可能に位置される。枢軸連結具136はSAB可動台部138とRC可動台部140との間に位置する。特に、第1の突起部144は、SAB可動台部138に付属する対抗する一対のタブ170に支持され、第2の突起部146は、RC可動台部140に付属する対抗する一対のタブ176間で支持される。下記の「剃刀アセンブリの操作」で説明するように、連結部材136の回転により第1の突起部144は、台座156に対して枢動し、かつ可動台部138は第1の方向へ移動し、第2の突起部146は、各台座160に対して枢動し、RC可動台部140はもう一つの方向、すなわち第1の方向とは略反対方向へ移動する。
【0045】
代替の実施例として、枢軸連結具136は、横方向に延在するアレンジメントに位置する。例えば、図9から図12を参照し、枢軸連結具136は、動作方向に対して略垂直に位置し、台座156及び160は、突起部144及び146を支持するように位置する。
【0046】
図1、図9、及び図11を参照し、この実施例では、ハンドル16は、連結部18を支持するためにサイズ決めされる内部空洞17を含み、いくつかの例ではホルダー78及びベース80も含む。ハンドル16の外形は、剃刀アセンブリ10を使い易いように人間工学に基づいて形成されている。ハンドル16は、ハンドル枢動軸142を支持するように位置決め及びサイズ決めされた一対のベアリング面184を含む。いくつかの実施例では、上記の構成材(例えば、ホルダー78、ベース80、SAB可動台部138、及び/またはRC可動台部140)は、この構成材を組立てるときに僅かな締まりばめを形成するようになる。締まりばめは、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14との間の動作をわずかに鈍らせるが、阻止することはない。結果的に、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14との相対的位置は維持される。
(例3)
【0047】
実施例の図23及び図24を参照し、上記の例2で説明のアセンブリに類似した剃刀アセンブリ10は、上記とは異なる接合部を有するものとして例示されている。この実施例では、連結部18は、連結部材190、シェービングエイドボディ可動台部138(SAB可動台部)、及び、剃刀カートリッジ可動台部140(RC可動台部)を含む。連結部材190は、以下、枢軸連結具190と称し、少なくとも一つの長さ方向に延在するハンドル枢動軸142と一対の枢軸ローラー192とを含む。
【0048】
SAB可動台部138は、台座156の代わりに一対のローラーレール194を含むこと以外は上記の例2と類似している。同様にRC可動台部140は、台座160の代わりに一対のローラーレール196を含むこと以外は上記の例2と類似している。
【0049】
枢軸連結具190に属する枢軸ローラー192、及び、SAB可動台部138とRC可動台部140とに属するローラーレール194、196は、下記のように機能する相互補助の機構を有する。例えば、枢軸ローラー192は、線形ローラーレール194、196に位置する歯車と噛み合う、円形の歯車でもよい。その他の例では、枢軸ローラー192の外周に間隔を空けて突起部(例えば、半円形のボタン)を設け、ローラーレール194、196に位置する弾性素材(例えば、ゴム製の素材)と枢軸ローラー192を最終的に係合させてもよい。(または、逆も同じ)。その他の例において、枢軸ローラー192及び/またはローラーレール194、196は、摩擦を受けるように相互に係合する素材を含んでもよい。上記の例は、枢軸ローラー192とローラーレール194、196とで使用可能な異なる機構を説明し、枢軸ローラー192とローラーレール194、196とは、下記の「剃刀アセンブリの操作」で述べる方法で相互作用を可能にする。しかしながら、本発明はこれらの例に限定されない。
【0050】
枢軸連結具190とSAB可動台部138とRC可動台部140に属する側面パネル174との間の枢軸アレンジメントは、図23と図24とに分かり易く参照されている。中央パネル172及びRC可動台部140に属する側面パネル174は、先端パネル162及びSAB可動台部138に属する中央パネル164の内部に摺動可能に位置する。枢軸連結具190は、SAB可動台部138とRC可動台部140との間に位置する。特に枢軸ローラー192は、ローラーレール194と196との間に位置し、係合している。下記の「剃刀アセンブリの操作」の中で説明するように、連結部材190の回転によって枢軸ローラー192はSAB可動台部138を第1の方向に、RC可動台部をもう一つの方向すなわち第1のとは略反対方向に回転及び移動する。
【0051】
代替の実施例として、枢動軸142は横方向に延在するアレンジメントに位置してもよい。例えば、その場所は、図23及び図24参照の枢軸ローラー192が動作方向から略垂直に位置し、ローラーレール194、196は、枢軸ローラー192に係合するように位置する。
【0052】
この例におけるハンドル16(図1参照)は、例2での説明と類似しており、よってここでは再度説明しない。
(例4)
【0053】
代替の実施例として、図25の透視図を参照し、剃刀アセンブリ10は、剃刀カートリッジ12、ホルダー198、シェービングエイドボディ14、ベース200、ハンドル16、及び、ハンドル16内に取付けられた連結部18を含み、提供されている。剃刀カートリッジ12はホルダー198に付着されている。ホルダー198は、線202として図示されている移動軌道に対して略平行の直線運動を可能にするよう、摺動可能に取付けられ、ガイドされる。シェービングエイドボディ14は楕円形をしており、接続面15と剃刀カートリッジ12を支持する中央開口部19とを有する。シェービングエイドボディ14は、例えばインサート成形、結合形成、機械的機構などの装着手段によってベース200に取付けられている。ベース200は、ホルダー198を支持する中央開口部204及び/または連結部18を含む。ベース200は、線202に略平行の方向へ直線運動を可能にするよう、摺動可能に取付けられ、ガイドされる。
【0054】
図25を参照し、連結部18はホルダー198とベース200との間に延在する一対の連結部材206、208を含む。各連結部材206、208は柔軟性のあるバンドであり、一端をホルダー198に、もう一端をベースに、直接または間接的に付着させる。例えば、図25参照の実施例は、連結部材206、208はホルダー198とベース200に付着され、よって剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14とに間接的に接続されている。柔軟な連結部材206、208はハンドル16内に位置するポイントの周りを枢動する方法でハンドル16内に取付けられる。例えばガイド面210は第1の溝212と第2の溝214とを形成する。各連結部材206、208は、溝212、214のうちの一つの内部で支持される。各溝212、214の両ガイド面210間の間隙(すなわち、溝の幅)216は、連結部材206、208がそれ通って拘束なく移動可能な程度の幅広さを持ち、かつ、溝212、214内で明らかな左右の偏りを防止する程度の狭さを持つようにサイズ決めされる。下記に説明するように、溝212、214を通って連結部材206、208の移動によってホルダー198と付着された剃刀カートリッジ12は第1の方向に、ベース200と付着されたシェービングエイドボディ14はもう一つの方向すなわち第1の方向とは略反対方向に移動する。
【0055】
組立て時に、一つ以上の上記の構成材(例えば、ホルダー198、ベース200、連結部材206、208)は、少なくとも一部は僅かに締まりばめを受けてもよい。締まりばめは、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14との間の動作をわずかに鈍らせるが、阻止することはない。結果的に、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14との相対的位置は維持される。
【0056】
上記の例1から例3に説明したように、一つ以上のシェービングエイドボディ14、ベース200、剃刀カートリッジ12、及び、ホルダー198は、独立した交換カートリッジあるいはその組合せから形成される交換カートリッジとして供給可能である。
(例5)
【0057】
代替の実施例として、図26及び図27の透視図を参照し、剃刀アセンブリ10は、ホルダー220、シェービングエイドボディ14、ベース222、ハンドル16、及び、ハンドル16内に取付けられている連結部18を含む。剃刀カートリッジ12は、ホルダー220に付着している。ホルダー220は、線224として図示されている移動軌道に対して略平行の直線運動を可能にするよう、摺動可能に取付けられ、ガイドされる。シェービングエイドボディ14は、上記に説明したものと類似し、例えば、楕円形をしており、接触面15と剃刀カートリッジ12を支持する開口部19とを有する。シェービングエイドボディ14は、例えばインサート成形、結合形成、機械的機構などの装着手段によってベース222に取付けられている。ベース222は、ホルダー220を支持する中央開口部226及び/または連結部18を含む。ベース222は、線224に対して略平行の方向へ直線運動を可能にするよう、摺動可能に取付けられ、ガイドされる。
【0058】
連結部18は、シェービングエイドボディ14と剃刀カートリッジ12との間に直接的あるいは間接的に延在する少なくとも一つの連結部材280、230を含む。少なくとも一つの連結部材228、230は、ハンドル16内に枢動可能に取付けられている。例えば、図26及び図27の透視図で示される実施例は、第1の連結部材228と第2の連結部材230とを含む。各連結部材228、230は、第1の脚232、第2の脚234、及び、第1の脚232と第2の脚234との間に延在し枢動可能に付着している中央連結具236を含む。各連結部材228、230に属する第1の脚232は、ベース222に付着しており、それによって間接的にシェービングエイドボディ14に付着している。各連結部材228、230に属する第2の脚234は、ホルダー234に付着しており、それによって間接的に剃刀カートリッジ12に付着している。第1の脚232及び第2の脚234は、お互いに直接的にシェービングエイドボディ14及び剃刀カートリッジ12それぞれに付着可能である。各連結部材228、230の中央連結具236は、中央連結具236をハンドル16に対して枢動可能させる軸関節238を含む。図26及び図27の実施例を参照し、ハンドル16に装着されたスタブ軸240は、中央連結具236に装着されたベアリング取付け具242内で支持される。他のタイプの軸関節238は、ハンドル16と中央連結具(一つ以上)236との間に選択的に使用されてもよい。
【0059】
「剃刀アセンブリの操作」の中で説明するように、各連結部材228、230の中央連結具236の回転によって、第1の脚232とシェービングエイドボディ14とは第1の方向に、第2の脚234と剃刀カートリッジ12はもう一つの方向、すなわち第1の方向とは略反対方向に移動する。
(例6)
【0060】
図28から図37の引用例を参照し、剃刀アセンブリ10は、剃刀カートリッジ12、シェービングエイドボディ14、剃刀カートリッジ可動台部250、シェービングエイドボディ可動台部252、ベース254、ハンドル16、及び、ハンドル16に枢動可能に接続されている連結部18を含み、提供されている。剃刀カートリッジ12は、ガード30及びフレーム28に装着された複数刃の剃刀刃26を含む。
【0061】
図28から図33を参照し、剃刀カートリッジ可動台部(「RC可動台部」)250は、フレーム260に枢動可能に取付けられた第1の脚256と第2の脚258、アームを付勢させるための手段262、剃刀カートリッジを付勢ための手段264、及び、一対のアクチュエータ軸26を含む。第1のアーム256と第2のアーム258とは、左側形と右側形以外は同じである。アーム256、258に対して剃刀カートリッジ12を枢動可能に装着するための一つ以上の弓形機構268は、各アーム256、258の先端に付着している。剃刀カートリッジ12とアーム256、258とは、上述の例1および例2の中でホルダー36、78と剃刀カートリッジ12との間と同じもしくは類似した方法で装着されている。枢動軸270は各アーム256、258の片側一方から外側に延在している。アクチュエータ軸266は、各アーム256、258に付着し、横方向へ外側に延在している。アームガイドフランジ開口部274は、各アーム256、258に位置する。フレーム260は、一対のアーム開口部276、一対の下部連結具開口部278、一対の上部連結具開口部280、付勢部材取付けブラケット282、一対のポストガイドフランジ284、一対のアームガイドフランジ286、及び、一対のフレームガイドフランジ288を含む。アーム256、258を付勢させる手段262は、剃刀アセンブリ10のそれぞれ長さ方向へとアームを付勢かせ、そして、剃刀カートリッジ12を係合にまで至る、各アーム256、258に作用する一つ以上の付勢部材を含む。図28から図36の実施例を参照し、一つ以上の付勢部材は、第1の先端292、第2の先端294、及び、第1の先端と第2の先端との間に位置する取付け機構296を有する板ばね290、及び、付勢部材302(例えば、コイルばね)を含む。
【0062】
RC可動台部250は、SAB可動台部252内で摺動可能に支持する単一のアセンブリとして組立てられており、下記に説明する。アーム256、258から外側に延在する枢動軸270は、フレーム260内に位置する一つのアーム開口部276内で支持され、よって、アーム256、258とフレーム260との間の枢動運動を可能にする。フレーム260に付着されたアームガイドフランジ286は、アーム256、258内に位置するアームガイドフランジ開口部284内で支持する。図29から図32の実施例を参照し、板ばね290の第1の先端292は第1のアーム256に対抗して作用し、板ばね290の第2の先端294は第2のアーム258に対抗して作用するので、アーム256、258を剃刀アセンブリ10の長さ方向の各先端へと付勢させる。取付け機構296は、付勢部材取付けブラケット282に係合し、フレーム260に装着されている。片方のコイルばね298は、第1のアーム256と第2のフレーム260との間に位置し、もう一方のコイルばね298は、第2のアーム298とフレーム260との間に位置する。板ばね290のように、コイルばね298は剃刀アセンブリ10の長さ方向の各先端へアーム256、258を付勢させる。アーム262を付勢させる手段の力に勝るだけのアクチュエータ軸に加えられる圧力によって、アーム256、258はアセンブリ10の長さ方向先端から内側に枢動する。アーム256、258による所定の内側への動きによって、剃刀カートリッジ12とアーム256、258とは取り外され、剃刀カートリッジ12を吐出する。逆に、アーム256、258を所定の内側への動きによって、剃刀カートリッジ12は剃刀アセンブリ10に装着される。この実施例では、アクチュエータ軸266はRC可動台部250に装着され、RC可動台部250に伴って動き、よってハンドル16に連動して移動する。剃刀カートリッジ12を付勢させる手段264のポスト300部分は、複数のポストガイドフランジ284の間に摺動可能に位置する。剃刀カートリッジ12を付勢させる手段264の付勢部材302部分は、フレーム260とポスト300との間で作用する。剃刀カートリッジ12を付勢させる手段264は上述した類似の方法で作用し、例えば、アーム256、258に対して剃刀カートリッジ12を所定の位置まで付勢させ、剃刀カートリッジ12の回転に抵抗する。
【0063】
シェービングエイドボディ14は、上記のような例えば、楕円形であり、接触面15と剃刀カートリッジ12を支持する中央開口部19とを有する点で同じかまたは類似している。シェービングエイドボディ14は、例えばインサート成形、結合形成、機械的機構などの装着手段によってベース254に付着している。ベース254は、ベース254をSAB可動台部252に装着する一つ以上の機械的機構255(例えば、ポスト、タブ、ピンなど)を含む。
【0064】
図36を参照し、SAB可動台部252は、カラー304、一対の第1のポスト306、一対の第2のポスト308、及び、一対のガイド溝310を含む。カラー304は、中央開口部312及びベース254に装着された機構255に係合した一つ以上の機構314を含む。図36を参照し、機構314は、ベース254から外側に延在する雄型機構255を支持する開口部として示されている。他の装着アレンジメントを代替として使用してもよい。第1のポスト306と第2のポスト308とは、カラー304から外側に延在し、それぞれ開口部316を含む。第1のポスト306は、第2のポスト308よりも長い。第1のポスト306と第2のポスト308とは、中央開口部312の各横方向側に位置する。各ガイド溝310は、中央開口部312の各長さ方向側に位置する。
【0065】
図29から図31、及び、図37を参照し、連結部18は、四つの連結具318を含み、それぞれにSAB可動台部軸320とRC可動台部軸322とハウジング軸324とを有する。SAB可動台部軸320は各連結具318の一端から外側に延在し、RC可動台部軸322は連結具318のもう一方の端から外側に延在し、ハウジング軸324は、他2つの軸320と322との間の位置し、連結具318から外側へ延在している。ハウジング軸324は、各連結具318の片側一方に位置する。SAB可動台部軸320とRC可動台部軸322とは、連結具318のハウジング軸324とは反対側に位置する。
【0066】
組立て時に、RC可動台部250は、SAB可動台部252の中央開口部312内で摺動可能に支持している。フレームガイドフランジ288は中央開口部312の長さ方向各端のガイド溝310内で支持する。二つの連結具318はRC可動台部252の両側に位置し、それぞれRC可動台部250とSAB可動台部252との間に延在している。両側にある二つの連結具318のうち一つは、第1のポスト306と下部連結具開口部278との間に延在している。二つの連結具318の逆側にあるもう片方は、第2のポスト308と上部連結具開口部280との間に延在する。いずれの場合も、SAB可動台部軸320は各ポスト306、308の開口部316に配置され、RC可動台部軸322は各連結具開口部278、280に配置される。組立て時、連結具318は、SAB可動台部252とRC可動台部250との間に延在するはさみ型の連結部を形成する。SAB可動台部とRC可動台部との動作は、連結部18によって可能になり、下記に「剃刀アセンブリの操作」でより詳細に説明する。
【0067】
ハンドル16は、RC可動台部250とSAB可動台部252との少なくとも一部を支持する内部空洞17を含む。ハンドル16の外形は、上記ものと類似する。内部空洞17の中にハンドル16は、連結具318に属する逆側に配置されたハウジング軸324を支持する両側の一対のベアリング取付け具326を含む。いくつかの実施例のように、RC可動台部250、SAB可動台部252、ハンドル16内での各要素のサイズ決めは、わずかな締まりばめが形成される。締まりばめ接合では、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14との間の動作をわずかに鈍らせるが、阻止することはない。結果として、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14との相対的位置は保持される。
【0068】
各種の軸とベアリング取付け具または開口部との間の枢軸連結部は、本例では嵌合雌雄対という点で説明される。代替の実施例では、上記の嵌合雌雄対のうちの雄方を有する要素は、一対の雌方と連携可能であり、逆も同様に可能で、他タイプの枢軸アレンジメントでも可能である。
【0069】
上記のように、一つ以上のシェービングボディエイド14、ベース254、剃刀カートリッジ12、及び、ホルダー220は、独立した交換カートリッジあるいはその組合せから形成される交換カートリッジとして供給可能である。
(剃刀アセンブリの操作)
【0070】
剃刀アセンブリの操作中に、上記の例に説明した様々な実施例を含み、剃刀カートリッジ12は、通常、初期には、剃刀カートリッジ12内に属する一つ以上の剃刀刃26の刃先31が新しいシェービングエイドボディの接触面に略同じ平面上であるように位置される。使用中に剃刀アセンブリ10は水に晒され、また、剃刀アセンブリ10は、シェーブ面に沿って滑らされる。結果として、シェービングエイドボディ14は、浸食し始め、例えば、潤滑媒体をシェーブ面に供給し始める。シェービングエイドボディ14が剃刀カートリッジ12を取り囲む楕円形ボディのような好適な実施例において、シェービングエイドボディ14は、使用者の動作方向に関係なくシェービングエイド物質を溶着する。使用者がシェービングするにつれて、シェービングエイドボディ14は浸食することで高さを下げていく。シェービングエイドボディ14が高さを変化させる基となる構造がないならば、剃刀カートリッジ12はすぐに露出され、シェービングエイドボディ14によって提供される潤滑機能は顕著に妨げられる。
【0071】
本発明の剃刀アセンブリ10によってシェービングエイドボディ14と剃刀カートリッジ12とは、シェービングエイドボディ14に属する接触面15及び剃刀カートリッジ12に属する剃刀刃の間が本来の位置を維持するために有利にはたらく。使用者によって加えられる力は、シェーブ面に接触する剃刀カートリッジ12及びシェービングエイドボディ14の一部におおよそ分配される。シェービングエイドボディ14が浸食し、シェービングエイドボディ14の接触面15がハンドル16に結果的に近づくにつれ、シェービングエイドボディ14と剃刀カートリッジ12との相対的位置は変化する(例えば、図9から図12参照)。しかしながら、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14の接触面15との位置関係は変化しない。剃刀アセンブリ10に加えられる力によって、剃刀カートリッジ12はハンドル16の内部方向に動き、連結部18は枢動する。連結部18の枢動(「シーソー」)運動は、シェービングエイドボディ14をハンドル16の内部とは逆方向、例えば、剃刀カートリッジ12の動きとは略反対の方向へ移動させる。結果的に、接触面15は、剃刀カートリッジ12内の一つ以上の剃刀刃26の刃先31と略同じ平面上に維持される。
【0072】
図1から図9を参照し、例1に開示した実施例について、ハンドル16の内部に向かって剃刀カートリッジ12が動作することで、連結部材58、60は、連結ポスト74と中央開口部64との間に形成されたハンドル枢着点の周りを枢動する。言い換えると、連結部材58、60が枢動すると、ベース50と装着されたシェービングエイドボディ14とは、ハンドル16の内部と逆方向、例えば、剃刀カートリッジ12の動きとは略反対の方向へ移動する。この方法では、シェービングエイドボディ14と剃刀カートリッジ12との位置は、交換カートリッジ12の耐用期間内であれば略同じ平面上の位置を維持するように連続的に調整される。シェービングエイドボディ14と剃刀カートリッジ12との相対的動作は、連結部ポスト74に装着されたストップタブ74が中央フランジ70内の張出しスロット72の一方に接触するまで可能である。張出しスロット70の幅は、スロット70内のストップタブ76によってシェービングエイドボディ14の浸食してゆく高さに適合するように、移動の量を選択される。
【0073】
図1、2及び図9から図22を参照し、例2で開示された実施例について、ハンドル16の内部へ剃刀カートリッジ12が移動すると、ホルダー78とRC可動台部140はハンドル16の内部へ移動する。RC可動台部140が移動することで枢軸連結部136はハンドル16に対して枢動する(すなわち、ハンドル枢動軸142は、ハンドル16に対して同じ位置のまま留まり、枢動する。)言い換えると、枢軸連結部136の回転によって、SAB可動台部138、ベース80、装着されたシェービングエイドボディ14は、ハンドル16の内部と逆方向、すなわち、剃刀カートリッジ12とは略反対方向に移動する。結果として、シェービングエイドボディ14と剃刀カートリッジ12との位置は、交換カートリッジ128の耐用期間内であれば略同じ平面上の位置を維持するように連続的に調整される。シェービングエイドボディ14と剃刀カートリッジ12との相対的動きは、枢軸連結具136の枢動軸142がRC可動台部140内に位置する移動スロット180の端に接触することで制限される。
【0074】
図23と図24を参照し、例3で開示された実施例について、ハンドル16の内部へ剃刀カートリッジ12が移動すると、ホルダー78とRC可動台部140はハンドル16の内部へ移動する。RC可動台部140が移動することで枢軸連結部190と装着された枢軸ローラー192とはハンドル16に対して枢動する(すなわち、ハンドル枢動軸142は、ハンドル16に対して同じ位置のまま留まり、枢動する。)。言い換えると、枢軸ローラー192の回転によって、SAB可動台部138、ベース80、及び、装着されたシェービングエイドボディ14は、ハンドル16の内部と逆方向、すなわち、剃刀カートリッジ12とは略反対方向に移動する。結果として、シェービングエイドボディ14と剃刀カートリッジ12との位置は、交換カートリッジ128の耐用期間内であれば略同じ平面上の位置を維持するように連続的に調整される。上記のように、枢軸ローラー192とローラーレール194、196が互いに係合している構造は、さまざまな種類(例えば、歯車、突起、摩擦物質など)のものが想定可能であるが、それによって、本発明はそのような例に限定されない。
【0075】
図25を参照し、例4で開示された実施例について、ハンドル16の内部へ剃刀カートリッジ12が移動すると、ホルダー198はハンドル16の内部へ移動する。ホルダー198が移動することで装着された連結部材206、208は、ハンドル16に対して移動する(すなわち、溝212、214を通って移動する)。言い換えると、連結部材206、208の移動によって、ベース200と付着されたシェービングエイドボディ14とは、ハンドル16の内部と逆方向、すなわち、剃刀カートリッジ12とは略反対方向に移動する。結果として、シェービングボディ14と剃刀カートリッジ12との位置は、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14の耐用期間内であれば略同じ平面上の位置を維持するように連続的に調整される。
【0076】
図26及び図27を参照し、例5で開示された実施例について、剃刀カートリッジ12が第1の方向、例えば、ハンドル16の内部へ移動すると、ホルダー220は同じ方向へ移動する。ホルダー220が移動することで装着された連結部材228、230は、ハンドル16に対して移動する。言い換えると、連結部材228、230の移動によって、ベース222と装着されたシェービングエイドボディ14とは、初めの方向とは反対のもう一つの方向、例えば、ハンドル16の内部と逆方向に移動する。結果として、シェービングボディ14と剃刀カートリッジ12との位置は、剃刀カートリッジ12とシェービングエイドボディ14の耐用期間内であれば略同じ平面上の位置を維持するように連続的に調整される。
【0077】
図28から図37を参照し、例6で開示された実施例について、剃刀カートリッジ12が第1の方向、例えば、ハンドル16の内部へ移動すると、連結具318はハンドルベアリング取付け具326内で支持するハウジング軸324の周りを枢動する。言い換えると、連結具318の枢動によって、ベース254と装着されたシェービングエイドボディ14とは、初めの方向とは反対のもう一つの方向、すなわち、ハンドル16の内部空洞17と逆方向に移動する。結果として、接触面15は剃刀カートリッジ12内の剃刀刃の刃先と略同じ平面上に維持される。この方法では、シェービングボディ14と剃刀カートリッジ12との位置は、剃刀カートリッジ12の耐用期間内であれば略同じ平面上の位置を維持するように連続的に調整される。
【0078】
本発明は、その詳細な実施例に関して明らかにされ、説明されているが、当業者によって理解されるように、本発明の形式及び細部の様々な変更は本発明の精神及び範囲を逸脱することなくなされる。
【図面の簡単な説明】
【0079】
【図1】本発明の剃刀アセンブリの側面図である。
【図2】ハンドルを取り外した本発明の剃刀アセンブリの実施例の斜視図である。
【図3】ホルダーに装着された剃刀カートリッジの斜視図である。
【図4】ベースに装着されたシェービングエイドボディの斜視図である。
【図5】連結部材の斜視図である。
【図6】シェービングエイドボディ、ベース、連結部、ホルダー、及び、剃刀カートリッジを含む交換カートリッジの斜視図である。
【図7】図6に示された交換カートリッジの斜視図である。
【図8】一部にハンドルを含み、図7に示され線8−8に沿って切られた交換カートリッジの断面図である。
【図9】浸食されていない状態のシェービングエイドボディの付いた本発明の剃刀アセンブリの実施例の断面図である。
【図10】図9の線10−10に沿って切られた断面図である。
【図11】浸食された状態のシェービングエイドボディの付いた本発明における剃刀アセンブリの実施例の断面図である。
【図12】図11の線12−12に沿って切られた断面図である。
【図13】ホルダーの斜視図である。
【図14】交換カートリッジの斜視図である。
【図15】交換カートリッジの断面図である。
【図16】図15に示された線16−16に沿って切られた交換カートリッジ断面図である。
【図17】ベースの斜視図である。
【図18】ハンドルを取り外した本発明における剃刀アセンブリの実施例の斜視図である。
【図19】連結部材の斜視図である。
【図20】シェービングエイドボディ可動台部の斜視図である。
【図21】シェービングエイドボディ可動台部の斜視図である。
【図22】剃刀カートリッジ可動台部の斜視図である。
【図23】浸食されていない状態のシェービングエイドボディの付いた本発明における剃刀アセンブリの実施例の断面図である。
【図24】図23の線24−24に沿って切られた断面図である。
【図25】本発明における剃刀アセンブリの実施例の概略図である。
【図26】本発明における剃刀アセンブリの実施例の概略図である。
【図27】異なる位置での連結部を示している、図26に示された実施例の概略図である。
【図28】本発明における剃刀アセンブリの実施例の概略図である。
【図29】図28に示された剃刀アセンブリの実施例の一部の概略図である。
【図30】剃刀カートリッジ、シェービングエイドボディなしで示された図29の対側図である。
【図31】異なる相対的位置にあるRC可動台部とSAB可動台部を示している、図28に示された剃刀アセンブリの実施例の一部の概略図である。
【図32】図31に示された概略図の対側図である。
【図33】アームの斜視図である。
【図34】フレームの斜視図である。
【図35】ポストの斜視図である。
【図36】SAB可動台部の斜視図である。
【図37】連結具の斜視図である。
【出願人】 【識別番号】397043422
【氏名又は名称】エバレデイ バツテリ カンパニー インコーポレーテツド
【出願日】 平成19年6月18日(2007.6.18)
【代理人】 【識別番号】100082005
【弁理士】
【氏名又は名称】熊倉 禎男

【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭

【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜

【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之


【公開番号】 特開2008−603(P2008−603A)
【公開日】 平成20年1月10日(2008.1.10)
【出願番号】 特願2007−160775(P2007−160775)