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【発明の名称】 2つの基板ホルダを備えた基板移送装置
【発明者】 【氏名】デーヴィス ジェームズ シー. ジュニア.

【氏名】ホフマイスター クリストファー エイ.

【要約】 【課題】基板を移送する際の時間を短縮でき、かつ形状がコンパクトな基板移送装置を提供すること。

【構成】基板移送装置12は、可動アームアセンブリ18と、2つの基板ホルダ22、23と、同軸駆動軸アセンブリとを有する。可動アームアセンブリ18は、ほぼX字形の軸アセンブリを有する。基板ホルダ22、23は、X字形部材の異なる対のアーム部30、31、32、33に接続される。同軸駆動軸アセンブリは、伸張位置と収縮位置と間の反転一斉運動で、X基板ホルダ22、23のアームを動かす。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
X字形構成をなし、当該X字形の中心の回りに互いに回動自在に結合した近接アームを含む可動アームアセンブリと、
各々が前記アームの互いに異なるものの端部の対に接続されている2つの基板ホルダと、
からなることを特徴とする基板移送装置。
【請求項2】
前記可動アームアセンブリは、前記端部の対に前記基板ホルダを接続している2対の末端アームを含むことを特徴とする請求の範囲第1項記載の装置。
【請求項3】
前記末端アームは、前記X字形構成の端部に回動自在に接続されていることを特徴とする請求の範囲第2項記載の装置。
【請求項4】
前記X字形構成は、同軸駆動軸によって互いに回動自在に接続された3つのアームを有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の装置。
【請求項5】
前記2つの基板ホルダは、伸張及び収縮のパスに平行に配置され、一方のパスが他方のパスの上方に直接配置されることを特徴とする請求の範囲第1項記載の装置。
【請求項6】
前記近接アームはそれぞれ上方アーム部及び下方アーム部を有し、前記近接アームの一方の前記下方アーム部は、前記近接アームの他方の前記上方アーム部の下方を通過するようになっており、前記近接アームの他方の前記下方アーム部は、前記近接アームの一方の前記上方アーム部の下方を通過するようになっていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の装置。
【請求項7】
前記下方アーム部は、前記中心に向かって突出する張出し部を有していることを特徴とする請求の範囲第6項記載の装置。
【請求項8】
互いに同軸でかつ互いに独立して駆動される第1及び第2駆動軸を有する同軸駆動軸アセンブリと、
前記同軸駆動軸アセンブリに連結された4つの近接アーム部を備えていて、前記近接アーム部の各々が前記同軸駆動軸アセンブリの異なる高さで前記同軸駆動軸アセンブリから伸張し、第1及び第3の前記近接アーム部が前記第1駆動軸に連結され、かつ第2及び第4の前記近接アーム部が前記第2駆動軸に連結されている、可動アームアセンブリと、
前記可動アームアセンブリに接続されている基板ホルダと、
からなることを特徴とする基板移送装置。
【請求項9】
前記可動アームアセンブリは、変形可能なX字形の構成を有することを特徴とする請求の範囲第8項記載の装置。
【請求項10】
前記可動アームアセンブリは、前記近接アーム部の異なる複数対に前記2つの基板ホルダを接続する2対の末端アーム部を含むことを特徴とする請求の範囲第8項記載の装置。
【請求項11】
4つの前記近接アーム部は、3つのアーム部材だけで構成されることを特徴とする請求の範囲第8項記載の装置。
【請求項12】
前記可動アームアセンブリに接続された前記2つの基板ホルダを有し、前記2つの基板ホルダは、伸張及び収縮の平行パスに配置され、一方のパスは他方のパスの上方に直接位置することを特徴とする請求の範囲第8項記載の装置。
【請求項13】
2つの前記近接アーム部は、前記同軸駆動軸アセンブリに向かって突出する上方張出し部を有することを特徴とする請求の範囲第8項記載の装置。
【請求項14】
基板処理装置において処理チャンバに対して基板を移送する方法であって、
可動アームアセンブリのX字形構成を形成し、交差アームを前記X字形の中心の回りに互いに反対方向に回転させて動かす行程と、
前記アームの移動に伴い2つの基板ホルダを前記X字形の中心の回りに互いに反対方向に動かす行程と、
からなることを特徴とする方法。
【請求項15】
前記交差アームを動かす行程は、前記交差アームに接続された2つの同軸駆動軸を互いに反対方向に回転させる行程からなることを特徴とする請求の範囲第14項記載の方法。
【請求項16】
2つの前記基板ホルダを移動させる行程は、前記ホルダをほぼ平行なパスに沿って移動させて、一方のホルダが他方のホルダの上方を移動する行程からなることを特徴とする請求の範囲第14項記載の方法。
【請求項17】
基板処理装置において処理チャンバに対して基板を移送する方法であって、
伸張位置と収縮位置との間で移動自在な2つの基板ホルダと駆動軸において互いに交差して前記駆動軸に結合すると共に一方が変形可能な一対の交差アームからなる変形可能なX字形構成とを有する可動アームアセンブリを基板移送装置に供給する行程と、
2つの前記基板ホルダを伸張位置と収縮位置との間で同時に反対方向に動かし、第2の前記ホルダが第1の前記ホルダの上方を移動する行程と、
からなることを特徴とする方法。
【請求項18】
基板処理装置において処理チャンバに対して基板を移送する方法であって、
前記可動アームアセンブリの駆動アームを前記可動アームアセンブリの中心の回りに互いに反対方向に回転させて動かし、前記駆動アームに接続された2つの同軸駆動軸を互いに反対方向に回転させる行程を含む行程と、
前記駆動アームの移動に伴い、前記可動アームアセンブリの同一側部の2つの基板ホルダを前記可動アームアセンブリの中心に対して互いに反対方向に動かす行程と、
からなることを特徴とする方法。
【請求項19】
2つの前記基板ホルダを移動させる行程は、前記ホルダを本質的に平行なパスに沿って移動させて、一方の前記ホルダが他方の前記ホルダの上方を移動する行程からなることを特徴とする請求の範囲第18項記載の方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、基板移送装置に関し、特に多数の基板ホルダを備えた装置に関する。
【先行技術】
【0002】
米国特許第4,951,601号は、多数の処理チャンバを備えた基板処理装置と、基板移送装置とを開示する。米国特許第5,180,276号は、2つの基板ホルダを備えた基板移送装置を開示する。米国特許第5,270,600号は、基板移送装置の同軸駆動軸アセンブリを開示する。
【発明の開示】
【0003】
本発明の一実施例では、可動アームアセンブリと2つの基板ホルダとからなる基板移送装置が設けられる。可動アームアセンブリは、X字形部材を有し、中心に近い、すなわち近位アームがX字形部材の中心で互いに回転自在に接続されている。基板ホルダの各々は、X字形部材の異なる対の端部に取り付けられている。
【0004】
本発明の他の実施例では、同軸の駆動軸アセンブリ及び可動アームアセンブリからなる基板移送装置が設けられる。駆動アセンブリは、第1駆動軸及び第2駆動軸を有する。
【0005】
可動アームアセンブリは、同軸駆動軸アセンブリに連結された4つの近位アーム部を有する。近位アーム部の各々は、軸アセンブリの異なる高さで軸アセンブリから伸張する。第1及び第3近位部材は、第1駆動軸に連結され、第2及び第4近位部材は、第2駆動軸に連結されている。
【0006】
本発明の方法の一実施例では、基板処理装置における処理チャンバに対する基板の移送方法は、ほぼX字形の可動アームアセンブリの交差アームをほぼX字形の中心を中心として互いに反対方向に回転させて動かす行程と、アームが移動するときにほぼX字形の中心に対して反対方向に2つの基板ホルダを移動させる行程と、からなる。
【0007】
本発明の方法の他の実施例では、基板処理装置における処理チャンバに対する基板の移送方法は、伸張位置と収縮位置との間で可動である2つの基板ホルダを基板移送装置に設ける行程と、第2ホルダの上方を移動する第1ホルダによってその伸張位置と収縮位置との間で一斉に反対方向に2つの基板ホルダを移動させる行程と、からなる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の上記概念及び他の特徴は、添付図面を参照して、次の記載において説明される。
【0009】
図1に、本発明の特徴を含む基板移送装置12を有する基板処理装置10の平面図を示す。本発明は、図示する実施例を参照して説明されるが、本発明は、多くの形式の他の実施例で実施されるものである。さらに、材料や部品の適切なサイズ、形状、種類が使用されるものである。
【0010】
基板移送装置12に加えて、基板処理装置10は、複数の基板処理チャンバ14と、チャンバ15に接続された基板カセットエレベータ16とを含んでいる。移送装置12は、チャンバ15内に少なくとも一部が配置され、半導体ウェーハやフラットパネルディスプレイ等の平面基板を、チャンバ14とエレベータ16との間で輸送するようになっている。他の実施例では、移送装置12は、任意の適切なタイプの基板処理装置において使用される。
【0011】
さらに図2、図3及び図4Eを参照すると、移送装置12は、可動アームアセンブリ18と、同軸駆動軸アセンブリ20と、2つの基板ホルダ22,23とからなる。同軸駆動軸アセンブリ20は、第2軸26の内部に回転自在に配置された第1軸24を含む。2つの軸24,26は、互いに同一方向に、または互いに反対方向に、一斉に回転可能であり、矢印Zにて示すように、互いに上下方向に移動可能である。かかる同軸駆動軸アセンブリの一例が、本発明に引例として組み入れられている米国特許第5,270,600号に開示されている。しかしながら、3つ以上の駆動軸を備えた同軸でない駆動アセンブリや同軸駆動アセンブリを含む適宜のタイプの駆動アセンブリを使用することもできる。
【0012】
可動アームアセンブリ18は、ほぼX字形部材28と、4つの末端アーム30、31、32、33とからなる。末端アーム30、31、32、33は、基板ホルダ22,23をX字形部材28に接続する。X字形部材28は、3つのアーム部材34、35,36を有し、これらの部材34、35,36は、2つの交差アーム42,43の4つの近位アーム部材38、39、40、41を形成する。部材28は、X字形として引用される。しかしながら、2つのアーム42,43は、駆動軸アセンブリ20への中心接続で互いに移動自在である。したがって、X字形部材28は、移動自在、あるいは変形可能なX字形状である。ある位置において、図1及び図4Cに示すように、X字形部材は、そのX字形を失う。何となれば、2つのアーム42,43が互いに直線状に配列されるからである。しかしながら、他のすべての直線配列されていない位置において、部材28は、ほぼX字形の輪郭を有する。したがって、部材28は、より良い記述用語がないために、本発明ではX字形部材と称することにする。2つの交差アーム42,43は、ほぼX字形を形成する。第1アーム42は、第1及び第3アーム部38,40を形成する第1アーム部材34からなる。第2アーム43は、第2及び第4アーム部39,41を形成する第2及び第3アーム部材35,36からなる。
【0013】
図3にみられるように、第1アーム部材34は、ネジ44によって第1駆動軸24に連結されている。第1アーム部38は、末端に回転軸46を有し、第1の高さで軸アセンブリ20に接続されている。停止部48は、第1アーム部38の下方に延在する。第3アーム部40は、第1アーム部38と一体形成されている。第3アーム部40は、駆動軸アセンブリ20を挿通可能とする開口50を有する。第3アーム部40は、アセンブリ20の第3の高さで駆動軸アセンブリ20から伸張する。第3のアーム部40の末端部に、回転軸54を有する上方張出し部材52を備えた上方延長部材51が配置されている。張出し部材52は、X形状の中心に向かって内方へ延在する。第2アーム部39は、駆動軸アセンブリ20の挿通を可能にする開口58を有する。第2アーム部39は、ネジ56によって第2駆動軸26に連結されている。第2アーム部39は、アセンブリ20の第2の高さで駆動軸アセンブリ20から伸張する。第2アーム部39の末端部に、直立ポスト62上に回転軸60が位置する。第4アーム部41は、駆動軸アセンブリ20を挿通可能とする開口64を有する。第4アーム部41は、ネジ66によって第2駆動軸26に連結されている。第4アーム部41の末端部は、回転軸70を有する上方張出し部68を備えた上方延長部69を有する。第4アーム部41は、アセンブリ20の第4の高さで駆動軸アセンブリから伸張する。したがって、4つのアーム部38、39、40、41は、アセンブリ20の異なる4つの高さで駆動軸アセンブリ20から伸張する。第3アーム部40及び第4アーム部41によって、第1及び第2アーム部38,39の末端部を挿通可能とするチャネル72,74が形成される。
【0014】
図4Eから良く分かるように、第1末端アーム30は、第1アーム部38の第1回転軸46に回動自在に取り付けられた一端部と、第1基板ホルダ22に回動自在に取り付けられた他端部とを有する。第2末端アーム31は、第2アーム部39の第2回転軸60に回動自在に取り付けられた一端部と、第1基板ホルダ22に回動自在に取り付けられた他端部とを有する。したがって、第1ホルダ22は、1対の回転軸46,60に回動自在に取り付けられ、X字形部材28の交差アーム43,42の各々から回動される。第3末端アーム32は、第3アーム部40の第3回転軸54に回動自在に取り付けられた一端部と、第2基板ホルダ23に回動自在に取り付けられた他端部とを有する。第4末端アーム33は、第4アーム部41の第4回転軸70に回動自在に取り付けられた一端部と、第2基板ホルダ23に回動自在に取り付けられた他端部とを有する。したがって、第2ホルダ23は、1対の回転軸54,70に回動自在に取り付けられ、X字形部材28の交差アーム42、43の各々に対して回動される。他の実施例では、X字形部材28やホルダ22,23への末端アームの他の種類の接続を行うことができる。末端アーム30、31、32、33とは異なるコネクタや接続アセンブリを設けることもできる。
【0015】
第1の対の回転軸46、60と、対応する末端アーム30,31とは、第1の下方移動面内に位置する。第1基板ホルダ22も、この第1下方面内に位置する。第2の対の回転軸54、70と、対応する末端アーム32,33とは、第2の上方移動面内に位置する。第2基板ホルダ23も、この第2上方面内に位置する。好ましい実施例では、第1の対の末端アーム30,31は、ホルダ22を一定の向きに維持する移動の確定(registry)のためにホルダ22で互いに噛み合うギア部材を有する。第2の対の末端アーム32,33も、好ましくは、ホルダ23を一定の向きに維持する移動の確定のために、互いに噛み合ったギア部材を有する。しかしながら、ホルダ22,23の向きの維持に適した種類のシステムを使用することができる。
【0016】
基板ホルダ22,23は、チャンバ14及びエレベータ16に対して挿入したり除外できるようになっている。ホルダ22,23は、その上に基板を保持するようになっており、故に基板をチャンバ14とエレベータ16との間を移動できるようにしている。可動アームアセンブリ18に対する基板ホルダのアライメントを維持する適切な手段(図示せず)が設けられて、ホルダ22,23が、チャンバやエレベータへの適切な直線挿入のために常に外側に向けられている。これは、「関節アーム移送装置」と題された米国特許出願第08/421,533号に記載されるように、互いに噛み合ったギアやSバンド接合制約(S-band joint constraint)を有するホルダ22,23にて、末端アーム30、31、32、33の端部を含むことができる。なお、米国特許出願第08/421,533号は、引例として本発明に取り込まれている。他の実施例では、任意の適切な種類の基板ホルダや配向制約を、使用することができる。
【0017】
図4A乃至図4Eを参照して、基板移動装置12の動作を説明する。図4C及び図1は、ホームポジションの装置12を示す。このホームポジションでは、両駆動軸24,26が、同じ方向へ回転されて、チャンバ14やエレベータ16の選択されたものの前にホルダ22,23を回転させる。このホームポジションでは、上方ホルダ23が下方ホルダ22の上方に位置する。末端アーム33は、末端アーム30の上方に位置する。末端アーム32は、末端アーム31の上方に位置する。第1アーム部38は、張出し部材68を除いて第4アーム部41の上方に位置する。第2アーム部39は、張出し部材52を除いて第3アーム部40の上方に位置する。
【0018】
図4Aは、伸張状態にある上方ホルダ23と、収縮状態にある下方ホルダ22とを示す。図4Bは、図4Cで示すホームポジションと図4Aで示す上方ホルダの伸張状態との間での、装置12の中間状態を示す。これらの2つの状態の間を移動するために、2つの駆動軸24,26は、互いに反対方向に回転する。図4Eは、収縮状態の上方ホルダ23と伸張状態の下方ホルダ22とを示す。図4Dは、図4Cで示すホームポジションと図4Eで示す下方ホルダの伸張状態との間の、装置12の中間状態を示す。2つのホルダ22,23は、その伸張状態とそのホームポジションとの間を、一斉に反対方向に移動し、上方ホルダ23は、下方ホルダ22の上方の面内を移動する。可動アームアセンブリ18は、収縮されてX字形部材の中心に接近して移動するホルダに対して十分な余地を残す。停止部48は、互いに交差する2つの交差アーム42,43の軸回転を制限する。可動アームアセンブリ18は、各アーム42,43が約160度回転できるように設計されている。しかしながら、他の実施例では、他の回転角度を使用することができる。X字形部材28は、図4A及び図4Eで示す状態の間でアーム部38、39、40、41の障害の無い移動と、2つの異なる移動面でのホルダと末端アームとの障害のない移動とを許容するように設計されている。これによって、2つのホルダ22,23をアセンブリ18の同じ側に配置することができる。2対の末端アーム30,31:32、33は、それぞれの基板ホルダ22,23の前腕部材として機能する。他の実施例では、3つ以上の基板ホルダを設けたり、または、アセンブリ12の追加された側に置くこともできる。駆動軸アセンブリ20は、Z方向にホルダ22,23を鉛直移動させて(図3を参照)、伸張されたホルダを、目的とする受入チャンバ14やエレベータ16の開放とアライメントさせる。アセンブリの同じ側への2つのホルダ22,23の配置は、基板処理装置10における処理能力を促進できる。装置12の同じ側へのホルダ22,23の配置は、ホルダを実質的に平行なパスに沿って移動可能とすることによって実行され、一方のホルダが他方のホルダの上にあり、一方が他方の上方の面内で移動する。
【0019】
図5に、本発明の他の実施例を示す。移送装置112は、2つの駆動軸124,126を備えた同軸駆動軸アセンブリ120を有する。可動アームアセンブリ118は、4つの駆動アーム138、139,140,141と、4つの駆動アーム、すなわち前腕130、131、132、133とを有する。2つのホルダ122,123は、前腕130、131、132、133の端部に取り付けられている。本実施例では、第2及び第4駆動アーム139、141は、ファスナ156(1つのみを図示)によって互いに連結されている。第4駆動アーム141は、ファスナ166(1つのみを図示)によって外側駆動軸126の上部に連結されている。したがって、外側駆動軸126が動く時、第2及び第4アーム139,141が動く。第3駆動アーム140は、ファスナ140bが取り付けられる部材140aを有する。ファスナ140bも、第1駆動アーム138の部材138aに連結されている。これによって、第1駆動アーム138が第3駆動アーム140に取り付けられる。第4駆動アーム141は、部材140aの挿通を可能にするポケット180を有する。第1駆動アーム138は、ファスナ144(2のみを図示)によって、内側駆動軸124の上部に連結されている。第3駆動アーム140は、延長部154が取り付けられて、内部に回転軸151を有する。同様に、第4駆動アーム141は、内部に回転軸170を有する延長部169が取り付けられている。第1及び第2駆動アーム138,139も、それぞれ回転軸146,160を有する。4つの前腕130、131、132、133は、適切なベアリングによって回転軸146、154、160、170に取り付けられている。この実施例は、図3に示す実施例よりもコンパクトであり、製造が容易である。駆動アームがその対応する駆動軸に対して動く可能性も、仮想的にはない。
【0020】
他の実施例では、2つの駆動軸アセンブリが使用される。すなわち、一方がチャンバ15へと上方に伸張し、他方がチャンバ15へと下方に伸張する。図1を参照すると、駆動アームが、駆動軸の一側にて単一の半径方向に伸縮するので、基板ホルダは、チャンバ14やエレベータ16の一方から基板を引き出し、駆動軸アセンブリの中心軸を中心に基板ホルダを回転させずに、同じチャンバ14やエレべータ16に基板を挿入できる。これによって、基板を移送する際の時間を短縮できることは明らかである。駆動アーム及び基板ホルダを駆動軸アセンブリの同じ側に有する能力は、本発明の重要な特徴及び効果である。
【0021】
なお、上記記載は、本発明の実施例の一部を単に示したものである。様々な変形例及び適用例は、当業者によって本発明の請求項から逸脱せずに考案できるものである。従って、本発明は、請求項の範囲内にある変形例及び適用例をすべて含むものである。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の特徴を取り込んだ基板移送装置を有する基板処理装置の平面図である。
【図2】図1に示す基板移送装置の可動アームアセンブリのX字形部材の平面図である。
【図3】一部が切りかかれた図2に示すX字形部材の側面図である。
【図4A】1つの位置にある可動アームアセンブリ及び基板ホルダを示す図1に示す基板移送装置の平面図である。
【図4B】異なる位置にある可動アームアセンブリ及び基板ホルダを示す図1に示す基板移送装置の平面図である。
【図4C】また異なる位置にある可動アームアセンブリ及び基板ホルダを示す図1に示す基板移送装置の平面図である。
【図4D】さらに異なる位置にある可動アームアセンブリ及び基板ホルダを示す図1に示す基板移送装置の平面図である。
【図4E】またさらに異なる位置にある可動アームアセンブリ及び基板ホルダを示す図1に示す基板移送装置の平面図である。
【図5】一部が切りかかれた本発明の他の実施例を示す側面図である。
【出願人】 【識別番号】398029692
【氏名又は名称】ブルックス オートメーション インコーポレイテッド
【出願日】 平成19年9月25日(2007.9.25)
【代理人】 【識別番号】100079119
【弁理士】
【氏名又は名称】藤村 元彦

【識別番号】100109036
【弁理士】
【氏名又は名称】永岡 重幸


【公開番号】 特開2008−55599(P2008−55599A)
【公開日】 平成20年3月13日(2008.3.13)
【出願番号】 特願2007−247731(P2007−247731)