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【発明の名称】 簡易式回転可能式の盗難防止工具フレーム
【発明者】 【氏名】陳泰佐

【要約】 【課題】簡易式回転可能式の盗難防止工具フレームを提供する。

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
主に工具に対応して使用する工具フレームを含む簡易式回転可能式の盗難防止工具フレームであって、該工具は頭部を備え、該頭部上には穿置部を設置し、該工具フレームは吊り下げ孔及び該工具を吊り下げる吊り下げ部を備え、該吊り下げ部は少なくとも1組以上の該工具頭部を定位する制限部を設置し、該制限部開口は導引部を延伸することを特徴とする簡易式回転可能式の盗難防止工具フレーム。
【請求項2】
前記制限部は開口形態の穿孔構造を呈し、該制限部の開口は穿孔の直径よりやや小さく狭口の頂点止め部を形成することを特徴とする請求項1記載の簡易式回転可能式の盗難防止工具フレーム。
【請求項3】
前記導引部両側には相対穿孔形態の束定部を設置し、これにより束帯形態の固定部品の穿端は固定端を通過し、該導引部を緊密に束ねることを特徴とする請求項1記載の簡易式回転可能式の盗難防止工具フレーム。
【請求項4】
前記工具フレーム上には工具に対応して使用する穿置体を別に設置し、該穿置体は主に該工具の穿置部と対応する係合制御部を備え、該係合制御部の一端には外へと突出するガード部を設置し、該係合制御部の反対端には穿設部を形成し、該穿設部外径と該制限部の内径は相当で、該穿設部が通過する制限部の端部には別に大径の止退部を形成することを特徴とする請求項1記載の簡易式回転可能式の盗難防止工具フレーム。
【請求項5】
前記穿置体の係合制御部の一端が伸出する穿設部は細い頸状形態の構造を形成することを特徴とする請求項4記載の簡易式回転可能式の盗難防止工具フレーム。
【請求項6】
前記穿置体の係合制御部の一端が伸出する穿設部は円柱形体或いは多角形体で、その外径と該制限部の内径は相当で、その長さは該制限部の厚みと相当であることを特徴とする請求項4記載の簡易式回転可能式の盗難防止工具フレーム。
【請求項7】
前記簡易式回転可能式の盗難防止工具フレームは工具に対応して使用する工具フレーム及び該工具フレームに対応する穿置体を含み、該工具は頭部を備え、該頭部上には穿置部を設置し、該工具フレームは吊り下げ孔及び該工具を吊り下げる吊り下げ部を備え、該吊り下げ部は該穿置体を穿置定位する制限部を備え、該制限部開口は導引部を延伸し、該導引部末端には拡大孔形態の通過部を別に設置し、該導引部の該制限部に近い位置には止回部を設置し、該穿置体は主に該工具の穿置部と対応する係合制御部を備え、該係合制御部の一端には外へと突出するガード部を設置し、該係合制御部の反対端には穿設部を形成し、該穿設部外径と該制限部の内径は相当で、該穿設部が通過する制限部の端部には別に大径の止退部を形成することを特徴とする請求項1記載の簡易式回転可能式の盗難防止工具フレーム。
【請求項8】
前記簡易式回転可能式の盗難防止工具フレームは工具に対応して使用する工具フレーム及び該工具フレームに対応する穿置体を含み、該工具は頭部を備え、該頭部上には穿置部を設置し、該工具フレームは吊り下げ孔及び該工具を吊り下げる吊り下げ部を備え、該吊り下げ部は該穿置体を穿置定位する制限部を備え、該制限部開口は導引部を延伸し、該吊り下げ部の背面には阻背部を設置し、該穿置体は主に該工具の穿置部と対応する係合制御部を備え、該係合制御部の一端には外へと突出するガード部を設置し、該係合制御部の反対端には穿設部を形成し、該穿設部外径と該制限部の内径は相当で、該穿設部が通過する制限部の端部には別に大径の止退部を形成することを特徴とする請求項1記載の簡易式回転可能式の盗難防止工具フレーム。
【請求項9】
前記簡易式回転可能式の盗難防止工具フレームは工具に対応して使用する工具フレーム及び該工具フレームに対応する穿置体を含み、該工具は頭部を備え、該頭部上には穿置部を設置し、該工具フレームは吊り下げ孔及び該工具を吊り下げる吊り下げ部を備え、該吊り下げ部は該穿置体を穿置定位する制限部を備え、該制限部開口は導引部を延伸し、該導引部末端には拡大孔形態の通過部を別に設置し、該導引部の該制限部に近い位置には止回部を設置し、該吊り下げ部の背面には阻背部を設置し、該穿置体は主に該工具の穿置部と対応する係合制御部を備え、該係合制御部の一端には外へと突出するガード部を設置し、該係合制御部の反対端には穿設部を形成し、該穿設部外径と該制限部の内径は相当で、該穿設部が通過する制限部の端部には別に大径の止退部を形成することを特徴とする請求項8記載の簡易式回転可能式の盗難防止工具フレーム。
【請求項10】
前記簡易式回転可能式の盗難防止工具フレームは工具に対応して使用する工具フレーム及び該工具フレームに対応する穿置体を含み、該工具は頭部を備え、該頭部上には穿置部を設置し、該工具フレームは吊り下げ孔及び該工具を吊り下げる吊り下げ部を備え、該吊り下げ部は該穿置体を穿置定位する制限部を備え、該制限部開口は導引部を延伸し、該制限部と該導引部壁面上には嵌合制御部を設置し、該穿置体は主に該工具の穿置部と対応する係合制御部を備え、該係合制御部の一端には外へと突出するガード部を設置し、該係合制御部の反対端には穿設部を形成し、該穿設部外径と該制限部の内径は相当で、該穿設部が通過する制限部の端部には別に大径の止退部を形成することを特徴とする請求項9記載の簡易式回転可能式の盗難防止工具フレーム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は一種の簡易式回転可能式の盗難防止工具フレームに関する。特に一種の頭部が封鎖形態の工具に対して設計された工具フレーム構造で、一体化した穿置体設計により、工具頭部の穿置部内に収容設置し、簡易化した構造により直接工具フレーム上に組合せ、しかも確実に盗難を防止可能で、高い安全性、使用の利便性と迅速性の目的を達成する簡易式回転可能式の盗難防止工具フレームに係る。
【背景技術】
【0002】
現在使用されている吊り下げ展示工具の構造は非常に多様で、各構造はそれぞれ異なり、しかもそれぞれ異なる機能を備える。内、頭部が封鎖形態を呈する工具フレーム或いは展示構造或いは盗難防止構造に対しては、多くの構造形態が既に特許を批准されている。第86304252号「スパナ吊り下げプレート」実用新案の構造は、吊り下げプレート上に直接束帯を設置するため、盗難防止効果には限界があり、また外部が極めて壊れ易いため、改良の必要がある。また第89215602号「工具フレーム」実用新案は、フレーム体上に回転動部品を設置し発声板を組み合わせる設計である。これにより工具は回転動部品と発声板に対応しフレーム体上に固定するが、該構造は回転動部品が発声板或いは工具フレーム端部に対してフォーク状弾性の構造を呈するため、弾性固定後に逆フックはあるものの、やはり戻り抜けてしまうという欠点があり、盗難防止効果には限界がある。しかも、全体の構造は非常に複雑で、発声の目的を達成するためには、その発声板と工具フレーム間には別に歯形係合制御の発声対応を設置しなければならない。これでは工具フレームと発声板及び定位工具間に間隙を生み出してしまい、全体の構造は不要な緩みを生じるという欠点があり、改良の必要がある。
【特許文献1】台湾実用新案第86304252号
【特許文献2】台湾実用新案第89215602号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明人は上記公知構造の欠点に鑑み、工具フレーム或いは吊り下げプレートの構造を簡易化し、しかも一定の盗難防止効果を達成し、加えて設置作業を効果的に簡易化し、最良の構造実用性を達成するため、上記条件に符合する簡易式回転可能式の盗難防止工具フレームを開発した。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するため、本発明は下記の簡易式回転可能式の盗難防止工具フレームを提供する。本発明の主要な目的は簡易式回転可能式の盗難防止工具フレームを提供し、これにより全体の設計を単純化し、一体化した穿置体により工具フレーム上に対応し簡易化した設計で、該穿置体と工具頭部は対応後、確実に工具フレームと一体に結合可能で、しかも退出を止める力量は非常に大きいため、弾性退出の構造が無いことで工具フレームの盗難防止効果を減退する恐れはなく、盗難防止の性能を確保可能で、しかも構造簡易化により装置対応は便利となり、装置製造において高いコストパフォーマンスを達成することを特徴とする簡易式回転可能式の盗難防止工具フレームである。
【発明の効果】
【0005】
上記のように、本発明は確実に上記諸機能を達成することができるため、発明の申請要件を満たしている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の構造、特徴及びその他目的について、以下に最適実施例に図の詳細な説明を合わせて記述する。図は実施例の説明の便のために用い、特許請求の範囲を制限するものではない。
【0007】
図1、図2、図3に示すように、本発明の構造は主に工具10に対応し使用する板状工具フレーム20及び工具フレーム20に対応する穿置体30の構造により構成する。
【0008】
該工具10は頭部11を備え、該頭部11上には封鎖のための穿置部12を設置する。該工具10に対応する工具フレーム20は吊り下げ孔21及び展示部22を備え、本発明の特徴構造は該工具10を定位する吊り下げ部23において該吊り下げ部23を設置する一体化穿置体30を設計及び対応することである。
【0009】
該吊り下げ部23中央位置には該穿置体30を穿置定位する制限部231を備え、該制限部231は片側が開いた穿孔の構造形態を呈し、その形状はC形或いはU形等形状の穿孔構造形態である。該制限部231の開口は穿孔の直径よりやや小さい。該制限部231は開口より外に向かい延伸し、平直状或いは拡張ラッパ形態を呈する。その狭口部分は頂点止め部232で、該頂点止め部232より外へと拡張延伸し斜め開口状の導引部233を形成する。該導引部233両側には相対穿孔形態の束定部234を設置し、束帯形態の固定部品24の穿端241により固定端240を貫通し、該導引部233を束ね、これにより該頂点止め部232は封鎖口の形態を形成する。こうして該穿置体30を該制限部231内において直接確実に係合制御する。
【0010】
該穿置体30は主に該工具10穿置部12と対応する六角或いは多角の係合制御部31を備え、該係合制御部31の一端には外へと突出するフランジ状ガード部32を設置し、該工具10穿置部12の外縁においてガードし、退出を止める構造を形成する。該係合制御部31の反対端には細い頸状形態の穿設部33を形成し、該穿設部33は円柱形体或いは多角形体で、しかもその外径と制限部231の内径は相同で、その長さは該制限部231の厚みと相同である。該穿設部33において該制限部231の端部を貫通し、別に大きな直径の円構造形態である止退部34を形成する。
【0011】
装置対応時には、該固定部品24が該束定部234にまだ未穿置である時に、該穿置体30は直接該工具10の穿置部12上に穿置することができる。拡張状の導引部233を経て、該穿設部33は該導引部233及び該制限部231に対応し、相互に押され移動する。これにより該穿設部33は該導引部233、該頂点止め部232を経て該制限部231内に入り、該制限部231により制限される。さらに該固定部品24を該束定部234に穿置固定し緊密に束ね、こうして該頂点止め部232は確実に該穿設部33を係合し、戻り退出することはなくなる。
【0012】
さらに図4、5に示すように、本発明の工具フレーム20吊り下げ部23構造は別種の設計とすることができる。それは該導引部233末端に別に拡大孔形態の通過部235を設置するものである。該導引部233の該制限部231に近い位置は導斜形態の止回部236を形成し、該止回部236周縁には断槽形態で、該止回部236に弾性を提供する供弾部237を設置する。これにより該止回部236と該供弾部237間には弾性の復位部238を形成する。
【0013】
この構造により、装置対応時には、直接大径の止退部34により該通過部235に対応し通過後、該穿設部33は該導引部233に沿って該止回部236を経由し、該止回部236を該穿設部33経過のルートから押し離す。さらに、該復位部238を変形させ、該穿設部33が該制限部231内に入ると、該復位部238は該止回部236を該導引部233ルート内に伸入する元の位置に戻す。さらに該制限部231の開口を封鎖し、これにより該穿設部33は確実に該制限部231内において封鎖される。
【0014】
図4の実施例の変化を示す図6に示すように、図4、図5の止回部236は導引部233両側において双辺係合制御形態の設計を呈する。図5は単辺係合制御の形態であるが、該止回部236はより長い距離を伸出し、該穿設部33を止める。
【0015】
該工具フレーム20の吊り下げ部23上に設置する制限部231等構造は、前後貫通吊り下げ部23の構造形態を呈し、該穿置体30の止退部34は該吊り下げ部23の背面に露出する。該工具フレーム20の吊り下げ部23背面は封鎖形態を呈し、図7に示すように、該工具フレーム20の全体厚みは増加し、また該吊り下げ部23背面構造を単純増加することができる。これにより図4〜図6に示す制限部231関連構造の背面位置には封鎖形態の阻背部25を形成し、該工具フレーム20の背部は平坦で整った構造を形成する。こうして背面よりの本発明構造の破壊を防止する。
【0016】
また図8に示す構造は、同様に該工具フレーム20吊り下げ部23の背面に阻背部25を設置するが、該制限部231と関連する構造は図1〜図3に示す構造形態である。該穿置体30が対応設置する止退部34は平盤の構造形態を呈し、該制限部231の止退部34端部を通過するため過度に凸出せず干渉を生じることはない。
【0017】
さらに図9、図10に示すように、該工具フレーム20の吊り下げ部23は制限部231等関連の構造を設置する。内、頂点止め部232と導引部233の両側壁面上中央位置には凹溝形態の嵌合制御部239を設置し、該穿置体30の止退部34両側をその間にスライド嵌合し、同様に背面の外力による破壊を防止する目的を達成する。
【0018】
また図11に示すように、該工具フレーム20の吊り下げ部23上に設置する制限部231は横方向開口が多数上下に排列し対応する形態で、しかもサイズはそれぞれ異なる。該各制限部231は狭口の頂点止め部232を横方向に延伸し、該頂点止め部232より導引部233を外へと拡張延伸し、及び該導引部233両側には穿孔形態の束定部234を設置する。これにより、束帯形態の固定部品24は固定工具10の頭部11を通過し、工具10のハンドル部に相対し束帯を通過させハンドルを対応固定する穿孔形態の複数の固定部239を別に設置する。
【0019】
上記構造は以下の機能を達成することができる。
【0020】
構造の簡易化:一体化した穿置体30の設計により、全体の構成部品を少なくとも3個まで減らすことができ、それで全体の装置対応を完成することができる。こうして製造コストを低下させ、装置対応のコストと作業者を減らすことができる。
【0021】
盗難防止が確実:前記構造において特にその束定部234、制限部231、止回部236等構造は穿置体30止退部34が含む範囲内に設置可能であるため、外部が全体装置において対応を完成後は、破壊或いは退出の作業を行うことはできず、こうして盗難防止の効果を確実に達成することができる。
【0022】
組み立ての迅速性:特にその第二、三実施例構造では、穿置体30の止退部34は工具10の穿置部12を直接通過後、穿設部33により導引部233を経て制限部231に進入し、制限部231内において係合制御するため、その他の装置の対応構造が不要で、こうして迅速設置の目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の立体システム分解指示図である。
【図2】本発明の組合せ立体指示図である。
【図3】本発明の組合せ断面指示図である。
【図4】本発明の工具フレーム双係合制御止回部の指示図である。
【図5】本発明の図4の断面指示図である。
【図6】本発明の工具フレーム単係合制御止回部の指示図である。
【図7】本発明図4〜6に示す実施例の半封鎖形の工具フレーム第一実施例の断面指示図である。
【図8】本発明図1〜3に示す実施例の半封鎖形の工具フレーム第二実施例の断面指示図である。
【図9】本発明図1〜3に示す実施例の開放式の工具フレーム第二実施例の断面指示図である。
【図10】本発明図9に示す実施例の立体指示図である。
【図11】本発明別種の実施例の立体指示図である。
【符号の説明】
【0024】
10 工具
11 頭部
12 穿置部
20 工具フレーム
21 吊り下げ孔
22 展示部
23 吊り下げ部
231 制限部
232 頂点止め部
233 導引部
234 束定部
235 通過部
236 止回部
237 弾部
238 復位部
24 固定部品
240 固定端
241 穿端
25 阻背部
30 穿置体
31 係合制御部
32 ガード部
33 穿設部
34 止退部
【出願人】 【識別番号】507192600
【氏名又は名称】陳泰佐
【出願日】 平成19年6月11日(2007.6.11)
【代理人】 【識別番号】100141379
【弁理士】
【氏名又は名称】田所 淳


【公開番号】 特開2008−302480(P2008−302480A)
【公開日】 平成20年12月18日(2008.12.18)
【出願番号】 特願2007−153624(P2007−153624)