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【発明の名称】 電動工具および電動工具用プロテクタ
【発明者】 【氏名】古田 岳文

【氏名】後藤 宗利

【氏名】奥田 紳介

【要約】 【課題】電動工具において、バッテリパックの保護性能の向上に資する技術を提供する。

【構成】本発明の電動工具は、工具本体103と、加工作業を行う先端工具と、先端工具を駆動する駆動モータと、工具本体に取り外し自在に装着されて当該工具本体の外部に露出した状態に置かれるとともに、駆動モータに駆動電流を供給するバッテリパック111と、工具本体に取り外し自在に装着されてバッテリパック111を保護するプロテクタ121と、を有する。プロテクタ121は、当該プロテクタ121が工具本体103に装着された際に、工具本体103に装着されたバッテリパック111を保護するバッテリ保護領域123を有する。バッテリ保護領域123は、バッテリパック111の外表面から離間した状態で、当該バッテリパック111の外表面の少なくとも一部の上に配置され、当該バッテリパック保護領域123に加えられる外力が、バッテリパック111に伝達されるのを防止する構成とした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
工具本体と、
前記工具本体に装着されて所定の加工作業を行う先端工具と、
前記工具本体内に配置されて前記先端工具を駆動する駆動モータと、
前記工具本体に取り外し自在に装着されて当該工具本体の外部に露出した状態に置かれるとともに、前記駆動モータに駆動電流を供給するバッテリパックと、
前記工具本体に取り外し自在に装着されて前記バッテリパックを保護するプロテクタと、を有し、
前記プロテクタは、当該プロテクタが前記工具本体に装着された際に、前記工具本体に装着されたバッテリパックを保護するバッテリ保護領域を有し、
前記バッテリ保護領域は、バッテリパックの外表面から離間した状態で、当該バッテリパックの外表面の少なくとも一部の上に配置され、当該バッテリパック保護領域に加えられる外力が、バッテリパックに伝達されるのを防止する構成としたことを特徴とする電動工具。
【請求項2】
請求項1に記載の電動工具であって、
前記工具本体は、前記先端工具による加工作業を補佐する付属品を取外し自在に装着するために備えられた取付部を有し、
前記取付部には、前記プロテクタと前記付属品とのいずれか一方が選択的に取り付けられるようになっていることを特徴とする電動工具。
【請求項3】
請求項1または2に記載の電動工具であって、
前記工具本体は、当該工具本体の長軸方向と交差する方向に延在するグリップを有し、
前記バッテリパックは、前記グリップの延在方向端部に対して、前記グリップの延在方向と交差する方向、または前記グリップの延在方向への移動によって着脱が可能とされており、
前記バッテリパックは、当該バッテリパックを前記延在方向端部から取外す際に、当該取外しを可能とするために操作される操作部を有し、
前記プロテクタは、使用者が手指により前記操作部を操作して前記バッテリパックの取外しを可能とする状態に保持しつつ、前記バッテリパックを掴んで前記グリップの延在方向と交差する方向、または前記グリップの延在方向へと移動することによって前記延在方向端部から前記バッテリパックを取外す際、前記バッテリパックが、前記プロテクタに干渉することなく通り抜けることを許容する開放領域を有し、
前記バッテリ保護領域は、前記開放された領域以外の領域に設けられていることを特徴とする電動工具。
【請求項4】
工具本体と、
前記工具本体に装着されて所定の加工作業を行う先端工具と、
前記工具本体内に配置されて前記先端工具を駆動する駆動モータと、
前記工具本体に取り外し自在に装着されて当該工具本体の外部に露出した状態に置かれるとともに、前記駆動モータに駆動電流を供給するバッテリパックと、を有する電動工具に適用され、
前記工具本体に取り外し自在に装着されて前記バッテリパックを保護する電動工具用プロテクタであって、
前記プロテクタは、当該プロテクタが前記工具本体に装着された際に、前記工具本体に装着されたバッテリパックを保護するバッテリ保護領域を有し、
前記バッテリ保護領域は、バッテリパックの外表面から離間した状態で、当該バッテリパックの外表面の少なくとも一部の上に配置され、当該バッテリパック保護領域に加えられる外力が、バッテリパックに伝達されるのを防止する構成としたことを特徴とする電動工具用プロテクタ。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリを電源とする電動工具に関し、詳しくはバッテリパックを保護する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
バッテリを電源とする電動工具においては、使用時あるいは可搬時に他物にぶつけるとか、落すとかしたときの衝撃からバッテリパックを保護するべく、衝撃対策が施されている。このような電動工具は、例えばEP特許公開第1516702号公報(特許文献1)に開示されている。上記公報には、弾性体を主体とする緩衝用の保護部材をバッテリパック自体に直接的に設け、当該保護部材によってバッテリパックを衝撃から保護する技術が開示されている。
ところが、上述した公報に記載の電動工具では、バッテリパックに緩衝部材としての保護部材を直接的に設ける構成であり、衝撃吸収効果が十分とはいい難く、また保護部材が破損したときは、バッテリパック毎交換しなければならないものであり、この点でなお改良の余地がある。
【特許文献1】EP特許公開第1516702号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、電動工具において、バッテリパックの保護性能の向上に資する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を達成するため、各請求項記載の発明が構成される。
請求項1に記載の発明によれば、工具本体と、工具本体に装着されて所定の加工作業を行う先端工具と、工具本体内に配置されて前記先端工具を駆動する駆動モータと、工具本体に取り外し自在に装着されて当該工具本体の外部に露出した状態に置かれるとともに、駆動モータに駆動電流を供給するバッテリパックと、を有する電動工具が構成される。なお本発明における「露出した状態に置かれる」とは、例えば、工具本体に、当該工具本体の長軸方向(使用者から見て前後方向)と交差する方向(使用者から見て上下方向)に延在するグリップが連接された略L形あるいは略T形の電動工具の場合であれば、概ね箱形の外郭形状を有するバッテリパックが、グリップの延在方向端面に1つの外表面を接触した状態で装着され、他の5つの外表面が露出されている状態がこれに該当する。また本発明における「電動工具」は、充電式震動ドライバドリル、充電式ドリル、あるいは充電式インパクトドライバのような穴開け作業や締付け作業に用いられる各種電動工具のほか、充電式丸鋸のような切断工具、あるいは充電式グラインダのような研削工具等、手持式の各種電動工具に広く包含する。
【0005】
本発明の電動工具は、特徴的構成として、工具本体に取り外し自在に装着されて前記バッテリパックを保護するプロテクタを有する。プロテクタは、アダプタの一種として備えられる。プロテクタは、当該プロテクタが工具本体に装着された際に、工具本体に装着されたバッテリパックを保護するバッテリパック保護領域を有する。バッテリ保護領域は、バッテリパックの外表面から離間した状態で、当該バッテリパックの外表面の少なくとも一部の上に配置され、当該バッテリパック保護領域に加えられる外力が、バッテリパックに伝達されるのを防止する構成とした。なお本発明における「バッテリパック保護領域」は、典型的には、バッテリパックの外表面の少なくとも一部あるいは全体を取り囲むように配置される枠状部材によって構成される。そして当該枠状部材は、剛性を有する板金によって構成される態様、板金が挿入された弾性体(ゴム成形品)から形成される態様、あるいは板金が挿入された樹脂成形品から形成される態様等を好適に包含する。
【0006】
本発明によれば、バッテリパックの外表面から離間した状態で配置されるバッテリパック保護領域を有するプロテクタを設け、電動工具の使用中あるいは可搬時において、他物にぶつけるとか、あるいは地上に落すとかした場合において、プロテクタのバッテリパック保護領域に作用した外力(衝撃力)がバッテリパックに伝達しない構成としている。このことにより、バッテリパックを外力から保護することができる。この場合、バッテリパック保護領域がゴムのような弾性体を有する構成とすれば、当該弾性体の弾性変形を利用して衝撃を緩和することが可能になる。また本発明においては、プロテクタを工具本体に取り外し自在に装着する構成としている。このため、プロテクタが損傷した場合には、当該プロテクタのみを交換することで対応できる。なお電動工具による作業形態によっては、プロテクタが加工作業の邪魔になることもあり得るが、本発明では、プロテクタを工具本体に対して取外し自在に装着する構成のため、このような場合には、プロテクタを工具本体から取り外した状態で加工作業を行うことができる。
【0007】
(請求項2に記載の発明)
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の電動工具における工具本体は、先端工具による加工作業を補佐する付属品を取外し自在に装着するために備えられた取付部を有する。そして取付部には、プロテクタと付属品とのいずれか一方が選択的に取り付けることができるようになっている。なお本発明における「補佐する」とは、加工作業を直接的に補佐する態様、あるいは間接的に補佐する態様のいずれも好適に包含する。直接に補佐する「付属品」としては、典型的には、加工作業領域を照射するライトがこれに該当する。また間接的に補佐する「付属品」としては、電動工具を使用者の腰ベルトに引っ掛けるための引っ掛けフック、あるいは電動工具が、例えば充電式震動ドライバドリルの場合であれば、ドライバビットを保持するためのビットホルダがこれに該当する。本発明における「取付部」は、典型的には、付属品に形成された係止片を係止溝に差し込んだ状態で取付ネジによって止着することにより、付属品を工具本体に装着する構成とされる。本発明によれば、既存の取付部にプロテクタと付属品とのいずれか一方を選択的に取り付けることができる電動工具が提供される。
【0008】
(請求項3に記載の発明)
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の電動工具における工具本体は、当該工具本体の長軸方向と交差する方向に延在するグリップを有する。またバッテリパックは、グリップの延在方向端部に対して、当該グリップの延在方向と交差する方向、または当該グリップの延在方向への移動によって着脱が可能とされるとともに、当該バッテリパックを延在方向端部から取外す際に、当該取外しを可能とするために使用者の手指により操作される操作部を有している。またプロテクタは、使用者が手指により操作部を操作してバッテリパックの取外しを可能とする状態に保持しつつ、バッテリパックを掴んでグリップの延在方向と交差する方向、またはグリップの延在方向へと移動することによって延在方向端部からバッテリパックを取外す際、バッテリパックが、プロテクタに干渉することなく通り抜けることを許容する開放領域を有する。そしてバッテリ保護領域は、開放領域以外の領域に設けられている。
グリップの延長方向端部にバッテリパックが装着される電動工具の場合、バッテリパックがグリップの延在方向と交差する方向に移動することで着脱できるスライド式と、グリップの延在方向に移動することによって着脱できる抜き差し式とが知られている。したがって、グリップの延在方向と交差する方向に移動するスライド式の場合であれば、プロテクタは、典型的には、バッテリパックのスライド方向である前面部および後面部が開放され、左右側面部および底面部にバッテリパック保護領域を有する構成とされる。他方、グリップの延在方向に移動する抜き差し式の場合であれば、プロテクタは、典型的には、操作部と対応する左右側面部と、抜き差し方向と交差する底面部がそれぞれ開放され、前面部と後面部、あるいは前面部、後面部および上面部にバッテリパック保護領域を有する構成とされる。
【0009】
本発明によれば、上記のように、プロテクタに、バッテリパックを掴んだ手指とともにバッテリパックが、当該プロテクタに干渉することなく通り抜けることを可能とする開放領域を設けるとともに、当該開放領域以外の領域にバッテリ保護領域を備える構成としている。したがって、使用者は、プロテクタを工具本体に装着したままで、当該プロテクタの開放領域から手指を差し入れ、操作部を操作してバッテリパックの取外しを可能とした状態に保持しつつ、バッテリパックを移動して工具本体から取り外し、あるいは取り付けることができる。このため、バッテリパックの着脱作業の作業性が向上される。
【0010】
(請求項4に記載の発明)
請求項4に記載の発明によれば、工具本体と、工具本体に装着されて所定の加工作業を行う先端工具と、工具本体内に配置されて先端工具を駆動する駆動モータと、工具本体に取り外し自在に装着されて当該工具本体の外部に露出した状態に置かれるとともに、駆動モータに駆動電流を供給するバッテリパックと、を有する電動工具に適用され、工具本体に取り外し自在に装着されてバッテリパックを保護する電動工具用プロテクタが構成される。プロテクタは、当該プロテクタが工具本体に装着された際に、工具本体に装着されたバッテリパックを保護するバッテリパック保護領域を有する。バッテリ保護領域は、バッテリパックの外表面から離間した状態で、当該バッテリパックの外表面の少なくとも一部の上に配置され、当該バッテリパック保護領域に加えられる外力が、バッテリパックに伝達されるのを防止する構成とした。なお本発明における「露出した状態に置かれる」とは、例えば、工具本体に、当該工具本体の長軸方向(使用者から見て前後方向)と交差する方向(使用者から見て上下方向)に延在するグリップが連接された略L形あるいは略T形の電動工具の場合であれば、概ね箱形の外郭形状を有するバッテリパックが、ブリップの延在方向端面に1つの外表面を接触した状態で装着され、他の5つの外表面が露出されている状態がこれに該当する。また本発明における「プロテクタ」は、充電式震動ドライバドリル、充電式ドリル、あるいは充電式インパクトドライバのような穴開け作業や締付け作業に用いられる各種電動工具のほか、充電式丸鋸のような切断工具、あるいは充電式グラインダのような研削工具等、手持式の各種電動工具に広く包含する。また本発明における「バッテリパック保護領域」は、典型的には、バッテリパックの外表面の少なくとも一部あるいは全体を取り囲むように配置される枠状部材によって構成される。そして当該枠状部材は、剛性を有する板金によって構成される態様、板金が挿入された弾性体(ゴム成形品)から形成される態様、あるいは板金が挿入された樹脂成形品から形成される態様等を好適に包含する。
【0011】
本発明の電動工具用プロテクタは、電動工具の工具本体に装着した状態で用いられる。電動工具用プロテクタは、当該装着状態では、工具本体に装着されたバッテリパックを、電動工具の使用時あるいは可搬時に他物にぶつけたり地面等に落したりしたときの衝撃から保護できる。また電動工具用プロテクタは、電動工具を構成する工具構成部品とは異なる、アクセサリ的な要素を持ち合わせるものであり、その形状あるいは色彩に関しては、自由設計を可能とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、電動工具において、バッテリパックの保護性能の向上に資する技術が提供されることとなった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の第1の実施形態につき、図1〜図4を参照しつつ詳細に説明する。本実施の形態は、電動工具の一例として、ねじの締付け作業および穴開け作業に用いられる充電式震動ドライバドリルの場合で説明する。図1には充電式震動ドライバドリルの外観構成が斜視図として示される。図1に示すように、本実施の形態に係る震動ドライバドリル100は、概括的に見て、震動ドライバドリル100の外郭を形成する本体部101、および当該本体部101の先端領域に着脱自在に取り付けられて各種ネジのネジ締め作業を行うドライバビットあるいは穴開け作業を行うドリルビット(便宜上図示を省略する)を主体として構成される。本体部101は、本発明における「工具本体」に対応し、ドライバビットあるいはドリルビットは、本発明における「先端工具」に対応する。なお以下の説明では、説明の便宜上、本体部101の先端側(ビット側)を前方、その反対側を後方という。
【0014】
本体部101は、モータハウジング103、ギアハウジング105およびハンドグリップ107から構成されている。モータハウジング103内には、ビットを駆動する駆動モータ(便宜上図示を省略する)が収容されている。ハンドグリップ107には、駆動モータの電源スイッチを投入操作するトリガ107aが設けられている。ギアハウジング105内には、駆動モータの回転出力をビットに伝達する動力伝達機構(便宜上図示を省略する)が収容されている。
【0015】
本実施の形態に係る震動ドライバドリル100は、ハンドグリップ107が、本体部101の長軸方向(前後方向)の略中央部から当該長軸方向と交差する方向(下方向)へと延在するT字形に形成されている。そしてハンドグリップ107の延在端部である下端部には、ハンドグリップ107の断面積よりも広い所定の平面広さを有するバッテリホルダ部109が形成され、当該バッテリホルダ部109の下面に駆動モータに駆動電流を供給するためのバッテリパック111が装着されている。ハンドグリップ107は、本発明における「グリップ」に対応し、バッテリホルダ部109は、本発明における「延在方向端部」に対応する。バッテリパック111は、上方が開放された略方形箱型のバッテリケース113、バッテリケース113内に収容される複数の電池セル(便宜上図示を省略する)、およびバッテリケース113の上方開口部を蓋う着脱自在なバッテリカバー115を主体として構成されている。
【0016】
バッテリパック111は、本体部101の長軸方向(前後方向)へと水平状に移動させるスライド方式によってバッテリホルダ部109に取外し可能に装着される構成とされている。このために、バッテリパック111の上面、すなわちバッテリカバー115の上面には、装着ガイド(便宜上図示を省略する)が設けられ、またバッテリカバー115の内面側には、ロック装置(便宜上図示を省略する)が設けられている。装着ガイドは、バッテリパック111をバッテリホルダ部109の前方から後方へとスライドさせて当該バッテリホルダ部109に取り付ける際の案内手段、およびバッテリパック111のバッテリホルダ部109からの落下を防止する手段として機能する。
【0017】
ロック装置は、バッテリパック111を前方から後方へとスライドさせてバッテリホルダ部109に取り付けたとき、バッテリパック111側に設けられたフックがバッテリホルダ部109に形成された係止部に係止することでロック(固定)する構成とされ、これによりバッテリパック111が前方(取り外す方向)にスライドして離脱することを防止する。なおフックは、常時にバネによる付勢力が係止方向に作用する構成とされる。バッテリパック111の前面(バッテリカバー115の前面)111aには、外側から押圧操作することによってロック装置のロックを解除することが可能なロック解除レバー117が配設されている。ロック解除レバー117は、本発明における「操作部」に対応する。バッテリホルダ部109に装着されたバッテリパック111は、当該バッテリホルダ部109に対する装着面である上面を除いては、本体部103の外部に露出された状態に置かれる。
【0018】
次にバッテリホルダ部109に装着されたバッテリパック111を保護するためのバッテリプロテクタ121につき、図2〜図4を参照しつつ詳しく説明する。バッテリプロテクタ121は、本発明における「プロテクタ」に対応する。図2はバッテリプロテクタ121の全体構成を示す斜視図であり、図3および図4は震動ドライバドリル100に装着されたバッテリプロテクタ121を示している。バッテリプロテクタ121は、バッテリホルダ部109に着脱自在に装着されるが、その取付構造については、後述する。本実施の形態に係るバッテリプロテクタ121は、図2に示すように、前後方向に延在する左右の側枠部123と、それら左右の側枠部123を下部側において相互に結合する連結板125とを主体として前面視で略U字形に構成されている。すなわち、バッテリプロテクタ121は、前方と後方および上方が開放され、左右の側方と下方が塞がれたフレーム構造とされている。左右の側枠部123および連結板125は、本発明における「バッテリパック保護領域」に対応する。左右の側枠部123は、側面視で中央に開口部を有する略矩形の枠状に形成された板金製の剛体部123aと、当該剛体部123aの上辺領域および下辺領域を包み込む弾性変形可能な合成ゴム製の弾性体部123bとからなり、インサート成形によって形成される。側枠部123は、バッテリパック111の上下方向の高さを超える上下高さ、およびバッテリパック111の前後方向長さを超える前後長さを有する。
【0019】
左右の側枠部123における剛体部123aの下辺部には、それぞれ長手方向(前後方向)の前部領域から内側に向って水平状に突出する突片123cが一体に設けられており、それら突片123cに、板金製の連結板125が連結ピン127によって水平面上での相対回動自在に連結されている。これにより左右の側枠部123は、バッテリプロテクタ121をバッテリホルダ部109に取り付ける際、あるいは取り外す際、連結ピン127を支点にして水平に回動することで、後側の間隔を変えることが可能とされている。
【0020】
次にバッテリプロテクタ121のバッテリホルダ部109に対する取付構造につき、説明する。図1に示すように、バッテリホルダ部109の左右の後部側面には、前後方向に水平に延在するスリット状の係止溝109aが形成され、当該係止溝109aのやや下方位置にネジ孔付きの取付部109bが形成されている。上記の係止溝109aおよび取付部109bは、既存の付属品である、震動ドライバドリル100を使用者の腰ベルトに引っ掛けるための引っ掛けフック(便宜上図示を省略する)、あるいは予備のドライバビットを保持するビットホルダ(便宜上図示を省略する)を装着するための付属品の装着部として備えられており、本実施の形態においては、この装着部を利用してバッテリプロテクタ121を装着できる構成としている。上記の装着部は、本発明における「取付部」に対応する。
【0021】
図2に示すように、左右の側枠部123における剛体部123aの上辺部には、それぞれ長手方向の後側領域から内側に向かって水平状に突出する係止片123dが一体に設けられ、当該係止片123dのやや下方位置に左右方向に貫通する取付孔123eが設けられている。左右の係止片123dは、バッテリプロテクタ121をバッテリホルダ部109に取り付ける際、バッテリホルダ部109の左右の係止溝109aに挿入されることで当該バッテリホルダ部109に対するバッテリプロテクタ121の位置決め手段、および仮止め手段として機能する。
【0022】
上記のように構成されたバッテリプロテクタ121は、下記の手順で取付作業を行うことでバッテリホルダ部109に取り付けられる。すなわち、連結ピン127を支点にして左右の側枠部123をその後側間隔が広がる方向へと回動させた状態で、左右の側枠部123がバッテリパック111の左右の側面111bと対向するように配置し、その後、左右の側枠部123をその後側が狭まる(元に戻す)ように連結ピン127回りに回動することによって、左右の係止片123dをバッテリホルダ部109の係止溝109aに挿入する。これにより、バッテリホルダ部109に対してバッテリプロテクタ121が位置決めされるとともに仮止めされる。この状態で、取付孔123eから取付ネジ129を差し込んでプロテクタ取付部109bのネジ孔に締め込むことにより、バッテリホルダ部109にバッテリプロテクタ121を取り付けることができる。なおバッテリプロテクタ121は、上記とは逆の手順で取り外し作業を行うことでバッテリホルダ109から取り外すことができる。
【0023】
バッテリホルダ部109に取り付けられたバッテリプロテクタ121が図3および図4に示される。バッテリプロテクタ121は、バッテリホルダ部109に取り付けられた状態では、左右の側枠部123の内面がバッテリパック111の左右の側面111bから離間した状態で当該側面111b上に配置されるとともに、連結板125の上面がバッテリパック111の底面111dから離間した状態で当該底面111d上に配置される。また左右の側枠部123は、その前側部分がバッテリパック111の前面111aよりも前方へ所定量突出し、後側部分がバッテリパック111の後面111cよりも後方へ所定量突出し、下側部分がバッテリパック111の底面111dよりも下方へ所定量突出する構成とされる。そしてバッテリパック111のロック解除レバー117が取り付けられた前面111aと対向する前方部分、および後面111cと対向する後方部分については、バッテリパック111をバッテリホルダ部109に着脱する際、当該バッテリパック111を掴んだ手指がバッテリパック111とともに通れるように、それぞれ開放される。図2において、前方開放部分が符号FOによって示され、後方開放部分が符号ROによって示される。
【0024】
このため、例えばバッテリパック111の充電のために、当該バッテリパック111をバッテリホルダ部109から取り外す場合には、使用者は、例えば前方開放部分FOに親指を差し入れ、後方開放部分ROに親指以外の指を差し入れる。ロック解除レバー117を親指で押し込み操作してロック装置によるバッテリパック111のバッテリパック部109に対するロックを解除し、その解除した状態を保持しつつ、親指以外の指でバッテリパック111と後面111cを掴んでバッテリパック111を前方へとスライドする。これにより、バッテリプロテクタ121の前方開放部分FOを通してバッテリパック111を当該バッテリプロテクタ121に干渉することなくバッテリホルダ部109から取り外すことができる。なおバッテリパック111を装着位置から所定量移動させた位置では、ロック装置は、ロック解除レバー117から手指を離してもロックが解除された状態に維持される。したがって、バッテリパック111を完全に取り外すまでロック解除レバー117の押し込み操作を継続する必要はなく、取り外し途中での掴み直しが許容される。本実施の形態では、バッテリパック111を取り外す際、親指以外の指が連結版125を横切ることになるが、上記の理由から取り外しの過程でバッテリパック111を掴み直して取り外すことができる。なお上記と逆の手順で取付作業を行うことでバッテリパック111をバッテリホルダ部109に取り付けることができる。
【0025】
このように、本実施の形態によれば、バッテリプロテクタ121の前方開放部分FOおよび後方開放部分ROが開放された構成とすることで、バッテリプロテクタ121をバッテリホルダ部109に装着したままで、バッテリパック111をバッテリホルダ部109に対して着脱することが可能とされる。バッテリプロテクタ121の前方開放部分FOおよび後方開放部分ROは、本発明における「開放領域」に対応する。
【0026】
本実施の形態に係る震動ドライバドリル100は、上記のように、バッテリパック111を保護するバッテリプロテクタ121を備えている。バッテリプロテクタ121は、左右の側枠部123がバッテリパック111の左右の側面111bから離間した状態で当該側面111b上に配置されるとともに、側枠部123の前端部、後端部、および下端部がそれぞれバッテリパック111の前面111a、後面111c、および底面111dよりも外方へと突出している。このため、震動ドライバドリル100の使用中、あるいは可搬時において、例えば地面に落した場合、バッテリプロテクタ121の左右の側枠部123の一方あるいは双方が地面に衝突することで、バッテリパック111の側面111bのみならず、前面111a、後面111c、および底面111dが直接に地面に衝突することを防止することができる。すなわち、バッテリプロテクタ121の前方部分および後方部分を開放した構造でありながら、バッテリパック111の外表面全体を覆った場合と同等の保護効果が得られる。
そして側枠部123は、バッテリパック111の左右の側面111bから離間した状態で配置されている。このため、当該側枠部123に作用した外力(衝撃力)がバッテリパック111に伝達することを防止する。このように、本実施の形態によれば、震動ドライバドリル100を、その使用中あるいは可搬時に落としたりあるいは他物にぶつけたりした場合の衝撃からバッテリパック111をバッテリプロテクタ121によって効果的に保護することができる。
【0027】
また本実施の形態では、左右の側枠部123を板金製の剛体部123aと、当該剛体部123aを包み込む弾性体部123bによって構成している。このため、左右の側枠部123について、所定の剛性を確保しつつ地面あるいは他物に衝突したときの衝撃を緩和することができ、バッテリパック111の保護性能をより向上できる。
【0028】
また本実施の形態では、バッテリプロテクタ121を工具本体側であるバッテリホルダ部109に着脱自在に装着する構成としている。このため、バッテリパック111に直接に緩衝材を設ける構成とは異なり、バッテリプロテクタ121が損傷した場合には、当該バッテリプロテクタ121のみを交換することで対応でき、バッテリパック毎交換する必要がない。
【0029】
また震動ドライバドリル100の作業形態によっては、バッテリプロテクタ121の存在が加工作業の邪魔になることもあり得る。本実施の形態では、バッテリプロテクタ121を着脱自在に構成してあるため、上記のような場合には、バッテリプロテクタ121を取り外した状態で加工作業を行うことができる。
【0030】
また本実施の形態においては、引っ掛けフック用、あるいはビットホルダ用として、バッテリホルダ部109に備えられているところの、既存の係止溝109aおよびネジ孔付き取付部109bからなる付属品の装着部を利用してバッテリプロテクタ121を装着する構成としている。すなわち、バッテリプロテクタ121の側枠部に123に、係止溝109aに挿入可能な係止片123dと、取付ネジ129の取付孔123eを設けることで、バッテリホルダ部109にバッテリプロテクタ121を装着することを可能としたものである。これによってバッテリプロテクタ121の取付構造が合理的に構築されるとともに、付属品の装着部に対し、付属品とバッテリプロテクタ121とのいずれか一方を選択的に取り付けることが可能となる。
【0031】
また本実施の形態では、左右の側枠部123が連結ピン127を支点にして水平回動することによって両側枠部12の係止片23d側の間隔を広げ、あるいは狭めることができる構成としている。このため、バッテリホルダ部109にバッテリプロテクタ121を取り付け、あるいは取り外す際、係止片123dを係止溝109aに容易に挿入、あるいは抜き取ることが可能となり、バッテリプロテクタ121の着脱作業の簡易化を図る上で有効となる。
【0032】
また本実施の形態におけるバッテリプロテクタ121は、左右の側枠部123と、両側枠部123をその下部側において互いに連結する連結板125とによって前面視で概ねU字形に形成し、バッテリパック111の着脱方向である前方および後方がそれぞれ開放された構成としたことにより、バッテリプロテクタ121をバッテリホルダ109に装着したままで、バッテリパック111をバッテリホルダ部109に取り付けあるいは取り外すことができる。このため、バッテリパック111の着脱作業の作業性が向上する。
【0033】
次に本発明の第2の実施形態に係るバッテリプロテクタ121につき、図5を参照しつつ説明する。この実施の形態に係るバッテリプロテクタ121は、左右の側枠部123が、板金製の剛体部123aのみによって構成されている。また左右の側枠部123は、その下辺側において一体に形成された連結板125によって相互に結合されている。なお左右の側枠部123における上辺側に、バッテリプロテクタ121をバッテリホルダ109に取り付けるための係止片123dと取付孔123eが備えられることについては、前述した第1の実施形態と同様である。
【0034】
上記のように構成されたバッテリプロテクタ121は、便宜上図示を省略するが、前述した第1の実施形態と同様に、ハンドグリップ107の下端部のバッテリホルダ部109に設けた係止溝109aに係止片123dを差し込むとともに、取付孔123eから挿入した取付ネジ129をネジ孔付きの取付部109bに締着することによってバッテリホルダ部109に装着される。左右の側枠部123は、連結板125の弾性撓みを利用してその上辺側が互いに離間するように間隔を広げることが可能とされている。このため、係止片123dの係止溝109aに対する挿入あるいは抜き取りは、何らの支障もなく行うことができる。またバッテリプロテクタ121は、係止片123dによってバッテリホルダ部109に対して位置決めおよび仮止めされるため、取付ネジ129によるねじ止め作業の簡便化が可能となる。またバッテリプロテクタ121は、剛体部123aのみ、すなわち板金のみによって製作される構成のため、所定の剛性を確保しつつ、構造の簡素化、および軽量化が図れるとともに、製作コストを低減する上で有効となる。
【0035】
なお上述した第1および第2の実施形態は、バッテリパック111がハンドグリップ107の延在方向と交差する方向に移動することでバッテリホルダ部109に着脱するスライド式の場合で説明したが、バッテリパック111がハンドグリップ107の延在方向に移動することで着脱する抜き差し式に適用してもよい。抜き差し式の場合、バッテリパック111の着脱方向は、上下方向となる。このため、当該抜き差し式のバッテリパック111を保護するべく備えられるバッテリプロテクタ121については、バッテリパック111の外郭を形成する各面のうち、少なくともバッテリパック111をバッテリホルダ部109にロックするロック装置のロック解除レバー117が配置される1つの面(例えば前面)と向き合う面、およびバッテリパック111の抜き取り方向である下面(底面)と向き合う面がそれぞれ開放され、それら2つの面以外の面については、バッテリパック保護領域としての枠状部を備えた構成とされる。かかる構成とすれば、バッテリプロテクタ121をバッテリホルダ部109に装着したままで、使用者は、バッテリプロテクタ121の開放部分から手指を差し入れてロック解除レバー117を操作して取り外しを可能とした後、バッテリパック111の前面と底面を把持して下方へと引き抜くことにより、バッテリホルダ部109から取り外し、あるいは取り付けることができる。
【0036】
また上述した実施の形態においては、使用者が手指によりロック解除レバー117を操作してバッテリパック111の取外しを可能とする状態に保持しつつ、バッテリパック111を掴んでバッテリホルダ部109から取り外す過程で、手指が連結板125を横切る構成としているが、バッテリプロテクタ121につき、バッテリパック保護領域と開放領域の構成を適宜変更することで、バッテリパック111を掴んだ手指がバッテリパック保護領域を横切らない構成、つまり干渉することなく(掴み直すことなく)通り抜けることができるようにしてもよい。また第1の実施形態において、連結ピン127を介して左右の側枠部123が水平回動する構成は、第2の実施形態で説明した、左右の側枠部123を連結板125により一体に形成する構成に変更してもよい。またバッテリプロテクタ121のバッテリホルダ部109に対する取付構造については、図示の構造とは異なる構造に変更してもよい。また側枠部123は、中央に開口部を有しない構成、例えば平板によって構成し、バッテリパック111の側面全体を覆う構成に変更しても構わない。また本実施の形態は、電動工具として、充電式震動ドライバドリル100を用いて説明したが、その適用は震動ドライバドリル100に限られない。すなわち、外部に露出した状態に置かれるバッテリパックを有する充電式の作業工具であれば広く適用可能である。
【0037】
なお本発明の趣旨に鑑み、以下の態様を構成することが可能である。
(態様1)
「請求項1〜3に記載の電動工具であって、
前記バッテリパック保護領域は、当該バッテリパック保護領域の少なくとも一部に弾性部材を備えることを特徴とする電動工具。」
態様1に記載の発明によれば、バッテリパック保護領域に作用する衝撃を弾性部材によって緩和することで、バッテリパックの保護性能をより向上できる。
【0038】
(態様2)
「請求項4に記載の電動工具用プロテクタであって、
前記バッテリパック保護領域は、当該バッテリパック保護領域の少なくとも一部に弾性部材を備えることを特徴とする電動工具用プロテクタ。」
態様2に記載の発明によれば、バッテリパック保護領域に作用する衝撃を弾性部材によって緩和することで、バッテリパックの保護性能をより向上できる。
【0039】
(態様3)
「請求項2に記載の電動工具であって、
前記取付部は、係止溝とネジ孔付き取付部によって構成され、
前記プロテクタは、前記係止溝に抜き差し可能な係止片と、取付孔とを有し、前記係止溝に係止片を挿入した状態で前記取付孔を通して前記ネジ孔にねじ込まれる取付ネジによってネジ止めされる構成としたことを特徴とする電動工具。」
態様3に記載の発明によれば、プロテクタの着脱作業を簡単に行うことができる。
【0040】
(態様4)
「請求項1〜3のいずれか1つに記載の電動工具であって、
前記バッテリパック保護領域は、前記バッテリパックの左右の側面に沿って前後方向に延在する左右の側枠部、およびそれら側枠部を底面側において互いに連結する連結板によって構成され、これにより前記プロテクタは、上側部分、前側部分、および後側部分が開放されたフレーム構造とされていることを特徴とする電動工具。」
態様4に記載の発明によれば、プロテクタをフレーム構造とすることで、バッテリパックを保護した上で軽量化を図ることができる。
【0041】
(態様5)
「態様4に記載の電動工具であって、
前記側枠部の前端部がバッテリパックの前面よりも前方に突出され、前記側枠部の後端部がバッテリパックの後面よりも後方に突出されていることを特徴とする電動工具。」
態様5に記載の発明によれば、プロテクタの前方部分および後方部分を開放した構造でありながら、バッテリパックの前面および後面をも保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施形態に係る充電式震動ドライバドリルの全体構成を示す斜視図である。
【図2】第1の実施形態に係るバッテリプロテクタの全体構成を示す斜視図である。
【図3】バッテリプロテクタが装着された状態の充電式震動ドライバドリルを前方から見た斜視図である。
【図4】バッテリプロテクタが装着された状態の充電式震動ドライバドリルを後方から見た斜視図である。
【図5】第2の実施形態に係るバッテリプロテクタの全体構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0043】
100 震動ドライバドリル(電動工具)
101 本体部(工具本体)
103 モータハウジング
105 ギアハウジング
107 ハンドグリップ(グリップ)
107a トリガ
109 バッテリホルダ部
109a 係止溝
109b 取付部
111 バッテリパック
111a 前面
111b 左右の側面
111c 後面
111d 底面
113 バッテリケース
115 バッテリカバー
117 ロック解除レバー(操作部)
121 バッテリプロテクタ(プロテクタ)
123 側枠部(バッテリパック保護領域)
123a 剛体部
123b 弾性体部
123c 突片
123d 係止片
123e 取付孔
125 連結板
127 連結ピン
129 取付ネジ
FO 前方開放部分(開放領域)
RO 後方開放部分(開放領域)
【出願人】 【識別番号】000137292
【氏名又は名称】株式会社マキタ
【出願日】 平成18年8月4日(2006.8.4)
【代理人】 【識別番号】100105120
【弁理士】
【氏名又は名称】岩田 哲幸

【識別番号】100106725
【弁理士】
【氏名又は名称】池田 敏行


【公開番号】 特開2008−36753(P2008−36753A)
【公開日】 平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願番号】 特願2006−212785(P2006−212785)