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【発明の名称】 衝撃工具
【発明者】 【氏名】安田 加奈

【要約】 【課題】使用勝手が良好で、打撃操作に不都合のない衝撃工具を提供する。

【解決手段】先端に被押圧材に接触させる当接材2を着脱自在に設けた主体筒に、後端側から打撃杆3を進退自在に嵌挿して組付ける。そして、該打撃杆3の先端面中央には前記主体筒1の先端側内面に衝接する突出部7を設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端に被押圧材に接触させる当接材を着脱自在に設けた主体筒に、後端側から打撃杆を進退自在に嵌挿して組付けると共に、該打撃杆の先端面中央には前記主体筒の先端側内面に衝接する突出部を設けた、衝撃工具。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、押圧体を打撃することによって該押圧体が被押圧体を押圧して所定の打撃効果を与える衝撃工具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
主体杆に該主体杆を貫通させるようにして打撃材を移動自在に組付け、該打撃材が衝接する受圧材を前記主体杆の先端に設け、受圧材の先端には所定の作業形状を施して成り、主体杆に沿わせて打撃材を移動させることによって受圧材に衝接せしめ、該受圧材の先端が被作業体にその形状に従った作用を与えるようにした構造のものがある(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3051699号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記従来構造のものは、打撃材が外部に露出した構造を採るため、打撃材による受圧材すなわち被衝撃体に対する打撃作業時に充分な空間を確保しないで(目測の誤りにより)、打撃材を周辺の物に衝接させるおそれがあり、何よりも手先を利用した打撃材の主体杆に沿う移動操作を必要とするから作業空間を必要とする。
【0005】
本発明は、従来例の斯様な欠点に着目し、使用勝手の良好な衝撃工具を提供することを目的として創案したものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
先端に被押圧材に接触させる当接材を着脱自在に設けた主体筒に、後端側から打撃杆を進退自在に嵌挿して組付けると共に、該打撃杆の先端面中央には前記主体筒の先端側内面に衝接する突出部を設けた、構成とするのである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、主体筒に嵌挿した打撃杆によって主体側の先端側内面を打撃(叩打)すると、主体筒の先端に設けた当接材が被押圧体に所定の打撃効果を与えられ、所謂ハンマーに代る好適な衝撃(打撃)工具を提供できる。
【0008】
また、主体筒内に打撃杆を嵌挿した構成を採るものであるから主体筒の配置空間さえあれば所定の作業を不都合なく行うことができる。
【0009】
さらには、打撃杆はその突出部が衝接して主体筒先端側内面を打撃するものであるから、該打撃によって突出部が変形して主体筒内部に引掛かることを回避でき、もとより当接材を目的に応じて種々の形態のものに変えて利用できるものである。
【実施例】
【0010】
図面は、本発明に係る衝撃工具の一実施例を示し、図1は断面図、図2は主体筒の正面図、図3は当接材の背面図である。
【0011】
図中、1は鋼鉄(硬い金属)製の主体筒で、主体筒1は先端に当接材(アタッチ材)2を着脱自在に取付け、後端側から嵌挿した打撃杆3を保持し、該打撃杆3の進退操作(打撃作業)時の案内筒となるものである。
【0012】
前記当接材(鋼鉄などの硬い金属で成る)2は、内周面を六角形状とした短い有底筒状体の内壁に等間隔を存して凹入部4を設けて成り、任意の凹入部4に、主体筒1の先端に突設した短い六角柱形状の接続ブロック5に出没自在に設けた鋼球6を嵌合するようにして前記接続ブロック5に外嵌して主体筒1の先端に設けたものである。そして、当接材2は、スプリング17に抗して前記鋼球6を接続ブロック5に没入させて接続ブロック5に自在に組付けることができ、図示以外の種々の形態の当接材と交換できるもので(因みに、着脱操作は、ブロック5に対して当接材2を引くか、押すかで行われる)、接続ブロック5に組付けた状態時にリング状の後端面2bが主体筒1の先端面1aに当接し、主体筒1に負荷した外力はその当接関係によって該当接材2に負荷されるようになっている。
【0013】
前記打撃杆3は、先端面中央に厚肉円板状(短い円柱状)の突出部7を備えた鋼鉄(硬い金属)製の丸棒杆で成り、先端側に設けた周溝8に嵌合したばねリング9が、前記主体筒1の基端部に螺合して組付けた鍔材10に接して抜けないように主体筒1に組付けたもので、把手11を組付けた基端(後端)側の近傍に第二周溝12を設け、これに前記鍔材10に設けた係止杆13が係離するようにし、係止杆13先端が第二周溝12に係合したときの主体筒1内の進退が規制されるようにしてある。
【0014】
しかして、係止杆13先端を第二周溝12から離脱させると、該係止杆13によって動きを規制されていた打撃杆3は主体筒1内を自在に移動できる状態となり、この状態にして当接材2を被押圧(打撃)体mに当接して、主体筒1の後端(基端)方向に移動させた打撃杆3の突出部7を主体筒1の先端方向に急速に移動させて該主体筒1の先端側内面1´に衝接させると、その衝撃が主体筒先端面1aから後端面2bを通じて当接材2に伝達して被押圧体を押圧し、被押圧体は打撃効果を受けることになる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】断面図。
【図2】主体筒の正面図。
【図3】当接材の背面図。
【符号の説明】
【0016】
1 主体筒
2 当接材
3 打撃杆
7 突出部
【出願人】 【識別番号】506388118
【氏名又は名称】安田 加奈
【出願日】 平成18年11月20日(2006.11.20)
【代理人】 【識別番号】100074192
【弁理士】
【氏名又は名称】江藤 剛


【公開番号】 特開2008−126354(P2008−126354A)
【公開日】 平成20年6月5日(2008.6.5)
【出願番号】 特願2006−312816(P2006−312816)