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液圧式締付け装置 - 特開2008−93824 | j-tokkyo
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【発明の名称】 液圧式締付け装置
【発明者】 【氏名】ミヒァエル バルダーマン

【氏名】ペーター ドゥルックミラー

【氏名】ヴェルナー ミヒェラー

【要約】 【課題】本発明は、液圧媒体で付勢される液圧ピストン(13)を備え、該液圧ピストン(13)が、ピストン(13)に作用する締付け力を被締付けボルト(11)の端部(20)に中間要素(14)を介して伝達し、液圧ピストン(13)および中間要素(14)がケース(15)で取り囲まれている液圧式締付け装置(10)に関し、この液圧式締付け装置(10)に破壊防護機能を持たせる。

【解決手段】本発明に基づいて、締付け力を伝達する中間要素(14)が、その第1端部(18)が液圧ピストン(13)にねじ込まれ、第2端部(19)がボルト(11)にねじ込まれ、ケース(15)に、中間要素(14)の第1端部(18)に隣接して狭隘部(21)が、中間要素(14)の第2端部(19)に隣接して中間要素(14)の凹所(23)に係合する保持ピン(22)が、各々付設されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
液圧媒体で付勢される液圧ピストンを備え、該液圧ピストンが、その液圧ピストンに作用する締付け力を被締付けボルトの端部に中間要素を介して伝達し、液圧ピストンおよび中間要素がケースで取り囲まれている液圧式締付け装置において、
締付け力を伝達する中間要素(14)が、その第1端部(18)で液圧ピストン(13)にねじ込まれ、第2端部(19)でボルト(11)にねじ込まれ、ケース(15)に、中間要素(14)の第1端部(18)に隣接して狭隘部(21)が、中間要素(14)の第2端部(19)に隣接して中間要素(14)の凹所(23)に係合する保持ピン(22)が、各々付設されたことを特徴とする液圧式締付け装置。
【請求項2】
締付け力を伝達する中間要素(14)が伸びナットとして形成されたことを特徴とする請求項1記載の締付け装置。
【請求項3】
ケース(15)が、液圧ピストン(13)と中間要素(14)とを取り囲む特に円筒状のケース部分(16)と蓋(17)とを有し、該蓋(17)が保持ピン(24)を介してケース部分(16)に固定されたことを特徴とする請求項1又は2記載の締付け装置。
【請求項4】
ケース(15)とボルト(11)で締め付けるべき部品(12)との間に、ボルト(11)にねじ込まれたナット(16)を包囲する加圧部材(25)が配置されたことを特徴とする請求項1から3の1つに記載の締付け装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は請求項1の前文に記載の液圧式締付け装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1により、シリンダとして形成したケースで取り囲まれた液圧ピストンを有する液圧式ボルト締付け装置が公知である。中間要素を介して被締付けボルトに伝達される圧力又は締付け力を液圧ピストンに用意すべく、液圧ピストンは液圧媒体で付勢される。中間要素は、特許文献1では、被締付けボルトの一端にねじ込まれるねじ付きブッシュとして形成されている。ねじ付きブッシュの破断時、ねじ付きブッシュの下部破片がピストン上に留まり、ねじ付きブッシュの上部破片の飛散はキャップにより防止できる。ねじ付きブッシュの破断時、液圧ピストンは円錐面を介してねじ付きブッシュの下端に保持される。このため、ねじ付きブッシュの破断時、破片の飛散を防止できる。
【特許文献1】独国特許第4341707号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の課題は、上述の問題から出発して、破壊防護機能を有する新規な液圧式締付け装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題は請求項1に記載の液圧式締付け装置によって解決される。本発明に基づき、締付け力を伝達する中間要素が、その第1端部で液圧ピストンにねじ込まれ、第2端部でボルトにねじ込まれ、ケースに、中間要素の第1端部に隣接して狭隘部が、中間要素の第2端部に隣接して中間要素の凹所に係合する保持ピンが、各々付設される。
【発明の効果】
【0005】
本発明に基づく液圧式締付け装置の場合、破壊防護機能が比較的単純な構造手段で実現できる。中間要素或いは液圧ピストンの破断時、破片の飛散を防止するための特別な捕捉装置は不要である。
【0006】
本発明の有利な実施態様では、ケースが、液圧ピストンと中間要素を取り囲む特に円筒状のケース部分と蓋とを有し、該蓋は、保持ピンを介してケース部分に固定される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明の有利な実施態様を従属請求項および以下の説明で明らかにする。以下図を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、本発明はこの実施例に限定されない。
【実施例1】
【0008】
本発明は液圧式締付け装置、即ち液圧式ボルト締付け装置に関する。図1は、本発明に基づく締付け装置10を、ボルト11と該ボルト11で締め付ける部品12と共に示す。
【0009】
液圧式締付け装置10は液圧ピストン13を有し、該ピストン13は、ボルト11に対する締付け力を用意するために液圧媒体で付勢される。液圧ピストン13に作用する締付け力は、伸びナットとして形成された中間要素14を介してボルト11に伝達される。
【0010】
液圧ピストン13並びに伸びナットとして形成された中間要素14は、図1においてケース15で取り囲まれ、該ケース15は円筒状ケース部分16と蓋17を備える。
【0011】
伸びナットとして形成された中間要素14は、その第1端部18が液圧ピストン13にねじ込まれ、第2端部19が被締付けボルト11の端部20にねじ込まれている。ケース15、即ち、その円筒状ケース部分16は、伸びナットとして形成された中間要素14の第1端部18に隣接して、徐々に狭まる内周面部ないし狭隘部21を有している。ケース15、即ち、その円筒状ケース部分16は、伸びナットとして形成された中間要素14の第2端部19に隣接し、中間要素14の凹所23に係合する保持ピン22を有している。蓋17は円筒状ケース部分16に保持ピン24を介して固定されている。
【0012】
図1において、液圧式締付け装置10とボルト11で締め付けるべき部品12との間に、加圧部材25が配置され、この加圧部材25は、図1において、ボルト11の端部20にねじ込まれたナット26で包囲されている。
【0013】
液圧式締付け装置10の運転中、伸びナットとして形成された中間要素14が液圧ピストン13とボルト11の端部20との間で破断した際、ケース15の狭隘部20が、中間要素14の上部破片が液圧ピストン13と共に飛散するのを防ぐ。ケース15は、ボルト11上に留まっている中間要素14の下部破片に、保持ピン22を介して保持される。
【0014】
これに対して、締付け装置10の運転中、中間要素14の上側で液圧ピストン13が破断したとき、蓋17の保持ピン24が、液圧ピストン13がケース15から外れることを防止する。またケース15は、伸びナットとして形成された中間要素14の凹所23に係合する保持ピン22を介してその位置に保持される。
【0015】
それに応じて、本発明に基づく液圧式締付け装置10は、中間要素14の破断時並びに液圧ピストン13の破断時に破片の飛散を防止すべく、中間要素14並びに液圧ピストン13に対する破壊防護機能を有している。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明に基づく液圧式ボルト締付け装置の部分断面図。
【符号の説明】
【0017】
10 液圧式締付け装置、11 ボルト、12 部品、13 液圧ピストン、14 中間要素、15 ケース、16 ケース部分、17 蓋、18 中間要素の第1端部、19 中間要素の第2端部、20 ボルトの端部、21 狭隘部、22 保持ピン、23 凹所、24 保持ピン、25 加圧部材、26 ナット
【出願人】 【識別番号】390041520
【氏名又は名称】エムアーエヌ ディーゼル エスエー
【出願日】 平成19年10月1日(2007.10.1)
【代理人】 【識別番号】100075166
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 巖


【公開番号】 特開2008−93824(P2008−93824A)
【公開日】 平成20年4月24日(2008.4.24)
【出願番号】 特願2007−257254(P2007−257254)