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鍛造機における制御カムの自動調整装置 - 特開2008−194754 | j-tokkyo
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【発明の名称】 鍛造機における制御カムの自動調整装置
【発明者】 【氏名】エンツォ フォンタネト

【要約】 【課題】鍛造機における加工物移動把持部を開放および閉止するための制御カムを精確かつ自動的に調整するように構成された簡潔な調整装置を提供する。

【解決手段】鍛造機における制御カムを自動的に調整する装置であって、制御カムの動作位置を解放する解放手段が設けられた自動調整装置において、カム支持シャフトが、該シャフトの軸線に対する制御された移動運動が許容されるように、該シャフトの半径方向に延在している複数のブラケットを揺動可能に支持する。該半径方向に延在するブラケットが、該制御カムの全長にわたって延在しているバーを支持する。該ブラケットと付随して、シリンダ・ピストンユニットが設けられている。シリンダ・ピストンユニットは、各制御カムに対応させて、各制御カムに形成された凹部と係合する可動ピンが設けられている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御カムの動作位置を解放するための手段が設けられた冷間鍛造機における該制御カムの自動調整装置において、
(a)前記制御カムが、カム支持シャフトによって支持され、
(b)前記カム支持シャフトの半径方向に延在して設けられた複数のブラケットが、該カム支持シャフトによって、該カム支持シャフトの軸線に対する制御された動きが可能となるように、揺動可能に支持され、
(c)前記カム支持シャフトの全長にわたって延在して設けられたバーが、前記半径方向に延在して設けられた前記ブラケットによって支持され、
(d)シリンダ・ピストンユニットが、前記バーに設けられ、そして、
(e)前記制御カムに形成された凹部と係合する可動ピンが、前記シリンダ・ピストンユニットに設けられている
ことを特徴とする冷間鍛造機における制御カムの自動調整装置。
【請求項2】
前記制御カムが、一群のカップスプリングを介して、摩擦によって目標動作位置に保持されることを特徴とする請求項1記載の冷間鍛造機における制御カムの自動調整装置。
【請求項3】
(イ)前記一群のカップスプリングが、前記シリンダ・ピストンユニットによって制御され、
(ロ)前記シリンダ・ピストンユニットが、前記カム支持シャフトに形成されたダクトを介して制御され、そして、
(ハ)前記ダクトには、加圧流体が制御可能に供給される
ことを特徴とする請求項1記載の冷間鍛造機における制御カムの自動調整装置。
【請求項4】
各制御カムには、該制御カムの角度位置を検出するためのセンサが付随して設けられていることを特徴とする請求項1記載の冷間鍛造機における制御カムの自動調整装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、鍛造機における制御カムを自動的に調整する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
周知のように、金属加工物を冷間鍛造するための鍛造機においては、一の鍛練ステーションから別の鍛練ステーションまで加工物を自動的に移送するために、所定の制御方法にしたがって開閉させることができる従来型の把持部が用いられている。該把持部は、回転シャフトによって支持された把持部動作制御カムによって開放される。
【0003】
形状の異なる加工物を製造するなどの目的で機械の運転・生産モードを変更するには、上述の制御カムの角度位置を調節するとともに、該制御カムを加工物移動のための該把持部の開閉運動に適合させる必要がある。
【0004】
金属加工物の鍛造機における制御カムの上述の調整は、多くの場合、機械操作員が手動で行っているのが実情である。かかる状況ゆえに、機械操作員はいずれかのタイミングで機械の穿孔装置と金型の間のスペースに接近しなければならず、これは人間工学的な見地からみて有利なポジションとは言いがたい。
【0005】
上述のタイプの鍛造機において、移動把持部の開閉運動を制御する制御カムを自動的に調整するための装置は公知であるところ、而してかかる従来型の機構は、複数の機械部品と補助装置とによって構成されているため、加工物移動把持部の開閉に起因する好ましからざる機械的故障の発生の可能性を孕むものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、本発明の目的は、先行技術に影響を及ぼしている上述の欠点を解決することにあり、加工物移動把持部を開放し、各別に閉止するために用いられる制御カムを精確かつ自動的に調節することを可能とする、簡潔な手段を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、上記の目的は、前記制御カムの動作位置を解放するための手段を備えた、鍛造機の制御カムを自動的に調整する装置によって達成される。該装置のカム支持シャフトは、該カム支持シャフトの半径方向に延在しているブラケットを、揺動可能に、かつ、該カム支持シャフトの軸線に対する制御された運動によって、支持する。また、該ブラケットは、該カム支持シャフトの全長にわたって延在しているバーを支持している。さらに、バーには、シリンダピストユニットが設けられて、該シリンダ・ピストンユニットには、装置の各制御カムに対応して、各制御カムに形成された凹部と係合することができる可動ピンが設けられている。
【0008】
本発明が有する更なる利点は、添付された請求項、以下の開示および添付図面によってより明らかにされる。本発明の主題は、以下において、図面を参照しつつ、実施例により詳細に開示される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1に示すカム調整機構1には、加工物移動把持部(図示せず)の開放と、該加工物移動把持部の各別の閉止と、を調整するための複数の制御カム2が設けられ、制御カム2は、公知の方法により被駆動軸3によって支持されている。参照符号4によって概括的に示される装置は、前記制御カム2に付随して設けられており、制御可能なシリンダ・ピストンユニット5を支持している。
【0010】
前記シリンダ・ピストンユニット5は、特に、複数のピン6を、図1および図2に示す休止位置から、前記ピンが制御カム2の本体に形成された係止開口7と係合する動作位置に置くように設計されている。各ピン6は、シャフト3に向けて配置されている。
【0011】
シリンダ・ピストンユニット5は、バー8に取り付けられている。バー8は、シャフト3に対して平行に延在して設けられ、ブラケット30によって支持されている。制御可能な駆動機構10は、歯車装置9、9’を介して、バー8のメインシャフト3の軸線(X軸)に対する揺動運動が可能となるように、バー8を駆動させる。
【0012】
図2は、装置1の縦断面図である。この図がさらに示すところによれば、すべての制御カム2は、参照符号15で示した一群のカップスプリングまたはその組立体によって、摩擦によって、動作・運転位置に保持されている。該制御カムには、複数のピンSを介して軸方向力が作用する。
【0013】
本体16は、予め負荷をかけられた状態で、カップスプリング15と係止している。本体16は、シリンダ・ピストンユニット17と係合する動作が可能なように構成されている。カップスプリングの動作は、本体16とシリンダ・ピストンユニット17との係合により打ち消すことができる。
【0014】
図3に示すように、シリンダ・ピストンユニット17は、シャフト3に形成されたダクト18によって制御される。回転カップリング19に供給された加圧流体がシャフト3に供給されて、動作圧力が前記シリンダ・ピストンユニット17の中に加えられる。
【0015】
複数のスプリングMは、軸方向押力を生じさせるように動作する。該押力は、該制御カムの角度位置が調整される際に制御カムが誤って変位することを防止するのに十分な大きさである。
【0016】
図4は、制御カム2と、制御カム2に付随して設けられた、シリンダ・ピストンユニット5を収容しているバー4と、該制御カムの凹部と係合するように設けられた、シリンダ・ピストンユニット5の係止基部6と、さらに、歯車装置9と9’機構が付随して設けられた駆動モータ10と、を示している。
【0017】
有利には、駆動モータ10には、エンコーダまたは類似の制御部材などの制御手段20が付随して設けられている。駆動モータ10は、制御手段20によって制御され、したがって、カム駆動のための歯車装置9によって伝達される動きもまた、制御手段20によって制御されることになる。
【0018】
図5に示すように、制御可能な駆動モータ10によって制御された歯車装置9を駆動させることによって、ブラケット30の回転歯車装置9、9’を操作することが可能となり、そして、バー8が、図5の矢印(f)および(g)で示される方向にシャフト3に対して揺動し、選択されたシリンダ・ピストンユニット5のピン6が係止開口7に係合しているので、制御カム2によって伝達された動きが調整されるように、選択された制御カム2がこの揺動運動により駆動されて、角度を付けて配置される。
【0019】
制御カム2の自動調整の間、カム支持シャフト3は、機械的駆動部材に拘束される。制御カム2が調節された後、カム支持シャフト3が低速フル回転を行い、各個別の制御カムの実際の位置と設定位置との適当な対応関係が検証される。
【0020】
上記の目的のために、各制御カム2には、各制御カム2の適切な角度位置を検出するための位置センサP(図6を参照)が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明のカム調整装置を示す図である。
【図2】図1の装置または機構を示す横断面図である。
【図3】本発明の調整装置の詳細を示す図である。
【図4】制御カムを調整段階に配置するための機構を示す図である。
【図5】図4の機構を示す横断面図である。
【図6】制御カムの位置を検出するためのセンサが設けられている制御カムおよびカム駆動軸を示す図である。
【出願人】 【識別番号】508046708
【氏名又は名称】サクマ リンビアーテ ソシエタ ペル アチオニ
【出願日】 平成20年2月14日(2008.2.14)
【代理人】 【識別番号】100060690
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧野 秀雄

【識別番号】100108017
【弁理士】
【氏名又は名称】松村 貞男

【識別番号】100075421
【弁理士】
【氏名又は名称】垣内 勇

【識別番号】100134832
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧野 文雄


【公開番号】 特開2008−194754(P2008−194754A)
【公開日】 平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願番号】 特願2008−32682(P2008−32682)