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防盗防緩ワッシャの製法 - 特開2008−30065 | j-tokkyo
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【発明の名称】 防盗防緩ワッシャの製法
【発明者】 【氏名】林成懋

【要約】 【課題】防盗防緩ワッシャの製法の提供。

【構成】本方法は、複数のフレームにより平整な原料ベルトを上金型、及び、下金型の間に架設し、プレスと冷間鍛造加工等の技術により、前記上下金型を序々に前記原料ベル上下表面で少なくとも一つの連続楔形面、尖嵌溝、及び、V字槽を形成する。その工程は、原料ベルト中央に、少なくとも一つの中孔を型抜し、中孔を原料ベルトを前進と定位する。両中孔間に横残余物槽を型抜し、相隣する横残余物槽は、原料ベルトに、中央に中孔を有する主体を形成させる。下金型は、主体下方に六個の連続した楔形面を鍛造し、上金型は、主体上方に少なくとも一つの尖嵌溝、及び、V字槽を形成する。主体中央に、孔径が大きい内孔を型抜して、内孔規格を形成する。下向けにワッシャの主要外形をプレスし、完全に原料ベルトを脱離しない。上下金型を冷間鍛造し、要求される尺寸と平整度に修整し、完成加工を実行する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
防盗防緩ワッシャの製造方法であって、複数のフレームにより平整な原料ベルトを上金型、及び、下金型の間に架設し、プレスと冷間鍛造加工等の技術により、前記上下金型を序々に前記原料ベル上下表面で少なくとも一つの連続楔形面、尖嵌溝、及び、V字槽を形成して、本構造を構成し、その工程は、
前記原料ベルト中央位置に少なくとも一つの中孔を型抜し、前記中孔を原料ベルト前進、定位に用いる工程と、
前記両中孔の間に、順に、横残余物槽を型抜し、相隣する前記横残余物槽は、前記原料ベルトに、中孔を有する主体を形成させる工程と、
下金型は主体下方で六個の連続した楔形面を鍛造し、同時に、上金型は主体上方で、数個の尖嵌溝、或いは、V型槽を形成する工程と、
前記主体中央から、孔径が大きい内孔を型抜して、前記ワッシャの内孔規格を形成する工程と、
下向けに前記ワッシャの主要外形をプレスし、原料ベルトを完全に脱離しない工程と、
更に、上下金型により冷間鍛造し、要求される尺寸と平整度に修整する工程と、
完成加工を実行する工程と、
からなることを特徴とするワッシャの製造方法
【請求項2】
前記主体は、両ピンにより前記原料ベルト両辺側縁と相接することを特徴とする請求項1に記載のワッシャの製造方法。
【請求項3】
前記ピンは楔形面中段に位置することを特徴とする請求項2に記載のワッシャの製造方法。
【請求項4】
前記ワッシャの主要外形は円形であることを特徴とする請求項1に記載のワッシャの製造方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は防盗防緩ワッシャの製法に関し、詳細には、表面に高低連続楔形面、及び、V型槽、尖嵌溝を有する防盗防緩ワッシャの加工方法に関する。
【背景技術】
【0002】
図1で示されるように、公知の防盗防緩ワッシャの製造方法は、厚さに変化を有するワッシャを製造し、原料ベルト(10)上方、底縁に導孔(11)を有し(工程A)、導孔(11)を利用して、原料ベルト(10)の工程を引導する。二組の相隣する導孔(11)の間に中孔(12)と上下残余物槽(13、14)を型抜し(工程B)、中孔(12)は、原料ベルト(10)中央に位置し、上下残余物槽(13、14)は、それぞれ、中孔(12)上下方に位置する。中孔(12)は進行方向の一側の上下対応する導孔の間に、残余物槽(15)を型抜し(工程C)、中孔(12)のもう一側上下対応する導孔の間に、もう一つの残余物槽を型抜し(工程D)、原料ベルト(10)に、中央に中孔(12)を有する主体(16)を形成させ、且つ、主体は、四脚(117)により、それぞれ、原料ベルト(10)頂、底縁と連続する。その後、冷間鍛造加工を主体(16)頂面に施し、数個の放射状配列を呈する傾斜面を鍛造し(工程E)、再度、冷間鍛造加工法により傾斜面を鍛造して、要求される精度と尺寸(工程F)を達成する。空工程の後(工程G)、中孔(12)周辺に孔径が大きい内孔(18)を型抜し(工程H)、更に、空工程の後(工程I)、主体(16)上にワッシャの外周プロフィルが型抜されて、原料を投入し、最後に、原料ベルトを切断する。
【0003】
上述の公知技術は、厚さ変化を有するワッシャの製造方法が提供されるが、以下のような欠点が存在する。
【0004】
1.加工が煩雑で、その過程に二回の空工程があり、各工程に金型を設置するので、コストが高い。
2.主体頂面に数個の放射状排列を呈する傾斜面を鍛造し、その後、次の精鍛工程を実行して要求される尺寸を達成するが、主体は鍛造により傾斜面を形成後、そのプロフィルが変形し、偏移することもあるので、主体定位が好ましくない状況下で、精鍛過程で金型圧毀斜角を生じやすく、確実性が低い。
3.四脚(17)支承主体設計は、脚の位置が傾斜面の最低厚さ箇所にあるので、最低厚さ箇所で圧力を受けた残余物が拡張できる空間がなく、推されて主体が捻曲する不良現象が生じ、加工成型の成功率に影響する。
4.近年のワッシャ(6)は、公知の放射状排列の傾斜面(61)を有する以外に、既に、尖嵌溝(62)、及び、V字槽(63)を有する構造であり(図2で示される)、ワッシャの防盗、防緩効果を向上させているので、上述の公知技術は既に産業利用できない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、表面に高低連続楔形面、及び、V型槽、尖嵌溝を有する防盗防緩ワッシャの加工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するため、本発明の方法は、原料ベルト中央に、少なくとも一つの中孔を型抜し、中孔を原料ベルトの前進と定位に用いる。両中孔の間に、横残余物槽を型抜する。相隣する横残余物槽は、原料ベルトに、中央に中孔を有する主体を形成させる。楔形面と尖嵌溝の鍛造は、下金型が、主体下方に六個の連続した楔形面を鍛造し、上金型が、主体上方に少なくとも一つの尖嵌溝、及び、V字槽を形成する。主体中央に、孔径が大きい内孔を型抜して、内孔規格を形成する。下向けにワッシャの主要外形をプレスし、且つ、まだ、完全に原料ベルトを脱離しない。上下金型を冷間鍛造し、全体を要求される尺寸と平整度に修整し、最後に、完成加工工程を実行する。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、工程が簡潔でコストダウンが可能、ワッシャ製品の稼働率を増加、本体の変形率が低い、金型頭の鍛圧加工、及び、残余物の漏れに有利である、というような長所が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図3A、図3B、及び、図4で示されるように、本発明は、防盗防緩ワッシャの製造方法を提供し、複数のフレーム(3)により平整な原料ベルト(2)を上金型(4)、及び、下金型(5)の間に架設し、プレスと、冷間鍛造加工等の技術により、上下金型を序々に原料ベルト(2)上下表面で少なくとも一つの連続楔形面、尖嵌溝、及び、V字槽を形成して、本構造を構成する。正面に六面楔形面を有し、背面に尖嵌溝を有するワッシャの製造方法は、以下の工程を含む。
【0009】
A、中孔(21)を型抜する(工程10):原料ベルト(2)中央位置に少なくとも一つの中孔(21)を型抜し、中孔(21)を原料ベルト(2)前進、定位に用いる。
B、横残余物槽(22)を型抜する(工程20):両中孔(21)の間に、順に、横残余物槽(22)を型抜し、相隣する横残余物槽(22)は、原料ベルト(2)に、中孔(21)を有する主体(23)を形成させ、両ピン(24)により原料ベルト(2)両辺側縁と相接する。
C、楔形面(25)、及び、尖嵌溝(26)を鍛造する(工程30):下金型は主体(23)下方で六個の連続した楔形面(25)を鍛造し、同時に、上金型は主体上方で、数個の尖嵌溝(26)を形成する。ピン(24)は、隣接する楔形面(25)中段位置に位置し、鍛圧された残余物は中孔(21)、及び、横残余物槽(22)に向けて拡散される。
D、内孔(27)を型抜する(工程40):主体(23)中央から、孔径が大きい内孔(27)を型抜して、ワッシャの内孔規格を形成する。
E、ワッシャ外形を型抜する(工程50):下向けにワッシャの主要外形をプレスし、この工程は、ワッシャの主要外形をプレスするだけで、原料ベルト(2)を完全に脱離しない。
F、尺寸精鍛(工程60):更に、上下金型により冷間鍛造し、要求される尺寸と平整度に修整する。
G、成型(工程70):最後に完成加工を実行する。
【0010】
本発明のワッシャは、以下のような長所が得られる。
【0011】
1.工程が簡潔で、特に、直接、中孔を引導孔とし、且つ、横残余物槽を型抜した後、すぐに、主体外形が形成されるので、金型の開発を減少させ、コストダウンが可能である。
2.楔形面は主体下方に成型され、圧鍛工程で、本体と金型頭の係合定位に効果的で、金型の圧損を防止し、ワッシャ製品の稼働率を増加する。
3.本体は、二つのピンだけを有し、且つ、ピン位置は楔形面の中段位置に設けられ、本体の変形率が低い位置であり、よって、本体の捻曲が生じにくく、加工の不良現象が生じにくい。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】公知のワッシャの製造方法の工程図である。
【図2】尖嵌溝、及び、V字槽を有するワッシャの外観図である。
【図3A】本発明の原料ベルト加工工程図である。
【図3B】本発明の原料ベルト加工工程図である。
【図4】本発明の原料ベルトと金型の構造関係図である。
【符号の説明】
【0013】
公知
10 原料ベルト
11 導孔
12 中孔
13 上残余物槽
14 下残余物槽
15 横残余物槽
16 主体
17 脚
18 内孔
本発明
2 原料ベルト
21 中孔
22 横残余物槽
23 主体
24 ピン
25 楔形面
26 尖嵌溝
27 内孔
3 フレーム
4 上金型
5 下金型
6 ワッシャ
61 傾斜面
62 尖嵌溝
63 V型槽
【出願人】 【識別番号】505200437
【氏名又は名称】徳剛股▲分▼有限公司
【出願日】 平成18年7月27日(2006.7.27)
【代理人】 【識別番号】100065776
【弁理士】
【氏名又は名称】志村 正和


【公開番号】 特開2008−30065(P2008−30065A)
【公開日】 平成20年2月14日(2008.2.14)
【出願番号】 特願2006−204060(P2006−204060)