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圧延用ガイドのクランプ方法及びクランプ装置 - 特開2008−6461 | j-tokkyo
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【発明の名称】 圧延用ガイドのクランプ方法及びクランプ装置
【発明者】 【氏名】山岡 克之

【氏名】関 隆一

【氏名】松原 大

【要約】 【課題】ガイド交換作業を簡易かつ迅速に行えるようにする。

【構成】レストバー7内に組み込んであって支持ピン5を回転中心とするクランプシリンダ2と、このクランプシリンダのロッド21の先端に連結ピン4を介して取り付けてあるガイドクランプ3とを備え、このガイドクランプは支持ピン5を回転中心としかつクランプヘッド部32がレストバーの設置面71上の圧延用ガイド8を固定可能であり、クランプヘッド部32はガイドクランプ3の回転動作を通じて設置面71上からその下方の位置まで移動可能である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
設置面上で圧延用ガイドを支持するレストバー内に組み込んであるクランプシリンダと、このクランプシリンダのロッドの先端に取り付けてあるガイドクランプと、このガイドクランプと上記レストバーとを連結する支持ピンとを備えている圧延用ガイドのクランプ装置を用いて圧延用ガイドをクランプする方法において、
上記設置面上の圧延用ガイドを保持する固定工程では、上記ガイドクランプを支持ピンを中心として回転させてクランプヘッド部で上記圧延用ガイドを固定し、
上記設置面上の圧延用ガイドの固定を解除する工程では、上記ガイドクランプを上記固定工程とは反対方向に回転させて上記クランプヘッド部を上記設置面上から下方へ移動させる
ことを特徴とする圧延用ガイドのクランプ方法。
【請求項2】
設置面上で圧延用ガイドを支持するレストバー内に組み込んであるクランプシリンダと、このクランプシリンダのロッドの先端に取り付けてあるガイドクランプと、このガイドクランプと上記ロッドとを連結している連結ピンと、上記ガイドクランプと上記レストバーとを連結する支持ピンとを備えており、
上記ガイドクランプは支持ピンを中心として回転可能であり、かつクランプヘッド部が設置面上の圧延用ガイドを固定可能であり、
上記クランプヘッド部は上記ガイドクランプの回転動作を通じて上記設置面上からその下方の位置まで移動可能である
ことを特徴とする圧延用ガイドのクランプ装置。
【請求項3】
ガイドクランプは、クランプ本体と、このクランプ本体の先端側に設けられているクランプヘッド部とに分割されていることを特徴とする請求項2記載の圧延用ガイドのクランプ装置。
【請求項4】
ガイドクランプは、クランプ本体と、このクランプ本体の先端側に設けられているクランプヘッド部とに分割されており、このクランプヘッド部が上記クランプ本体に損傷防止用の連結部材によって連結されていることを特徴とする請求項2記載の圧延用ガイドのクランプ装置。
【請求項5】
連結部材は固定ボルト及びシャーキーであることを特徴とする請求項4記載の圧延用ガイドのクランプ装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、レストバー上に設置される圧延用ガイドを固定するためのクランプ方法及びクランプ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
実開平6−39210号公報に記載のクランプ装置(以下「従来例1」という。)は、クランプシリンダが圧延機に付設するガイド装置を着脱自在に取り付けるレストバーのガイド装置の台座の取付位置横の裏側に傾動自在に枢支されている。クランプシリンダのロッドの先端にはクランプ板を回転自在に枢着し、このクランプ板が上記シリンダのロッドの退動作時に、上記レストバーの表側に載置されたガイド装置の台座を押さえ付けて固定するものである。上記クランプシリンダのロッドの先端にダンパーの一端をレストバーに、他端をクランプシリンダに枢着し、このクランプシリンダの傾動時、急激な傾動を防止するように構成されている。
特開平6−277737号公報に記載の圧延機出入口ガイドのクランプ装置(以下「従来例2」という。)は、てこ形クランププレートと、これをレストバーに取り付ける取付軸と、流体圧シリンダーと、この流体圧シリンダーを上記レストバー下に揺動自在に取り付けるためのシリンダー取付ピンと、シリンダーロッドと、このシリンダーロッドとクランププレートとを連結するための連結ピンとからなる。上記クランププレートによって圧延機出入口ガイドのガイド脚部を常時締付け固定し、流体圧シリンダーの流体圧解除により固定を解放すべくガイド流体圧コントロールバルブのオン・オフにて締め、緩めが行えるようにした構成である。
このように従来例において、クランプシリンダ(従来例2では「流体圧シリンダー」)をレストバーの下側に配置して、ロッドを進退出してクランプ板(従来例2では「クランププレート」)を介してガイド装置(従来例2では「ガイド」)を固定又は固定解除をするものである。
【特許文献1】実開平6−39210号公報
【特許文献1】特開平6−277737号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来例によると、ガイドをレストバーの設置面から取り外したり、レストバー上に取り付ける作業はクランプヘッド(従来例1では「クランプ板」及び従来例2では「クランププレート」の各先端部)と圧延ロールとの間の狭いスペースで行われているために、ガイド装置の交換作業に手間がかかり、迅速な作業が行えない課題があった。
この発明の目的は、ガイド交換作業を簡易かつ迅速に行えるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この発明の第1の特徴は、設置面上で圧延用ガイドを支持するレストバー内に組み込んであるクランプシリンダと、このクランプシリンダのロッドの先端に取り付けてあるガイドクランプと、このガイドクランプと上記レストバーとを連結する支持ピンとを備えている圧延用ガイドのクランプ装置を用いて圧延用ガイドをクランプする方法において、上記設置面上の圧延用ガイドを保持する固定工程では、上記ガイドクランプを支持ピンを中心として回転させてクランプヘッド部で上記圧延用ガイドを固定し、上記設置面上の圧延用ガイドの固定を解除する工程では、上記ガイドクランプを上記固定工程とは反対方向に回転させて上記クランプヘッド部を上記設置面上から下方へ移動させることにある。
この発明の第2の特徴は、設置面上で圧延用ガイドを支持するレストバー内に組み込んであるクランプシリンダと、このクランプシリンダのロッドの先端に取り付けてあるガイドクランプと、このガイドクランプと上記ロッドとを連結している連結ピンと、上記ガイドクランプと上記レストバーとを連結する支持ピンとを備えていることにある。上記ガイドクランプは支持ピンを中心として回転可能であり、かつクランプヘッド部が設置面上の圧延用ガイドを固定可能であり、上記クランプヘッド部は上記ガイドクランプの回転動作を通じて上記設置面上からその下方の位置まで移動可能である。
この発明の第3の特徴は、第2の特徴を備えており、ガイドクランプがクランプ本体と、このクランプ本体の先端側に設けられているクランプヘッド部とに分割されていることにある。
この発明の第4の特徴は、第2の特徴を備えており、ガイドクランプがクランプ本体と、このクランプ本体の先端側に設けられているクランプヘッド部とに分割されており、このクランプヘッド部が上記クランプ本体に損傷防止用の連結部材によって連結されていることにある。
この発明の第5の特徴は、第4の特徴を備えており、連結部材が固定ボルト及びシャーキーであることにある。
【発明の効果】
【0005】
この発明によれば、クランプヘッド部はレストバーの設置面の下方に位置して、設置面内に納まることができるので、設置面上での圧延用ガイドの交換作業がクランプヘッド部によって妨げられず、作業がし易く、その迅速化が図られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
この発明の実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2において、圧延用ガイドのクランプ装置1は、クランプシリンダ2、ガイドクランプ3、連結ピン4及び支持ピン5を備えている。
【0007】
図1及び図2に示すクランプシリンダ2はレストバー7内に組み込まれており、その後端部が取付けピン6を回転中心としてレストバーの下部に取り付けられている。レストバー7は設置面71上で圧延用ガイド8を支持する。9は圧延ロールである。
【0008】
ガイドクランプ3はクランプシリンダ2のロッド21の先端部に接続されていると共に、レストバー7にも接続されている。ガイドクランプ3は連結ピン4を回転中心としてクランプシリンダ2のロッド21に取り付けられている。そしてガイドクランプ3は支持ピン5を回転中心としてレストバー7にも取り付けられている。
ここで、ガイドクランプ3の具体的構成を主に図3及び図4を参照して説明する。
ガイドクランプ3はクランプ本体31とクランプヘッド部32とからなる。クランプ本体31はその中間部に連結ピン4(図1)が挿入される連結ピン孔31aを、下端部に支持ピン5が挿入される支持ピン孔31bをそれぞれ開けてある。
クランプヘッド部32はクランプ本体31の先端側に設けられており、クランプヘッドを構成している。クランプヘッド部32は損傷防止用の連結部材である固定ボルト33及びシャーキー34によってクランプ本体31に接続されている。固定ボルト33及びシャーキー34は、圧延トラブルなどによって異常荷重がクランプヘッド部32に及んだ際、この異常荷重によって切断され、クランプヘッド部がクランプ本体31から外れるようになっている。
【0009】
ガイドクランプ3とレストバー7との関係を図1及び図2を参照して説明する。
ガイドクランプ3はクランプシリンダ2のロッド21の伸縮動作に伴って支持ピン5を中心として回転する。ガイドクランプ3はロッド21の収縮動作に伴って支持ピン5を中心として時計方向に回転して、クランプヘッド部32はレストバー7の設置面71の上方に位置して、設置面上の圧延用ガイド8を固定する(図1)。またクランプヘッド部32は、クランプシリンダ2のロッド21の伸長動作に伴って支持ピン5を中心として反時計方向に回転して、設置面71の下方に位置して、圧延用ガイドの固定を解除する(図2)。
【0010】
次に、クランプ装置1による圧延用ガイドのクランプ方法を説明する。
例えばカリバー替えに伴って圧延用ガイド8を交換する場合には、図1に示すようにレストバー7の設置面71上に搭載されている圧延用ガイドに対するガイドクランプ3による固定を解除してから、圧延用ガイドを後退させる必要がある。
そこで、まず、図1に示す状態にあるクランプシリンダ2のロッド21を伸長させると、ガイドクランプ3は支持ピン5を中心として反時計方向に回転されるから、クランプヘッド部32は徐々に設置面71上方から設置面下方に移動され、やがて図2に示す位置で圧延用ガイドの固定を解除する。この解除状態で、圧延用ガイド8を後退させ、新たな圧延用ガイドと交換し、これを設置面71上に搭載する。
搭載後、図2に示す状態にあるクランプシリンダ2のロッド21を収縮させると、ガイドクランプ3は支持ピン5を中心として時計方向に回転されるから、クランプヘッド部32は徐々に設置面71側に接近し、やがて設置面の上方に至り、図1に示す位置で圧延用ガイドを固定する。
固定後に、圧延材の圧延作業が開始される。圧延時に、ガイドクランプ3のクランプヘッド部32に異常な荷重がかかった場合には、固定ボルト33及びシャーキー34は上記異常荷重によって切断され、クランプヘッド部がクランプ本体31から外れ、このためガイドクランプの周辺設備の損傷が防止される。
上述した解除状態において、図2に示すようにクランプヘッド部32は設置面71の下方に位置して、設置面内に納まっているので、設置面上での圧延用ガイドの交換作業がクランプヘッド部によって妨げられず、作業がし易く、その迅速化が図られる。
【0011】
ガイドクランプ3は、図3に示す例ではクランプ本体31とクランプヘッド部32とに分割されているが、一体化したものであっても良い。またガイドクランプ3の回転角度を大きく設定して、クランプヘッド部32をレストバー7の下面72(図2)の下方まで移動できるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】この発明の圧延用ガイドのクランプ装置が圧延用ガイドを固定している状態を示す正面図である。
【図2】この発明の圧延用ガイドのクランプ装置が圧延用ガイドの固定を解除している状態を示す正面図である。
【図3】この発明の圧延用ガイドのクランプ装置のガイドクランプを示す拡大正面図である。
【図4】この発明の圧延用ガイドのクランプ装置のガイドクランプを示す拡大平面図である。
【符号の説明】
【0013】
1 圧延用ガイドのクランプ装置
2 クランプシリンダ
21 ロッド
3 ガイドクランプ
31 クランプ本体
32 クランプヘッド部
33 固定ボルト(連結部材)
34 シャーキー(連結部材)
4 連結ピン
5 支持ピン
7 レストバー
71 設置面
8 圧延用ガイド
【出願人】 【識別番号】000006655
【氏名又は名称】新日本製鐵株式会社
【識別番号】000182476
【氏名又は名称】寿産業株式会社
【出願日】 平成18年6月29日(2006.6.29)
【代理人】 【識別番号】100086254
【弁理士】
【氏名又は名称】小平 進


【公開番号】 特開2008−6461(P2008−6461A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−179159(P2006−179159)