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【発明の名称】 ミルク給送装置
【発明者】 【氏名】フランク ゴールテンボウス

【要約】 【課題】コーヒメーカなどの給送ラインの外面洗浄を、熱水、蒸気、洗淨剤、冷水などで容易に行う事が出来る洗浄を実現する。

【構成】貯蔵容器から分配装置3へミルクを給送する装置が記載されている。装置は給送ライン9を含んでおり、給送ラインの吸入端部9aが貯蔵容器に対して取り外し可能に接続されている。また、給送ライン9の外面の少なくとも一部を洗浄できる可能性が与えられる。洗浄が簡略化されるようにこの種の装置を改善するため、洗浄される給送ライン9の一部を保持するための濯ぎ領域12を備える洗浄機構11を給送ライン9の外面のために設けることが提案される。濯ぎ領域12は、熱水吸入開口及び/又は蒸気吸入開口及び/又は洗浄剤吸入開口及び/又は冷水吸入開口17と、洗浄される部分を取り外し可能に導入するための接続開口14とを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
給送ライン(9)を用いて貯蔵容器(8)から分配装置(3)へミルクを給送する装置であって、前記給送ラインの吸入端部(9a)が前記貯蔵容器(8)に対して取り外し可能に接続され、前記給送ライン(9)の外面の少なくとも一部を洗浄できる装置において、
前記給送ライン(9)の外面のための洗浄機構(11)が設けられ、前記洗浄機構(11)が、洗浄される前記給送ライン(9)の一部を保持するための濯ぎ領域(12)を備え、前記濯ぎ領域(12)が、熱水吸入開口及び/又は蒸気吸入開口及び/又は洗浄剤吸入開口及び/又は冷水吸入開口(17)と、洗浄される部分を取り外し可能に導入するための接続開口(14)とを含むことを特徴とする装置。
【請求項2】
前記接続開口(14)にはシール(15)が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記濯ぎ領域(12)が、前記給送ラインが軸方向に延在されるときに前記給送ライン(9)を保持するように形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
【請求項4】
前記濯ぎ領域(12)が、洗浄されるべく前記保持された給送ライン(9)の部分の周囲に延在する冠水領域を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
【請求項5】
前記洗浄機構(11)が、洗浄プロセスを開始するためにユーザにより操作できる操作要素(5、10)を含む制御機構(6)に対して接続されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
【請求項6】
前記濯ぎ領域(12)が、前記給送ライン(9)の内部に接続されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
【請求項7】
前記濯ぎ領域(12)が、洗浄される前記給送ライン(9)の外面の部分の長さを超える長さ(L)を有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項8】
前記保持開口(14)及び前記吸入開口(17)が、前記濯ぎ領域(12)の最下点近傍に配置され、前記給送ライン(9)の保持された部分が上方へ延びることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
熱水供給部及び/又は蒸気供給部及び/又は洗浄剤供給部及び/又は冷水供給部(18〜21)と請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置とを有するコーヒメーカであって、前記熱水供給部及び/又は蒸気供給部及び/又は洗浄剤供給部及び/又は冷水供給部(18〜21)が、前記吸入開口(17)に対して接続されているコーヒメーカ。
【請求項10】
洗浄プロセスを開始するためにユーザにより操作できる操作要素(5)を有する制御機構(6)を備えることを特徴とする、請求項9に記載のコーヒメーカ。
【請求項11】
給送ライン(9)により貯蔵容器(8)から分配装置(3)へミルクを給送する装置を洗浄する方法であって、前記給送ライン(9)の外面の少なくとも一部が洗浄される方法において、
前記給送ライン(9)が前記貯蔵容器(8)から取り除かれて、洗浄のために濯ぎ領域(12)内で保持され、熱水及び/又は蒸気及び/又は洗浄剤が前記濯ぎ領域(12)内に導入されることを特徴とする方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の包括的表現で説明されるタイプのミルク給送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
このような装置は、欧州特許第344 859号から既知である。既知の装置は、加熱されたミルクを分配する役目を果たすとともに、ミルクを付加的に泡立てることができる泡立て装置を含む。最も幅広い範囲の有効成分を使用するミルク用の泡立て装置が既知である。記載されている装置では、例えばベンチュリー原理を使用してミルクが貯蔵容器から吸引される。これは、その排出端が泡立て装置に接続され、且つその吸入端がミルク用の貯蔵容器内に配置されただけのホースの形態を成す給送ラインを介して行われる。ミルクを扱う全ての装置に伴う1つの問題が洗浄である。ミルクは急速に腐り、したがって、ミルクと接触する部分をできるだけ頻繁に且つできるだけ完全に洗浄して殺菌しなければならない。これは、加熱及び泡立て装置の内側においてはそれほど問題ではない。なぜなら、蒸気を用いて作業が行われるからであり、それにより、ミルクが供給されることなく純粋な蒸気の噴出により泡立て装置を比較的簡単に洗浄することができ、これにより、少なくとも、部品の除去及び/又は洗浄剤の使用を伴う次の完全洗浄まで、バクテリアの成長が確実に防止される。しかしながら、給送ライン内には蒸気のための自然の経路が存在しないため、給送ラインをこのようにして洗浄することができず、或いは、少なくとも給送ラインをこのように適切に洗浄することができない。したがって、既知の装置においては、給送ホースの吸入端を時々洗浄液中に浸すとともに、装置を作動させることにより給送ラインを介してミルクではなく洗浄液を吸引することが提案されている。しかしながら、これは、面倒であり、時として望ましい結果をもたらさない。給送ラインの完全洗浄においては、沸点の直ぐ手前の熱水を使用することもできるが、このような熱水は取り扱いが厄介であり常に利用できるとは限らない。冷たい若しくは温かいだけの水は所望の洗浄効果をもたらさない。洗浄剤を使用する場合には、全ての残留物を装置から除去するために、その後、苦労して濯ぎを行う必要がある。
【0003】
また、給送ホースの外面の完全な洗浄を確保するため、貯蔵容器は、少なくとも貯蔵容器内のミルクの最大高さまで洗浄剤で満たされなければならず、それにより、最近のコーヒメーカのミルク貯蔵容器の容量の場合には洗浄剤を無駄に使用する結果となる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、本発明の目的は、洗浄が簡略化されるように前述したタイプの装置を改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的は、請求項1の特徴による装置、請求項8の特徴によるコーヒメーカ、請求項10の特徴による方法において解決される。
【0006】
本発明に係る進展により、簡単且つ目的に適った方法で給送ラインの外面洗浄を行うことができる。別個の濯ぎ領域を設けた結果として、これを特に洗浄される給送ラインの外面の部分の形状及び寸法に適合させることができ、それにより、一方で、完全な洗浄を行うことができ、また、しかしながら、他方で、洗浄剤が無駄に使用されない。本発明に係る洗浄機構を用いると、熱水を用いても或いは蒸気を用いた場合であっても洗浄を容易に行うことができ、これにより、衛生の観点から、単なる食器洗い液を用いた洗浄よりもかなり良好な洗浄結果が生み出される。
【0007】
本発明に係る装置は、別個のユニットとして形成されるミルク分配装置において使用でき、飲料自動販売機において使用でき、或いは、コーヒメーカにおいて特に有利に使用できる。これらの装置において熱水供給部及び/又は蒸気供給部及び/又は洗浄剤供給部及び/又は冷水供給部が利用できる場合、このような供給部は、本発明に係る装置においても使用できるとともに、濯ぎ領域の吸入開口に対して接続することができる。
【0008】
洗浄のため、例えばミルク供給部が交換されるとき、ユーザは、給送ラインをミルク貯蔵容器から取り外してその汚れた部分を濯ぎ領域内に配置して洗浄/濯ぎプロセスを開始するだけで済む。
【0009】
本発明の有利な更なる進展は従属請求項から得ることができる。
【0010】
洗浄媒体の漏れ、特にユーザにとって関連する危険を伴う蒸気の漏れを回避するため、濯ぎ領域の接続開口にシールを設けることが好ましい。
【0011】
洗浄される給送ラインの部分を軸方向に延ばした姿勢で保持できるように濯ぎ領域が形成される場合には、特に良好な洗浄効果が得られる。
【0012】
濯ぎ領域は十分に大きくなければならず、また、吸入開口は、保持される給送ラインの部分の周囲に冠水領域が形成され、且つ洗浄媒体がこの冠水領域内で流れることができるように配置されていなければならない。
【0013】
本発明に係る装置は、通常は一日の終わり又は週の労働時間の終わりに行われ或いは使用されるミルクの温度負荷が大きい場合には更に頻繁に行われる機械の周期的な通例の洗浄同士の間の中間的な洗浄において特に適しており、そのため、ユーザが必要に応じて洗浄プロセスを開始できるように洗浄プロセスを開始するための操作要素が設けられることが好ましい。
【0014】
濯ぎ領域の内部が給送ラインの内部にも接続されるようにする場合には、外面と同時に給送ラインの内部も洗浄することができる。また、このようにすることで、極めて簡単に濯ぎ領域から洗浄媒体を除去してそれを分配装置により伝導することができる。特定の挿入マーキング及び/又は制限ストッパを用いて、給送ラインの内部が簡単な方法で濯ぎ領域と接触したままとなるように、保持される給送ラインの部分が濯ぎ領域の全長を超えて延在しないようにしなければならない。
【0015】
保持開口及び吸入開口が濯ぎ領域の最下点近傍に配置されている場合には、保持される給送ラインの部分の全体にわたって新しい洗浄媒体による洗浄がなされる。同時に、この配置により、洗浄後及び給送ラインが再び濯ぎ領域から除去される前に残留洗浄媒体を排除するプロセスが簡略化される。
【0016】
以下、図面を使用して、本発明の一実施形態について更に詳しく説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1にはコーヒメーカが示されており、ここで、一例として、図は、ハウジング2と、ミルク泡立て装置4がその前方に配置された排出口3と、制御機構6に対して接続される操作パネル5とを示している。図示の実施形態において、コーヒメーカ1は、ここでは冷却機構として形成される指定ミルク供給部7を含んでおり、指定ミルク供給部7内にはミルクのための貯蔵容器8が収容されて冷却されている。図示の実施形態において、ミルク供給部7は、コーヒメーカ1のハウジング2の外側にある別個の構成要素として形成されている。しかしながら、貯蔵容器8は、通常の形態で、ハウジング2内に組み込むこともでき或いはハウジング2上に築き上げることもできる。
【0018】
貯蔵容器8は、給送ライン9により直接に或いは泡立て装置4を介して排出口3に接続されている。給送ライン9は、給送ライン9を介して貯蔵容器8を空にすることができるように適した形態で貯蔵容器8に対して取り外し可能に取り付けられている。給送ライン9は、少なくともその全長の所定の一部にわたって(柔軟な)ホースとして形成されるとともに、吸入開口9aが貯蔵容器8内のミルク中に浸されていることが好ましい。ミルク中に浸されている給送ライン9の部分は、硬質チューブ9bとして、すなわち所謂ミルクランス(milk lance)として形成されていることが好ましく、この硬質チューブには貯蔵容器8の外側で或いはミルク高さの外側で給送ラインのホース状部分が取り付けられている。ミルクランスはホースよりも若干重いため、吸引点が貯蔵容器8の底部から上方へと移動される危険が少ない。しかしながら、本発明は、貯蔵容器8の内部にホースとして形成される給送ライン9においても使用できる。
【0019】
図示の実施形態において、ミルク供給部7は、例えばミルク供給部7の機能を示すそれ自体の操作手段10を含む。
【0020】
また、コーヒメーカ1は、熱水及び/又は蒸気及び/又は洗浄剤及び/又は冷却水の供給部を含むとともに、図示しない圧縮空気の供給部を有することもできる。用語「供給部」は、対応する貯蔵容器及び供給ラインによる連続給送の両方、及び、対応する生成器、例えば熱水生成器及び蒸気生成器、熱水ボイラ、メインシステムへの冷水接続部、洗浄剤供給部又は発生器(例えば、水で薄められる固体化学洗浄剤又は液体化学洗浄剤を溶かすための溶液容器又はオゾン発生器など)を示そうとするものである。この種の供給部は一般にケータリング分野におけるコーヒメーカにおいて見出される。
【0021】
コーヒメーカ1は、図2に更に詳しく示される洗浄機構11を更に含む。洗浄機構11は、ハウジング13内に収容される濯ぎ領域12を含む。図示の実施形態のハウジング13は円筒管形状に形成されている。ハウジング13は、全体的に圧密状態で閉じられており、壁13を打ち破る接続開口14を有する。接続開口14は、濯ぎ領域12の最下点近傍に配置されることが好ましく、また、ハウジング13の下側前面全体にわたって延在していることが好ましい。接続開口14内には、給送ライン9のためのリテーナ孔が貫通するシール15が嵌合されている。シール15は、流体が壁13とシール15との間及び給送ライン9とシール15との間を通過できないように形成されている。接続開口14は、給送ライン9のための差し込み式のレセプタクルとして形成されることが好ましい。すなわち、給送ライン9を接続開口14内に差し込んでそこで摩擦により保持することができる。
【0022】
濯ぎ領域12は、貯蔵容器8内の最も高いミルク高さに給送ライン9が浸される際のその浸漬長さに少なくとも対応する軸方向長さLを有しており、それにより、洗浄されるべき給送ライン9の部分、すなわち、給送ライン9の自由端にある吸入開口9a及びそれに接続される部分を軸方向延出時に保持することができる。同時に、吸入開口9aは、接続開口14と反対側に位置するハウジングの面側13aと距離を隔てて位置される。図示の実施形態において、ミルクランス9bは、最も高いミルク高さよりも長く、したがってその上端が濯ぎ領域12から突出する。
【0023】
濯ぎ領域12内における給送ライン9のための正確な位置は、制限ストッパによって、例えば給送ライン9に対してシール15を取り外し不能に取り付けることにより或いは挿入マーキング等により規定することができる。
【0024】
また、濯ぎ領域12内には吸入開口17が流入している。吸入開口17は洗浄媒体のための少なくとも1つの供給部に対して接続されている。冷水及び/又は熱水及び/又は蒸気及び/又は洗浄剤(固体、液体又は気体)等を洗浄媒体として使用することができ、その場合、これらの洗浄媒体は、いずれにしてもコーヒメーカ内で個別に与えられ或いは別個の供給形態で与えられる。また、ここには圧縮空気供給部を接続することができ、或いは、このような供給部を接続することを想定できる。図示の実施形態において、吸入開口17は、蒸気供給部18と、冷水供給部19と、熱水供給部20と、洗浄剤供給部21とに対して接続されている。これらの各供給部18〜21は、遮断できる対応する弁18a、19a、20a、21aを介して、吸入開口17に流入する収集ライン22に接続されている。弁18a〜21aは、別個の制御機構によって或いはコーヒメーカ1の制御機構6によって作用される。しかしながら、本発明は、描かれている洗浄媒体の全てが存在し或いは吸入開口17に接続されているとは限らない場合であっても使用することができる。
【0025】
吸入開口17はハウジング13の側壁13bを貫通して延びている。更に、吸入開口17は、好ましくは保持開口14に対して直角に且つ保持開口14内で保持される給送ライン9に対して直角に濯ぎ領域12の最下点の近傍に流入することが好ましい。
【0026】
ハウジング13は、濯ぎ領域12内で保持される給送ライン9の部分の外径よりも大きい内径を有する。その場合、この直径の差は、保持される給送ライン9の部分とハウジング12の内壁との間に冠水領域が形成されるように寸法付けられており、それにより、一方では、洗浄されるべき給送ライン9の外面の全ての領域に達し、他方では機械的な洗浄効果も得られる。濯ぎ領域12は、一方では十分な洗浄剤スループットのために十分に大きくなければならず、他方では十分な流速のために十分に小さくなければならない。また、吸入開口17の適切な配置により、流れが冠水領域の全体を略乱流形態(例えば、サイクロン状の進展)で取り囲むようにすることができる。
【0027】
例えば貯蔵容器8が補充又は交換されるときに、中間洗浄が望まれ或いは必要である場合、ユーザは、給送ライン9を貯蔵容器8から取り除き、吸入開口9aが上側を向く状態で給送ライン9を所定の深さまで接続開口14内に配置する。その後、この目的のために設けられ且つハウジング2における操作領域5内又はミルク供給部7における操作領域10内に位置させることができる操作手段によって中間洗浄プロセスが開始される。洗浄プロセスは、たった1つの洗浄媒体だけを用いて或いは目的に適った洗浄媒体の組み合わせを用いて、例えば熱水の後に蒸気を噴出させたり、洗浄剤の後に冷水又は熱水及び/又は蒸気噴出を用いて濯いだり、或いは、洗浄媒体の他の適当な組み合わせにより行うことができる。目的に適った洗浄プロセスは、制御機構6に記憶することができるとともに、必要に応じてユーザが呼び出すことができ、或いは、汚れの度合いに応じて及び/又はミルク残留物が例えば給送ラインなどで乾燥してしまっているか否かに関する確認に応じてユーザ自身によりコンパイルできる。
【0028】
制御機構が対応する1又は複数の弁18a〜21aを開くと、対応する洗浄媒体は、加圧下で収集ライン22を通じて吸入開口17内へと流れて、そこから、保持されている給送ライン9の部分の外面に対してぶつかって濯ぎ領域12内を上昇し、その結果、貯蔵容器8内のミルク中に挿入された給送ライン9の外面全体が洗浄媒体で濡らされる。濯ぎ領域12内における洗浄媒体の高さが吸入開口9aに達すると、洗浄媒体は給送ライン9の内部へも流れて排出口3を通り抜ける。このプロセスにおいて、給送ライン9の内部、ミルクと接触する泡立て装置4の領域、排出口3は、ミルク残留物が取り除かれて、殺菌され或いは消毒される。ユーザが洗浄後に再び給送ライン9を濯ぎ領域12から引き戻してそれを新たな或いは補充された貯蔵容器8内に挿入する際にユーザが少量の洗浄媒体と接触しないようにするため、洗浄後には、濯ぎを必要としない洗浄剤が使用される場合であっても、冷水を用いて濯ぎを行うことができる。冷水を用いた濯ぎは、最初に多量のミルク残留物を排斥するとともにミルク蛋白質の変性による熱水又は蒸気を通じたミルク残留物の沈殿を防止するため、洗浄プロセスの初めにおいても有益となり得る。洗浄プロセスの最後における蒸気を用いたシステムの濯ぎも、濯ぎ領域12及び/又は給送ライン9及び/又は分配装置3を空にするために役立ち得る。この目的のために加圧下の空気も使用できる。
【0029】
説明して図示した実施形態に対する変形例では、本発明に係る装置を飲料自動販売機内に組み込むこともでき或いはミルクを分配して泡立てるための独立型装置として形成することもできる。動作は、コーヒメーカ又は飲料自動販売機の制御下でも、また、更なる制御機構によっても行うことができる。濯ぎ領域の構造も変形することができる。例えば、コーヒメーカの排出口から洗浄媒体があふれ出ないように、濯ぎ領域にそれ自体の排出口を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明に係る装置を有するコーヒメーカの概略的な図である。
【図2】本発明に係る装置の概略的な図である。
【出願人】 【識別番号】500177237
【氏名又は名称】ヴィーエムエフ ヴュルテンバーギッシュ メタルヴァーレンファグリク アーゲー
【出願日】 平成19年5月14日(2007.5.14)
【代理人】 【識別番号】100094318
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 行一

【識別番号】100123995
【弁理士】
【氏名又は名称】野田 雅一


【公開番号】 特開2008−23519(P2008−23519A)
【公開日】 平成20年2月7日(2008.2.7)
【出願番号】 特願2007−128384(P2007−128384)