Warning: copy(htaccessbak): failed to open stream: No such file or directory in /home/jtokkyo/public_html/header.php on line 10
クリーニングヘッド - 特開2008−659 | j-tokkyo
トップ :: B 処理操作 運輸 :: B08 清掃

【発明の名称】 クリーニングヘッド
【発明者】 【氏名】山田 政明

【要約】 【課題】部品を適宜選択することで、所望の給気・排気方向に設定可能とし、多数種類を容易に製造できるようにしたクリーニングヘッドを提供する。

【構成】エア噴出室11およびエア吸引室12を内部に有し、六面を含むように形成されて下面にエア噴出口およびエア吸引口が直線状に形成されるヘッド本体10に対し、蓋部20と、エア噴出室11と連通する給気ダクト30と、エア吸引室12と連通する上流側排気ダクト40と、エア吸引室12と連通する下流側排気ダクト50と、を取付ける際に、蓋部20および給気ダクト30を入れ替えて取付けることで、排気方向と給気方向とを選択できるクリーニングヘッドとした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも各1個のエア噴出室およびエア吸引室を内部に有し、六面を含むように形成されて下面にエア噴出口およびエア吸引口が直線状に形成されるヘッド本体と、
エア噴出室と連通する給気ダクトと、
エア吸引室と連通する排気ダクトと、
を備え、給気ダクトと排気ダクトとの取付け方向を変えて、排気方向と給気方向とを選択する構成としたことを特徴とするクリーニングヘッド。
【請求項2】
請求項1に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトはL字状の上流側排気ダクトを一個配置したものであって一方向へエアが流出されることを特徴とするクリーニングヘッド。
【請求項3】
請求項1に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトはL字状の上流側排気ダクトを二個反対方向に向けて配置したものであって双方向へエアが流出されることを特徴とするクリーニングヘッド。
【請求項4】
請求項1に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトは共にエア吸引室と連通するL字状の上流側排気ダクトとT字状の下流側排気ダクトとを二個並べて配置したものであってL字状の上流側排気ダクトとT字状の下流側排気ダクトとを連結するとともにL字状の上流側排気ダクトからT字状の下流側排気ダクトへ、そして、T字状の下流側排気ダクトから外部へ一方向にエアが流出されることを特徴とするクリーニングヘッド。
【請求項5】
請求項1に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトは共にエア吸引室と連通するL字状の上流側排気ダクトとT字状の下流側排気ダクトを二個並べて配置したものであってL字状の上流側排気ダクトとT字状の下流側排気ダクトとを連結するとともにL字状の上流側排気ダクトからT字状の下流側排気ダクトへ、そして、T字状の下流側排気ダクトから外部へ一方向にエアが流出される排気ダクトとし、
この排気ダクトを二個並べて配置するとともに、エアが流出される方向を同じとするように排気ダクトを同方向に配置することを特徴とするクリーニングヘッド。
【請求項6】
請求項1に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトは共にエア吸引室と連通するL字状の上流側排気ダクトとT字状の下流側排気ダクトを二個並べて配置したものであってL字状の上流側排気ダクトとT字状の下流側排気ダクトとを連結するとともにL字状の上流側排気ダクトからT字状の下流側排気ダクトへ、そして、T字状の下流側排気ダクトから外部へ一方向にエアが流出される排気ダクトとし、
この排気ダクトを二個並べて配置するとともに、エアが流出される方向を逆とするように排気ダクトを逆方向に配置することを特徴とするクリーニングヘッド。
【請求項7】
請求項1〜請求項6の何れか一項に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記エア噴出室は左右の両開口面に連通するようになされており、
前記ヘッド本体の左右の一方の開口面は蓋部により閉じられ、かつ、前記ヘッド本体の他方の開口面には前記給気ダクトが設けられて一方向から洗浄エアが流入することを特徴とするクリーニングヘッド。
【請求項8】
請求項1〜請求項6の何れか一項に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記エア噴出室は左右の両開口面に連通するようになされており、
前記ヘッド本体の左右両方の開口面には前記給気ダクトが設けられて二方向から洗浄エアが流入することを特徴とするクリーニングヘッド。
【請求項9】
請求項1〜請求項8の何れか一項に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記ヘッド本体は、第1のエア噴出室とこれを挟む第1、第2のエア吸引室とが除塵対象の搬送方向となる前後方向に沿って並べて設けられることを特徴とするクリーニングヘッド。
【請求項10】
請求項1〜請求項8の何れか一項に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記ヘッド本体は、第1のエア吸引室とこれを挟む第1、第2のエア噴出室とが除塵対象の搬送方向となる前後方向に沿って並べて設けられることを特徴とするクリーニングヘッド。
【請求項11】
請求項1〜請求項10の何れか一項に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトは、ヘッド本体の上面に設けられることを特徴とするクリーニングヘッド。
【請求項12】
請求項1〜請求項9の何れか一項に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトは、前記ヘッド本体の前面および後面に設けられることを特徴とするクリーニングヘッド。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラス板・合成樹脂板・金属板などの基板、薄い金属や紙、樹脂フィルム、フィルム状の金属(以下、これらを総称して被除塵物という)に対向して、単なる清浄エアや超音波周波数で振動する超音波エア(以下、これらを総称して洗浄エアという)を噴射することで、その被除塵物表面に付着する塵や埃等(以下、これらを総称して塵埃という)を飛散させて吸引除去するためのクリーニングヘッドに関するものである。
【背景技術】
【0002】
クリーニングヘッドの先行技術として、例えば、特許文献1(特開平11−253897号公報)の「除塵装置」が開示されている。この除塵装置では、2台の除塵装置を連結して形成し、ガラス基板の進行方向に対して、上流側に設けられた除塵装置のプレッシャー側の配管にバルブを設ける。ガラス基板を洗浄する場合には、上流側のヘッド部より吸引する量を低下させないで上流側のヘッド部から排出されるエアーの排出力を、前記バルブを開放することによって下流側のヘッド部から排出されるエアーの排出力より弱く設定する。上記手段により、クリーニングヘッドの周囲へのエアー漏れを防止することができる、というものである。
【0003】
【特許文献1】特開平11−253897号公報(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
クリーニングヘッドは、個々の工場での配管事情により、クリーニングヘッドへの給気口やクリーニングヘッドからの排気口の配置・方向が決定される。このようなクリーニングヘッドは、受注生産が一般的であり、高コストで納期が長い傾向があった。しかしながら、このような個別の事情により構造が左右されるクリーニングヘッドでも短納期、低コストにして市場競争力を高めたいという要請があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、部品を適宜選択することで、所望の給気・排気方向に設定可能とし、多数種類を容易に製造できるようにしたクリーニングヘッドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1に係るクリーニングヘッドは、
少なくとも各1個のエア噴出室およびエア吸引室を内部に有し、六面を含むように形成されて下面にエア噴出口およびエア吸引口が直線状に形成されるヘッド本体と、
エア噴出室と連通する給気ダクトと、
エア吸引室と連通する排気ダクトと、
を備え、給気ダクトと排気ダクトとの取付け方向を変えて、排気方向と給気方向とを選択する構成としたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明の請求項2に係るクリーニングヘッドは、
請求項1に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトはL字状の上流側排気ダクトを一個配置したものであって一方向へエアが流出されることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項3に係るクリーニングヘッドは、
請求項1に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトはL字状の上流側排気ダクトを二個反対方向に向けて配置したものであって双方向へエアが流出されることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の請求項4に係るクリーニングヘッドは、
請求項1に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトは共にエア吸引室と連通するL字状の上流側排気ダクトとT字状の下流側排気ダクトとを二個並べて配置したものであってL字状の上流側排気ダクトとT字状の下流側排気ダクトとを連結するとともにL字状の上流側排気ダクトからT字状の下流側排気ダクトへ、そして、T字状の下流側排気ダクトから外部へ一方向にエアが流出されることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の請求項5に係るクリーニングヘッドは、
請求項1に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトは共にエア吸引室と連通するL字状の上流側排気ダクトとT字状の下流側排気ダクトを二個並べて配置したものであってL字状の上流側排気ダクトとT字状の下流側排気ダクトとを連結するとともにL字状の上流側排気ダクトからT字状の下流側排気ダクトへ、そして、T字状の下流側排気ダクトから外部へ一方向にエアが流出される排気ダクトとし、
この排気ダクトを二個並べて配置するとともに、エアが流出される方向を同じとするように排気ダクトを同方向に配置することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の請求項6に係るクリーニングヘッドは、
請求項1に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトは共にエア吸引室と連通するL字状の上流側排気ダクトとT字状の下流側排気ダクトを二個並べて配置したものであってL字状の上流側排気ダクトとT字状の下流側排気ダクトとを連結するとともにL字状の上流側排気ダクトからT字状の下流側排気ダクトへ、そして、T字状の下流側排気ダクトから外部へ一方向にエアが流出される排気ダクトとし、
この排気ダクトを二個並べて配置するとともに、エアが流出される方向を逆とするように排気ダクトを逆方向に配置することを特徴とする。
【0012】
また、本発明の請求項7に係るクリーニングヘッドは、
請求項1〜請求項6の何れか一項に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記エア噴出室は左右の両開口面に連通するようになされており、
前記ヘッド本体の左右の一方の開口面は蓋部により閉じられ、かつ、前記ヘッド本体の他方の開口面には前記給気ダクトが設けられて一方向から洗浄エアが流入することを特徴とする。
【0013】
また、本発明の請求項8に係るクリーニングヘッドは、
請求項1〜請求項6の何れか一項に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記エア噴出室は左右の両開口面に連通するようになされており、
前記ヘッド本体の左右両方の開口面には前記給気ダクトが設けられて二方向から洗浄エアが流入することを特徴とする。
【0014】
また、本発明の請求項9に係るクリーニングヘッドは、
請求項1〜請求項8の何れか一項に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記ヘッド本体は、第1のエア噴出室とこれを挟む第1、第2のエア吸引室とが除塵対象の搬送方向となる前後方向に沿って並べて設けられることを特徴とする。
【0015】
また、本発明の請求項10に係るクリーニングヘッドは、
請求項1〜請求項8の何れか一項に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記ヘッド本体は、第1のエア吸引室とこれを挟む第1、第2のエア噴出室とが除塵対象の搬送方向となる前後方向に沿って並べて設けられることを特徴とする。
【0016】
また、本発明の請求項11に係るクリーニングヘッドは、
請求項1〜請求項10の何れか一項に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトは、ヘッド本体の上面に設けられることを特徴とする。
【0017】
また、本発明の請求項12に係るクリーニングヘッドは、
請求項1〜請求項9の何れか一項に記載のクリーニングヘッドにおいて、
前記排気ダクトは、前記ヘッド本体の前面および後面に設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
以上のような本発明によれば、部品を適宜選択することで、所望の給気・排気方向に設定可能とし、多数種類を容易に製造できるようにしたクリーニングヘッドを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
続いて、本発明を実施するための最良の形態のクリーニングヘッドについて図を参照しつつ説明する。図1は本形態のクリーニングヘッドの斜視分解図である。図2は本形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図2(a)は上面図、図2(b)は前面図、図2(c)は右側面図、図2(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図2(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。図3はエア噴出室とエア吸引室との配置を説明する説明図であり、図3(a)はVPVの説明図、図3(b)はPVPの説明図、図3(c)は他のVPVの説明図である。なお、「V」は吸引(Vacuum)を、「P」は噴出(pressure)を意味している。
【0020】
クリーニングヘッド1は、図1で示すように、ヘッド本体10、蓋部20、給気ダクト30、上流側排気ダクト40、下流側排気ダクト50、排気ダクト用シール60、給気ダクト用シール70を備えている。クリーニングヘッド1の前後左右上下の位置関係は、図1で示すような位置となっている。なお、前後方向は図示しない被除塵物の搬送方向とほぼ一致する。
【0021】
ヘッド本体10は、詳しくは、図3(a)でも示すように、エア噴出室11、エア吸引室12、排出口13を備えている。ヘッド本体10の形状としては六面により形成される六面体であり、図1,図3(a)では、中央にエア噴出室11が、その前後両側にエア吸引室12が壁により仕切られて形成されている。下面にはヘッド本体10の左右方向に伸び、図示しないが平行な三線の直線状のエア噴出口11aおよびエア吸引口12aが形成されている。また、上面側では、図1,図3(a)で示すように、直線状の排出口13が形成されている。排出口13は前後方向に二列並べて形成され、さらに左右方向に二列並べて計四個形成されている。前側の左右同列の二個の排出口13は同じ前側のエア吸引室12と連通し、また後側の左右方向に同列の二個の排出口13は同じ後側のエア吸引室12と連通する。また、ヘッド本体10の左右両側でエア噴出室11とエア吸引室12とが開口している。ヘッド本体10は、図3(a)で示すように、第1のエア噴出室11とこれを挟む第1、第2のエア吸引室12とが除塵対象の搬送方向となる前後方向に沿って並べて設けられ、前後方向に並んでエア噴出口11aの前後両側をエア吸引口12aが挟むVPV構造である。前後二個の排出口13はそれぞれ第1、第2のエア吸引室12と別々に連通する。
【0022】
なお、VPV構造以外にも、例えば、図3(b)で示すように第1のエア吸引室12とこれを挟む第1、第2のエア噴出室11とが除塵対象の搬送方向となる前後方向に沿って並べて設けられ、前後方向に並んでエア吸引口12aの前後両側をエア噴出口11aが挟むPVP構造を採用することができる。この場合、前後二個の給気口14はそれぞれ第1、第2のエア噴出室11と別々に連通し、図1で示す給気ダクト30は、そのままま排気ダクトとして機能し、同様に上流側排気ダクト40・下流側排気ダクト50は給気ダクトとして機能する。さらに図示しないが一個のエア噴出口11aと一個のエア吸引口12aが並ぶPV構造など各種の構造を採用することができる。本形態ではVPV構造を採用しているものとして説明する。なお、図3(c)のVPV構造については後に説明する。
【0023】
蓋部20は、ヘッド本体10のエア噴出室11とエア吸引室12との開口面を塞ぐ機能を有している。
給気ダクト30は、ヘッド本体10のエア吸引室12との開口面を塞ぐともにエア噴出室11とは外部と連通させる機能を有している。
蓋部20および給気ダクト30をヘッド本体10に取付けることで、エア噴出室11とエア吸引室12とが形成される。エア噴出室11は給気ダクト30の筒部と流路を形成し、エア吸引室12は排出口13と流路を形成する。
【0024】
上流側排気ダクト40は、入口および出口を備え、略L字状の流路が内部に形成されている。この流路の排出口13と接続される入口は、図1で示す排出口13全てを覆うように形成される。この流路は排気流路であり、排気流路は出口から最も遠い箇所から出口側へ流れるにつれて開口面積が広くなるように形成している。これにより、直線状の排出口13における吸引力を排出口13の箇所に拘らず均一にしている。
【0025】
下流側排気ダクト50は、入口および出口を備え、略T字状の流路が内部に形成されている。この流路の排出口13と接続される入口は、図1で示す排出口13全てを覆うように形成される。さらにこの流路は上側で排気流路と合流する。排気流路は上流側排気ダクト40側に排気流路入口が、他方に排気流路出口が設けられ、排気流路入口から排気流路出口まで流れるにつれて開口面積が広くなるように形成している。下流側排気ダクト50は、排気流路入口では上流側排気ダクト40の排気口の開口面積と同じか少し広くし、排気流路出口では排気流路入口よりも広くなるように下流側排気ダクト50を形成している。これにより、直線状の左右の排出口13における吸引力を排出口13の箇所に拘らず均一にしている。
これら上流側排気ダクト40と下流側排気ダクト50とは、ゴムホース・金属製配管などの筒体(図示せず)で接続されている。この筒体は同じ開口面積でよい。これら上流側排気ダクト40、下流側排気ダクト50および筒体で排気ダクトを構成する。排気ダクトは共にエア吸引室12と連通するL字状の上流側排気ダクト40とT字状の下流側排気ダクト50を二個並べて配置したものであってL字状の上流側排気ダクト40とT字状の下流側排気ダクト50とをゴムホース等の筒体で連結するとともにL字状の上流側排気ダクト40からT字状の下流側排気ダクト50へ、そして、T字状の下流側排気ダクト50から外部へ一方向にエアが流出される形態となる。
【0026】
上流側排気ダクト40と下流側排気ダクト50とを上記のように構成する理由について説明する。
前後のうち一方の側または前後両側のエア吸引口12aからの吸引では被除塵物のサイズが大きくなるほど、エア吸引室12も大きくする必要があるが左右方向の圧力分布が排出口13の位置により変化して均一な吸引ができない。そこで、以下のように構成を工夫している。
(1)排出口13を長くし、広い箇所で吸引するようにしている。さらに排出口13における吸引力を位置によらず一定としてエア吸引口12aから一定の力で吸引するように配慮している。そこで、上記のように上流側排気ダクト40と下流側排気ダクト50とによる排気流路では、排気流路先端の開口面積を狭くし、排気流路出口に近づくにつれて開口面積が広くなるようにしている。
(2)また、上側にある排出口から下側の吸引口までの間に距離を設けることで、吸引を均一にすることができる。この点は、ヘッド本体10を上下方向に縦長にすることで実現できる。
【0027】
排気ダクト用シール60はヘッド本体10と上流側排気ダクト40との間に配設されてこれらヘッド本体10と上流側排気ダクト40との隙間をシールする。同様にヘッド本体10と下流側排気ダクト50との間に配設されてこれらヘッド本体10と下流側排気ダクト50との隙間をシールする。図1では上流側排気ダクト40用の排気ダクト用シール60と下流側排気ダクト50の排気ダクト用シール60の形状を異ならせているが、設計により共通の形状とすればコスト低減に寄与する。
【0028】
給気ダクト用シール70はヘッド本体10と蓋部20との間に配設されてこれらヘッド本体10と蓋部20との隙間をシールする。同様にヘッド本体10と給気ダクト30との間に配設されてこれらヘッド本体10と給気ダクト30との隙間をシールする。給気ダクト用シール70では給気ダクト30で使えるように中央に孔が形成されているが、蓋部20では中央の孔は蓋部20で封止されることとなり、共通化を実現している。図1でも示すように共通の形状とすればコスト低減に寄与する。
【0029】
このようなクリーニングヘッド1では、ヘッド本体10は押し出し成形または引き抜き成形を採用し、さらに蓋部20、給気ダクト30、上流側排気ダクト40、下流側排気ダクト50はダイキャスト成形を採用したため、大量生産を可能にするとともに機械加工を極力少なくした。
クリーニングヘッド1はこのように構成される。
【0030】
続いてこのようなクリーニングヘッド1の機能について説明する。
図示しないブロワからHEPAフィルタを通過した清浄エアが給気ダクト30へ供給される。この清浄エアは、給気ダクト30、エア噴出室11を介して、エア噴出口11aから噴射される。洗浄エアは、図示しない除塵対象である被除塵物に噴射される。このとき被除塵物に付着する塵埃が吹き飛ばされるが、ヘッド本体10の前後のエア吸引口12aへ吸引される。吸引された排気エアは、エア吸引室12、排出口13を経て上流側排気ダクト40、下流側排気ダクト50から排出される。クリーニングヘッド1の機能はこのようなものである。
【0031】
続いて他の形態について図を参照しつつ説明する。図4は他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図4(a)は上面図、図4(b)は前面図、図4(c)は右側面図、図4(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図4(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
先の形態では、図1,図2で示したように、排気ダクトは上流側排気ダクト40と下流側排気ダクト50とを一組備える形態であったが、本形態では図4で示すように排気ダクトはL字状の上流側排気ダクト40を一個配置したものであって一方向へエアが排気されるようにしている。この場合、排出口13は図示しないが上面中央で前後方向に二列並べて形成され、さらに左右方向に一列(計二個)並べて形成されている形態である。図4(a),(b),(c)では給気と排気とを同じ側で行っている。つまり、図示しない給気ホースと排気ホースとが同じ側で接続される。
【0032】
また、ヘッド本体10は左右の両側で開口部が形成されている、しかも同じ形状であるため、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることが可能である。そこで、図4(d)で示すように、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることで、給気と排気とを反対側で行うようにしたり、図4(e)で示すように、給気ダクト30を両側に取付けることで、給気を両側で行うようにしても良い。これらは共通部品の取付け位置を変更して構成することができ、所望の給気・排気方向に容易に設定可能とし、多数種類を容易に製造できるようにしたクリーニングヘッド1とした。
【0033】
続いて他の形態について図を参照しつつ説明する。図5は他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図5(a)は上面図、図5(b)は前面図、図5(c)は右側面図、図5(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図5(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
先の形態では、図1,図2で示したように、排気ダクトは上流側排気ダクト40と下流側排気ダクト50とを一組備える形態であったが、本形態では図5で示すように、排気ダクトはL字状の上流側排気ダクト40を二個左右反対方向に向けて配置したものであって左右両側で双方向へエアが流出されるようにしている。この場合、排出口13は図1と同様に上面において前後方向に二列並べて形成され、さらに左右方向に二列並べて計四個形成されている形態である。図5(a),(b),(c)では給気を一方の側で、また、排気を両側で行っている。つまり、図示しない給気ホースは一方の側に接続され、排気ホースが両側で接続される。
【0034】
また、ヘッド本体10の左右の両側の開口部は同じ形状であるため、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることが可能である。そこで、図5(d)で示すように、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることで、給気を反対側で行うようにしたり、図5(e)で示すように、給気ダクト30を両側に取付けることで、給気と排気とを共に両側で行うようにしても良い。このような形態は上流側排気ダクト40を多数準備すれば容易に製作できるものである。これらは共通部品の取付け位置を変更して構成することができ、所望の給気・排気方向に容易に設定可能とし、多数種類を容易に製造できるようにしたクリーニングヘッド1とした。
【0035】
続いて他の形態について図を参照しつつ説明する。図6は他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図6(a)は上面図、図6(b)は前面図、図6(c)は右側面図、図6(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図6(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
先の形態では、図1,図2で示したように、上流側排気ダクト40と下流側排気ダクト50と一組を備える形態であったが、本形態では図6で示すように、排気ダクトは共にエア吸引室12と連通するL字状の上流側排気ダクト40とT字状の下流側排気ダクト50を二個並べて配置したものであってL字状の上流側排気ダクト40とT字状の下流側排気ダクト50とを図示しない筒体で連結するとともにL字状の上流側排気ダクト40からT字状の下流側排気ダクト50へ、そして、T字状の下流側排気ダクト50から外部へ一方向にエアが流出される構成の排気ダクトとし、このような排気ダクトを二個並べて配置するとともに、エアが流出される方向を同じとするように排気ダクトを同方向に配置している。この場合、排出口13は図示しないが上面において前後方向に二列並べて形成され、さらに左右方向に四列(計八個)並べて形成されている形態である。この場合、ヘッド本体10は長尺である。図6(a),(b),(c)では給気および排気を同じ一方の側で行っている。つまり、図示しない給気ホースおよび排気ホースは同じ一方の側で接続される。
【0036】
また、ヘッド本体10の左右の両側の開口部は同じ形状であるため、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることが可能である。そこで、図6(d)で示すように、蓋部20と給気ダクト30とを左右で入れ替えて取付けることで、給気と排気とを反対側で行うようにしたり、図6(e)で示すように、給気ダクト30を両側に取付けることで、給気を両側で、また、排気を一方の側で行うようにしても良い。これらは共通部品の取付け位置を変更して構成することができ、所望の給気・排気方向に容易に設定可能とし、多数種類を容易に製造できるようにしたクリーニングヘッド1とした。
【0037】
続いて他の形態について図を参照しつつ説明する。図7は他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図7(a)は上面図、図7(b)は前面図、図7(c)は右側面図、図7(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図7(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
先の形態では、図6で示したように、上流側排気ダクト40と下流側排気ダクト50とによる排気ダクト二組を同じ方向に配置する形態であったが、本形態では図7で示すように、排気ダクトは共にエア吸引室12と連通するL字状の上流側排気ダクト40とT字状の下流側排気ダクト50を二個並べて配置したものであってL字状の上流側排気ダクト40とT字状の下流側排気ダクト50とを筒体で連結するとともにL字状の上流側排気ダクト40からT字状の下流側排気ダクト50へ、そして、T字状の下流側排気ダクト50から外部へ一方向にエアが流出される構成の排気ダクトであり、このような排気ダクトを二個並べて配置するとともに、エアが流出される方向を逆とするように排気ダクトを逆方向に配置している。この場合、排出口13は図示しないが上面において前後方向に二列形成され、さらに左右方向に四列(計八個)並べて形成されている形態である。この場合、ヘッド本体10は長尺である。図7(a),(b),(c)では給気を一方の側で、また、排気を両側で行っている。つまり、図示しない給気ホースは一方の側で、また、排気ホースは両方の側で接続される。
【0038】
また、ヘッド本体10の左右の両側の開口部が同じ形状であるため、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることが可能である。そこで、図7(d)で示すように、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることで、給気を反対側で行うようにしたり、図7(e)で示すように、給気ダクト30を両側に取付けることで、給気・排気共に両側で行うようにしても良い。これらは共通部品の取付け位置を変更して構成することができ、所望の給気・排気方向に容易に設定可能とし、多数種類を容易に製造できるようにしたクリーニングヘッド1とした。
【0039】
続いて他の形態について図を参照しつつ説明する。図8は他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図8(a)は上面図、図8(b)は前面図、図8(c)は右側面図、図8(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図8(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
先の形態では、図4で示したように排気ダクトはL字状の上流側排気ダクト40を一個上面に配置したものであって一方向へエアが排気される形態であったが、本形態では図8で示したように、排気ダクトはL字状の上流側排気ダクト40を一個を前面に、また、一個を後面に配置したものであって同じ一方向へエアが排気される形態としている。
【0040】
図8で示すヘッド本体80は、詳しくは、図3(c)でも示すように、エア噴出室11、エア吸引室12、排出口13を備え、中央にエア噴出室11が、その前後両側にエア吸引室12が形成されている。下面側ではヘッド本体80の左右方向に伸びる三線で直線状のエア噴出口11aおよびエア吸引口12aが形成されている。また、直線状の排出口13は、前面中央および後面中央にそれぞれに一列そなえる形態である。また、ヘッド本体80の左右両側でエア噴出室11とエア吸引室12とは開口している。この場合、ヘッド本体80に形成される噴出口11aと吸引口12aとは、図3(c)で示すように、前後方向に並んでエア噴出口11aの両側をエア吸引口12aが挟むVPV構造のみとなる。図8(a),(b),(c)では給気と排気とを同じ側で行っている。つまり、図示しない給気ホースと排気ホースとが同じ側で接続される。
【0041】
また、ヘッド本体80の左右の両側の開口部は同じ形状であるため、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることが可能である。そこで、図8(d)で示すように、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることで、給気と排気とを反対側で行うようにしたり、図8(e)で示すように、給気ダクト30を両側に取付けることで、排気を一方の側で、また、給気を両側で行うようにしても良い。これらは共通部品の取付け位置を変更して構成することができ、所望の給気・排気方向に容易に設定可能とし、多数種類を容易に製造できるようにしたクリーニングヘッド1とした。
【0042】
続いて他の形態について図を参照しつつ説明する。図9は他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図9(a)は上面図、図9(b)は前面図、図9(c)は右側面図、図9(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図9(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
先の形態では、図1,図2で示したように、排気ダクトは上流側排気ダクト40と下流側排気ダクト50とを上面で一組備える形態であったが、本形態では図9で示すように、排気ダクトは共にエア吸引室12と連通するL字状の上流側排気ダクト40とT字状の下流側排気ダクト50を二個並べて配置したものであってL字状の上流側排気ダクト40とT字状の下流側排気ダクト50とを筒体で連結するとともにL字状の上流側排気ダクト40からT字状の下流側排気ダクト50へ、そして、T字状の下流側排気ダクト50から外部へ一方向にエアが流出される排気ダクトであって、この排気ダクトを前面および後面で二個配置するとともに、エアが流出される方向を同じとするように排気ダクトを同方向に配置する形態となる。
【0043】
図9で示すヘッド本体80は、詳しくは、図3(c)でも示すように、エア噴出室11、エア吸引室12、排出口13を備えている。図3(c)では、中央にエア噴出室11が、その前後両側にエア吸引室12が形成されている。下面側ではヘッド本体80の左右方向に伸びる直線状のエア噴出口11aおよびエア吸引口12aが形成されている。また、直線状の排出口13は、前面中央および後面中央にそれぞれに左右方向に二列備える形態である。また、ヘッド本体80の左右両側でエア噴出室11とエア吸引室12とは開口している。この場合、ヘッド本体80に形成される噴出口11aと吸引口12aとは、図3(c)で示すように、前後方向に並んでエア噴出口11aの両側をエア吸引口12aが挟むVPV構造のみとなる。図9(a),(b),(c)では給気と排気とを同じ側で行っている。つまり、図示しない給気ホースと排気ホースとが同じ側で接続される。
【0044】
また、ヘッド本体80の左右の両側の開口部は同じ形状であるため、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることが可能である。そこで、図9(d)で示すように、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることで、給気と排気とを反対側で行うようにしたり、図9(e)で示すように、給気ダクト30を両側に取付けることで、排気を一方の側で、また、給気を両側で行うようにしても良い。このような形態は上流側排気ダクト40および下流側排気ダクト50を多数準備すれば容易に製作できるものである。これらは共通部品の取付け位置を変更して構成することができ、所望の給気・排気方向に容易に設定可能とし、多数種類を容易に製造できるようにしたクリーニングヘッド1とした。
【0045】
続いて他の形態について図を参照しつつ説明する。図10は他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図10(a)は上面図、図10(b)は前面図、図10(c)は右側面図、図10(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図10(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
先の形態では、図5で示すように、排気ダクトは上面においてL字状の上流側排気ダクト40を二個左右反対方向に向けて配置したものであって左右両側で双方向へエアが流出されるようにしたダクトであるが、本形態ではこのような排気ダクトを前面で二個および後面で二個の計四個配置するとともに、エアが流出される方向を逆に配置する形態となる。図10で示すヘッド本体80は、図9で示すヘッド本体80と同じ構成である。
【0046】
また、ヘッド本体80の左右の両側の開口部は同じ形状であるため、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることが可能である。そこで、図10(d)で示すように、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることで、給気を反対側で行うようにしたり、図10(e)で示すように、給気ダクト30を両側に取付けることで、排気および給気を両側で行うようにしても良い。このような形態は上流側排気ダクト40を多数準備すれば容易に製作できるものである。これらは共通部品の取付け位置を変更して構成することができ、所望の給気・排気方向に容易に設定可能とし、多数種類を容易に製造できるようにしたクリーニングヘッド1とした。
【0047】
続いて他の形態について図を参照しつつ説明する。図11は他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図11(a)は上面図、図11(b)は前面図、図11(c)は右側面図、図11(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図11(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
先の形態では、図6で示したように、上流側排気ダクト40と下流側排気ダクト50とによる排気ダクト二組を上面において同じ方向に配置する形態であったが、本形態では図11で示すように、排気ダクトは共にエア吸引室12と連通するL字状の上流側排気ダクト40とT字状の下流側排気ダクト50を二個並べて配置したものであってL字状の上流側排気ダクト40とT字状の下流側排気ダクト50とを筒体で連結するとともにL字状の上流側排気ダクト40からT字状の下流側排気ダクト50へ、そして、T字状の下流側排気ダクト50から外部へ一方向にエアが流出される構成の排気ダクトとし、このような排気ダクトを前面および後面においてそれぞれ二個並べて計四個配置するとともに、エアが流出される方向を同じとするように排気ダクトを同方向に配置している。この場合、排出口13は前面に左右方向で四列および後面に左右方向で四列備える形態である。この場合、ヘッド本体80は長尺である。図11(a),(b),(c)では給気および排気は一方の同じ側で行っている。つまり、図示しない給気ホースおよび排気ホースは一方の同じ側で接続される。
【0048】
また、ヘッド本体80の左右の両側の開口部は同じ形状であるため、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることが可能である。そこで、図11(d)で示すように、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることで、給気と排気とを反対側で行うようにしたり、図11(e)で示すように、給気ダクト30を両側に取付けることで、排気を一方の側で、給気を両側で行うようにしても良い。これらは共通部品の取付け位置を変更して構成することができ、所望の給気・排気方向に容易に設定可能とし、多数種類を容易に製造できるようにしたクリーニングヘッド1とした。
【0049】
続いて他の形態について図を参照しつつ説明する。図12は他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図12(a)は上面図、図12(b)は前面図、図12(c)は右側面図、図12(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図12(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
先の形態では、図11で示したように、上流側排気ダクト40と下流側排気ダクト50とによる排気ダクト二組を前面に、また、排気ダクト二組を後面に、それぞれ配置し、排気ダクトが同じ方向に向くようにする形態であったが、本形態では図12で示すように、排気ダクトは共にエア吸引室12と連通するL字状の上流側排気ダクト40とT字状の下流側排気ダクト50を二個並べて配置したものであってL字状の上流側排気ダクト40とT字状の下流側排気ダクト50とを筒体で連結するとともにL字状の上流側排気ダクト40からT字状の下流側排気ダクト50へ、そして、T字状の下流側排気ダクト50から外部へ一方向にエアが流出される構成の排気ダクトとし、このような排気ダクトを前面および後面においてそれぞれ左右方向に二個並べて計四個配置するとともに、エアが流出される方向を逆とするように排気ダクトを逆方向に配置している。この場合、排出口13は前面に四列および後面に四列備える形態である。この場合、ヘッド本体80は長尺である。図12(a),(b),(c)では給気を一方の側で、また、排気を両側で行っている。つまり、図示しない給気ホースは一方の側で、また、排気ホースは両方の側で接続される。
【0050】
また、ヘッド本体80は左右の両側で開口部が形成されている、しかも同じ形状であるため、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることが可能である。そこで、図12(d)で示すように、蓋部20と給気ダクト30とを入れ替えて取付けることで、給気を反対側で行うようにしたり、図12(e)で示すように、給気ダクト30を両側に取付けることで、給気および排気を両側で行うようにしても良い。これらは共通部品の取付け位置を変更して構成することができ、所望の給気・排気方向に容易に設定可能とし、多数種類を容易に製造できるようにしたクリーニングヘッド1とした。
【0051】
以上本発明の多数形態のクリーニングヘッド1について説明した。ヘッド本体10,80、蓋部20、給気ダクト30、上流側排気ダクト40、下流側排気ダクト50、排気ダクト用シール60、給気ダクト用シール70という共通部品を適宜選択の上で組立てて多数種類のクリーニングヘッド1を形成する形態を採用した。このため共通部品を予め大量に製造しておけば良く、部品製造時のコスト・時間を低減することができる。特に蓋部20、給気ダクト30、上流側排気ダクト40、下流側排気ダクト50は、従来では板金、機械加工で製作していたが、本形態ではダイキャストで成形したことでコスト削減・製作時間短縮を実現している。
また、エアーの排気方向や給気方向を所望の方向に設定できるようなクリーニングヘッド1とすることができ、従来では個々の事情による特別注文品として対応していたが、本形態では標準品相当として扱うことができ、納期の短縮に寄与する。
【0052】
また、排気ダクトが上面に取付けられる形態では、前後のエア吸引口12aまたは排出口13の前後方向の幅(スリット幅)を異なった幅とすることで、前後の排気量を変えることができる。
また、排気ダクトを前後の側面に取付けた場合も、前後のエア吸引口12aまたは排出口13のスリット幅を異なった幅とすることで前後の排気量を変えることができることは勿論のこと、エア吸引口12aや排出口13のスリット幅を同じ幅とし、片側配管または両側配管にバルブを介在させて排気量を異ならせるように調節することでも前後のエア吸引口12aの排気量を所望の量に選択できる。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明を実施するための最良の形態のクリーニングヘッドの斜視分解図である。
【図2】本発明を実施するための最良の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図2(a)は上面図、図2(b)は前面図、図2(c)は右側面図、図2(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図2(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
【図3】エア吸引室とエア噴出室との配置を説明する説明図であり、図3(a)はVPVの説明図、図3(b)はPVPの説明図、図3(c)は他のVPVの説明図である。
【図4】他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図4(a)は上面図、図4(b)は前面図、図4(c)は右側面図、図4(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図4(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
【図5】他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図5(a)は上面図、図5(b)は前面図、図5(c)は右側面図、図5(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図5(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
【図6】他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図6(a)は上面図、図6(b)は前面図、図6(c)は右側面図、図6(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図6(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
【図7】他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図7(a)は上面図、図7(b)は前面図、図7(c)は右側面図、図7(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図7(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
【図8】他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図8(a)は上面図、図8(b)は前面図、図8(c)は右側面図、図8(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図8(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
【図9】他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図9(a)は上面図、図9(b)は前面図、図9(c)は右側面図、図9(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図9(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
【図10】他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図10(a)は上面図、図10(b)は前面図、図10(c)は右側面図、図10(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図10(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
【図11】他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図11(a)は上面図、図11(b)は前面図、図11(c)は右側面図、図11(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図11(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
【図12】他の形態のクリーニングヘッドの構成図であり、図12(a)は上面図、図12(b)は前面図、図12(c)は右側面図、図12(d)は給気ダクトが反対方向のクリーニングヘッドの説明図、図12(e)は給気ダクトが双方向のクリーニングヘッドの説明図である。
【符号の説明】
【0054】
10:ヘッド本体
11:エア噴出室
12:エア吸引室
13:排出口
20:蓋部
30:給気ダクト
40:上流側排気ダクト
50:下流側排気ダクト
60:排気ダクト用シール
70:給気ダクト用シール
80:ヘッド本体
【出願人】 【識別番号】591252781
【氏名又は名称】ヒューグルエレクトロニクス株式会社
【出願日】 平成18年6月21日(2006.6.21)
【代理人】 【識別番号】100091281
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 雄一


【公開番号】 特開2008−659(P2008−659A)
【公開日】 平成20年1月10日(2008.1.10)
【出願番号】 特願2006−170949(P2006−170949)