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【発明の名称】 選別コンベアの選別皿案内装置
【発明者】 【氏名】横崎 安弘

【氏名】岡山 雅美

【要約】 【課題】安定した正確な計測を行うことにより、選別コンベアの搬送速度や、選別能率等を高めるため選別装置を提供する。

【解決手段】選別コンベア5に沿って、前後に計測器1、2を配設し、一方の計測器1によって計測する選別皿3を計測位置に案内するガイドレール6に対して、他方の計測器2によって計測する選別皿4を計測位置へ案内するガイドレール7を異なる案内位置に並設する。一方の選別皿3がガイドレール6の位置にきても、このガイドレール6の上面に摺動案内されないで、計測器1で計測が行われる。このとき他方の選別皿4はこのガイドレール6により上方へ案内されて、計測作用を受けない状態に維持される。更に、選別皿3、4が次のガイドレール7の位置に移行すると、選別皿3がガイドレール7による規制を受けて上昇されると共に、選別皿4がこのガイドレール7によるガイド規制を受けないで、計測器2による計測作用を受けるものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
被選別物を受けて搬送しながら計測選別する選別皿(3)、(4)を連設した選別コンベア(5)に沿って二つの計測器(1)、(2)を配設し、このうち一方の計測器(1)による計測位置へ選別皿(3)を案内するガイドレール(6)に対して、他方の計測器(2)による計測位置へ選別皿(4)を案内するガイドレール(7)を異なる案内位置に並設したことを特徴とする選別コンベアの選別皿案内装置。
【請求項2】
前記選別皿(3)、(4)を支持すると共に、計測器(1)、(2)に摺動案内する計測スライダー(33)を有した支持アーム(28)に、前記ガイドレール(6)、(7)に摺動案内する着脱可能のスライダー(8)、(9)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の選別コンベアの選別皿案内装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、多数の選別皿を無端状に連設して回転搬送する形態の選別コンベア等に、前後二つの計測器を配置して、選別皿の風袋重量や、選別皿に被選別物を載せた状態の被選別物重量等を計測しながら、被選別物を選別する選別皿案内装置に関するものであり、芋類、根菜類、果実類、魚介類等の選別装置として利用することができる。
【背景技術】
【0002】
搬送チエンに多数の選別皿を無端状に連設配置して回転移送しながら、この各選別皿に被選別物を載置して搬送し、この搬送途中に設けるロードセル等の計測器によって計測しながら所定の選別位置まで搬送して、この選別皿を転倒させて被選別物を選別位置に排出させる形態の選別コンベアの技術が知られている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記のように搬送途中に一つの計測器を設けた選別コンベアでは、選別皿を計測器に一定間隔にわたり受けさせて摺動させることによって、安定した正確な計測を行うことができるもので、この計測のために所定長さのガイドレールを設けて、選別皿の所定の摺動時間と、摺動距離を確保するように構成する。従って、これら摺動時間や、距離が、選別コンベアの搬送速度や、選別能率等を高めるための制限となり易い。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1に記載の発明は、被選別物を受けて搬送しながら計測選別する選別皿3、4を連設した選別コンベア5に沿って二つの計測器1、2を配設し、このうち一方の計測器1による計測位置へ選別皿3を案内するガイドレール6に対して、他方の計測器2による計測位置へ選別皿4を案内するガイドレール7を異なる案内位置に並設したことを特徴とする選別コンベアの選別皿案内装置の構成とする。選別皿3、4を連設した選別コンベア5を駆動し、この選別コンベア5の始端部において各選別皿3、4に被選別物を供給載置して搬送する。一方の選別皿3がガイドレール6の位置にきても、このガイドレール6の上面に摺動案内されないで下降して、計測器1に受けられて計測が行われる。このとき他方の選別皿4はこのガイドレール6により上方へ案内されて、計測器1に摺接しないで計測作用を受けない状態に維持される。更に、選別皿3、4が次のガイドレール7の位置に移行すると、選別皿3がガイドレール7による規制を受けて計測器2に作用しない位置に上昇されると共に、選別皿4がこのガイドレール7によるガイド規制を受けない状態となって下降して、計測器2による計測作用を受ける。
【0005】
請求項2に記載の発明は、前記選別皿3、4を支持すると共に、計測器1、2に摺動案内する計測スライダー33を有した支持アーム28に、前記ガイドレール6、7に摺動案内する着脱可能のスライダー8、9を設けたことを特徴とする。前記選別皿3、4はスライダー8、9を介して相互に異なる位置に設けられるガイドレール6、7に案内させて、計測器1、2の位置を特定することができ、共通の形態の計測スライダー33を形成していて、これらガイドレール6、7によって特定された何れか一方の選別皿3の計測を計測器1において行わせ、又、他方の選別皿4の計測を計測器2において行わせる。
【発明の効果】
【0006】
請求項1に記載の発明は、一つの選別コンベアに二つの計測器1、2を配置して選別皿3、4やこの被選別物等の計測を行う形態において、各ガイドレレール6、7を異なる位置に構成するものであるから、各計測器1、2毎に各別に案内させて計測することができ、各計測器1、2に対する選別皿3、4の摺動計測行程、乃至時間を必要、かつ十分に維持させて、安定した、正確な計測を行わせることができると共に、選別コンベアの搬送速度を速くすることができ、計測を高速度、高能率に行うことができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、前記のように同じ選別コンベア5における選別皿3、4を同時搬送しながら、一方の選別皿3を計測器1によって計測し、他方の選別皿4を計測器2によって計測するように、各別に計測して選別行程へ搬送させるものであるから、各選別皿3、4の計測器1、2に対する摺動計測行程、乃至その時間を長く維持することができ、正確で、効能率の計測を行わせることができる。しかも、各選別皿3、4の計測スライダー33は同一形態で共通して共用化形態とし、前記異なる位置に設けられるガイドレール6、7に案内させるスライダー8、9を各別形態に構成して支持アーム28に取付けるものであるから、選別皿3、4の構成主体部分を共用化して、構成を簡単にすると共に、生産コストの低減を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図面に基づいて、収穫された果実、野菜等の被選別物を載せて搬送しながら、計測し、選別する選別コンベア5の一部を例示すもので、機台上前後方向に無端チエン11を掛け渡して、モータによって駆動する。このチエン11に沿って、後記のように支持構成の選別皿3と4を一定間隔に、かつ交互に配置して、チエン11回転によって一体駆動回転する。この選別皿3、4の回転底部は該チエン11に配設した支持アーム28に対して支持部29周りに回動自在に取付けている。各支持アーム28の左右両側部には計測スライダー33を形成して、この計測スライダー33を計測器1、2に摺動させることによって選別皿3、4の重量を計測する。選別コンベア5における各前後の計測位置においてガイドレール12によって受けて移動させ、計測器1、2と一体のガイドレール14上に摺接するように案内し、又、このガイドレール14上の摺動から外すように案内する。又、この選別皿3の搬送行程の選別位置には、支持アーム28の計測スライダー33を掬上げてこの選別皿3を一側の支持部29の周りに回動転倒させるゲートG(G1、〜G8)を設け、各ゲートGをソレノイドS1、〜S8出力によって作動することによって、搬送の選別皿3、4を選別位置へ転倒するように案内することができ、選別皿3、4上の被選別物を所定の選別位置へ選別排出する。選別コンベア5の終端部には強制ゲートG9を設けて、この選別コンベア5の終端に搬送された残被選別物は全てこの強制ゲートG9から排出される。
【0009】
この選別コンベア5の始端部に各選別皿3、4の重量等を計測する二つの計測器1、2を配置する。そして、これら計測器1、2による被選別物の計測を行わせると共に、この計測に基づいて選別出力する一つのマイコン(マイクロコンピュータ)13に、被選別物の搬送方向に沿って配設の前後二つの計測器1、2の検出値を入力すると共に、これら二つの計測器1、2による計測点位置(計測ポイント)A、Bを前後にずらせて設定している。選別コンベア5を駆動して、各計測器1、2による被選別物の計測を行う。この計測ではマイコン13からの指令により一定時間間隔毎に計測器1による計測ポイントAと、計測器2による計測ポイントBとを交互に決めて、各々の出力信号を交互に行って一つのマイコン13に入力し、この計測ポイントA、Bにおける検出値に基づいてデータ処理して被選別物の重量等を算出して選別出力する。
【0010】
又、各計測器1、2はロードセルを用いて、被選別物の重量を計測する。又、これらのロードセルに代えて、被選別物の大きさや、色彩を検出するカメラセンサを設けて、形状選別や、色選別することもできる。選別コンベア5の各選別皿3、4が各計測器1、2の上面に摺動することによって、このロードセルの歪値を出力信号として、これをアナログで計測コントローラ25に受けて、A/D変換を行い、重量換算を行う。このロードセルは、上面に選別皿3、4を支持する適宜長さのガイドレール14を有する。このガイドレール14の長さによって計測時間が異なる。コントローラ25は、一つのマイコン13と、このマイコン13に入、出力する各回路16、17、18、20、21や、LCD表示部19を配置している。管理用パソコン15との間を通信する通信回路16は、パソコン15からの設定値の書込みや、選別結果のパソコン15への出力等を行う。この通信回路16はマイコン13との間の通信を行う。各計測器1、2からの出力信号を受ける増幅回路(オペアンプ)17、18、カップセンサー23、及び操作ボタン22等は、共にマイコン13に入力するように構成し、又、このマイコン13から、該LCD表示部19や、各ゲートG(G1〜G8等)を出力する。又、選別皿3、4に種別がある場合は、この種別を検出するカップセンサー23からの入力を受けるI/O入力回路20を設け、各ゲートG(G1、〜G8)出力のためにI/O出力回路21を設ける。
【0011】
前記のように、ロードセルによる計測器1、2は、ガイドレール14に選別皿3、4が摺動する間隔Lにおける多数の計測ポイントA、Bの間歇的出力信号によって計測しているが、安定した計測値を得るためには適宜長さの安定時間が必要である。この始期と終期とにおける計測値は変動が大きく不安定な状態にあってデータとしては採用しないで、これら始期と終期とを除いた中央部の間隔を安定状態の有効ポイント間隔部Mとして採用する。しかも、この安定時間において二つの計測器1、2による計測ポイントA、Bを設定するものであり、これら二つの計測ポイントA、Bにおける計測値は一つのマイコン13によってプロットするために、互いに重合しないように計測ポイントA、Bを前後に位相間隔Cをずらせる。又、図7におけるグラフのこれら計測ポイントA、B値は、各計測器1、2による出力信号のAD値を変えて作成したものである。
【0012】
ここにおいて、この発明に係る選別案内装置は、被選別物を受けて搬送しながら計測選別する選別皿3、4を連設した選別コンベア5に沿って二つの計測器1、2を配設し、このうち一方の計測器1による計測位置に選別皿3を案内するガイドレール6に対して、他方の計測器2による計測位置に選別皿4を案内するガイドレール7を異なる案内位置に並設する。選別皿3、4を連設した選別コンベア5を駆動し、この選別コンベア5の始端部において各選別皿3、4に被選別物を供給載置して搬送させる。一方の選別皿3がガイドレール6の位置にきても、このガイドレール6の上面に摺動案内されないで下降して、計測器1による計測が行われる。このとき他方の選別皿4はこのガイドレール6により上方へ案内されて、計測器1による計測作用を受けない状態に維持される。更に、選別皿3、4が次のガイドレール7の位置に移行すると、選別皿3はガイドレール7による規制を受けて計測器2に作用しない位置に上昇されると共に、選別皿4がこのガイドレール7によるガイド規制を受けない状態となって下降して、計測器2による計測作用を受けるものである。このガイドレール6に対してガイドレール7は、外側で、かつこのガイドレール6の高さK1よりも高いK2位置にして、相互に異なる位置に設定している。
【0013】
又、前記選別皿3、4を支持すると共に、計測器1、2に摺動案内する計測スライダー33を有した支持アーム28に、前記ガイドレール6、7に摺動案内する着脱可能のスライダー8、9を設けたものである。前記選別皿3、4はスライダー8、9を介して相互に異なる位置に設けるガイドレール6、7に案内させて、計測器1、2の位置を特定することができ、共通の形態の計測スライダー33を形成して、これらガイドレール6、7によって特定された何れか一方の選別皿3の計測を計測器1において行わせ、又、他方の選別皿4の計測を計測器2において行わせる。ガイドレール6によってスライダー9を掬上案内すると、この選別皿4の計測スライダー33が計測器1のガイドレール14から浮上して、計測されない状態となるが、このガイドレール6によって掬上げられないスライダー8の選別皿3の計測スライダー33は、この計測器1のガイドレール14に摺動して計測作用が行われる。又、後続の計測器2による計測位置では、ガイドレール7とスライダー8、9との関係によって、スライダー9を有した選別皿4が計測され、スライダー8を有した選別皿3は計測されない状態となる。このように、選別皿3は、ガイドレール6とサブスライダー9との関係によって計測器1によって計測され、選別皿4は、ガイドレール7とスライダー8との関係によって計測器2によって計測される。各計測器1、2の左右両端部には、前後方向に所定の長さのガイドレール14を設け、これらガイドレール14で選別皿3、4の支持アーム28の左右両側の計測スライダー33を受けることにより正確な計測を行う。
【0014】
このように各計測器1、2の位置のガイドレール14に案内される計測スライダー33は、このガイドレール14の始端部側、終端部側に位置して形成されるガイドレール12によって円滑に昇降案内する。この計測器1、2による計測を受けた選別皿3、4は、各スライダー8、9がガイドレール6、7から外れるが、ガイドレール37に支持案内される支持アーム28を介して搬送姿勢を維持される。そして、各計測位置後を搬送されて各選別位置に該当するゲートG1、〜G9に至って、このゲートGカムの回動によって支持部29とは反対側の計測スライダー33が押上げられて、選別皿3、4が支持部29周りに横側へ回動されて被選別物を選別排出する。前記計測ガイド33は、支持アーム28に対して固定しているが、スライダー8、9はこの支持アーム28の左右両端部に対して着脱自在にして取付ける。これら各スライダー8、9は前記ガイドレール6、7に対向して摺動するように外側への突出長さ、及び高さを異にして形成する。そして、各スライダー8、9と、前記計測スライダー33との間の高さ間隔H1、H2を異にしている。各支持アーム28の左右両端部に取付ベース部40とクリップ穴部41とを形成し、前記のように異なる形態の各スライダー8、9には、該支持アーム28の取付ベース部40とクリップ穴部41とに差込んで抜止めできるソケット部42と、クリップ部43とを形成している。前記各選別皿3、4を支持する支持アーム28や、取付ブラケット26、昇降ブラケット30、及び計測スライダー33等は同じ構成であり、共用化でき、又、従来のような単一の計測器を備える形態の選別コンベアに使用することができる。このような支持アーム28に対して異なる規格、乃至形態のスライダー8、9を取付けることによって、二連形態の計測器1、2用選別皿3、4の構成とすることができる。これら各スライダー8、9は、何れの支持アーム28の取付ベース部40等にも共用化して取付け可能に構成している。
【0015】
図6に示す形態は、計測器1と、2で、選別コンベア5の選別皿3と、4を一つ置きに交互に計測するように構成したもので、計測器1によって選別皿3を計測する場合は、計測器2は選別皿4の計測を行うように構成している。コンベア5が一周回する間に全ての選別皿3、4の計測を行う。被選別物を供給する供給装置24を選別コンベア5の上手側に設けているために、各計測器1、2共に被選別物の計測を行うことができ、風袋計測は起動周回時に行うことができる。
【0016】
又、この計測選別装置は、図9に示すように、前記被選別物を載せて搬送する選別皿3、4を配置の選別コンベア5に、この起動周回時の選別皿3、4の計測を行う風袋計測器1と、被選別物を載せた選別皿3、4の被選別物計測を行う選別計測器2との二つを配置した形態である。選別皿3、4を連設した選別コンベア5を駆動して計測器1、2による計測を行わせる。この起動によって選別皿3、4が最初の計測器1の位置にくると風袋計測を行い、続いて計測器2の位置にくると、この選別皿3、4に被選別物が載せられた状態の被選別物の重量等が計測される。このように計測器2によって計測した重量等から、計測器1で計測した重量等を差し引くことによって被選別物の実重量等を算出して選別処理する。
【0017】
又、前記計測器1、2による起動周回時以降の風袋計測によって、前回風袋計測の記憶値を更新することができる。選別コンベア5の起動時における各選別皿3、4が空の状態で最初に計測器1、又は2により計測されるときは、風袋計測となるが、続いて二回目に計測されるときは、選別皿3、4に被選別物が載せられている状態では被選別物の重量等が計測される。この被選別物が載せられていない状態では風袋計測として、前回計測されてマイコン13に登録されている各選別皿3、4の風袋計測記憶値を更新する。この更新した記憶値を後続の計測における選別皿3、4の風袋重量等とする。
【0018】
又、選別コンベア5の選別皿を形態の異なる二つの選別皿3と、4とに形成して前後交互に配置する形態とすることもできる。この場合、各計測器1、2による計測の仕方は、前記図6の場合と同様にして行われる。又この形態では、選別皿3の選別排出方向を選別コンベア5の左側とし、選別皿4を右側に排出するように、選別排出方向を互いに異にするように設定する形態とすることができる。
【0019】
前記各選別皿3、4の支持構成について、搬送チエン11に沿って取付ブラケット26を配置し、この各取付ブラケット26は左右両側部をコンベアフレーム35のガイドレール37に支持案内させて摺動する構成としている。この各取付ブラケット26には、搬送方向後方へ突出する平行リンク39を介して該搬送チエン11の真上に昇降自在で、かつ該搬送チエン11の幅方向中央部上に沿うアーム軸27周りに横側へ所定角度傾斜回動可能の扇形状の支持アーム28を設ける。この各支持アーム28の上部には選別皿3、又は4を横外側へ転倒回動可能に支持29する。又、前記前記支持アーム28の左右両側部のスライダー8、9を摺動させて秤量するための、所定長さのガイドレール14をロードセル計測器1、2の左右両側上面に設けて、このガイドレール14で前記計測のための摺動間隔Lを設定する。各計測器1、2は、これら左右の各ガイドレール14の上部で受ける合計計測重量値、又はこの合計計測重量値を平均することによって非選別物の計測重量とすることができる。又、前記各選別皿3、4の取付ブラケット26や、支持アーム28等の計測スライダー33を支持摺動させてガイドレール14上に案内したり、又このガイドレール14上で計測された後のスライダ33を受けて後続の搬送行程へ案内するガイドレール12を経過しての各選別位置には、この支持アーム28の計測スライダー33を押上げて選別皿3を支持部29の周りに回動する転倒ガイド各ゲートG1、〜G8を配置して、選別皿3、4の搬送被選別物を選別位置に排出するように構成している。
【0020】
前記取付ブラケット26に対して平行リンク39を介して上下動自在に設けられる昇降プレート30に対して、支持アーム28をアーム軸27の回りに左右回動可能に、かつ、一定高さ上下動可能に設ける。この支持アーム28には左右円弧状のガイド穴31を形成して、昇降プレート30のガイドピン32を嵌合案内させる。この支持アーム28を、平行リンク39を介する上昇とアーム軸27回りの排出側への回動とによって、ガイドピン32をガイド穴31に案内させて、選別皿3、4の横排出側への転倒回動を案内し、かつ、このガイドピン32をガイド穴31内を一定高さ上下動可能にして移動規制するように構成している。この支持アーム28のガイド穴31の中央側端部には係合部38を形成して、この係合部38をガイドピン32に係合させることによって、該支持アーム28を昇降プレート30のガイドピン32に支持させ、選別皿3、4を略左右水平状の搬送姿勢に維持する。選別皿3、4はこの搬送姿勢を維持して非選別物を受けて搬送することができる。これら選別皿3、4の支持アーム28の左右両端部には、ガイドレール12、及びガイドレール14を摺動する計測スライダー33を形成すると共に、この上部にスライダー8、又は9を取付ける。選別皿3にはスライダー8を取付け、選別皿4にはスライダー9を取付ける。これらスライダー8をガイドレール7に摺動することによって計測器2における計測作用を牽制し、スライダー9をガイドレール6に摺動することによって計測器1における計測作用を牽制することができる。これらの支持アーム28の左右両端に設けるスライダー8、9は、前記ガイドレール12、及び計測器1、2のガイドレール14上に摺動する計測スライダー33の上部、外側位置に形成している。これらスライダー8、9の基部にはソケット部42、クリップ部43を形成して、このソケット部42等を前記のように支持アーム28側の取付ベース部40、クリップ穴部41に嵌合させて取付ける。これら前後の支持アーム28に取付けるスライダー8と9は、突出長さ、及び高さの異なるサイズに形成して、スライダー8と9を取付けた状態が正面視で二段形態の構成としている。前記選別コンベア5のコンベアフレーム35の外側のサイドフレーム36に、これらスライダー8、9に対応して異なる位置のガイドレール6、7を設けて、スライダー8はガイドレール7に摺動させ、スライダー9をガイドレール6に摺動させて、選別皿3を計測器1の計測ガイドレール14に摺動させ、選別皿4を計測器2の計測ガイドレール14に摺動させるように構成している。
【0021】
このよに、計測スライダー33がガイドレール14上に摺動して計測器1、2による計測を受けるときは、スライダー8、9は、ガイドレール6、7に摺動しない姿勢にあって、支持アーム28は浮上してガイドピン32から係合部38が外れた状態にある。このため、この選別皿3、4が上下動自在の状態で計測作用が行われるため正確な計測が行われる。又、計測後には計測スライダー33がガイドレール12、14から外れると、支持アーム28が下動して係合部38がガイドピン32に係合して、選別皿3、4の搬送姿勢を保持する。この搬送姿勢で各選別皿3、4がコントローラ25から指定された選別位置に搬送されると、排出側とは反対側の計測スライダー33が指定のゲートGによって押上げられて、支持アーム28がアーム軸27の周りに回動されて、係合部38がガイドピン32から外れると共に、支持アーム28と選別皿3、4を排出側へ回動させて、この選別皿3、4を支持アーム28に対して支持部29の周りに転倒回動して、非選別物を選別位置へ排出することができる。
【0022】
各スライダー8、9は、平行リンク39機構によって選別皿3、4と共に昇降自在の状態であるが、ガイドレール6、又は7に摺動させることによって、計測器1のガイドレール14に摺動させたり、計測器2のガイドレール14に摺動させるように選択設定することができる。しかも、これらのガイドレール14の長さは、選別皿3、4の配置間隔には殆ど制限されることなく自由に設定することができるから、各計測器1、2における計測行程、乃至計測時間を十分に維持することができ、前記有効ポイント間隔部Mを長くして、高精度の計測を能率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】 ガイドレールによるスライダーの案内状態を示す側面図。
【図2】 選別コンベアの各計測器部における正面図。
【図3】 その作用を示す各計測器部における正面図。
【図4】 その選別皿部の側面図。
【図5】 スライダー着脱部の分解斜視図。
【図6】 二つの計測器の配置を示す選別コンベア部の斜視図。
【図7】 二つの計測器による計測ポイントを示すグラフ。
【図8】 そのコントローラのブロック図。
【図9】 二つの計測器の配置例を示す選別コンベア部の斜視図。
【符号の説明】
【0024】
1 計測器
2 計測器
3 選別皿
4 選別皿
5 選別コンベア
6 ガイドレール
7 ガイドレール
8 スライダー
9 スライダー
14 ガイドレール
33 計測スライダー
【出願人】 【識別番号】599167582
【氏名又は名称】株式会社横崎製作所
【出願日】 平成19年2月5日(2007.2.5)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−188581(P2008−188581A)
【公開日】 平成20年8月21日(2008.8.21)
【出願番号】 特願2007−54808(P2007−54808)