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【発明の名称】 郵便ポスト、郵便物回収車、郵便物処理端末、郵便物処理システム、および郵便物処理方法
【発明者】 【氏名】赤木 琢磨

【氏名】岡田 真江

【氏名】有吉 俊二

【氏名】浜村 倫行

【要約】 【課題】この発明は、郵便物の処理効率を高めることができる郵便ポスト、郵便物回収車、郵便物処理端末、郵便物処理システム、および郵便物処理方法を提供することを課題とする。

【解決手段】電子ポスト10は、投函された郵便物の画像を読み取るスキャナ2、読み取った画像から宛名情報を認識するOCR3、および宛名情報を認識できた郵便物に局内バーコードを印字するとともに認識できなかった郵便物にIDコードを印字するプリンタ4を有する。OCR3で宛名を認識できなかった郵便物の画像は画像蓄積部5に記憶され、通信装置6を介してその画像データとともにOCR認識結果が管理番号(IDコード)に関連付けて区分機へ送信される。区分機では、送信された認識不能データを打鍵処理し、正しい宛名情報を管理番号に関連付けて用意する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
郵便物を投函する投函口と、
投函された郵便物の画像を読み取る画像読み取り部と、
この読み取った画像から当該郵便物の宛名情報を認識する宛名認識部と、
この認識結果に基づいて当該郵便物を処理する処理部と、
を有することを特徴とする郵便ポスト。
【請求項2】
上記宛名認識部で宛名情報を認識できなかった郵便物の画像および認識結果をその管理番号とともに郵便区分機へ送信するデータ送信部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の郵便ポスト。
【請求項3】
上記処理部は、上記宛名認識部で宛名情報を認識できた郵便物に対して当該宛名情報をコード化した局内バーコードを印字する印字部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の郵便ポスト。
【請求項4】
上記印字部は、上記宛名認識部で宛名情報を認識できなかった郵便物に対して管理番号としてのIDコードを印字することを特徴とする請求項3に記載の郵便ポスト。
【請求項5】
上記印字部で上記局内バーコードを印字した郵便物および上記IDコードを印字した郵便物を集積する集積部をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の郵便ポスト。
【請求項6】
上記集積部は、上記宛名認識部で宛名情報を認識できた郵便物と認識できなかった郵便物を別々に区分集積する2つの集積部を有することを特徴とする請求項5に記載の郵便ポスト。
【請求項7】
郵便物を投函する投函口と、
投函された郵便物の料額印を検出する料額印検出部と、
当該郵便物のサイズを検出するサイズ検出部と、
当該郵便物の重量を検出する重量検出部と、
上記サイズ検出部で検出した当該郵便物のサイズ、および上記重量検出部で検出した当該郵便物の重量に基づいて、当該郵便物の正規の郵便料金を計算する料金計算部と、
上記料額印検出部で検出した料額印の金額と上記料金計算部で計算した当該郵便物の正規の郵便料金とを比較して、その比較結果に基づいて当該郵便物を処理する処理部と、
を有することを特徴とする郵便ポスト。
【請求項8】
上記料額印検出部で当該郵便物から検出した料額印の金額が上記料金計算部で計算した当該郵便物の正規の郵便料金から不足している場合、その不足金額を利用者に対して表示する表示部と、
表示を確認した利用者との間で不足分の料金を収受する不足料金受け付け部と、
をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の郵便ポスト。
【請求項9】
上記不足料金受け付け部で利用者から不足料金を収受した郵便物に対して新たな料額印を発行する料額印発行部をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の郵便ポスト。
【請求項10】
投函された郵便物の料額印の位置を検出する料額印検出部と、
料額印の位置が揃うように上記投函口を介して投函された全ての郵便物の向きを取り揃える方向取り揃え部と、
方向が取り揃えられた郵便物を集積する集積部と、
を有することを特徴とする郵便ポスト。
【請求項11】
郵便物を投函する投函口と、
投函された郵便物の料額印の位置を検出する料額印検出部と、
上記投函口を介して投函された全ての郵便物を、上記料額印検出部で検出した料額印の位置が同じ郵便物毎に区分集積する方向別区分集積部と、
を有することを特徴とする郵便ポスト。
【請求項12】
郵便ポストから回収した郵便物を投入する投入部と、
投入された郵便物の料額印を検出する料額印検出部と、
料額印の位置が揃うように上記投入部を介して投入された全ての郵便物の向きを取り揃える方向取り揃え部と、
方向が取り揃えられた郵便物を集積する集積部と、を有し、
上記集積部に集積した郵便物を郵便局へ運搬する郵便物回収車。
【請求項13】
上記投入部を介して投入された郵便物の厚さを検出する厚さ検出部と、
上記投入部を介して投入された郵便物の重量を検出する重量検出部と、
上記厚さ検出部で検出した当該郵便物の厚さ、および上記重量検出部で検出した当該郵便物の重量に基づいて、規格外であることを判断された郵便物を上記集積部とは別に集積する第1の排除集積部と、
をさらに有することを特徴とする請求項12に記載の郵便物回収車。
【請求項14】
上記料額印検出部で料額印を検出できなかった郵便物を上記集積部とは別に集積する第2の排除集積部をさらに有することを特徴とする請求項13に記載の郵便物回収車。
【請求項15】
郵便ポストから回収した郵便物を投入する投入部と、
投入された郵便物の画像を読み取る画像読み取り部と、
この読み取った画像から当該郵便物の宛名情報を認識する宛名認識部と、
認識した宛名情報をコード化した局内バーコードを当該郵便物に印字する印字部と、
上記局内バーコードを印字した郵便物を集積する集積部と、を有し、
上記集積部に集積した郵便物を郵便局へ運搬する郵便物回収車。
【請求項16】
上記宛名認識部で宛名情報を認識できなかった郵便物の画像および認識結果をその管理番号とともに上記運搬先の郵便局の郵便区分機へ送信するデータ送信部をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の郵便物回収車。
【請求項17】
上記印字部は、上記宛名認識部で宛名情報を認識できなかった郵便物に対して管理番号としてのIDコードを印字することを特徴とする請求項16に記載の郵便物回収車。
【請求項18】
上記集積部は、上記印字部で上記局内バーコードを印字した郵便物および上記IDコードを印字した郵便物を別々に区分集積する2つの集積部をさらに有することを特徴とする請求項17に記載の郵便物回収車。
【請求項19】
郵便物を投入する投入口と、
投入された郵便物の画像を読み取る画像読み取り部と、
この読み取った画像から当該郵便物の宛名情報を認識する宛名認識部と、
上記投入口を介して投入された郵便物に管理番号をコード化したIDコードを印字する印字部と、
上記宛名認識部における認識結果を上記管理番号に関連付けて記憶する記憶部と、
を有することを特徴とする郵便物処理端末。
【請求項20】
上記記憶部に記憶した認識結果を記録媒体に書き込む書き込み部をさらに有することを特徴とする請求項19に記載の郵便物処理端末。
【請求項21】
上記記憶部に記憶した認識結果のうち、上記宛名認識部で宛名情報を認識できなかった郵便物の認識結果を、上記画像読み取り部で読み取った当該郵便物の画像およびその管理番号とともに郵便区分機へ送信するデータ送信部をさらに有することを特徴とする請求項19または請求項20に記載の郵便物処理端末。
【請求項22】
郵便物を投入する投入口と、
投入された郵便物の画像を読み取る画像読み取り部と、
この読み取った画像から当該郵便物の宛名情報を認識する宛名認識部と、
認識した宛名情報をコード化した局内バーコードを当該郵便物に印字する印字部と、
を有することを特徴とする郵便物処理端末。
【請求項23】
上記宛名認識部で宛名情報を認識できなかった郵便物の画像および認識結果をその管理番号とともに郵便区分機へ送信するデータ送信部をさらに有することを特徴とする請求項22に記載の郵便物処理端末。
【請求項24】
上記印字部は、上記宛名認識部で宛名情報を認識できなかった郵便物に対して管理番号としてのIDコードを印字することを特徴とする請求項23に記載の郵便物処理端末。
【請求項25】
郵便局に設置された郵便区分機と、
この郵便局が管轄する地域に設置された少なくとも1つの郵便ポストと、
この少なくとも1つの郵便ポストに投函された郵便物を回収して当該郵便局へ運搬する少なくとも1台の郵便物回収車と、を有し、
上記郵便ポストは、
郵便物を投函する投函口と、
投函された郵便物の画像を読み取る画像読み取り部と、
この読み取った画像から当該郵便物の宛名情報を認識する宛名認識部と、
認識した宛名情報をコード化した局内バーコードを当該郵便物に印字する印字部と、
上記局内バーコードを印字した郵便物を集積する集積部と、を有し、
上記郵便区分機は、
上記郵便物回収車で上記郵便ポストの上記集積部から回収した郵便物を投入する投入部と、
投入された郵便物の上記郵便ポストの上記印字部で印字された局内バーコードを読み取るバーコードリーダーと、
この読み取り結果に従って当該郵便物を区分集積する区分集積部と、を有することを特徴とする郵便物処理システム。
【請求項26】
上記郵便ポストは、上記宛名認識部で宛名情報を認識できなかった認識不能データとして当該郵便物の画像および認識結果をその管理番号とともに上記郵便区分機へ送信するデータ送信部をさらに有し、
上記郵便区分機は、上記データ送信部を介して上記郵便ポストから送信された上記認識不能データに基づいて当該郵便物の宛名情報を打鍵入力する打鍵処理部をさらに有することを特徴とする請求項25に記載の郵便物処理システム。
【請求項27】
郵便ポストに投函された郵便物の画像を読み取る画像読み取り工程と、
読み取った画像から当該郵便物の宛名情報を認識する宛名認識工程と、
認識した宛名情報をコード化した局内バーコードを当該郵便物に印字する局内バーコード印字工程と、
上記宛名認識工程で宛名情報を認識できなかった郵便物に管理番号としてのIDコードを印字するIDコード印字工程と、
上記局内バーコードを印字した郵便物、および上記IDコードを印字した郵便物を当該郵便ポスト内で集積する集積工程と、
上記宛名情報を認識できなかった郵便物の画像および認識結果をその管理番号とともに郵便区分機へ送信するデータ送信工程と、
データを送信された郵便区分機において上記宛名情報を認識できなかった郵便物の宛名情報を打鍵入力する工程と、
を有することを特徴とする郵便物処理方法。
【請求項28】
上記集積工程では、上記宛名情報を認識できた郵便物と宛名情報を認識できなかった郵便物を別々に区分集積することを特徴とする請求項27に記載の郵便物処理方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、郵便物を投函する郵便ポスト、投函された郵便物を郵便ポストから回収して郵便局へ運搬する郵便物回収車、郵便物を処理する郵便物処理端末、郵便物処理システム、および郵便物処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、郵便ポストに投函された郵便物は、郵便回収車で回収されて郵便局に運ばれる。郵便局では、郵便ポストから回収した郵便物を配達先毎に区分する。このとき、郵便局では、まず区分機で処理可能な郵便物とそうでないものとに選別し、区分機で処理可能な郵便物を同じ方向に取り揃える。その後、向きを揃えた郵便物を郵便物区分機に投入する。
【0003】
郵便物区分機では、投入された郵便物の宛名の画像をスキャナで読み取って、読み取った画像をOCR処理によって文字認識し、郵便物の宛名の郵便番号、及び住所を読み取る。そして、プリンタで郵便物にバーコードを付与する。このバーコードには、郵便物の配達先郵便局(自局或いは他局)、配達先住所等の情報が含まれている。さらに、バーコードが付与された郵便物は、配達先毎に区分されて、区分箱に分配されて集積される。
【0004】
この後、区分された郵便物は、その配達局毎に分類され、当該郵便物を収集した自局と異なる他局宛の郵便物が優先的に次の処理にまわされる。つまり、他局宛の郵便物は、それぞれの配達先の地方局に送付される。一方、自局から配達される郵便物は他局から配送されてくる自局宛の郵便物と合わせて処理される。
【0005】
通常、このような分類は、区分機により行われるが、郵便物の宛名は手書き文字、又は、印刷活字で書かれており、次のような理由から、OCRの文字認識、及び宛名情報を読み取れないことがあった。
【0006】
1.文字が薄い、又は、かすれているため、文字認識できない。
【0007】
2.手書き文字が汚いため、文字認識できない。
【0008】
3.記載されている宛名の郵便番号、又は、住所が不完全なため文字認識できない。
【0009】
このように宛先を認識できなかった郵便物は、その読み取り画像が蓄えられた後、人手による打鍵入力を経て再区分される。しかし、上記のように郵便物の自局/他局の区分は郵便物処理の最初の段階で行われるため、郵便物を受取人に素早く配達するには、この区分をできる限り早く処理する必要があった。
【0010】
これに対し、配達物を集配センターに集める前に宛名画像を読み取ってデータ処理する配達物処理システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムでは、配達物の収集時にその画像とバーコードを読み取って集配センターへ送信し、集配センターにて送られた画像から宛名を判別してバーコードと対応して登録し、集配センターに配達物が集められた後、収集された配達物のバーコードを読み取って、このバーコードに対応する宛名を読み出してその宛先に応じて当該配達物を区分するようにしている。このシステムによると、集配センターにて処理を待つ配達物が滞ることを防止でき、処理効率を高めることができる。
【0011】
しかし、このシステムでは、配達物を収集した係員が、全ての配達物の画像データおよびバーコードを事前に集配センターへ送信する必要があり、処理に手間がかかるとともに、送信するデータサイズが大きくなり、かえって処理時間が増大する可能性がある。
【特許文献1】特開2003−267556号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
この発明の目的は、郵便物の処理効率を高めることができる郵便ポスト、郵便物回収車、郵便物処理端末、郵便物処理システム、および郵便物処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記目的を達成するため、本発明の郵便ポストは、郵便物を投函する投函口と、投函された郵便物の画像を読み取る画像読み取り部と、この読み取った画像から当該郵便物の宛名情報を認識する宛名認識部と、この認識結果に基づいて当該郵便物を処理する処理部と、を有する。
【0014】
上記発明によると、郵便ポストに投函された郵便物の宛名情報を認識して、その認識結果に基づいて当該郵便物を処理するようにしたため、例えば、当該郵便ポストに投函された郵便物を郵便局に運搬する前に、その向きを揃えたり、宛名情報の認識結果を局内バーコードとして印字したりでき、郵便区分機おける処理を簡略化できる。これにより、郵便区分機の構成を簡略化でき、装置コストを低減できるとともに、処理効率を高めることができ、且つ郵便区分機のオペレータに対する利便性をも向上できる。
【0015】
また、本発明の郵便ポストは、郵便物を投函する投函口と、投函された郵便物の料額印を検出する料額印検出部と、当該郵便物のサイズを検出するサイズ検出部と、当該郵便物の重量を検出する重量検出部と、上記サイズ検出部で検出した当該郵便物のサイズ、および上記重量検出部で検出した当該郵便物の重量に基づいて、当該郵便物の正規の郵便料金を計算する料金計算部と、上記料額印検出部で検出した料額印の金額と上記料金計算部で計算した当該郵便物の正規の郵便料金とを比較して、その比較結果に基づいて当該郵便物を処理する処理部と、を有する。
【0016】
上記発明によると、郵便ポストに投函された郵便物の料額印を検出するとともに、当該郵便物のサイズおよび重量を検出し、当該郵便物の正規の郵便料金と料額印の金額を比較して、その比較結果に基づいて当該郵便物を処理するようにしたため、例えば、正規の料金に不足した料額印が付与されている郵便物に対して、不足料金を徴収したり、当該郵便物を差出人に返却したりすることができ、金額が不足した料額印を有する郵便物を郵便局に集めてしまう不具合を防止でき、このような郵便物を差出人に返送する手間も無くすことができる。
【0017】
また、本発明の郵便ポストは、投函された郵便物の料額印の位置を検出する料額印検出部と、料額印の位置が揃うように上記投函口を介して投函された全ての郵便物の向きを取り揃える方向取り揃え部と、方向が取り揃えられた郵便物を集積する集積部と、を有する。
【0018】
また、本発明の郵便ポストは、郵便物を投函する投函口と、投函された郵便物の料額印の位置を検出する料額印検出部と、上記投函口を介して投函された全ての郵便物を、上記料額印検出部で検出した料額印の位置が同じ郵便物毎に区分集積する方向別区分集積部と、を有する。
【0019】
上記発明によると、郵便ポストに投函された時点で全ての郵便物の向きを揃えるため、当該郵便ポストから回収した郵便物をそのまま郵便区分機へ投入でき、郵便区分機において郵便物の料額印を検出して向きを揃える必要がなくなり、郵便区分機における処理を簡略化でき、処理効率を高めることができる。
【0020】
また、本発明の郵便物回収車は、郵便ポストから回収した郵便物を投入する投入部と、投入された郵便物の料額印を検出する料額印検出部と、料額印の位置が揃うように上記投入部を介して投入された全ての郵便物の向きを取り揃える方向取り揃え部と、方向が取り揃えられた郵便物を集積する集積部と、を有し、上記集積部に集積した郵便物を郵便局へ運搬する。
【0021】
上記発明によると、郵便ポストに投函された郵便物を郵便物回収車で回収した時点で全ての郵便物の向きを揃えることができ、郵便局に運搬した後、郵便区分機へそのまま郵便物を投入でき、郵便区分機において郵便物の料額印を検出して向きを揃える必要がなくなり、郵便区分機における処理を簡略化でき、処理効率を高めることができる。
【0022】
また、本発明の郵便物回収車は、郵便ポストから回収した郵便物を投入する投入部と、投入された郵便物の画像を読み取る画像読み取り部と、この読み取った画像から当該郵便物の宛名情報を認識する宛名認識部と、認識した宛名情報をコード化した局内バーコードを当該郵便物に印字する印字部と、上記局内バーコードを印字した郵便物を集積する集積部と、を有し、上記集積部に集積した郵便物を郵便局へ運搬する。
【0023】
上記発明によると、郵便ポストに投函された郵便物を郵便物回収車で回収した時点でその宛名情報をコード化した局内バーコードを印字できるため、郵便局の郵便区分機で局内バーコードを読み取るだけで区分処理が可能となり、郵便区分機の装置構成を簡略化できるとともに、処理効率を高めることができる。
【0024】
また、本発明の郵便物処理端末は、郵便物を投入する投入口と、投入された郵便物の画像を読み取る画像読み取り部と、この読み取った画像から当該郵便物の宛名情報を認識する宛名認識部と、上記投入口を介して投入された郵便物に管理番号をコード化したIDコードを印字する印字部と、上記宛名認識部における認識結果を上記管理番号に関連付けて記憶する記憶部と、を有する。
【0025】
また、本発明の郵便物処理端末は、郵便物を投入する投入口と、投入された郵便物の画像を読み取る画像読み取り部と、この読み取った画像から当該郵便物の宛名情報を認識する宛名認識部と、認識した宛名情報をコード化した局内バーコードを当該郵便物に印字する印字部と、を有する。
【0026】
また、本発明の郵便物処理システムは、郵便局に設置された郵便区分機と、この郵便局が管轄する地域に設置された少なくとも1つの郵便ポストと、この少なくとも1つの郵便ポストに投函された郵便物を回収して当該郵便局へ運搬する少なくとも1台の郵便物回収車と、を有し、上記郵便ポストは、郵便物を投函する投函口と、投函された郵便物の画像を読み取る画像読み取り部と、この読み取った画像から当該郵便物の宛名情報を認識する宛名認識部と、認識した宛名情報をコード化した局内バーコードを当該郵便物に印字する印字部と、上記局内バーコードを印字した郵便物を集積する集積部と、を有し、上記郵便区分機は、上記郵便物回収車で上記郵便ポストの上記集積部から回収した郵便物を投入する投入部と、投入された郵便物の上記郵便ポストの上記印字部で印字された局内バーコードを読み取るバーコードリーダーと、この読み取り結果に従って当該郵便物を区分集積する区分集積部と、を有する。
【0027】
さらに、本発明の郵便物処理方法は、郵便ポストに投函された郵便物の画像を読み取る画像読み取り工程と、読み取った画像から当該郵便物の宛名情報を認識する宛名認識工程と、認識した宛名情報をコード化した局内バーコードを当該郵便物に印字する局内バーコード印字工程と、上記宛名認識工程で宛名情報を認識できなかった郵便物に管理番号としてのIDコードを印字するIDコード印字工程と、上記局内バーコードを印字した郵便物、および上記IDコードを印字した郵便物を当該郵便ポスト内で集積する集積工程と、上記宛名情報を認識できなかった郵便物の画像および認識結果をその管理番号とともに郵便区分機へ送信するデータ送信工程と、データを送信された郵便区分機において上記宛名情報を認識できなかった郵便物の宛名情報を打鍵入力する工程と、を有する。
【発明の効果】
【0028】
この発明の郵便ポスト、郵便物回収車、郵便物処理端末、および郵便物処理システムは、上記のような構成および作用を有しているので、郵便物の処理効率を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。ここでは、郵便ポストに投函された郵便物を郵便局に集めて郵便区分機でその配達先毎に区分する前に、集めた郵便物を精度良く取り揃え且つ住所認識を行う方法を提案する。
【0030】
図1には、この発明の第1の実施の形態に係る郵便ポストとして電子ポスト10の概略図を示してある。この電子ポスト10は、従来、郵便区分機に搭載されているスキャナ2(画像読み取り部)、OCR(自動文字認識装置)3(宛名認識部)、およびプリンタ4(印字部)を備えている。この他に、電子ポスト10は、OCR3で郵便番号や宛名などの宛名情報を認識できなかった郵便物の画像をそのOCR認識結果(例えば途中までの認識結果)とともに蓄積する画像蓄積部5、蓄積した画像データおよびOCR認識結果をその管理番号とともに適切なタイミングで自局(当該電子ポストが設置された地域を管轄する郵便局)の郵便区分機100(以下、単に区分機100と称する)へ送信する通信装置6(データ送信部)、およびこの電子ポスト10に投函されて後述するようにプリンタ4で各種バーコードが印字された郵便物を集積する郵便物集積箱7(集積部)を備えている。
【0031】
画像蓄積部5で蓄積した認識不能データ(すなわち、郵便番号や宛名を認識できなかった郵便物の画像データ、OCR認識結果、および管理番号を関連付けしたデータ)を電子ポスト10の通信装置6が自局の区分機100へ送信するタイミングは、当該郵便物が自局に集められて区分機100に投入される時点で当該認識不能データに対するオペレータによる打鍵処理(後述する)が終了されているタイミングである必要がある。つまり、この認識不能データは、画像蓄積部5で蓄積した後、比較的早いタイミングで自局の区分機100へ送信しておくことが望ましい。
【0032】
図2には、上述した電子ポスト10を区分機100に接続した郵便物処理システムの概念図を示してある。このシステムは、区分機100を設置した郵便局(自局)が管轄する集配地域全体をカバーし、この地域内の複数個所に設置された少なくとも1つの電子ポスト10を含む。この電子ポスト10の他に、システムは、区分機100との間で各種データを送受信可能な後述する郵便物回収車50や郵便物処理端末70を含む。
【0033】
本実施の形態では、区分機100は、電子ポスト10から送信された認識不能データを事前に打鍵処理し、この打鍵データを利用して郵便物回収車50で集めた郵便物をその配達先毎に区分するよう機能する。
【0034】
図2に示すように、区分機100は、投入部101を介して投入された郵便物のバーコードを読み取るバーコードリーダー102、打鍵処理部106で予め打鍵処理された宛名情報を局内バーコード(後述する)として郵便物に印字するプリンタ103、バーコードリーダー102による読み取り結果に基づいて郵便物を区分集積する区分集積部104、電子ポスト10から送信された認識不能データを一旦記憶する画像記憶部105、および記憶した認識不能データを適当なタイミングで読み出して各打鍵処理部106へ分配するとともに打鍵結果を各打鍵処理部106から受け取る分配制御部107を有する。各打鍵処理部106でオペレータによって打鍵入力された打鍵データは、その管理番号とともに分配制御部107へ返される。
【0035】
ここで、図1および図3を参照して上述した電子ポスト10による処理動作について説明する。図3には、電子ポスト10による処理動作を説明するためのフローチャートを示してある。
【0036】
まず、図1に示す電子ポスト10の投函口1を介して郵便物が投函されると(図3、ステップ1;YES)、複数組のローラ8で当該郵便物が搬送されて、スキャナ2を介して当該郵便物の宛名の画像が読み取られる(ステップ2)。読み取られた画像データはOCR3で処理されて、ここで文字認識されて当該郵便物の宛名情報が認識される(ステップ3)。このとき、OCR3では、当該郵便物に記載されている郵便番号、住所、および宛名を宛名情報として認識する。
【0037】
ステップ3の認識処理により宛名情報のうち少なくとも郵便番号が認識できた場合(ステップ4;YES)、プリンタ4を介して当該郵便物に認識結果のバーコードが印字される。このとき、プリンタ4は、当該郵便物から読み取った宛名情報に基づいて、その配達先を管轄する郵便局の情報(自局或いは他局)や配達先の住所情報など区分機100による処理に必要な情報をコード化して局内バーコードとして当該郵便物に印字する(ステップ5)。そして、このようにして局内バーコードが印字された郵便物は、郵便物集積箱7に集積される(ステップ6)。
【0038】
一方、ステップ3の認識処理によって宛名情報を認識できなかった場合(ステップ4;NO)、プリンタ4を介して当該郵便物に管理番号としてのバーコード(IDコード)が印字され(ステップ7)、当該郵便物が郵便物集積箱7に集積される(ステップ8)。
【0039】
このとき、同時に、宛名情報を認識できなかった当該郵便物の認識不能データが通信装置6を介して自局の区分機100へ送信される。或いは、一定通数分の認識不能データが画像蓄積部5に蓄積された後、自局の区分機100へまとめて送信される。この際、当該郵便物に印字したIDコード、すなわち管理番号、当該郵便物の画像データ、および当該郵便物のOCR認識結果がLAN通信によって認識不能データとして通信装置6から区分機100の画像記憶部105へ送信される(ステップ9)。
【0040】
自局の区分機100では、図4に示すフローチャートに従って、自局で管轄する電子ポスト10から送信された認識不能データを処理する。
【0041】
すなわち、図4に示すように、電子ポスト10から認識不能データが送信されると(ステップ10;YES)、区分機100では、その認識不能データを画像記憶部105に一旦記憶する(ステップ11)。そして、打鍵処理部106からの分配要求(ステップ12;YES)に従って、分配制御部107によって、ステップ11で画像記憶部105に記憶した認識不能データを読み出し、要求のあった打鍵処理部106へ分配する(ステップ13)。このステップ13の処理タイミングは、理想的には、電子ポスト10に当該郵便物が投函された直後のタイミングとなる。
【0042】
認識不能データが分配された打鍵処理部105では、電子ポスト10のOCR3で途中まで認識したOCR認識結果を当該郵便物の画像とともに図示しない表示部を介して表示し、オペレータによる打鍵入力を待機する。オペレータは、表示されている画像を目視確認して、図示しないキーボード等の入力装置を介して当該郵便物の正しい宛名情報を訂正して入力し、当該郵便物に対して正しい区分コード(局内バーコード)を付与する(ステップ14)。この打鍵結果は、当該郵便物の管理番号、すなわちIDコードとともに分配制御部106へ返信され(ステップ15)、後の区分処理に利用される。
【0043】
一方、電子ポスト10に投函されてステップ6、8で郵便物集積箱7に集積された郵便物は、郵便物回収車50の係員、すなわち郵便局員によって、予め決められた収集時間に収集されて自局に運ばれる。この際、収集される郵便物には、電子ポスト10で宛名情報が認識されて局内バーコードが付与された郵便物と、宛名情報が認識できずにIDコードが付与された郵便物と、郵便ポスト10に投函される前に差出人によって宛先をコード化したカスタマーバーコードが付与されている郵便物と、が混在している。そして、自局に集められた郵便物は、図5に示すフローチャートに従って区分機100で処理される。
【0044】
すなわち、自局に集められた郵便物が投入部101を介して区分機100へ投入されると(ステップ16)、バーコードリーダー102を介して各郵便物のバーコードが読み取られる(ステップ17)。このとき、各郵便物から読み取られるバーコードには、局内バーコード、IDコード、およびカスタマーバーコードが含まれる。ステップ17で読み取ったバーコードが電子ポスト10で予め付与された局内バーコード或いはカスタマーバーコードである場合(ステップ18;YES)、当該郵便物は、ステップ17の読み取り結果に基づいて区分集積部104で区分集積される(ステップ19)。
【0045】
一方、ステップ17で読み取ったバーコードが局内バーコードやカスタマーバーコードではない場合、すなわち読み取ったバーコードがIDコードである場合(ステップ18;NO)、このIDコードをキーとして、ステップ15で予め打鍵処理されている宛名情報が分配制御部107から抽出され、プリンタ103を介して当該郵便物に局内バーコードとして印字される(ステップ20)。そして、当該郵便物は、この打鍵された宛名情報に基づいて区分集積部104で区分集積される(ステップ19)。
【0046】
以上のように、本実施の形態によると、郵便物が電子ポスト10に投函された時点で、その宛名を読み取って対応する局内バーコードを当該郵便物に印字するようにしたため、当該郵便物が郵便局に集められて区分機100に投入される際には、この局内バーコードを読み取るだけで区分処理が可能となり、郵便局内における処理を簡略化できる。さらに、電子ポスト10で宛名を認識できなかった郵便物に対してはその場でIDコードを印字するとともに、そのIDコードに関連付けされた認識不能データを予め区分機100へ送信するようにしたため、当該郵便物が電子ポスト10に投函された直後のタイミングから当該認識不能データに対する打鍵処理を開始でき、この後、当該郵便物が自局に集められて区分機100に投入されたときには、当該郵便物の正しい宛名がIDコードと関連付けて用意されていることになり、IDコードを読み取るだけで当該郵便物の区分処理が可能となり、郵便局内における処理を簡略化できる。
【0047】
特に、本実施の形態の電子ポスト10を用いることで、自局に収集した郵便物を自局が管轄する地域に配達する郵便物と他局が管轄する地域に配達する郵便物とに早い段階で素早く種分けすることができ、他局へ配達する郵便物を処理の早い段階で他局へ送ることができる。これにより、管轄の違う郵便局間で郵便物を素早くやりとりでき、結果的に郵便物が配達先に届く時期が早くなり、利用者に対するサービス向上につながる。
【0048】
また、本実施の形態によると、宛名情報を認識できなかった郵便物の認識不能データのみを電子ポスト10から区分機100へ送信するようにしたため、例えば、特開2003−267556号公報に記載の配達物処理システムと比較して、データの通信量を極めて少なくでき、通信負荷を軽減できる。また、この場合、電子ポスト10で認識不能となったデータを自動的に区分機100へ送信するようにしているため、この処理にオペレータが介在することがなく、作業負担を軽減できる。
【0049】
また、本実施の形態の電子ポスト10を用いることで、区分機100に従来必要とされていたスキャナやOCRが不要となり、区分機100の構成を簡略化できる。特に、宛名情報の認識ができなかった郵便物の打鍵処理の時間をかせぐための遅延搬送路が不要となり、装置構成を簡略化できるとともに装置を小型化でき、装置の製造コストを大幅に低減できる。
【0050】
次に、この発明の第2の実施の形態に係る電子ポスト20について説明する。この電子ポスト20は、投函された郵便物の重量とサイズを検出して正規の郵便料金を計算し、料額印の不足分を請求する機能を有することを特徴としている。図6には、この電子ポスト20の概略図を示してあり、図7には、この電子ポスト20の正面概略図を示してあり、図8には、この電子ポスト20による処理動作を説明するためのフローチャートを示してある。
【0051】
図6に示すように、電子ポスト20は、郵便物の投函を受け付けるとともに料金の精算ができない郵便物を利用者に返却する投函・返却口21(投函口)、投函された郵便物の画像を読み取るスキャナ22、当該郵便物のサイズを検出するサイズ検知センサ23(サイズ検出部)、当該郵便物の重量を検出する図示しない重量センサ(重量検出部)、当該郵便物に料額印を印刷するプリンタ24(料額印発行部)、スキャナ22で読み取った画像から料額印を検出する料額印検知部25(料額印検出部)、サイズ検知センサ23で検知した当該郵便物のサイズ、および重量センサで検出した当該郵便物の重量に基づいて、当該郵便物の正規の郵便料金を計算する料金計算部26、この料金計算部26で計算した正規の郵便料金に対して料額印検知部25で検出した料額印の金額が不足している場合にその不足分の金額を表示する表示部27、利用者から不足料金の投入を受け付けるとともにお釣りを返却する不足料金受け付け部28、および正規の料金を収受して料額印をプリントした郵便物を集積する郵便物集積箱29を有する。なお、不足料金受け付け部28は、図7に示すように、硬貨の投入を受け付ける硬貨投入口28a、およびお釣りを返却する返却口28bを有する。
【0052】
図8に示すように、上記電子ポスト20の投函・返却口21を介して郵便物が投函されると(ステップ1;YES)、当該郵便物が複数対の搬送ローラ8によって搬送されて、スキャナ22を介して料額印の画像が読み取られ、この画像から料額印検知部25にて当該郵便物に付与されている料額印が検出される(ステップ2)。
【0053】
また、サイズ検知センサ23を介して当該郵便物のサイズが検出される(ステップ3)とともに、図示しない重量センサによって当該郵便物の重量が検出され(ステップ4)、ステップ3、4における検出結果に基づいて当該郵便物の正規の郵便料金が料金計算部26で計算される(ステップ5)。
【0054】
そして、ステップ2で検出した当該郵便物の料額印の金額とステップ5で計算した当該郵便物の正規の郵便料金とが比較され、当該郵便物に付与されている料額印に不足があるか否かが判断される(ステップ6)。ステップ6の判断の結果、料額印に不足が無いことが判断されると(ステップ6;NO)、当該郵便物は、郵便物集積箱29に集積される(ステップ7)。
【0055】
一方、ステップ6の判断の結果、例えば、当該郵便物の重量オーバーなどにより、料額印の料金が不足していることが判断されると(ステップ6;YES)、その不足分の料金が表示部27を介して表示される(ステップ8)。この場合、当該郵便物は、プリンタ24の手前で停止されて処理を保留される。
【0056】
この後、ステップ8で不足料金を表示してから予め設定した一定時間が経過する前に不足料金受け付け部28を介して不足料金が利用者によって投入されると(ステップ10;NO、ステップ9;YES)、不足分の料金が精算されて新たな料額印が発行される(ステップ11)。このとき、プリンタ24を介して当該郵便物に新たな料額印が印刷される。そして、ステップ9で投入された料金に対して精算後にお釣りがある場合、返却口28bを介してお釣りが利用者に返却され(ステップ12)、当該郵便物の搬送が再開されて郵便物集積箱29に集積される(ステップ13)。
【0057】
一方、ステップ9で不足料金が投入されることがなく上述した一定時間が経過すると(ステップ9;NO、ステップ10;YES)、当該郵便物が投函・返却口21を介して利用者に返却される(ステップ14)。
【0058】
以上のように、本実施の形態の電子ポスト20によると、投函された郵便物の料額印を検出するとともに当該郵便物のサイズおよび重量を検出して、当該郵便物に付与されている料額印の料金が正規の料金であるか否かを判断するようにしたため、重量オーバー等による不正な料金の料額印が付与されている郵便物を利用者に返却することができる。これにより、料金が不足している郵便物を収集してしまう不具合を防止でき、従来必要であったこのような郵便物に対する返送などの面倒な処理が不要となり、処理効率を高めることができ、利便性を向上させることができる。
【0059】
また、本実施の形態の電子ポスト20を利用すると、利用者は、料額印を付与していない郵便物を投函することができ、利用者に対する利便性を向上させることができる。つまり、この場合、利用者は、切手を貼っていない郵便物をそのまま電子ポスト20に投函し、表示部27を介して表示される不足料金(この場合、当該郵便物の正規の郵便料金の全額)を不足料金受け付け部28を介して投入すれば良く、郵便物の投函時にそのサイズや重量を気にする必要がなく、手間も省ける。
【0060】
なお、本実施の形態では、一定時間内に不足料金の投入が無い郵便物を利用者に返却するようにしたが、返却した郵便物を利用者が取り忘れる不具合を考慮して、このような郵便物を電子ポスト20内に回収するようにしても良い。この場合、例えば、料金が不足しているにもかかわらず取り忘れた郵便物にプリンタ24を介して当該郵便物を特定するためのエラーコードを印字し、正規の料金を収受した郵便物を集積する郵便物集積箱29とは別の図示しない集積部に区分集積するようにしても良い。
【0061】
また、サイズ検知センサ23や重量センサを介してサイズや重量を検出した結果、区分機100での処理が不可能であることが判断された郵便物に対して、プリンタ24を介して同様のエラーコードを印字し、さらに別の集積部へ区分集積するようにしても良い。このように、正規の料金を収受していない郵便物や定型外の郵便物、すなわち区分機100による処理が不可能な郵便物を電子ポスト20内で別々に区分集積することで、郵便局に集めたときに、正規の料金を収受した郵便物だけを区分機100に投入して効率良く処理することができ、区分機100における処理効率を極めて高くできる。
【0062】
図9には、この発明の第3の実施の形態に係る電子ポスト30の概略図を示してある。この電子ポスト30は、投函された郵便物を自局宛の郵便物と他局宛の郵便物とに区分して集積する2つの郵便物集積箱31、32を有する以外、上述した第1の実施の形態に係る電子ポスト10と基本的に同じ構造を有する。よって、ここでは、上述した電子ポスト10と同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0063】
すなわち、この電子ポスト30の投函口1を介して郵便物が投函されると、当該郵便物の料額印を含む面の画像がスキャナ2で読み取られて、この画像がOCR3で処理されて、当該郵便物の宛名情報が読み取られる。読み取られた宛名情報は、局内バーコードとしてプリンタ4を介して各郵便物に印刷される。このとき、当該郵便物を配達する郵便局が自局であるか他局であるかが判断され、自局宛の郵便物はゲート33を介して郵便物集積箱31に集積され、他局宛の郵便物はゲート33を介して郵便物集積箱32に集積される。
【0064】
このように電子ポスト30内で自局宛と他局宛に区分されて集積された郵便物は、それぞれ、混ぜることなく、決められた収集時間に郵便物回収車50で別々に回収されて自局に運ばれる。この後、郵便物が運ばれた郵便局では、まず、他局へ配達する郵便物を区分機100に投入し、配達先の地方局毎に区分し、他局へ配送する。そして、一方、自局宛の郵便物は、他局から送り込まれる自局宛の郵便物とともに区分機100に投入し、その宛名情報に基づいて区分集積する。
【0065】
以上、本実施の形態のように、電子ポスト30に投函された全ての郵便物を、その都度、電子ポスト30内で自局宛の郵便物と他局宛の郵便物とに分けて集積するようにしたため、電子ポスト30から回収した郵便物を自局の区分機100にかけて処理する際に、自局宛/他局宛に分ける工程が不要となる。つまり、その分、区分機100における処理工程を少なくできる。また、自局に運ばれた時点で既に分けられている他局宛の郵便物を直ぐに区分機100にかけて処理することができ、他局宛の郵便物を迅速に処理でき、その結果、全ての郵便局における処理効率を高めることができるとともに、オペレータによる作業効率をも高めることができる。
【0066】
図10には、この発明の第4の実施の形態に係る電子ポスト40の要部の構成ブロック図を示してある。この電子ポスト40は、投函された郵便物の画像を読み取るスキャナ41、読み取った画像から料額印の位置を検出する料額印検知部42(料額印検出部)、および料額印の検知結果に基づいて投函された全ての郵便物の方向を取り揃える方向取り揃え装置43(方向取り揃え部)を有する。より具体的には、方向取り揃え装置43は、郵便物の搬送方向を選択的に逆転させるスイッチバック機構、および郵便物の表裏を選択的に反転させる表裏反転機構を有する。
【0067】
つまり、この電子ポスト40では、投函された全ての郵便物の料額印の位置を料額印検知部42で検知して、料額印が同じ位置に揃うように各郵便物の姿勢を方向取り揃え装置43で取り揃える。この際、方向取り揃え装置43では、各郵便物の搬送方向をスイッチバック機構で選択的に逆転させ、および/或いは各郵便物の表裏を表裏反転機構で選択的に反転させることで、全ての郵便物を料額印が同じ位置になるように同じ向きに取り揃える。なお、料額印が検知できなかった郵便物やサイズや重量が規定値を超えている郵便物は、別の区分口にリジェクトされる。
【0068】
以上のように、本実施の形態によると、電子ポスト40内で、投函された全ての郵便物の向きを揃えることができ、区分機100に投入する際には、郵便物の向きを揃える必要がなくなる。つまり、本実施の形態の電子ポスト40を用いることで、郵便局に到着する前に全ての郵便物の取り揃えを完了することができ、郵便物の向きを揃えることなく区分機100に直接かけられるため、区分処理時の作業工程を少なくでき、処理を高速化できる。
【0069】
なお、上述した第4の実施の形態では、電子ポスト40内で全ての郵便物の向きを揃えて集積する場合について説明したが、これに限らず、図11に示すように、料額印検知部42で検出した各郵便物の料額印の位置に応じて、方向別区分装置44(方向別区分集積部)にて、料額印の位置毎に複数の区分部へ区分集積するようにしても良い。この場合、第4の実施の形態の電子ポスト40のように、郵便物の向きを揃えるスイッチバック機構や表裏反転機構を搭載する必要がなくなり、電子ポストの装置構成を簡略化でき、省スペース化および省コスト化を実現できる。
【0070】
図12には、この発明の第5の実施の形態に係る郵便物回収車50の構成ブロック図を示してある。この郵便物回収車50は、上述した第4の実施の形態の電子ポスト40と同様に、回収した郵便物を郵便局に運ぶ前に、その方向を取り揃える機能を備えたことを特徴としている。このため、この郵便物回収車50を本システムで利用する場合には、図10、11で説明したような電子ポスト40、40’を利用する必要はない。しかしながら、上述した第1乃至第3の実施の形態に係る電子ポスト10、20、30と本実施の形態の郵便物回収車50を本システムに組み込んで同時に利用することは有効である。
【0071】
図12に示すように、郵便物回収車50は、郵便ポストから回収した郵便物を投入する投入口51(投入部)、投入された郵便物を搬送するベルトコンベア52、搬送された郵便物の厚さや重量を検出して規格内の郵便物と規格外の郵便物とに分ける厚さ、重量選別部53(厚さ検出部、重量検出部)、厚さ、重量選別部53で規格外であることが判断された郵便物を別に集積する厚さ重さリジェクトポケット54(第1の排除集積部)、厚さ、重量選別部53を通過されて規格内であることが判断された郵便物の画像を読み取るスキャナ55、読み取った画像から料額印を検出する料額印検知部56(料額印検出部)、この料額印検知部56で料額印を検出できなかった郵便物を別に集積する検知リジェクトポケット57(第2の排除集積部)、スキャナ55を通過されて料額印を検出された郵便物を受け入れて料額印検知部56における検知結果に基づいてその方向を取り揃える方向取り揃え部58、および方向の取り揃えられた郵便物を集積する集積箱59(集積部)を有する。
【0072】
しかして、郵便ポストから回収した郵便物が投入口51を介して郵便物回収車50に投入されると、ベルトコンベア52上で1通ずつに分離されて搬送され、厚さ、重量選別部53へ送り込まれる。そして、厚さ、重量選別部53で規格外であることが判断された郵便物は、厚さ重さリジェクトポケット54に集積され、規格内であることが判断された郵便物は、スキャナ55を通過される。この際、スキャナ55を介して各郵便物の画像が読み取られ、料額印検知部56で料額印が検出される。さらに、料額印が検出された郵便物は、方向取り揃え部へ供給されて料額印が同じ向きになるように方向が取り揃えられ、集積箱59に集積される。なお、料額印検知部56で料額印が検知できなかった郵便物は、検知リジェクトポケット57に集積される。このように、郵便物回収車50に投入された全ての郵便物は、郵便局へ運ばれる前に選別および取り揃えがなされる。
【0073】
以上のように、本実施の形態によると、郵便物回収車50が郵便物の回収を終えて郵便局に到着するころには、回収した全ての郵便物に対する選別および取り揃えが終わった状態となるため、当該郵便物回収車50で回収した郵便物をそのまま区分機100にかけることができる。このため、区分機100に郵便物を投入する前にその方向を取り揃える手間がなくなり、その分、高速処理が可能となる。
【0074】
図13には、この発明の第6の実施の形態に係る郵便物回収車60の機能を説明するためのブロック図を示してある。この郵便物回収車60は、上述した第1の実施の形態の電子ポスト10と同様に、回収した郵便物から読み取った宛名情報に基づいて局内バーコードを印字する機能を有することを特徴としている。このため、この郵便物回収車60をシステムで用いる場合には、第1の実施の形態の電子ポスト10をシステムに組み込む必要はない。或いは、局内バーコードの印字機能を持たない郵便ポストから郵便物を回収する場合に本実施の形態の郵便物回収車60を利用して、上述した電子ポスト10から郵便物を回収する場合に局内バーコードの印字機能を持たない回収車を利用するようにしても良い。
【0075】
図13に示すように、郵便物回収車60は、ここでは図示しない投入部を介して投入された郵便物の画像を読み取るスキャナ61(画像読み取り部)、読み取った画像から住所や郵便番号などの宛名情報を認識するOCR62(宛名認識部)、および認識した宛名情報に基づく局内バーコードを当該郵便物に印字するプリンタ63(印字部)を有する。また、この郵便物回収車60は、OCR62で宛名情報を認識できなかった郵便物の画像をその認識結果および管理番号とともに蓄積する画像蓄積部64、蓄積した認識不能データを適当なタイミングで自局の区分機100へ送信する通信装置65(データ送信部)、および局内バーコードを印字した郵便物と宛名情報を認識できずにプリンタ63でIDコード(管理番号)を印字した郵便物とを別々に区分集積する2つの郵便物集積箱66、67(集積部)を有する。
【0076】
しかして、配達員が郵便ポストから回収した郵便物を投入部を介して郵便物回収車60へ投入すると、スキャナ61を介して各郵便物の画像が順次読み取られる。そして、読み取った画像からOCR62にて宛名情報が認識され、プリンタ63で局内バーコードが各郵便物に印字される。このようにして局内バーコードが印字された郵便物は、一方の郵便物集積箱66へ集積される。
【0077】
一方、OCR62で宛名情報が認識できなかった郵便物には、プリンタ63を介して管理番号としてのIDコードが印字され、もう一方の郵便物集積箱67へ集積される。このとき、宛名情報が認識できなかった郵便物の画像がOCR認識結果およびIDコード(管理番号)とともに画像蓄積部64に蓄積され、適当なタイミングで通信装置65を介して区分機100へ送信される。
【0078】
区分機100では、上述した第1の実施の形態と同様に、郵便物回収車60から送信された認識不能データをオペレータによって打鍵処理し、管理番号に対応させて各郵便物の正しい宛名情報を用意しておく。そして、郵便物回収車60によって回収されたバーコード付きの郵便物が区分機100に投入されたとき、バーコードリーダー102で各郵便物からバーコード(局内バーコード、またはIDコード)を読み取って、その読み取り結果と予め用意した宛名情報を照合して区分集積する。
【0079】
以上のように、本実施の形態によると、上述した第1の実施の形態と同様の効果を奏することができ、区分機100による郵便物の処理工程を簡略化できる。つまり、本実施の形態によると、郵便物の回収作業中に各郵便物から宛名情報を読み取って対応するバーコードを印字できるため、区分機100に投入した後に局内バーコードを印字する必要がなく、区分機100における作業効率を向上することができる。
【0080】
また、上述した第5、第6の実施の形態のように、郵便物回収車に種々の機能を持たせる場合、上述した第1乃至第4の実施の形態の電子ポストと比べて動力を得易い。つまり、郵便物回収車の場合、車を走らせるためのエンジンを備えているため、このエンジンを駆動源として電力を得ることができる。
【0081】
図14には、この発明の第7の実施の形態に係る郵便物処理端末70の構成ブロック図を示してある。この郵便物処理端末70は、郵便ポストや郵便物回収車などに搭載し、郵便物の画像をいち早く読み取り、宛名情報を認識できるものは認識を済ませて、バーコードを印字することを目的としたものである。
【0082】
図14に示すように、郵便物処理端末70は、ここでは図示しない投入口を介して投入された郵便物の画像を読み取るスキャナ71(画像読み取り部)、読み取った画像から宛名情報を認識するOCR72(宛名認識部)、投入された全ての郵便物に管理番号としてのIDコードを印字するプリンタ73(印字部)、OCR72で認識した認識結果(認識できた宛名情報、または認識できなかった途中までの宛名情報)をその管理番号とともに記憶する保存装置74(記憶部)、この保存装置74に記憶した認識結果を記録メディアMに書き込む書き込み装置75(書き込み部)、および、保存装置74に記憶した認識結果のうち宛名情報を認識できなかった途中までのOCR認識結果をスキャナ71で読み取った当該郵便物の画像およびその管理番号とともに適当なタイミングで区分機100へ送信する送信装置76(データ送信部)を有する。
【0083】
しかして、郵便ポストに郵便物が投函されたタイミング、郵便ポストから郵便物を郵便物回収車へ回収するタイミング、郵便物回収車から郵便区分機100へ投入するタイミングで、郵便物処理端末70へ郵便物が投入されると、スキャナ71を介して当該郵便物の画像が読み取られる。そして、読み取った画像からOCR72にて宛名情報が認識され、その認識結果が管理番号とともに保存装置74に記録される。このとき、プリンタ73を介して全ての郵便物にその管理番号をコード化したIDコードが印字される。これにより、保存した認識結果と管理番号が関連付けされる。このように、IDコードが印字された郵便物は、区分機100に投入するまで保管される。なお、OCR72で宛名情報が認識できた郵便物に対しては、IDコードを印字する代りに、プリンタ73を介して、認識できた宛名情報に対応する局内バーコードを印字しても良い。
【0084】
保存装置74に保存した認識結果は、必要に応じて、書き込み装置75を介して記録メディアMに書き込まれる。この記録メディアMは、適当なタイミングで郵便局へ送られる。或いは、保存装置74に保存された認識結果のうち、宛名情報が認識できなかった郵便物の認識結果だけが、当該郵便物の画像および管理番号(IDコード)とともに通信装置76を介して適当なタイミングで区分機100へ送信される。
【0085】
郵便局では、上述した第1の実施の形態と同様に、郵便物処理端末70で認識に失敗した郵便物の画像およびOCR認識結果に基づいて、打鍵処理により当該郵便物に正しい宛名情報を付与する。または、郵便物処理端末70のOCR72より認識時間を長くした区分機100のOCRで宛名情報を高精度に認識するようにしても良い。
【0086】
これにより、郵便物処理端末70で処理された郵便物が自局の区分機100に投入されたときには、全ての郵便物の宛名情報が認識されている状態となり、区分機100における処理効率を向上できる。また、郵便物処理端末70で宛名情報を認識できなかった全ての郵便物の画像を闇雲に保存して、郵便局に持ち帰る方法に比べて、取り扱うデータの量を少なくでき、データ通信にかかる負担を軽減できる。
【0087】
以上のように、上述した各実施の形態によると、利用者によって郵便物が投函されてから区分機100に投入されるまでの間に、郵便物の宛名情報を認識したり、郵便物の方向を取り揃えたりすることができるため、区分機100における郵便物の処理負担を軽減でき、郵便物の処理効率を高めることができる。一般に、郵便物の宛名情報、すなわち郵便番号や住所をOCRで読み取る際の認識率はまだまだ満足のいくものではなく、従来のように区分機で郵便物の宛名情報を文字認識しようとすると、区分機における郵便物のリジェクトが多くなる。このため、本実施の形態では、郵便物を郵便ポストに投函してから、郵便物回収車が回収を終えて郵便局に戻るまでに、様々な認識処理・検知処理を行い、郵便事務の効率化を図るようにした。
【0088】
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
【図面の簡単な説明】
【0089】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る電子ポストを示す概略図。
【図2】図1の電子ポストと郵便区分機を含む郵便物処理システムを示す概念図。
【図3】図1の電子ポストにおける処理動作を説明するためのフローチャート。
【図4】図1の電子ポストから認識不能データを受けた区分機における処理動作を説明するためのフローチャート。
【図5】図1の電子ポストに投函された郵便物を区分機にかけたときの処理動作を説明するためのフローチャート。
【図6】この発明の第2の実施の形態に係る電子ポストを示す概略図。
【図7】図6の電子ポストの正面概略図。
【図8】図6の電子ポストにおける処理動作を説明するためのフローチャート。
【図9】この発明の第3の実施の形態に係る電子ポストを示す概略図。
【図10】この発明の第4の実施の形態に係る電子ポストの要部ブロック図。
【図11】図10の電子ポストの変形例を示すブロック図。
【図12】この発明の第5の実施の形態に係る郵便物回収車の概略構成を示すブロック図。
【図13】この発明の第6の実施の形態に係る郵便物回収車の機能を説明するためのブロック図。
【図14】この発明の第7の実施の形態に係る郵便物処理端末の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
【0090】
2、22、41、55、61、71…スキャナ、3、62、72…OCR、4、24、63、73…プリンタ、5、64…画像蓄積部、6、65…通信装置、7、29、31、32、66、67…郵便物集積箱、10、20、30、40…電子ポスト、23…サイズ検知センサ、25、42、56…料額印検知部、26…料金計算部、27…表示部、28…不足料金受け付け部、43…方向取り揃え装置、44…方向別区分装置、50、60…郵便物回収車、53…厚さ、重量選別部、54…厚さ重さリジェクトポケット、57…検知リジェクトポケット、58…方向取り揃え部、70…郵便物処理端末、74…保存装置、75…書き込み装置、76…送信装置、100…郵便区分機、102…バーコードリーダー、103…プリンタ、104…区分集積部、105…画像記憶部、106…打鍵処理部、107…分配制御部、M…記録メディア。
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【出願日】 平成18年9月28日(2006.9.28)
【代理人】 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦

【識別番号】100091351
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 哲

【識別番号】100088683
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 誠

【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊

【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司

【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘

【識別番号】100084618
【弁理士】
【氏名又は名称】村松 貞男

【識別番号】100092196
【弁理士】
【氏名又は名称】橋本 良郎


【公開番号】 特開2008−80300(P2008−80300A)
【公開日】 平成20年4月10日(2008.4.10)
【出願番号】 特願2006−265975(P2006−265975)