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選別装置 - 特開2008−12521 | j-tokkyo
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【発明の名称】 選別装置
【発明者】 【氏名】横崎 安弘

【氏名】楠 満夫

【要約】 【課題】長物野菜のような細長い被選別物を対象とする搬送方向幅の狭い形態の選別皿にあって、被選別物を一個宛て載置したり、搬送しながら一皿毎に計量選別処理する場合、正確な処理作動が行われ、選別処理能率を高めることができる選別装置を提供する。

【構成】供給コンベア1と、選別コンベア3との間に、供給される被選別物を受けて一個毎前後に交互に振分ると共に、振分られた各被選別物を計量しながら、選別コンベア3の前後各選別皿2に載せる振分計量装置4を設ける。計量された被選別物は、選別コンベア3の各選別皿2に、前後交互に受けられる。後側位置から落下供給される被選別物を受けた選別皿2の直前、又は直後に続く選別皿2に、前側位置から落下供給される被選別物を受けて、各選別皿2は空皿の無い状態に密載状態で搬送することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
被選別物を載せて供給搬送する供給コンベア(1)と、この供給コンベア(1)から供給される被選別物を選別皿(2)に受けて搬送しながら選別位置へ排出する選別コンベア(3)との間に、前記供給コンベア(1)から供給される被選別物を受けて一個毎前後に交互に振り分けると共に、この振り分けられた各被選別物を計量しながら、選別コンベア(3)の前後各個の選別皿(2)に載せる振分計量装置(4)を設けたことを特徴とする選別装置。
【請求項2】
前記供給コンベア(1)は、被選別物を一個毎仕切って載せる仕切片(5)付きの形態とし、前記振分計量装置(4)は、この仕切毎に供給される被選別物を受けて前後に回動して振り分ける振分弁(6)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の選別装置。
【請求項3】
前記振分計量装置(4)は、振分弁(6)によって案内供給される被選別物を受けて仕切回転しながら一個毎計量器(7)上へ落下させると共に、更に選別コンベア(3)の選別皿(2)上へ繰り出す繰出羽根板(8)と、この繰出羽根板(8)の回転周面に沿う繰出案内板(9)、及びこの繰り出し案内板(9)によって案内される被計量物を受けて計量する該計量器(7)の計量受板(10)を設けたことを特徴とする請求項1、又は2に記載の選別装置。
【請求項4】
前記供給コンベア(1)上には、被選別物の底面を受けて一側へ回転する揃えローラ(11)と、この揃えローラ(11)によって揃えられた被選別物の一側端を切断するカッター(12)を設けたことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の選別装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、多数の選別皿を無端状に連接して回転搬送する形態の選別コンベアに対して、供給コンベアから連続的に供給する被選別物を、前後に振り分けて各々計量しながら、前後の選別皿に交互に供給する選別装置に関する。芋類、根菜類、果実類、魚介類等の選別装置として適し、とくに、アスパラガスや、フキ、ゴボウのような長物野菜等の選別に適する。
【背景技術】
【0002】
搬送チエンに多数の選別皿を無端状に連接配置して回転移送しながら、この各選別皿に被選別物を供給載置して搬送しながら、この搬送途中で計量すると共に、選別位置まで搬送してこの選別皿を転倒させて、被選別物を所定の選別位置に排出させる形態の選別コンベアの技術が知られている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記のような選別皿形態の選別コンベアでは、各選別皿が被選別物を一個毎載置して搬送する形態であるから、特に、長物野菜のような細長い被選別物を対象とする搬送方向幅の狭い形態の選別皿にあっては、被選別物を一個宛て載置したり、又、搬送しながら一皿毎に計量選別処理する場合、正確な処理作動が行われ難く、選別処理能率を高めることができない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1に記載の発明は、被選別物Wを載せて供給搬送する供給コンベア1と、この供給コンベア1から供給される被選別物Wを選別皿2に受けて搬送しながら選別位置へ排出する選別コンベア3との間に、前記供給コンベア1から供給される被選別物Wを受けて一個毎前A、後Bに交互に振り分けると共に、この振り分けられた各被選別物Wを計量しながら、選別コンベア3の前後各選別皿2A、2Bに載せる振分計量装置4を設けたことを特徴とする選別装置の構成とする。供給コンベア1によって連続的に供給される被選別物Wは、振分計量装置4において前A、後Bに交互に一個毎振り分けられて、これら振り分けられた各被選別物W毎に計量作用が行われ、更にこれら前後位置で各々計量された被選別物Wは、これらの下側を移動している選別コンベア3の各選別皿2に、前後交互に受けられる。このため後側位置Bから落下供給される被選別物Wを受けた選別皿2Bの直前、又は直後に続く選別皿2Aに、前側位置Aから落下供給される被選別物Wを受けて、各選別皿2は空皿の無い状態に密載状態で搬送することができる。このようにして振分計量装置4によって供給された各選別皿2上の被選別物Wの重量は既に計量されているために、この計量に基づいて、この選別コンベア3によって所定の選別位置に搬送することにより、各選別皿2が転倒されて、被選別物Wを選別排出するものである。
【0005】
請求項2に記載の発明は、前記供給コンベア1は、被選別物Wを一個毎仕切って載せる仕切片5付きの形態とし、前記振分計量装置4は、この仕切毎に供給される被選別物Wを受けて前後に回動して振り分ける振分弁6を設けたことを特徴とする。該供給コンベア1には被選別物Wを前後の各仕切片5間に一個宛て載せて供給する。この供給コンベア1の回転によって前側へ搬送して、仕切片5間毎の被選別物Wが一個毎繰り出される。この繰り出された被選別物Wは、この仕切片5の繰出作動と一定のタイミングのもとに振分弁6が前A、後Bに振分回動して、被選別物Wを前A側へ振分案内すると、次には後B側へ案内し、更に、次には前A側へ案内するように、供給コンベア1から連続的に繰り出されてくる被選別物Wを一個毎前A、後Bに交互に振分案内ける。
【0006】
請求項3に記載の発明は、前記振分計量装置4は、振分弁6によって案内供給される被選別物Wを受けて仕切回転しながら一個毎計量器7上へ落下させると共に、更に選別コンベア3の選別皿2上へ繰り出す繰出羽根板8と、この繰出羽根板8の回転周面に沿う繰出案内板9、及びこの繰出案内板9によって案内される被選別物Wを受けて計量する該計量器7の計量受板10を設けたことを特徴とする。前記振分弁6回動によって前後に交互に振り分けられた被選別物Wは、この振分弁6の前後下部に配置した各繰出羽根板8A、8Bの回転域に交互に供給される。各繰出羽根板8においては、この回転方向前後の繰出羽根板8間の羽根間隔部20に被選別物Wが供給されて、この羽根間隔部20では回転の上位置から下位置にわたる回転位相の移動によって、繰出羽根板8によって受けられていた被選別物Wは、この回転周面部の繰出案内板9面に案内されて、この下側の計量受板10に落下案内される。この計量受板10によって受けられる被選別物Wは、この羽根間隔部20前後の繰出羽根板8の回転速度よりも早く落下して最下端部の計量受板10に受けられて、繰出羽根板8による繰出作用を受けないタイミングを有し、このタイミングを計量に要する時間(計量間隔)として、この計量間隔において計量器7による計量を行わせる。この計量受板10上面に受けられて計量された被選別物Wは、該繰出羽根板8の回転によって掻き出されて、下側を移送される選別皿2に落下供給される。後側の繰出羽根板8Bによって供給される選別皿2Bは一皿おきに行われ、この被選別物Wの供給されなかった空きの選別皿2Aに対して、前側の繰出羽根板8Aにより被選別物Wの繰出供給が行われる。
【0007】
請求項4に記載の発明は、前記供給コンベア1上には、被選別物Wの底面を受けて一側へ回転する揃えローラ11と、この揃えローラ11によって揃えられた被選別物Wの一側端を切断するカッター12を設けたことを特徴とする。供給コンベア1の各仕切片5間に供給された被選別物Wが長物である場合は、搬送途中でこの被選別物Wの下面を回転する揃えローラ11による接触を受けて、この搬送方向の一側へ移動されて揃えられる。このとき被選別物Wは各前後の仕切片5間の谷間部間に位置するため、この仕切片5間に沿って横方向へ揃え移動案内されるため、揃えローラ11による摩擦力を受けても、被選別物Wの搬送姿勢を乱さない。そして、この揃えられた被選別物Wの一端部をカッター12に作用させて切断し、各被選別物Wの長さを揃える。又、この揃えローラ11を搬送方向へ向けて上り傾斜に設定構成する場合にあっては、被選別物Wが湾曲した形態であっても、この底面に揃えローラ11の回転周面を正確に摺接させて、的確な揃え作用を行うことができる。
【発明の効果】
【0008】
請求項1に記載の発明は、供給コンベア1によって連続的に供給される被選別物Wを、振分計量装置4において前A、後Bに交互に一個毎振り分けて、これら振り分けられた各被選別物W毎に計量作用を行い、さらに、これら前A、後B位置で各々計量された被選別物Wを、これらの下側を回転移動している選別コンベア3の各選別皿2に、前後交互に受けるように供給する。このため供給コンベア1によって搬送する被選別物Wの搬送供給が連続的であっても、これから前A、後Bに振り分けた被選別物Wを計量する計量作用や、選別皿へ供給する供給作用等の各作用間隔を長くすることができるため、正確な計量、選別皿2への供給を行うことができ、選別皿2への供給、および選別作用等を能率的に行うことができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、前記供給コンベア1の各仕切片5間に受けられて繰り出される被選別物Wを、この仕切間隔毎に振分弁6によって前A、後Bに振分けるため、供給コンベア1から連続的に送られてくる被選別物Wを一個宛て正確に振り分けることができ、小さく、又は細い被選別物Wであっても被選別物Wを一個宛て正確に前後に分配して、的確に能率よく計量、及び各選別皿2へ供給することができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、前記振分弁6回動によって前A、後Bに交互に振り分けられた被選別物Wを、この振分弁6の前後下部に配置した各繰出羽根板8A、8Bの回転域に交互に供給して、各繰出羽根板8においては、回転する前後の繰出羽根板8間の羽根間隔部20に供給して、この羽根間隔部20では回転の上位置から下位置にわたる回転位相の移動によって、繰出羽根板8によって受けられていた被選別物Wをこの回転周面部の繰出案内板9面に案内して、この下側の計量受板10上面に落下案内する。この計量受板10によって受けられる被選別物Wを、この羽根間隔部20後側の繰出羽根板8の回転速度よりも早く落下して最下端部の計量受板10に受けられて、繰出羽根板8による繰出作用、乃至繰出抵抗等を受けない計量間隔を有して、この計量間隔において計量器7による正確な計量を行うことができる。この計量受板10において受けられて計量された被選別物Wを、該繰出羽根板8の回転によって掻き出して、下側を移送される各選別皿2に落下供給し、後側の繰出羽根板8Bによって供給される選別皿2Bは一皿おきに行い、この被選別物Wを供給しなかった空きの選別皿2Aに対して、前側の繰出羽根板8Aにより被選別物Wの繰出供給を行うため、前後の各繰出羽根板8による繰出速度を緩やかにすることができ、選別皿2への供給を正確で、安定して行うことができる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、供給コンベア1の各仕切片5間に供給される被選別物Wが長物である場合は、この搬送途中で下面が回転する揃えローラ11による接触を受けて、この搬送方向の一側へ移動されて揃えられる。このとき被選別物Wは各前後の仕切片5間の谷間部間に位置するため、この仕切片5間に沿って移動案内されるため、揃えローラ11による摩擦力を受けても、被選別物Wの搬送姿勢を乱すことはなく、しかも、この揃えられた被選別物Wの一端部をカッター12に作用させて切断させることによって、的確に長さ揃えを行うことができ、構成を簡単にすることができる。又、この揃えローラ11を搬送方向へ向けて上り傾斜に設定構成する場合にあっては、被選別物Wが湾曲した形態であっても、この底面に揃えローラ11の回転周面を正確に摺接させて、揃え効果を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図面に基づいて、収穫されたアスパラガス野菜を選別する選別装置を例示すもので、機台15上には、後端部にアスパラガス等の長物野菜である被選別物Wを載置して搬送するラグ付きの補給コンベア16を設け、この前側には、この補給コンベア16からの被選別物Wを各前後の仕切片5間に嵌合するようにして受け継いで搬送する仕切片5付きの供給コンベア1を連動回転するように設け、この供給コンベア1の終端部上に、被選別物Wの長さを切り揃えるカッター12を設ける。この供給コンベア1の前端部下方に、多数の選別皿2を無端状に配置した選別コンベア3を前後方向に張設して無端回転駆動する。左右一対のチエン17間にわたる支持軸18によって回動可能に支架される選別皿2は、前後幅を狭く、左右横幅を長くして形成し、長物を支持し易い形態に構成している。この選別コンベア3の搬送行程の選別位置で被選別物Wを排出するときは、この選別皿2を該支持軸18の周りに下方へ転倒回動させて、この選別皿2に受けていた被選別物Wを計量器7、及びこのコントローラからの選別指示に基づいて選別位置へ排出するように構成している。この選別コンベア3の下側には、該選別皿2から落下される選別物を取り出す排出シュート19、乃至排出ホッパーを配置している。このような供給コンベア1の前端下部と、選別コンベア3の後端始端上部との間に、この供給コンベア1から搬送された被選別物Wを受けて、一個毎前A、後Bに交互に振り分けるように案内すると共に、これを計量して、下方の選別皿2に落下供給する振分計量装置4を構成する。
【0013】
ここにおいて、この発明に係る選別装置は、被選別物Wを載せて供給搬送する供給コンベア1と、この供給コンベア1によって供給される被選別物Wを選別皿2に受けて搬送しながら選別位置へ排出する選別コンベア3との間に、前記供給コンベア1から供給される被選別物Wを受けて一個毎前A、後Bに交互に振り分けると共に、この振り分けられた各被選別物Wを計量しながら、選別コンベア3の前後各個の選別皿2A、2Bに載せる振分計量装置4を設けたことを特徴とする選別装置の構成とする。供給コンベア1によって連続的に供給される被選別物Wは、振分計量装置4において前A、後Bに交互に一個毎振り分けられて、これら振り分けられた各被選別物W毎に計量作用が行われ、さらに、これら前後位置A、Bで各々計量された被選別物Wは、これらの下側を回転移動している選別コンベア3の各選別皿2Aと、2Bに交互に供給されて受けられる。このため後側位置Bから落下供給される被選別物Wを受けた選別皿2Bの直前、又は直後に続く選別皿2Aに、前側位置Aから落下供給される被選別物Wを受けて、各選別皿2は空皿の無い状態に密載状態で搬送することができる。このようにして振分計量装置4によって供給された各選別皿2上の被選別物Wの重量は既に計量されているために、この計量に基づいて、この選別コンベア3の搬送によって所定の選別位置に搬送されることにより各選別皿2が転倒されて、被選別物Wを選別排出するものである。
【0014】
又、前記供給コンベア1は、被選別物Wを一個毎仕切って載せる仕切片5付きの形態とし、前記振分計量装置4は、この仕切毎に供給される被選別物Wを受けて前後に回動して振り分ける振分弁6を設けたことを特徴とする。前記供給コンベア1に被選別物Wを前後の各仕切片5間に一個宛て載せて供給する。この供給コンベア1の回転によって前側へ搬送されて、仕切片5間毎の被選別物Wが一個毎繰り出される。この繰り出された被選別物Wは、この仕切片5の繰出作動と一定のタイミングのもとに振分弁6が前後回動して、被選別物Wを前A側へ振分案内すると、次には後B側へ案内し、更に、次には前A側へ案内するように、供給コンベア1から連続的に繰り出されてくる被選別物Wを一個毎前A、後Bに交互に振分案内ける。
【0015】
又、前記振分計量装置4は、振分弁6によって案内供給される被選別物Wを受けて仕切回転しながら一個毎計量器7A、7B上へ落下させると共に、更に選別コンベア3の選別皿2上へ繰り出す繰出羽根板8A、8Bと、この繰出羽根板8の回転周面に沿う繰出案内板9、及びこの繰出案内板9によって案内される被選別物Wを受けて計量する該計量器7の計量受板10を設けたことを特徴とする。前記振分弁6回動によって前A、後Bに交互に振り分けられた被選別物Wは、この振分弁6の前A、後B下部に配置して回転の各繰出羽根板8A、8Bに交互に供給される。各繰出羽根板8においては、回転する前後の繰出羽根板8間の羽根間隔部20に供給されて、この羽根間隔部20では回転の上位置から下位置にわたる回転位相の移動によって、繰出羽根板8によって受けられていた被選別物Wはこの回転周面部の繰出案内板9面に案内されて、この下側の計量受板10上面に落下案内される。この計量受板10によって受けられる被選別物Wは、回転方向の前後に位置する繰出羽根板8の回転速度よりも高速度で落下して最下端部の計量受板10に受けられて、このとき後続の繰出羽根板8による繰出作用を受けない時間的計量間隔を有する。この時間的計量間隔において計量装置4による計量を行わせる。この計量受板10において受けられて計量された被選別物Wは、該後続の繰出羽根板8の回転によって掻き出されて、下側を移送される選別皿2に落下供給される。後B側の繰出羽根板8Bによって供給される選別皿Bは一皿おきに行われ、この被選別物Wの供給されなかった空きの選別皿2Aに対して、前A側の繰出羽根板8Aにより被選別物Wの繰出供給を行う。
【0016】
さらには、前記供給コンベア1上には、被選別物Wの底面を受けて一側へ回転する揃えローラ11と、この揃えローラ11によって揃えられた被選別物Wの一側端を切断するカッター12を設けたことを特徴とする。供給コンベア1の各仕切片5間に供給する被選別物Wが長物である場合は、搬送途中でこの被選別物Wの下面が回転する揃えローラ11による接触を受けて、この搬送方向の一側へ移動されて揃えられる。このとき被選別物Wは各前後の仕切片5間の谷間部間に位置して、この仕切片5間に沿って移動案内されるため、揃えローラ11による摩擦力を受けても、被選別物Wの搬送姿勢を乱さない。そして、この揃えられた被選別物Wの一端部をカッター12に作用させて一定の長さに切断させる。又、この揃えローラ11を搬送方向へ向けて前上り傾斜に設定構成する場合にあっては、被選別物Wが湾曲した形態であっても、この底面に揃えローラ11の回転周面を正確に摺接させて、的確な揃え作用を行うことができる。
【0017】
又、前記前記補給コンベア16は適宜の間隔を有して左右一対、二条形態にして前後のスプロケット軸21間に掛け渡して、モータM1によって駆動する。又、この前側の供給コンベア1は、前後のスプロケッ軸22間にわたって掛け渡して、前記補給コンベア16や、選別コンベア3、及び繰出羽根板8等と共にこのモータM1によって連動駆動される。モータM1によって選別コンベア3のチエン17を掛け渡しているスプロケット軸48を伝動し、このスプロケット軸48からスプロケット軸23、クランク軸28、及び各スプロケット軸21、22等をチエン伝動する。前後の繰出羽根板8の羽根軸32はこのスプロケット軸23からチエン伝動する。この供給コンベア1は、前後のスプロケット軸22間に掛け渡される左右一対のテエン41の外周部に樋状形態の受板42を一定間隔に配置したもので、各受板42の前後にはこの受底43より適宜高さの仕切片5を形成して、ウエーブコンベア形態に形成している。又、この左右二条のコンベア1の受板42間に渡って長物被選別物Wの根元側と先端側の二個所を受けるように構成している。この供給コンベア1の前端部上に設けるカッター12は、モータM2により駆動し、被選別物Wであるアスパラガスの根元側部を所定の長さに切り揃えるようにコンベアの搬送幅の根元寄り側に配置している。又、前記揃えローラ11は、この供給コンベア1の搬送途中で、左右のコンベア間隔部に、左右二本を平行状にして設置する。この揃えローラ11のローラ軸24を搬送方向に沿わせ、前上がり形態に傾斜して、回転上面がこのコンベア1の仕切片5間の谷部受底43面から仕切片5上部の回転域側に向けて前上がり傾斜形態に形成している。この揃えローラ11をモータM3によって駆動し、被選別物Wを前記カッター12側とは反対側の、被選別物W先端側へ押して移動させるように回転する。この供給コンベア1の該カッター12側と反対側に沿って、被選別物Wの先端部を突き揃えて摺接案内する案内板25を左右移動調節可能に設け、切断長さを調節することができる。又、前記カッター12による切断位置には、この切断する被選別物Wを受底43面に押さえる押えローラ44を設けて、切断するときの被選別物Wを移動させないように固定して、正確な切断を行わせる。この押えローラ44は、スポンジゴム材等からなり、基台15フレームに対して支軸45周りに上下揺動自在に設けた支持アーム46の先端部に回動自在に設ける。被選別物Wを押圧する毎にこれら押えローラ44の弾性や、上下動等によって押え高さの位置を吸収しながら適宜の圧力で押えることができる。前記カッター12によって切断された切れ端はこの下側に設けられる排出シュータ47によって外側へ排出される。
【0018】
前記供給コンベア1の前端部には、この仕切片5の回動周部を覆う案内板26を設け、被選別物Wが前側へ飛び出さないように案内する構成としている。振分弁6は、この案内板26の下端部に横方向の弁軸27の周りに前後回動自在に支持し、前記供給コンベア1等と連動されるクランク軸28の回転によって、クランクロッド29を介して回動駆動される。このクランクロッド29の前端部には長穴30を形成して、この長穴30を振分弁6の側端部に突出の係合ピン31に嵌合している。このクランクロッド29の前後方向の揺動終端部において、長穴30の後端、前端により係合ピン31が係合されて振分弁6を快どうする。この振分弁6を後側に回動すると、該上側の供給コンベア1側から落下される被選別物Wをこの振分弁6の前A側へ落下案内することができ、又、振分弁6を前側へ回動すると被選別物Wを逆に後B側へ案内するように構成する。この振分弁6は供給コンベア1の仕切片5等の回動と同期して回動して、連続供給される各被選別物Wを一個毎前後に交互に振り分けて落下案内する。この振分弁6には前後に回動した回動位置を維持するトグルスプリングを設けて、このトグルスプリングに抗して該クランクロッド29で回動する形態とすることもできる。
【0019】
このように振分弁6による前後振分位置の下側に、前後一対の繰出羽根板8A、8Bを配置している。これら各繰出羽根板8は横方向の羽根軸32の周りに四等分角位置に略放射方向へ向けて形成し、前記供給コンベア1と同期して回転すると共に、一定の位相差を保持して回転するように連動する。これら前後の繰出羽根板8A、8Bは、前記振分弁6に対して前後対称状位置に配置される。この各繰出羽根板8の回転外周部に沿って回転側下方にわたって半円筒形態の繰出案内板9を設ける。この繰出案内板9の下端の底部に同円筒状延長形態の計量受板10を設ける。これら前後の各計量受板10A、10Bは前後のロードセルからなる計量器7A、7Bに支持させて、各々これら計量受板10A、10Bに載せられた被選別物(計量物)Wの重量を計測するように構成する。各前後の計量受板10A、10Bの前端部の繰出口33A、33Bを、前後の選別皿2A、2B上に対向してのぞませている。そして後側の繰出口33Bから繰り出された被選別物Wが選別皿2Bに供給されると、前側の繰出口33Aから繰り出される被選別物Wは、該繰出口33Bからは供給されなかった残りの空の選別皿2Aに供給される。又、この選別皿2を有する選別コンベア3は、これら各繰出羽根板8や、供給コンベア1等と一定の連動タイミングのもとに駆動されて、各選別皿2に対する被選別物Wの供給を正確に行わせる。
【0020】
前記選別コンベア3は、選別皿2を搬送姿勢に支持して摺動案内するガイドレール36と、ガイドピン37を配置し、この選別皿2の横端に設けるガイドピン37を、基台15側に設けるガイドレール36に支持させて摺動案内させて、被選別物Wを受けた姿勢で搬送することができる。このガイドレール36の途中選別位置には、開閉ガイド38を配置している。前記計量器7の計量に基づいて、コントローラを介して選別位置を決めると共に、この選別位置の電磁切替器50を出力して、該開閉ガイド38を開いて、ガイドピン37の支持摺動案内を外すことができる。この開閉ガイド38の開きによって選別皿2を支持軸18の周りに回動転倒させて、搬送している被選別物Wを所定選別位置のシュート19へ排出するように構成している。
【0021】
前記補給コンベア16によって搬送される被選別物Wは、供給コンベア1の各前後の仕切片5間に一個宛供給される。この被選別物Wがアスパラガスのような長物である場合は、仕切片5間の谷間底板43部に沿って横方向に向けた姿勢に載置する。この供給コンベア1の回転によって搬送されると、この被選別物Wの底面が回転する揃えローラ11に乗り上がるようになるため、この揃えローラ11の回転摩擦を受けて、被選別物Wの先端部がコンベア1の一側部の案内板25に押し当てられて揃えられる。このとき長もの被選別物Wが湾曲した形態であって一部底板43から浮上した形態にあっても、揃えローら11が傾斜しているため、搬送に従って順次被選別物Wがこの揃えローラ11の上面に掬い上げられるようになり、この揃えローラ11による案内板25側への送り揃えを確実に行わせる。このようにして先端部を案内板25に押し当てて揃えられた被選別物Wは、根部がカッター12の回転位置において切断されて、長もの被選別物Wでは長さを一定に揃えられる。
【0022】
このようにして、供給コンベア1の前端部に搬送された被選別物Wは、案内板26に案内されて、この下端部から落下される。この落下部には該仕切片5が一こま回動される毎に振分弁6が前側、又は後側に回動していて、落下する被選別物Wをこの振分弁6によって前A側と、後B側とに交互に落下案内する。このとき振分弁6は、クランク軸28の回転によるクランクロッド29の長穴30と、これに係合する係合ピン31を介して回動されるため、前後端の回動位置ではこの振分弁6の回動停止時間を長く維持することができ、この振分弁6による被選別物Wの振分落下案内を正確に行わせる。
【0023】
振分弁6の回動によって落下案内される被選別物Wは、前後の繰出羽根板8A、8Bに交互に供給されれる。各羽根間隔部20に供給された被選別物Wはこれら繰出羽根板8に受けられるが、この回転に伴って、この下側部の繰出羽根板8面の先端部と繰出案内板9との間にわたって支持案内されるようになり、この羽根間隔部20が底部の計量受板10に至ると、繰出羽根8が回動しても被選別物Wはこの計量受板10上に停止して、この停止時間間隔において計量器7により計測される。この計量が終わると羽根間隔部20の後側部の繰出羽根板8の回転によって、この計量受板10上の被選別物Wが繰出口33側へ掻き出される。このように、計量受板10上に載せられた被選別物Wは、同じ羽根間隔部20の前、後側の繰出羽根板8の接触から離れた状態におくため、計量器7による計量を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】 振分計量装置部の側面図。
【図2】 選別装置全体の平面図と、側面図。
【図3】 その供給コンベア部の背面図。
【図4】 その揃えローラ部の側面図。
【符号の説明】
【0025】
1 供給コンベア
2(2A、2B) 選別皿
3 選別コンベア
4 振分計量装置
5 仕切片
6 振分弁
7(7A、7B) 計量器
8(8A、8B) 繰出羽根板
9 繰出案内板
10(10A、10B) 計量受板
11 揃えローラ
12 カッター
【出願人】 【識別番号】599167582
【氏名又は名称】株式会社横崎製作所
【出願日】 平成18年7月7日(2006.7.7)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−12521(P2008−12521A)
【公開日】 平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願番号】 特願2006−213828(P2006−213828)