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振動スクリーン - 特開2008−168208 | j-tokkyo
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【発明の名称】 振動スクリーン
【発明者】 【氏名】上野 尋樹

【要約】 【課題】粒状物と異物とを選別する振動スクリーンにおいて、簡素な構造により粒状物の回収率を高める。

【解決手段】振動スクリーン1は、ケーシング2と、振動スプリング3と、振動モータ4と、スクリーン5と、複数のシート6と、を備えている。ケーシング2は、供給された被処理物Pが粒状物Qと異物Rとに選別される選別領域Aと、選別領域Aにおいて選別された粒状物Qが通過する粒状物搬送路Bと、選別領域Aにおいて選別された異物Rが通過する異物搬送路Cと、を有している。スクリーン5は、ケーシング2の選別領域A内に固定され、被処理物Pが上部を通過する間に粒状物Qをふるい落とす。シート6は選別領域内Aに垂れ下がるように設けられており、選別領域Aを前後に仕切っている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
粒状物と前記粒状物よりも外形寸法が大きい異物とを含む被処理物から前記粒状物と前記異物とを選別するための振動スクリーンであって、
供給された前記被処理物が前記粒状物と前記異物とに選別される選別領域と、前記選別領域において選別された前記粒状物が通過する粒状物搬送路と、前記選別領域において選別された前記異物が通過する異物搬送路と、を有するケーシングと、
前記ケーシングを振動させる弾性的に支持する弾性支持機構と、
前記ケーシングに対して振動を与える駆動部と、
前記ケーシングの前記選別領域内に固定され、前記被処理物が上部を通過する間に前記粒状物をふるい落とすためのスクリーンと、
前記選別領域内に垂れ下がるように設けられ、前記選別領域を前後に仕切る少なくとも1つのシート部材と、
を備えた振動スクリーン。
【請求項2】
前記シート部材の上端部は、前記ケーシングに固定されており、
前記シート部材の下端部は、前記スクリーンと接触している、
請求項1に記載の振動スクリーン。
【請求項3】
前記下端部は、前記スクリーンに接触した状態でたわんでいる、
請求項2に記載の振動スクリーン。
【請求項4】
前記選別領域において、複数の前記シート部材は前記異物の搬送される方向に並んで配置されている、
請求項1から3のいずれかに記載の振動スクリーン。
【請求項5】
前記シート部材は、幅方向に分割された複数の短冊部を有している、
請求項1から4のいずれかに記載の振動スクリーン。
【請求項6】
前記シート部材は、前記ケーシングに対する上下方向の位置を調節可能なように前記ケーシングに取り付けられている、
請求項1から5のいずれかに記載の振動スクリーン。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、振動スクリーン、特に、粒状物と粒状物よりも外形寸法が大きい異物とを含む被処理物から粒状物と異物とを選別するための振動スクリーンに関する。
【背景技術】
【0002】
被処理物に含まれる異物を除去するために振動スクリーンが従来から知られている。振動スクリーンの被処理物としては、例えば焼却灰などの粒状物が挙げられる。
【0003】
この種の振動スクリーンは主に、ケーシングと、ケーシングを弾性的に支持する弾性支持機構と、ケーシングに振動を与える駆動部と、ケーシングに固定されたスクリーンと、から構成されている。ケーシングは、粒状物と異物とに選別される選別領域と、選別領域において選別された粒状物が通過する粒状物搬送路と、選別領域において選別された異物が通過する異物搬送路と、を有している。スクリーンは、選別領域内に配置されている。
【0004】
この振動スクリーンでは、弾性支持機構により弾性的に支持されているケーシングに対して、駆動部により振動が与えられる。この結果、ケーシングおよびスクリーンが振動する。被処理物がスクリーン上を通過する間に、粒状物がスクリーンの目を通って粒状物搬送路にふるい落とされ、異物がスクリーン上を通って異物搬送路に流れる。これにより、粒状物と異物とを選別することができる(例えば、特許文献1を参照)。
【特許文献1】特開2002−11408号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、粒状物に粒子の細かい微細粒状物が含まれている場合、微細粒状物はスクリーンの振動により選別領域内を浮遊する。この結果、微細粒状物が、スクリーンの目を通過せずに、異物とともに異物搬送路へ流れ、粒状物の回収率が低下する。
【0006】
また、特許文献1に記載されているように、粒状物の回収率を高めるために、エアブロアや吸引排気装置を設けることも考えられる。
【0007】
しかし、エアブロアや吸引排気装置などを設けると、製造コストが増大する。このため、簡素な構造により粒状物の回収率を高めることができる振動スクリーンが求められている。
【0008】
本発明の課題は、粒状物と異物とを選別する振動スクリーンにおいて、簡素な構造により粒状物の回収率を高めることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の発明に係る振動スクリーンは、粒状物と粒状物よりも外形寸法が大きい異物とを含む被処理物から粒状物と異物とを選別するための振動スクリーンであって、ケーシングと、弾性支持機構と、駆動部と、スクリーンと、少なくとも1つのシート部材と、を備えている。ケーシングは、供給された被処理物が粒状物と異物とに選別される選別領域と、選別領域において選別された粒状物が通過する粒状物搬送路と、選別領域において選別された異物が通過する異物搬送路と、を有している。弾性支持機構はケーシングを弾性的に支持する。駆動部はケーシングに対して振動を与える。スクリーンは、ケーシングの選別領域内に固定され、被処理物が上部を通過する間に粒状物をふるい落とす。シート部材は選別領域内に垂れ下がるように設けられており、選別領域を前後に仕切っている。
【0010】
この振動スクリーンでは、選別領域にシート部材が垂れ下がっている。このため、粒子の細かい粒状物がスクリーン上で舞い上がっても、シート部材により舞い上がった粒状物が異物搬送路へ流れるのを防止できる。これにより、簡素な構造により粒状物の回収率を高めることができる。
【0011】
ここで、粒状物としては、例えば粉体または小粒径の粒状物などが挙げられ、異物としては、粒状物に混入する金属片、土砂およびガラス類などが挙げられる。
【0012】
なお、「シート部材が選別領域を前後に仕切っている」には、シート部材により選別領域が完全に仕切られている場合の他に、シート部材とスクリーンとの間に隙間が設けられており選別領域が完全に仕切られていない場合も含まれる。
【0013】
第2の発明に係る振動スクリーンは、第1の発明に係る振動スクリーンにおいて、シート部材の上端部がケーシングに固定されており、シート部材の下端部がスクリーンと接触している。
【0014】
ここでは、シート部材の下端部がスクリーンと接触している。このため、選別領域と異物搬送路とを確実に分離することができる。
【0015】
第3の発明に係る振動スクリーンは、第2の発明に係る振動スクリーンにおいて、下端部がスクリーンに接触した状態でたわんでいる。
【0016】
この場合、ケーシングの振動によりシート部材が揺れても、シート部材がめくれ上がりにくい。このため、選別領域と異物搬送路とをより確実に分離することができる。また、シート部材により粒状物や異物がスクリーンに押し付けられる。このため、異物に付着した粒状物をシート部材により強制的に異物と分離することができ、装置の回収率をさらに高めることができる。
【0017】
第4の発明に係る振動スクリーンは、第1から第3のいずれかの発明に係る振動スクリーンにおいて、選別領域において複数のシート部材は異物の搬送される方向に並んで配置されている。
【0018】
この場合、粒状物が選別領域から異物搬送路へ流れる際の抵抗が大きくなるため、選別領域から異物搬送路へ粒状物が流れるのをより確実に防止できる。
【0019】
第5の発明に係る振動スクリーンは、第1から第4のいずれかの発明に係る振動スクリーンにおいて、シート部材が幅方向に分割された複数の短冊部を有している。
【0020】
シート部材が1枚のシートにより構成されている場合、シート部材とスクリーンとの間に異物が挟まると、異物が小さくてもシート部材が幅方向全体にめくれ上がる。このため、選別領域と異物搬送路との分離が甘くなり、回収率が低下するおそれがある。
【0021】
しかし、この振動スクリーンでは、シート部材が複数の短冊部に分割されている。このため、異物の大きさに対応する部分の短冊部のみがめくれ上がり、他の短冊部はめくれ上がらない。このため、この振動スクリーンでは、様々な異物に対して安定した回収率を実現できる。
【0022】
第6の発明に係る振動スクリーンは、第1から第5のいずれかの発明に係る振動スクリーンにおいて、シート部材がケーシングに対する上下方向の位置を調節可能なようにケーシングに取り付けられている。
【0023】
これにより、異物の大きさなどに応じて、シート部材の位置を調節することができ、様々な異物に対して安定した回収率を実現できる。
【発明の効果】
【0024】
本発明に係る振動スクリーンでは、上記の構成を有しているため、簡素な構造により粒状物の回収率を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態について説明する。
【0026】
(1)振動スクリーンの基本構成
図1を用いて本発明に係る振動スクリーン1について説明する。図1に振動スクリーン1の概略断面図、図2に図1のA−A断面図を示す。
【0027】
振動スクリーン1は、粒状物と粒状物よりも外形寸法が大きい異物とを含む被処理物から粒状物と異物とを選別するための装置である。具体的には、図1に示すように、振動スクリーン1は主に、被処理物Pが内部に供給されるケーシング2と、ケーシング2を静止側部材9に対して弾性的に支持する振動スプリング3(弾性支持機構)と、ケーシング2に対して振動を付与する振動モータ4(駆動部)と、ケーシング2に固定されるスクリーン5と、から構成されている。ケーシング2に対して振動モータ4により振動が与えられると、この振動および振動スプリング3の弾性力により、ケーシング2は所定の振幅で上下方向に振動を繰り返す。この結果、ケーシング2に固定されるスクリーン5も振動する。
【0028】
ケーシング2は、プレートにより構成された密閉容器であり、粒状物Qと異物Rとの選別が行われるケーシング本体21と、被処理物Pが供給される供給シュート27と、粒状物Qが排出される第1排出シュート28と、異物Rが排出される第2排出シュート29と、を有している。ケーシング本体21は全体として傾斜しており、上側の端部に供給シュート27が接続されており、下側の端部に第2排出シュート29が接続されている。ケーシング本体21の下部には第1排出シュート28が配置されている。供給シュート27はフレキシブルジョイント54を介して上流側機器(図示せず)のシュート51に接続されている。第1排出シュート28は、フレキシブルジョイント55を介して第1下流側機器(図示せず)のシュート52に接続されている。第2排出シュート29は、フレキシブルジョイント56を介して第2下流側機器(図示せず)のシュート53に接続されている。
【0029】
ケーシング2の内部には、被処理物Pが粒状物Qと異物Rとに選別される選別領域Aと、選別領域Aにおいて選別された粒状物Qが通過する粒状物搬送路Bと、選別領域Aにおいて選別された異物Rが通過する異物搬送路Cと、が形成されている。選別領域Aはケーシング本体21の内部に形成されている。粒状物搬送路Bは第1排出シュート28の内部に形成されている。異物搬送路Cは第2排出シュート29の内部に形成されている。
【0030】
選別領域Aにはスクリーン5が傾斜した状態で配置されている。具体的には、スクリーン5は、ケーシング本体21と第1排出シュート28との間に固定されており、ケーシング本体21の天板21aとほぼ同じ角度で傾斜している。スクリーン5が傾斜しているため、スクリーン5が振動するとスクリーン5上の被処理物Pは下流側(図1の左側)へ移動する。このとき、粒状物Qの外形寸法よりも異物Rの外形寸法は小さく、またスクリーン5は異物Rの外形寸法よりも小さい複数の目を有している。このため、異物Rはスクリーン5の目を通過せずに異物搬送路Cへ移動し、粒状物Qはスクリーン5の目を通過して粒状物搬送路Bに落下する。
【0031】
このように、振動スクリーン1では、供給された被処理物Pはスクリーン5上を通過する間に、スクリーン5により粒状物Qがふるい落とされ、粒状物Qと異物Rとが選別される。これにより、異物Rが混入した被処理物Pから粒状物Qを回収できる。
【0032】
(2)シートの構成
図1に示すように、粒状物Qの回収率を高めるために、ケーシング本体21の選別領域Aには3枚のシート6が垂れ下がるように設けられている。具体的には、ケーシング本体21の天板21aには複数の支持プレート22が固定されており、シート6は支持プレート22に固定されている。シート6の材質としては、例えばゴムやビニールなどのたわみ可能なシート状のものが挙げられる。
【0033】
3枚のシート6は、異物Rの搬送方向に並んで配置されている。本実施形態においては、3枚のシート6は等ピッチで配置されている。このため、選別領域Aは概ね4つの空間に仕切られている。
【0034】
図1に示すように、各シート6には6本のスリット61が形成されている。この結果、シート6は、固定部62(上端部)と、固定部62から下方へ延びる7つの短冊部63と、から構成されている。シート6の下端部はスクリーン5と接触している。具体的には、短冊部63の先端部63aは、スクリーン5に接触した状態でたわんでいる。このため、先端部63aはスクリーン5の上面に沿って下流側(異物搬送路C側)へ向いている。
【0035】
固定部62は、支持プレート22に固定される部分であり、4本のボルト24により支持プレート22に固定されている。より詳細には、支持プレート22と固定プレート23との間に固定部62が挟み込まれており、この状態で固定部62と支持プレート22とがボルト24により締結されている。
【0036】
シート6のたわみ具合やスクリーン5との接触具合は、支持プレート22の上下方向の位置を調節することで調節可能である。具体的には、支持プレート22は、ケーシング本体21に対して上下の位置が5段階に調節可能に取り付けされている。例えば、支持プレート22は、天板21aに形成されたスリット21bに挿入されている。天板21aのスリット21b周辺には上側へ延びる板状のサポート21cが固定されている。支持プレート22には上下方向の5段にわたり、ボルト用孔22aが形成されており、支持プレート22はサポート21cに4本の調整ボルト21dにより固定されている。支持プレート22の上部には位置調節用のグリップ22bが固定されている。調整ボルト21dが貫通しているボルト用孔22aの位置を変えることで、ケーシング本体21およびスクリーン5に対する支持プレート22およびシート6の上下方向の位置を調節することが可能となる。
【0037】
(3)振動スクリーンの動作
図1から図3を用いて振動スクリーン1の動作について説明する。
【0038】
図1に示すように、ケーシング2は振動スプリング3により弾性的に支持されており、振動モータ4によりケーシング2に振動が与えられる。このため、振動モータ4からの振動および振動スプリング3の弾性力により、ケーシング2は所定の振幅で上下方向に振動を繰り返す。このとき、ケーシング2に固定されるスクリーン5も振動を繰り返す。
【0039】
この状態で上流側機器からシュート51を介して被処理物Pが供給されると、被処理物Pは選別領域Aにおいて粒状物Qおよび異物Rに選別される。具体的には、スクリーン5上に被処理物Pが振動により搬送されると、スクリーン5の目から粒状物Qが粒状物搬送路Bへ落下する。
【0040】
一方、異物Rは、スクリーン5の目を通らずに、スクリーン5上を飛び跳ねながら移動し、異物搬送路Cへ搬送される。このとき、粒状物Qのうち細かい微細粒状物Sは、ケーシング2およびスクリーン5の振動などによりスクリーン5上で舞い上がり、選別領域Aを浮遊する。
【0041】
しかし、この振動スクリーン1では、選別領域Aに複数のシート6が垂れ下がるように設けられている。このため、シート6により浮遊する微細粒状物Sが異物搬送路Cへ流れずに、粒状物搬送路Bに落下する。異物Rは、たわみ可能なシート6とスクリーン5との間を通り、異物搬送路Cへ移送される。
【0042】
(4)効果
a)
このように、この振動スクリーン1では、シート6により選別領域Aが前後に仕切られている。このため、浮遊する微細粒状物Sが異物搬送路Cへ流れるのを防止することができる。これにより、粒状物Qの回収率を高めることができる。
【0043】
また、シート6がスクリーン5と接触している。このため、シート6により選別領域Aと異物搬送路Cとを確実に分離することができ、粒状物Qの回収率をより確実に高めることができる。
【0044】
さらに、振動スクリーン1には複数のシート6が設けられている。このため、上流側(図1の右側)のシート6を粒状物Qが通り抜けても、次のシート6により粒状物Qの移動は妨げられる。このように、この振動スクリーン1では、粒状物Qの回収率をより確実に高めることができる。
【0045】
b)
この振動スクリーン1では、短冊部63の先端部63aがスクリーン5に接触した状態でたわんでいる。このため、ケーシング2の振動によりシート6が揺れても、シート6がめくれ上がりにくい。このため、選別領域Aと異物搬送路Cとをより確実に分離することができ、粒状物Qの回収率をさらに高めることができる。
【0046】
c)
この振動スクリーン1では、シート6により粒状物Qや異物Rがスクリーン5に押し付けられる。このため、異物Rに付着した粒状物Qをシート6により強制的に異物と分離することができ、粒状物Qの回収率をさらに高めることができる。
【0047】
d)
シート6が1枚のシートにより構成されている場合、シート6とスクリーン5との間に異物Rが挟まると、異物Rが小さくてもシート6の幅方向(図1の紙面に垂直な方向)全体がめくれ上がる。このため、選別領域Aと異物搬送路Cとの分離が甘くなり、回収率が低下するおそれがある。
【0048】
しかし、この振動スクリーン1では、図4に示すように、シート6が幅方向に分割された複数の短冊部63を有している。このため、異物Rの大きさに対応する部分の短冊部63のみがめくれ上がり、他の短冊部63はめくれ上がらない(例えば、図4を参照)。このため、この振動スクリーン1では、異物Rが小さい場合にシート6の幅方向全体がめくれ上がることがなく、シート6とスクリーン5との隙間から粒状物Qが異物搬送路Cへ流れるのを確実に防止できる。これにより、この振動スクリーン1では様々な寸法の異物Rに対して安定した回収率を実現できる。
【0049】
e)
この振動スクリーン1では、ケーシング2に対するシート6の上下方向の位置が調節可能である。このため、異物Rの大きさなどに応じて、シート6の位置を調節することができ、様々な寸法の異物Rに対して安定した回収率を実現できる。
【0050】
f)
以上のように、この振動スクリーン1では、シート6を設けることで、簡素な構造により粒状物Qの回収率を高めることができる。
【0051】
(5)その他の実施形態
本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
【0052】
a)
前述の実施形態では、シート6とスクリーン5とが接触しているが、シート6とスクリーン5との関係はこれに限定されない。例えば、シート6とスクリーン5との間に隙間が確保されている場合であっても、従来の振動スクリーンに比べて粒状物Qの回収率が高くなる。したがって、シート6とスクリーン5とが接触しない構成であってもよい。
【0053】
b)
前述の実施形態では、振動スクリーン1は3枚のシート6を備えているが、シート6の枚数はこれに限定されない。シート6は1枚以上設けられていればよい。
【0054】
c)
前述の実施形態では、シート6は7つの短冊部63を有しているが、短冊部63の数量はこれに限定されない。また、シート6が1枚のシート部材から構成されている場合であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】振動スクリーンの概略断面図
【図2】シート周辺の概略断面図
【図3】図1のA−A断面図
【図4】シートの動作説明図
【符号の説明】
【0056】
1 振動スクリーン
2 ケーシング
3 振動スプリング(弾性支持機構)
4 振動モータ(駆動部)
5 スクリーン
6 シート(シート部材)
61 スリット
62 固定部(上端部)
63 短冊部
63a 先端部(下端部)
【出願人】 【識別番号】000133032
【氏名又は名称】株式会社タクマ
【出願日】 平成19年1月11日(2007.1.11)
【代理人】 【識別番号】110000202
【氏名又は名称】新樹グローバル・アイピー特許業務法人


【公開番号】 特開2008−168208(P2008−168208A)
【公開日】 平成20年7月24日(2008.7.24)
【出願番号】 特願2007−3892(P2007−3892)