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【発明の名称】 多層篩装置の篩ユニット
【発明者】 【氏名】加藤 彰一

【要約】 【課題】異物混入がない、容易にクリンプ網を洗浄することができる多層篩装置の一層を構成する篩ユニットを提供することを目的とする。

【構成】多層篩装置の一層を構成する篩ユニットであって、内枠に留め金具を介してねじ止めされているクリンプ網を内枠から分離し独立した篩ユニットである。使用するクリンプ網の全周縁部に枠部材を設けることが好ましい。外枠の細粉用開口に一列水平にクリーナー落下防止部材を設けることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
多層篩装置の一層を構成する篩ユニットであって、
(A)平面形状が矩形又は正方形になるように同一の高さの板状部材により形成された外壁と、前記外壁の内側に前記板状部材と同一の高さの板状部材により形成した内枠を嵌合するための内壁と、前記外壁と前記内壁と前記外壁の4隅に設けた前記外壁と同一の高さの柱状部材により形成した上下に貫通する篩網を通過した細粉を落下するための前記外壁の一辺又は対向する両辺に形成した細粉用開口と、前記内壁の内側に上下中間位置に設けた細粉用受板と、前記内壁の一辺又は対向する両辺に設けた前記細粉を前記細粉用開口に排出する排出口と、前記受板の上に設けたクリンプ網の保持部材と、前記受板と前記内壁と前記外壁により前記細粉用開口が形成されている辺とは異なる他辺に形成された篩網を通過しない粗粉を落下するための上下に貫通する粗粉用開口と、前記クリンプ網保持部材の粗粉用開口側に前記粗粉用開口に接する前記クリンプ網保持部材の上部に設けられた前記内枠を係止するための凸部材を備えた外枠
(B)平面形状が矩形のクリンプ網
(C)枠体の上面に篩網を張設し、底面に前記外枠凸部材と前記クリンプ網との間に嵌合するための凸部材を設けた内枠
を備えた篩ユニット。
【請求項2】
多層篩装置の一層を構成する篩ユニットであって、
(A)平面形状が矩形又は正方形になるように同一の高さの板状部材により形成された外壁と、前記外壁の内側に前記板状部材と同一の高さの板状部材により形成した内枠を嵌合するための内壁と、前記外壁と前記内壁と前記外壁の4隅に設けた前記外壁と同一の高さの柱状部材により形成した上下に貫通する篩網を通過した細粉を落下するための前記外壁の一辺又は対向する両辺に形成した細粉用開口と、前記内壁の内側に上下中間位置に設けた細粉用受板と、前記内壁の一辺又は対向する両辺に設けた前記細粉を前記細粉用開口に排出する排出口と、前記受板の上に設けたクリンプ網の保持部材と、前記受板と前記内壁と前記外壁により前記細粉用開口が形成されている辺とは異なる他辺に形成された篩網を通過しない粗粉を落下するための上下に貫通する粗粉用開口と、前記クリンプ網保持部材の粗粉用開口側に前記粗粉用開口に接する前記クリンプ網保持部材の上部に設けられた前記内枠を係止するための前記粗粉用開口に接していない上部角部を切り欠いて段付形状とした凸部材を備えた外枠
(B)平面形状が矩形のクリンプ網
(C)枠体の上面に篩網を張設した内枠
を備えた篩ユニット。
【請求項3】
多層篩装置の一層を構成する篩ユニットであって、
(A)平面形状が矩形又は正方形になるように同一の高さの板状部材により形成された外壁と、前記外壁の内側に前記板状部材と同一の高さの板状部材により形成した内枠を嵌合するための内壁と、前記外壁と前記内壁と前記外壁の4隅に設けた前記外壁と同一の高さの柱状部材により形成した上下に貫通する篩網を通過した細粉を落下するための前記外壁の一辺又は対向する両辺に形成した細粉用開口と、前記内壁の内側に上下中間位置に設けた細粉用受板と、前記内壁の一辺又は対向する両辺に設けた前記細粉を前記細粉用開口に排出する排出口と、前記受板の上に設けたクリンプ網の保持部材と、前記受板と前記内壁と前記外壁により前記細粉用開口が形成されている辺とは異なる他辺に形成された篩網を通過しない粗粉を落下するための上下に貫通する粗粉用開口と、前記クリンプ網保持部材の粗粉用開口側に前記粗粉用開口に接する前記内枠を係止するための枠部材を備えた外枠
(B)平面形状が矩形のクリンプ網
(C)枠体の上面に篩網を張設した内枠
を備えた篩ユニット。
【請求項4】
クリンプ網の全周縁部に枠部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の篩ユニット。
【請求項5】
外枠の細粉用開口に一列水平にクリーナー落下防止部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の篩ユニット。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、多層篩装置の一層を構成する篩ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
小麦粉等の篩装置として、スクエアーシフター等の篩枠を多数積み重ねた篩装置が使用されている。
この篩枠には、篩網を張設した内枠と該内枠を保持し、前記篩網により篩分けた粉体を分別して移送するための経路を構成する外枠からなっている。
前記内枠の底部には、クリンプ網が張設されておりクリンプ網上に載置したクリーナーが遊動して前記篩網をたたくことにより篩網の目詰まりを防止している(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平6−320111号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記クリンプ網は、木製又は金属製の内枠に金属製の留め金具を介してねじにより固着されている。
クリンプ網を内枠に固着してある場合は、内枠とクリーナーが一体となっているので取り扱いが便利である反面以下のような問題点があった。
前記留め金具やねじは、篩網を通過した粉体が移動する側にあるので、脱落した場合には、異物として混入してしまう。
また、篩網を内枠に張設するには、接着剤を使用するが、接着剤や篩網の切れ端がクリンプ網に付着する場合があり、クリンプ網と篩網とは閉空間を形成しているので、付着を点検しずらく取り除くのは容易ではないため、接着剤や篩網の切れ端が脱落した場合には、異物として混入してしまう。
さらに、クリンプ網は木製又は金属製の内枠に固着しているので、容易に洗浄することができない。
したがって、本発明の目的は、前記の異物混入がない、容易にクリンプ網を洗浄することができる篩ユニットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は上記の目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、内枠に留め金具を介してねじ止めされているクリンプ網を内枠から分離し独立することにより、留め金具やねじの異物混入をなくしクリンプ網を容易に洗浄できることを見出し、本発明を完成するに至った。
従って、本発明は、(1)多層篩装置の一層を構成する篩ユニットであって、(A)平面形状が矩形又は正方形になるように同一の高さの板状部材により形成された外壁と、前記外壁の内側に前記板状部材と同一の高さの板状部材により形成した内枠を嵌合するための内壁と、前記外壁と前記内壁と前記外壁の4隅に設けた前記外壁と同一の高さの柱状部材により形成した上下に貫通する篩網を通過した細粉を落下するための前記外壁の一辺又は対向する両辺に形成した細粉用開口と、前記内壁の内側に上下中間位置に設けた細粉用受板と、前記内壁の一辺又は対向する両辺に設けた前記細粉を前記細粉用開口に排出する排出口と、前記受板の上に設けたクリンプ網の保持部材と、前記受板と前記内壁と前記外壁により前記細粉用開口が形成されている辺とは異なる他辺に形成された篩網を通過しない粗粉を落下するための上下に貫通する粗粉用開口と、前記クリンプ網保持部材の粗粉用開口側に前記粗粉用開口に接する前記クリンプ網保持部材の上部に設けられた前記内枠を係止するための凸部材を備えた外枠、(B)平面形状が矩形のクリンプ網、(C)枠体の上面に篩網を張設し、底面に前記外枠凸部材と前記クリンプ網との間に嵌合するための凸部材を設けた内枠、を備えた篩ユニットである。
(2)多層篩装置の一層を構成する篩ユニットであって、(A)平面形状が矩形又は正方形になるように同一の高さの板状部材により形成された外壁と、前記外壁の内側に前記板状部材と同一の高さの板状部材により形成した内枠を嵌合するための内壁と、前記外壁と前記内壁と前記外壁の4隅に設けた前記外壁と同一の高さの柱状部材により形成した上下に貫通する篩網を通過した細粉を落下するための前記外壁の一辺又は対向する両辺に形成した細粉用開口と、前記内壁の内側に上下中間位置に設けた細粉用受板と、前記内壁の一辺又は対向する両辺に設けた前記細粉を前記細粉用開口に排出する排出口と、前記受板の上に設けたクリンプ網の保持部材と、前記受板と前記内壁と前記外壁により前記細粉用開口が形成されている辺とは異なる他辺に形成された篩網を通過しない粗粉を落下するための上下に貫通する粗粉用開口と、前記クリンプ網保持部材の粗粉用開口側に前記粗粉用開口に接する前記クリンプ網保持部材の上部に設けられた前記内枠を係止するための前記粗粉用開口に接していない上部角部を切り欠いて段付形状とした凸部材を備えた外枠、(B)平面形状が矩形のクリンプ網、(C)枠体の上面に篩網を張設した内枠、を備えた篩ユニットである。
(3)多層篩装置の一層を構成する篩ユニットであって、(A)平面形状が矩形又は正方形になるように同一の高さの板状部材により形成された外壁と、前記外壁の内側に前記板状部材と同一の高さの板状部材により形成した内枠を嵌合するための内壁と、前記外壁と前記内壁と前記外壁の4隅に設けた前記外壁と同一の高さの柱状部材により形成した上下に貫通する篩網を通過した細粉を落下するための前記外壁の一辺又は対向する両辺に形成した細粉用開口と、前記内壁の内側に上下中間位置に設けた細粉用受板と、前記内壁の一辺又は対向する両辺に設けた前記細粉を前記細粉用開口に排出する排出口と、前記受板の上に設けたクリンプ網の保持部材と、前記受板と前記内壁と前記外壁により前記細粉用開口が形成されている辺とは異なる他辺に形成された篩網を通過しない粗粉を落下するための上下に貫通する粗粉用開口と、前記クリンプ網保持部材の粗粉用開口側に前記粗粉用開口に接する前記内枠を係止するための枠部材を備えた外枠、(B)平面形状が矩形のクリンプ網、(C)枠体の上面に篩網を張設した内枠、を備えた篩ユニットである。
(4)クリンプ網の全周縁部に枠部材を設けたことを特徴とする前記篩ユニットである。
(5)外枠の細粉用開口に一列水平にクリーナー落下防止部材を設けたことを特徴とする前記篩ユニットである。
【0006】
前記(1)の発明によれば、外枠の構成が従来の篩ユニットと共通しているので従来の篩ユニットと共に使用することができ順次設備変更が可能である。
前記(2)及び(3)の発明によれば、内枠の凸部がないので、内枠が破損しにくい。
前記(4)の発明によれば、クリンプ網が破損しにくく、篩ユニットを組み立てた場合に、内枠と外枠の上面が同一平面状としやすく、粉漏れ等が少ない。
前記(5)の発明によれば、細粉の排出のためのクリーナーを設けることにより排出効率が高まる。
【発明の効果】
【0007】
内枠にクリンプ網を固着していた留め金具やねじの異物混入がなく、クリンプ網を容易に洗浄することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の篩ユニットは、クリンプ網を内枠から独立させたことに特徴がある。
従って、従来の内枠と本発明の内枠及びクリンプ網についてまず説明する。
【0009】
図2は従来の内枠の斜視底面図である。
枠体1にクリンプ網2を留め金具3を介してねじ4により固着している。
前記クリンプ網2は、例えば、直径約2mmの金属により目開き約10mmの格子状に形成されている。
クリンプ網の厚みは4mm程度あるので、枠の周囲に縁部材5を設けてクリンプ網を保護するとともに内枠が安定して外枠に嵌合できるようにしている。
内枠の高さが安定しないと外枠を積層した場合には、外枠底部で内枠を押圧して密着することができず、粉漏れを起こしてしまう。
【0010】
図3は、前記(1)の本発明の内枠の斜視底面図である。
枠体6には、粗粉用開口側の辺部に第1の凸部材7を設けている。
第1の凸部材7は、内枠と外枠を嵌合した場合、クリンプ網の枠部材と外枠の第2の凸部材21との間に嵌入してクリンプ網40及び内枠50を固定する。
凸部材7の外側の枠体6の底面にシール部材8を設けている。
前記(2)及び(3)の本発明の内枠の場合は、凸部材7は設けていない。
【0011】
図4は、本発明の内枠の斜視平面図である。
枠体6の上部に篩網9を接着剤により張設している。
なお、従来の内枠の上面は本発明の内枠と同じである。
【0012】
図5は、前記(4)の本発明のクリンプ網の斜視平面図である。
クリンプ網2に枠部材10を溶接して固定している。
枠部材10は、内枠とクリンプ網とを外枠に嵌合した場合に内枠の上面が外枠と同一平面になる厚さにする。
枠部材がない場合でも、クリンプ網は編みこんでいるのでばらばらになることはないが枠部材により内枠の強度が高まり高さの調整も確実なものとなる。
枠部材がない場合は、網を太くすることによりばらばらになりにくくしたり、網の先端部を樹脂などで覆ったり、先端部を丸めて傷がつかないようにすることが好ましい。
【0013】
次に外枠について説明する。
前記(1)の本発明の外枠は従来の外枠をそのまま使用することができるので効率的である。
図6は外枠の斜視平面図である。
同一の高さの第1の板状部材11により正方形になるように外壁12が形成されている。
本発明の外壁12は正方形に限らず矩形であってもよい。
外壁12の内側に第1の板状部材11と同一の高さの第2板状部材13により形成した内枠50を嵌合するための内壁14が形成されている。
外壁12の両辺部には外壁12と内壁14と外壁12の4隅に設けた外壁12と同一の高さの柱状部材15とで形成した上下に貫通する篩網を通過した細粉を落下するための一対の細粉用開口16が形成されている。
本発明の外枠の細粉用開口16は、どちらか一辺又は対向する両辺にあってもよい。
【0014】
内壁14の内側には上下中間位置に設けた細粉用受板17を設けている。
細粉用受板17を上下中間位置に設けることにより、篩ユニットを積層したとき細粉用受板17の底面と積層した下段の篩ユニットの篩網及び内壁14とで篩網を通過しなかった粗粉の移送経路が形成される。
【0015】
内壁14には篩網を通過して細粉用受板17に移動した細粉を細粉用開口16に排出する排出口18が設けられている。
本発明の排出口18は、どちらか一辺又は対向する両辺にあってもよい。
排出口18の下部の高さは細粉用受板17の上面と同じ高さである。
【0016】
細粉用受板17の上にクリンプ網40の保持部材19を設けている。
保持部材19は図6に示す例では、3箇所に設けている。
前記(1)の本発明の外枠では粗粉用開口20に接する保持部材19の上部には、内枠を係止するための凸部材21を設けている。
【0017】
前記(2)の本発明の外枠を図9により説明する。
図9は外枠の粗粉用開口部分を粗粉用開口の長手方向に対して直角に切断した説明のための略端面図である。
図9に示すように係止部材61の高さは、クリンプ網の高さより高く外枠の高さより低い範囲であり、クリンプ網を係止したときクリンプ網と同じ高さかそれよりわずかに高く上部角部を切り欠いて段付形状としている。
前記切り欠いて段付形状とした部分と内枠の接する部分により粗粉の侵入を防いでいる。
この場合は、前記(1)の本発明の内枠より内枠の辺の長さは短くなる。
また、クリンプ網と係止部材61の間には前記(1)の発明における凸部材が嵌入するような隙間はない。
【0018】
前記(3)の本発明の外枠を図10により説明する。
図10は外枠の粗粉用開口部分を粗粉用開口の長手方向に対して直角に切断した説明のための略端面図である。
前記(3)の本発明の外枠では、図10に示すように保持部材19の粗粉用開口側に内枠を係止するための枠部材71を備えている。
枠部材71は落下用開口から粗粉が侵入しないように落下用開口の全幅に亘って設けられている。
クリンプ網40と枠部材71の間には前記(1)の発明における凸部材が嵌入するような隙間はない。
【0019】
図6に示すとおり、細粉用受板17と内壁14と外壁部12により細粉用開口16が形成されている辺部とは異なる他辺部に形成された篩網を通過しない粗粉を落下するための上下に貫通する粗粉用開口20が形成されている。
細粉用開口16には水平に一列に設けたクリーナー落下防止部材23を設けている。
クリーナー落下防止部材23は第1のクリーナーを使用する場合に設けるが、第1のクリーナーを使用しない場合は、不要である。
図7は外枠の斜視底面図、図8は内枠を嵌合した篩ユニットの斜視平面図である。
斜線で示すシール部材24が篩ユニットを積層したとき、図8の斜線で示す部分に圧接され、粗粉落下用経路と細粉落下用経路が形成される。
【0020】
次に本発明の篩ユニットの組み立て方を図1の篩ユニットの展開図により説明する。
まず、外枠30の細粉用受板17に第1のクリーナー31を遊動可能に載置する。
クリーナー31の形状は矩形のほか、3角形等も使用することができる。
なお、第1のクリーナーは必ずしも必要ないので第1のクリーナーを使用しない場合はこの工程は不要である。
次に外枠30の内壁14にクリンプ網40を嵌合する。
クリンプ網40はクリンプ網の保持部材19により細粉用受板17との間に篩網を通過した細粉が排出口18に移動できるよう空間を形成する。
前記(1)の本発明ではクリンプ網40は、内枠50の第1の凸部材7が嵌入できるように外枠の内枠を係止するための凸部材21との間に隙間を空けて嵌合する。
前記(2)及び前記(3)の本発明では隙間なくクリンプ網40を嵌合する。
次にクリンプ網上に第2のクリーナー32を遊動可能に載置する。
第2のクリーナーは内枠の枠体6とで形成される閉空間に最低でも1個あるように配置する。
次に内枠50を外枠30の内壁14に嵌合する。
前記(1)の本発明では、このとき内枠50の第1の凸部材7がクリンプ網40と外枠の第2の凸部材21の隙間に嵌入するように嵌合を行う。
内枠を嵌合した篩ユニットは図8に示すように内枠の篩網と外枠の外壁部12と内壁14とが同一平面状にあり、図8の斜線25で示す部分が篩ユニットを積層したときに外枠底部のシール部材24との圧接により封鎖される。
【0021】
次に本発明の篩ユニットの使用方法を説明する。
本発明の篩ユニットは、従来の多層篩装置の篩ユニットと同様に使用できる。
本発明の篩ユニットは粗粉用開口20が下段の篩ユニットの粗粉用開口20の対向する辺の上部に位置するように積層する。
これにより、篩網を通過しなかった粗粉は図8矢印Bに示すように下段の篩ユニットの篩網に落下し下段の篩ユニットでは図8矢印Aに示すように落下した粗粉を篩網にかけることができる。
なお、本発明の篩網を通過しなかった粗粉には、篩網を通過すべき細粉も含まれている。
篩網を通過した細粉は細粉用開口16により形成した細粉落下用経路を図8矢印Cに示すように落下する。
前記細粉は経路を変更する特殊枠により排出又は他の篩ユニットに供給し篩分けされる。

【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の篩ユニットの構成を示す斜視展開図である。
【図2】従来の内枠の斜視底面図である。
【図3】本発明の内枠の斜視底面図である。
【図4】本発明の内枠の斜視平面図である。
【図5】本発明のクリンプ網の斜視平面図である。
【図6】本発明の外枠の斜視平面図である。
【図7】本発明の外枠の斜視底面図である。
【図8】本発明の篩ユニットの斜視平面図である。
【図9】本発明の粗粉用開口部側の内枠係止状態の他の例を説明する図である。
【図10】本発明の粗粉用開口部側の内枠係止状態の他の例を説明する図である。
【符号の説明】
【0023】
1 枠体
2 クリンプ網
3 留め金具
4 ねじ
5 縁部材
6 枠体
7 第1の凸部材
8 シール部材
9 篩網
10 枠部材
11 第1の板状部材
12 外壁部
13 第2の板状部材
14 内壁
15 柱状部材
16 細粉用開口
17 細粉用受板
18 排出口
19 保持部材
20 粗粉用開口
21 第2の凸部材
23 クリーナー落下防止部材
24 シール部材
30 外枠
31 第1のクリーナー
32 第2のクリーナー
40 クリンプ網
50 内枠
61 係止部材
71 枠部材

【出願人】 【識別番号】000231637
【氏名又は名称】日本製粉株式会社
【出願日】 平成18年7月14日(2006.7.14)
【代理人】 【識別番号】100130661
【弁理士】
【氏名又は名称】田所 義嗣


【公開番号】 特開2008−18375(P2008−18375A)
【公開日】 平成20年1月31日(2008.1.31)
【出願番号】 特願2006−194029(P2006−194029)