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【発明の名称】 圧電シート発電用バイモルフ振動子
【発明者】 【氏名】辻浦 道生

【要約】 【課題】発電用圧電セラミックシートを駆動するに適した小型薄型にしてかつ長時間の使用に耐えうる振動子。

【解決手段】振動子は短冊形バネ性金属板1の左右の上下面に、同一形状同一質量の圧電セラミック層2、3および4、5の2対をバイモルフ状に形成し、中央部の上下面には硬質プラスチック製の上面押し圧凸部6および下面押し圧凸部7を設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
短冊形バネ性金属板1の左右の上下面に、同一形状同一質量の圧電セラミック層2、3および4,5の2対をバイモルフ状に形成し、中央部の上下面には硬質プラスチック製の上面押し圧凸部6および下面押し圧凸部7を設けてなる圧電シート発電用バイモルフ振動子14。
【請求項2】
本圧電シート発電用バイモルフ振動子14を用いてなる圧電発電装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は発電用圧電セラミックシートを駆動する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
今日まで発電用圧電セラミックシートを駆動するに適した振動子はなかった。
【産業上の利用分野】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、小型薄型にして、かつ長時間の使用に耐えうる発電用の振動子開発を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するために、本発明の発電手段においては、電気エネルギー効率のよい短冊形バイモルフ圧電セラミックを用いた薄型小型の発電用振動子を開発した。
【0005】
燐青銅板などバネ材質の金属板をサンドイッチした短冊形バイモルフ圧電セラミックは、小電力で容易に曲げ変形させることができるので、安定した電力を持続的に供給することによって、安定した連続振動を起こさせることができる。
【0006】
図1は本発明を簡略に示した模式図であって、1は短冊形バネ性金属板、2は左上面圧電セラミック層、3は左下面圧電セラミック層、4は右上面圧電セラミック層、5は右下面圧電セラミック層、6は上面押し圧凸部、7は下面押し圧凸部、8は短冊形バネ性金属板、9は左上面圧電セラミック層、10は左下面圧電セラミック層、11は右上面圧電セラミック層、12は右下面圧電セラミック層、13は上面押し圧凸部である。
【0007】
図2はそれぞれ本発明の模式鳥瞰図である。
【0008】
3図は本発明の実施例を示した模式図で、14は本発明の圧電シート発電用バイモルフ振動子、15はそれぞれ発電用薄膜圧電セラミック積層モジュールである。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0010】
圧電シート発電用バイモルフ振動子14は、図示せる様に、短冊形バネ性金属板1の左右の上下面に、同一形状同一質量の圧電セラミック層2、3および4,5の2対をバイモルフ状に形成し、中央部の上下面には硬質プラスチック製の上面押し圧凸部6および下面押し圧凸部7を設けてあることにより、2対のバイモルフ圧電セラミックに通電ずれば、各圧電セラミック層の変形性能により短冊形バネ性金属板1の中央部が上下に振動運動を起こし、該中央部上下面に設けられた上面押し圧凸部6および下面押し圧凸部7も同時に上下振動運動を起こすこととなる。
【0011】
したがって、この圧電シート発電用バイモルフ振動子14を図3に示すように、積層された発電用薄膜圧電セラミック積層モジュール15群の間に一定間隔で圧電シート発電用バイモルフ振動子14をセットすれば、通電によって起こされる該圧電シート発電用バイモルフ振動子14の振動運動は、積層された圧電シート発電用バイモルフ振動子14全体を、強制的に振動させることとなる。
【産業上の利用可能性】
【0012】
上述したように本発明の圧電シート発電用バイモルフ振動子は、これを複数個用いることにより、多くの発電用薄膜圧電セラミック積層モジュールを強制的に一斉振動させることがかのうである。
【0013】
このことは、本発明の持つ構造が、同一構造の規模の拡大の可能性の大であることをも、物語ってもいる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明を簡略に示した模式図。
【図2】本発明の模式鳥瞰図。
【図3】本発明の実施例を示した模式図。
【符号の説明】
【0015】
1、8 短冊形バネ性金属板
2、9 左上面圧電セラミック層
3、10 左下面圧電セラミック層
4、11 右上面圧電セラミック層
5、12 右下面圧電セラミック層
6、13 上面押し圧凸部
7 下面押し圧凸部
14 圧電シート発電用バイモルフ振動子
15 発電用薄膜圧電セラミック積層モジュール
【出願人】 【識別番号】596162577
【氏名又は名称】辻浦 道生
【出願日】 平成19年5月21日(2007.5.21)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−284532(P2008−284532A)
【公開日】 平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願番号】 特願2007−158034(P2007−158034)