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壁面塗装法及びその装置 - 特開2008−6317 | j-tokkyo
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【発明の名称】 壁面塗装法及びその装置
【発明者】 【氏名】松原 徹男

【要約】 【課題】本発明はスプレーガンによる被塗装壁の塗装作業においてスプレーノズルから噴出する1色又は複数色のペイントを圧搾空気噴出小孔から噴出する空気膜による強力な外層膜内において塗料を霧化することなく粒太の粒状で効率よく被塗装壁に塗装することを目的とする。

【構成】複数の塗料噴出口1,1’を有するノズル2の基部に圧搾空気口3を開口し、上記基部の外周に形成した雄ネジ4に袋ナット5を螺着し、上記袋ナット5の前面5’に複数の圧搾空気噴出小孔6を上記ノズル2の中心線cの回りに開口し、かつ上記ノズル2を上記前面5’から前方に突出させてなり、上記噴出小孔6の噴出角αが前方に向って上記中心線cとの外周に拡大する方向に傾斜し、かつ中心線cの螺旋方向aにいくらか傾斜βさせてなる塗装装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
前方に突出した複数の塗料噴出管を有するノズルの基部に圧搾空気口を開口し、
上記基部の外周に形成した雄ネジに袋ナットを螺着し、
上記袋ナットの前面に複数の圧搾空気噴出小孔を上記ノズルの中心線の回りに開口し、
かつ上記ノズルを上記前面から前方に突出させてなり、
上記噴出小孔の噴出角が前方に向って上記中心線との外周に拡大する方向に傾斜し、かつ中心線の螺旋方向にいくらか傾斜させてなる塗装装置を用い、
上記塗料噴出管から、それぞれ色の異なる塗料と上記噴出小孔からの圧搾空気とを既塗装壁に向って同時に噴出して斑点塗装を行い、
上記既塗装壁の既塗装色が上記複数の塗料の混合色であることを特徴とする壁面塗装法。
【請求項2】
前方に突出した塗料噴出管を有するノズルの基部に圧搾空気口を開口し、
上記基部の外周に形成した雄ネジに袋ナットを螺着し、
上記袋ナットの前面に複数の圧搾空気噴出小孔を上記ノズルの中心線の回りに開口し、
かつ上記ノズルを上記前面から前方に突出させてなり、
上記噴出小孔の噴出角が前方に向って上記中心線の外周に拡大する方向に傾斜し、かつ中心線の螺旋方向にいくらか傾斜させてなる塗装装置。
【請求項3】
上記塗料噴出管が1個である請求項2記載の塗装装置。
【請求項4】
上記塗料噴出管が少なくとも2個である請求項2記載の塗装装置。


【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は建築物のコンクリート壁面に対するペイント塗装方法及び装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
スプレーガンによる被塗装壁の塗装作業ではスプレーノズルから噴出する1色又は2色以上の塗料(ペイント)が空気中に拡散して被塗装壁の塗装範囲の外周がぼけ、ペイントは空気中に拡散して消費し易く、特にスプレーノズルから被塗装壁までの距離が大である程その傾向が大である。
【0003】
又スプレーガンによる少なくとも複数色同時塗装による斑点模様塗装には熟練を要し塗装効率を低下させた。
【0004】
そこで各色ペイント毎に複数の噴射ノズルから各ペイントを噴射し、斑点塗装を行ったがノズルを複数突出し、それぞれに塗料タンクを設け、装置を小型化し得ないという問題があった(例えば特許文献1)
【0005】
又銀鏡膜を洗浄するため純水によりペイント霧化混合体の周囲を被覆する外層膜を形成し、上記霧化混合体の濡れ性を向上させる技術が開発された(特許文献2)
【0006】
しかし空気と複数ペイントの霧化混合体の周囲を被覆する上記外層膜を純水で形成する必要があった(例えば特許文献2)。
【0007】
【特許文献1】特公平9−192547号
【特許文献2】特開2003−340321号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明はスプレーガンによる被塗装壁の塗装作業においてスプレーノズルから噴出する1色又は複数色のペイントを圧搾空気噴出小孔から噴出する空気膜による強力な外層膜内において外側に撥散するおそれがなく水力を要せず効率よく被塗装壁に単一又は斑点塗装することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するため本発明は
第1に前方に突出した複数の塗料噴出管を有するノズルの基部に圧搾空気口を開口し、上記基部の外周に形成した雄ネジに袋ナットを螺着し、上記袋ナットの前面に複数の圧搾空気噴出小孔を上記ノズルの中心線の回りに開口し、かつ上記ノズルを上記前面から前方に突出させてなり、上記噴出小孔の噴出角が前方に向って上記中心線との外周に拡大する方向に傾斜し、かつ中心線の螺旋方向にいくらか傾斜させてなる塗装装置を用い、上記塗料噴出管から、それぞれ色の異なる塗料と上記噴出小孔からの圧搾空気とを既塗装壁に向って同時に噴出して斑点塗装を行い、上記既塗装壁の既塗装色が上記複数の塗料の混合色であることを特徴とする壁面塗装法、
第2に前方に突出した塗料噴出管を有するノズルの基部に圧搾空気口を開口し、上記基部の外周に形成した雄ネジに袋ナットを螺着し、上記袋ナットの前面に複数の圧搾空気噴出小孔を上記ノズルの中心線の回りに開口し、かつ上記ノズルを上記前面から前方に突出させてなり、上記噴出小孔の噴出角が前方に向って上記中心線の外周に拡大する方向に傾斜し、かつ中心線の螺旋方向にいくらか傾斜させてなる塗装装置、
第3に上記塗料噴出管が1個である上記第2発明記載の塗装装置。
第4に上記塗料噴出管が少なくとも2個である上記第2発明記載の塗装装置、
によって構成される。
【0010】
従って、上記噴出小孔から噴出する圧搾空気による外層膜の径が被塗装壁に向って拡大し、かつ該外層膜には旋回方向に回転力が附与されるため外側への飛散が少なく強力かつ比較的遠方に到達させ得て噴出塗料外層膜内においてまとまって被塗装壁面に到達し、上記外層膜の外側に飛散するおそれが少なく塗装することができる。
【0011】
又2色又は2色以上の噴出塗料は上記外層膜内において斑点塗装される。
【発明の効果】
【0012】
本発明は上述の塗装法によったので強力な外層膜内にノズルの塗料噴出管から噴出する1色又は複数色のペイントを被塗装壁に効率良く1色又は斑点模様に塗装し得る効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本体10の中央部に1個又は2個の塗料圧入管9,9’を挿通し、該中央部において上記1個又は2個のそれぞれに連通する1個又は2個の塗料流出路11,11’を上記本体10に設けた1個のノズル2の先端にそれぞれ前方に延長して1個又は2個の塗料噴出管1,1’を形成する(図6)。
【0014】
上記ノズル2は図5に示すように大径基部2a、中径中程2”及び小径先端部2’よりなり、本体10と一体に突設されるが、小径先端部2’を省略しても差支えない。
【0015】
上記大径基部2aの外周には雄ネジ4を形成し、これに袋ナット5を螺着し、袋ナット5の前面5’に開口した中央透孔5”を上記中径中程2”に嵌合させる。
【0016】
この状態では図5に示すようにノズル2の上記中径中程2”の前部及び小径先端部2’は袋ナット5の前面5’から前方に突出する。
【0017】
図6では上記ノズル2の先端面には塗料噴出管1,1’を2個並列して設けられるが1個の塗料噴出管1とすることができる(図示していない)。
【0018】
上記袋ナット5の前面5’には図3図4に示す複数の圧搾空気噴出小孔6を上記ノズル2の中心線cの回りに一定の小開き角毎に開口し、
【0019】
該小孔6は図5に示すように上記大径基部2aの前面2a’に開口した圧搾空気口3と袋ナット5の内部間隙sを介して連通する。
【0020】
上記噴出小孔6の位置は中心線cを中心とする開き約角20〜40度程度の位置に均等間隔に配置され、8〜16程度である。
【0021】
又上記小孔6の噴出角αは図1及び図5に示すように前方に向って上記中心線cの外周に拡大する方向に角α傾斜し、かつ図3に示すように中心線cの外周に螺旋方向aにいくらか(角β:図3)偏位し、中心線cの回りを螺旋状に回動することによって回転力のある圧搾空気噴出外層膜12が形成され(図1)、該外層膜12を上記小孔6から既塗装壁7に到達させることができる。
【0022】
そして既塗装壁7に衝接した上記外層膜12内には上記管1,1’から噴出する1色又は2色の塗料が一色又は斑点状に塗装8される(図2)。
【0023】
上記既塗装壁7には上記斑点塗装8される以前に該斑点塗装8の2色の混合色による既塗装壁7が形成されていて、
【0024】
それによって図8に示すように上記斑点8’,8”間に既塗装色7’による「むら7”」を生じても、斑点8’,8”と「むら7”」とが1つの模様として馴染み、外観に違和感を生じない。
【0025】
尚図中13で示すものは圧搾空気供給管である。
【産業上の利用可能性】
【0026】
本発明は上述のように構成したのでスプレーガンによるコンクリート被塗装壁への塗装作業において塗料(ペイント)を目的とする被塗装壁面に上記外層膜の範囲内に効率良く1色又は斑点塗装を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の塗装装置を示す側面図である。
【図2】斑点塗装の正面図である。
【図3】図1を左方から見た外層膜噴出状態の正面図である。
【図4】袋ナットの斜視図である。
【図5】図1の1部切欠縦断面図である。
【図6】図5を左方から見た正面図である。
【図7】(イ)図は図1の横断平面図、(ロ)図は(イ)図の他の実施例の平面図である。
【図8】既塗装壁及び斑点塗装の写真である。
【符号の説明】
【0028】
1,1’ 塗料噴出管
2 ノズル
3 圧搾空気口
4 雄ネジ
5 袋ナット
5’ 前面
6 圧搾空気噴出小孔
c 中心線
α 噴出角
a 螺旋方向
β 傾斜
7 既塗装壁
8 斑点塗装
【出願人】 【識別番号】506221712
【氏名又は名称】有限会社日興塗業
【識別番号】593173345
【氏名又は名称】松原 徹男
【出願日】 平成18年6月27日(2006.6.27)
【代理人】 【識別番号】100068973
【弁理士】
【氏名又は名称】藤井 信行

【識別番号】100108408
【弁理士】
【氏名又は名称】藤井 信孝

【識別番号】100114731
【弁理士】
【氏名又は名称】藤井 重男


【公開番号】 特開2008−6317(P2008−6317A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−176093(P2006−176093)