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空気清浄機 - 特開2008−36516 | j-tokkyo
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【発明の名称】 空気清浄機
【発明者】 【氏名】宮田 陽一

【要約】 【課題】電気集塵式の空気清浄機は、ほこりや花粉、たばこの煙などの空気中の粒子を帯電させるため、空気清浄機本体周辺の壁面に空気中の粒子が付着し、汚してしまうという従来の空気清浄機を解決するものであり、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる空気清浄機を提供することを目的としている。

【構成】空気清浄機の本体1内に空気を通風させる送風手段としてのファンモーター2と、空気中の粒子を帯電させる荷電部3と、帯電した粒子を捕集する集塵部4と、本体1を設置する空間の壁面との距離を測定する距離測定手段としての超音波センサー5と、ファンモーター2の最大風量を制御する制御部6を備え、壁面との距離に従ってファンモーター2の最大風量を制御することにより、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止できる空気清浄機が得られる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
空気の吸込口と吹出口を有する本体と、本体に空気を流通させる送風手段と、空気中の粒子を帯電させる荷電部と、帯電した粒子を捕集する集塵部と、設置空間の壁面との距離を測定する距離測定手段と、前記送風手段の最大風量を制御する制御部を備えた空気清浄機であって、壁面の汚れを防止するようにしたことを特徴とする空気清浄機。
【請求項2】
空気の吸込口と吹出口を有する本体と、本体に空気を流通させる送風手段と、空気中の粒子を帯電させる荷電部と、帯電した粒子を捕集する集塵部と、設置空間の壁面との距離を測定する距離測定手段と、前記送風手段の最大風量を制御する制御部を備えた空気清浄機であって、前記距離測定手段の検出値に応じて、前記制御部は前記送風手段の最大風量を制御することを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
【請求項3】
荷電部への通電を制御する第2の制御部を備え、距離測定手段の検出値に応じて、前記第2の制御部は前記荷電部への通電を制御することを特徴とする請求項1または2記載の空気清浄機。
【請求項4】
送風手段の最大風量を制御する制御部は、距離測定手段の検出値に応じて、段階的に前記送風手段の最大風量を制御することを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の空気清浄機。
【請求項5】
距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、第2の制御部は荷電部への通電を遮断するようにしたことを特徴とする請求項3または4記載の空気清浄機。
【請求項6】
距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、送風手段の最大風量を制御する制御部は前記送風手段を停止するようにしたことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の空気清浄機。
【請求項7】
空気中の汚れ成分を検出する汚れ検出手段を備え、前記汚れ検出手段が汚れを検出している間、距離測定手段が距離を測定するようにしたことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の空気清浄機。
【請求項8】
少なくとも2つ以上の距離測定手段を備え、前記距離測定手段はそれぞれ測定方向が違うことを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の空気清浄機。
【請求項9】
距離測定手段を本体の背面に備えたことを特徴とする請求項1〜8いずれか記載の空気清浄機。
【請求項10】
距離測定手段を吸込口と吹出口に備えたことを特徴とする請求項8記載の空気清浄機。
【請求項11】
報知手段を備え、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、報知手段により使用者に知らせることを特徴とする請求項1〜10いずれか記載の空気清浄機。
【請求項12】
発光表示手段を備え、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、発光表示手段により使用者に知らせることを特徴とする請求項1〜11いずれか記載の空気清浄機。
【請求項13】
距離測定手段の検出値を有効、または無効にできる切替スイッチを備えたことを特徴とする請求項1〜12いずれか記載の空気清浄機。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、ほこりやたばこの煙、花粉など室内の汚染された空気を浄化する電気集塵式の空気清浄機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の空気清浄機は下記に記載されたものが知られている。
【0003】
以下その空気清浄機について図14を用いて説明する。図に示すように、空気清浄機本体101には、空気中の粒子を帯電させる荷電部102と、帯電した粒子を捕集する電気集塵部103と、電気集塵部103に通風するファンモーター104と、このファンモーター104を運転制御する制御部105を備えている。
【0004】
上記構成において、荷電部102にてマイナス放電を行い、空気中の粒子をマイナスに帯電させ、マイナスに帯電した空気中の粒子をファンモーター104が運転することにより、電気集塵部103に通風する。電気集塵部103でプラス放電を行い、マイナスに帯電した粒子を捕集している(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特許第2768622号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような従来の空気清浄機では、ほこりや花粉、たばこの煙などの空気中の粒子を帯電させるため、空気清浄機本体周辺の壁面に空気中の粒子が付着し、汚してしまうという課題があり、壁面の汚れを防止することが要求されている。
【0006】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、ほこりや花粉、たばこの煙などの空気中の粒子を帯電させるような電気集塵式の空気清浄機において、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、空気の吸込口と吹出口を有する本体と、本体に空気を流通させる送風手段と、空気中の粒子を帯電させる荷電部と、帯電した粒子を捕集する集塵部と、設置空間の壁面との距離を測定する距離測定手段と、前記送風手段の最大風量を制御する制御部を備え、壁面の汚れを防止するようにしたものである。
【0008】
この手段により空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機が得られる。
【0009】
また、空気の吸込口と吹出口を有する本体と、本体に空気を流通させる送風手段と、空気中の粒子を帯電させる荷電部と、帯電した粒子を捕集する集塵部と、設置空間の壁面との距離を測定する距離測定手段と、前記送風手段の最大風量を制御する制御部を備え、前記距離測定手段の検出値に応じて、前記制御部は前記送風手段の最大風量を制御するようにしたものである。
【0010】
この手段により空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機が得られる。
【0011】
また、本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、荷電部への通電を制御する第2の制御部を備え、距離測定手段の検出値に応じて、前記第2の制御部は前記荷電部への通電を制御するようにしたものである。
【0012】
この手段により空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機が得られる。
【0013】
また、本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、送風手段の最大風量を制御する制御部は、距離測定手段の検出値に応じて、段階的に前記送風手段の最大風量を制御するようにしたものである。
【0014】
この手段により空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機が得られる。
【0015】
また、本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、第2の制御部は荷電部への通電を遮断するようにしたものである。
【0016】
この手段により空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機が得られる。
【0017】
また、本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、送風手段の最大風量を制御する制御部は前記送風手段を停止するようにしたものである。
【0018】
この手段により空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機が得られる。
【0019】
また、本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、空気中の汚れ成分を検出する汚れ検出手段を備え、前記汚れ検出手段が汚れを検出している間、距離測定手段が距離を測定するようにしたものである。
【0020】
この手段により空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機が得られる。
【0021】
また、本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、少なくとも2つ以上の距離測定手段を備え、前記距離測定手段はそれぞれ測定方向が違うようにしたものである。
【0022】
この手段により空気清浄機本体と壁面との位置関係を把握することができ、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止できる空気清浄機が得られる。
【0023】
また、本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、距離測定手段を本体の背面に備えるようにしたものである。
【0024】
この手段により空気清浄機本体周辺の壁面のみを検出でき、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止できる空気清浄機が得られる。
【0025】
また、本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、距離測定手段を吸込口と吹出口に備えるようにしたものである。
【0026】
この手段により帯電した空気中の粒子が付着する恐れのある壁面を精度良く検出でき、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止できる空気清浄機が得られる。
【0027】
また、本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、報知手段を備え、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、報知手段により使用者に知らせるようにしたものである。
【0028】
この手段により空気清浄機本体の設置場所が、空気清浄機本体周辺の壁面を汚す恐れのある距離であることを使用者に知らせることができる使い勝手の良い空気清浄機が得られる。
【0029】
また、本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、発光表示手段を備え、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、発光表示手段により使用者に知らせるようにしたものである。
【0030】
この手段により空気清浄機本体の設置場所が、空気清浄機本体周辺の壁面を汚す恐れのある距離であることを使用者に知らせることができる使い勝手の良い空気清浄機が得られる。
【0031】
また、本発明の空気清浄機は上記目的を達成するために、距離測定手段の検出値を有効または無効にできる切替スイッチを備えるようにしたものである。
【0032】
この手段により使用者が距離測定手段の検出値に応じて、送風手段の最大風量や荷電部の通電を制御するか否かを選択することのできる空気清浄機が得られる。
【発明の効果】
【0033】
本発明によれば、空気の吸込口と吹出口を有する本体と、本体に空気を流通させる送風手段と、空気中の粒子を帯電させる荷電部と、帯電した粒子を捕集する集塵部と、設置空間の壁面との距離を測定する距離測定手段と、前記送風手段の最大風量を制御する制御部を備え、壁面の汚れを防止することにより、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機が得られる。
【0034】
また、空気の吸込口と吹出口を有する本体と、本体に空気を流通させる送風手段と、空気中の粒子を帯電させる荷電部と、帯電した粒子を捕集する集塵部と、設置空間の壁面との距離を測定する距離測定手段と、前記送風手段の最大風量を制御する制御部を備え、前記距離測定手段の検出値に応じて、前記制御部は前記送風手段の最大風量を制御することにより、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機を提供できる。
【0035】
また、荷電部への通電を制御する第2の制御部を備え、距離測定手段の検出値に応じて、前記第2の制御部は前記荷電部への通電を制御することにより、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機を提供できる。
【0036】
また、送風手段の最大風量を制御する制御部は、距離測定手段の検出値に応じて、段階的に前記送風手段の最大風量を制御することにより、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機を提供できる。
【0037】
また、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、第2の制御部は荷電部への通電を遮断することにより、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機を提供できる。
【0038】
また、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、送風手段の最大風量を制御する制御部は前記送風手段を停止することにより、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機を提供できる。
【0039】
また、空気中の汚れ成分を検出する汚れ検出手段を備え、前記汚れ検出手段が汚れを検出している間、距離測定手段が距離を測定することにより、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手の良い空気清浄機を提供できる。
【0040】
また、少なくとも2つ以上の距離測定手段を備え、前記距離測定手段はそれぞれ測定方向が違うようにすることにより、空気清浄機本体と壁面との位置関係を把握することができ、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止できるという効果のある空気清浄機を提供できる。
【0041】
また、距離測定手段を本体の背面に備えることにより、空気清浄機本体周辺の壁面のみを検出でき、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止できるという効果のある空気清浄機を提供できる。
【0042】
また、距離測定手段を吸込口と吹出口に備えることにより、帯電した空気中の粒子が付着する恐れのある壁面を精度良く検出でき、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止できるという効果のある空気清浄機を提供できる。
【0043】
また、報知手段を備え、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、報知手段により使用者に知らせることにより、空気清浄機本体の設置場所が、空気清浄機本体周辺の壁面を汚す恐れのある距離であることを使用者に知らせることができる使い勝手の良い空気清浄機を提供できる。
【0044】
また、発光表示手段を備え、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、発光表示手段により使用者に知らせることにより、空気清浄機本体の設置場所が、空気清浄機本体周辺の壁面を汚す恐れのある距離であることを使用者に知らせることができる使い勝手の良い空気清浄機を提供できる。
【0045】
また、距離測定手段の検出値を有効または無効にできる切替スイッチを備えることにより、使用者が距離測定手段の検出値に応じて、送風手段の最大風量や荷電部の通電を制御するか否かを選択することのできるという効果のある空気清浄機を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0046】
本発明の請求項1記載の発明は、空気の吸込口と吹出口を有する本体と、本体に空気を流通させる送風手段と、空気中の粒子を帯電させる荷電部と、帯電した粒子を捕集する集塵部と、設置空間の壁面との距離を測定する距離測定手段と、前記送風手段の最大風量を制御する制御部を備え、壁面の汚れを防止するようにしたものであり、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手が向上するという作用を有する。
【0047】
また、空気の吸込口と吹出口を有する本体と、本体に空気を流通させる送風手段と、空気中の粒子を帯電させる荷電部と、帯電した粒子を捕集する集塵部と、設置空間の壁面との距離を測定する距離測定手段と、前記送風手段の最大風量を制御する制御部を備え、前記距離測定手段の検出値に応じて、前記制御部は前記送風手段の最大風量を制御するようにしたものであり、帯電した粒子を運ぶ風が壁面まで届かないように最大風量を制御することで、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手が向上するという作用を有する。
【0048】
また、荷電部への通電を制御する第2の制御部を備え、距離測定手段の検出値に応じて、前記第2の制御部は前記荷電部への通電を制御するようにしたものであり、壁面までの距離に従って帯電した空気中の粒子量を減衰させて、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手が向上するという作用を有する。
【0049】
また、送風手段の最大風量を制御する制御部は、距離測定手段の検出値に応じて、段階的に前記送風手段の最大風量を制御するようにしたものであり、帯電した粒子を運ぶ風が壁面まで届かないように最大風量を段階的に制御することで、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手が向上するという作用を有する。
【0050】
また、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、第2の制御部は荷電部への通電を遮断するようにしたものであり、壁面までの距離が近い場合に帯電した空気中の粒子量を減衰させて、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手が向上するという作用を有する。
【0051】
また、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、送風手段の最大風量を制御する制御部は前記送風手段を停止するようにしたものであり、壁面までの距離が近い場合は帯電した粒子を壁面に付着させないよう送風手段を停止することで、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手が向上するという作用を有する。
【0052】
また、空気中の汚れ成分を検出する汚れ検出手段を備え、前記汚れ検出手段が汚れを検出している間、距離測定手段が距離を測定するようにしたものであり、空気中にほこりが有る場合に送風手段や荷電部を制御することで、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止でき、また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる使い勝手が向上するという作用を有する。
【0053】
また、少なくとも2つ以上の距離測定手段を備え、前記距離測定手段はそれぞれ測定方向が違うようにしたものであり、2つ以上の方向の距離を測定し壁面との最短距離を測定することで、空気清浄機本体と壁面との位置関係を把握することができ、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止できるという作用を有する。
【0054】
また、距離測定手段を本体の背面に備えるようにしたものであり、空気清浄機本体周辺の壁面のみを検出でき、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止できるという作用を有する。
【0055】
また、距離測定手段を吸込口と吹出口に備えるようにしたものであり、帯電した空気中の粒子が付着する恐れのある壁面を精度良く検出でき、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止できるという作用を有する。
【0056】
また、報知手段を備え、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、報知手段により使用者に知らせるようにしたものであり、空気清浄機本体の設置場所が、空気清浄機本体周辺の壁面を汚す恐れのある距離であることを使用者に知らせることができるという作用を有する。
【0057】
また、発光表示手段を備え、距離測定手段の検出値が一定距離以下の場合、発光表示手段により使用者に知らせるようにしたものであり、空気清浄機本体の設置場所が、空気清浄機本体周辺の壁面を汚す恐れのある距離であることを使用者に知らせることができるという作用を有する。
【0058】
また、距離測定手段の検出値を有効または無効にできる切替スイッチを備えるようにしたものであり、使用者が距離測定手段の検出値に応じて、送風手段の最大風量や荷電部の通電を制御するか否かを選択することのできるという作用を有する。
【0059】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0060】
(実施の形態1)
図1〜図4に示すように、空気の吸込口と吹出口を有する空気清浄機の本体1は略箱形に形成され、本体1内には空気を通風させる送風手段としてのファンモーター2と、空気中の粒子を帯電させる荷電部3と、帯電した粒子を捕集する集塵部4と、本体1を設置する空間の壁面との距離を測定する距離測定手段としての超音波センサー5と、超音波センサー5の検出値を演算処理するマイクロコンピュータa7を備えたファンモーター2の最大風量を制御する制御部6が備えられている。さらに、超音波センサー5の検出値を演算処理するマイクロコンピュータb9を備えた荷電部3への通電を制御する第2の制御部8を設けている。
【0061】
吹出口で荷電部3がマイナス放電を行い、空気中の粒子をマイナスに帯電させ、ファンモーター2により、マイナスに帯電した粒子を集塵部4に通風する。集塵部4にてプラス放電を行い、マイナスに帯電した粒子を捕集している。
【0062】
上記構成に置いて、図2、図3(イ)に示すように超音波センサー5の検出値である電圧をマイクロコンピュータa7が距離に演算処理する。演算処理の一例として、超音波センサー5の出力がDC1〜5V、測定可能距離が10mm〜100mmの場合、DC1Vで距離は10mm、DC5Vで距離は100mmとなり、比例関係にある。壁面までの距離が50cm以上の場合はファンモーター2の運転可能な最大風量をターボノッチとするように制御部6が制御する。壁面までの距離が40cm以上50cm未満の場合は、ファンモーター2の運転可能な最大風量を急速ノッチとするように制御部6が制御する。壁面までの距離が30cm以上40cm未満の場合は、ファンモーター2の運転可能な最大風量を中ノッチとするように制御部6が制御する。壁面までの距離が30cm未満の場合はファンモーター2の運転可能な最大風量を弱ノッチとするように制御部6が制御する。また、図3の(ロ)のように、超音波センサー5の検出した距離が一定距離以下、例えば20cm以下の場合はファンモーター2を停止するように制御部6が制御する。また、図3の(ハ)のように、超音波センサー5の検出した距離が一定距離、例えば50cmを境に50cm未満はファンモーター2を停止させ、50cm以上はファンモーターの運転可能な最大風量をターボノッチとするように制御部6が制御する。また、図4(イ)に示すように超音波センサー5の検出値をマイクロコンピュータb9が演算処理し、壁面までの距離が40cm以上の場合は荷電部3への通電を連続通電とし、40cm未満の場合は荷電部3への通電を間欠通電とするように第2の制御部8が制御する。また、図4の(ロ)に示すように超音波センサー5の検出した距離が一定距離以下、例えば20cm以下の場合は荷電部3への通電を遮断するように第2の制御部8が制御する。
【0063】
このように本体1と壁面との距離に従って荷電部3への通電やファンモーター2の最大風量を変更することで、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止できる。
【0064】
また、使用者が壁面の汚れを気にすることなく、空気清浄機本体の設置場所を決めることができる。
【0065】
なお、実施の形態1では壁面としたが、タンスなどの障害物でもよく、その作用効果に差異を生じない。
【0066】
なお、実施の形態1では一定距離を20cmや50cmとしたが、ファンモーター2の風が壁面に届く距離を一定距離として制御しても、その作用効果に差異を生じない。
【0067】
(実施の形態2)
実施の形態1と同一部分は同一符号を付し詳しい説明は省略する。図5に示すように、汚れ検出手段としてのほこりセンサー10を設け、空気中のほこりをほこりセンサー10で検出し、ほこりセンサー10の検出値をマイクロコンピュータa7が演算処理する。さらに、超音波センサー5の検出値もマイクロコンピュータa7が演算処理し、制御部6がファンモーター2の最大風量を制御する。また図7に示すように、ほこりセンサー10の検出値をマイクロコンピュータb9が演算処理する。さらに、超音波センサー5の検出値もマイクロコンピュータb9が演算処理し、第2の制御部8が荷電部3への通電を制御する。
【0068】
上記構成において、図6に示すフローチャートの各ステップに番号を付けて説明する。ステップ11で電源が投入されると、運転停止状態の待機モードとなる。ステップ12で運転する場合はファンモーター2の最大風量を制御しない通常運転を行う。ステップ13で通常運転中にほこりセンサー10の検出値をマイクロコンピュータa7が演算処理し、ほこりを検出しているのであれば、ステップ14で超音波センサー5の検出値をマイクロコンピュータa7が演算処理し、壁面までの距離を測定する。ステップ15で制御部6が壁面までの距離に従って、図3に示すようなファンモーター2の最大風量を制御する。ステップ13でほこりを検出していなければステップ12に戻り、通常運転を行う。次に図8のフローチャートの各ステップに番号を付けて説明する。ステップ16で電源が投入されると、運転停止状態の待機モードとなる。ステップ17で運転する場合は荷電部3への通電を制御しない通常運転を行う。ステップ18で通常運転中にほこりセンサー10の検出値をマイクロコンピュータb9が演算処理し、ほこりを検出しているのであれば、ステップ19で超音波センサー5の検出値をマイクロコンピュータb9が演算処理し、壁面までの距離を測定する。ステップ20で第2の制御部8が壁面までの距離に従って、図4に示すような荷電部3への通電を制御する。ステップ18でほこりを検出していなければステップ17に戻り、通常運転を行う。
【0069】
このように空気中にほこりが有る場合は本体1と壁面との距離に従って荷電部3への通電やファンモーター2の最大風量を変更することで、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止できる。
【0070】
また、空気中にほこりが無い場合は超音波センサー5の検出を行わないことで消費電力を削減することができる。
【0071】
なお、実施の形態2では汚れ検出手段にほこりセンサーを用いたが、花粉センサーやダストセンサーを用いてもよく、その作用効果に差異を生じない。
【0072】
(実施の形態3)
実施の形態1あるいは2と同一部分は同一符号を付し詳しい説明は省略する。図9に示すように2つの超音波センサーa21と超音波センサーb22を備え、超音波センサーa21の距離検出範囲は検出範囲a23であり、超音波センサーb22の距離検出範囲は検出範囲b24である。また、図10、図11に示すように超音波センサーc25を本体の背面に備えている。本体の背面とは、一般に本体の表示部の反対側もしくは本体を設置した場合の壁面側のことである。超音波センサーc25の距離検出範囲は検出範囲c26である。また、図12に示すように超音波センサーd27を本体1の吹出口に、超音波センサーe28を本体1の吸込口に備えている。超音波センサーd27の距離検出範囲は検出範囲d29であり、超音波センサーe28の距離検出範囲は検出範囲e30である。
【0073】
上記構成において、2つの超音波センサーa21と超音波センサーb22はそれぞれ距離検出方向が異なり、本体1周辺の2つの壁面との距離をそれぞれ検出している。また、超音波センサーc25は本体の背面に備えており、図10に示すような設置状況や図11に示すような設置状況でも本体1周辺の壁面との距離を検出している。また、超音波センサーd27は本体1の吹出口方向の壁面との距離を検出し、超音波センサーe28は本体1の吸込口方向の壁面との距離を検出している。
【0074】
このように空気清浄機本体と壁面との位置関係を把握することができ、空気清浄機本体周辺の壁面の汚れを防止できる。
【0075】
また、空気清浄機本体周辺の壁面のみを検出できる。
【0076】
また、帯電した空気中の粒子が付着する恐れのある壁面を精度よく検出できる。
【0077】
なお、実施の形態3では超音波センサーを2つとしたが、3つ以上でもよく、その作用効果に差異を生じない。
【0078】
(実施の形態4)
実施の形態1あるいは2と同一部分は同一符号を付し詳しい説明は省略する。図13に示すように、報知手段としてのブザー31と、発光表示手段としての液晶32と、超音波センサー5の検出値を有効または無効にできる切替スイッチ33を備える。
【0079】
上記構成において、切替スイッチ33を有効に切替えると超音波センサー5の検出値をマイクロコンピュータa7が演算処理し、壁面との距離が一定距離、例えば20cm以下の場合は制御部6がブザー31を鳴動させ、さらに液晶32を表示させて使用者に知らせる。切替スイッチを無効に切替えると超音波センサー5の検出値をマイクロコンピュータa7に送信しない。
【0080】
このように空気清浄機本体の設置場所が、空気清浄機本体周辺の壁面を汚す恐れのある距離であることを使用者は音や光で知ることができる。
【0081】
また、使用者が送風手段の最大風量や荷電部の通電を制御するか否かを選択することができる。
【0082】
なお、実施の形態4では発光表示手段として液晶を用いたが、液晶に変えてセグメントLEDを用いても良く、その作用効果に差異を生じない。
【0083】
なお、実施の形態4では一定距離を20cmとしたが、ファンモーター2の風が壁面に届く距離を一定距離として制御しても、その作用効果に差異を生じない。
【産業上の利用可能性】
【0084】
高圧電圧を用いて電気集塵を行う機器に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0085】
【図1】本発明の実施の形態1の空気清浄機の一部破断の外観斜視図
【図2】同制御ブロック図
【図3】同壁面までの距離とファンモーターの最大風量の相関図((イ)同壁面までの距離とファンモーターの最大風量の相関図、(ロ)同壁面までの距離とファンモーターの最大風量の相関図、(ハ)同壁面までの距離とファンモーターの最大風量の相関図)
【図4】同壁面までの距離と荷電部への通電の相関図((イ)同壁面までの距離と荷電部への通電の相関図、(ロ)同壁面までの距離と荷電部への通電の相関図)
【図5】本発明の実施の形態2の制御ブロック図
【図6】同フローチャート
【図7】同制御ブロック図
【図8】同フローチャート
【図9】本発明の実施の形態3の本体と超音波センサーの配置図
【図10】同本体と超音波センサーの配置図
【図11】同本体と超音波センサーの配置図
【図12】同本体と超音波センサーの配置図
【図13】本発明の実施の形態4の制御ブロック図
【図14】従来の空気清浄機の一部破断の外観斜視図
【符号の説明】
【0086】
1 本体
2 ファンモーター
3 荷電部
4 集塵部
5 超音波センサー
6 制御部
7 マイクロコンピュータa
8 第2の制御部
9 マイクロコンピュータb
10 ほこりセンサー
21 超音波センサーa
22 超音波センサーb
23 検出範囲a
24 検出範囲b
25 超音波センサーc
26 検出範囲c
27 超音波センサーd
28 超音波センサーe
29 検出範囲d
30 検出範囲e
31 ブザー
32 液晶
33 切替スイッチ
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【出願日】 平成18年8月4日(2006.8.4)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄

【識別番号】100109667
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 浩樹

【識別番号】100109151
【弁理士】
【氏名又は名称】永野 大介


【公開番号】 特開2008−36516(P2008−36516A)
【公開日】 平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願番号】 特願2006−213178(P2006−213178)