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【発明の名称】 厨芥粉砕装置の安全蓋
【発明者】 【氏名】赤嶺 宏

【要約】 【課題】厨芥粉砕装置の投入口へ常時取付けた状態で、厨芥粉砕装置の運転や停止作動を可能ならしめ、安全且つ作業効率の向上の図れる安全蓋の提供。

【構成】流し台シンク底部に配置する厨芥粉砕装置の厨芥投入口に嵌着を可能にする外径寸法を備えた筒体、該筒体上面の開口面には手指による掴みプレートを取付け、且つその下方には落下孔を形成するほか、上記筒体外周と上記厨芥投入口の両者間には、両者の装着を検知するセンサー手段及び上記掴みプレートによる一定角度範囲の回動で厨芥粉砕装置を作動させる起動スイッチ手段を備えさせたことを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
流し台シンク底部に配置する厨芥粉砕装置の厨芥投入口に嵌着を可能にする外径寸法を備えた筒体、該筒体上面の開口面には手指による掴みプレートを取付け、且つその下方には落下孔を形成するほか、上記筒体外周と上記厨芥投入口の両者間には、両者の装着を検知するセンサー手段及び上記掴みプレートによる一定角度範囲の回動で厨芥粉砕装置を作動させる起動スイッチ手段を備えさせたことを特徴とする厨芥粉砕装置の安全蓋。
【請求項2】
落下孔は弾力性素材による菊割短冊片の集合体で塞ぐ構成であることを特徴とした請求項1記載の厨芥粉砕装置の安全蓋。
【請求項3】
落下孔は一定深さの椀底に形成し、その椀底面の凡そ半分程度を開放孔に構成したことを特徴とする請求項1記載の厨芥粉砕装置の安全蓋。
【請求項4】
掴みプレートと、椀底の開放孔との位置関係はその上下方向で一致しない関係になされていることを特徴とした請求項3記載の厨芥粉砕装置の安全蓋。
【請求項5】
筒体外周面と、厨芥投入口の内周面とに夫々れが嵌合する凹体或いは凸体などを備えた構成になし、上記掴みプレートの水平方向に於ける一定角度範囲の回転で両者の脱着操作が行われることを特徴とした請求項1,2,3又は4記載の厨芥粉砕装置の安全蓋。
【請求項6】
上記の脱着操作で厨芥粉砕装置の起動電源がオン・オフされることを特徴とした請求項5記載の厨芥粉砕装置の安全蓋。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は厨芥粉砕装置の投入口へ脱着させる安全蓋に関する。
【背景技術】
【0002】
家庭から発生する厨芥を粉砕する粉砕装置は、連続投入式とバッチ式の2通りの方式がある。連続投入式はその運転状態で厨芥類を投入することが可能であるが、バッチ式は安全蓋が備えられており、安全蓋を装着しない限り運転されないものとなっており、国内では後者がその主流をなしている。
【特許文献1】特開2006−150250
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記の従来技術に於いて連続投入の場合、運転中に粉砕装置内部へ誤って手を入れたりすることがあるので危険である。これに対しバッチ式の場合は、厨芥を投入して安全蓋を閉めて運転することから、上記の如き問題は生じないが、厨芥の量が多い時は一度に処理できない欠点があり、即ち上記行為を数度に分けて繰り返す必要があり、安全ではあるものの使い勝手が悪い。
本発明は上記の問題点を解決せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は安全蓋を取付け取外したりすることなく、即ち常時その取付けられた状態で厨芥粉砕装置の必要時に於ける運転操作が行われるようにするものであって、その特徴とする安全蓋の構成は、流し台シンク底部に配置する厨芥粉砕装置の厨芥投入口に嵌着させる外径寸法を備えた筒体、該筒体上面の開口面には手指による掴みプレートを取付け、且つその下方には落下孔を形成するほか、上記筒体外周と上記厨芥投入口の両者間には、両者の装着を検知するセンサー手段及び上記掴みプレートによる一定角度範囲の回動で厨芥粉砕装置を駆動させる起動スイッチ手段を入力させるものにする。
【0005】
このさい、上記落下孔は弾力性素材による菊割短冊片の集合体となしたり、或いは一定深さの椀底に形成し、その椀底面の凡そ半分程度を開放孔に形成したりする。而して、上記掴みプレートと、椀底の開放孔との位置関係は、専らその上下方向で一致しない状態になすのであり、また上記筒体外周と、厨芥投入口の内周面との嵌脱着には、お互いが適宜に嵌合し合う凹体或いは凸体などを備えた構成になし、上記掴みプレートの水平方向に於ける一定角度範囲の回動で両者の嵌脱着操作が行われるようにする。而して、その回動では当初回動の停止箇所で厨芥粉砕装置の駆動電源が入力されてその運転が開放されるものとなるのであり、その運転停止は上記回動の停止位置から逆回動させることによって行われる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、流し台シンク底面部に配置する厨芥粉砕装置の投入口に対し、上記構成の安全蓋が取付けてあり、即ち掴みプレートを除く大部分を開放口になした安全蓋が常時嵌着状態になされているのであり、而してその運転にさいしては掴みプレートを手指で掴んで一定角度範囲に回動させることにより、厨芥粉砕装置の運転スイッチが入って、直ちに厨芥の粉砕作業の行われるものとなる。このことは台所作業中に発生する厨芥をそのままの状態でシンク底部へ流すことができ、従って厨芥類はシンク底部に開口する厨芥粉砕装置の投入口からその本体内へ直接的に流入されて行くが、その堆積が順次進んで投入口を塞ぐようになる時点では掴みプレートを掴み、これをスイッチの入力側へ適宜回動させることにより粉砕装置の運転が行われるようにするのであり、而して作業終了時には掴みプレートを逆回動させてスイッチのオフ作動を行って運転が停止されるようにする。以上の通り本発明によると台所作業中に発生する厨芥をシンク内には何ら貯留されない状態に処分することができ、しかもそのさい厨芥装置の運転は簡便且つ迅速に行うことができることから、作業性能の向上に寄与すること大ならしめるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1は本発明になる厨芥粉砕装置用安全蓋の斜視図、図2は厨芥粉砕装置の投入口に取付けるシンクフランジの斜視図、図3は厨芥粉砕装置を含む全体を流し台に取付けた状態説明図、図4は厨芥粉砕装置が運転されるための回路図である。
【0008】
本発明の安全蓋1は次の如き構成である。即ち、図1に示す如く筒体1aの上面には、その開放口2の一部を塞ぐ状態に掴みプレート3が取付けてある。ここで開放口2は手指の2〜3本を上方から挿入して掴みプレート3を掴むに充分なものとなされており、且つ掴みプレート3の開放口に占める面積比は2〜3割程度になされる。
【0009】
ここで、上記筒体1a外周面は次述する厨芥粉砕装置の投入口に取付けるシンクフランジの内周面へ嵌入可能にされる外径寸法を備えたもになしてあり、且つその嵌入のさい両者の嵌合止着を可能ならしめる凹凸体(図示例では凹溝4)が形成されるものになされている。また、筒体1aの外周面には上記両者の嵌合止着のさい、この状態を検知するセンサー5が設けてあり、これは図4の回路図に示す如く厨芥粉砕装置の運転をスイッチのオンオフ操作と連動して行われるものにする。なお、該筒体内部は一定深さの椀底6に形成されると共に、上記掴みプレート3とは上下方向で一致しない関係位置に落下孔7が穿設されるものとなされている。
【0010】
8は上記厨芥粉砕装置の投入口pが形成されるシンクフランジであって、流し台シンク底部に取付けるものとなされる。該投入口p内部に上記安全蓋1の筒体1aが嵌入されるものとなることは前述の通りであり、このさい9は安全蓋1の凹溝4と係合して両者の嵌着を可能にするための内周面に形成した凹凸体(図示例では凸状体)である。
【0011】
図3は上記全体の取付け説明図であって、10は流し台、11は厨芥粉砕装置である。本図から明らかな通り、流し台10のシンクフランジ8に対して本発明では上記構成の安全蓋1を取付けたものとなしてある。この取付けには安全蓋1の掴みプレート3を手指で掴み、シンクフランジ8上部へ当接状態にして水平方向へ一定角度範囲の回動を行うのである。
【0012】
上記操作で、本例では安全蓋1の筒体1a外周面の凹溝4とシンクフランジ8内面の凸状体9とが嵌合止着すると共に、その回動の停止箇所で、即ち図2に於けるシンクフランジ8上面のON表示箇所で接点同志がが一致することにより、厨芥粉砕装置の起動モータが駆動されるものとなるのであり、これに対しその運転停止には逆方向へ、即ちそのOFF表示箇所へ逆回動させるようにすることで運転が停止されるものとなる。
【0013】
本発明は以上の通り、流し台シンク底部の厨芥粉砕装置の投入口に対し安全蓋1を常時取付けた状態になしておき、通常は安全蓋1の開放孔2を介して厨芥が厨芥粉砕装置内へ流入されるものとなっており、而して厨芥がシンクフランジ8付近まで堆積されるようになる時点で、掴みプレート3をその入力側へ回動させ、スイッチのオン作動を行って厨芥装置の運転が行われるようにするのであり、一定時間の経過により運転不要のさいには上記掴みプレート3を逆回動させるのであり、従ってこれによりスイッチがオフ作動されて運転が停止されるものとなる。
【0014】
本発明の安全蓋1に於いて、請求項3或いは4に記載した如く掴みプレート3の下方を一定深さの椀底に形成すると共に、該椀底面の凡そ半分程度を開放孔になし、また該開放孔と上記掴みプレートとが上下方向で一致しない、所謂てれこの関係位置にすることは、厨芥類を適宜な塊状態にして落下させることで役立つのであり、このことは請求項2に記載のものも同様であり、即ちこのものでは厨芥などが菊割短冊片上部で一定の重さ以上になると該短冊体の弾性に抗して落下されるものとなるのである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の安全蓋の斜視図である。
【図2】厨芥粉砕装置の投入口に配置するシンクフランジの斜視図である。
【図3】流し台に取付けた全体説明図である。
【図4】厨芥粉砕装置の運転に掛る回路図である。
【符号の説明】
【0016】
1 安全蓋
1a 筒体
2 開放口
3 掴みプレート
4 凹溝
5 センサー
6 椀底
7 落下孔
8 シンクフランジ
9 凸体
10 流し台
11 厨芥粉砕装置
【出願人】 【識別番号】000133939
【氏名又は名称】株式会社テラルキョクトウ
【出願日】 平成18年7月7日(2006.7.7)
【代理人】 【識別番号】100091719
【弁理士】
【氏名又は名称】忰熊 嗣久

【識別番号】100112885
【弁理士】
【氏名又は名称】廣川 裕美


【公開番号】 特開2008−12473(P2008−12473A)
【公開日】 平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願番号】 特願2006−188015(P2006−188015)