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【発明の名称】 ディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ方法
【発明者】 【氏名】石川 哲夫

【氏名】平沼 俊夫

【氏名】伴 孝則

【要約】 【課題】簡単にディスポーザ装置内部を清潔に保つことが可能なディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ方法を提供する。

【構成】ディスポーザ装置1の洗浄工程は、破砕ユニット6を駆動させながら洗浄液を供給して行う。破砕ユニット6は回転駆動するため、供給される洗浄液は、ホッパー3の内壁面、破砕ユニット6の破砕刃間や裏面側の隅々に行き亘って、ホッパー3内部を洗浄する。また、洗浄工程の後にさらに濯ぎ工程を設けている。濯ぎ工程は、破砕ユニット6を駆動させながら水を供給して行う。破砕ユニット6は回転駆動するため、供給される水は、ホッパー3の内壁面、破砕ユニット6の破砕刃間や裏面側の隅々に行き亘り、これらの部分に残った洗浄液や残存する破砕物を洗い流す。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホッパー内部に投入される厨芥を破砕手段により破砕し、破砕した厨芥を給水手段により給水される水と共に前記ホッパーから排出させるディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ方法であって、
前記破砕手段を駆動させると共に、前記給水手段から給水される水に洗浄剤を含ませた洗浄液を用いて前記ディスポーザ装置の内部を洗浄し、洗浄に用いた洗浄液を前記ホッパーの下流に設けられた排出口から排出させる洗浄工程と、
前記洗浄工程の後に、前記破砕手段を駆動させると共に、前記給水手段により給水された水を用いて前記ディスポーザ装置の内部を濯ぎ、濯ぎに用いた水を前記ホッパーの前記排出口から排出させる濯ぎ工程とを有する
ことを特徴とするディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ方法。
【請求項2】
前記ディスポーザ装置は、
前記ホッパーの前記排出口側に設けられた開閉弁を備え、
前記濯ぎ工程において、
前記開閉弁を閉めた後に前記給水手段により前記ホッパー内部に水を給水し、前記ホッパー内部に所定量の水を溜めた状態で前記ディスポーザ装置の内部を濯ぐ
ことを特徴とする請求項1に記載のディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ方法。
【請求項3】
前記ディスポーザ装置は、
前記ホッパーの前記排出口側に設けられた開閉弁を備え、
前記濯ぎ工程において、
前記開閉弁を開けた状態で、前記給水手段により前記ホッパー内部に水を給水して前記ディスポーザ装置の内部を濯ぐ
ことを特徴とする請求項1に記載のディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ方法。
【請求項4】
前記ディスポーザ装置は、
前記ホッパー内部に前記洗浄剤を供給する洗浄剤供給手段を有し、
前記洗浄剤供給手段は、前記ディスポーザ装置の動作が前記洗浄工程に切り替わると前記ホッパー内部に前記洗浄剤を供給する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ方法に関する。詳細には、ディスポーザ装置の洗浄後に残存する洗浄液等を濯ぐ方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、一般家庭やレストランなどにおいて発生する生ごみ等の厨芥を、破砕して下水へ排出するディスポーザ装置が広く利用されている。ディスポーザ装置の破砕方式としては、ディスポーザ装置のホッパー内に複数の破砕刀を積層した破砕ユニットが着脱自在に設けられたグラインダー型のものが広く採用されている。
【0003】
破砕ユニットはディスポーザ装置の破砕動作時に回転するため、ユーザーが直接破砕ユニットに触れることがないように、ディスポーザ装置の厨芥の投入口径は小さく設計されている(例えば、82mm)。そのため、破砕処理の終了後に、ホッパー内部に残った残留物を清掃することは困難であった。その結果、ホッパー内部に残った残留物が腐敗したり、ヌメリ等が発生していまい、悪臭の原因となっていた。
【0004】
そこで、ホッパー内部の清掃を容易とするため、ディスポーザ装置の投入口径を大きく設計した(例えば、130mm)ディスポーザ装置が開発されている。そして、投入口径を大きくする一方で、ユーザーが破砕ユニットに直接触れることを防止するため、ディスポーザ装置の破砕動作時にホッパーの投入口を蓋体により閉蓋している。
【0005】
しかし、このディスポーザ装置においてはホッパーの内壁面の他に、破砕された破砕物を排出口に誘導する底板やホッパーと排出管との接続部分に、破砕された残留物が残り易くなる。そのため、ディスポーザ装置の投入口の径を大きくしても、残留物を完全に排除するという課題を解決するには至っていない。
【0006】
そこで、上述したようなディスポーザ装置の底板等の残留物を除去するために、破砕ユニットをホッパーから着脱自在に構成したディスポーザ装置が開示されている(特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】特開2004−298809号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記特許文献1に開示されるディスポーザ装置では、破砕処理後のホッパー内部等の清掃時に、ユーザー自身がキッチンシンクから破砕ユニットを取り出して破砕ユニットやホッパー内部を清掃しなければならず、手間や時間を要するといった問題があった。また、ユーザー自身が洗浄する場合、ホッパーと排出管との接続部分等は清掃しにくい場所であるため、完全にヌメリや悪臭を排除することは困難であった。さらに、破砕処理後に洗浄処理をしただけでは、破砕物や洗浄剤がホッパー内部に残ってしまうという問題があった。
【0009】
本願発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単にディスポーザ装置内部を清潔に保つことが可能なディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記課題を解決するために、ホッパー内部に投入される厨芥を破砕手段により破砕して、破砕した厨芥を給水手段により給水される水と共に前記ホッパーから排出させるディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ方法であって、前記破砕手段を駆動させると共に、前記給水手段から給水される水に洗浄剤を含ませた洗浄液を用いて前記ディスポーザ装置の内部を洗浄する洗浄工程と、前記洗浄工程の後に、前記破砕手段を駆動させると共に、前記給水手段により給水された水を用いて前記ディスポーザ装置の内部を濯ぐ濯ぎ工程とを有することを特徴とする。
【0011】
本発明においてディスポーザ装置の洗浄工程は、破砕手段を駆動させながら洗浄液を供給して行う。破砕手段は回転駆動するため、供給される洗浄液は、ホッパーの内壁面、破砕ユニットの破砕刃間や裏面側の隅々に行き亘って、ホッパー内部を洗浄する。そして、洗浄で用いられた洗浄液はホッパーの排出口から排出される。この排出される洗浄液には、破砕処理時から残存する厨芥も含まれる。
【0012】
洗浄処理後のホッパー内部には洗浄剤や破砕処理時の厨芥が残ってしまう場合がある。そこで、本発明では、洗浄工程の後にさらに濯ぎ工程を設けている。濯ぎ工程は、破砕手段を駆動させながら水を供給して行う。破砕手段は回転駆動するため、供給される水は、ホッパーの内壁面、破砕ユニットの破砕刃間や裏面側(以下、ホッパー内部と呼ぶ)の隅々に行き亘り、これらの部分に残った洗浄液等を洗い流す。濯ぎで用いられた水はホッパーの排出口から排出される。この排出される水には、洗浄液や破砕処理時からわずかに残存する厨芥も含まれる。
【0013】
なお、本発明において洗浄剤とは、一般的な中性洗剤や油分を分解する酵素、ヌメリを除去するもの、殺菌、消毒、芳香、防カビ、又は微生物の発生抑制等の機能を有するものを意味する。
【0014】
また、ディスポーザ装置の内部とは、ホッパー内部、ホッパー下方に設けられる底板表面および破砕物や洗浄液が排出される排出口を含むものである。
【0015】
また本発明のディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ方法は、前記ディスポーザ装置は、前記ホッパーの前記排出口側に設けられた開閉弁を備え、前記濯ぎ工程において、前記開閉弁を閉めた後に前記給水手段により前記ホッパー内部に水を給水し、前記ホッパー内部に所定量の水を溜めた状態で前記ディスポーザ装置の内部を濯ぐことも好ましい。
【0016】
この方法によれば、濯ぎ処理は、ホッパー内部に所定量の水を溜めた状態で行うため、ホッパー内周面全体が溜め水に触れ、確実にホッパー全体を濯ぐことができる。また、溜め水の場合には節水できる。さらに、濯ぎ工程後は、溜めた水を一気に排出口から排出するため、排出口等に残存する厨芥を確実に流すことができる。
【0017】
ここで、排出物とは、厨芥物の残渣の他に、洗浄工程において使用された洗浄液や濯ぎ工程において使用された水等を含むものである。
【0018】
また、上述した水を溜めて行う濯ぎ工程の場合には、洗浄工程においてホッパー内部の洗浄液の排出が完了した後に濯ぎ工程を開始させることが好ましい。
【0019】
この方法によれば、破砕工程後に残った厨芥や洗浄工程後に残った洗浄液が、濯ぎ工程時の濯ぎ水として利用されることを回避することができる。
【0020】
また本発明のディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ方法は、前記ディスポーザ装置が、前記ホッパー内部に前記洗浄剤を供給する洗浄剤供給手段を有し、前記洗浄剤供給手段は、前記ディスポーザ装置の動作が前記洗浄工程に切り替わると前記ホッパー内部に前記洗浄剤を供給することも好ましい。
【0021】
また、破砕処理が複数回数行われた後に、前記洗浄工程および前記濯ぎ工程を行うことも好ましい。
【0022】
この方法によれば、ユーザーが意識しなくても自動的に洗浄/濯ぎ工程が開始されるため、常にディスポーザ装置を清潔に保つことができる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、洗浄工程後にさらに濯ぎ工程を設けているため、洗浄工程後に残存する洗浄剤や破砕工程時から残存する厨芥物等を確実にディスポーザ装置から排出させることができる。これにより、ホッパー内部をより清潔に保つことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明の実施形態に基づいて、図面を参照して説明する。以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
【0025】
[第1の実施の形態]
図1はディスポーザ装置1の構成の一例を示す断面図である。本実施形態では、運転モードを破砕モードや洗浄/濯ぎモードに切り替えるとホッパー3内に水道水が自動で供給される、いわゆる自動給水型でグラインダー式のディスポーザ装置を用いた例を説明する。
【0026】
図1に示すように、厨房設備のキッチンシンクSの略中央底部には排水口Soが設けられ、この排水口の裏面側にはディスポーザ装置1が設置される。ディスポーザ装置1は、円筒状のホッパー3を有し、ホッパー3の上端縁(フランジ50)がキッチンシンクSの排水口に取り付け固定される。
【0027】
ホッパー3と水道管(図示省略)との間には連結管66が配設されている。この連結管66の一端はホッパー3の上部周面に設けられた供給口9に接続され、他端は水道管(図示省略)に接続される。また、連結管66には水道水用開閉弁(例えば、電磁弁)70が設けられ、ディスポーザ装置1の運転モードに連動して水道水用開閉弁70の開閉が行われ、ホッパー3内部への水道水の供給が制御される。
【0028】
ホッパー3の内部には、ホッパー3に対して着脱可能に破砕ユニット6が装着されている。破砕ユニット6は、回転破砕刃と固定破砕刃を備えて破砕ユニット6を構成し、回転破砕刃が減速ユニット7の駆動軸7aに嵌合される。破砕ユニット6の構成については後述する。
【0029】
ホッパー3の上部には生ごみ等の厨芥を投入するための投入開口部4が設けられ、この投入開口部4は蓋体5によって閉蓋される。蓋体5は、投入開口部4と略同一径を有する円盤状からなり、ホッパー3に対して着脱可能に装着される。また、この蓋体5は、ディスポーザ装置の運転モードを切り替えるスイッチとして機能する。
【0030】
図2は、フランジ50に装着された蓋体5の上面図を示す。図2に示すように、蓋体5の周囲に配設されるフランジ50には、「OFF」の文字が表記され、この「OFF」の表記位置から図示状態で60°時計周りに回転した位置に「破砕モード」の文字が表記される。一方、「OFF」の表記位置から図示状態で60°反時計周りに回転した位置に「洗浄/濯ぎモード」の文字が表記される。このフランジ50の各モードが表記された位置に対応して、蓋体5には例えばマグネットが設けられると共に、これに対向するホッパー3の位置には近接センサが設けられる。そして、蓋体5を各モード位置まで回転させると、ディスポーザ装置1の運転モードが上述した各モードに切り替わるようになっている。
【0031】
また、蓋体5は回動動作で、蓋体5の閉状態でのロックおよびロックの解除を行う着脱機構を備える。例えば、蓋体5を投入開口部4に取り付けて「OFF」の表記位置から「破砕モード」の表記位置まで回転させるか又は「OFF」の表記位置から「洗浄/濯ぎモード」の表記位置まで回転させると、蓋体5の図示しないリブ等が係止され蓋体5は投入開口部4に閉状態でロックされる。また、ロックされた状態の蓋体5を逆に「破砕モード」の表記位置から「OFF」の表記位置まで回転させるか又は「洗浄/濯ぎモード」の表記位置から「OFF」の表記位置まで回転させると、リブ等の係止が外れてロックが解除され、蓋体5は投入開口部4に着脱自在な状態となる。
【0032】
ホッパー3の下部には、ホッパー3の外周に形成された排水管接続口68へ向かって傾斜した底板10が設けられ、底板10の中心には減速ユニット7の駆動軸7aが通る軸孔部10aが形成される。
【0033】
ホッパーの外周には、破砕ユニット6を駆動するための駆動モータ82が設置されている。駆動モータ82の不図示の回転軸は減速ユニット7の駆動軸7aに接続され、駆動モータ82の駆動により破砕ユニット6の回転破砕刃が回転駆動される。
【0034】
キッチンシンクSの裏面側のホッパー3の外周上部には、載置台63を介して洗浄剤を収容するための洗浄剤収容タンク62が設けられている。この洗浄剤収容タンク62は洗浄剤供給手段の一例である。洗浄剤収容タンク62の内部には、所定量の洗浄剤が収容される。洗浄剤としては、例えば、一般的な中性洗剤や、油分を分解する酵素、ヌメリを除去するもの、殺菌、消毒、芳香、防カビ又は微生物の発生抑制等の機能を有するものが好適に用いられる。また、洗浄剤は、固形状、ゲル状、又は液状のいずれの型であっても良い。そして、洗浄剤収容タンク62は、洗浄処理を1回/1週行うと仮定した場合に、洗浄剤が3ヶ月〜半年以上無くならない量を収容できる大きさであることが好ましい。また、洗浄剤収容タンク62に残量計を取り付けて、適宜洗浄剤の量を確認することができるようにすることも好ましい。
【0035】
洗浄剤収容タンク62の下部側面には、洗浄剤収容タンク62とディスポーザ装置1とを連通させる洗浄剤注入管64が取り付けられている。この洗浄剤注入管64は洗浄剤供給手段の一例である。洗浄剤注入管64には洗浄剤の注入量を制御するための洗浄剤用開閉弁(例えば電磁弁)60が設けられ、ディスポーザ装置1の運転モードの切り替えに連動して洗浄剤用開閉弁60の開閉が行われる。洗浄剤用開閉弁60を開状態とすると、洗浄剤の自重によりホッパー3内部に洗浄剤が注入される。また、洗浄剤収容タンク62は、洗浄剤注入管64がホッパー3内に溜められる洗浄液の水面よりも高くなるような位置に設置される。これにより、ホッパー3の内部に溜められた洗浄液の洗浄剤収容タンク62への逆流が防止される。
【0036】
なお、洗浄剤収容タンク62は、キッチンシンクSおよびディスポーザ装置1に対して着脱自在に設置しても良いし、ディスポーザ装置1と一体的に構成しても良い。着脱自在に設置する場合には、キッチンシンクSに洗浄剤収容タンク62を収容する空間を設けて、この空間に洗浄剤収容タンク62を着脱可能に収容するようにしても良い。これにより、洗浄剤収容タンク62を簡単に取り出すことができ、洗浄剤の補給も容易となる。さらに、洗浄剤収容タンク62自体を交換式にしても良い。また、図1に示す例では、洗浄剤収容タンク62はホッパー3の駆動モータ82を覆うように突出した突出部3bの上方に載置台63を介して設置しているが、洗浄剤収容タンク62を設置する位置はこれに限定されることはない。
【0037】
さらに、洗浄剤収容タンク62からホッパー3への洗浄剤の注入方法は、洗浄剤収容タンク62にポンプを設けて、このポンプを駆動させることにより、ホッパー3内部に洗浄剤を注入しても良い。
【0038】
ホッパー3の下方には排出物が収容される排出処理槽(図示省略)が設置される。排出処理槽とホッパー3の周面下端に形成された排水管接続口68とはS字状の排水管74(一般にS字トラップと称呼される)を介して互いに連通されている。また、排水管接続口68の下流側近傍には、ホッパー3内部の排水を制御するための排水用開閉弁(例えば、電磁弁)72が設けられ、ディスポーザ装置1の運転モードの切り替えに連動して開閉される。排水用開閉弁72が開状態となると、ホッパー3の排水管接続口68から破砕された生ごみ、破砕時に使用した破砕水、および洗浄/濯ぎ時に使用した洗浄液等が排出処理槽に排出される。
【0039】
次に、破砕ユニット6の構成について図1および図3〜図7を参照して説明する。
【0040】
破砕ユニット6は、図1に示すように、複数の破砕刃で構成され、この例では5つの破砕刃が積層されて構成される。つまり第1回転破砕刃12、第1固定破砕刃13、第2回転破砕刃14、第2固定破砕刃15および第3回転破砕刃16が、これらの順で積層されて破砕ユニット6が構成される。破砕ユニット6をホッパー3の内面に保持することで破砕室が構成される。
【0041】
第1回転破砕刃12、第1固定破砕刃13、第2回転破砕刃14、第2固定破砕刃15および第3回転破砕刃16は、上下の間隔がほとんど無い状態で重なるように寸法設定してあり、破砕された生ごみが破砕刃の上下の隙間に入り込んで破砕ユニット6内に残ることが無いようにしている。
【0042】
図3は破砕ユニット6の最上段に配置される第1回転破砕刃12を示し、図3Aはその平面図、同図Bは正面図、同図Cは同図Bの側面図である。第1回転破砕刃12は、軸受部19の側部から水平に延びる1本の攪拌アーム20を備える。第1回転破砕刃12は、攪拌アーム20の回転方向における前後両面に押し込み面20aが形成される。
【0043】
押し込み面20aは、攪拌アーム20の両側面において上端が下端に対して突出する方向に傾斜した斜面(テーパ面)である。攪拌アーム20の両側面に押し込み面20aを形成することで、第1回転破砕刃12は、正回転、逆回転の双方向の回転動作で押し込み面20aに接した生ごみに対して、下方に押し付ける力を加えることができる。これにより、第1回転破砕刃12は、回転動作で生ごみを取り込み、下段の破砕刃へと押し込む。
【0044】
第1回転破砕刃12は、押し込み面20aの両側面の下端側にエッジ20bが形成され、図4に示す第1固定破砕刃13との協働で生ごみを粗く破砕する破砕刃として機能する。
【0045】
第1回転破砕刃12には、攪拌アーム20の上面にハンドル21が形成される。ハンドル21は攪拌アーム20と90°離れた位置に、軸受部19から左右に同じ長さだけ延在するように設けられる。ハンドル21は破砕ユニット6を引き上げるときの把持部(取っ手)として機能する。
【0046】
把持部として利用されるため、ハンドル21は指がかかる程度の長さに選定されている。軸受部19には、後述する第3回転破砕刃16に設けられた回転駆動軸36(図1参照)の軸頭部(係止部)が挿通できる挿通孔19aが穿設されている。挿通孔19aは、断面D形の形状となされており、したがって回転駆動軸36のうち対応する部分も断面D形となされることで、両者が一体回転可能となされる。
【0047】
図4は第1回転破砕刃12の下段に配置される第1固定破砕刃13を示し、図4Aは平面図、図4Bは正面図、図4Cはその側面図である。
第1固定破砕刃13は、ハブ22から180度間隔で水平に延びる2本のアーム23を備える。各アーム23は平板形状で、両側面の上下端にはエッジが形成され、上述した第1回転破砕刃12および図5に示す第2回転破砕刃14との協働で破砕刃として機能する。
【0048】
各アーム23の各先端には回転阻止手段として機能するタブ24が設けられる。タブ24はホッパー3の長手方向に延在するように上下方向に延びるアームであって、このタブ24をホッパー3の嵌合溝3a(図1参照)に嵌合させることで、第1固定破砕刃13の回転を規制する。この例では、第1回転破砕刃12のホッパー3に対する装着位置(深さ)を考慮して、全体の長さが選定された長尺タブが使用される。
【0049】
長尺のタブ24としたのは、第1には、第1固定破砕刃13に対する回転規制を確実に行うためである。第2には、嵌合溝3aの空きをできるだけ少なくしてタブ24によって嵌合溝3aを埋めるためである。そのため、アーム23の下方に設けられるタブ24bよりは上方に延設されたタブ24aの方が数倍長くなるように選定され、嵌合溝3aに対する嵌合長を長くしている。
【0050】
また、このように上側タブ24aを長くすることで図1に示すようにホッパー3に破砕ユニット6を装着したとき、投入開口部7側から上側タブ24aの先端までの空きが少なくなり、嵌合溝3a内に破砕された生ごみが付着するのを防止している。
【0051】
図4Cに示すように、タブ24はその上端側の幅は嵌合溝3aの幅と略同じくなるように選定され、下端に行くにしたがって若干細くなっている。これは嵌合溝3aに対するタブ24の装着後におけるガタを少なくするためと、嵌合溝3aに対するタブ24の係合をよりスムーズに行うためである。
【0052】
下側タブ24bは、第1固定破砕刃13と第2固定破砕刃15の間に、第2回転破砕刃14を介在させたとき、所定の高さの隙間が形成されるようにするために設けられている。そのため、この例では下側タブ24bの長さは第2回転破砕刃14の刃先までの長さのほぼ1/2に選定されている。
【0053】
ハブ22の内孔23aの径は図5に示す第2回転破砕刃14の軸部径や、回転駆動軸36の径より大きく、第2回転破砕刃14の軸部や回転駆動軸36とはそれぞれ干渉しない寸法となっている。
【0054】
図5は第2回転破砕刃14を示す。第2回転破砕刃14は第1固定破砕刃13の下段に配置される。図5Aはその平面図であり、同図BはそのA−A線上断面図である。
【0055】
第2回転破砕刃14は、ハブ27から120度間隔で放射状に延びる3本のアーム28を備える。各アーム28はホッパー3の内壁に接触しないように、ホッパー3の内径よりもわずかに短かな半径となされる。各アーム28にはその底面に所定のピッチを有する櫛歯部28aが形成される。
【0056】
第2回転破砕刃14のハブ27の中心部は係合孔27aが穿設され、回転駆動軸36(図1参照)と嵌合して、これにより回転力が第2回転破砕刃14に与えられる。そのため、第2回転破砕刃14と同じく、第2回転破砕刃14と接触する係合孔27aは回転駆動軸36と回転的に一体となるように非円形(例えば角孔)となされている。上述したと同じく断面D形形状であってもよい。
【0057】
図6は第2固定破砕刃15の一例を示す。第2固定破砕刃15は第2回転破砕刃14と噛合するように、第2回転破砕刃14の下段に配置される。図6Aは平面図、同図BはそのA−A断面図である。
【0058】
第2固定破砕刃15は、ハブ30から等間隔で接線方向に放射状に延びる8本のアーム31をリング33が囲んだ形状である。リング33の外周には180°間隔で一対のタブ33aが形成される。一対のタブ33aは第2固定破砕刃15をホッパー3に固定するための回転阻止手段として機能する。そのため、一対のタブ33aはホッパー3の内壁に形成された嵌合溝3aに嵌合できるように、その幅よりも若干幅狭な板体として形成される。この幅は第1固定破砕刃13のタブ24bの幅と略同じである。タブ33aを嵌合溝3aに装着嵌合させることで、第2固定破砕刃15の回転を規制する。
【0059】
これらのタブ33aは所定の高さを有し、第1固定破砕刃13の下側タブ24bがタブ33aの上面と対接することで、第1固定破砕刃13と第2固定破砕刃15との間に所定の高さの隙間が形成され、第2回転破砕刃14と丁度噛み合うような寸法に選定してある。ハブ30の中心孔30aは回転駆動軸36とは干渉しない寸法となっている。
【0060】
第2固定破砕刃15は、8本のアーム31の中で、6本のアーム31は上面に櫛歯部31aが形成される。第2固定破砕刃15の櫛歯部31aは、図5に示す第2回転破砕刃14の櫛歯部28aと噛み合うピッチを有し、図1に示すように、第2回転破砕刃14と第2固定破砕刃15を重ねることで、両者の櫛歯部28a,31aはわずかな隙間が形成された噛み合い状態となる。
【0061】
これにより、第2固定破砕刃15の櫛歯部31aは、上段の破砕刃から送り込まれた生ごみを、第2回転破砕刃14の櫛歯部28aとの協働で破砕する。
【0062】
上述したように、第2回転破砕刃14のアーム28は3本、第2固定破砕刃15のアーム31は8本であるので、アーム28同士の間隔に対してアーム31同士の間隔が狭い。
【0063】
このため、8本全てのアーム31に櫛歯部31aを設けると、第2回転破砕刃14のアーム28の間に常に第2固定破砕刃15の櫛歯部31aが存在する状態となり、ある程度の大きさのブロック形状の生ごみが投入された場合に、第2回転破砕刃14のアーム28間に生ごみが入り込まず、破砕されにくくなる事態が想定される。
【0064】
そこで、第2固定破砕刃15において、8本のアーム31の中で、例えば2本のアーム32には櫛歯部31aを設けないことで、第2回転破砕刃14の回転動作中に、第2固定破砕刃15の櫛歯部31aを設けていないアーム31が第2回転破砕刃14のアーム28の間に位置する場合は、円周方向に広い空間が形成されるようにする。
【0065】
これにより、ある程度の大きさのブロック形状の生ごみが投入された場合でも、第2回転破砕刃14のアーム28間に生ごみが入り込み、第2回転破砕刃14の回転動作で櫛歯部28aと第2固定破砕刃15の他のアーム31の櫛歯部31aとの協働で生ごみが破砕される。
【0066】
なお、第2固定破砕刃15において櫛歯部31aを設けないアーム31の数が多いと破砕能力が低下するので、例えば8本のアーム31を備える場合は、櫛歯部31aを設けないアーム32は図示するように2本程度が好ましい。
【0067】
各アーム32はハブ30の接線方向に沿って放射状に延在することで、第2回転破砕刃14が回転する際に、第2固定破砕刃15との噛合点を円周方向にずらして、破砕負荷のピークの抑制および負荷の平坦化を図っている。
【0068】
第2固定破砕刃15は、図6Aに示すように、各アーム31,32の側面のうち、回転方向側に位置する側面に押し付け面31b、32aが形成される。押し付け面31b、32aはいずれも波状の波面であって、その下端が上端よりも短くなされたテーパを有する波面として形成される。押し付け面31b、32aを波面とすることで、そのテーパを有する凹部で生ごみを捕らえて生ごみの半径方向への移動を抑制し、生ごみを確実に破砕できるようにしている。
【0069】
図7は第3回転破砕刃16の一例を示し、同図Aはその平面図であり、同図BはそのA−A線上断面図である。
【0070】
第3回転破砕刃16は円盤35として構成され、中心の回転駆動軸36を除く円盤35の全面に多数のスリット35aを配列している。本例の第3回転破砕刃16においては、複数のスリット群が形成され、各スリット群においては、隣接するスリット35a同士は略平行に配列される。
【0071】
第3回転破砕刃16の上面は平面で、図6に示す第2固定破砕刃15の各アーム31の底面に接しながら回転する。また、図7に示すスリット35aは第3回転破砕刃16を表裏貫通し、スリット35aの上面側開口縁部には鋭利なエッジが形成される。
【0072】
第3回転破砕刃16の上面は、第2固定破砕刃15のアーム31の底面と擦り合わせながら回転動作を行うが、第2固定破砕刃15のアーム31および32の片面には底面側に傾斜した波面31b、32aが形成されていることから、波面31b、32aに接した生ごみ(ある程度の大きさまで破砕されているもの)に対して、第3回転破砕刃16の回転動作でこの第3回転破砕刃16に押し付ける力を加えることができる。
【0073】
第2回転破砕刃14の櫛歯部28a(図5)と、第2固定破砕刃15の櫛歯部31a(図6)により破砕されて第3回転破砕刃16の上面に落下した生ごみはスリット35aに引っ掛かるが、第3回転破砕刃16が回転することで、波面31b、32aにより生ごみがスリット35aに押し付けられる。この回転動作でスリット35aのエッジ部分により生ごみが破砕される。そして、細かく破砕された生ごみは、スリット35aを通って下方へ落下し、図1に示すホッパー3の底板10を通り排水管接続口68から外部へと排出される。
【0074】
なお、スリット35aは底面側に向かって広くなるような開口部(又は開口段部)を形成することで、スリット35a内に押し込まれた生ごみが落下し易くなる。
【0075】
第3回転破砕刃16の中心部には回転駆動軸36が円盤35と一体形成される。回転駆動軸36は、第1および第2回転破砕刃12および14に対しては回転的に一体となり、第1および第2固定破砕刃13と15に対しては回転的にフリーとなるような形状となされている。そのため、第1および第2回転破砕刃12および14に対応する回転駆動軸36は角軸部(嵌合軸部)となされ、それ以外は丸軸となされる。そして、その軸頭部にはネジ部が切られて係止部36aとして機能するように構成されている。
【0076】
円盤35の下面には回転駆動軸36の一部として機能する嵌合部37が設けられ、上述した減速ユニット7の駆動軸7aと係合して回転駆動される構成となされている。嵌合部37は駆動軸7aとの嵌合状態を良好にするため、その内穴37aは角穴となされる。六角穴でもよい。また、嵌合部37は減速ユニット7の駆動軸7aとはできるだけ充分な嵌合状態となるように嵌合部37の嵌合長が選定されているものとする。
【0077】
このように構成された第1回転破砕刃12,第1固定破砕刃13,第2回転破砕刃14,第2固定破砕刃15および第3回転破砕刃16は、この順に並べられ、第3回転破砕刃16に設けられた回転駆動軸36を貫通させることで互いに積層される。その後、図1に示すように回転駆動軸36の軸頭部である係止部36aの上端よりネジ29aを螺合させて緊締することで、複数の破砕刃12〜16が一体化された破砕ユニット6が得られる。このとき、第1固定破砕刃13のタブ24と、第2固定破砕刃15のタブ33aとが連続する(一直線となる)ようにそれぞれの位置関係が調整された状態で一体化される。
【0078】
そして、タブ24および33aを嵌合溝3aに沿って嵌め込んだ状態で、6を嵌合溝3aに沿いながらホッパー3内を降下させる。このとき把持部21を利用して破砕ユニット6を降下させる。破砕ユニット6をホッパー3の底面部まで降下させると、第3回転破砕刃16に設けられた嵌合部37が図1に示す減速ユニット7の駆動軸7aに嵌合する。
【0079】
ここで、破砕ユニット6のタブ24や33aはいずれも嵌合溝3aに装着されるだけであり、タブ24や33aをネジなどによってホッパー3に固定させる必要はない。長尺のタブ24と比較的短かなタブ33aを用いることで破砕ユニット6を安定してホッパー3に係止できるからである。このようにタブ24を比較的長く延在させることで、破砕ユニット6の回転を阻止した状態でホッパー3内に確実に固定できる。破砕ユニット6は、ホッパー3に単に嵌合しているだけであるから、破砕ユニット6を簡単に引き上げることができる。そのため、ホッパー3や破砕ユニット6などの清掃を手軽に行うことができる。
【0080】
破砕ユニット6はホッパー3に直に固定される構造であるが、ハウジングを用意し、このハウジングに破砕ユニットを固定する構造でもよい。
【0081】
破砕ユニット6はその自重で駆動軸7aに嵌合しているので、装置稼働中に回転駆動軸36がこの駆動軸7aから外れることもない。
【0082】
次に、ディスポーザ装置1の制御について図8を参照して説明する。図8は、ディスポーザ装置1の構成を示すブロック図である。
【0083】
ディスポーザ装置1は、ディスポーザ装置全体の動作を制御する制御部78を有している。制御部78は、CPU(Central Processing Unit)、このCPUの動作プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)、このCPUの作業領域を構成するRAM(Random Access Memory)等を備えている。
【0084】
蓋体5は、ディスポーザ装置の運転モードを切り替えるスイッチ機能を有している。蓋体5を「破砕モード」に切り替えると破砕モード信号S1が生成され、「洗浄/濯ぎモード」に切り替えると洗浄/濯ぎモード信号S2が生成される。この生成された信号S1,S2は制御部78に供給される。
【0085】
排水管74の排水用開閉弁72は制御部78に接続されている。制御部78は、洗浄/濯ぎモード信号S2が供給されると、排水用開閉弁72に対応する排水管開閉信号S2aを生成する。そして、生成した排水管開閉信号S2aを排水管74の排水用開閉弁72に供給し、排水管74の排水用開閉弁72の開閉動作を制御する。
【0086】
連結管66の水道水用開閉弁70は制御部78に接続されている。制御部78は、洗浄/濯ぎモード信号S2が供給されると、水道水用開閉弁70に対応した連結管開閉信号S2bを生成する。そして、生成した連結管開閉信号S2bを連結管66の水道水用開閉弁70に供給し、水道水用開閉弁70の開閉動作を制御する。
【0087】
洗浄剤収容タンク62の洗浄剤用開閉弁60は制御部78に接続されている。制御部78は、洗浄/濯ぎモード信号S2が供給されると、洗浄剤用開閉弁60に対応した注入管開閉信号S2cを生成する。そして、生成した注入管開閉信号S2cを洗浄剤注入管64の洗浄剤用開閉弁60に供給し、洗浄剤収容タンク62の洗浄剤用開閉弁60の開閉を制御する。
【0088】
破砕ユニット6を駆動するための駆動モータ82は制御部78に接続されている。制御部78は、蓋体5から破砕モード信号S1又は洗浄/濯ぎモード信号S2が供給されると、それぞれのモード信号に対応した駆動(停止)信号S1d,S2dを生成し、駆動モータ82に供給する。駆動モータ82は供給された駆動信号S1d,S2dにより駆動され、これに連動して破砕ユニット6を回転駆動させる。
【0089】
スピーカ80は制御部78に接続され、破砕ユニット6を回転駆動する駆動モータ82へ駆動信号S1d,S2dが供給されて一定時間が経過すると、制御部78はスピーカ80に終了信号S1e,S2eを供給する。スピーカ80は、この終了信号S1e,S2eに基づいて、破砕処理又は洗浄/濯ぎ処理の終了をユーザーに知らせるためのブザー音を発生させる。
【0090】
次に、ディスポーザ装置1の動作について説明する。図9は、ディスポーザ装置1の運転モードの切り替え動作を示すフローチャートである。なお、以下の説明において「破砕モード」については公知の方法が採用されるため、説明を省略する。
【0091】
まず、ステップS10において、ユーザーはディスポーザ装置1の運転モードを選択する。運転モードの選択は、蓋体5を「OFF」から「破砕モード」、又は「OFF」から「洗浄/濯ぎモード」の位置まで回転させることにより行う。ここで、「破砕モード」を選択するとステップS40に処理が移行し、「洗浄/濯ぎモード」を選択するとステップS20に処理が移行する。なお、運転モードの切り替えは、キッチンシンクSの一部や台所の壁などに「破砕モード」、「洗浄/濯ぎモード」および「OFF」のそれぞれのボタンを設け、いずれかのボタンを選択することにより行っても良い。
【0092】
ステップS40では破砕処理が行われ、ステップS20では洗浄/濯ぎ処理が行われる。各処理の詳細については後述する。そして、各ステップ20,40の処理が終了すると、処理の終了を知らせるブザー音が鳴る。ユーザーは、ブザー音に基づいて、「破砕モード」を選択した場合には蓋体5を「破砕モード」から「OFF」の位置まで戻す。一方、「洗浄/濯ぎモード」を選択した場合には蓋体5を「洗浄/濯ぎモード」から「OFF」の位置まで戻す。つまり、蓋体5を初期状態の位置まで戻す(ステップS60)。
【0093】
一般的に、「破砕モード」の処理が終了した後に、破砕処理後に残った破砕物を洗浄するために「洗浄/濯ぎモード」が選択される。従って、ステップS10で「破砕モード」が選択された場合には、ステップS60で「洗浄/濯ぎモード」が選択されるようにしても良い。
【0094】
次に、図9に示すステップS10において、「洗浄/濯ぎモード」を選択した場合のディスポーザ装置1の動作について図1,図8,図10を参照して説明する。図10は、洗浄/濯ぎモードの動作を示すフローチャートである。
【0095】
まず、ユーザーによってディスポーザ装置1の運転モードが「洗浄/濯ぎモード」に切り替えられると、ステップS22において、制御部78は排水管74の排水用開閉弁72に排水管閉信号を供給し、排水用開閉弁72を閉じる。
【0096】
次に、ステップS24において、制御部78は連結管66の水道水用開閉弁70に連結管開信号を供給し、連結管66の水道水用開閉弁70を開く。これにより、水道管からホッパー3内部に自動給水が開始される。
【0097】
次に、制御部78は、タイマー(カウンタ)機能を有しており、水道水用開閉弁70を開いたときを基準として、予め設定した給水時間が経過したか否かを判断する(ステップS26)。設定した給水時間が経過した場合には、ステップS28において水道水用開閉弁70を閉じてホッパー3内部への給水を停止する。一方、設定した給水時間が経過していない場合には、水道管の開閉弁を開いたままの状態にして給水を継続する(ステップS26)。これにより、排水管74の排水用開閉弁72は閉じられているため(ステップS22)、ホッパー3内部に所定量の水道水が溜まる。ここで、「給水時間」は、供給される水道水がホッパー3から溢れ出さない時間に設定される共に、供給される水道水の水面が洗浄剤収容タンク62の洗浄剤注入管64の先端部と接触しない位置となるように設定される。また、本実施形態においては、ホッパー3内に溜める水量を時間により設定したが、例えばホッパー3の内周面にセンサを設けて、このセンサが水道水を検知するまでホッパー3内部に水道水を溜める方法を採用しても良い。
【0098】
また、ステップS24と並行して、排水用開閉弁72が閉じられると、ステップS30において制御部78は洗浄剤用開閉弁60に注入管開信号を供給し、洗浄剤注入管64の洗浄剤用開閉弁60を開く。これにより、ホッパー3内部に洗浄剤が自動注入される。次に、ステップS32において、制御部78は洗浄剤注入管64の洗浄剤用開閉弁60を開いたときを基準として予め設定した注入時間が経過したか否かを判断する。設定した注入時間が経過した場合には、ステップS34において洗浄剤注入管64の洗浄剤用開閉弁60を閉じてホッパー3内部への洗浄剤の注入を停止する。一方、設定した注入時間が経過していない場合には、洗浄剤注入管64の洗浄剤用開閉弁60を開いたままの状態にして洗浄剤の注入を継続する(ステップS32)。これにより、ホッパー3内の水道水に洗浄剤が混入されて、ホッパー3内部が洗浄液で満たされた状態となる。
【0099】
なお、洗浄剤をホッパー3に注入するタイミングは、給水が開始される前、給水が開始されてから終了するまでの間、又は給水が終了した後のいずれであっても良い。
【0100】
次に、ステップS36において、制御部78は、水道水の給水および洗浄剤の注入が停止されると、駆動モータ82に駆動信号を供給する。この駆動信号により駆動モータ82は駆動され、これに連動して破砕ユニット6が回転駆動される。破砕ユニット6は例えば5秒毎に反転駆動される。これにより、ホッパー3内部の洗浄液が破砕ユニット6により攪拌され、ホッパー3内部の洗浄処理が行われる。また、破砕ユニット6を回転させることで、洗浄剤を水道水に十分に混入、溶解させることができる。
【0101】
洗浄処理は、ホッパー3内部に洗浄液を溜めた後に行ったが、水道水および洗浄剤の供給の開始時や供給途中に行っても良い。
【0102】
次に、ステップS38において、制御部78は、洗浄処理が予め設定した洗浄時間を経過したか否かを判断する。洗浄時間は、タイマーにより例えば60秒に設定される。設定した洗浄時間を経過した場合にはステップS41に移行し、設定した洗浄時間を経過していない場合にはステップS38に戻る。
【0103】
次に、ステップS41において、制御部78は、排水管開信号を排水管74の排水用開閉弁72に供給する。これにより、排水管74の排水用開閉弁72が開き、ホッパー3内部の洗浄液や破砕処理後に残った破砕物が排水管接続口68を介して排出処理槽に排水される。さらに、底板10や排水管接続口68に残った破砕物も同時に排出される。排水が開始されると、ステップS48の濯ぎ処理に移行する。
【0104】
次に、ステップS48において、ホッパー3内部に溜められた洗浄液の排水が開始されると、制御部78は、連結管66の水道水用開閉弁70に連結管開信号を供給し、連結管66の水道水用開閉弁70を開く。これにより、水道管からホッパー3内部に自動給水が開始される。
【0105】
また、ステップS48と並行して、ステップS50において、制御部78は、駆動モータ82に駆動信号を供給し、破砕ユニット6を回転駆動させる。このとき、破砕ユニット6は例えば5秒毎に反転駆動される。これにより、ホッパー3内部に給水される水は、破砕ユニット6によってホッパー3内周面に飛散すると共に、破砕刃間や破砕刃の裏面側の隅々に行き亘る。そして、排水用開閉弁72は開いた状態であるため(ステップS41)、給水された水は、ホッパー3内部の破砕ユニット6、底板10、および排水管接続口68を通過して排出処理槽に排出される。このとき、ホッパー3内部の洗浄工程時の洗浄液や破砕処理時の破砕物、底板10や排水管接続口68に残った破砕物も同時に排出される。
【0106】
次に、ステップS52において、制御部78は、濯ぎ処理が予め設定した濯ぎ時間を経過したか否かを判断する。濯ぎ時間は、洗浄処理により残った洗浄液等を十分に排水することが可能な時間に設定され、給水される水道水が8リットル/分とすると、例えば60秒に設定される。設定した濯ぎ時間を経過した場合には、ステップS54,56に移行して、連結管66の水道水用開閉弁70を閉じて水道水の供給を停止すると共に、破砕ユニット6の駆動を停止させる。一方、設定した濯ぎ時間を経過していない場合には、水道水の供給および破砕ユニット6の回動を継続する(ステップS52)。
【0107】
次に、ステップS54において、制御部78は、連結管66の水道水用開閉弁70に連結管閉信号を供給し、連結管66の水道水用開閉弁70を閉じる。これにより、水道管からホッパー3内部への自動給水が停止される。
【0108】
ステップS54と並行して、ステップS56において、制御部78は、駆動モータ82に駆動停止信号を供給し、破砕ユニット6を回転駆動を停止させる。
【0109】
ステップS58では、水道水の供給および破砕ユニット6の駆動を停止させた後、濯ぎ処理の終了をユーザーに知らせるブザー音を発生させる。なお、ホッパー3の底面等に水を検出する水検出センサを設けて、この水検出センサが水を検出しなくなったら濯ぎ処理が終了したとして、ブザー音を発生させても良い。
【0110】
ここで、濯ぎ処理は、洗浄液の排水の開始と同時又は途中であるステップS41を経て行っていたが、これに代えて、洗浄処理時の洗浄液の排水が完了したことを検知した後の後述するステップS44後に行っても良い。
【0111】
図11は、洗浄液の排水が完了した後に、濯ぎ工程を行った場合のディスポーザ装置の動作を示すフローチャートである。ステップS20〜ステップS41までの処理は、図10に示すディスポーザ装置の動作と同様であるため、説明を省略する。
【0112】
まず、ステップS44では、制御部78はホッパー3内部の排水が完了したか否かを判断する。ホッパー3内部の排水の完了の有無は、ホッパー3内周面の下方又は底面に水検出センサを設置して、水検出センサが検出する信号がオフになったとき、ホッパー3内部の排水の終了と検出する。別の方法としては、予め排水管接続口から排水される排水量から、ホッパー3から排水される水の時間を算出して、この算出した時間が経過したときに、排水が完了したと判断することも可能である。
【0113】
そして、洗浄液の排水が完了したと判断すると、ステップS46において制御部78は濯ぎ処理を行う。濯ぎ処理は、上述した濯ぎ処理と同様の方法により行われるため、説明を省略する。
【0114】
本実施形態によれば、ディスポーザ装置1のホッパー3をキッチンシンクSから取り外すことなく、キッチンシンクSに装着した状態でディスポーザ装置1を洗浄および濯ぐことができる。
【0115】
また、破砕処理後に洗浄工程のみを設けた場合には、洗浄工程に用いた洗浄液や破砕処理時の厨芥が残ってしまう場合がある。これに対し、本実施形態によれば、洗浄工程後にさらに濯ぎ工程を設けているため、残存する洗浄剤等を確実に排出させることができる。さらに、洗浄工程では洗浄剤を用いるため、洗浄剤の成分によっては洗浄工程後のホッパー3内周面に水道水に含まれる鉄分等が錆として付着する場合がある。これに対し、本実施形態では洗浄工程後にさらに濯ぎ工程を設けているため、上記付着物についても除去することができる。
【0116】
さらに、洗浄工程において用いた洗浄剤や、濯ぎ工程において用いた水を、排水管接続口68から流すため、排水管接続口68やホッパー3の下方の底板10に残存する厨芥物を排出することができる。
【0117】
従って、本実施形態では、洗浄工程と、洗浄工程後にさらに濯ぎ工程を設けることにより、ホッパー3内部をより清潔に保つことができる。
【0118】
なお、上記実施形態では、洗浄処理において、ホッパー3内に洗浄液を溜めた状態で破砕ユニット6を駆動させて、ホッパー3内の洗浄を行った。これに対し、濯ぎ処理と同様にホッパー3内に水を溜めずに、水を排出しながら洗浄処理を行っても良い。このときには、洗浄処理および濯ぎ処理の両工程において、ホッパー3内に水を溜める必要がないため、ディスポーザ装置1の排水管74の排水用開閉弁72を設ける必要はない。
【0119】
[第2の実施の形態]
次に、本実施形態について図面を参照して説明する。
【0120】
第1の実施の形態では、ホッパー3内部に水を溜めない状態で濯ぎ処理を行っていた。これに対し、本実施の形態では、ホッパー3内部に水を溜めた状態で濯ぎ処理を行う点において第1の実施の形態と異なる。なお、その他のディスポーザ装置の構成およびこの装置による破砕処理、洗浄処理は、第1の実施の形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付すと共に、詳細な説明は省略する。
【0121】
図12および図13は、本実施形態に係る洗浄/濯ぎモードの動作を示すフローチャートである。
【0122】
まず、図12に示すように、ユーザーが洗浄/濯ぎモードを選択すると、ステップS20において洗浄/濯ぎ処理が行われる。濯ぎ処理の前に行われる洗浄処理(ステップS72〜S90)までは、上記第1実施形態と同様である。
【0123】
そして、ステップS90においてホッパー3内部の排水が終了したと判断すると、ステップS102(図13参照)の濯ぎ処理に移行する。
【0124】
図13に示すように、ステップS102で濯ぎ処理が開始され、ステップS104で制御部78は、排水管74の排水用開閉弁72に排水管閉信号を供給し、排水用開閉弁72を閉じる。
【0125】
次に、ステップS106において、排水用開閉弁72が閉じられると、制御部78は連結管66の水道水用開閉弁70に連結管開信号を供給し、連結管66の水道水用開閉弁70を開く。これにより、水道管からホッパー3内部に自動給水が開始される。
【0126】
次に、ステップS108において、制御部78は、水道水用開閉弁70を開いたときを基準として、予めタイマーにより設定した給水時間が経過したか否かを判断する。給水時間は、例えば、供給する水道水がホッパー3から溢れ出さない時間であり、給水される水道水が8リットル/分とすると、15〜20秒に設定される。制御部78は設定した給水時間が経過したと判断した場合には、ステップS110において水道水用開閉弁70を閉じてホッパー3内部への給水を停止する。一方、制御部78は設定した給水時間が経過していないと判断した場合には、連結管66の水道水用開閉弁70を開いたままの状態にして給水を継続する(ステップS108)。これにより、排水管74の排水用開閉弁72は閉じた状態となっているため(ステップS104)、ホッパー3内に一定量の水道水が溜まる。
【0127】
次に、ステップS112において、制御部78は、ホッパー3に一定量の水道水が溜められると、駆動モータ82に駆動信号を供給し、破砕ユニット6を回転駆動させる。破砕ユニット6は例えば5秒毎に反転駆動される。ホッパー3内部に溜められた水道水は、破砕ユニット6によってホッパー3の内壁面、破砕ユニット6の破砕刃間や破砕刃の裏面側の隅々に行き亘る。このようにして、本実施形態では、ホッパー3内部に一定量の水道水を溜めた状態で破砕ユニット6を回転駆動させて濯ぎ処理を行う。
【0128】
次に、ステップS114において、制御部78は、濯ぎ処理が予め設定した濯ぎ時間を経過したか否かを判断する。濯ぎ時間は、洗浄処理により残った洗浄液等を十分に排水することが可能な時間であり、例えば60秒に設定される。制御部78は、設定した濯ぎ時間を経過したと判断した場合には、ステップS116に処理が移行する。一方、設定した濯ぎ時間を経過していないと判断した場合には、破砕ユニット6の回転駆動を継続する(ステップS114)。
【0129】
次に、ステップS116において、制御部78は、駆動モータ82に駆動停止信号を供給し、駆動モータ82に接続される破砕ユニット6の回転駆動を停止させる。
【0130】
次に、ステップS118において、制御部78は排水管開信号を排水管74の排水用開閉弁72に供給する。これにより、排水管74の排水用開閉弁72が開き、ホッパー3内部に溜められた水が破砕ユニット6、底板10、および排水管接続口68を通過して排出処理槽に排出される。このとき、ホッパー3内部の洗浄工程時の洗浄液や破砕処理時の破砕物、底板10や排水管接続口68に残った破砕物も同時に排出される。
【0131】
次に、ステップS120において、制御部78はホッパー3内部の排水が完了したか否かを水検出センサの検出の有無により判断する。水検出センサが水を検出しなくなった場合には、制御部78はホッパー3内部の排水が完了したと判断し、ステップS122に処理が移行する。一方、水検出センサが水を検出する場合には、制御部78はホッパー3内部の排水が完了していないと判断してステップS120の処理を継続する。
【0132】
次に、ステップS122において、濯ぎ処理の終了をユーザーに知らせるブザー音を発生させる。なお、このブザー音は、ステップS116の破砕ユニット6の回転駆動を停止した時点て発生させても良い。
【0133】
[第3の実施の形態]
次に、本実施形態について図面を参照して説明する。
【0134】
第1および第2の実施の形態において洗浄/濯ぎ処理は、洗浄/濯ぎモードを選択しなければ行われない。これに対し、本実施の形態では、破砕処理が所定回数行われると、自動的に洗浄/濯ぎ処理が行われる点において第1および第2の実施の形態と異なる。なお、その他のディスポーザ装置の構成およびこの装置による破砕処理および洗浄処理は、第1および第2の実施の形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付すと共に、詳細な説明は省略する。
【0135】
図14は、本実施形態に係る洗浄/濯ぎモードの動作の一例を示すフローチャートである。
【0136】
洗浄/濯ぎモードは、破砕処理が複数回行われた直後に自動的に開始される。従って、まずステップS200において、「破砕モード」が何回実行された後に、ディスポーザ装置1の運転モードが「洗浄/濯ぎモード」に移行するかを設定する。すなわち、ここでは、「破砕モード」の処理回数を設定する。例えば、破砕モードを1日に3回選択し、3回目の破砕処理後に洗浄/濯ぎモードを行う場合には「3」を設定する。設定は、キッチンシンクS表面に「破砕モード」の処理回数を入力する数字ボタンを設け、この数字ボタンを選択して行う。入力した値は、設定値として制御部78が有するメモリに記憶される。なお、処理回数の入力方法は、上記方法に限定されず、種々の方法を採用することができる。
【0137】
次に、ステップS202において、ユーザーはディスポーザ装置1の運転モードを選択する。「破砕モード」を選択するとステップS204に移行し、「洗浄/濯ぎモード」を選択するとステップS210に移行する。ここでは、ユーザーが1回目の破砕モードを選択した場合について説明する。
【0138】
ステップS204では、破砕処理が行われる。これにより、破砕ユニット6が回転駆動されると共に給水が開始され、破砕された破砕物が水と共に排出処理槽に排出される。
【0139】
またユーザーによって破砕モードが選択されると、ステップS206において制御部78は、破砕モードの処理回数をカウントし、このカウントした処理回数値をメモリに記憶する。ここで、メモリの処理回数値が記憶される領域には初期値n=0が予め記憶されており、破砕モードが選択されると、制御部78は、初期値nに+1を加算して、この加算した値(処理回数値)n=1をメモリに記憶する。
【0140】
次に、ステップS208において、ステップS206で加算した処理回数値と、予め設定した設定値とを比較する。この比較により、処理回数値と設定値とが等しい場合には、処理がステップS210に移行する。一方、処理回数値が設定値よりも小さい場合には処理がステップS202に戻り、破砕モードの処理回数値が設定値の回数に達していないとして、洗浄/濯ぎ処理は行われない。
【0141】
本実施形態では、設定値が「3」に設定されているため、ステップS202に戻る。このような動作(ステップS202〜S208)を予め設定した設定値と処理回数値とが等しくなるまで繰り返す。そして、「破砕モード」が3回選択されると、処理回数値が「3」となり、処理回数値と設定値とが等しくなるため、次のステップS210に移行する。
【0142】
ステップS208の条件を満たすと、ステップS210では、「破砕モード」から自動的に「洗浄/濯ぎモード」に移行し、洗浄/濯ぎ処理が開始される。洗浄/濯ぎ処理が終了すると、ステップS212に移行する。
【0143】
ステップS212では、制御部78はメモリに記憶した処理回数値nを0に初期化する。メモリが初期化されると、初期状態のステップS202に戻る。このとき、最初に設定した「洗浄/濯ぎモード」に移行する破砕モードの処理回数(設定値)を変更するステップS200に戻っても良い。
【0144】
上述した例では、破砕モードが選択された回数を基準として「洗浄/濯ぎモード」に移行させていたが、例えば、制御部78にタイマーを設け、一定の時間や日数が経過した後に、自動的に「洗浄/濯ぎモード」に移行させるような構成としても良い。
【0145】
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施の形態に種々の変更を加えたものを含む。
【0146】
例えば、上記実施形態では、ホッパー3の外周に洗浄剤収容タンク62を設けていたが、蓋体5に洗浄剤を取り付けて、給水する水道水により洗浄剤を溶かしながら、ホッパー3内部に洗浄液を供給しても良い。
【0147】
また、上記実施形態では洗浄剤を自動で供給していたが、ユーザーが手動で洗浄剤を供給しても良い。
【0148】
さらに、上記実施形態では、この発明をグラインダー型で着脱式のディスポーザ装置1に適用したが、非着脱式のディスポーザ装置を始めとして、ハンマーミル型やチェーンミル型のディスポーザ装置にも、この発明を適用できることは容易に理解できる。
【産業上の利用可能性】
【0149】
この発明は、集合住宅や戸建て住宅などの一般家庭や、レストランなどのキッチンに利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0150】
【図1】本発明の一実施形態に係るディスポーザ装置の構成を示す断面図である。
【図2】蓋体の上面図である。
【図3】破砕ユニットを構成する第1回転破砕刃の一例を示し、図3Aは平面図、図3Bは左側面図、図3Cは右側面図である。
【図4】第1固定破砕刃を示し、図4Aは正面図、図4Bは平面図、図4Cは側面図である。
【図5】第2回転破砕刃を示し、図5Aは平面図、図5BはそのA−A断面図である。
【図6】第2固定破砕刃を示し、図6Aは平面図、図6BそのA−A断面図である。
【図7】第3回転破砕刃を示し、図7Aは平面図、図7Bはその側面図である。
【図8】ディスポーザ装置の構成を示すブロック図である。
【図9】ディスポーザ装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】ディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ動作を示すフローチャートである。
【図11】ディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の一実施形態に係るディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ動作を示すフローチャートである(その1)。
【図13】ディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ動作を示すフローチャートである(その2)。
【図14】本発明の一実施形態に係るディスポーザ装置の洗浄/濯ぎ動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0151】
1・・・ディスポーザ装置
3・・・ホッパー
5・・・蓋体
6・・・破砕ユニット(破砕手段)
60・・・洗浄剤用開閉弁
62・・・洗浄剤収容タンク(洗浄剤供給手段)
64・・・洗浄剤注入管(洗浄剤供給手段)
68・・・排水管接続口(排水口)
72・・・排水用開閉弁
74・・・排水管
78・・・制御部
【出願人】 【識別番号】000006301
【氏名又は名称】マックス株式会社
【出願日】 平成18年7月5日(2006.7.5)
【代理人】 【識別番号】100090376
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 邦夫

【識別番号】100124109
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 隆史


【公開番号】 特開2008−12429(P2008−12429A)
【公開日】 平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願番号】 特願2006−185786(P2006−185786)