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【発明の名称】 電子機器の動作制御装置
【発明者】 【氏名】宮崎 友孝

【要約】 【課題】

【構成】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
再生中の映像音声から歓声部分を検出する歓声検出部と、歓声検出部により歓声が検出された場合、他の電子機器への動作開始指示を出し、歓声が停止したと判別された場合、他の電子機器の動作停止を指示する動作制御部とを具備したことを特徴とする電子機器の動作制御装置。
【請求項2】
前記動作開始指示または前記動作停止指示は、照明ライトに対するオン、オフ信号であることを特徴とする請求項1記載の動作制御装置。
【請求項3】
前記動作開始指示または前記動作停止指示は、玩具に対する動作開始、停止信号であることを特徴とする請求項1記載の動作制御装置。
【請求項4】
前記再生中の映像音声から、特定の画像を検出する画像処理部と、前記歓声検出部により歓声が検出され、かつ前記画像処理部により特定画像が検出された時に、前記他の電子機器への動作開始指示を出すことを特徴とする請求項1記載の動作制御装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、歓声検出技術を用いてスポーツ番組の音声から歓声部分を検出し、その検出結果に合わせてテレビの映像、及び音響以外の手段によりテレビ視聴の雰囲気を盛り上げる装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、ゲームなどでは実行されるイベントを判別して、そのイベントに応じた動作を電子機器にさせることにより優れた臨場感を醸し出すようにする機器が提供されている。例えばスポーツゲームなどでの試合状況を判別して、試合の状況に応じてテレビモニタに表する観客キャラクタの配置を変更するビデオゲーム装置が開示されている。
【特許文献1】特開2003−205170号公報(第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
一方で、ビデオゲームのみならず放送波で配信されるスポーツ番組や、ビデオ、DVD、及びHDDなど記録されているスポーツ中継などの映像コンテンツををテレビで観戦している状況においては、テレビの前に居る視聴者は映像と音響により堪能するのが通常である。しかし、テレビの前にいる視聴者に対して、スポーツの臨場感を向上させたり、サッカーの得点シーンに合わせて雰囲気を盛り上げるような機器は存在しなかった。
【0004】
従って、本発明は上述した課題を解決するため、映像の音声状況に応じて電子機器の動作を制御する動作制御装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上述したような課題を解決するため、再生中の映像音声から歓声部分を検出する歓声検出部と、歓声検出部により歓声が検出された場合、他の電子機器への動作開始指示を出し、歓声が停止したと判別された場合、他の電子機器の動作停止を指示する動作制御部とを具備したものである。
【0006】
また本発明は上述した課題を解決するため、前記動作開始指示または前記動作停止指示は、照明ライトに対するオン、オフ信号である。
【0007】
また、前記動作開始指示または前記動作停止指示は、玩具に対する動作開始、停止信号である。
【0008】
また、前記再生中の映像音声から、特定の画像を検出する画像処理部と、前記歓声検出部により歓声が検出され、かつ前記画像処理部により特定画像が検出された時に、前記他の電子機器への動作開始指示を出すものである。
【発明の効果】
【0009】
映像の再生中に検出された歓声に応じて、他の電子機器の動作指示を出すことにより、臨場感を向上させたり雰囲気を盛り上げることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明における実施形態について図面を用いて説明する。
【0011】
図1、図2を用いて本発明の第1の実施形態を説明する。
【0012】
図1は第1の実施の形態によるシステム構成例を示す図であり、歓声検出に連動してマスコット人形を動かし盛り上げる例を示す。まずテレビ10の音声信号を本発明による歓声検出盛り上げ装置11へ入力する。歓声検出盛り上げ装置内11で、音声信号から歓声らしき音の有無を判断処理し、歓声を検知した場合、マスコット人形12などの玩具に対し旗を振るような動作指令を送る。マスコット人形12は動作指令を受けると、旗を振ったりして視聴者の気分を盛り上げる。その後、歓声が鳴り止んだと判断した場合、同人形に対し旗を止めるよう指令を送る。
【0013】
図2は音声信号と歓声検出、動作指令のタイミングチャートを示す図である。歓声検出盛り上げ装置11へ入力された音声信号から歓声検出を行い、歓声の有/無を判定する。歓声が有ると判定された場合は、マスコット人形12に対する動作指令をONし、歓声が無いと判定された場合は、動作指令をOFFするものである。
【0014】
次に、図3を用いて本発明の第2の実施形態を説明する。図3は第2の実施の形態によるシステム構成例を示す図であり、歓声検出に連動して照明ライト13を制御し臨場感を出す例を示す。
【0015】
具体的には、第1の実施の形態と同様な手段により、歓声を検知した場合、照明ライト13に対し点滅・発光色変化の指令を送る。照明ライト13は指令を受けると、点滅したり、発行色を変化させることにより臨場感を演出する。その後、歓声が鳴り止んだと判断した場合、同照明ライトに対し点滅・発光色変化を止めるよう指令を送る。
【0016】
次に図4、図5を用いて、本発明の第3の実施形態を説明する。図4は第3の実施の形態によるシステム構成例を示す図であり、図5は、歓声検出と画像処理の結果を用いて動作指令を制御するタイミングチャートである。
【0017】
第3の実施形態では、第1の実施の形態と同様に歓声検出盛り上げ装置へ入力された音声信号から歓声検出部15にて歓声検出を行い、歓声の有/無を判定する。一方、歓声検出盛り上げ装置へ入力された画像信号を画像処理部16で画像処理することにより、ある条件に一致するか、不一致であるかを判定する。例えば、視聴者が応援しているサッカーチームの選手がシュート体制に入った場合は、条件が一致、逆に相手チームの選手がシュート体制に入った場合は、条件が不一致といった具合である。歓声検出部15と画像処理部16の結果は、出力制御部17に入力され、歓声検出が有、且つ画像処理の結果が条件一致の場合のみ動作指令をONにし、それ以外の場合は動作指令をOFFにするよう制御する。
【0018】
尚、本実施例では、画像信号を用いての画像処理部のみを組み込んだ構成としているが、音声認識と画像処理を組み合わせることにより、条件の一致/不一致を判断する構成も含む。例えば、アナウンサーの声を音声認識し「中田がシュート」という発言を抽出することから、応援しているチームが優勢であることを判断する等である。
【0019】
以上3つの実施形態を説明したが、本実施形態の歓声検出盛り上げ装置をテレビへ接続することにより、家庭環境下においてスポーツ観戦を盛り上がった雰囲気で堪能することができる。また、スポーツカフェなどにおいても、雰囲気を盛り上げるために非常に有効な装置である。
【0020】
従って本実施形態を実施することにより、既存の歓声検出の技術を応用することにより、スポーツ番組の視聴盛り上げを実現することができる。また、テレビ本体からの音声信号を入力するだけで、容易に実現することができる。さらに音声認識や画像処理の技術と組合せることにより、機能を発展することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の動作を示すタイミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態を示すシステム構成図である。
【図4】本発明の第3の実施形態を示すシステム構成図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
【0022】
10…テレビ、11…歓声検出盛り上げ装置、12…マスコット人形、13…証明ライト。
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【出願日】 平成18年6月30日(2006.6.30)
【代理人】 【識別番号】100109900
【弁理士】
【氏名又は名称】堀口 浩


【公開番号】 特開2008−6214(P2008−6214A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−182352(P2006−182352)