| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】飯島 航
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| 【要約】 |
【課題】遊技機の基板ケースの開閉式の台座において、開閉機構の軸を構成する部分と台座部分とを別部品で構成し、各部品の連結を容易に行い得るようにすると共にこの連結を安定的に行うことが出来るようにすること。
【構成】一端側が遊技盤の裏面側に固定され、他端側がその軸を基点にして回動するように構成された開閉機構と、開閉機構と基板ケースとにそれぞれ連結される連結台座部材と、基板ケースの第1連結封止部と、連結台座部材の第2連結封止部と、開閉機構の複数の第1係合部と、連結台座部材の複数の第2係合部と、第1係合部を挿入して第2係合部に係合させるために連結台座部材に形成された挿入部、とを備え、第1係合部と第2係合部との係合において、開閉機構の第1係合部が挿入部に挿入されて第2係合部と係合されたあとにその挿入方向とは逆の抜き出す方向への移動を規制する規制機構が対応させて複数設けられている遊技機。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技球が流下する遊技領域を前面側に形成してある遊技盤を備えた遊技機であって、 軸を備え、一端側が遊技盤の裏面側に固定され、他端側がその軸を基点にして回動するように構成された開閉機構と、 第1封止部を備える第1ケースと第2封止部を備える第2ケースを有し、内部に遊技を制御する制御基板を収容する基板ケースと、 前記開閉機構と前記基板ケースとにそれぞれ連結される連結台座部材と、 前記基板ケースのうち、前記連結台座部材と連結封止される部位である第1連結封止部と、 前記連結台座部材のうち、前記基板ケースの前記第1連結封止部と連結封止される部位である第2連結封止部と、 前記開閉機構のうちの前記他端側に設けられ、前記連結台座部材と係合する部位である複数の第1係合部と、 前記連結台座部材の内部に設けられ、前記開閉機構の複数の前記第1係合部と対応して係合する部位である複数の第2係合部と、 前記第1係合部を挿入して前記第2係合部に係合させるために前記連結台座部材に形成された挿入部、とを備え、 前記第1係合部と前記第2係合部との係合において、前記開閉機構の第1係合部が前記挿入部に挿入されて前記第2係合部と係合されたあとにその挿入方向とは逆の抜き出す方向への移動を規制する規制機構が、これら第1係合部と第2係合部に対応して複数設けられていることを特徴とするとする遊技機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、パチンコ機やスロットマシンに代表される遊技機に関するものである。 【背景技術】 【0002】 遊技機において、基板ケースを取り付ける台座が開閉するようにした遊技機がある。このような遊技機では、例えば、軸ピンを台座に対して一体成型し、軸受孔を技集合板に一体成型して、遊技機の製造工場において軸ピンを軸受孔に挿入する連結作業を行っていた。 【0003】 近年、軸受孔から軸ピンを外すだけの操作により台座に取り付けられた状態の基板ケースが遊技球から容易に取り外され、予め用意した偽造品(不正基板入り)を代わりに取り付けることによって不正遊技を可能にする不正行為が行われることがある。 【0004】 このような構成の遊技機については、例えば、次の文献を挙げることができる。 【特許文献1】特開2004−033603。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 上述した従来技術における軸ピン、軸受孔の連結部分は、開閉動作を円滑に行えるような設計がされているため、これらを連結する作業が、遊技機製造時において手間がかかる工程となっている。 【0006】 また、開閉部分に対して不正対策をしようとすると、それ以上に製造工程が高度化、多工程化することも考えられるため、この開閉部分に対しては、そのような不正対策が行い難い。 【0007】 本発明は、かかる問題点に鑑みて案出されたものであり、遊技機の基板ケースの開閉式の台座において、開閉機構の軸を構成する部分と台座部分とを別部品で構成し、各部品の連結を容易に行い得るようにすると共にこの連結を安定的に行うことが出来るようにすることを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明において、次の語彙を明らかにしておく。 本発明において、連結封止とは、痕跡を残すことなく基板ケース、連結台座部材の連結を解除できない状態とすることを意味する。 開閉機構とは、遊技盤側と連結台座部材とを枢支連結するヒンジ機能を有するものである。 連結台座部材とは、基板ケースを搭載し、固定して、これを遊技盤側に取り付けるための部材である。 第1連結封止部とは、基板ケースに設けられて、連結台座部材と連結封止されるもので、少なくとも1個あればよい。 第2連結封止部とは、連結台座部材に設けられ、基板ケースの第1連結封止部と連結されるもので、少なくとも1個あればよい。 【0009】 第1係合部とは、開閉機構に存し、連結台座部材と係合する部位を言い、実施例では鋼板製の平板状体であるが、その素材、形状を限定されるものではない。 第2係合部とは、連結台座部材の内部に設けられ、開閉機構の第1係合部と係合する部位で、実施例では、薄い鋼板で構成されているが、その素材、形状を限定するものではない。 第1被覆部材とは、実施例で連結台座部材の一部として一体成型の説明をしているが、これが、連結台座部材と別体で構成されてもよい。 第2被覆部材とは、第1被覆部材に対する組み合わせを前提とした別体構成とされているが、これが連結台座部材と一体構成とされてもよい。 第2係合部における規制機構を構成する略コノ字の舌片とは、平面視の形状を現すが、その舌片は、必ずしも、矩形乃至四角形でなくともよく、三角形や半円形等の形状のものであってもよい。 同様に、第1係合部におけるスリット状の切り欠き係合部についても、その平面視形状は、矩形状のスリット(開口)を意味するのみならず、上記第2係合部を形成する舌片に係合可能な形状であればよい。 【0010】 本発明にかかる遊技機は、上記目的を達成するために、手段1として、 遊技機であって、 遊技球が流下する遊技領域を前面側に形成してある遊技盤と、 軸を備え、一端側が遊技盤の裏面側に固定され、他端側がその軸を基点にして回動するように構成された開閉機構と、 第1封止部を備える第1ケースと第2封止部を備える第2ケースを有し、内部に遊技を制御する制御基板を収容する基板ケースと、 前記開閉機構と前記基板ケースとにそれぞれ連結される連結台座部材と、 前記基板ケースのうち、前記連結台座部材と連結封止される部位である第1連結封止部と、 前記連結台座部材のうち、前記基板ケースの前記第1連結封止部と連結封止される部位である第2連結封止部と、 前記開閉機構のうちの前記他端側に設けられ、前記連結台座部材と係合する部位である複数の第1係合部と、 前記連結台座部材の内部に設けられ、前記開閉機構の複数の前記第1係合部と対応して係合する部位である複数の第2係合部と、 前記第1係合部を挿入して前記第2係合部に係合させるために前記連結台座部材に形成された挿入部、とを備え、 前記第1係合部と前記第2係合部との係合において、前記開閉機構の第1係合部が前記挿入部に挿入されて前記第2係合部と係合されたあとにその挿入方向とは逆の抜き出す方向への移動を規制する規制機構が、これら第1係合部と第2係合部に対応して複数設けられていることを特徴とする。 【0011】 このように構成することで、遊技機に取り付けられた基板ケースが遊技盤の裏面に対して開閉することにより、遊技盤裏面の設置物に対しての検査、メンテナンスが容易となる。 そして、封止部により封止されることにより、制御基板に対して不正な改変を行たり、不正品に交換されることを防止できる。また、連結封止部により連結封止することによって、基板ケースを不正品に交換されることを防止できる。 更に、連結台座部材に対して開閉機構を簡単な操作により装着できるので、作業性が向上する。 そして、第1係合部と第2係合部とを一度係合させるとその解除が規制機構によって規制され、係合部分は被覆されているので、連結状態の基板ケース、開閉機構ごと不正に持ち去ることを防止できるのである。 【0012】 加えて、第1係合部と第2係合部とが複数存在することで、両社の連結が安定的に行い得えて、結果として、基板ケースに連結された前記連結台座部材の開閉機構を介しての遊技盤への連結固定を安定的に行い得るという利点がある。 又、この複数の第1係合部と第2係合部に対応して、複数の規制機構が存在することで、前記開閉機構の第1係合部が前記挿入部に挿入されて前記第2係合部と係合されたあとにその挿入方向とは逆の抜き出す方向への移動を規制する機能もより確実なものとなり、堅固な連結が行い得るものである。 【0013】 手段2:手段1の遊技機において、 前記第1係合部と第2係合部とが2個設けられ、2個の前記第1係合部は、1枚の板状体から構成され、二つのスリット状の切り欠き係合部を有し、また、2個の前記第2係合部は、1枚の板状体で構成されると共にその所定箇所を、第1係合部の進入方向側が遊端部となるように略コの字に打ち抜いて形成した二つの舌片を有し、これらのスリット状の切り欠き係合部と舌片とによってそれぞれ前記規制機構を構成していることを特徴とする。 このように、前記第1係合部と第2係合部とが2個設けられることで、二箇所での係合連結が安定して行い得ると共にそれぞれ一枚の板状体で構成されるので、簡単な構造でもって実現可能であり、その形成についても打ち抜き加工で済むので、コストが低減できる。 【0014】 手段3:手段2の遊技機において、 前記第1係合部が、1枚の板状体を二股状係合片に構成され、前記スリット状の切り欠き係合部は、それぞれ各二股状係合片にそれぞれ設けられ、前記第2係合部の二つの舌片は、これらの二股状係合片に対応するように互いに所定の間隔を隔てて設けられていることを特徴とする。 このように、前記第1係合部を、1枚の板状体を二股状係合片に構成し、合わせて、前記第2係合部の二つの舌片も、これらの二股状係合片に対応するように互いに所定の間隔を隔てて設けることで、2箇所の係合連結が所定の間隔を隔てて行い得ることとなって、その係合連結がより一層安定的となる。 そして、このような所定間隔を隔てる係合を、単に1枚の板状体を二股状係合片とすることで実現できたので、構造が簡単であり、製造コストもかからない。 【0015】 手段4:手段1の遊技機において、 前記第1係合部と第2係合部とが2個設けられ、2個の前記第1係合部は、1枚の板状体の端部に形成した鉤状の二つの係合突片で構成され、また、2個の前記第2係合部は、1枚の板状体で構成されると共にその所定箇所を、第1係合部の進入方向側が遊端部となるように形成した二つの舌片を有し、これらの鉤状の二つの係合突片と舌片とによってそれぞれ前記規制機構を構成していることを特徴とする。 このように、第1係合部と第2係合部とを、それぞれ二つの鉤状の二つの係合突片と舌片とによって構成したことで、2箇所の係合連結を安定的に行い得ると共にそれぞれ一枚の板状体で構成できるので構造が簡単であり、また、加工についても打ち抜き、曲げ加工で済むのでコストも低減できる。 【0016】 手段5:手段4の遊技機において、 前記第1係合部の鉤状の二つの係合突片は、一枚の板状体の端部に凹部を形成して、その鉤状の係合突片先端部は、その凹部の内側空間に向かって形成されており、また、2個の前記第2係合部は、1枚の板状体の一部が折り曲げられて立壁を形成し、その立壁の両端部が舌片に形成されて、該舌片の遊端に前記鉤状の係合突片先端部が係合し、それぞれ前記規制機構を構成していることを特徴とする。 このように、鉤状の係合突片先端部は、その凹部の内側空間に向かって形成されていることで、その板状体の幅全体を生かした大きな間隔で形成でき、係合連結を安定的に行い得るのであり、前記舌片も一枚の板状体の打ち抜きと立壁の曲げだけで、前記鉤状の係合突片先端部に合わせた広幅の係合位置を得て、係合連結を安定的に行い得るのである。 【0017】 手段6:手段1乃至手段5の遊技機において、 前記第2係合部を被覆するべく前記連結台座部材に備えられた第1被覆部材と第2被覆部材であって、第1被覆部材が前記連結台座部材に一体形成され、第2被覆部材が前記連結台座部材に組み合わせるよう別体構成とされ、且つ、その少なくとも一方に凹面が形成され、他方に対向するよう組み合わせることで前記第1係合部を挿入するための前記挿入部を形成していることを特徴とする。 このように、第1被覆部材が前記連結台座部材に一体形成されるのに対し、第2被覆部材が前記連結台座部材に組み合わせるよう別体構成とされることで、第2係合部を被覆することを行い得ながら、第2係合部を第2被覆部材に備えておいて、これを後に組み合わせるという作業で、この、第2係合部を前記連結台座部材の内部に備えることができる。 【0018】 手段7:手段1乃至手段6の遊技機において、 前記第2被覆部材は、前記第1被覆部材よりも小さく構成され、前記連結台座部材と前記基板ケースとが連結した状態においては、前記第2被覆部材の取り外し方向側に前記基板ケースが位置された状態となり、前記基板ケースと前記第1被覆部材とにより被覆された状態となるように構成されていることを特徴とする。 このように、前記連結台座部材と前記基板ケースとが連結した状態においては、第2被覆部材が前記基板ケースの側に位置して、前記第1被覆部材とで挟まれた状態となって第2係合部の被覆が行われ、その被覆が容易に外れない。 【0019】 手段8:手段1乃至手段7の遊技機において、 前記連結台座部材は、前記基板ケースよりも小さく構成され、前記基板ケースのうち、基板裏面側で一端側に寄せて連結されるように構成されていることを特徴とする。 このように、連結台座部材は、前記基板ケースよりも小さく構成され、前記基板ケースのうち、基板裏面側で一端側に寄せて連結される構成であるので、従来のような基板ケースと同等の大型の台座を必要とすることがない状態で、その基板ケースの開閉を行い得る。 【0020】 手段9:手段1乃至手段8の遊技機において、 前記第1及び第2被覆部材を透明樹脂により成型し、これらに被覆される第2係合部を金属製の係合部材により構成してあることを特徴とする。 このように、前記第1及び第2被覆部材を透明樹脂により成型し、これらに被覆される第2係合部を金属製の係合部材により構成してあることで、第1係合部と第2係合部の係合状態が確実におこなわれているかどうか外部から視認でき、また、強固な係合がされていることが視認されることで、安易な取り外しが行われないようにすることができる。 【0021】 手段10:手段1乃至手段9の遊技機において、 前記第2係合部を金属製の平板状体で構成すると共に該平板状体に切り欠き係合部を形成し、且つ、前記第2係合部を前記第1係合部よりも薄肉の板金により構成し、その所定箇所をコの字に打ち抜いて舌片を形成し、該舌片をコの字の付け根部で曲げることで弾性係合爪を形成し、且つ、前記挿入部への前記第1係合部の挿入によって前記切り欠き係合部と前記弾性係合爪とが係合するようにしてあることを特徴とする。 このように、前記第2係合部を板金で構成してその一部を変形させることで第1係合部に対する係合を行う構成であるので、極めて構造が簡単であり、同時に、係合状態の解除が容易に行われない利点がある。 そして、薄肉である第2係合部のほうに前記弾性係合爪を形成するので、第1、第2係合部がともに金属により形成される場合であっても、切り欠き係合部、弾性係合爪の組み合わせを比較的容易に作成することができる。 また、板金に対して形成した舌片を曲げて弾性係合片爪として構成する場合、不正行為として連結台座部材の挿入部から弾性係合爪(曲げ状態)を曲がっていない状態まで復帰させて、不正に第1係合部を抜き出すといった行為がされることが考えられる。しかし、第2係合部を薄肉な板金とすることにより、この板金の表面側、裏面側の各空間の位置が近くなり、不正器具を表面側に侵入させようとしても失敗して裏面側に導かれてしまうことが多くなるので、不正操作がしづらくなるという効果もある。 【0022】 手段11:手段1乃至手段10の遊技機において、 前記挿入部は、その入口が、入口側から内部に向かって幅狭となるようにテーパ状に形成され、且つ、挿入方向に沿って案内リブが形成されていることを特徴とする。 このように、挿入部の入口をテーパ状として、且つ、案内リブを設けることで、第1係合部の挿入を容易にすることができると共に内部への侵入がガイドされてスムースに行い得る。 【0023】 手段12:手段1乃至手段11の遊技機において、 前記第1封止部と第2封止部の位置する側に前記第1連結封止部及び第2連結封止部が配置され、且つ、前記基板ケースの背面視(正面)において、前記第1、及び第2連結封止部が見えるように前記第1、及び第2封止部と平面位相をずらせて配置されていることを特徴とする。 このように、前記第1封止部と第2封止部の位置する側に前記第1連結封止部及び第2連結封止部が配置されるものの、前記第1、及び第2連結封止部が見えるように前記第1、及び第2封止部と平面位相をずらせて配置されていることで、前記第1、及び第2連結封止部が前記基板ケースの背面視(正面)において、視認可能となり、前記第1、及び第2連結封止部が不正に解除されているかどうか容易に分かるようになっている。 【0024】 手段13:手段1乃至手段12の遊技機において、 前記基板ケースの外面に、係止リブが突出するように備えられ、該係止リブに所定の方向から係合するリブ係合部が前記連結台座部材の前記係止リブに対応する位置に設けられていることを特徴とする。 このように、基板ケースの外面に、係止リブを突出するように設け、前記連結台座部材を係止させて位置決めすることができ、その後の前記第1連結封止部及び第2連結封止部の連結を行い易い。 【0025】 手段14:手段1乃至手段13の遊技機において、 別体構成の前記第2被覆部材の側部にカム面を備えた係合片が突設され、前記連結台座部材に前記係合片に係合する係合部が設けられ、前記第2被覆部材を前記連結台座部材に対して押し付けることで前記カム面作用により前記係合部の素材変形を利用して両者の係合が行われるように構成されていることを特徴とする。 前記第2被覆部材を連結台座部材に取り付けるに、第2被覆部材のカム面を備えた係合片と、連結台座部材の前記係合片に係合する係合部の存在によって、第2被覆部材を連結台座部材に向けて押圧するだけで、素材の弾性変形でもって係合が行われることになり、簡単に組み付けができる。 【0026】 手段15:手段1乃至手段14の遊技機において、 前記連結台座部材に、破断ネジを収容する収容部を設けてあることを特徴とする。 このように、連結台座部材に、破断ネジを収容する収容部を設けることで、基板ケースの定期検査等で封止と解いた後に、そこから破断ネジをとり出して、再び新たな第1連結封止部と第2連結封止部との封止を行うことができるので便利である。 【0027】 手段16:手段1乃至手段15の遊技機において、 前記複数の第1係合部及び複数の第2係合部のうち少なくとも何れか一方はそれぞれの第1又は第2係合部に舌片を備えており、各舌片は、互いに異なる方向に曲げられている、ことを特徴とする。 即ち、実施例の第1の態様のように、舌片が同じ方向に曲げられている場合には、万一、不正器具が挿入された場合に、一つの不正器具を一つの方向に操作することで係合が解除され得る可能性があるが、第2の態様のように、その舌片が異なる方向、即ち、例えば、ここでは、正面視(遊技機の裏面から見た)でハの字形を成すように曲げられていることによって、これらの舌片を解除操作する方向性が異なり、一つの不正器具を一方向に操作するだけでは容易に係合解除ができないものであり、不正防止効果が高いものである。 【発明の効果】 【0028】 本発明によれば、遊技機に取り付けられた基板ケースが遊技盤の裏面に対して開閉することにより、遊技盤裏面の設置物に対しての検査、メンテナンスが容易となり、そして、封止部により封止されることにより、制御基板に対して不正な改変を行たり、不正品に交換されることを防止できる利点がある。 また、連結封止部により連結封止することによって、基板ケースを不正品に交換されることを防止でき、更に、連結台座部材に対して開閉機構を簡単な操作により装着できるので、作業性が向上する利点もある。 そして、第1係合部と第2係合部とを一度係合させるとその解除が規制機構によって規制され、係合部分は被覆されているので、連結状態の基板ケース、開閉機構ごと不正に持ち去ることを防止できる効果を奏する。 加えて、第1係合部と第2係合部とが複数存在することで、両社の連結が安定的に行い得えて、結果として、基板ケースに連結された前記連結台座部材の開閉機構を介しての遊技盤への連結固定を安定的に行い得るという利点がある。 又、この複数の第1係合部と第2係合部に対応して、複数の規制機構が存在することで、前記開閉機構の第1係合部が前記挿入部に挿入されて前記第2係合部と係合されたあとにその挿入方向とは逆の抜き出す方向への移動を規制する機能もより確実なものとなり、堅固な連結が行い得る利点もある。 本発明のその他の利点は、以下の説明から明らかとなろう。 【発明を実施するための最良の形態】 【0029】 以下、図面を参照しつつ本発明に係る遊技機の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態では、便宜上、パチンコ機を挙げて説明するが、本発明は、パチンコ機以外の弾球遊技機(例えばアレンジボール機や雀球遊技機など)、その他、遊技球を用いる種々の形態の遊技機に適用することができる。 【0030】 (パチンコ機の正面構成) 図1は本実施形態のパチンコ機10の正面図であり、図2は、パチンコ機10の左側面図であり、図3は、その平面図である。図4は、外枠11に対して内枠12と前面枠(セット)14と、セット板400を開放した状態を示す斜視図である。(但し、図4では便宜上、遊技盤30面上の遊技領城内の構成〔釘、センター役物等〕を空白で示しているが、アウト口36は描いてある)。 【0031】 図1乃至図4に示すように、パチンコ機10は、当該パチンコ機10の外殻を形成する外枠11と、この外枠11の一側部に開閉可能に支持された内枠12とを備えている。外枠11は、木製の板材により全体として矩形状に構成され、小ネジ等の離脱可能な締結具により各板材が組み付けられている。なお、外枠11は、軽量化を図るために、樹脂やアルミニウム等の軽金属により構成されていてもよい。 前記内枠12の開閉軸線はパチンコ機10の正面からみて遊技球発射ハンドル18の設置箇所の反対側(図1のパチンコ機10の左側)で上下に延びるように設定されており、この開閉軸線を軸心にして内枠12が前方側に十分に開放できるようになっている。また、内枠12は合成樹脂、具体的にはABS(アクリロニトリルーブタジエンースチレン)樹脂から成る。こうすることで、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できるという利点が発揮される。 【0032】 下皿ユニット13は、内枠12に対してネジ等の締結具により固定されている。この下皿ユニット13の前面側には、下皿15と球抜きレバー17と遊技球発射ハンドル18と灰皿22と音出力口24(内枠12の左右上端部位置)が設けられている。球受皿としての下皿15は、下皿ユニット13のほぼ中央部に設けられており、後述の上皿19が満タンになった場合等に排出口16より排出される遊技球を停留する役割がある。球抜きレバー17は、下皿15内の遊技球を抜くためのものであり、この球抜きレバー17を図1で左側に移動させることにより、下皿15の底面の所定箇所が開口され、下皿15内に停留された遊技球を下皿15の底面の開口部分を通して遊技者の持球貯留箱(ドル箱)に排出することができる。 【0033】 そして、遊技球発射ハンドル18は、下皿15よりも右方で手前側に突出するように配設されている。遊技者による遊技球発射ハンドル18の操作に応じて、遊技球発射装置38(図4参照)によって遊技球が遊技盤30の方へ打ち込まれるようになっている。遊技球発射装置38は、遊技球発射ハンドル18と後述するセットハンドルと発射モーターなどで構成されている。 音出力口24は、内枠12の左右上端部位置に設けられたスピーカからの音を出力するための出力口である。また、灰皿22は、図1に示すように、下皿15の左方に設けられている。灰皿22は左右方向(水平方向)の軸線を軸心にして回動(例えば前方側に向けて前回り)するように支持されている。 【0034】 なお、下皿ユニット13はその大部分が内枠12と同様、ABS樹脂にて成形されている。こうすることで、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できる。特に、下皿15を形成する表面層と下皿15の奥方の前面パネル部分とを難燃性のABS樹脂にて成形している。このため、この部分は燃えにくくなっている。 【0035】 また、前面枠14は、図4に示すように、内枠12に対して開閉可能に取り付けられており、内枠12と同様、パチンコ機10の正面からみて左側に上下に延びる開閉軸線を軸心にして前方側に開放できるようになっている。しかも前面枠14は内枠12の外側壁(リブ)12b内に嵌まり込むようにして取り付けられている。 つまり、この前面枠14の側面の少なくとも一部が内枠12の外側壁(リブ)12b内に嵌まり込むようにして取り付けられているので、内枠12と前面枠14との隙間から異物(針状あるいは薄板状等のものであって、具体的には針金、ピアノ線、セルロイド板等)を差し入れるなどの不正行為を防止できるようになっている。また、前面枠14は、内枠12と同様に、合成樹脂、具体的にはABS樹脂により構成されているので、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できる。 【0036】 一方、前面枠14の下部(上述の下皿15の上方位置)には、遊技球の受皿としての上皿19(図1参照)が前面枠14と一体的に設けられている。この上皿19は、遊技球を一旦貯留し、一列に整列させながら遊技球発射装置38の方へ導出するための球受皿である。この上皿19も下皿15と同様、表面層が難燃性のABS樹脂にて成形される構成となっている。 【0037】 図4に示すように、内枠12は、外形が矩形状の樹脂ベース20を主体に構成されており、樹脂ベース20の中央部には略円形状の窓部孔21が形成されている。 そして、樹脂ベース20の後側には、図4及び図5に示す遊技盤30が着脱可能に装着されている。図5に示すように、遊技盤30は四角形状の合板よりなり、上部一方のコーナーが肩落ちされており(後に述べる)、その周縁部が樹脂ベース20(内枠12)の裏側に当接した状態で取着されている。 【0038】 従って、遊技盤30の前面部の略中央部分が樹脂ベース20の窓部孔21を通じて内枠12の前面側に露出した状態となっている(図4では遊技盤30のアウト口36が示されている)。そして、ここでは、遊技盤30の前記内枠12の外枠11に対する枢着部(パチンコ機10の正面からみて左側に上下に延びる開閉軸線を軸心にした枢着)に近いコーナー(隅)が、図5に示すように、略三角形状に角落ち(切り欠き)720されている。 【0039】 次に、図5を用いて遊技盤30の構成を説明する。図5は遊技盤30の構成を示す正面図である。遊技盤30の左右やや下方位置には、2組一対の一般入賞口31、31が階段状に位置され、中央下方には、始動口33が配置され、此れらに対応した入球検出センサが、遊技盤30の背面に設けられており、これらのセンサは、図示しない電気配線を通じて後述する主制御基板(主制御装置)に接続されている。 そして、この一般入賞口31、31及び始動口33に遊技球が入球した場合には、上記各検出センサで検出され、この検出センサの出力に基づいて、上皿19(または下皿15)へ所定数の賞品球が払い出されると共に、始動口33に遊技球が入球した場合には、後述する抽選が開始されることになる。 【0040】 尚、上記入賞感知センサにて各々検出された検出結果は、後述する主制御基板に取り込まれ、該主制御基板よりその都度の入賞状況に応じた払出指令(遊技球の払出個数)が払出制御基板に送信される。そして、該払出制御基板の出力により所定数の遊技球の払出が実施される。 かかる場合、各種入賞口に入賞した遊技球を入賞球処理装置に一旦集め、その入賞球処理装置で入賞球の存在を1つずつ順番に確認した上で払出を行う従来方式(いわゆる証拠球方式)とは異なり、本実施の形態のパチンコ機10では、各種入賞口毎に遊技球の入賞を電気的に感知して払出が直ちに行われる(すなわち、本パチンコ機10では入賞球処理装置を廃止している)。故に、払い出す遊技球が多量にあっても、その払出をいち早く実施することが可能となる。但し、本発明に従来の「証拠球方式」を適用してもよい。 【0041】 また、遊技盤30の中央には液晶パネルを用いた装飾図柄表示装置42が配置されており、その左右横側部には、スルーゲート34,34が配置されている。これらのスルーゲートは、遊技球の通過によって、後述の始動口33の羽根物を開閉作動させる。 その他に、遊技盤30の左右下方位置には、上記一般入賞口31、31を備えた装飾部材35が設けられ、また、遊技盤30の下部にはアウト口36が設けられており、各種入賞装置等に入球しなかった遊技球はこのアウト口36を通って、遊技盤30裏面の図示しない球排出路の方へと案内されるようになっている。さらに、遊技盤30には、遊技球の落下方向を適宜分散、調整等するために多数の誘導釘が植設されているとともに、同様の機能を有する風車が配設されている。 【0042】 また、遊技盤30には、遊技球発射装置38から発射された遊技球を遊技盤30上部へ案内するためのレールユニット50が取り付けられており、遊技球発射ハンドル18の回動操作に伴い発射された遊技球はレールユニット50を通じて所定の遊技領域に案内されるようになっている。レールユニット50はリング状をなす樹脂成型品(例えば、フッ素樹脂が添加されて成形されたもの)にて構成されており、内外二重に一体形成された内レール51と外レール52とを有する。 【0043】 なお、レールユニット50はフッ素樹脂を添加して成形されているので、遊技球の摩擦抵抗を少なくできる。内レール51は上方の約1/4ほどを除いて略円環状に形成され、一部(主に左側部)か内レール51に向かい合うようにして外レール52が形成されている。 かかる場合、内レール51と外レール52とにより誘導レールが構成され、これら各レール51、52が所定間隔を隔てて並行する部分(向かって左側の部分)により球案内通路が形成されている。なお、球案内通路は、遊技盤30との当接面を有した溝状、すなわち手前側を開放した溝状に形成されている。 【0044】 内レール51の先端部分(図5の左上部)には戻り球防止部材53が取着されている。これにより、一旦、内レール51および外レール52間の球案内通路から遊技盤30の上部へと案内された遊技球が再度球案内通路内に戻ってしまうといった事態が防止されるようになっている。また、外レール52には、遊技球の最大飛翔部分に対応する位置(図5の右上部:外レール52の先端部に相当する部位)に返しゴム54が取着されている。従って、所定以上の勢いで発射された遊技球は、返しゴム54に当たって跳ね返さわるようになっている。外レール52の内側面には、遊技球の飛翔をより滑らかなものとするべく、つまり遊技球の摩擦抵抗を少なくするべく、長尺状をなすステンレス製の金属帯としての摺動プレートが取着されている。 【0045】 また、レールユニット50の外周部には、外方へ張り出した円弧状のフランジ56が形成されている。フランジ56は、遊技盤30に対する取付面を構成する。レールユニット50が遊技盤30に取り付けられる際には、遊技盤30上にフランジ56が当接され、その状態で、当該フランジ56に形成された複数の透孔にネジ等が挿通されて遊技盤30に対するレールユニット50の締結がなされるようになっている。 【0046】 内レール51および外レール52間の球案内通路の入口には、同球案内通路の一部を閉鎖するようにして凸部57が形成されている。この凸部57は、内レール51からレールユニット50下端部にかけて略鉛直方向に設けられ、遊技領域まで至らず球案内通路内を逆流してくるファール球をファール球通路に導くための役目をなす。 なお、遊技盤30の右下隅部および左下隅部は、証紙(例えば製造番号が記載されている)等のシール(図5のS1,S2)やプレートを貼着するためのスペースとなっており、この貼着スペースを確保するために、フランジ56に切欠58,59が形成されている。遊技盤30の右下隅部や左下隅部に、証紙等のシール(図7のS1,S2)を貼着することで、遊技盤30と証紙との一義性を持たせることができる。 【0047】 次に、遊技領域について説明する。遊技領域は、レールユニット50の内周部(内外レール)により略円形状に区画形成されている。本実施形態では、遊技領域を、パチンコ機10の正面から見て、内レール51および外レール52によって囲まれる領域のうち、内外レール51,52の並行部分である誘導レールの領域を除いた領域としている。 従って、遊技領域と言った場合には誘導レール部分は含まないため、遊技領域の向かって左側限界位置は外レール52によってではなく内レール51によって特定される。同様に、遊技領域の向かって右側限界位置は内レール51によって特定される。また、遊技領城の下側限界位置は遊技盤30の下端位置によって特定される。また、遊技領域の上側限界位置は外レール52によって特定される。 【0048】 前記樹脂ベースにおいて、窓部孔21(遊技盤30)の下方には、遊技球発射装置38より発射された直後に遊技球を案内するための発射レールが取り付けられている。発射レールは、その後方の金属板を介して樹脂ベースに取付固定されており、所定の発射角度(打ち出し角度)にて直線的に延びるよう構成されている。従って、遊技球発射ハンドル18の回動操作に伴い発射された遊技球は、まずは発射レールに沿って斜め上方に打ち出され、その後前述した通りレールユニット50の球案内通路を通じて所定の遊技領域に案内されるようになっている。 【0049】 また、発射レールとレールユニット50(誘導レール)との間には所定間隔の隙間があり、この隙間より下方にファール球通路が形成されている。従って、仮に、遊技球発射装置38から発射された遊技球が戻り球防止部材53まで至らずファール球として誘導レール内を逆戻りする場合には、そのファール球がファール球通路を介して下皿15に排出される。 【0050】 ファール球が誘導レール内を逆流してくる際、その多くは外レール52に沿って流れ、外レール52の下端部に到達した時点で下方に落下するが、一部のファール球は誘導レール内で暴れ、内レール51側へ跳ね上がるものもある。この際、跳ね上がったファール球は、球案内通路入口の前記凸部57に当たり、ファール球通路に誘導される、これにより、ファール球の全てがファール球通路に確実に案内されるようになり、ファール球と次に発射される遊技球との干渉が抑制される。 【0051】 なお、詳しい図面の開示は省略するが、遊技球発射装置38には、前面枠14側の球出口(上皿19の最下流部より通じる球出口)から遊技球が1つずつ供給される。また、遊技球発射装置38には打球槌が設けられ、軸部を中心とする打球槌の回動に伴い遊技球が発射される。 【0052】 図4中の符号67は、上皿19に通ずる排出口であり、この排出口67を介して遊技球が上皿19に排出される。この排出口67には、略水平方向の回転軸を軸心として略水平状態と略垂直状態とに変位する開閉式のシャッタが取り付けられている、前面枠14を内枠12から開放した状能(図4の状態)では、バネ等の付勢力によりシャッタが略水平状態から略垂直状態となり、排出口67から遊技球がこぼれ落ちないようにこの排出口67を閉鎖する。 【0053】 また、前面枠14を閉鎖した状態では、当該前面枠14の裏面に設けられた球通路樋69(図4参照)によりシャッタが押し開けられて略水平状態になり、排出口67の方へ排出された遊技球はもれなく球通路樋69を通って上皿19に排出されるようになる。従って、本パチンコ機10においては、前面枠14の開放に際し払出通路内等の遊技球がパチンコ機10外にこぼれ落ちてしまうといった不都合が防止できるようになっている。 【0054】 図4に示すように、内枠12の上側には、前面枠14が内枠12に対して開かれたことを検出する前面枠セット開検出スイッチ90が設けられている。前面枠14が開かれると、前面枠セット開検出スイッチ90からホール内(パテンコ店内)用コンピュータヘ出力されるようになっている。また、前面枠14が閉じられると、前面枠14の金属製の補強板が、内枠12の一対の金具に接触するようになっており、前面枠14のアースが確保されている。 【0055】 ここで、前述した前面枠14について、図1乃至図4を参照しつつより詳細に説明する。 前面枠14には前記遊技領域のほとんどを外部から視認することができるよう略楕円形状の窓部101が形成されている。詳しくは、ベース部材が窓部101を形成する開口を備えており、その左右側の略中央部が、上下側に比べて比較的緩やかに湾曲して細化した形状となっている。なお、前記略中央部が直線状になるようにしてもよい。 【0056】 加えて、前面枠14には、その周囲(例えばコーナー部分)に、演出装置700の一つとして、各種ランプ等の発光部が設けられている。これら発光部は、大当たり遊技状態時や羽根開放時等における遊技状態の変化に応じて点灯、点滅のように発光態様が変更制御され遊技中の演出効果を高める役割を果たすものである。例えば、窓部101の周縁には、LED等の発光部を内蔵した環状電飾部102が左右対称に設けられ、該環状電飾部102の中央であってパチンコ機10の最上部には、同じくLED等の発光部を内蔵した中央電飾部103が設けられている。 本パチンコ機10では、中央電飾部103が大当たりランプとして機能し、大当たり遊技状態時に点灯や点滅を行うことにより、大当たり遊技状態中であることを報知する。さらに、上皿19周りにも、同じくLED等の発光部を内蔵した上皿電飾部104が設けられている。 【0057】 その他、中央電飾部103の左右側方には、賞球払出し中に点灯する賞球ランプ105と所定のエラー時に点灯するエラー表示ランプ810、813(LED:後に言及)とが設けられている。また、環状電飾部102の下端部に隣接するようにして、内枠12表面や遊技盤30表面等の一部を視認できるよう透明樹脂からなる小窓部107が設けられている。この小窓部107の所定箇所を平面状としているので、遊技盤30の右下隅部に貼り付けられた証紙などを、小窓部107の当該平面状箇所から機械で好適に読み取ることができる。更に、遊技領域内にも、入賞口用等の電飾ランプ、LEDが存在するが、こうした発光部も演出装置700の一部を構成する。 【0058】 また、図1に示すように、窓部101の下方には貸球操作部120が配設されており、貸球操作部120には球貸しボタンと、返却ボタンと、度数表示部とが設けられている。パチンコ機10の側方に配置された図示しないカードユニット(球貸しユニット)に紙幣やカード等を投入した状態で貸球操作部120が操作されると、その操作に応じて遊技球の貸出が行われる。球貸しボタンは、カード等(記録媒体)に記録された情報に基づいて貸出球を得るために操作されるものであり、カード等に残額が存在する限りにおいて貸出球が上皿19に供給される。返却ボタンは、カードユニットに挿入されたカード等の返却を求める際に操作される。 【0059】 そして、度数表示部はカード等の残額情報を表示するものである。なお、カードユニットを介さずに球貸し装置部から上皿19に遊技球が直接貸し出されるパチンコ機、いわゆる現金機では貸球操作部120が不要となる。故に、貸球操作部120の設置部分に、飾りシール等が付されるようになっている。これにより、カードユニットを用いたパチンコ機と現金機との貸球操作部の共通化が図れる。 【0060】 (パチンコ機の背面構成) 図6及び図7は、パチンコ機10の背面図と、セット板400を一部開いた斜視図である。先ず、パチンコ機10の背面構成について全体の概要を説明する。パチンコ機10にはその背面(実際には内枠12および遊技盤30の背面)において、各種制御基板が上下左右に並べられるようにしてまたは前後に重ねられるようにして配置されており、さらに、遊技球を供給するための遊技球供給装置(払出機構)や樹脂製の保護カバー等が取り付けられている。 【0061】 本実施形態では、各種制御基板を2つの取付台に分けて搭載して2つの制御基板ユニットを構成し、それら制御基板ユニットを個別に内枠12または遊技盤30の裏面に装着するようにしている。この場合、主制御基板と音声ランプ制御基板とを取付台に搭載してユニット化すると共に、払出制御基板、発射制御基板および電源基板は、セット板の第2パーツを構成する排出通路盤にユニット化している。ここでは便宜上、前者のユニットを「第1制御基板ユニット201」と称し、後者のユニットを「第2制御基板ユニット202」と称することとする。 【0062】 第1制御基板ユニット201、第2制御基板ユニット202は、ユニット単位で何ら工具等を用いずに着脱できるよう構成されており、さらにこれに加え、一部に支軸部を設けて内枠12または遊技盤30の裏面に対して開閉できる構成となっている。かかる構成については後に詳述する。これは、各ユニット201、202やその他構成が前後に重ねて配置されても、隠れた構成等を容易に確認することを可能とするための工夫でもある。 【0063】 従って、図5に示す一般入賞口31、始動口33に入賞した遊技球は何れも前記裏枠セットの回収通路を介して集合し、さらに排出通路盤の排出通路を介してパチンコ機10外部に排出される。なお、アウト口36(図5参照)も同様に排出通路に通じており、何れの入賞口にも入賞しなかった遊技球も排出通路を介してパチンコ機10外部に排出される。 【0064】 その他、図6に示すように、内枠12の背面構成において、遊技盤30の右下部には、後述する払出機構部352より払い出される遊技球を上皿19、下皿15、または排出通路の何れかに振り分けるための遊技球分配部が設けられている。 【0065】 第1制御基板ユニット201は、略L字状をなす取付台を有し、この取付台に主制御装置261と音声ランプ制御装置とが搭載されている。ここで、主制御装置261は、主たる制御を司るCPU、遊技プログラムを記憶したROM、遊技の進行に応じた必要なデータを記憶するRAM、各種機器との連絡をとるポート、各種抽選の際に用いられる乱数発生器、時間計数や同期を図る場合などに使用されるクロックパルス発生回路等を含む主制御基板を具備しており、この主制御基板が透明樹脂材料等よりなる基板ケースに収容された構成とされる。 【0066】 第2制御基板ユニット202は、払出制御装置311、発射制御装置312、電源制御装置313およびカードユニット接続基板314が含まれる。払出制御装置311、発射制御装置312および電源制御装置313は周知の通り制御の中枢をなすCPUや、その他ROM、RAM、各種ポート等を含む制御基板を具備しており、払出制御装置311により、賞品球や貸出球の払出が制御される。 【0067】 また、発射制御装置312により、遊技者による遊技球発射ハンドル18の操作に従い発射モーターの制御が行われ、電源制御装置313により、各種制御装置等で要する所定の電源電圧が生成され出力される。カードユニット接続基板314は、パチンコ機前面の貸球操作部120(図1参照)および図示しないカードユニットに電気的に接続され、遊技者による球貸し操作の指令を取り込んでそれを払出制御装置311に出力するものである。なお、カードユニットを介さずに球貸し装置等から上皿19に遊技球が直接貸し出される現金機では、カードユニット接続基板314は不要である。 【0068】 上記払出制御装置311、発射制御装置312、電源制御装置313およびカードユニット接続基板314は、透明樹脂材料等よりなる基板ケース315(この内側に位置するもう一つの基板ケース),316,318にそれぞれ収容された構成とされる。 【0069】 図6に示すように、払出制御装置311には状態復帰スイッチ321が設けられている。例えば、払出モーター部の球詰まり等、払出エラーの発生時において状態復帰スイッチ321が押下されると、払出モーターが正逆回転され、球詰まりの解消(正常状態への復帰)が図られるようになっている。また、電源制御装置313にはRAM消去スイッチ323が設けられている。 【0070】 そして、図4に示す通り、前記内枠12の外枠11に対する枢着部725に近い前記遊技盤30のコーナーが、図5に示すように、略三角形状(遊技盤の中心側は円弧状)に角落ち720されている。前記枢着部725は、図4に示すように、外枠11に固定のブラケット726(上端部)(下端部は図外)に、内枠12に固定の取り付け金具を枢着することで構成されている。 【0071】 ここで、上述したエラー状態などの状態報知について図1及び図6に基づいて述べる。 [遊技球の払い出しに関するエラー報知] (タンク球無し) タンク球無しの報知は、タンクとタンクレールに遊技球が無いことを報知するもので、図1に示す右コーナーLED810が点灯し、図6に示すモニターLED811が消灯し、状態表示812が「1」を点滅表示する。 【0072】 (下受け皿満タン) 下受け皿満タンの報知は、図1に示す右コーナーLED813が点灯し、図6に示すモニターLED811が消灯する。そして、状態表示812が「2」を点滅表示する。 【0073】 (払出ユニット異常) 払出モーター駆動中にも関わらず払出カウントスイッチに遊技球の通過がない状態を示すもので、右コーナーLED810が点灯し、モニターLED811が消灯し、状態表示812が、「3」を点滅表示する。 【0074】 [電源に関するエラー報知] (ヒューズ切れ1及びヒューズ切れ2) ヒューズ切れ1は、図6に示す第1ヒューズ814に定格以上の電流が流れたとき、ヒューズ切れ2は、第2ヒューズ815に以上の定格以上の電流が流れたときに飛んでしまった状態であるが、このエラー状態報知は、表示されない。 【0075】 [その他のエラー報知] その他のエラーとしては、「ガラス枠開放」、「内枠開放」、「遊技球等貸出装置未接続」、「遊技球等貸出装置通信異常」、「コマンド異常」、「コネクタ未接続」がある。そのうち、遊技球等貸出装置が未接続の場合は、図6に示すモニターLED816及びモニターLED817が消灯する。そして、遊技球等貸出装置通信異常は、前記状態表示812が「U」を点滅表示する。 また、コマンド異常は、ハーネスの破損等によるコマンド不良を示すもので、前記状態表示812が「C」を点滅表示する(電源投入時にコマンド異常になった場合は点灯表示)。更に、コネクタ未接続は、モニターLED818が消灯する(ただし、発射動作中は点滅する)。 尚、図6において、819は、遊技機電源コードを示し、820は、電源スイッチを示し、821は、外部接続アース線を示す。 【0076】 (特徴構成) 本発明の特徴構成の説明に際しては、主たる制御を司るCPU、遊技プログラムを記憶したROM、遊技の進行に応じた必要なデータを記憶するRAM、各種機器との連絡をとるポート、各種抽選の際に用いられる乱数発生器、時間計数や同期を図る場合などに使用されるクロックパルス発生回路等を収容してなる主制御装置261が搭載されている第1制御基板ユニット201について説明する。 【0077】 図8乃至図16に示すように、前記第1制御基板ユニット201は、第1ケース70及び第2ケース85を含む。この実施例では、第1ケース70が主制御装置261の制御基板80を収容する容積のある方であり、第2ケース85がその蓋体に相当する方である。 この基板ユニット201は、前記第1ケース70側に設けられる第1封止部71と、前記第2ケース側に設けられる第2封止部86と、その第1封止部71と第2封止部86とを連結する封止部材87とを有し、その封止部材87によって前記第1封止部71と第2封止部86とが連結されている場合に前記制御基板80を取り出すときには基板ユニットを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とするものである。 【0078】 前記第1ケース70の第1封止部71と第2ケース85の第2封止部86とは対を成すもので、この実施例では、個別に使用することのできる4個の封止部(封止、開封の再使用不可)から構成されており、それぞれを、封止部材87を用いて封止するよう構成されたものであり、こうした封止構造は、公知に属するものと変わらないものであるから、ここでの詳細説明は省略する。 【0079】 図8は、遊技球が流下する遊技領域を前面側に形成してある遊技盤30の裏面の斜視図であり、便宜上、その上部に位置する他の構成部材を消去して、その下部に設けた第1制御基板ユニット201及びその近傍を図示している。図9は、第1制御基板ユニット201を開閉機構410から取り外した状態を示す。 以下の説明において、前記第1制御基板ユニット201を基板ケースの名称で説明をする。 (特徴構成の第1の態様) 図8乃至図23に基づいて述べる。 先ず、前記基板ケース201を遊技盤30に対して開閉させる開閉機構410について説明する。 この開閉機構410は、第3部材としての回動連結のための軸411を備え、一端側、即ち、コの字形に折り曲げられた一枚の支持板(約2mm厚の鋼板)からなる第1部材としての支持体412が、そのコの字の底部部分で遊技盤30の裏面側にネジで固定され、他端側は、その軸411を基点にして回動するように枢着された第2部材としてのブラケット413で構成されている。前記軸411は、リベット構造であり、その両端部を変形させることよって容易に抜き取り出来ないようにされている。 【0080】 前記第1部材としての支持体412のコの字の底部部分にはネジ孔が設けられ、遊技盤30の裏面と球集合板460(遊技盤30の前面の入賞口に入球した遊技球を遊技盤裏面において集合させて排出する通路を形成しているもの)との間でネジ固定され、球集合板460の開口部461(又は切り欠き部)を介して遊技機の裏面側に向かう方向に突出する。そして、このブラケット413は、鋼板の打ち抜きによる板状体で構成されて2個の第1係合部414A,414B(後述の連結台座部材430に対する)に構成され、その第1係合部414A,414Bには、それぞれ一つのスリット状の切り欠き係合部415A,415Bが形成されている。前記第1係合部414A,414Bは、1枚の板状体を二股状係合片に構成され、前記スリット状の切り欠き係合部415A,415Bは、それぞれ各二股状係合片にそれぞれ設けられている。 【0081】 上記球集合板460については、その外周部の複数個所を遊技盤30に対して固定するが、そのうちの少なくとも一つが固定解除できないように、破断ネジ等でするか、ビス留めしたあと、ビス頭部を覆うキャップを取り付けるようにする等して、球集合板460が遊技盤30から容易に外されるのを防止する構造としてもよい。 そして、上記切り欠き係合部415A,415Bは、後述の第2係合部433の舌片433a,433bとでもって、第1係合部414の抜け出し防止の規制機構440A、440Bを夫々構成する。前記ブラケット413(約2mm厚の鋼板)には、前記支持体412に枢支連結される一枚の支持板からなる支持部413aが形成されており、その支持部413aは、ブラケット本体部から直角に折り曲げられて側面視で門型に形成されている。 【0082】 次に、連結台座部材430について述べる。 この連結台座部材430は、前記開閉機構410と前記基板ケース210とにそれぞれ連結されるものであり、言わば従来から用いられていた基板ケース201を取り付けるための台座に相当するものであって、合成樹脂で成型されており、ここでは、幅は、前記基板ケース201の幅と実質的に同じ幅(約150mm)で、長さが約48mm(基板ケースの長手方向に向かう長さ)、厚みが13mm、肉厚は、2mmのものであり、基板ケース201の第2ケース85の側面に接当する側が開放され、リブが多数設けられ、破断ネジ439を収容する収容部431が、ここでは3個形成されており、そこに破断ネジ439がそれぞれ1本ずつセットされているが、周壁、リブの端面は同じレベルに形成され、第2ケース85の側面に密着接当可能にされており、反対側の側面(遊技盤30側)は、平坦に形成されている。 【0083】 前記基板ケース201のうち、前記連結台座部材430と連結封止される部位である第1連結封止部450が、その第2ケース85の端部に設けられており、ここでは該基板ケース201の幅方向に、所定の間隔を隔てて4個突設されている。この第1連結封止部450は、第1ケース70の第1封止部71と第2ケース85の第2封止部86との位置と平面視で位相がずれるように変位して配置されており、従って、基板ケース201を背面(遊技機の背面から)から見たときに、前記第1封止部71と第2封止部86に重なることなく、視認できる状態にある。 即ち、前記第1封止部71と第2封止部86の位置する側に前記第1連結封止部450及び第2連結封止部432が配置され、且つ、前記基板ケース201の背面視(正面)において、前記第1、及び第2連結封止部450、432が見えるように前記第1、及び第2封止部71、86と平面位相をずらせて配置されているのである。 【0084】 そして、前記連結台座部材430には、前記基板ケース201の前記第1連結封止部450と連結封止される部位である第2連結封止部432が、ここでは、4個が、前記4個の第1連結封止部450と対応する位置に突設されている。この1個の第2連結封止部432の構造は、この連結台座部材430の本体に繋がるリブに、有底のネジ止め凹部を有する突起体432bが一体成型されており、そのリブの底面と有底部分の底面は面一で、且つ、前記ケース状部材は、前記下方側の収容部431のリブ及び周壁のレベルと面一とされている。 そして、前記前記第1、及び第2連結封止部450、432は、破断ネジ439(頭部が千切れる)を用いて連結封止される。 【0085】 前記連結台座部材430の内部に、前記開閉機構410の前記第1係合部414A,414Bと係合する部位である2個の第2係合部433A,433Bが設けられる。この第2係合部433A,433Bは、この実施例では、前記連結台座部材430の本体とは別体成型の後述する第2被覆部材430Bに取り付けられる。勿論、別体の第2被覆部材430Bが存在せず、第2係合部433A,433Bが連結台座部材430の樹脂成型時に埋め込たり、或いは、それ自体の弾性変形を利用して、連結台座部材430に形成された挿入部434の内部に挿入設置されるように構成されてもよいものである。 【0086】 前記第2係合部433A,433Bは、ここでは、弾性を備えた一枚の薄い板体(鋼板)で構成され、その所定箇所を、前記第1係合部の進行方向側が遊端部となるように、コの字に打ち抜いて舌片433a,433bを形成し、該舌片433a,433bを、コの字の付け根部で曲げることで弾性係合爪を形成し、且つ、前記第1係合部414A,414Bを金属製の平板状体で構成し、そこに切り欠き係合部415A,415Bを形成することによって、該切り欠き係合部415A,415Bに前記舌片433a,433bの係合爪を係合させ、それぞれ抜け出し防止の規制機構440A,440Bを構成しているのである。そして、前記開閉機構410の前記第1係合部414A,414Bを挿入して前記連結台座部材430の内部の前記第2係合部433A,433Bに係合させるために前記連結台座部材430に、挿入部434が形成されている。 【0087】 このように、前記規制機構440A,440Bは、前記第1係合部414A,414Bと前記第2係合部433A,433Bとの係合において、前記開閉機構410の第1係合部414A,414Bが前記挿入部434に挿入されて前記第2係合部433433A,433Bと係合されたあとにその挿入方向とは逆の抜き出す方向への移動を規制するものである。 【0088】 ここで、更に、前記連結台座部材430について詳述言する。前記第2係合部433A,433Bを被覆するべく前記連結台座部材430には、第1被覆部材430Aと第2被覆部材430Bが備えられている。第1被覆部材430Aが前記連結台座部材430に一体形成されたもので、第2被覆部材430Bは、前記連結台座部材430に組み合わせるよう別体構成とされ、且つ、その少なくとも一方、ここでは第1被覆部材430Aに凹面が形成され、他方、即ち、第2被覆部材430Bに対向するよう組み合わせることで前記第1係合部を挿入するための前記挿入部434を形成している。具体的には、前記挿入部434は、その入口434Aが、入口側から内部に向かって幅狭となるようにテーパ状に形成され、且つ、挿入方向に沿って複数、ここでは4本の案内リブ434Bが形成されている。 【0089】 そして、この第2被覆部材430Bに、前記第2係合部433A,433Bが設けられるが、その第2係合部433A,433Bの薄板を、第2被覆部材430Bに形成した係止突片430Cに、その入口434Aの側からスライド挿入して係止させ、且つ、ネジ止めされる。 前記第2被覆部材430Bは、前記第1被覆部材430Aよりも小さく構成され、前記連結台座部材430と前記基板ケース201とが連結した状態においては、前記第2被覆部材430Bの取り外し方向側に前記基板ケース201が位置された状態となり、前記基板ケース201と前記第1被覆部材430Aとにより被覆された状態となるように構成されているものである。 また、前記連結台座部材430は、前記基板ケース201よりも小さく構成され、前記基板ケース201のうち、基板裏面側で一端側に寄せて連結されるように構成されているものである。 【0090】 更に、上述した通り、前記第1及び第2被覆部材430A、430Bを透明樹脂により成型し、これらに被覆される第2係合部433C,433Dを金属製の係合部材により構成してある。ことを特徴とする。 前記基板ケースの側面に、係止リブ420、420、420が前記連結台座部材430の略周部に沿って配置されて突出するように備えられ、該係止リブ420、420、420に所定の方向に移動、即ち、基板ケース201の裏面に沿って第1、第2連結封止部や第1連結部の位置する側から基板ケース201の中央側に向けてスライド移動させることによって係合するリブ係合部435が前記連結台座部材430の側部に設けられると共にその一つの係止リブ420が、前記連結台座部材430の収容部431の周壁の内側に形成されたリブ係合部436に係合するように設けられている。 【0091】 前述の別体構成の前記第2被覆部材430Bの両側部にカム面を備えた係合片430D、430Dが突設され、前記連結台座部材430の内部に前記係合片430D、430Dに係合する門型の係合部430E、430Eがそれぞれ設けられ、前記第2被覆部材430Bを前記連結台座部材430に対して押し付けることで前記カム面作用により前記係合部430D、430Dの素材の弾性変形を利用して門型の係合部430E、430Eへの係合が行われるように構成されている。 【0092】 (開閉機構の一部変形例) 上記開閉機構410の第2部材、第1、第2連結封止部を、破断ネジで連結させてもよい。 例えば、製造時において開閉機構端部を連結台座部材挿入口に挿入して連結する操作により、第1、第2連結封止部の間に第2部材の一部が入り込むように構成しており、次回以降の連結封止では、これら3部品を一つの破断ネジで留めるようにする。また、第1連結封止部材に形成された切断部を切断して、破断ネジは第2連結封止部及び第2部材に残すようにすれば連結封止を解除できる。また、別例として、第1、第2連結部の両方に切断部を形成し、破断ネジを第2部材に残すようにしてもよい。 【0093】 (作用) 基板ケース201の取り付けは次のように行われる。 先ず、基板ケース201と連結台座部材430とが分離されている状態で、連結台座部材430に一枚板の第2係合部433A,433Bが装填される。この第2係合部433A,433Bは、前記第2被覆部材430Bに形成した係止突片430Cに、その入口434Aの側からスライド挿入して係止させ、且つ、ネジ止めされる。この際、前記舌片433a,433bは、その遊端部が、第1係合部の414A,414Bの進行方向(進入方向)の側に位置するように装着される。 【0094】 この第1係合部414A,414Bを装着した第2被覆部材430Bには、両側部にカム面を備えた係合片430D、430Dが突設されており、前記連結台座部材430の内部に前記係合片430D、430Dに係合する門型の係合部430E、430Eがそれぞれ設けられていて、前記第2被覆部材430Bを前記連結台座部材430に対して押し付けることで前記カム面作用により前記係合部430D、430Dの素材の弾性変形を利用して門型の係合部430E、430Eへの係合が行われ、これにより、第2被覆部材430Bの連結台座部材430への装着がなされる。 【0095】 このようにして完成した連結台座部材430が、基板ケース201の側面(裏面)に装着される。この装着は、前記基板ケース201の側面に、係止リブ420、420、420が前記連結台座部材430の略周部に沿って配置されて突出するように備えられていることと、該係止リブ420、420、420に所定の方向から係合するリブ係合部435が前記連結台座部材430の側部に設けられることによって(その一つの係止リブ420が、前記連結台座部材430の収容部431の周壁の内側に形成されたリブ係合部436に係合するように設けられている)、それら係止リブ420、420、420とリブ係合部435との係合で行われる。 【0096】 このように、連結台座部材430を基板ケース201に仮止めした後に、前記基板ケース201の前記第1連結封止部450と、連結台座部材430の第2連結封止部432とを破断ネジ439で固定する。 しかる後に、基板ケース201を備えた連結台座部材430を、前記開閉機構410の前記第1係合部414A,414Bに向かい合わせ、その挿入部434から挿入する。 前記第1係合部414A,414Bが、挿入部434から進入すると、その先端部が第2係合部433A,433Bの舌片433a,433bに接当するが、これを弾性変形させて押しのけ、進入が進行する。 【0097】 この後、進入が進行すると、第1係合部414A,414Bのスリット状の切り欠き係合部415A,415Bに至る。この切り欠き係合部415A,415Bは空間を形成しているので、上述した弾性変形して押しのけられていた舌片433a,433bは、その規制を開放され、この切り欠き係合部415A,415Bの空間に嵌り込む。 その結果、第1係合部414A,414Bと第2係合部433A,433Bとが係合されることになる。 そして、前記舌片433a,433bは、弾性復元して、切り欠き係合部415A,415B内に位置し、その結果、基板ケース201を開閉機構410から抜き取ろうとしても、その舌片433a,433bの先端部が、切り欠き係合部415A,415B内面壁に接当して、抜け止めを果たし、抜け出し防止の規制機構440A,440Bの機能を発揮する。 【0098】 尚、定期検査等、必要に応じて基板ケース201を開閉しなくてはならない場合に、基板ケース201を開閉機構410の第1係合部414A,414Bから取り外す場合は、上述した、前記基板ケース201の前記第1連結封止部450と、連結台座部材430の第2連結封止部432との破断ネジ439による封印を破壊して、連結台座部材430と基板ケース201との連結状態を解除することにより行い。両者の再度の装着に際しては、残存する第1連結封止部450と第2連結封止部432とを、その連結台座部材430の一部に備えられた破断ネジ439を用いて固定する。 【0099】 以上の通り、本発明の特徴構成の第1の態様においては、遊技機に取り付けられた基板ケース201が遊技盤30の裏面に対して開閉することにより、遊技盤裏面の設置物に対しての検査、メンテナンスが容易に行い得るのである。 そして、封止部により封止されることにより、制御基板に対して不正な改変を行たり、不正品に交換されることを防止でき、また、第1、第2連結封止部450、432により連結封止することによって、基板ケース201を不正品に交換されることを防止できる。 更に、連結台座部材430に対して開閉機構410を簡単な操作により装着できるので、作業性が向上するのであり、そして、第1係合部414A,414Bと第2係合部433A,433Bとを一度係合させるとその解除が規制機構440A,440Bによって規制され、係合部分は被覆されているので、連結状態の基板ケース201、開閉機構440A,440Bごと不正に持ち去ることを防止できるのである。 【0100】 次に、第1被覆部材430Aが前記連結台座部材430に一体形成されるのに対し、第2被覆部材430Bが前記連結台座部材430に組み合わせるよう別体構成とされることで、第2係合部433A,433Bを被覆することを行い得ながら、第2係合部433A,433Bを第2被覆部材430Bに備えておいて、これを後に組み合わせるという作業で、この、第2係合部を433A,433B前記連結台座部材430の内部に備えることができる。 【0101】 また、前記連結台座部材430と前記基板ケース201とが連結した状態においては、第2被覆部材430Bが前記基板ケース201の側に位置して、前記第1被覆部材430Aとで挟まれた状態となって第2係合部433A,433Bの被覆が行われ、その被覆が容易に外れない。 【0102】 更に、連結台座部材430は、前記基板ケース201よりも小さく構成され、前記基板ケース201のうち、基板裏面側で一端側に寄せて連結される構成であるので、従来のような基板ケース201と同等の大型の台座を必要とすることがない状態で、その基板ケース201の開閉を行い得るのである。 【0103】 更に、前記第1及び第2被覆部材430A、430Bを透明樹脂により成型し、これらに被覆される第2係合部433A,433Bを金属製の係合部材により構成してあることで、第1係合部414A,414Bと第2係合部433A,433Bの係合状態が確実におこなわれているかどうか外部から視認でき、また、強固な係合がされていることが視認されることで、安易な取り外しが行われないようにすることができる。 【0104】 また、前記第2係合部433A,433Bを板金で構成してその一部を変形させることで第1係合部414A,414Bに対する係合を行う構成であるので、極めて構造が簡単であり、同時に、係合状態の解除が容易に行われないものである。 【0105】 更に、挿入部434の入口をテーパ状として、且つ、案内リブ435を設けることで、第1係合部414A,414Bの挿入を容易にすることができると共に内部への侵入がガイドされてスムースに行い得るのである。 【0106】 また、第1ケース70の前記第1封止部71と第2ケース85の第2封止部86の位置する側に前記第1連結封止部450及び第2連結封止部432が配置されるものの、前記第1、及び第2連結封止部450、432が見えるように前記第1、及び第2封止部と平面位相をずらせて配置されていることで、前記第1、及び第2連結封止部450、432が前記基板ケース201の背面視(正面)において、視認可能となり、前記第1、及び第2連結封止部450、432が不正に解除されているかどうか容易に分かるのである。 【0107】 また、基板ケース201の側面に、係止リブ420を突出するように設け、前記連結台座部材430を係止させて位置決めすることができ、その後の前記第1連結封止部450及び第2連結封止部432の連結が行い易いのである。 【0108】 更に、前記第2被覆部材430Bを連結台座部材430に取り付けるに、第2被覆部材430Bのカム面を備えた係合片430Dと、連結台座部材430の前記係合片430Dに係合する係合部430Eの存在によって、第2被覆部材430Bを連結台座部材430に向けて押圧するだけで、素材の弾性変形でもって係合が行われることになり、簡単に組み付けができる。 【0109】 また、連結台座部材430に、破断ネジ439を収容する収容部431を設けることで、基板ケース201の定期検査等で封止と解いた後に、そこから破断ネジ439をとり出して、再び新たな第1連結封止部450と第2連結封止部432との封止を行うことができる。 (特徴構成の第2の態様) 図24乃至図33に基づいて述べる。 先ず、前記基板ケース201を遊技盤30に対して開閉させる開閉機構410について説明する。 この開閉機構410は、第3部材としての回動連結のための軸411を備え、一端側、即ち、コの字形に折り曲げられた一枚の支持板(約2mm厚の鋼板)からなる第1部材としての支持体412が、そのコの字の底部部分で遊技盤30の裏面側にネジで固定され、他端側は、その軸411を基点にして回動するように枢着された第2部材としてのブラケット413で構成されている。前記軸411は、リベット構造であり、その両端部を変形させることよって容易に抜き取り出来ないようにされている。 【0110】 前記第1部材としての支持体412のコの字の底部部分にはネジ孔が設けられ、遊技盤30の裏面と球集合板460(遊技盤30の前面の入賞口に入球した遊技球を遊技盤裏面において集合させて排出する通路を形成しているもの)との間でネジ固定され、球集合板460の開口部461(又は切り欠き部)を介して遊技機の裏面側に向かう方向に突出する。そして、このブラケット413は、鋼板の打ち抜きによる板状体で構成されて2個の第1係合部414C,414D(後述の連結台座部材430に対する)に構成され、その第1係合部414C,414Dには、それぞれフック状の切り欠き係合部415C,415Dが形成されている。前記第1係合部414C,414Dの切り欠き係合部415C,415Dは、1枚の板状体の端部に凹部を形成するようにして、二つの係合突片414c、414dで構成され、その鉤状の係合突片414c、414dの先端部は、その凹部の内側空間に向かって突出するように形成されている。 【0111】 上記球集合板460については、その外周部の複数個所を遊技盤30に対して固定するが、そのうちの少なくとも一つが固定解除できないように、破断ネジ等でするか、ビス留めしたあと、ビス頭部を覆うキャップを取り付けるようにする等して、球集合板460が遊技盤30から容易に外されるのを防止する構造としてもよい。 そして、上記切り欠き係合部415C,415D(係合突片414c、414d)は、後述の第2係合部433C,433Dの舌片433c,433dとでもって、第1係合部414の抜け出し防止の規制機構440C、440Dを夫々構成する。前記ブラケット413(約2mm厚の鋼板)には、前記支持体412に枢支連結される一枚の支持板からなる支持部413aが形成されており、その支持部413aは、ブラケット本体部から直角に折り曲げられて側面視で門型に形成されている。 【0112】 次に、連結台座部材430について述べるが、この連結台座部材430の本体の構造は、先の第1の態様と変わらない。 この連結台座部材430は、前記開閉機構410と前記基板ケース210とにそれぞれ連結されるものであり、言わば従来から用いられていた基板ケース201を取り付けるための台座に相当するものであって、合成樹脂で成型されており、ここでは、幅は、前記基板ケース201の幅と実質的に同じ幅(約150mm)で、長さが約48mm(基板ケースの長手方向に向かう長さ)、厚みが13mm、肉厚は、2mmのものであり、基板ケース201の第2ケース85の側面に接当する側が開放され、リブが多数設けられ、破断ネジ439を収容する収容部431が、ここでは3個形成されており、そこに破断ネジ439がそれぞれ1本図ずつセットされているが、周壁、リブの端面は同じレベルに形成され、第2ケース85の側面に密着接当可能にされており、反対側の側面(遊技盤30側)は、平坦に形成されている 【0113】 前記基板ケース201のうち、前記連結台座部材430と連結封止される部位である第1連結封止部450が、その第2ケース85の端部に設けられており、ここでは該基板ケース201の幅方向に、所定の間隔を隔てて4個突設されている。この第1連結封止部450は、第1ケース70の第1封止部71と第2ケース85の第2封止部86との位置と平面視で位相がずれるように変位して配置されており、従って、基板ケース201を背面(遊技機の背面から)から見たときに、前記第1封止部71と第2封止部86に重なることなく、視認できる状態にある。 即ち、前記第1封止部71と第2封止部86の位置する側に前記第1連結封止部450及び第2連結封止部432が配置され、且つ、前記基板ケース201の背面視(正面)において、前記第1、及び第2連結封止部450、432が見えるように前記第1、及び第2封止部71、86と平面位相をずらせて配置されているのである。 【0114】 そして、前記連結台座部材430には、前記基板ケース201の前記第1連結封止部450と連結封止される部位である第2連結封止部432が、ここでは、4個が、前記4個の第1連結封止部450と対応する位置に突設されている。この1個の第2連結封止部432の構造は、この連結台座部材430の本体に繋がるリブに、有底のネジ止め凹部を有する突起体432bが一体成型されており、そのリブの底面と有底部分の底面は面一で、且つ、前記ケース状部材は、前記下方側の収容部431のリブ及び周壁のレベルと面一とされている。 そして、前記前記第1、及び第2連結封止部450、432は、破断ネジ439(頭部が千切れる)を用いて連結封止される。 【0115】 前記連結台座部材430の内部に、前記開閉機構410の前記第1係合部414C,414Dと係合する部位である2個の第2係合部433C,433Dが設けられる。この第2係合部433C,433Dは、この実施例では、前記連結台座部材430の本体とは別体成型の後述する第2被覆部材430Bに取り付けられる。勿論、別体の第2被覆部材430Bが存在せず、第2係合部433C,433Dが連結台座部材430の樹脂成型時に埋め込たり、或いは、それ自体の弾性変形を利用して、連結台座部材430に形成された挿入部434の内部に挿入設置されるように構成されてもよいものである。 【0116】 二つの前記第2係合部433C,433Dは、ここでは、弾性を備えた一枚の薄い板体(鋼板)で構成され、その所定箇所に切り込み(打ち抜き)が入れられ、その切り込みに沿って折り曲げられて立壁を形成し、この立壁を、前記第1係合部の進行方向側が遊端部となるように、その切り込み深部において折り曲げ、その折り曲げによって、立壁の両端部が舌片433c,433dに形成されている。 このように、前記第2係合部433C,433Dには舌片433c,433dが備えられており、各舌片433c,433dは、互いに異なる方向に曲げられている。 即ち、実施例の第1の態様のように、舌片433a,433dbが同じ方向に曲げられている場合には、一つの不正器具を一つの方向に操作することで係合が解除され得る可能性があるが、ここでは、その舌片が異なる方向、即ち、ここでは、正面視(遊技機の裏面から見た)でハの字形を成すように曲げられていることによって、これらの舌片433c,433dを解除操作する方向性が異なり、万一、不正器具が挿入されたとしても、一つの不正器具を一方向に操作するだけでは容易に係合解除ができないものであり、不正防止効果が高いものである。 この舌片433c,433dを、コの字の付け根部で曲げることで弾性係合爪を形成し、且つ、前記第1係合部414C,414Dを金属製の平板状体で構成し、そこに切り欠き係合部415C,415D(係合突片414c、414d)を形成することによって、該切り欠き係合部415C,415Dに前記舌片433c,433dの係合爪を係合させ、それぞれ抜け出し防止の規制機構440C,440Dを構成しているのである。そして、前記開閉機構410の前記第1係合部414C,414Dを挿入して前記連結台座部材430の内部の前記第2係合部433C,433Dに係合させるために前記連結台座部材430に、挿入部434が形成されている。 【0117】 このように、前記規制機構440C,440Dは、前記第1係合部414C,414Dと前記第2係合部433C,433Dとの係合において、前記開閉機構410の第1係合部414C,414Dが前記挿入部434に挿入されて前記第2係合部433A,433Bと係合された後にその挿入方向とは逆の抜き出す方向への移動を規制するものである。 【0118】 ここで、更に、前記連結台座部材430について詳述言する。前記第2係合部433C,433Dを被覆するべく前記連結台座部材430には、第1被覆部材430Aと第2被覆部材430Bが備えられている。第1被覆部材430Aが前記連結台座部材430に一体形成されたもので、第2被覆部材430Bは、前記連結台座部材430に組み合わせるよう別体構成とされ、且つ、その少なくとも一方、ここでは第1被覆部材430Aに凹面が形成され、他方、即ち、第2被覆部材430Bに対向するよう組み合わせることで前記第1係合部を挿入するための前記挿入部434を形成している。具体的には、前記挿入部434は、その入口434Aが、入口側から内部に向かって幅狭となるようにテーパ状に形成され、且つ、挿入方向に沿って複数、ここでは4本の案内リブ434Bが形成されている。 【0119】 そして、この第2被覆部材430Bに、前記第2係合部433C,433Dが設けられるが、その第2係合部433C,433Dの薄板を、第2被覆部材430Bに形成した収容部に、上方から押し込んで係止させ、且つ、ネジ止めする。 前記第2被覆部材430Bは、前記第1被覆部材430Aよりも小さく構成され、前記連結台座部材430と前記基板ケース201とが連結した状態においては、前記第2被覆部材430Bの取り外し方向側に前記基板ケース201が位置された状態となり、前記基板ケース201と前記第1被覆部材430Aとにより被覆された状態となるように構成されているものである。 また、前記連結台座部材430は、前記基板ケース201よりも小さく構成され、前記基板ケース201のうち、基板裏面側で一端側に寄せて連結されるように構成されているものである。 【0120】 更に、上述した通り、前記第1及び第2被覆部材430A、430Bを透明樹脂により成型し、これらに被覆される第2係合部433C,433Dを金属製の係合部材により構成してある。 前記基板ケースの側面に、係止リブ420、420、420が前記連結台座部材430の略周部に沿って配置されて突出するように備えられ、該係止リブ420、420、420に所定の方向から係合するリブ係合部435が前記連結台座部材430の側部に設けられると共にその一つの係止リブ420が、前記連結台座部材430の収容部431の周壁の内側に形成されたリブ係合部436に係合するように設けられている。 【0121】 前述の別体構成の前記第2被覆部材430Bの両側部にカム面を備えた係合片430D、430Dが突設され、前記連結台座部材430の内部に前記係合片430D、430Dに係合する門型の係合部430E、430Eがそれぞれ設けられ、前記第2被覆部材430Bを前記連結台座部材430に対して押し付けることで前記カム面作用により前記係合部430D、430Dの素材の弾性変形を利用して門型の係合部430E、430Eへの係合が行われるように構成されている。 【0122】 (開閉機構の一部変形例) 上記開閉機構410の第2部材、第1、第2連結封止部を、破断ネジで連結させてもよい。 例えば、製造時において開閉機構端部を連結台座部材挿入口に挿入して連結する操作により、呼びの第1、第2連結封止部の間に第2部材の一部が入り込むように構成しており、次回以降の連結封止では、これら3部品を一つの破断ネジで留めるようにする。また、第1、第2連結封止部材に対応する各切断部を切断して、破断ネジは第2部材に残すようにすれば連結封止を解除できる。 【0123】 (作用) 基板ケース201の取り付けは次のように行われる。 先ず、基板ケース201と連結台座部材430とが分離されている状態で、連結台座部材430に一枚板の第2係合部433C,433Dが装填される。この第2係合部433C,433Dは、前記第2被覆部材430Bに形成した収容部に、上方から押し込んで係止させ、且つ、ネジ止めされる。この際、前記舌片433c,433dは、その遊端部が、第1係合部の414C,414Dの進行方向(進入方向)の側に位置するように装着される。 【0124】 この第1係合部414C,414Dを装着した第2被覆部材430Bには、両側部にカム面を備えた係合片430D、430Dが突設されており、前記連結台座部材430の内部に前記係合片430D、430Dに係合する門型の係合部430E、430Eがそれぞれ設けられていて、前記第2被覆部材430Bを前記連結台座部材430に対して押し付けることで前記カム面作用により前記係合部430D、430Dの素材の弾性変形を利用して門型の係合部430E、430Eへの係合が行われ、これにより、第2被覆部材430Bの連結台座部材430への装着がなされる。 【0125】 このようにして完成した連結台座部材430が、基板ケース201の側面(裏面)に装着される。この装着は、前記基板ケース201の側面に、係止リブ420、420、420が前記連結台座部材430の略周部に沿って配置されて突出するように備えられていることと、該係止リブ420、420、420に所定の方向から係合するリブ係合部435が前記連結台座部材430の側部に設けられることによって(その一つの係止リブ420が、前記連結台座部材430の収容部431の周壁の内側に形成されたリブ係合部436に係合するように設けられている)、それら係止リブ420、420、420とリブ係合部435との係合で行われる。 【0126】 このように、連結台座部材430を基板ケース201に仮止めした後に、前記基板ケース201の前記第1連結封止部450と、連結台座部材430の第2連結封止部432とを破断ネジ439で固定する。 しかる後に、基板ケース201を備えた連結台座部材430を、前記開閉機構410の前記第1係合部414C,414Dに向かい合わせ、その挿入部434から挿入する。 前記第1係合部414C,414Dが、挿入部434から進入すると、その先端部が第2係合部433C,433Dの舌片433c,433dに接当するが、これを弾性変形させて押しのけ、進入が進行する。 【0127】 この後、進入が進行すると、第1係合部414C,414Dの鉤状の係合突片414c、414dが舌片433c,433dを越える。すると、上述した弾性変形して押しのけられていた舌片433a,433bは、その規制を開放され、前記係合突片414c、414dの内側に嵌り込む。 その結果、第1係合部414C,414Dと第2係合部433C,433Dとが係止されることになる。 そして、前記舌片433c,433dは、弾性復元して、切り欠き係合部415C,415D(係合突片414c、414d)内に位置し、その結果、基板ケース201を開閉機構410から抜き取ろうとしても、その舌片433c,433dの先端部が、切り欠き係合部415C,415D(係合突片414c、414d)の内面壁に接当して、抜け止めを果たし、抜け出し防止の規制機構440C,440Dの機能を発揮する。 【0128】 尚、定期検査等、必要に応じて基板ケース201を開閉しなくてはならない場合に、基板ケース201を開閉機構410の第1係合部414C,414Dから取り外す場合は、上述した、前記基板ケース201の前記第1連結封止部450と、連結台座部材430の第2連結封止部432との破断ネジ439による封印を破壊して、連結台座部材430と基板ケース201との連結状態を解除することにより行い。両者の再度の装着に際しては、残存する第1連結封止部450と第2連結封止部432とを、その連結台座部材430の一部に備えられた破断ネジ439を用いて固定する。 【0129】 以上の通り、本発明の特徴構成の第2の態様においては、先ず、前記第1係合部414C,414Dと第2係合部433C,433Dとが2個設けられ、2個の前記第1係合部414C,414Dは、1枚の板状体の端部に形成した鉤状の二つの係合突片414c、414dで構成され、また、2個の前記第2係合部433C,433Dは、1枚の板状体で構成されると共にその所定箇所を、第1係合部414C,414Dの進入方向側が遊端部となるように形成した二つの舌片433c,433dを有し、これらの鉤状の二つの係合突片414c、414dと舌片433c,433dとによってそれぞれ前記規制機構440C,440Dを構成しているので、第1係合部414C,414Dと第2係合部433C,433Dとを、それぞれ二つの鉤状の二つの係合突片414c、414dと舌片433c,433dとによって構成したことによって、2箇所の係合連結を安定的に行い得ると共にそれぞれ一枚の板状体で構成できるので構造が簡単であり、また、加工についても打ち抜き、曲げ加工で済むのでコストも低減できるのである。 【0130】 また、前記第1係合部414C,414Dの鉤状の二つの係合突片414c、414dは、一枚の板状体の端部に凹部を形成して、その鉤状の係合突片先端部は、その凹部の内側空間に向かって突出するように形成されており、また、2個の前記第2係合部433C,433Dは、1枚の板状体の一部が折り曲げられて立壁を形成し、その立壁の両端部が舌片433c,433dに形成されて、該舌片433c,433dの遊端に前記鉤状の係合突片414c、414d先端部が係合し、それぞれ前記規制機構440C,440Dを構成しているので、鉤状の係合突片414c、414d先端部を、その凹部の内側空間に向かって形成されていることによって、その板状体の幅全体を生かした大きな間隔で形成でき、係合連結を安定的に行い得るのであり、前記舌片433c,433dも一枚の板状体の打ち抜きと立壁の曲げだけで、前記鉤状の係合突片414c、414d先端部に合わせた広幅の係合位置を得て、係合連結を安定的に行い得るのである。 【産業上の利用可能性】 【0131】 本発明は、基板ケース備え、基板ケースを開閉する機能を備えた遊技機であれば、適宜実施可能であり、その適用範囲は広いものである。 【図面の簡単な説明】 【0132】 【図1】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の正面図である。 【図2】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の右側面図である。 【図3】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の平面図である。 【図4】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の外枠に対して内枠、前面枠、セット板を夫々開いた状態を示す斜視図である。 【図5】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の遊技盤の正面図である。 【図6】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の背面図である。 【図7】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機のセット板を開いた背面の斜視図である。 【図8】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコの第1の形態の遊技盤の裏面の斜視図である。 【図9】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の遊技盤の裏面の基板ケースを外した状態の斜視図である。 【図10】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の遊技盤の裏面の基板ケースを外し、連結台座部材を外した状態の斜視図である。 【図11】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の遊技盤の裏面の基板ケースを外し、一部を分解した状態の斜視図である。 【図12】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の基板ケースから連結台座部材を外した状態の分解斜視図である。 【図13】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の基板ケースに連結台座部材を取り付けた状態の斜視図である。 【図14】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の遊技盤から球集合板、開閉機構、連結台座部材を取り付けた基板ケースを分離した状態の分解斜視図である。 【図15】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の遊技盤から開閉機構、連結台座部材を取り付けた基板ケースを分離した状態の分解斜視図である。 【図16】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の要部を示す一部切り欠き斜視図である。 【図17】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の要部を示す一部切り欠き分解斜視図である。 【図18】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の要部の横断面である。 【図19】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の要部の分解横断面である。 【図20】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の要部の一部切り欠き分解斜視図である。 【図21】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の要部の横断面である。 【図22】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の要部の一部切り欠き分解斜視図である。 【図23】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第1の形態の要部の分解横断面である。 【図24】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第2の形態の遊技盤の裏面の斜視図である。 【図25】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第2の形態の遊技盤の裏面の基板ケースを外した状態の斜視図である。 【図26】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第2の形態の遊技盤の裏面の基板ケースを外し、連結台座部材を外した状態の斜視図である。 【図27】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第2の形態の遊技盤の裏面の基板ケースを外し、一部を分解した状態の斜視図である。 【図28】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第2の形態の基板ケースから連結台座部材を外した状態の分解斜視図である。 【図29】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第2の形態の基板ケースに連結台座部材を取り付けた状態の斜視図である。 【図30】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第2の形態の遊技盤から球集合板、開閉機構、連結台座部材を取り付けた基板ケースを分離した状態の分解斜視図である。 【図31】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第2の形態の遊技盤から開閉機構、連結台座部材を取り付けた基板ケースを分離した状態の分解斜視図である。 【図32】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第2の形態の要部を示す一部切り欠き斜視図である。 【図33】本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第2の形態の要部を示す一部切り欠き横断面図である。 【符号の説明】 【0133】 410:開閉機構 411:軸 414A:第1係合部(第1の形態) 414B:第1係合部(第1の形態) 414C:第1係合部(第2の形態) 414D:第1係合部(第2の形態) 430:連結台座部材 431:収容部 432:第2連結封止部 433A:第2係合部(第1の形態) 433B:第2係合部(第1の形態) 433C:第2係合部(第2の形態) 433D:第2係合部(第2の形態) 434:挿入部 439:破断ネジ 440A:規制機構(第1の形態) 440B:規制機構(第1の形態) 440C:規制機構(第2の形態) 440D:規制機構(第2の形態) 450:第1連結封止部 460:球集合板
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| 【出願人】 |
【識別番号】000144522 【氏名又は名称】株式会社三洋物産
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| 【出願日】 |
平成18年9月13日(2006.9.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100126963 【弁理士】 【氏名又は名称】来代 哲男
【識別番号】100131864 【弁理士】 【氏名又は名称】田村 正憲
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| 【公開番号】 |
特開2008−67862(P2008−67862A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月27日(2008.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2006−248577(P2006−248577) |
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