| 【発明の名称】 |
基板ケース及び遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】根岸 裕之
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| 【要約】 |
【課題】余分な電子部品実装予定部が設けられた遊技機用制御基板を、外部から目視可能な状態で被覆する透明な基板ケースにおいて、遊技機用制御基板に余分な電子部品実装予定部が存在しても、電子部品の付け忘れではないかと勘違いされることがないだけでなく、余分な電子部品実装予定部に不正部品を取り付けるという不正行為も効果的に防止する。
【構成】余分な電子部品実装予定部42が設けられた主制御基板23を、外部から目視可能な状態で被覆する透明な基板ケース35であって、余分な電子部品実装予定部42の上方位置に、当該電子部品実装予定部42が未使用状態である旨を表示する未使用表示部39gを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 余分な電子部品実装予定部が設けられた遊技機用制御基板を、外部から目視可能な状態で被覆する透明な基板ケースであって、 前記余分な電子部品実装予定部の上方位置に、当該電子部品実装予定部が未使用状態である旨を表示する未使用表示部を備えることを特徴とする基板ケース。 【請求項2】 前記未使用表示部は、基板ケースを成形する金型内に選択的に組み込まれる入れ子によって基板ケースと同時成形されることを特徴とする請求項1記載の基板ケース。 【請求項3】 余分な電子部品実装予定部が設けられた遊技機用制御基板を、外部から目視可能な状態で被覆する透明な基板ケースであって、 前記余分な電子部品実装予定部の対向位置に、当該電子部品実装予定部と基板ケース内面との間の距離を狭くすることによって、当該電子部品実装予定部に対する電子部品の実装を実質的に不可能にする実装規制凸部を備えることを特徴とする基板ケース。 【請求項4】 余分な電子部品実装予定部が設けられた遊技機用制御基板と、該遊技機用制御基板を外部から目視可能な状態で被覆する透明な基板ケースとを備える遊技機であって、 請求項1〜3のいずれかに記載の基板ケースを備えることを特徴とする遊技機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、余分な電子部品実装予定部が設けられた遊技機用制御基板を、外部から目視可能な状態で被覆する透明な基板ケースに関し、さらには、このような基板ケースを備えるパチンコ遊技機、スロットマシン等の遊技機に関する。 【背景技術】 【0002】 近年、他機種への流用やリサイクルを行いやすいように様々な工夫がなされた遊技機用の制御基板が開発されている。例えば、特許文献1には、データの書き換えが可能なPLD(Programmable Logic Device)を実装した制御基板が開示されている。このような技術を用いることで、制御プログラム等のデータを書き換えることが可能となり、制御基板の他機種への流用やリサイクルを行いやすくなっている。しかしながら、遊技機の制御基板に対しては不正改造を試みる者が多く、PLDが実装された制御基板は、不正改造をされ難いような工夫が必要となっている。 【0003】 また、近年、制御基板の他機種への流用やリサイクルを行いやすいようにする工夫として、電子部品を実装するための電子部品実装予定部を余分に設けた制御基板が提案されている。例えば、ROMを実装するためのICソケットを余分に設け、データの容量が多い機種では、余分なICソケットにもROMを実装することにより、データの容量が異なる機種間で同じ制御基板を流用することが可能になる。 【特許文献1】特開2001−243117号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、電子部品実装予定部を余分に設けた制御基板では、以下のような問題が発生する可能性がある。 (1)制御基板に未使用状態の電子部品実装予定部がある場合に、電子部品の付け忘れではないかと勘違いされる可能性がある。 (2)未使用状態の電子部品実装予定部が存在する正規の制御基板において、未使用状態の電子部品実装予定部に不正ROM等の不正部品が取り付けられた場合に、熟練者でないと不正部品の取り付けを認識することが難しい。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、余分な電子部品実装予定部が設けられた遊技機用制御基板を、外部から目視可能な状態で被覆する透明な基板ケースであって、前記余分な電子部品実装予定部の上方位置に、当該電子部品実装予定部が未使用状態である旨を表示する未使用表示部を備えることを特徴とする。このようにすると、遊技機用制御基板に余分な電子部品実装予定部が存在しても、この電子部品実装予定部が未使用状態である旨が未使用表示部によって明確に表示されるので、電子部品の付け忘れではないかと勘違いされることがない。また、未使用表示部は、余分な電子部品実装予定部に不正部品を取り付けるという不正行為に対し、良好な抑止効果を発揮するだけでなく、仮に不正部品が取り付けられても、その発見や認識を容易することができる。 また、前記未使用表示部は、基板ケースを成形する金型内に選択的に組み込まれる入れ子によって基板ケースと同時成形されることを特徴とする。このようにすると、未使用表示部が形成される基板ケースの金型と、未使用表示部が形成されない基板ケースの金型を共通化し、製造コストの上昇を回避できる。 また、余分な電子部品実装予定部が設けられた遊技機用制御基板を、外部から目視可能な状態で被覆する透明な基板ケースであって、前記余分な電子部品実装予定部の対向位置に、当該電子部品実装予定部と基板ケース内面との間の距離を狭くすることによって、当該電子部品実装予定部に対する電子部品の実装を実質的に不可能にする実装規制凸部を備えることを特徴とする。このようにすると、遊技機用制御基板に余分な電子部品実装予定部が存在しても、当該電子部品実装予定部に対する電子部品の実装が実装規制凸部によって規制された状態となっているので、電子部品の付け忘れではないかと勘違いされることがないだけでなく、余分な電子部品実装予定部に不正部品を取り付けるという不正行為も確実に防止することができる。 また、余分な電子部品実装予定部が設けられた遊技機用制御基板と、該遊技機用制御基板を外部から目視可能な状態で被覆する透明な基板ケースとを備える遊技機であって、上記のいずれかに記載の基板ケースを備えることを特徴とする。このようにすると、遊技機用制御基板に余分な電子部品実装予定部が存在しても、電子部品の付け忘れではないかと勘違いされることがないだけでなく、余分な電子部品実装予定部に不正部品を取り付けるという不正行為も効果的に防止することができる。 【発明の効果】 【0006】 上記のように構成された本発明によれば、余分な電子部品実装予定部が設けられた遊技機用制御基板を、外部から目視可能な状態で被覆する透明な基板ケースにおいて、遊技機用制御基板に余分な電子部品実装予定部が存在しても、電子部品の付け忘れではないかと勘違いされることがないだけでなく、余分な電子部品実装予定部に不正部品を取り付けるという不正行為も効果的に防止することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 [パチンコ遊技機の全体構成] 次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はパチンコ遊技機(遊技機)であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島に固定される外枠2に対して、開閉自在に取り付けられている。パチンコ遊技機1の側方隣接位置には、台間玉貸し機3が並設され、この台間玉貸し機3に、現金又はプリペイドカードを投入することにより、台間玉貸し機3又はパチンコ遊技機1から遊技球が貸し出され、遊技球を用いたパチンコ遊技が可能になる。 【0008】 パチンコ遊技機1の正面部は、遊技球が発射される遊技盤4と、その前方を覆う開閉自在なガラス枠5と、遊技球を貯留する上皿6と、上皿6の余剰球を貯留する下皿7と、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8と、台間玉貸機3に遊技球の貸出指示を行う貸出操作部9と、効果音を出力するスピーカ10と、遊技者によって操作される演出用の操作スイッチSとを備えており、また、パチンコ遊技機1の背面部は、払出用の遊技球を貯留する遊技球タンク11と、遊技球タンク11内の遊技球を上皿6に払い出す賞球払出装置12と、遊技球を発射する発射モータ13と、後述する各種の基板とを備えている。 【0009】 図3に示すように、遊技盤4には、始動口14、大入賞口15、入賞口(図示せず)、ゲート(図示せず)、アウト口16、遊技釘17などが配置されており、遊技盤4に発射された遊技球は、遊技釘17によって各口14〜16に誘導される。また、遊技盤4には、特別図柄表示装置18、演出図柄表示装置19、普通図柄表示装置20などの表示装置が配置されている。特別図柄表示装置18は、特別図柄を形式的に変動表示する表示装置であり、例えば、7セグLEDや複数のLEDで構成される。演出図柄表示装置19は、特別図柄に対応した演出図柄を変動表示する表示装置であり、例えば、液晶パネル、リールユニットなどで構成され、演出図柄変動表示の他、リーチ予告演出表示、スーパーリーチ演出表示、大当り演出表示などを行う。 【0010】 [パチンコ遊技機の基本動作] 上皿6に遊技球が貯留された状態で発射ハンドル8を回し操作すると、遊技盤4に向けて遊技球が発射される。発射された遊技球が始動口14や入賞口(図示せず)に入賞した場合は、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。また、遊技球がゲート(図示せず)を通過したときは、普通図柄表示装置20において普通図柄の変動表示が行われ、その停止図柄が所定の当り図柄である場合は、始動口14に設けられる普通電動役物14aが所定時間にわたって開放動作される。また、遊技球が始動口14に入賞したときは、特別図柄表示装置18及び演出図柄表示装置19において特別図柄及び特別図柄に係る演出図柄の変動表示が行われ、これらの図柄が予め決められた当り配列で停止すると、遊技者が多くの遊技球を獲得可能な大当りモードとなる。 以下、大当りの開始、終了などを契機として切換えられるパチンコ遊技機1の各種遊技モードについて、図4を参照して説明する。 【0011】 (1)通常遊技モード このモードでは、特別図柄抽選における2段階の大当り確率のうち、低確率(例えば、1/300)が適用される。また、このモードでは、普通図柄の抽選サイクルが長くなっている。 (2)大当りモード このモードは、特別図柄(演出図柄)が予め決められた当り配列で停止したときに実行され、大入賞口15に設けられる特別電動役物15aの開放動作が行われる。この開放動作は、所定時間の経過(例えば、30秒)又は所定個数の入賞(例えば、10球)を1ラウンドとし、所定のラウンド数(例えば、15ラウンド)に亘って繰り返される。 (3)確率変動モード このモードは、大当りモードが終了した後、所定の確率(例えば、1/2)で実行される。すなわち、特別図柄抽選の大当りには、大入賞口15の開放動作後、特別図柄抽選の当選確率を低確率にする通常当りと、大入賞口15の開放動作後、特別図柄抽選の当選確率を高確率にする確変当りとがある。例えば、大当り時の停止図柄が特定の確変図柄であったとき、確変当りとなる。そして、確率変動モードでは、大当り確率が高確率(例えば、1/30)となり、また、普通図柄抽選の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物14aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、再び大当りを発生させることができる。 (4)時間短縮モード このモードは、通常当りの大当りモードが終了した後に実行される。時間短縮モードでは、特別図柄抽選の大当り確率が低確率であるが、普通図柄抽選の抽選サイクルが短く、しかも、普通電動役物14aの開放時間が長いため、持ち玉をほとんど減らすことなく、遊技を継続することができる。ただし、このモードは、大当り終了後、特別図柄の変動回数が所定回数(例えば、100回)となった時点で終了し、通常モードに切り換えられる。 【0012】 [パチンコ遊技機の基板構成] 次に、パチンコ遊技機1の基板構成について、図5を参照して説明する。この図に示すように、パチンコ遊技機1は、少なくとも主基板21と、該主基板21からのコマンドに応じて、演出処理などを行う周辺基板22とを備えている。本実施形態の主基板21は、主制御基板23、払出制御基板24及び発射モータ制御基板25を含み、周辺基板22は、演出図柄表示制御基板26、音声制御基板27及びランプ制御基板28を含んでいる。 【0013】 払出制御基板24には、玉切れスイッチ29、払出センサ30、払出モータ31などが接続されており、主制御基板23からの払出信号に応じて、遊技球の払い出しを行うほか、台間玉貸し機3からの貸出信号に応じて、遊技球の払い出しを行う。また、発射モータ制御基板25には、発射スイッチ(ハンドル角センサ)32、タッチセンサ33、発射モータ13などが接続されており、発射スイッチ32及びタッチセンサ33がONのとき、発射モータ13を駆動させる。 【0014】 主制御基板23には、入賞口(図示せず)に対する遊技球の入賞を検出する入賞口スイッチSW1、始動口14に対する遊技球の入賞を検出する始動口スイッチSW2、ゲート(図示せず)における遊技球の通過を検出するゲートスイッチSW3、大入賞口15に対する遊技球の入賞を検出する大入賞口スイッチSW4などのセンサ類と、普通電動役物14aや特別電動役物15aを開閉動作させるソレノイドSOLなどのアクチュエータ類と、特別図柄表示装置18、普通図柄表示装置20などの表示デバイス類とが接続されている。そして、主制御基板23は、上記各スイッチSW1〜SW4の検出信号に応じて、特別図柄抽選処理(演出図柄抽選を含む)、特別図柄表示処理、コマンド送信処理、大入賞口開閉処理などを行う。 【0015】 演出図柄表示制御基板26には、演出図柄表示装置19や操作スイッチSが接続されており、主制御基板23からのコマンドに応じて、演出図柄表示装置19に演出図柄を変動表示させると共に、操作スイッチSの操作に応じたスイッチ演出表示を行う。また、音声制御基板27には、スピーカ10が接続されており、主制御基板23(又は演出図柄表示制御基板26)からのコマンドに応じて、所定の演出音声をスピーカ10から出音させる。また、ランプ制御基板28には、発光表示ランプLが接続されており、主制御基板23(又は演出図柄表示制御基板26)からのコマンドに応じて、発光表示ランプLを点灯動作させる。 【0016】 [基板ケース] 図6〜図8に示すように、上述した各種制御基板のうち、少なくとも主制御基板23は、封印部34を備える透明な基板ケース35に収容した状態でパチンコ遊技機1の背面部に配置されている。基板ケース35は、外部から目視可能な状態で主制御基板23を被覆すると共に、主制御基板23上の端子36を外部に露出させた状態で封印部34により封がされるように構成されており、外部に露出した端子36は、ケーブル(図示せず)を介して、前述した他の制御基板、センサ、アクチュエータ、表示デバイスなどに電気的に接続されるようになっている。 【0017】 主制御基板23は、長方形のプリント基板からなり、その一方の面には、CPU、ROM、RAMなどの電子部品(図示せず)や複数の端子36が実装され、他方の面には、一方の面に実装された電子部品や端子36を電気的に接続するプリント配線(図示せず)が施されている。また、主制御基板23の角部には、基板固定ネジ37やケース閉塞ネジ38が挿入される貫通孔23a、23bが形成されている。 【0018】 本実施形態の基板ケース35は、主制御基板23の一方の面を被覆する第一ケース39と、主制御基板23の他方の面を被覆する第二ケース40とを備えて構成されている。 第一ケース39は、透明な樹脂で一体成形されており、端子孔39a、貫通孔39b、貫通孔39c、係合リング部39d、ヒンジピン係合部39e、本体固定部39fなどを備えている。 端子孔39aは、主制御基板23上に設けられる端子36を外部に露出させる孔であり、主制御基板23上に設けられる端子36の個数に合わせて複数形成されている。 貫通孔39bは、基板固定ネジ37が挿入又は螺入される孔であり、貫通孔39cは、ケース閉塞ネジ38が挿入又は螺入される孔である。 係合リング部39dは、封印部34を構成するためのものであり、封印部34の封印可能回数に応じて複数形成されている。 ヒンジピン係合部39eは、基板ケース35を開閉する際に、第二ケース40の回動支点となる部分である。 本体固定部39fは、取り付けピン(図示せず)を介してパチンコ遊技機本体に固定される部分である。 【0019】 第二ケース40も、透明な樹脂で一体成形されており、貫通孔40a、ボス部40b、ヒンジピン40c、本体係合部40dなどを備えている。 貫通孔40aは、ケース閉塞ネジ38が挿入又は螺入される孔であり、第一ケース39に形成される貫通孔39cの位置と対応している。 ボス部40bは、封印部34を構成するためのものであり、第一ケース39に形成される係合リング部39dの位置と対応するように複数形成されている。 ヒンジピン40cは、第一ケース39のヒンジピン係合部39eに係合され、基板ケース35を開閉する際に、第二ケース40の回動支点となる部分である。 本体係合部40dは、パチンコ遊技機本体に係合保持される部分である。 【0020】 次に、基板ケース35に対する主制御基板23の組み込み手順について説明する。 まず、第一ケース39に主制御基板23を収め、基板固定ネジ37を用いて、主制御基板23を第一ケース39に固定する。 次に、第一ケース39のヒンジピン係合部39eに第二ケース40のヒンジピン40cを係合させ、ここを回動支点として第二ケース40を閉塞操作する。 次に、ケース閉塞ネジ38を第二ケース40側から第二ケース40及び主制御基板23の貫通孔40a、23bを介して、第一ケース39の貫通孔39cに螺込む。これにより、第一ケース39と第二ケース40が一体的に固定され、基板ケース35が閉塞状態に保持される。 次に、封印部34にて封印を行う。この封印は、第一ケース39の係合リング部39dを介して、第二ケース40のボス部40bに封印ネジ41を螺込むことにより行われる。この封印ネジ41は、螺込み方向への回し操作のみが許容される特殊ネジであり、封印後は、係合リング部39dの基端部を切断しない限り、基板ケース35の開放が困難になる。つまり、封印部34の開封は、基端部の切断という痕跡が残るようになっている。 そして、封印された基板ケース35は、本体固定部39f及び本体係合部40dを介してパチンコ遊技機本体に取り付けられる。 【0021】 [未使用表示部] 図6に示すように、本実施形態の主制御基板23には、他機種への流用やリサイクルを容易にすべく、電子部品を実装するための電子部品実装予定部42が余分に設けられている。具体的には、ROMを実装するためのICソケットが余分に設けられており、データの容量が多い機種では、余分なICソケットにもROMを実装することにより、データの容量が異なる機種間で同じ主制御基板23を流用することが可能になる。尚、本実施形態では、余分な電子部品実装予定部42がICソケットであり、余分な電子部品実装予定部42に実装される電子部品がROMであるが、余分な電子部品実装予定部42や、ここに実装される電子部品は、上記のものに限定されない。例えば、余分な電子部品実装予定部42は、ROM以外の電子部品を実装するソケットであってもよいし、制御基板のプリント配線上に形成された実装孔であってもよい。 【0022】 図6及び図7に示すように、本発明の第一実施形態に係る基板ケース35は、余分な電子部品実装予定部42が設けられた主制御基板23を外部から目視可能な状態で被覆するにあたり、第一ケース39に未使用表示部39gを備えている。この未使用表示部39gは、基板ケース35を閉塞した状態で、余分な電子部品実装予定部42の上方に位置し、当該電子部品実装予定部42が未使用状態である旨を表示する。例えば、未使用表示部39gに、「このICソケットは、未使用です。もし、電子部品が実装されていたら、不正の可能性があります。」などの凹凸文字列を形成し、その下方にある電子部品実装予定部42が未使用状態である旨を表示する。 【0023】 基板ケース35をこのように構成すると、主制御基板23に余分な電子部品実装予定部42が存在しても、この電子部品実装予定部42が未使用状態である旨が未使用表示部39gによって明確に表示されるので、電子部品の付け忘れではないかと勘違いされることがない。また、未使用表示部39gは、余分な電子部品実装予定部42に不正部品を取り付けるという不正行為に対し、良好な抑止効果を発揮するだけでなく、仮に不正部品が取り付けられても、その発見や認識を容易することができる。 【0024】 未使用表示部39gは、基板ケース35と別々に形成(例えば、未使用表示シールとして形成)し、しかる後、基板ケース35に取り付けてもよいが、基板ケース35と同時形成することが好ましい。例えば、基板ケース35を成形する金型内に選択的に組み込まれる入れ子によって、未使用表示部39gを基板ケース35と同時成形する。このようにすると、未使用表示部39gと、基板ケース35を別々に製造する場合に比べ、製造コストを抑えることができ、しかも、入れ子を用いて成形すれば、未使用表示部39gが形成される基板ケース35の金型と、未使用表示部39gが形成されない基板ケース35の金型を共通化することができる。 【0025】 [第二実施形態] 次に、本発明の第二実施形態に係る基板ケース35Bについて、図9及び図10を参照して説明する。但し、前記実施形態と共通の構成については、前記実施形態と同じ符号を付け、前記実施形態の説明を援用する。 【0026】 図9及び図10に示すように、第二実施形態の基板ケース35Bは、未使用表示部39gの代わりに、実装規制凸部39hを備える点が第一実施形態の基板ケース35と相違している。実装規制凸部39hは、第一ケース39の内面において、余分な電子部品実装予定部42と対向する位置に突出状に形成されており、当該電子部品実装予定部42と第一ケース39の内面との間の距離Lを狭くすることによって、当該電子部品実装予定部42に対する電子部品の実装を実質的に不可能にする。 【0027】 基板ケース35Bをこのように構成すると、主制御基板23に余分な電子部品実装予定部42が存在しても、当該電子部品実装予定部42に対する電子部品の実装が実装規制凸部39hによって規制された状態となっているので、電子部品の付け忘れではないかと勘違いされることがないだけでなく、余分な電子部品実装予定部42に不正部品を取り付けるという不正行為も確実に防止することができる。 【図面の簡単な説明】 【0028】 【図1】パチンコ遊技機の正面図である。 【図2】パチンコ遊技機の背面図である。 【図3】遊技盤の正面図である。 【図4】パチンコ遊技機における遊技モードの遷移を示すフローチャートである。 【図5】パチンコ遊技機の基板構成を示すブロック図である。 【図6】第一実施形態に係る基板ケースの分解斜視図である。 【図7】第一実施形態に係る基板ケースの第一ケースを示す平面図である。 【図8】第一実施形態に係る基板ケースの第二ケースを示す平面図である。 【図9】第二実施形態に係る基板ケースの分解斜視図である。 【図10】第二実施形態に係る基板ケースの部分断面図である。 【符号の説明】 【0029】 1 パチンコ遊技機 23 主制御基板 35 基板ケース 39 第一ケース 39g 未使用表示部 39h 実装規制凸部 40 第二ケース 42 電子部品実装予定部
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| 【出願人】 |
【識別番号】598018432 【氏名又は名称】株式会社ジェイビー
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| 【出願日】 |
平成18年9月13日(2006.9.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100085394 【弁理士】 【氏名又は名称】廣瀬 哲夫
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| 【公開番号】 |
特開2008−67840(P2008−67840A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月27日(2008.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2006−248039(P2006−248039) |
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