| 【発明の名称】 |
遊技媒体貸出装置、遊技媒体貸出装置の施錠システムならびに遊技媒体貸出装置の取り外し方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】中 大介
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| 【要約】 |
【課題】遊技媒体貸出装置に取り付けられた扉の鍵穴に鍵を挿入して回動したりするなどの手間のかかる動作が不要となり、防犯上の安全性を確保しながらも開錠作業が簡便となる遊技媒体貸出装置を提供する。
【構成】遊技媒体貸出装置の装置本体に取付けられた扉体を施錠するためのロック手段と、ICチップに記録された認証情報を非接触で読み取るリーダ手段と、前記認証情報と照合するための照合情報を記憶した照合情報記憶手段と、前記リーダ手段で読み取った認証情報と前記照合情報記憶手段に記憶された照合情報とを照合する照合手段と、この照合手段による照合結果に基づいて前記ロック手段の開錠動作を制御するロック制御手段とを備える構成とした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技場に複数設置された遊技機間に設置され、遊技媒体を供給可能とした遊技媒体貸出装置であって、 この遊技媒体貸出装置の装置本体に取付けられた扉体を施錠するためのロック手段と、 ICチップに記録された認証情報を非接触で読み取るリーダ手段と、 前記認証情報と照合するための照合情報を記憶した照合情報記憶手段と、 前記リーダ手段で読み取った認証情報と前記照合情報記憶手段に記憶された照合情報とを照合する照合手段と、 この照合手段による照合結果に基づいて前記ロック手段の開錠動作を制御するロック制御手段と、 を備えたことを特徴とする遊技媒体貸出装置。 【請求項2】 前記認証情報と照合情報とを前記照合手段により照合した結果が不一致であった場合、この結果を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技媒体貸出装置。 【請求項3】 認証情報が記録されたICチップが設けられた担体と、請求項1又は2に記載の遊技媒体貸出装置とを備えたことを特徴とする遊技媒体貸出装置の施錠システム。 【請求項4】 請求項1又は2に記載の複数の遊技媒体貸出装置の照合情報を、一度に記憶又は更新可能なホストコンピュータを備えたことを特徴とする請求項3記載の遊技媒体貸出装置の施錠システム。 【請求項5】 前記担体の認証情報を記録又は更新可能な記録手段を備えたことを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技媒体貸出装置の施錠システム。 【請求項6】 前記担体をICタグとし、同ICタグを発行するICタグ発行装置を備えたことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の遊技媒体貸出装置の施錠システム。 【請求項7】 遊技場に複数設置された遊技機間に、遊技媒体を供給可能とした遊技媒体貸出装置を取り付けるためのロック手段の開錠を行う遊技媒体貸出装置の取り外し方法であって、 ICチップに記録された認証情報を非接触で読み取るリーダ手段に、当該ICチップを設けた担体を近接させることにより、前記認証情報を読み取る読取ステップと、 読み取った認証情報を照合するための照合情報を記憶した照合情報記憶手段から当該照合情報を読み取り、読み取った照合情報と前記読取ステップで読み取った認証情報とを照合する照合ステップと、 照合の結果、前記認証情報と前記照合情報とが一致したときに前記ロック手段の開錠動作を実行する開錠ステップと、 を含むことを特徴とする遊技媒体貸出装置の取り外し方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、パチンコ機で用いられる遊技球や、パチスロ機などで用いられるコインのような遊技媒体を貸出すための遊技媒体貸出装置、その施錠システムならびに前記遊技媒体貸出装置を所定の場所から取り外す遊技媒体貸出装置の取り外し方法に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、パチンコ店等の遊技場には、遊技球やコイン等の遊技媒体を貸し出すための遊技媒体貸出装置が、パチンコ機やパチスロ機などの遊技機の間に、例えばシリンダ錠等により施錠されて着脱可能に設置されている。 【0003】 前記遊技媒体貸出装置が故障するなどのトラブル発生や、前記遊技媒体貸出装置の調整などの必要に応じて、遊技場の店員は、シリンダ錠を開錠して前記遊技媒体貸出装置の取り外し作業を行うが、その際、このシリンダ錠の鍵は、他の遊技媒体貸出装置に対しても共通に使用できるものであるため、誰が取り外しあるいは取り付けの作業を行ったかがわからなくなり、防犯上の問題から作業者と遊技店の事業者との間でトラブルの原因となることがあった。 【0004】 そこで、作業者の認証番号等の認証情報を記録したICチップをシリンダ錠の鍵に格納し、開錠のために前記鍵がシリンダ錠の錠前に差し込まれると、錠前側に設けられた制御部が前記鍵の認証番号を読み出して、施開錠を行う方法が提案されている。 【0005】 また、例えば、前記ICチップを格納した鍵に代えて、非接触型のICカードを利用して遊技機間に設置された台間機の取り外しを行うものも提案されている(例えば、特許文献1を参照)。 【特許文献1】特開2001−107609号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかし、前記ICチップをシリンダ錠に格納した鍵を用いる方法は、遊技機の扉を開閉させる際には、錠前に前記鍵を差し込んでICチップに記録された認証番号を読み取らせて回転させる開錠動作が必要となるため煩雑である。 【0007】 また、特許文献1によれば、開動作の許可がされているIDコード等の認証情報が記憶されているROMやICチップの認証情報の読取書込部、認証情報の照合手段としてのCPU等がそれぞれの遊技媒体貸出装置(台間機)に設けられている。そのため、ICチップの認証情報を台間機一台ごとに登録や更新を行う必要があり、前記認証情報の登録や更新作業が煩雑になってしまう。 【0008】 また、上述したそれぞれの台間機ごとに認証情報を登録や更新し、またそれぞれの台間機ごとに認証情報の照合を行う替わりに、複数の台間機を一台のコンピュータで管理し、認証番号の登録・更新や、照合をそのコンピュータで行うようにすると、前記コンピュータの故障等によって、これに接続された複数の台間機の照合が行えなくなるおそれがあった。 【0009】 本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技機媒体貸出装置の開錠に関する防犯上の安全性を確保しつつ、開錠操作が簡便な遊技機媒体貸出装置ならびに遊技媒体貸出装置の施錠システムを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0010】 請求項1記載の発明は、遊技場に複数設置された遊技機間に設置され、遊技媒体を供給可能とした遊技媒体貸出装置であって、この遊技媒体貸出装置の装置本体に取付けられた扉体を施錠するためのロック手段と、ICチップに記録された認証情報を非接触で読み取るリーダ手段と、前記認証情報と照合するための照合情報を記憶した照合情報記憶手段と、前記リーダ手段で読み取った認証情報と前記照合情報記憶手段に記憶された照合情報とを照合する照合手段と、この照合手段による照合結果に基づいて前記ロック手段の開錠動作を制御するロック制御手段と、を備えたことを特徴とする。 【0011】 請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊技媒体貸出装置において、前記認証情報と照合情報とを前記照合手段により照合した結果が不一致であった場合、この結果を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。 【0012】 請求項3記載の発明に係る遊技媒体貸出装置の施錠システムは、認証情報が記録されたICチップが設けられた担体と、請求項1又は2に記載の遊技媒体貸出装置とを備えたことを特徴とする。 【0013】 請求項4記載の発明は、請求項3記載の遊技媒体貸出装置の施錠システムにおいて、請求項1又は2に記載の複数の遊技媒体貸出装置の照合情報を、一度に記憶又は更新可能なホストコンピュータを備えたことを特徴とする。 【0014】 請求項5記載の発明は、請求項3又は4に記載の遊技媒体貸出装置の施錠システムにおいて、前記担体の認証情報を記録又は更新可能な記録手段を備えたことを特徴とする。 【0015】 請求項6記載の発明は、請求項3〜5のいずれか1項に記載の遊技媒体貸出装置の施錠システムにおいて、前記担体をICタグとし、同ICタグを発行するICタグ発行装置を備えたことを特徴とする。 【0016】 請求項7記載の発明は、遊技場に複数設置された遊技機間に、遊技媒体を供給可能とした遊技媒体貸出装置を取り付けるためのロック手段の開錠を行う遊技媒体貸出装置の取り外し方法であって、ICチップに記録された認証情報を非接触で読み取るリーダ手段に、当該ICチップを設けた担体を近接させることにより、前記認証情報を読み取る読取ステップと、読み取った認証情報を照合するための照合情報を記憶した照合情報記憶手段から当該照合情報を読み取り、読み取った照合情報と前記読取ステップで読み取った認証情報とを照合する照合ステップと、照合の結果、前記認証情報と前記照合情報とが一致したときに前記ロック手段の開錠動作を実行する開錠ステップと、を含むことを特徴とする。 【発明の効果】 【0017】 本発明によれば、ICチップの認証番号を、個々の遊技媒体貸出装置において非接触で照合し、照合結果に基づいてロック手段を開錠することができるため、鍵穴に鍵を挿入して回動したりするなどの手間のかかる動作が不要となり、防犯上の安全性を確保しながらも開錠作業が簡便となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 本実施形態に係る遊技媒体貸出装置は、遊技場に複数設置された遊技機間に設置され、遊技媒体を供給可能とした遊技媒体貸出装置であって、この遊技媒体貸出装置の装置本体に取付けられた扉体を施錠するためのロック手段と、ICチップに記録された認証情報を非接触で読み取るリーダ手段と、前記認証情報と照合するための照合情報を記憶した照合情報記憶手段と、前記リーダ手段で読み取った認証情報と前記照合情報記憶手段に記憶された照合情報とを照合する照合手段と、この照合手段による照合結果に基づいて前記ロック手段の開錠動作を制御するロック制御手段と、を備えたものである。 【0019】 すなわち、本実施形態に係る遊技媒体貸出装置は、遊技球やメダルなどの遊技に必要な遊技媒体の貸し出しを行う装置であって、現金挿入口あるいはプリペイドカード挿入口を備え、金額に応じた数量の遊技媒体の貸し出しを行うものであり、前記複数の遊技機の間で前記ロック手段により施錠されて取り付けられている。 【0020】 遊技機としては、その種類を特に限定するものではないが、ここでは、障害釘や入賞口やその他の遊技部材を設けた遊技盤と、遊技者の操作により遊技球を発射させる発射ハンドルとを備え、前記遊技盤に遊技球を打ち出して、前記入賞口へ入賞させることを目的として遊技を進行させるパチンコ機として説明する。 【0021】 遊技場の客、すなわち遊技者は、前記遊技機の前側に座った状態で発射ハンドルを操作して遊技を行うとともに、座ったままの状態で前記遊技媒体貸出装置に例えばプリペイドカードを読み込ませることで、所定数量の遊技球の貸し出しを受けることができる。 【0022】 かかる遊技媒体貸出装置において、例えば前記遊技球の貸し出しを受けられない等のトラブルが生じた場合、店員は、当該遊技媒貸出機の前側で開錠操作を行い、前記遊技媒体貸出装置に取り付けられた扉を開き、前記トラブルの処理を行うことになる。 【0023】 このとき、本実施形態に係る遊技媒体貸出装置によれば、店員は前記リーダ手段を介して遊技媒体貸出装置と非接触で認証情報を読み取らせることができるとともに、ロック制御手段は、前記照合手段による照合結果に基づいて、前記ロック手段の開錠動作を制御するため、人が鍵穴に鍵を挿入して回動してロックを解除させるなどの手間のかかる動作が不要となり開錠操作が簡便になる。また、前記照合手段を介してICチップの認証番号等の認証情報を照合しつつ開錠を行うので、防犯上の安全性を確保できる。 【0024】 また、複数の遊技媒体貸出装置を一つのコンピュータに接続し、そのコンピュータに照合手段を負担させると、前記コンピュータの故障等で複数の遊技媒体貸出装置を取り外すことができなくなるという問題があるが、本実施形態に係る遊技媒体貸出装置によれば、それぞれの遊技機が前記照合手段を備えているので、上述した問題を解消できる。 【0025】 なお、本実施形態において、照合手段ならびにロック制御手段は、前記遊技媒体貸出装置に設けられた後述するコントローラにその機能を負担させることができる。 【0026】 また、本実施形態に係る遊技媒体貸出装置は、前記ICチップに記録された認証情報と、前記照合情報記憶手段に記憶された照合情報と、を前記照合手段により照合した結果が不一致であった場合、この結果を報知する報知手段を備える構成とすることができる。かかる構成とすれば、不正行為等によって前記遊技媒体貸出装置の扉を開こうとしても、照合した結果が不一致になってその結果が報知されるので、未然に不正行為等を防止できるとともに安全性が高まる。なお、報知手段は警報等の聴覚に訴えるものであってもよいし、警告ランプ等の視覚に訴えるものであってもよい。 【0027】 また、本実施形態に係る遊技媒体貸出装置では、前記ロック手段を最終的に開錠する開錠スイッチを、前記リーダ手段に近接配置している。したがって、前記ICチップの認証情報を前記リーダ手段に読み取らせる操作と、その後前記ロック手段を最終的に開錠するためにスイッチを切替える操作と、を近接した位置で行うことができ、一連の開錠作業を簡便かつ迅速に行うことができる。 【0028】 また、認証情報が記録されたICチップが設けられた担体と、前述した遊技媒体貸出装置とを備えることにより、遊技媒体貸出装置の施錠システムが構築される。 【0029】 この施錠システムによれば、例えば前記担体を後述するICタグとし、このICタグを所定のカードなどに設けることによって、開錠操作性を向上させることができるとともに実用性が高まる。 【0030】 また、上記施錠システムは、複数の遊技媒体貸出装置の照合情報を、一度に記憶又は更新可能なホストコンピュータを備える構成とすることが好ましい。 【0031】 例えば認証番号の登録や更新に関しては、前記ホストコンピュータを介して複数の遊技媒体貸出装置を一度に行いつつ、前記認証番号の照合はそれぞれの遊技媒体貸出装置ごとに行うことができる。したがって、認証番号の登録や更新をそれぞれの遊技媒体貸出装置ごとに行うという煩雑性が解消でき、効率的な遊技媒体貸出装置の施錠システムを提供できる。 【0032】 また、例えばICタグを紛失した場合でも、照合情報記憶手段に記憶された、紛失したICタグに記録された認証情報に対応する認証情報を、前記ホストコンピュータを介して複数の遊技媒体貸出装置に対して一度に更新することで、迅速に更新前の認証情報を使用不能とすることができるので、防犯上の安全性が高まる。 【0033】 また、本実施形態に係る遊技媒体貸出装置の施錠システムは、前記担体の認証情報を記録又は更新可能な記録手段を備えた構成としている。したがって、前記記録手段を介して例えば人員配置の変更などの必要に応じて新たな認証番号を前記担体に記録させることができるようになり、利便性の高い遊技機の施錠システムを提供できる。また、前記記録手段を介して、例えば所定の頻度で認証情報を更新することで更新前の認証情報は使用不能にすることができるので、防犯上の安全性が高まる。 【0034】 ところで、上述してきた遊技機の施錠システムは、前記担体をICタグとし、同ICタグを発行するICタグ発行装置を備える構成とすることができる。 【0035】 かかるICタグ発行装置を介して、例えば所定の規則に従った乱数に基づいた認証番号のICタグを発行させることで、個人ごとに異なる認証番号を記録したICタグを容易に発行できる。したがって、例えば、遊技機の開錠作業を誰が行ったか等のトレーサビリティが向上し、防犯上の安全性が更に高まる。また、ICタグ発行装置により、ICタグを人手によらず発行できるので、ICタグの製作のための工数を削減できる。なお、ICタグ発行装置としては、例えば、ICタグを設けたカードを発行するようにすれば、ICタグの取り扱いがより容易となる。 【0036】 また、本実施形態においては、以下の遊技媒体貸出装置の取り外し方法が実現する。 【0037】 すなわち、遊技場に複数設置された遊技機間に、遊技媒体を供給可能とした遊技媒体貸出装置を取り付けるためのロック手段の開錠を行う遊技媒体貸出装置の取り外し方法であって、ICチップに記録された認証情報を非接触で読み取るリーダ手段に、当該ICチップを設けた担体を近接させることにより、前記認証情報を読み取る読取ステップと、読み取った認証情報を照合するための照合情報を記憶した照合情報記憶手段から当該照合情報を読み取り、読み取った照合情報と前記読取ステップで読み取った認証情報とを照合する照合ステップと、照合の結果、前記認証情報と前記照合情報とが一致したときに前記ロック手段の開錠動作を実行する開錠ステップとを含むものである。 【0038】 したがって、店員は前記読取ステップを介して遊技媒体貸出装置と非接触で認証情報を読み取らせることができるとともに、前記照合手段による照合結果に基づいて前記ロック手段の開錠動作が実行されるため、人が鍵穴に鍵を挿入して回動してロックを解除させるなどの手間のかかる動作が不要となり開錠操作が簡便になる。また、前記照合ステップを介してICチップの認証番号等の認証情報を照合しつつ開錠を行うので、前記遊技媒体貸出装置を取り外す際の防犯上の安全性を確保できる。 【0039】 また、遊技媒体貸出装置の取り外し方法は、前記照合ステップにおいて、前記認証情報と前記照合情報とが不一致であった場合、この結果を報知手段により報知する報知ステップをさらに含んでいてもよい。 【0040】 また、遊技媒体貸出装置の取り外し方法は、前記担体の認証情報及び/又は前記照合情報を、記録手段により更新する更新ステップをさらに含んでもよい。 【0041】 また、遊技媒体貸出装置の取り外し方法は、複数の遊技媒体貸出装置の照合情報を、ホストコンピュータにより一度に記憶又は更新する記録ステップをさらに含むことができる。 【0042】 以下、本発明に好適な実施形態の一例を、図面に基づいてより具体的に説明する。図1は遊技場における遊技機等の配置やこれらの遊技機を管理するためのコンピュータネットワークの例を模式的に示す概略説明図であり、本実施形態では、このコンピュータネットワークにより、遊技機及び遊技媒体貸出装置の施錠システムの一例が構築されている。 【0043】 図1に示すように、遊技場400には、細長い遊技機設置台に複数の遊技機を配設した所謂遊技島410、411と呼ばれる細長い遊技設備が複数台配置されている。例えば、一の遊技島411には、前記遊技機設置台の両面にパチンコ機100が複数台設置されるとともに、それぞれのパチンコ機100の間に、遊技媒体である遊技球等の貸し出しを行う本実施形態の遊技媒体貸出装置10が配置されている。また、他の遊技島410には、前記遊技機設置台の両面にパチスロ機110が複数台設置されるとともに、それぞれのパチスロ機110の間に、これも遊技媒体であるメダルの貸し出しを行う本実施形態の遊技媒体貸出装置11が配置されている。なお、以下、パチンコ機100とパチスロ機110とを総称して遊技機と記載することがある。 【0044】 そして、遊技者は、前記遊技島410、411の遊技機の中から所望する遊技機(パチンコ機100又はパチスロ機110)を選択し、選択した遊技機に対面して当該遊技機を操作しながら遊技を行う。また、遊技者は、前記遊技機に対面したままの状態でも前記遊技媒体貸出装置10、11から遊技球やメダルの貸し出しを受けることができる。また、図示するように、例えば前記遊技島410、411の端には両替機412を設置している。なお、図1では省略したが、各遊技機にそれぞれ椅子が備えられており、遊技者は座した状態で楽に遊技が可能となっている。 【0045】 また、それぞれの遊技機及び遊技媒体貸出装置10、11は制御回路を搭載した制御基板(図示せず)などを備えており、前記遊技島410、411ごとに設けられた中継器430を介して通信回線280により、ホストコンピュータ420に接続されている。前記ホストコンピュータ420は、管理用サーバとして機能し、例えば、後述する遊技機及び遊技媒体貸出装置の施錠システムに必要な照合情報や、遊技機のゲーム進行状況を把握するために必要なプログラムやデータが記憶された記憶媒体などを備えている。421はホストコンピュータ420のモニタである。 【0046】 以下、説明の便宜上、遊技媒体貸出装置をパチンコ機用の遊技媒体貸出装置10を例にとって具体的に説明する。 【0047】 本実施形態の遊技媒体貸出装置10について、図2〜図5に基づいて説明する。図2はパチンコ機100及び遊技媒体貸出装置10の正面視による説明図、図3は本実施形態における遊技媒体貸出装置10の概観を示す斜視図、図4は同遊技媒体貸出装置10の概観を示す一部断面説明図、図5は同遊技媒体貸出装置10の前面に取付けられた扉164を開いた状態を説明する斜視図、図6は遊技媒体貸出装置10の回路構成の例を説明するブロック図である。 【0048】 遊技媒体貸出装置10は、上述した遊技場400に複数設置されたパチンコ機100の間に設置され、当該遊技媒体貸出装置10に遊技者が紙幣あるいは硬貨を投入したり、プリペイドカード等の記録媒体の情報を読み取らせたりすることにより、遊技球の貸し出しを受けることができるようにした装置である。 【0049】 本実施形態の遊技媒体貸出装置10は、図2〜図5に示すように、全体が縦長直方体状の装置本体150を、隣り合うパチンコ機100の間に固定され、上下方向に延出する側面視コ字型のサンドフレーム156(図6参照)に嵌合して構成されており、装置本体150は、前記サンドフレーム156に対して抜き出し自在に構成された縦長状の管理サンド装置170と、この管理サンド装置170の下方位置に、前記サンドフレーム156に固定された箱体163とを備えている。 【0050】 そして、前記管理サンド装置170は、後述するロック手段によって、通常は、前記サンドフレーム156に対して取外しできないように装着されているが、後述する取外し方法により、必要に応じてこの管理サンド装置170をサンドフレーム156から取り外すことができる構成としている。 【0051】 前記管理サンド装置170は、図2〜図5に示すように、紙幣を挿入するための紙幣挿入口155a、硬貨を投入するための硬貨投入口157a、おつり等の硬貨を返却する硬貨返却口159、プリペイドカード等のカード挿入口160、液晶表示を行うディスプレイを備えた表示装置169、及び後述する扉164のロック等を開錠するための開錠部2を備えている。 【0052】 また、前記管理サンド装置170は、図4に示すように、紙幣挿入口155aから挿入された紙幣の有効性を識別するとともに紙幣をストックする紙幣識別装置155、硬貨投入口157aから投入された硬貨の有効性を識別するとともに硬貨をストックし必要に応じて硬貨を返却する硬貨識別装置157、カード挿入口160から挿入されるプリペイドカード等の記録媒体の情報を読み取り、あるいはその記録媒体に情報を書き込み又は後述するカード収納ボックス165(図5)に、前記プリペイドカード等を収納させる記録媒体処理装置161を配置させている。さらに、図2及び図3に示すように、管理サンド装置170の上端部には、エラー表示などを行う表示ランプ154及び警告等を行う警告ランプ153が設けられている。 【0053】 次に、図3〜図5を用いて前記サンドフレーム156を説明する。サンドフレーム156は、複数のパチンコ機100の間に固定されるとともに、前記管理サンド装置170をこのサンドフレーム156に取付けて固定させるためのものである。本実施形態におけるサンドフレーム156は、図4に示すように、下端側に箱体163を一体的に備えるとともに、上端側に屈曲部156aを備え、全体が側面視で略コ字状に形成される。そして、管理サンド装置170は、箱体163の上面と屈曲部156aとの間で、引き出し又は押し込むことで、前記サンドフレーム156に着脱可能に取付けられている。 【0054】 前記箱体163は、正面視短冊状の中空の筐体で形成されるとともにその箱体163の前側には、図2及び図3に示すように、開閉可能な扉体として扉164が取付けられている。 【0055】 また、箱体163には、図4に示すように、後述する管理サンド主制御回路162b(図6)を有する制御ユニット162が設けられている。また、図5に示すように、当該箱体163内には、上述したカード収納ボックス165を格納している。 【0056】 ここで、当該カード収納ボックス165は、例えば、前記記録媒体処理装置161でプリペイドカード等を読取った場合に、当該プリペイドカードの残高なし等の必要に応じて当該プリペイドカード等を回収するためのボックスである。なお、図5中、166は、箱体163の前面に設けられた開口であり、前記カード収納ボックス165や前記制御ユニット162などは、この開口166から取り出し可能となっている。 【0057】 ここで、本実施形態の遊技媒体貸出装置10の遊技媒体貸出機能を実現するための回路構成例について、その概略を図に基づいて説明する。図6に示すように、当該装置本体150の管理サンド装置170は、パチンコ機100の払出・発射制御回路126に接続されるとともに、上述した紙幣識別装置155の動作を制御する紙幣識別装置用制御回路155b、上述した硬貨識別装置157の動作を制御する硬貨識別装置用制御回路157b、上述した記録媒体処理装置161の動作を制御する記録媒体処理装置用制御回路161b、及び、上述した表示装置169の動作を制御するとともに、エラー表示などの制御を行う表示装置用制御回路169bを備えている。また、図示するように、管理サンド装置170は、上述した個々の制御回路(155b、157b、161b、169b)と、後述する管理サンド主制御回路162bとの通信用のシリアル通信用IC167を備えている。 【0058】 また、箱体163に設けられた制御ユニット162には、上述した個々の制御回路(155b、157b、161b、169b)を制御するとともに、これらの個々の制御回路(155b、157b、161b、169b)から出力される信号を受けて、払出・発射制御回路126に対して貸し球制御信号を出力する管理サンド主制御回路162bが設けられる。ここで、前記個々の制御回路155b、157b、161b、169b)から出力される信号には、例えば紙幣識別装置用制御回路155bから出力される、その紙幣識別装置155に挿入された紙幣の額に相当する信号等がある。 【0059】 なお、本実施形態においては、前記管理サンド主制御回路162bと、上述した個々の制御回路(155b、157b、161b、169b)との通信用のシリアル通信用IC168は、サンドフレーム156の一部を構成する箱体163に設けられている。そして、前記管理サンド装置170及び前記サンドフレーム156には、通信回線接続用のコネクタ(図示せず)がそれぞれ設けられており、前記管理サンド装置170を前記サンドフレーム156に取付けることでこれらのコネクタが接続され、前記シリアル通信用IC(167、168)の間で通信が可能となるように構成されている。 【0060】 そして、管理サンド装置170は、図4に示すように、サンドフレーム156に着脱可能に取付けられ、本実施形態の要部をなすロック手段である後述する第2ロック機構82により施・開錠可能としている。 【0061】 次に、これもロック手段により施錠される扉体について、図3及び図5に基づいて説明する。 【0062】 図示するように、本実施形態における遊技媒体貸出装置10の扉体として設けられた扉164は、前記装置本体150の前面部に開閉可能に軸着されて取付けられている。具体的には、扉164は前記箱体163の正面に形成された開口166を閉鎖可能な大きさ及び形状の板体で形成され、後述する第1ロック機構80により施・開錠可能としている。なお、通常は、当該扉164は前記箱体の開口166を閉鎖した状態で遊技が行われる。 【0063】 そして、図3〜図5に示すように、管理サンド装置170の下端部には、店員が第1ロック機構80と第2ロック機構82とを選択的に開錠するための開錠部2が設けられている。 【0064】 この開錠部2には、詳しくは後述するが、第1ロック機構80と第2ロック機構82の開錠を制御する施開錠コントロール部302が設けられており(図7及び図8参照)、この施開錠コントロール部302は、店員が鍵代わりに用いるカード356から店員個々に定められた認証情報を非接触で読み取るリーダ部322と、読み取った認証情報が予め登録された照合情報と一致するか否かを表示する液晶表示装置からなる表示器2aと、第1ロック機構80と第2ロック機構82のいずれを開錠するかを決定する第1の開錠スイッチ2b、第2の開錠スイッチ2cとを備えている。なお、図示するように、表示器2a、第1の開錠スイッチ2b及び第2の開錠スイッチ2cは正面視矩形状のパネル表面に設けられている。なお、表示器2aは必ずしも液晶表示装置に限るものではなく、例えば7セグLEDなどで構成することもできる。 【0065】 したがって、例えば、上述したカード収納ボックス165に収納されたプリペイドカード等を回収する作業や、上述した制御ユニット162を取り出す作業等の必要が生じた場合に、遊技場400の店員は、カード356を開錠部2にかざして認証を受け、第1の開錠スイッチ2bを押下して第1ロック機構80のロックを解除して前記扉164を開き、作業を行うことができる。 【0066】 また、例えば硬貨詰まりなどが生じた場合は、同様に、店員はカード356を開錠部2にかざして認証を受け、第2の開錠スイッチ2cを押下して第2ロック機構82のロックを解除し、前記サンドフレーム156から前記管理サンド装置170を引き出して、硬貨詰まり解消作業などを行うことができる。 【0067】 図7は本実施形態に係る施錠システムのブロック図、図8は遊技媒体貸出装置10が備える施開錠コントロール部のブロック図、図9はリーダ手段の概略説明図である。 【0068】 図7に示すように、施錠システムは、例えば、遊技場400の店員ごとに特定された認証番号などの認証情報が記録されたICチップ324が設けられた担体であるICタグ320と、それぞれの遊技媒体貸出装置10に設けられ、前記ICタグ320の認証情報を照合するとともにその結果に基づいて上述した扉164の施錠を開錠させる施開錠コントロール部302と、前記認証番号を照合するための照合情報であって、複数の遊技媒体貸出装置10の照合情報を一度に記憶又は更新可能なホストコンピュータ420と、前記ICチップ324の認証情報を記録又は更新可能な記録手段である記録部306と、前記ICタグ320を発行するICタグ発行装置308とで構築される。なお、本実施形態では、ホストコンピュータ420を管理用サーバと兼用しているが、独立した施錠システム専用のコンピュータを用いるようにしてもよい。 【0069】 本実施形態において、ICタグ320は、アンテナ(図示しない)およびICチップ324などをパッケージした担体である。RFID(Radio Frequency Identification)タグまたはICラベルなどと呼ばれることもある。ICチップ324は、データを記憶させておくことができるメモリや、後述するリーダ手段としてのリーダ部322あるいは記録手段としての記録部306と交信する送受信部を備える。そして、前記アンテナが所定の周波数の電磁波に共振して電磁誘導を生じさせることによって、前記ICチップ324に記憶しているデータを電磁波で発信したり、または前記ICチップ324にデータを書き込んだりすることができる。すなわち、ICチップ324に記録された認証情報は、後述するリーダ部322により非接触で読み取ることができ、また、後述する記録部306により、前記ICチップ324に認証情報を非接触で記録することができる。 【0070】 施開錠コントロール部302は、扉体としての扉164を、装置本体150の箱体163に施錠するためのロック手段である第1ロック機構80及び管理サンド装置170をサンドフレーム156に取付けた状態で施錠するためのロック手段である第2ロック機構82の開錠動作を制御するものである。なお、当該施開錠コントロール部302は、上述した管理サンド装置170の前面に配設した前記開錠部2内に収納されている。 【0071】 図8に示すように、施開錠コントロール部302は、コントローラ312と、ICチップ324に記録された認証情報を非接触で読み取ることのできるリーダ部322と、前記認証情報と照合するための照合情報を記憶した照合情報記憶手段である記憶装置318と、前記認証情報と前記照合情報とを照合した結果が一致した場合、その結果を表示する表示手段である表示器2aと、照合結果が不一致であった場合、その結果を報知する報知手段としての報知器326と、前記第1ロック機構80あるいは第2ロック機構82を最終的に開錠する開錠スイッチ2b、2cを備えている。前記コントローラ312はCPUを備えており、認証情報と照合情報とを照合する照合手段として機能する。 【0072】 次に、ロック手段である第1ロック機構80及び第2ロック機構82について、図面を参照して説明する。 【0073】 第1ロック機構80は、図5に示すように、扉164の背面の所定の場所に設けられた扉側錠体80aと、箱体163の前面であって扉側錠体80aに対応する位置に設けられた箱体側錠体80bとから構成されており、本実施形態では、箱体側錠体80bを電磁石から構成し、扉側錠体80aを磁石に吸着される金属板から構成している。なお、一対の錠体80a,80bのいずれを電磁石で構成するかは適宜決定してよいし、両錠体80a,80b共に電磁石から構成することもできる。 【0074】 次に、サンドフレーム156と管理サンド装置170との間に設けられる第2ロック機構82について、図4及び図10を用いて説明する。図10は第2ロック機構82の説明図である。 【0075】 第2ロック機構82は、図示するように、箱体163の上端側の後部側に取付けられた錠82aと、管理サンド装置170の下端面後部に設けられ、前記錠82aと係合する係合部82bとから構成される。 【0076】 錠82aは、周知のソレノイドを利用したものであり、箱体163の内部に取付けたケース348内に、所定のストロークを有し、その頭部338aを箱体163の上面から突出可能としたプランジャ338と、筒状のソレノイドコイル336と、前記プランジャ338を常時上方向に付勢するバネ340とを収納して構成されている。また、プランジャ338の頭部338aに傾斜面338bを形成するとともに、係合部82bの前側端部には、管理サンド装置170をサンドフレーム156内に押し込んだ際に、前記傾斜面338bと当接してプランジャ338を下方へ押し込むカム機能を有する案内面338cを前側面に形成したプランジャ係合突部80cを形成している。 【0077】 したがって、管理サンド装置170をサンドフレーム156内に押し込むと、プランジャの頭部338aは前記プランジャ係合突部80cの案内面338cにより押し下げられて行き、係合部82bに達すると、前記バネ340で上方に付勢されてプランジャ338が上方へ突出してプランジャ係合突部80cをと係合することで、管理サンド装置170は、箱体163すなわちサンドフレーム156にロックされて施錠される。また、前記ソレノイドコイル336に通電されると、磁場が発生して前記プランジャ338が下方にスライド動作してロック解除することができる。 【0078】 施開錠コントロール部302に設けられたリーダ部322は、ICタグ320等に記録されたデータを非接触で読取り、例えば上位の情報処理システム等にそのデータを送信するためのものである。本実施形態に係るリーダ部322としては、例えばICタグリーダを用いることができ、上述したICタグ320と交信するためのアンテナ(図示しない)と、ICタグ320との交信を行う送受信部(図示しない)とを備える。 【0079】 なお、本実施形態では、図9(a)に示すように、ICタグ320を、手で把持しやすい程度の大きさのカード356に設けており、店員は、図9(a)に示すように、カード356を手で把持しつつ、前記開錠部2に接近させるだけで、前記リーダ部322がICタグ320に記録された認証情報を非接触で容易に読み取ることができる。また、リーダ部322は、ICタグ320との交信により読取った認証情報を、後述する照合手段としてのコントローラ312に送信するための送信手段(図示しない)を備えており、前記読取った認証情報はコントローラ312に送信される。 【0080】 なお、ICタグ320は、本実施形態におけるカード356ではなく、例えば、リストバンドなどのように、常に身に付けられる物に設けることもできる。 【0081】 照合情報記憶手段である記憶装置318は、ICタグ320の照合に必要な照合情報などのデータを記憶するためものであり、照合情報メモリ(図示しない)を備えている。そして、照合情報メモリは上述した認証情報と照合するための照合情報を記憶する。照合情報メモリとして、本実施形態では、書き込み及び消去可能なRAMなどのメモリを用いており、前記照合情報の記憶又は更新をさせることができる。 【0082】 なお、前記照合情報メモリへの書き込みは、図8に示したコントローラ312を介して、個々の遊技媒体貸出装置10に設けられた記録部306から行うことができる他、図9に示したホストコンピュータ420からも行うことができる。この場合、店員毎に特定された認証情報に対応する各照合情報を一度に記録又は更新することができる。 【0083】 また、照合情報メモリへの消去についても、コントローラ312を介して行える他、ホストコンピュータ420と接続された記録部306に対し、前記ホストコンピュータ420の指示で直接消去を行うこともできる。 【0084】 コントローラ312は、リーダ部322で読取った認証情報と記憶装置318に記憶された照合情報とを照合する照合手段としての機能と、この照合手段による照合結果に基づいて上述したロック機構80、82の開錠動作を制御するロック制御手段としての機能と、前記認証情報と照合情報とを前記照合手段により照合した結果を表示器2aに表示させる表示制御手段としての機能と、照合した結果が不一致であった場合、この結果を報知器326により報知させる報知制御手段としての機能とを有している。 【0085】 すなわち、照合手段として機能するコントローラ312は、上述したリーダ部322で読取った認証情報を受けて、前記記憶装置318に記憶された照合情報の中に前記リーダ部322で読取った認証情報と一致する情報が有るか否かを判定し、認証情報が前記照合情報と一致する場合は、図8に示すように、ロックを解除させるために、電磁石からなる箱体側錠体80b、あるいは錠82aのソレノイドコイル336に通電させるための通電信号Sig3を生成する。 【0086】 本実施形態においては、施錠対象が扉164と管理サンド装置170とからなるため、施開錠コントロール部302は、店員がいずれの施錠対象を開錠するかを選択することができるように、前記ロック機構80、82のいずれかを最終的に開錠する第1の開錠スイッチ2b及び第2の開錠スイッチ2c(図3,5,9参照)を、上述した開錠部2(図3〜図5参照)に備えている。 【0087】 すなわち、例えば、第1の開錠スイッチ2bを操作すると、その操作信号を受けたコントローラ312は、通電信号Sig3を扉164の第1ロック機構80に出力する。また、第2の開錠スイッチ2cを操作すると、その操作信号を受けたコントローラ312は、前記通電信号Sig3を管理サンド装置170の第2ロック機構82に出力する。 【0088】 また、コントローラ312は上述した報知制御手段として機能し、上述した認証情報と照合情報との照合結果が不一致であった場合、図10に示すように、報知信号Sig1を生成する。 【0089】 報知手段である報知器326は、店員の注意を喚起させるために音による警報を発したり又は/及び視覚的に表示したりするものであり、例えば前記開錠部2に設けた図示しないスピーカから前記報知信号Sig1を受けて警報を発したり、あるいは、前記表示器2aにより画像又はテキスト表示したり、あるいは発光・点滅させることで、店員のカード356のICタグ320に記録された認証情報が照合情報と不一致であること、すなわち、不正なカードが使用されたおそれがあることを報知する。 【0090】 なお、コントローラ312は、報知器326により報知させると同時に、認証情報と照合情報とが不一致であることを示す不一致信号を、ホストコンピュータ420に送信し、例えば、管理者に即座に通知できるようにすることもできる。 【0091】 また、コントローラ312は表示制御手段としても機能するものであり、認証情報と照合情報との照合結果が一致した場合に表示信号Sig2を生成し、表示手段である表示器2aに出力する。表示器2aは、表示信号Sig2を受けて、例えば「OK」の表示をする。したがって、店員は、前記リーダ部322によりICタグ320を読み取らせ、「OK」の表示を確認した後に、図9(b)に示すように、上述の第1の開錠スイッチ2b、第2の開錠スイッチ2cのいずれかを操作して、扉164又は管理サンド装置170のロックを解除することになる。 【0092】 本実施形態に係る施錠システムの構成要件である記録部306は、上述したICタグ320のICチップ324に、そのICタグ320の認証番号などのデータを書き込んだり、一旦書き込んだデータを消去して新たなデータを書き込んだりするものである。 【0093】 本実施形態における記録部306は、ICタグライタを用いており、認証情報を入力する例えばキーボードなどを含む操作部(図示せず)や、上述したICタグ320と交信するためのアンテナ(図示せず)と、ICタグ320との交信を行う送受信部(図示せず)などを備える。したがって、前記ICタグ320を前記記録部306に近接させ、前記操作部で操作しつつ、前記ICタグ320の認証情報を記録又は更新できる。また、前記記録部306は、後述するICタグ320を組込んだカードの状態でそのICタグ320のデータを記録または更新できるようにしてもよい。 【0094】 なお、前記記録部306は、上述したICタグ320に記録した認証情報をする上述したホストコンピュータ420に送信する送信手段(図示しない)を備えている。したがって、本実施形態の施錠システムは、前記ICタグ320に記録した認証情報を、ただちに前記ホストコンピュータ420を介して複数の遊技媒体貸出装置10に記憶又は更新することができる。なお、前記ICタグライタを、ホストコンピュータ420に直接接続して記録部306を構成することもできる。 【0095】 次に、本実施形態に係る施錠システムが備えるICタグ発行装置308について説明する。ICタグ発行装置308は、ICタグ320を組み込んだカード356(図9(a)参照)を発行するためのものであって、例えば、携行が容易な名刺サイズの合成樹脂材で形成された未使用カードにICタグ320を組み込んで発行するものである。 【0096】 ICタグ発行装置308は、複数の前記ICタグ320を整列させるICタグ整列手段(図示せず)、ICタグ320を組込む前の未使用カードを収納するカード収納手段(図示せず)、前記カード356に前記ICタグ320を組み込むICタグ組込手段(図示せず)、ICタグを組込んだカード356を排出する排出手段(図示しない)などを備えている。なお、必要に応じて、カード356に必要な情報を印刷する印刷手段を設けることもできる。 【0097】 さらに、本実施形態では、図7に示すように、このICタグ発行装置308と記録部306とを、上述したホストコンピュータ420を介して通信回線で接続している。したがって、本実施形態のICタグ発行装置308では、所定の認証情報を記録したICタグ320を組み込んだカード356を随時発行することができるとともに、前記ICタグ320に記録した認証情報に対応する照合情報を、前記ホストコンピュータ420を介して、複数の遊技媒体貸出装置10の施開錠コントロール部302に設けた記憶装置318に、ただちに記憶又は更新させることができる。 【0098】 以上のように構築された施錠システムの動作について説明する。 【0099】 まず、上述したICタグ発行装置308を用いて、店員に応じた特有の認証情報が記録されたICタグ320が組込まれたカード356を発行し、各店員がこれを携行する。 【0100】 この際、記録された認証情報は、上述したホストコンピュータ420ならびにコントローラ312を介して、ただちに複数の遊技媒体貸出装置10の記憶装置318に照合情報として記憶される(図7及び図8参照)。 【0101】 遊技媒体貸出装置10の扉164を開ける必要が生じた店員は、図9(a)に示すように、前記カード356を遊技媒体貸出装置10の前面(図3〜図5)に設けられた開錠部2に近接させ、リーダ部322に当該カード356のICタグ320に記録された認証情報を読み取らせる。認証情報を読み取ったリーダ部322は、当該認証情報をコントローラ312に送信する。 【0102】 前記コントローラ312は、送信された前記認証情報を受けて、その認証情報が記憶装置318に記憶された照合情報と一致する否かの判定、すなわち照合を行う。前記認証情報が前記照合情報と一致する場合は、コントローラ312は前述した通電信号Sig3ならびに表示信号Sig2を生成する(図8)。 【0103】 前記表示信号Sig2を受けて、前記表示器2aは、例えば「OK」の表示をする。そして、店員は、前記「OK」の表示を確認した後に、第1の開錠スイッチ2bを操作する(図9(b)参照)。 【0104】 そうすることで、前記通電信号Sig3が第1ロック機構80に出力され、前記第1ロック機構80を最終的に開錠することができ、扉164を開けることができる。 【0105】 このとき、本実施形態では、施開錠コントロール部302に、認証情報、開錠した日時等の開錠履歴データを記憶する開錠履歴メモリを設け、これらの開錠履歴データを、コントローラ312によりホストコンピュータ420に送信してホストコンピュータ420の記憶装置内にデータを記憶させ、何時、誰が、どの遊技媒体貸出装置10の扉164を開放したか等を、いつでも解析できるようにしている。 【0106】 また、カード356のICタグ320に記録された認証情報が照合情報と不一致の場合は、コントローラ312は、報知信号Sig1を生成する(図8参照)。そして、報知器326は、前記報知信号Sig1を受けて警報を発することで、不正なカードが使用されたおそれがあることを報知する。 【0107】 上述してきたように、本実施形態に係る施錠システムによれば、遊技場400の店員はカード356に記録された認証情報を、開錠部2のリーダ部322に非接触で読み取らせることで、鍵穴に鍵を差し込んで回転させるといった従来の煩わしい操作から開放されて、スマートに扉体の開放作業が行え、しかも、認証情報は店員毎に定められているので、セキュリティ面においても優れたシステムとなる。 【0108】 また、本実施形態に係る施錠システムでは、ホストコンピュータ420を用いて、複数の遊技媒体貸出装置10の照合情報を一度に記憶又は更新可能としているため、例えば、認証番号の登録や更新に関しては、前記ホストコンピュータ420を介して複数の遊技媒体貸出装置10に対して一度に行いつつ、前記認証番号の照合はそれぞれの遊技媒体貸出装置10ごとに行うことができる。 【0109】 したがって、例えば店員がカード356を紛失した場合でも、各遊技媒体貸出装置10の記憶装置318に記憶された照合情報(紛失したカード356のICタグ320に記録されていた認証情報に対応する照合情報)を、ホストコンピュータ420を介して、複数の遊技媒体貸出装置10に対して一度に更新することで、紛失したカード356のICタグ320に記録されていた更新前の認証情報を使用不能とすることができるので、防犯上の安全性が高まる。しかも、認証番号の登録や更新をそれぞれの遊技媒体貸出装置10ごとに行うという煩雑性が解消できる。 【0110】 次に、本実施形態の遊技媒体貸出装置の取外し方法について図11を用いて説明する。図11は、前記取外し方法を、遊技媒体貸出装置10の管理サンド装置170をサンドフレーム156から取り外す際に適用した場合の、基本的な処理ステップを説明するフローチャートである。 【0111】 まず、施開錠コントロール部302のコントローラ310は、リーダ部322を、ICタグ320が組み込まれたカード356を受け付けるために待機させた状態にする(ステップS11)。 【0112】 次に、読取ステップとして、店員が携行したカード356がリーダ部322に近接されると、リーダ部(リーダ手段)322はこれを受付けて、そのカード356のICタグ320の認証情報を読み取る(ステップS12)。 【0113】 次に、照合ステップとして、コントローラ312は、読取った認証情報を照合するための照合情報を記憶した記憶装置(照合情報記録手段)318(図8)から照合情報を読み取り、その読取った照合情報とステップS12で読取った認証情報との照合を行う(ステップS13)。そして、照合結果が不一致の場合、コントローラ312は、ステップS12(カード受待機)に戻す(ステップS14)。 【0114】 他方、前記照合結果で一致した場合は、開錠ステップとして、コントローラ312は、前記ロック手段の開錠動作を実行する(ステップS15)。すなわち、ステップS15では、第1ロック機構80及び第2ロック機構82を解除するための通電信号Sig3(図8)を生成し、第2の開錠スイッチ2cが操作されたことを契機に、通電信号Sig3を第2ロック機構82に送り、ソレノイドコイル336に通電させることでプランジャ338を下方にスライド動作させるのである。 【0115】 次に、上述した解除履歴データを、施開錠コントロール部302に設けた開錠履歴メモリに記憶する(ステップS16)。 【0116】 なお、上述したステップは、遊技媒体貸出装置10の一部である管理サンド装置170をサンドフレーム156から取り外す方法について説明しているが、遊技場400に複数設置された遊技機(パチンコ機100、パチスロ機110)間に、箱体163を含む遊技媒体貸出装置10全体がロック手段によって取付けられている場合にも適用可能である。 【0117】 ここで、遊技媒体貸出装置10の他の実施形態について説明する。 【0118】 上述してきた実施形態においては、遊技媒体貸出装置10は、扉164の第1ロック機構80あるいは管理サンド装置170の第2ロック機構82を最終的に開錠する際に、開錠部2に設けた第1の開錠スイッチ2b及び第2の開錠スイッチ2cを操作することによって、開錠対象を前記第1ロック機構80と第2ロック機構82とのうちいずれかを選択するようにしたが、開錠スイッチ2b、2cによらずに選択することもできる。 【0119】 すなわち、上述した施開錠コントロール部302に設けたリーダ部322が、例えば、所定の時間内に前記認証情報を一回だけ読み取り、その認証情報が照合情報と一致した場合に、上述したコントローラ312は通電信号Sig3を生成して第1ロック機構80に出力し、上述したソレノイドコイル336に通電させて第1ロック機構80を最終的に開錠する。 【0120】 他方、前記所定の時間内に同一の認証情報を2回読取った場合であって、その認証情報が照合情報と一致した場合には、上述したコントローラ312は、通電信号Sig3を生成して第2ロック機構82に出力し、上述したソレノイドコイル336に通電させて前記第2ロック機構82を最終的に開錠するのである。 【0121】 この場合、認証情報を読み取る前記所定の時間を計測するタイマ手段や、その所定の時間内の読取回数をカウントするカウンタ手段等を、例えば上述した施開錠コントロール部302に備えさせるとよい。 【0122】 本実施形態のように構成すれば、開錠スイッチ2b、2cを廃止することができ、開錠部2の構成の簡略化、ならびに開錠操作の簡素化が図れる。 【0123】 ところで、本実施形態では、遊技媒体貸出装置10のみならず、遊技機に設けられた扉体の施錠及び開錠についても、上述したロック手段と同様な機構を採用しており、必要に応じて、店員はカード356を用いて、例えばパチンコ機100に設けられた扉111の開錠を行うことができる。すなわち、パチンコ機100及びパチスロ機110を含む遊技機の施錠システムについても、図1に示したコンピュータネットワークにより構築されている。 【0124】 ここで、パチンコ機100の概観について図2、図12〜図14を用いて説明する。図12は同パチンコ機100の概観を示す分解斜視図、図13及び図14はパチンコ機100の扉111がパチンコ機100の前面を開放した状態を説明する斜視図である。 【0125】 図12に示すように、パチンコ機100は、前面に開口12aが形成された筐体12と、その筐体12における開口12aの内部に配設される遊技盤14及び液晶表示装置32、さらには図示しない制御基盤等と、筐体12の前方に開閉自在に軸着された扉111とから構成されている。この扉111は、図12に示すように、開口12aを前面から閉鎖するためのものであり、前記遊技盤14と略同じ形状と大きさの透明な保護ガラス板19を支持する枠体で形成される。そして、当該扉111を閉めたときに、前記遊技盤14、図示しない制御基盤、液晶表示装置32等が筐体12内に収納された状態となるように構成されている。そして、当該扉111は、通常、筐体12の開口12aを閉鎖した状態で遊技が行われる。また、筐体12の前面の下側には、上皿20、下皿22、発射ハンドル26等が設けられている。 【0126】 また、前記扉111は、図13及び図14に示すように、筐体12の開口12aを開閉するものであるが、この扉111の前面側には、さらに、保護ガラス板19を支持するガラス扉134が開閉自在に軸着されている。 【0127】 遊技盤14と液晶表示装置32との間にはスペーサ31が介設されており、液晶表示装置32の背面側に前記制御基板が配設されている。31aはスペーサ31の中央に設けた大きな貫通穴31aであり、この貫通穴31aには電飾ユニット53が設けられている。ここで、電飾ユニット53は、遊技の進行状況の変化などをLEDなどで表示させるためのものであり、遊技者は、その表示を視認しつつパチンコ遊技を行う。 【0128】 遊技盤14には、図2に示すように、その前面側に、発射された遊技球が転動可能な遊技領域15が設けられている。この遊技領域15は、2つのガイドレール30a,30bにより囲まれた遊技球が転動可能な領域であり、この遊技領域15に、複数の遊技釘13が打ちこまれるとともに、障害物55、57、通過ゲート54、一般入賞口56a〜56d、始動口25、この始動口25に付設された羽根部材23、大入賞口39、シャッタ40といった遊技部材が設けられている。 【0129】 また、本実施形態におけるパチンコ機100の遊技盤14は、その全部が透過性を有する板形状の樹脂(透過性を有する部材)によって形成されている。この透過性を有する部材としては、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、メタクリル樹脂など各種の材質が該当する。 【0130】 遊技に関する演出画像を表示する液晶表示装置32は、前記スペーサ31を挟んで、遊技盤14の背後に設けられており、遊技に関する画像の表示を可能とする表示領域32aを有している(図12)。この表示領域32aは、遊技盤14の全部又は一部に、スペーサ31を挟んで、背面側から重なるように配設されており、演出用の演出画像、装飾用の装飾画像等、各種の画像を表示することができる。すなわち、透明な遊技盤14の遊技領域15あるいは遊技盤14全体を透して、広い領域を用いたダイナミックな画像表示が可能となっている。 【0131】 また、遊技盤14の背後に液晶表示装置32を設けることにより、例えば、遊技釘13の植設領域や遊技部材を設ける領域を大きくできるなど、レイアウトの自由度を高めることが可能である。 【0132】 上述したように、パチンコ機100の前面の扉111は、前記パチンコ機100の筐体12の開口12aを通常閉鎖した状態で遊技が行われる。その際、当該扉111は、不正行為等によって開かれることがないように、前記筐体12に施錠される。 【0133】 具体的には、その施錠は、図13に示すように、前記筐体12の正面視右側に配置された縦枠部分の上下所定位置に錠孔部28b.28bを設け、当該扉111を形成する枠体の裏面側であって前記錠孔部28b、28bにそれぞれ対応する位置に錠前部を設け、これら錠前部を前記錠孔部28b,28bに押し込んでロックすることで行われる。 【0134】 また、例えば遊技釘13などに遊技球が掛かったりした場合は、ガラス扉134を開放して掛かり球を取り除くが、このガラス扉134についても前記錠前部と同一構成の錠前部28aをガラス扉134の一側中央部に設けており、これに対応する錠孔部28bが扉111の対応箇所に設けられている(図12及び図14)。 【0135】 また、パチンコ機100は、図2、図13及び図14に示すように、前記扉111の右側に、遊技媒体貸出装置10における開錠部2と同様に施錠を開錠するための扉開錠部27を備えており、例えば球詰まりなどの不具合が生じた場合に、店員はこの扉開錠部27を用いて前記扉111を開けることができる。なお、扉開錠部27については、前述した遊技媒体貸出装置10の開錠部2と同様の構成であり、また、錠前部28aについては遊技媒体貸出装置10の第2ロック機構82と基本構成及びその開錠動作についても同様であるため、その詳細な説明は省略する。 【0136】 すなわち、簡単に説明すると、店員は、パチンコ機100の扉111又はガラス扉134の開放についても、扉開錠部27に設けられたリーダ手段にカード356を接近させて非接触で認証情報を読み取らせ、照合手段による照合結果と、扉開錠部27に設けた開錠スイッチ27a,27bの操作に基づいて、ロック制御手段によって錠前部28aの開錠動作が行われるのである。例えば、開錠スイッチ27aが操作されるとガラス扉134が開錠され、開錠スイッチ27aが操作されると扉111が開錠されることになる。したがって、従来のパチンコ機のように、扉を開ける場合、店員が鍵穴に鍵を挿入して回動してロックを解除させるなどの手間のかかる動作が不要となり、開錠操作が簡便になっている。 【0137】 以上説明してきたように、本実施形態における遊技媒体貸出装置10、遊技媒体貸出装置10の施錠システムならびに遊技媒体貸出装置の取外し方法(図11)によれば、ICチップ324の認証番号を、個々の遊技媒体貸出装置10に設けた開錠部2において非接触で照合し、照合結果に基づいてロック機構80(82)を開錠することができるため、鍵穴に鍵を挿入して回動したりするなどの手間のかかる動作が不要となり、防犯上の安全性を確保しながらも開錠作業が簡便となる。 【0138】 以上、本発明の実施形態のうちのいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらはあくまでも例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。また、遊技媒体貸出装置としてはパチンコ機100やパチスロ機110の遊技媒体貸出装置に限定されるものではなく、遊技に供される遊技媒体の貸出装置であれば全て含まれる。 【図面の簡単な説明】 【0139】 【図1】遊技場における遊技機等の配置の例を模式的に示す概略説明図である。 【図2】本実施形態に係る遊技媒体貸出装置及びパチンコ機の正面図である 【図3】本実施形態における遊技媒体貸出装置の概観を示す斜視図である。 【図4】同遊技媒体貸出装置の概観を示す分解断面図である。 【図5】同遊技媒体貸出装置の概観を示す斜視図である。 【図6】同遊技媒体貸出装置の回路構成の例を説明するブロック図である。 【図7】同遊技媒体貸出装置の施錠システムのブロック図である。 【図8】同遊技媒体貸出装置が備える施開錠コントロール部のブロック図である。 【図9】リーダ手段、カード、開錠スイッチを説明する概略図である。 【図10】ロック機構を説明する一部省略断面図である。 【図11】本実施形態の遊技媒体貸出装置の取外し方法の基本的な処理ステップを示すフローチャートである。 【図12】本実施形態におけるパチンコ機の概観を示す分解斜視図である。 【図13】本実施形態におけるパチンコ機の概観を示す斜視図である。 【図14】本実施形態におけるパチンコ機の概観を示す斜視図である。 【符号の説明】 【0140】 2 開錠部 10 遊技媒体貸出装置 80 第1ロック機構(ロック手段) 82 第2ロック機構(ロック手段) 150 装置本体 156 サンドフレーム 163 箱体 170 管理サンド装置 302 施開錠コントロール部 306 記録部(記録手段) 308 ICタグ発行装置 312 コントローラ 318 記憶装置(照合情報記憶手段) 320 ICタグ 322 リーダ部(リーダ手段) 324 ICチップ 326 報知器 356 カード 420 ホストコンピュータ
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| 【出願人】 |
【識別番号】598098526 【氏名又は名称】アルゼ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月6日(2006.9.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080160 【弁理士】 【氏名又は名称】松尾 憲一郎
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| 【公開番号】 |
特開2008−61748(P2008−61748A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月21日(2008.3.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−241371(P2006−241371) |
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