| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】難波 秀樹
【氏名】藤盛 幸治
【氏名】熊谷 真貴
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| 【要約】 |
【課題】複数の図柄を同時に変動表示させた場合でも、遊技者が違和感、不信感及び失望感を抱くことを抑制でき、ひいては遊技に対する興趣が低下することを防止できる遊技機を提供する。
【構成】通常遊技時では遊技球は開放型始動口68に多く入賞することになるが、開放型始動口68への入賞に伴い変動する第1特別図柄に対応した第1特別擬似図柄の変動を大きく表示させることにより、遊技者は比較的多く変動する第1特別擬似図柄だけを見る傾向になる。通常遊技時では遊技球は電チュー始動口56Bにはほとんど入賞しないので、電チュー始動口56Bへの入賞に伴い変動する第2特別図柄に対応した第2特別擬似図柄の変動を第1特別擬似図柄の変動と比較して小さく表示させることにより、第2特別擬似図柄が遊技者の視野に入ることはほとんどない。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技球の入賞により第1図柄を変動させる第1始動口と、遊技球の入賞により第2図柄を変動させる第2始動口と、前記第1図柄及び前記第2図柄を変動表示させる単一の図柄表示手段と、前記第1図柄の表示と前記第2図柄の表示の切り替えを行う図柄表示切替手段と、を有する遊技機において、 通常遊技状態では、前記第2始動口よりも前記第1始動口に遊技球が入賞し易く設定され、前記図柄表示切替手段により前記図柄表示手段に変動表示される前記第1図柄が前記第2図柄よりも大きく表示され、 時短遊技状態及び確変遊技状態では、前記第1始動口よりも前記第2始動口に遊技球が入賞し易く設定され、前記図柄表示切替手段により前記図柄表示手段に変動表示される前記第2図柄が前記第1図柄よりも大きく表示されることを特徴とする遊技機。 【請求項2】 前記第1始動口に遊技球が入賞して前記第1図柄が変動表示されている間に前記第1始動口に遊技球が入賞した場合には、遊技球が入賞した回数分の前記第1図柄の変動を保留して、前記第1図柄の変動停止後に、保留した回数分の前記第1図柄を変動させて前記保留を消化する図柄変動保留手段と、 大当り遊技終了後に続いて時短遊技又は確変遊技が開始される時点で前記第1図柄の変動の保留が存在する場合には、前記保留を消化するまで、前記図柄表示切替手段による前記第1図柄から前記第2図柄の変動表示への切り替えを遅延させる表示切替遅延手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 【請求項3】 前記図柄変動保留手段は、前記第2始動口に遊技球が入賞して前記第2図柄が変動表示されている間に前記第2始動口に遊技球が入賞した場合には、遊技球が入賞した回数分の前記第2図柄の変動を保留して、前記第2図柄の変動停止後に、保留した回数分の前記第2図柄を変動させて前記保留を消化し、 前記図柄表示手段に設けられ前記第1図柄の変動の保留数と前記第2図柄の変動の保留数を表示する保留表示手段と、 前記通常遊技状態では前記第1図柄の変動の保留数を前記保留表示手段に表示し、前記時短遊技状態又は前記確変遊技状態では前記第2図柄の変動の保留数を前記保留表示手段に表示するように保留表示を切り替える保留表示切替手段と、 を有することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 【請求項4】 確変大当り遊技と通常大当り遊技とからなる大当り遊技の当選を抽選処理する当否判定手段と、 前記当否判定手段の抽選結果に基づき前記第1図柄又は前記第2図柄の一方が外れ変動し、他方が当り変動する場合であって、 前記図柄表示手段に、外れ変動である前記第1図柄又は前記第2図柄の変動を表示する場合には、前記確変大当り遊技に至る確変リーチ演出と前記通常大当り遊技に至る通常リーチ演出とを含んだ複合リーチ演出を表示させる演出制御手段と、 を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、複数の図柄(例えば、特別図柄)を同時に変動し、複数の特別図柄に対応する各特別擬似図柄を単一の図柄表示装置において切り替え表示する遊技機に関する。 【背景技術】 【0002】 従来から、複数の始動口と1つの当否判定手段と1つの図柄表示装置とを備えた遊技機であって、特定の図柄の組合せ(例えば、「7、7、7」など)により大当りを発生させ、大量の出玉を遊技者に付与する遊技機が知られていた。この遊技機に対して、近年、複数の判定系に対して、1つの図柄表示装置を共用する遊技機が知られるようになってきた。 【0003】 そして、複数の変動表示ゲームを同時に進行し、かつ遊技者が複数の変動表示ゲームの結果を混乱することなく把握できるようにした遊技機も知られている。すなわち、遊技機の遊技制御装置により、第1、第2の特図ゲームの進行を表示装置上で同時に制御し、さらに、1つの特図始動センサを介して遊技球の特図始動口への入賞を検知し、この検知結果を第1、第2の特図ゲームの特図始動記憶として振り分ける。これらの特図記憶に基づいて特図表示領域で第1の特図ゲームが進行し、別の特図表示領域で第2の特図ゲームが進行する。このとき、第1、第2の特図ゲームの進行を制御する第1、第2の表示指令信号に基づいて報知図柄表示領域に表示される報知図柄の進行が制御される(下記特許文献1参照)。 【特許文献1】特開2005−185353号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 ところで、特許文献1の遊技機では、1つの特図始動センサを介して遊技球の特図始動口への入賞を検知し、この検知結果を第1、第2の特図ゲームの特図始動記憶として振り分けている。しかし、この構成では、遊技状態に関係なく、入賞記憶が複数あれば、常に複数の変動表示ゲームが同時に進行することになる。このため、従来の遊技機のように1つ図柄表示装置で1つの特図ゲームをし、遊技状態に合致した図柄の変動表示ゲームに慣れている遊技者にとっては、遊技状態に関係なく複数の変動表示ゲームが同時進行する点に違和感を抱くことになり、結果として遊技に対する興趣が著しく低下することになる。 【0005】 そこで、本発明は、複数の図柄を同時に変動表示させた場合でも、遊技者が違和感、不信感及び失望感を抱くことを抑制でき、遊技に対する興趣が低下することを防止できる遊技機を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 請求項1に記載の発明は、遊技球の入賞により第1図柄を変動させる第1始動口と、遊技球の入賞により第2図柄を変動させる第2始動口と、前記第1図柄及び前記第2図柄を変動表示させる単一の図柄表示手段と、前記第1図柄の表示と前記第2図柄の表示の切り替えを行う図柄表示切替手段と、を有する遊技機において、通常遊技状態では、前記第2始動口よりも前記第1始動口に遊技球が入賞し易く設定され、前記図柄表示切替手段により前記図柄表示手段に変動表示される前記第1図柄が前記第2図柄よりも大きく表示され、時短遊技状態及び確変遊技状態では、前記第1始動口よりも前記第2始動口に遊技球が入賞し易く設定され、前記図柄表示切替手段により前記図柄表示手段に変動表示される前記第2図柄が前記第1図柄よりも大きく表示されることを特徴とする。 【0007】 請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記第1始動口に遊技球が入賞して前記第1図柄が変動表示されている間に前記第1始動口に遊技球が入賞した場合には、遊技球が入賞した回数分の前記第1図柄の変動を保留して、前記第1図柄の変動停止後に、保留した回数分の前記第1図柄を変動させて前記保留を消化する図柄変動保留手段と、大当り遊技終了後に続いて時短遊技又は確変遊技が開始される時点で前記第1図柄の変動の保留が存在する場合には、前記保留を消化するまで、前記図柄表示切替手段による前記第1図柄から前記第2図柄の変動表示への切り替えを遅延させる表示切替遅延手段と、を有することを特徴とする。 【0008】 請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機において、前記図柄変動保留手段は、前記第2始動口に遊技球が入賞して前記第2図柄が変動表示されている間に前記第2始動口に遊技球が入賞した場合には、遊技球が入賞した回数分の前記第2図柄の変動を保留して、前記第2図柄の変動停止後に、保留した回数分の前記第2図柄を変動させて前記保留を消化し、前記図柄表示手段に設けられ前記第1図柄の変動の保留数と前記第2図柄の変動の保留数を表示する保留表示手段と、前記通常遊技状態では前記第1図柄の変動の保留数を前記保留表示手段に表示し、前記時短遊技状態又は前記確変遊技状態では前記第2図柄の変動の保留数を前記保留表示手段に表示するように保留表示を切り替える保留表示切替手段と、を有することを特徴とする。 【0009】 請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機において、確変大当り遊技と通常大当り遊技とからなる大当り遊技の当選を抽選処理する当否判定手段と、前記当否判定手段の抽選結果に基づき前記第1図柄又は前記第2図柄の一方が外れ変動し、他方が当り変動する場合であって、前記図柄表示手段に、外れ変動である前記第1図柄又は前記第2図柄の変動を表示する場合には、前記確変大当り遊技に至る確変リーチ演出と前記通常大当り遊技に至る通常リーチ演出とを含んだ複合リーチ演出を表示させる演出制御手段と、を有することを特徴とする。 【発明の効果】 【0010】 請求項1に記載の発明によれば、第1始動口に遊技球が入賞することにより図柄表示手段に第1図柄が変動表示される。また、第2始動口に遊技球が入賞することにより図柄表示手段に第2図柄が変動表示される。なお、第1図柄及び第2図柄が所定の図柄で変動停止することにより大当り遊技に突入する。 【0011】 ここで、図柄表示手段における第1図柄の表示と第2図柄の表示の切り替えは図柄表示切替手段により行われるが、通常遊技状態では、図柄表示切替手段により図柄表示手段に変動表示される第1図柄が第2図柄よりも大きく表示される。これにより、遊技者にとって、第1図柄は視認容易になり、第2図柄は視認困難になる。一方、時短遊技状態及び確変遊技状態では、図柄表示切替手段により図柄表示手段に変動表示される第2図柄が第1図柄よりも大きく表示される。これにより、遊技者にとって、第2図柄は視認容易になり、第1図柄は視認困難になる。 【0012】 具体的には、通常遊技時に遊技球が第1始動口に多く入賞する構成では、第1始動口への入賞に伴い変動する第1図柄を大きく表示させることにより、遊技者は比較的多く変動する第1図柄だけを見る傾向になる。逆に、通常遊技時に遊技球が第2始動口にはほとんど入賞しないので、第2始動口への入賞に伴い変動する第2図柄を第1図柄と比較して小さく表示させることにより、第2図柄が遊技者の視野に入ることはほとんどない。 【0013】 これにより、遊技者は、遊技中において、より多く変動する方の図柄を常に見続けることになり、遊技者は、遊技状態に合致した図柄の斬新なビジュアルやデザインを常に見ることができる。この結果、遊技者の遊技に対する興趣を高めることができる。 【0014】 逆に、第1図柄と第2図柄の表示態様を遊技状態に関係なく常に一定とすると、例えば、時短遊技状態や確変遊技状態のように、第2始動口への遊技球の入賞頻度が第1始動口へのそれと比較して高くなった場合に、図柄表示手段において大きく表示された第1図柄の変動表示が行われない状況が生じ得る。このような状況が発生すると、遊技者は、遊技球が始動口に入賞したにもかかわらず、図柄表示手段において図柄変動が行われないので、遊技機が故障したと感じることがある。特に、時短遊技状態や確変遊技状態のように遊技者有利の遊技状態において、遊技者が損をするかのような印象を与えることは遊技者の遊技に対する興趣を低下させ、ひいては、遊技メーカや遊技ホールの信頼性を損ねることになるので好ましくない。 【0015】 なお、本明細書において「通常遊技」とは、大当り遊技(確変大当り遊技及び通常大当り遊技)、時短遊技及び確変遊技以外の遊技を意味する。 【0016】 また、「時短遊技」とは、規定回数(例えば、100回)だけ特別図柄及び普通図柄などの図柄の変動時間が短縮され、かつ普通電動役物の開放延長機能が作動する状態の遊技を意味する。 【0017】 また、「確変遊技」とは、例えば、特別遊技(例えば、大当り遊技)に当選する確率が高確率となる状態と低確率となる状態の2つの確率が設定されている場合に、特別遊技(例えば、大当り遊技)に当選する確率が高確率となる状態の遊技を意味する。 【0018】 請求項2に記載の発明によれば、第1始動口に遊技球が入賞して第1図柄が変動表示されている間に第1始動口に遊技球がさらに入賞した場合には、さらに入賞した回数分の第1図柄の変動が図柄変動保留手段により保留され、第1図柄の変動停止後に、遊技球が入賞した回数分の第1図柄が変動され保留が消化される。 【0019】 ここで、大当り遊技終了後に続いて時短遊技又は確変遊技が開始される時点で第1図柄の変動の保留が存在する場合には、保留が消化されるまで、図柄表示切替手段による第1図柄から第2図柄の変動表示への切り替えが表示切替遅延手段により遅延される。 【0020】 すなわち、大当り遊技終了後に続いて時短遊技又は確変遊技が開始される場合には、第2図柄が図柄表示手段に大きく表示されることになるが、第1図柄の変動の保留が存在すれば、第1図柄の変動の保留を全て消化するまで、第1図柄の変動が図柄表示手段に大きく表示される。なお、第2図柄の変動は図柄表示手段に小さく表示される。この結果、遊技者の遊技に対する興趣が低下することを防止できる。 【0021】 逆に、第1図柄の変動の保留が存在するにもかかわらず、大当り遊技終了後の時短遊技又は確変遊技において、第2図柄の変動が大きく表示されると、保留分の第1図柄の遊技が実行されていないという印象を遊技者に与えることになる。これでは、遊技者に損をした印象を与え、遊技に対する興趣が低下することになる。そこで、大当り遊技終了後の時短遊技又は確変遊技において第1図柄の変動の保留があれば、その保留を全て消化できるまで、第2図柄の変動を大きく表示することを遅延させ、替わりに第1図柄の変動を引き続き大きく表示することにより、上記問題を解消することが可能になる。 【0022】 なお、本明細書の「大当り遊技」とは、特別遊技終了後の遊技状態において特別遊技に当選する確率が高確率となる確変大当り遊技と、特別遊技終了後の遊技状態において特別遊技に当選する確率が低確率となる通常大当り遊技と、を意味する。 【0023】 請求項3に記載の発明によれば、第2始動口に遊技球が入賞して第2図柄が変動表示されている間に第2始動口に遊技球がさらに入賞した場合には、入賞した回数分の第2図柄の変動が図柄変動保留手段により保留されて、第2図柄の変動停止後に、遊技球がさらに入賞した回数分の第2図柄が変動されてその保留が消化される。つまり、図柄変動保留手段は、第1図柄の変動と第2図柄の変動の両方を保留し、その後、第1図柄又は第2図柄を保留分だけ変動させて保留を消化する機能を有している。 【0024】 ここで、第1図柄の変動の保留数と第2図柄の変動の保留数は保留表示手段により表示されるが、通常遊技状態では第1図柄の変動の保留数が保留表示手段に表示される。そして、時短遊技状態又は確変遊技状態になると、保留表示切替手段により保留数の表示が切り替えられて、第2図柄の変動の保留数が保留表示手段に表示される。 【0025】 以上のように、現在の遊技状態に対応した図柄の保留数を図柄表示手段に常に表示させることにより、複数の図柄の変動を同時に進行させる遊技においても、遊技状態に対応した図柄の保留数を遊技者に常に認識させることができる。 【0026】 請求項4に記載の発明によれば、確変大当り遊技と通常大当り遊技とからなる大当り遊技の当選が当否判定手段により抽選処理される。そして、当否判定手段の抽選結果に基づき第1図柄又は第2図柄の一方が外れ変動し、他方が当り変動する場合であって、図柄表示手段に外れ変動である第1図柄又は第2図柄の変動を表示する場合には、演出制御手段により、確変大当り遊技に至る確変リーチ演出と通常大当り遊技に至る通常リーチ演出とを含んだ複合リーチ演出が表示される。 【0027】 具体的には、通常遊技時に第1図柄が大きく表示され、確変図柄のシングルリーチ(例えば、7−7のリーチ)になり、かつ、第2図柄で通常大当りに当選した場合には、第1図柄の確変大当り遊技に至るシングルリーチにせず、必ず確変大当り遊技と通常大当り遊技に至るダブルリーチ(例えば、4−4と7−7など)以上にする。このとき、遊技者は、確変図柄で大当りするかもしれないし、通常図柄で大当りするかもしれないと認識する。そして、第1図柄が通常大当りを外し、かつ確変大当りも外した後に、仮に第2図柄が「4、4、4」の通常大当りになったとしても、遊技者は、第1図柄の確変大当り遊技と通常大当り遊技に至るダブルリーチの段階で通常大当りで大当りする場合もあると予測できる。この結果、遊技者に、確変大当りから通常大当りに降格したという印象を与えることがないため、遊技の興趣が低下することを防止できる。 【0028】 なお、本明細書において、「外れ変動」とは、当否判定手段の抽選処理の結果に基づいて第1図柄及び第2図柄がそれぞれ変動し、当否判定手段による抽選結果により大当り遊技が当選せず、第1図柄及び第2図柄が外れ図柄で停止するように変動することを意味する。 【0029】 また、「当り変動」とは、当否判定手段の抽選処理の結果に基づいて第1図柄及び第2図柄がそれぞれ変動し、当否判定手段による抽選結果により大当り遊技が当選し、第1図柄及び第2図柄が当り図柄で停止するように変動することを意味する。 【0030】 また、「確変リーチ演出」とは、確変大当りに当選することを遊技者に期待させる演出を意味し、例えば、「7、○、7」など、両側に同一の奇数の数字図柄が停止しており中央の図柄が未だ決定されていないような演出を意味する。なお、確変リーチ演出が実行された場合でも、確変大当り遊技に当選するか否かは当否判定手段で予め決定されており、確変リーチ演出の後、確変大当り遊技に移行する場合もあれば、外れて通常遊技に移行する場合もある。 【0031】 また、「通常リーチ演出」とは、通常大当りに当選することを遊技者に期待させる演出を意味し、例えば、「6、○、6」など、両側に同一の偶数の数字図柄が停止しており中央の図柄が未だ決定されていないような演出を意味する。なお、通常リーチ演出が実行された場合でも、通常大当り遊技に当選するか否かは当否判定手段で予め決定されており、通常リーチ演出の後、通常大当り遊技に移行する場合もあれば、外れて通常遊技に移行する場合もある。 【0032】 また、「複合リーチ演出」とは、例えば、1つの通常リーチ演出と1つの確変リーチ演出からなるダブルリーチ演出(例えば、3−3と4−4のダブルリーチ)、2つの通常リーチ演出と1つの確変リーチ演出からなるトリプルリーチ演出(例えば、2−2と3−3と4−4のトリプルリーチ)、1つの通常リーチ演出と2つの確変リーチ演出からなるトリプルリーチ演出(例えば、3−3と4−4と5−5のトリプルリーチ)などを意味する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0033】 次に、本発明の第1実施形態に係る遊技機について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では本発明を弾球遊技機の一例であるパチンコ機に適用した構成を説明する。 【0034】 図1及び図2に示すように、第1実施形態に係る遊技機であるパチンコ機(遊技機)10の前面部には、主として、外枠12と、内枠14と、前面枠16と、上皿部18と、下皿部20と、施錠装置22と、発射ハンドル24などが設けられている。 【0035】 外枠12は、木製の板状体を略長方形の額縁状に組立て固着したものである。内枠14は、全体がブラスチック製で、外枠12に対して開閉可能に軸支されている。また、内枠14の右端中央には施錠装置22が設けられている。 【0036】 前面枠16は、本発明の前面扉の一具体例を示すもので、パチンコ機10の前面部全体の約2/3のサイズを占め、内枠14の左端に開閉可能となるように軸支されている。また、前面枠16は、全体がプラスチック製であり、遊技盤26(図3参照)を前方から視認するべく、遊技盤26に形成された遊技領域28(図3参照)の形状に対応して略円形に形成された開口部30を有している。また、前面枠16の裏面には、ガラス板32がガラス枠(図示省略)によって取り付けられている。そして、遊技者を基準とすれば、遊技盤26に形成された遊技領域28はガラス板32の後方に位置するようになっている。なお、本実施形態では、ガラス板32を前面枠16の裏面側に取り付けた構成を例にとり説明したが、例えば、前面枠16の前面側にガラス枠により取り付けてもよい。また、ガラス板32に替えて、透明な樹脂板を前面枠16に取り付けることもできる。 【0037】 また、図1及び図2に示すように、前面枠16の左上方側及び右上方側には、メインスピーカ(図示省略)から出力された音声を前面枠16の外部に導くための導音部34がそれぞれ設けられている。各導音部34は、円筒状の導音部本体32と、導音部本体36に形成された複数のスリット38と、で構成されている。 【0038】 また、図1及び図2に示すように、前面枠16の下方側には、上皿部18が設けられている。この上皿部18には、演出ボタン40と、球貸操作部42と、がそれぞれ設けられている。 【0039】 また、図1及び図2に示すように、上皿部18の下方側には、下皿部20が設けられている。また、下皿部20の右下方側には、遊技球を発射させるための発射ハンドル24が設けられている。この発射ハンドル24には、発射レバー44と、発射停止ボタン46がそれぞれ設けられている。 【0040】 また、図1及び図2に示すように、下皿部20の左右下方側には、所定の効果音を出力するための各サブスピーカ48がそれぞれ設けられている。 【0041】 また、内枠14には、遊技領域28(図3参照)の形状に合致した開口部(図示省略)が形成されている。この内枠14の内側面には、遊技盤26(図3参照)が取り付けられる。これにより、遊技者は、遊技盤26の遊技領域28を内枠14の開口部及び前面枠16の開口部30を通して視認することができる。 【0042】 次に、遊技盤26の表面構造について図3を参照して説明する。 【0043】 遊技盤26は、内枠14に保持されるとともに、裏機構盤(図示省略)よりその背面側が覆われている。遊技盤26には、遊技盤26の表面に設けられた外レール50と内レール52とにより略円形状の遊技領域28が形成されている。遊技領域28の内部には、中央装置54と、始動口(第2始動口)56Bを有する普通電動役物56と、ワープ入球口58と、多数の障害釘60と、風車63等と、がそれぞれ配設されている。 【0044】 中央装置54は、遊技領域28の略中央部に配置されており、演出図柄表示装置(図柄表示手段)62と、センター役物64と、ランプ装置66と、を備えている。 【0045】 演出図柄表示装置62は、後述の主制御基板102(図4参照)やサブ制御基板106(図4参照)からの制御信号に基づいて表示制御されており、略長方形状の映像画面を有している。この映像画面上には、中央に比較的大きな面積の領域である第1表示領域65と、右下に第1表示領域65よりも小さな面積の領域である第2表示領域67と、が形成されている。この第1表示領域65には、通常遊技時に、後述の第1特別図柄と連動し第1特別図柄と同一の遊技結果を示す第1特別擬似図柄(第1図柄)が変動表示される。また、第1表示領域65には、時短遊技時又は確変遊技時に、後述の第2特別図柄と連動し第2特別図柄と同一の遊技結果を示す第2特別擬似図柄(第2図柄)が変動表示される。このため、通常遊技時には第1特別擬似図柄が第2特別擬似図柄と比較して大きく表示され、時短遊技時又は確変遊技時には第2特別擬似図柄が第1特別擬似図柄と比較して大きく表示される。 【0046】 具体的には、各表示領域65、67は、左特別擬似図柄を表示する左特別擬似図柄表示領域、中央特別擬似図柄を表示する中央特別擬似図柄表示領域、及び右特別擬似図柄を表示する右特別擬似図柄表示領域が、略横一列となる配置方向に沿って並んで形成されている(それぞれ図示省略)。各特別擬似図柄表示領域は、これらの表示領域の配置方向と略直交する方向(上下方向)に図柄変動方向が設定されており、その方向に複数の特別擬似図柄が順次表示されていく。 【0047】 また、第1表示領域65の下方には、第1特別図柄又は第2特別図柄の変動の保留を示す中央特別図柄保留ランプ(保留表示手段)69が設けられている。中央特別図柄保留ランプ69は、4個のLEDで構成されており、第1特別図柄又は第2特別図柄の変動は4回まで保留可能になっている。すなわち、通常遊技時において、第1表示領域65に第1特別擬似図柄が変動表示している場合には、中央特別図柄保留ランプ69では第1特別図柄の保留数を示しており、第1特別図柄の保留数の分だけLEDが点灯している。一方、時短遊技時又は確変遊技時において、第1表示領域65に第2特別擬似図柄が変動表示している場合には、中央特別図柄保留ランプ69では第2特別図柄の保留数を示しており、第2特別図柄の保留数の分だけLEDが点灯している。そして、各特別図柄の保留の消化に伴い、LEDが消灯していくようになる。 【0048】 ここで、演出図柄表示装置62の第1表示領域65における特別擬似図柄の変動について詳細に説明する。 【0049】 演出図柄表示装置62では、遊技球が後述の開放型始動口(第1始動口)68に入球することにより第1特別擬似図柄を変動表示させるとともに、普通電動役物56の電チュー始動口56Bに入球することにより第2特別擬似図柄を変動表示させるものである。このように、第1特別擬似図柄と第2特別擬似図柄が同時に変動表示可能とされる。このとき、通常遊技時では、第1表示領域65に第1特別擬似図柄が変動表示され、第2表示領域67に第2特別擬似図柄が変動表示される。また、時短遊技時又は確変遊技時では、第1表示領域65に第2特別擬似図柄が変動表示され、第2表示領域67に第1特別擬似図柄が変動表示される。このように、第1特別擬似図柄と第2特別擬似図柄とは同時に変動表示され得るものの、遊技状態に応じて、第1特別擬似図柄又は第2特別擬似図柄の一方を他方よりも大きく表示させ、遊技者に認識させ易くしている。 【0050】 そして、各表示領域65、67において各特別擬似図柄が変動表示されやがて停止表示(確定表示)されるが、例えば、各特別擬似図柄が「7、7、7」や「6、6、6」の3桁同一の図柄で揃って停止表示すると、後述の変動入賞装置80に配設された後述の大入賞装置84の大入賞口86が開放される。本実施形態のパチンコ機10では、開放型始動口68及び電チュー始動口56Bに遊技球が入球すると、各特別擬似図柄がそれぞれ変動され、各特別擬似図柄が3桁同一図柄で揃うことにより、「大当り」という特定価値を付与するものである。 【0051】 ここで、本実施形態のパチンコ機10では、例えば、大当りとして3種類のものが予め設定されている。具体的には、「7、7、7」などの同一の奇数数字の特別擬似図柄が3桁揃うことにより成立する確変大当りがある。また、「8、8、8」などの同一の偶数数字の特別擬似図柄が3桁揃うことにより成立する通常大当りがある。 【0052】 確変大当り及び通常大当りは、比較的多くのラウンド数(例えば15ラウンド)を有し、大入賞口86の開放時間が約26秒間である大当りである。このため、賞球数が比較的多くなる。なお、各大当りでは、大入賞口86に所定数(例えば、10個)の遊技球が入球するか、あるいは所定数(例えば、10個)の遊技球が入球しなくても所定時間(例えば26秒間)が経過したときに大入賞口86が閉じられて1ラウンドが終了する。 【0053】 また、上記各大当り以外の遊技状態である確率変動状態は、大当り(確変大当り、通常大当りの2種類の大当り意味する)に移行する確率が予め定められた高確率となる状態である。また、上記各大当り以外の遊技状態(例えば、時短遊技時又は確変遊技時)における開放時間延長状態は、普通電動役物56の始動口56Bの開放時間が通常よりも延長される状態である。例えば、通常の開放時間は、約0.1秒間であるのに対して、開放時間延長状態では、約4秒間に延長される。このため、開放時間延長状態ではない通常遊技時では遊技球の入球頻度は開放型始動口68の方が電チュー始動口56Bよりも高くなるが、開放時間延長状態である時短遊技時又は確変遊技時では遊技球の入球頻度は電チュー始動口56Bの方が開放型始動口68よりも高くなる。なお、詳細は後述するが、普通電動役物56の電チュー始動口56Bは、普通図柄の抽選処理で当選することにより開放する。 【0054】 また、確変大当り遊技の後は、大当りに移行する確率が、通常遊技状態と比べ予め定められた高確率となる、特別図柄の確率変動状態になる。そして、次回大当りが発生するまでの間か、あるいは規定回数(例えば、10000回)の特別図柄の変動表示が行われるまでの間、特別図柄及び普通図柄の変動時間が短縮され、かつ普通電動役物56の開放延長機能が作動する。また、通常大当り遊技の後は、大当りに移行する確率が通常遊技状態と同一の予め定められた低確率状態となるとともに、規定回数(例えば、100回)だけ特別図柄及び普通図柄の変動時間が短縮され、かつ普通電動役物56の開放延長機能が作動する時短遊技状態となる。 【0055】 なお、図3に示すように、演出図柄表示装置62の第2表示領域67では、3桁の数字が並ぶように3つの各特別擬似図柄表示領域が形成されているが、この構成ではなく、図7に示すように、第2表示領域67を6つの色彩表示領域で構成し、各色彩表示領域の色の組合せにより、大当り(通常大当り、確変大当り)表示、外れ表示、リーチ演出などを行うようにしてもよい。 【0056】 センター役物64は、演出図柄表示装置62の前面周辺部に突設して装着されている。センター役物64は、可動する一対の翼片部64Aを有している。この翼片部64Aの可動によりワープ入球口58の開口面積が変化する。 【0057】 また、遊技領域の左下方側には、第1特別図柄表示装置70が設けられている。第1特別図柄表示装置70には、第1特別図柄表示領域72が形成されている。この第1特別図柄表示領域72には、遊技球が開放型始動口68に入球することにより第1特別図柄(第1特別図柄の本図柄)の変動(ゲーム)が開始される。なお、第1特別図柄は演出図柄表示装置62で変動表示される第1特別擬似図柄と連動しており、両者は同一の遊技結果を示すものである。 【0058】 また、第1特別図柄表示装置70上であって第1特別図柄表示領域72の下方には、第1特別図柄の変動の保留を示す左側特別図柄保留ランプ74が設けられている。左側特別図柄保留ランプ74は、4個のLEDで構成されており、第1特別図柄の変動は4回まで保留可能になっている。そして、第1特別図柄の保留の消化に伴い、LEDが消灯していくようになる。すなわち、第1特別図柄の保留数は、後述の開放型始動口68に入球した遊技球の数が4個までを保留し、入球ごとに順次点灯しシフト表示するものである。第1特別図柄表示領域72で第1特別図柄の変動表示が開始するたびに、未始動回数が消化され、1個のLEDが順番に消灯されていく。そして、第1特別図柄表示領域72に予め定められた大当り図柄が停止表示されると大当りが発生し、後述の大入賞口86が開放状態となる。なお、左側特別図柄保留ランプ74は、演出図柄表示装置62の第1表示領域65に第1特別図柄と対応した第1特別擬似図柄が変動表示されるときの中央特別図柄保留ランプ69と連動しており、両者は第1特別図柄の変動に関して同一の保留数を示すものである。 【0059】 また、第1特別図柄表示装置70上であって左側特別図柄保留ランプ74の上方右側には、普通図柄の本図柄を表示する2個の普通図柄表示ランプ76が設けられている。この普通図柄表示ランプ76は、LEDで構成されている。遊技球が後述の普通図柄作動ゲート78を通過すると、普通図柄の当否を判定するための抽選処理が開始されるが、この抽選処理にて当選し普通図柄の当りが発生すると、普通図柄表示ランプ76が所定の図柄で停止表示(確定表示)する。そして、普通図柄の当りが発生すると、普通電動役物56の電チュー始動口56Bが予め決定された所定の時間、所定の回数だけ開放する。なお、開放型始動口68は、開口が形成された箱状に構成されているので、普通図柄の当否に関係なく、常時開放している。 【0060】 また、第1特別図柄表示装置70上であって左側特別図柄保留ランプ74の下方には、普通図柄の変動の保留を示す普通図柄保留ランプ77が設けられている。普通図柄保留ランプ77は、4個のLEDで構成されており、普通図柄の変動が4回まで保留可能になっている。すなわち、普通図柄保留ランプ77は、後述の普通図柄作動ゲート78を通過した遊技球の数を4個まで普通図柄の保留とし、通過ごとに順次点灯しシフト表示するものである。そして、普通図柄の保留数は、普通図柄保留ランプ77の変動表示が開始するたびに未始動回数が消化されていき、1個のLEDが順番に消灯されていく。 【0061】 また、演出図柄表示装置62の左側には、普通図柄作動ゲート78が配置されている。この普通図柄作動ゲート78の内部には、ゲートスイッチ124(図4参照)が配設されている。これにより、遊技球が普通図柄作動ゲート78を通過すると、上述したように、ゲートスイッチ124が作動して、普通図柄表示ランプ76の変動表示が開始される。 【0062】 また、遊技領域の右下方側には、第2特別図柄表示装置81が設けられている。第2特別図柄表示装置81には、第2特別図柄表示領域83が形成されている。この第2特別図柄表示領域83には、遊技球が電チュー始動口56Bに入球することにより第2特別図柄(第2特別図柄の本図柄)の変動(ゲーム)が開始される。なお、第2特別図柄は演出図柄表示装置62で変動表示される第2特別擬似図柄と連動しており、両者は同一の遊技結果を示すものである。 【0063】 また、第2特別図柄表示装置81上であって第2特別図柄表示領域83の下方には、第2特別図柄の変動の保留を示す右側特別図柄保留ランプ85が設けられている。右側特別図柄保留ランプ85は、4個のLEDで構成されており、第2特別図柄の変動は4回まで保留可能になっている。そして、第2特別図柄の保留の消化に伴い、LEDが消灯していくようになる。すなわち、第2特別図柄の保留数は、普通電動役物56の始動口56Bに入球した遊技球の数が4個までを保留し、入球ごとに順次点灯しシフト表示するものである。第2特別図柄表示領域83で第2特別図柄の変動表示が開始するたびに、未始動回数が消化され、1個のLEDが順番に消灯されていく。そして、第2特別図柄表示領域83に予め定められた大当り図柄が停止表示されると大当りが発生し、後述の大入賞口86が開放状態となる。なお、右側特別図柄保留ランプ85は、演出図柄表示装置62の第1表示領域65に第2特別図柄と対応した第2特別擬似図柄が変動表示されるときの中央特別図柄保留ランプ69と連動しており、両者は第2特別図柄の変動に関して同一の保留数を示すものである。 【0064】 また、演出図柄表示装置62の下方には、開放型始動口68が設けられている。この開放型始動口68は、遊技球が入球可能な開口が形成された箱状のものであり、常時開放している。この開放型始動口68に遊技球が入球すると、第1特別図柄表示装置70の第1特別図柄表示領域72で第1特別図柄の変動表示が開始される。 【0065】 また、開放型始動口68の下方には、普通電動役物56が設けられている。なお、開放型始動口68と普通電動役物56は一体的に構成されている。この普通電動役物56は、いわゆるチューリップ式のものであり、一対の翼片部56Aと、遊技球が入球可能な始動口56Bと、を有している。一対の翼片部56Aが左右に開くと始動口56Bの開放面積が大きくなって遊技球の入球可能性が大きくなる開放状態となり、一対の翼片部56Aが閉じその離間距離が小さくなると始動口56Bの開放面積が小さくなって遊技球の入球の可能性が小さくなる通常状態となる。また、普通図柄が抽選処理において当選すると、一対の翼片部56Aが開き、始動口56Bが開放するようになっている。このため、遊技球が入球可能になる。なお、普通図柄が抽選処理において当選した場合以外では、一対の翼片部56Aは常時閉じられており、始動口56Bが開放することはない。このため、遊技球は入球不可能になる。また、普通電動役物56の内部には、遊技球の通過を検知する始動口スイッチ120(図4参照)と、翼片部56Aを作動させるための普通電動役物ソレノイド130(図4参照)と、がそれぞれ備えられている。 【0066】 変動入賞装置80は、普通電動役物56の下方に配置されており、基板82と、大入賞装置84と、を備えている。ここで、大入賞装置84は、略中央に配置されており、帯状に開口された大入賞口86と、この大入賞口86を開放又は閉鎖する開閉板88と、この開閉板88を開閉するための大入賞口ソレノイド132(図4参照)と、入賞球を検知するカウントスイッチ126(図4参照)と、を備えている。 【0067】 また、中央装置54の左側下方部には、風車63が配置されている。さらに、遊技領域の左側下方部及び右側下方には、一対のサイドランプ90がそれぞれ配置されている。 【0068】 また、遊技盤26の下方にはアウト口92が設けられており、このアウト口92の下部にはバック球防止部材94が設けられている。このバック球防止部材94は、遊技領域28に到達せず戻ってきた遊技球が再び発射位置に戻ることを防止している。また、内レール52の先端部には、ファール球防止部材96が取り付けられている。 【0069】 次に、パチンコ機10を構成する電子制御装置100について説明する。 【0070】 図4乃至図7に示すように、電子制御装置100は、主制御基板102と、払出制御基板104と、サブ制御基板106と、発射制御基板108と、を備えている。 【0071】 主制御基板102は、CPU(当否判定手段)102Aと、ROM102B(CPU内蔵ROM)と、図柄変動保留部(図柄変動保留手段)102Cと、を備えている。また、主制御基板102は、中継端子板118を介して、始動口スイッチ120と、大入賞口スイッチ122と、ゲートスイッチ124と、カウントスイッチ126と、にそれぞれ電気的に接続されている。 【0072】 また、主制御基板102のCPU102Aは、ROM102Bに記憶されたデータに基づいて、後述の普通電動役物ソレノイド130、後述の大入賞口ソレノイド132、後述の図柄表示装置134及びサブ制御基板106をそれぞれ制御する。また、主制御基板102のCPU102Aは、遊技全体を司り主として当否判定などの遊技状態を判断するものであり、この判断した遊技状態に沿った遊技環境(演出態様)を実現させるように制御するサブ制御基板106及び払出制御基板104を直接的に制御する。また、主制御基板102のCPU102Aは、演出表示基板110、アンプ基板112、装飾駆動基板114及び演出ボタン基板116をサブ制御基板106を介して間接的に制御する。 【0073】 また、主制御基板102のROM102Bには、CPU102Aにより実行される遊技全体の制御を実現するためのプログラムが記憶されている。 【0074】 また、ROM102Bには、後述するように、開放型始動口68に遊技球が入球して第1特別図柄が変動表示されている間に開放型始動口68に遊技球が続いて入球した場合には、図柄変動保留部102Cにおいて、入球した遊技球の個数分に相当する第1特別図柄の変動を保留し、第1特別図柄の変動停止後に、入賞した遊技球の個数分だけ、第1特別図柄を変動させて第1特別図柄の保留を消化するプログラムが記憶されている。 【0075】 また、ROM102Bには、後述するように、普通電動役物56の電チュー始動口56Bに遊技球が入球して第2特別図柄が変動表示されている間に電チュー始動口56Bに遊技球が続いて入球した場合には、図柄変動保留部102Cにおいて、入球した遊技球の個数分に相当する第2特別図柄の変動を保留し、第2特別図柄の変動停止後に、入賞した遊技球の個数分だけ、第2特別図柄を変動させて第2特別図柄の保留を消化するプログラムが記憶されている。 【0076】 また、ROM102Bには、後述するように、大当り遊技終了後に続いて時短遊技又は確変遊技が開始される時点で第1特別図柄の変動の保留が存在する場合には、サブ制御基板106の表示切替遅延部106Eにおいて、その保留を消化するまで、後述の図柄表示切替部(図柄表示切替手段)106Cによる第1特別擬似図柄から第2特別擬似図柄の変動表示への切り替えを遅延させ、演出図柄表示装置62の第1表示領域65における第1特別擬似図柄の変動表示を維持するプログラムが記憶されている。 【0077】 また、ROM102Bには、後述するように、サブ制御基板106の保留表示切替部106Fにおいて、通常遊技状態では第1特別図柄の変動の保留数を中央特別図柄保留ランプ69に表示し、時短遊技状態又は確変遊技状態では第2特別図柄の変動の保留数を中央特別図柄保留ランプ69に表示するように保留表示を切り替えるプログラムが記憶されている。 【0078】 また、主制御基板102の図柄変動保留部102Cは、開放型始動口68に遊技球が入球して第1特別図柄が変動表示されている間に開放型始動口68に遊技球が続いて入球した場合には、入球した遊技球の個数分に相当する第1特別図柄の変動を、4個数を上限として保留し、第1特別図柄の変動停止後に、保留した個数分だけ、第1特別図柄を変動させて第1特別図柄の保留を消化する。 【0079】 また、主制御基板102の図柄変動保留部102Cは、普通電動役物56の電チュー始動口56Bに遊技球が入球して第2特別図柄が変動表示されている間に電チュー始動口56Bに遊技球が続いて入球した場合には、入球した遊技球の個数分に相当する第2特別図柄の変動を、4個を上限として保留し、第2特別図柄の変動停止後に、保留した遊技球の個数分だけ、第2特別図柄を変動させて第2特別図柄の保留を消化する。 【0080】 また、主制御基板102は、中継端子板128を介して、普通電動役物ソレノイド130と、大入賞口ソレノイド132と、図柄表示装置134と、にそれぞれ電気的に接続されている。なお、第1特別図柄表示装置70及び第2特別図柄表示装置81は、図柄表示装置134の一実施形態である。 【0081】 払出制御基板104は、中継端子板136を介して、ガラス枠スイッチ138と、外部タンクスイッチ140と、タンクスイッチ142と、にそれぞれ電気的に接続されている。また、払出制御基板104は、中継端子板144を介して、エラーLED146に電気的に接続されている。また、払出制御基板104は、下皿満タンスイッチ148に電気的に接続されている。また、払出制御基板104は、中継端子板150を介して、球貸表示基板152と、球貸装置154と、にそれぞれ電気的に接続されている。なお、球貸表示基板152には、球貸スイッチ156と、返却スイッチ158とがそれぞれ電気的に接続されている。また、払出制御基板104は、中継端子板160を介して、払出モータ162と払出スイッチ164とにそれぞれ電気的に接続されている。さらに、払出制御基板104は、主制御基板102と発射制御基板108とにそれぞれ電気的に接続されている。 【0082】 図4及び図5に示すように、サブ制御基板106は、演出表示基板110と、アンプ基板112と、装飾駆動基板114と、演出ボタン基板116と、にそれぞれ電気的に接続されている。 【0083】 また、図4及び図5に示すように、サブ制御基板106は、主制御基板102からの制御信号に基づいて遊技の演出の制御を司るものである。また、サブ制御基板106は、CPU106Aと、ROM106Bと、図柄表示切替部106Cと、演出制御部(演出制御手段)106Dと、表示切替遅延部(表示切替遅延手段)106Eと、保留表示切替部(保留表示切替手段)106Fと、を備えている。 【0084】 サブ制御基板106のCPU106Aは、主制御基板102からの制御信号を受けて演出表示基板110、アンプ基板112、装飾駆動基板114及び演出ボタン基板116などの各基板を制御する。 【0085】 サブ制御基板106のROM106Bには、各基板の制御に必要なデータ(特に遊技の装飾に関する情報)が記憶されている。また、ROM106Bには、後述するように、図柄表示切替部106Cにおいて、演出図柄表示装置62の第1表示領域65に変動表示される特別擬似図柄と第2表示領域67に変動表示される特別擬似図柄を相互に入れ替えるプログラムが記憶されている。さらに、ROM106Bには、後述するように、演出制御部106Dにおいて、主制御基板102のCPU102Aの抽選結果に基づき第1特別図柄又は第2特別図柄の一方が外れ変動するとともに演出図柄表示装置62の第1表示領域65で確変大当り遊技に至る確変リーチ演出を実行し、かつ主制御基板102のCPU102Aの抽選結果に基づき第1特別図柄又は第2特別図柄の他方が通常大当り遊技に当選する当り変動するとともに演出図柄表示装置62の第1表示領域65で通常大当り遊技に至る通常リーチ演出を実行する場合には、確変リーチ演出と通常リーチ演出とを演出図柄表示装置62の第1表示領域65に同時に表示させるプログラムが記憶されている。 【0086】 サブ制御基板106の図柄表示切替部106Cは、演出図柄表示装置62の第1表示領域65に変動表示される特別擬似図柄と第2表示領域67に変動表示される特別擬似図柄を相互に入れ替えるものである。例えば、通常遊技状態では第1表示領域65において第1特別擬似図柄が変動表示され、第2表示領域67において第2特別擬似図柄が変動表示されるが、時短遊技状態や確変遊技状態では第1表示領域65において第2特別擬似図柄が変動表示され、第2表示領域67において第1特別擬似図柄が変動表示されるように各特別擬似図柄が図柄表示切替部106Cにより入れ替えられる。 【0087】 サブ制御基板106の演出制御部106Dは、主制御基板102のCPU102Aの抽選結果に基づき第1特別図柄又は第2特別図柄の一方が外れ変動するとともに演出図柄表示装置62の第1表示領域65で確変大当り遊技に至る確変リーチ演出を実行し、かつ主制御基板102のCPU102Aの抽選結果に基づき第1特別図柄又は第2特別図柄の他方が通常大当り遊技に当選する当り変動するとともに演出図柄表示装置62の第1表示領域65で通常大当り遊技に至る通常リーチ演出を実行する場合には、確変リーチ演出と通常リーチ演出とを演出図柄表示装置62の第1表示領域65に同時に表示させる。なお、演出制御部106Dから演出表示基板110に演出表示に関する制御信号が送信され、演出表示基板110はこの制御信号を受けて演出図柄表示装置62の第1表示領域65における演出表示を制御する。 【0088】 また、サブ制御基板106の表示切替遅延部106Eは、大当り遊技終了後に続いて時短遊技又は確変遊技が開始される時点で第1特別図柄の変動の保留が存在する場合には、その保留を消化するまで、図柄表示切替部106Cによる第1特別擬似図柄から第2特別擬似図柄の変動表示への切り替えを遅延させ、演出図柄表示装置62の第1表示領域65における第1特別擬似図柄の変動表示を維持する。なお、このとき、演出図柄表示装置62の第2表示領域67では、第2特別擬似図柄が変動表示される。 【0089】 また、サブ御基板106の保留表示切替部106Fは、通常遊技状態では第1特別図柄の変動の保留数を中央特別図柄保留ランプ69に表示し、時短遊技状態又は確変遊技状態では第2特別図柄の変動の保留数を中央特別図柄保留ランプ69に表示するように保留表示を切り替える。これにより、中央特別図柄保留ランプ69は、演出図柄表示装置62の第1表示領域65に大きく変動表示されている第1特別擬似図柄又は第2特別擬似図柄に対応した第1特別図柄又は第2特別図柄を常に表示することになる。 【0090】 また、図5に示すように、演出表示基板110には、演出表示装置166(62)と、演出表示ROM168と、がそれぞれ電気的に接続されている。この演出表示ROM168には、演出図柄表示装置62に変動表示される各特別擬似図柄のデータが記憶されている。なお、演出図柄表示装置62は、演出表示装置166の一実施形態である。 【0091】 また、図5に示すように、アンプ基板112には、所定の効果音を出力する各種スピーカ170(48)が電気的に接続されている。なお、サブスピーカ48は、各種スピーカ170の一実施形態である。 【0092】 また、装飾駆動基板114には、各種LED・ランプ172(66)が電気的に接続されている。また、装飾駆動基板114は、サブ制御基板106のROM106Bに記憶された情報に基づく指令を受けて遊技の装飾に関する制御を行うものである。また、演出ボタン基板178には、操作スイッチ174(40)が電気的に接続されている。なお、ランプ装置66は、各種LED・ランプ172の一実施形態である。また、演出ボタン40は、操作スイッチ174の一実施形態である。 【0093】 また、図6に示すように、発射制御基板108には、発射駆動基板178を介して、発射モータ180と、発射停止スイッチ182(64)と、タッチスイッチ184とがそれぞれ電気的に接続されている。また、発射制御基板108には、球送りソレノイド186が電気的に接続されている。 【0094】 次に、本実施形態のパチンコ機10における遊技の概略について説明する。 【0095】 通常遊技状態のときには、開放型始動口68は常時開放されており、普通電動役物56の電チュー始動口56Bは閉じられている。このため、遊技球は、電チュー始動口56Bに入球することはないが、開放型始動口68に入球することはある。遊技球が開放型始動口68に入球すると、主制御基板102のCPU102Aによる大当りへの抽選処理が開始され、第1特別図柄の遊技が開始される。第1特別図柄の遊技は、第1特別図柄表示装置70の第1特別図柄表示領域72に第1特別図柄が所定の時間だけ変動表示され、演出図柄表示装置62の第1表示領域65に第1特別図柄に対応しかつ連動する第1特別擬似図柄が所定の時間だけ変動表示される。 【0096】 第1特別図柄は、主制御基板102のCPU102Aにより予め決められた結果になるように、変動する。具体的には、第1特別図柄及び第1特別擬似図柄は、主制御基板102のCPU102Aによる抽選処理で外れた場合には外れ変動し、主制御基板102のCPU102Aによる抽選処理で当選した場合には当り変動する。例えば、第1特別擬似図柄が、「7、7、7」や「6、6、6」などの3つの同一の数字で停止表示すると、大当りが発生する。さらに詳しく言えば、第1特別擬似図柄が、「7、7、7」などの3つの同一の奇数数字で停止表示すると、確変大当りが発生し、「6、6、6」などの3つの同一の偶数数字で停止表示すると、通常大当りが発生する。 【0097】 なお、第1特別図柄の遊技が開始されている最中に、遊技球が開放型始動口68に続いて入球すると、第1特別図柄の変動の保留が発生し、左側特別図柄保留ランプ74が入球した回数分(最大4個)だけ点灯する。このように貯まった保留分だけ、第1特別図柄の遊技が継続される。 【0098】 一方、遊技球が普通図柄作動ゲート78を通過すると、主制御基板102のCPU102Aにおいて普通図柄の抽選処理が実行される。このとき、第1特別図柄表示装置70の普通図柄表示ランプ76では、普通図柄が変動表示される。普通図柄の抽選処理が当選すると、普通図柄表示ランプ76において普通図柄が当り図柄で停止表示する。また、普通図柄の抽選処理が外れると、普通図柄表示ランプ76において普通図柄が外れ図柄で停止表示する。 【0099】 普通図柄の抽選処理が当選すると、普通電動役物56の翼片部56Aが所定の時間、所定の回数だけ開き、電チュー始動口56Bが開放する。なお、普通図柄の抽選処理が外れると、普通電動役物56の電チュー始動口56Bは閉じられた状態のままとなる。 【0100】 そして、開放した電チュー始動口56Bに遊技球が入球すると、主制御基板102のCPU102Aによる大当りへの抽選処理が開始され、第2特別図柄の遊技が開始される。第2特別図柄の遊技は、第2特別図柄表示装置81の第2特別図柄表示領域83に第2特別図柄が所定の時間だけ変動表示され、通常遊技時においては演出図柄表示装置62の第2表示領域67に第2特別図柄に対応しかつ連動する第2特別擬似図柄が所定の時間だけ変動表示される。このように、本実施形態のパチンコ機10では、第1特別図柄の遊技と第2特別図柄の遊技とが同時に進行することがある。 【0101】 ここで、第1特別図柄の遊技と第2特別図柄の遊技とが同時に進行する場合、通常遊技時では演出図柄表示装置62の第1表示領域65に第1特別図柄が変動表示され、第2表示領域67に第2特別図柄が変動表示される。時短遊技時又は確変遊技時では演出図柄表示装置62の第1表示領域65に第2特別図柄が変動表示され、第2表示領域67に第1特別図柄が変動表示される。 【0102】 このとき、第2特別図柄は、主制御基板102のCPU102Aにより予め決められた結果になるように、変動する。具体的には、第2特別図柄及び第2特別擬似図柄は、主制御基板102のCPU102Aによる抽選処理で外れた場合には外れ変動し、主制御基板102のCPU102Aによる抽選処理で当選した場合には当り変動する。例えば、第2特別擬似図柄が、「7、7、7」や「6、6、6」などの3つの同一の数字で停止表示すると、大当りが発生する。さらに詳しく言えば、第2特別擬似図柄が、「7、7、7」などの3つの同一の奇数数字で停止表示すると、確変大当りが発生し、「6、6、6」などの3つの同一の偶数数字で停止表示すると、通常大当りが発生する。 【0103】 なお、第2特別図柄の遊技が開始されている最中に、遊技球が電チュー始動口56Bに続いて入球すると、第2特別図柄の変動の保留が発生し、右側特別図柄保留ランプ85が入球した回数分(最大4個)だけ点灯する。このように貯まった保留分だけ、第2特別図柄の遊技が継続される。 【0104】 第1特別図柄の遊技又は第2特別図柄の遊技において、大当りが発生すると、大入賞口86が開放し、大当り遊技(確変大当り遊技又は通常大当り遊技)が進行する。確変大当り及び通常大当りでは、比較的多くのラウンド数(例えば15ラウンド)を有し、大入賞口86の開放時間が約26秒間となる。なお、各大当りでは、大入賞口86に所定数(例えば、10個)の遊技球が入球するか、あるいは所定数(例えば、10個)の遊技球が入球しなくても所定時間(例えば26秒間)が経過したときに大入賞口86が閉じられて1ラウンドが終了する。 【0105】 さらに、確変大当り遊技の後は、大当りに移行する確率が、通常遊技状態と比べ予め定められた高確率となる、特別図柄の確率変動状態になる。そして、次回大当りが発生するまでの間か、あるいは規定回数(例えば、10000回)の特別図柄の変動表示が行われるまでの間、特別図柄及び普通図柄の変動時間が短縮され、かつ普通電動役物56の開放延長機能が作動する。 【0106】 また、通常大当り遊技の後は、大当りに移行する確率が通常遊技状態と同一の予め定められた低確率状態となるとともに、規定回数(例えば、100回)だけ特別図柄及び普通図柄の変動時間が短縮され、かつ普通電動役物56の開放延長機能が作動する時短遊技状態となる。 【0107】 次に、第1実施形態のパチンコ機10の作用について、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。 【0108】 先ず、通常遊技における作用について説明する。 【0109】 図8に示すように、現在の遊技状態が通常遊技状態か否かが主制御基板102のCPU102Aにより判断される(S100)。現在の遊技状態が通常遊技状態であると判断されると(S100:YES)、各特別図柄の遊技が開始されているか否かが主制御基板102のCPU102Aにより判断される(S120)。 【0110】 ここで、第1特別図柄と第2特別図柄の各遊技がそれぞれ開始されていると判断されると(S120:YES)、第1特別図柄の遊技と第2特別図柄の遊技が同時に進行している状態となっている。この場合には、第1特別図柄表示装置70の第1特別図柄表示領域72では第1特別図柄が変動表示され、第2特別図柄表示装置81の第2特別図柄表示領域83では第2特別図柄が変動表示される(S140)。また、同時に、サブ制御基板106の図柄表示切替部106Cにより切替制御されて、演出図柄表示装置62の第1表示領域65では第1特別擬似図柄が大きく変動表示され、第2表示領域67では第2特別擬似図柄が小さく変動表示される(S160)。 【0111】 一方、第1特別図柄の遊技と第2特別図柄の遊技のうち第1特別図柄の遊技のみが開始されている場合には(S180:YES)、第1特別図柄表示装置70の第1特別図柄表示領域72では第1特別図柄が変動表示される(S200)。また、同時に、サブ制御基板106の図柄表示切替部106Cにより切替制御されて、演出図柄表示装置62の第1表示領域75では第1特別擬似図柄が大きく変動表示される(S220)。なお、このとき、第2特別図柄と第2特別擬似図柄の変動表示は実行されない。 【0112】 また、第1特別図柄の遊技と第2特別図柄の遊技のうち第2特別図柄の遊技のみが開始されている場合には(S240:YES)、第2特別図柄表示装置81の第2特別図柄表示領域83では第2特別図柄が変動表示される(S260)。また、同時に、サブ制御基板106の図柄表示切替部106Cにより切替制御されて、演出図柄表示装置62の第2表示領域67では第2特別擬似図柄が小さく変動表示される(S280)。なお、このとき、第1特別図柄と第1特別擬似図柄の変動表示は実行されない。 【0113】 このため、通常遊技時では、第1特別図柄の遊技と第2特別図柄の遊技が同時に進行する場合、サブ制御基板106の図柄表示切替部106Cにより切替制御されて、第1特別擬似図柄が演出図柄表示装置62の第1表示領域65で大きく変動表示され、第2特別擬似図柄が第2表示領域67で小さく変動表示される。この結果、遊技者には、第1特別擬似図柄の変動表示のみが目に入ることになる。 【0114】 次に、時短遊技又は確変遊技における作用について説明する。 【0115】 図9に示すように、現在の遊技状態が時短遊技状態又は確変遊技状態か否かが主制御基板102のCPU102Aにより判断される(S300)。現在の遊技状態が時短遊技状態又は確変遊技状態であると判断されると(S300:YES)、各特別図柄の遊技が開始されているか否かが主制御基板102のCPU102Aにより判断される(S320)。 【0116】 ここで、第1特別図柄と第2特別図柄の各遊技がそれぞれ開始されていると判断されると(S320:YES)、第1特別図柄の遊技と第2特別図柄の遊技が同時に進行している状態となっている。この場合には、第1特別図柄表示装置70の第1特別図柄表示領域72では第1特別図柄が変動表示され、第2特別図柄表示装置81の第2特別図柄表示領域83では第2特別図柄が変動表示される(S340)。また、同時に、サブ制御基板106の図柄表示切替部106Cにより切替制御されて、演出図柄表示装置62の第1表示領域65では第2特別擬似図柄が大きく変動表示され、第2表示領域67では第1特別擬似図柄が小さく変動表示される(S360)。 【0117】 一方、第1特別図柄の遊技と第2特別図柄の遊技のうち第1特別図柄の遊技のみが開始されている場合には(S380:YES)、第1特別図柄表示装置70の第1特別図柄表示領域72では第1特別図柄が変動表示される(S400)。同時に、サブ制御基板106の図柄表示切替部106Cにより切替制御されて、演出図柄表示装置62の第2表示領域67では第1特別擬似図柄が小さく変動表示される(S420)。なお、このとき、第2特別図柄と第2特別擬似図柄の変動表示は実行されない。 【0118】 また、第1特別図柄の遊技と第2特別図柄の遊技のうち第2特別図柄の遊技のみが開始されている場合には(S440:YES)、第2特別図柄表示装置81の第2特別図柄表示領域83では第2特別図柄が変動表示される(S460)。同時に、サブ制御基板106の図柄表示切替部106Cにより切替制御されて、演出図柄表示装置62の第1表示領域65では第2特別擬似図柄が大きく変動表示される(S480)。なお、このとき、第1特別図柄と第1特別擬似図柄の変動表示は実行されない。 【0119】 このため、時短遊技状態又は確変遊技状態では、第1特別図柄の遊技と第2特別図柄の遊技が同時に進行する場合、サブ制御基板106の図柄表示切替部106Cにより切替制御されて、第2特別擬似図柄が演出図柄表示装置62の第1表示領域65で大きく変動表示され、第1特別擬似図柄が第2表示領域67で小さく変動表示される。この結果、遊技者には、第2特別擬似図柄の変動表示のみが目に入ることになる。 【0120】 以上のように、例えば、通常遊技時では遊技球は開放型始動口68に多く入賞することになるが、開放型始動口68への入賞に伴い変動する第1特別図柄に対応した第1特別擬似図柄の変動を大きく表示させることにより、遊技者は比較的多く変動する第1特別擬似図柄だけを見る傾向になる。逆に、通常遊技時では遊技球は電チュー始動口56Bにはほとんど入賞しないので、電チュー始動口56Bへの入賞に伴い変動する第2特別図柄に対応した第2特別擬似図柄の変動を第1特別擬似図柄の変動と比較して小さく表示させることにより、第2特別擬似図柄が遊技者の視野に入ることはほとんどない。これにより、遊技者は、遊技中において、より多く変動する方の特別擬似図柄を常に見続けることになり、遊技者は、遊技状態に合致した特別擬似図柄の斬新なビジュアルやデザインを常に見ることができる。この結果、遊技者の遊技に対する興趣を高めることができる。 【0121】 逆に、第1特別擬似図柄と第2特別擬似図柄の表示態様を遊技状態に関係なく常に一定とすると、例えば、時短遊技状態や確変遊技状態のように、電チュー始動口56Bへの遊技球の入賞頻度が開放型始動口68へのそれと比較して高くなった場合に、演出表示装置2の第1表示領域65において大きく表示された第1特別擬似図柄の変動表示が行われない状況が生じ得る。このような状況が発生すると、遊技者は、遊技球が始動口68、56Bに入賞したにもかかわらず、演出表示装置2の第1表示領域65において図柄変動が行われないので、パチンコ機10が故障したと感じることがある。特に、時短遊技状態や確変遊技状態のように遊技者有利の遊技状態において、遊技者が損をするかのような印象を与えることは遊技者の遊技に対する興趣を低下させ、ひいては、遊技メーカや遊技ホールの信頼性を損ねることになるので好ましくない。 【0122】 次に、大当り遊技終了後に引き続いて行われる時短遊技又は確変遊技における作用について説明する。 【0123】 図10に示すように、大当り遊技終了後の時短遊技又は確変遊技であるか否かが主制御基板102のCPU102Aにより判断される(S500)。現在の遊技状態が大当り遊技終了後の時短遊技状態又は確変遊技状態であると判断されると(S500:YES)、第1特別図柄の変動に関する保留が存在するか否かが主制御基板102のCPU102Aにより判断される(S520)。 【0124】 第1特別図柄の変動に関する保留が存在すると判断されると(S520:YES)、第1特別図柄の変動に関する保留が消化されるまで、第1特別擬似図柄が演出図柄表示装置62の第1表示領域65で大きく変動表示され、第2特別擬似図柄が演出図柄表示装置62の第2表示領域67で小さく変動表示される(S540)。なお、このとき、第1特別図柄表示装置70の第1特別図柄表示領域72では第1特別図柄が変動表示され、第2特別図柄表示装置81の第2特別図柄表示領域83では第2特別図柄が変動表示される。 【0125】 一方、第1特別図柄の変動に関する保留が存在しないと判断されると(S520:NO)、第2特別擬似図柄が演出図柄表示装置62の第1表示領域65で大きく変動表示され、第1特別擬似図柄が演出図柄表示装置62の第2表示領域67で小さく変動表示される(S560)。 【0126】 以上のように、大当り遊技終了後に続いて時短遊技又は確変遊技が開始される場合には、第2特別擬似図柄が演出図柄表示装置62の第1表示領域65に大きく表示されることになるが、第1特別図柄の変動の保留が存在すれば、第1特別図柄の変動の保留を全て消化するまで、第1特別擬似図柄の変動が演出図柄表示装置62の第1表示領域65に大きく表示される。なお、第2特別擬似図柄の変動は演出図柄表示装置62の第2表示領域67に小さく表示される。この結果、遊技者の遊技に対する興趣が低下することを防止できる。 【0127】 逆に、第1特別図柄の変動の保留が存在するにもかかわらず、大当り遊技終了後の時短遊技又は確変遊技において、第2特別擬似図柄の変動が演出図柄表示装置62の第1表示領域65で大きく表示されると、保留分の第1特別図柄の遊技が実行されていないという印象を遊技者に与えることになる。これでは、遊技者に損をした印象を与え、遊技に対する興趣が低下することになる。そこで、大当り遊技終了後の時短遊技又は確変遊技において第1特別図柄の変動の保留があれば、その保留を全て消化できるまで、第2特別擬似図柄の変動を演出図柄表示装置62の第1表示領域65で大きく表示することを遅延させ、替わりに第1特別擬似図柄の変動を演出図柄表示装置62の第1表示領域65で引き続き大きく表示することにより、上記問題を解消することが可能になる。 【0128】 次に、第1特別図柄の変動に関する保留と第2特別図柄の変動に関する保留の制御方法について説明する。 【0129】 図11に示すように、第1特別図柄の変動の保留と第2特別図柄の変動の保留が存在するか否かが主制御基板102のCPU102Aにより判断される(S600)。第1特別図柄の変動の保留と第2特別図柄の変動の保留が存在すると判断されると(S600:YES)、第1特別図柄表示装置70の左側特別図柄保留ランプ74において第1特別図柄の保留が保留数分だけが点灯表示され、第2特別図柄表示装置81の右側特別図柄保留ランプ85において第2特別図柄の保留が保留数分だけ点灯表示される(S620)。このとき、現在の遊技状態が通常遊技か否かが主制御基板102のCPU102Aにより判断される(S640)。現在の遊技状態が通常遊技であると判断されると(S640:YES)、サブ制御基板106の保留表示切替部106Fにより制御されて、演出図柄表示装置62の中央特別図柄保留ランプ69に第1特別図柄の変動の保留数が点灯表示される(S660)。なお、このとき、演出図柄表示装置62の第1表示領域65では、第1特別擬似図柄が変動表示されている。一方、通常遊技状態ではなく、現在の遊技状態が時短遊技状態又は確変遊技状態であると判断されると(S680:YES)、サブ制御基板106の保留表示切替部106Fにより制御されて、演出図柄表示装置62の中央特別図柄保留ランプ69に第2特別図柄の変動の保留数が点灯表示される(S700)。なお、このとき、演出図柄表示装置62の第1表示領域65では、第2特別擬似図柄が変動表示されている。 【0130】 一方、図12に示すように、第1特別図柄の変動の保留のみが存在すると判断されると(S720:YES)、第1特別図柄表示装置70の左側特別図柄保留ランプ74において第1特別図柄の保留が保留数分だけが点灯表示される(S740)。このとき、現在の遊技状態が通常遊技か否かが主制御基板102のCPU102Aにより判断される(S760)。現在の遊技状態が通常遊技であると判断されると(S760:YES)、サブ制御基板106の保留表示切替部106Fにより制御されて、演出図柄表示装置62の中央特別図柄保留ランプ69に第1特別図柄の変動の保留数が点灯表示される(S780)。なお、このとき、演出図柄表示装置62の第1表示領域65では、第1特別擬似図柄が変動表示されている。一方、通常遊技状態ではないと判断されると(S780:NO)、演出図柄表示装置62の中央特別図柄保留ランプ69は点灯表示されない(S800)。 【0131】 また、図12に示すように、第2特別図柄の変動の保留のみが存在すると判断されると(S820:YES)、第2特別図柄表示装置70の右側特別図柄保留ランプ85において第2特別図柄の保留が保留数分だけが点灯表示される(S840)。このとき、現在の遊技状態が時短遊技状態又は確変遊技状態であるかが主制御基板102のCPU102Aにより判断される(S860)。現在の遊技状態が時短遊技状態又は確変遊技状態であると判断されると(S860:YES)、サブ制御基板106の保留表示切替部106Fにより制御されて、演出図柄表示装置62の中央特別図柄保留ランプ69に第2特別図柄の変動の保留数が点灯表示される(S880)。なお、このとき、演出図柄表示装置62の第1表示領域65では、第2特別擬似図柄が変動表示されている。一方、時短遊技状態又は確変遊技状態ではないと判断されると(S860:NO)、演出図柄表示装置62の中央特別図柄保留ランプ69は点灯表示されない(S900)。 【0132】 以上のように、現在の遊技状態に対応した特別図柄の保留数を演出図柄表示装置62の中央特別図柄保留ランプ69に常に表示させることにより、複数の特別図柄の変動を同時に進行させる遊技においても、遊技状態に対応した特別図柄の保留数を遊技者に常に認識させることができる。 【0133】 次に、第1実施形態のパチンコ機10におけるリーチ演出制御について説明する。 【0134】 図4に示すように、主制御基板102のCPU102Aにより、確変大当り遊技と通常大当り遊技とからなる大当り遊技の当選が抽選処理される。そして、主制御基板102のCPU102Aの抽選結果に基づき第1特別図柄又は第2特別図柄の一方が外れ変動し、他方が当り変動する場合には、サブ制御基板106の演出制御部106Dにより、確変大当り遊技に至る確変リーチ演出と通常大当り遊技に至る通常リーチ演出とを含んだ複合リーチ演出が演出図柄表示装置62の第1表示領域65に表示される。 【0135】 具体的には、通常遊技時に第1特別図柄が演出図柄表示装置62に大きく表示され、確変図柄のシングルリーチ(例えば、7−7のリーチ)になり、かつ、第2特別図柄で通常大当りに当選した場合には、第1特別図柄の確変大当り遊技に至るシングルリーチではなく、必ず確変大当り遊技と通常大当り遊技に至るダブルリーチ(例えば、6−6と7−7など)以上とされる。このとき、遊技者は、確変図柄で大当りするかもしれないし、通常図柄で大当りするかもしれないと認識する。そして、第1特別図柄が通常大当りを外し、かつ確変大当りも外した後に、仮に第2特別図柄が「4、4、4」の通常大当りになったとしても、遊技者は、第1特別図柄の確変大当り遊技と通常大当り遊技に至るダブルリーチの段階で通常大当りで大当りする場合もあると予測できる。この結果、遊技者に、確変大当りから通常大当りに降格したという印象を与えることがないため、遊技の興趣が低下することを防止できる。 【0136】 具体的には、図13に示すように、縦方向にスクロールするパチンコ機における複数ラインのリーチ演出では、「3」の確変リーチ演出と、「4」の通常リーチ演出と、が表示されたダブルリーチの演出(複合リーチ演出)が例として挙げられる。 【0137】 また、図14に示すように、横方向にスクロールするパチンコ機における複数ラインのリーチ演出では、「7」の確変リーチ演出と、「6」の通常リーチ演出とが表示されたダブルリーチ(複合リーチ演出)の演出が例として挙げられる。 【0138】 また、図15に示すように、縦方向にスクロールするパチンコ機における複数ラインのリーチ演出では、「3」の確変リーチ演出と、「4」の通常リーチ演出と、「5」の確変リーチ演出と、が表示されたトリプルリーチの演出(複合リーチ演出)が例として挙げられる。 【0139】 また、図16に示すように、横方向にスクロールするパチンコ機における複数ラインのリーチ演出では、「7」の確変リーチ演出と、「6」の通常リーチ演出と、「8」の通常リーチ演出と、が表示されたトリプルリーチの演出(複合リーチ演出)が例として挙げられる。 【0140】 次に、本発明の第2実施形態の遊技機について説明する。 なお、第1実施形態の遊技機(パチンコ機)の構成と同様の構成については同符号を付すとともに、その説明及び図示を適宜省略する。 【0141】 演出表示ROM168には、第1特別図柄又は第2特別図柄の遊技において一方の特別図柄(例えば、第1特別図柄)の抽選処理にて大当り(確変大当り又は通常大当り)が当選して一方の特別図柄(例えば、第1特別図柄)が当り変動している最中に、他方の特別図柄(例えば、第2特別図柄)の抽選処理にて確変大当りが当選した場合には、+2連荘以上の大当りを示す派手な演出を第1特別図柄の大当り演出に出すことに関するプログラムが記憶されている。 【0142】 具体的には、第1特別図柄又は第2特別図柄の遊技において、第1特別図柄の抽選処理にて確変大当りが当選して、第1特別図柄が当り変動している最中に、第2特別図柄の抽選処理にて確変大当りが当選した場合で、かつ、第1特別図柄が第2特別図柄よりも先に変動停止して確変大当りする場合がある。この場合には、第1特別図柄が大当り終了後に第2特別図柄が変動を再開し(第1特別図柄の大当りラウンド中は第2特別図柄の変動は中断する)、第2特別図柄が確変大当りする。従って、第2特別図柄の確変大当り終了後に第1特別図柄または第2特別図柄が大当りすることが約束されている。つまり、第1特別図柄の変動中にその第1特別図柄の大当り以外に+2連荘以上の大当りが約束されている。 【0143】 このときには、演出図柄表示装置62の第1表示領域65で第1特別擬似図柄の変動に関する演出が実行されている最中に、+2連荘以上の大当りを遊技者に予感させる派手な演出(第1演出)を演出図柄表示装置62の第1表示領域65の一部で実行する。この派手な演出は、演出図柄表示装置62の第1表示領域65の一部で表示する図柄的な演出でもよいが、ランプ装置66からの発光パターンを遊技者に目立つように大きく変更したり、サブスピーカ48からの音声出力を遊技者に目立つように増減したりして対応してもよい。 【0144】 なお、ここで、特別図柄が2つあっても遊技状態を定める条件装置は1つしかなく、第1特別図柄が確変状態であれば、第2特別図柄も確変状態となる。また、第1特別図柄が通常状態であれば、第2特別図柄も通常状態である。 【0145】 以上のように、第1特別図柄が変動し第1特別図柄に関する演出中に、第2特別図柄の抽選結果を予告させるような演出を行うことにより、遊技者はこのまま待っていれば大当り(第2特別図柄の大当り)が来ることを予測できるため、遊技に対する興趣を一層高めることができる。 【0146】 次に、本発明の第3実施形態の遊技機について説明する。 なお、第1実施形態の遊技機(パチンコ機)の構成と同様の構成については同符号を付すとともに、その説明及び図示を適宜省略する。 【0147】 図3に示すように、主制御基板102のCPU102Aは、第1特別図柄又は第2特別図柄の遊技において、第1特別図柄が変動している最中に、第2特別図柄の抽選処理にて大当り(確変大当り又は通常大当り)に当選した場合には、所定の制御信号を、サブ制御基板106の演出制御部106Dに対して送信する。 【0148】 サブ制御基板106の演出制御部106Dは、主制御基板102のCPU102Aから受け取った制御信号に基づいて、第2特別図柄と連動している第2特別擬似図柄の変動が停止するまでの時間を算出し、この算出結果を停止時間に関する制御信号として演出表示基板110に送信する。 【0149】 演出表示ROM168には、サブ制御基板106の演出制御部106Dから受けた停止時間に関する制御信号に対応する演出(大当り予告時間演出)がデータとして記憶されている。例えば、第2特別擬似図柄の変動時間があと3分で終了する場合には、「あと、3分で大当りが発生します。」などの演出データが記憶されている。 【0150】 以上のように、通常遊技時において、演出図柄表示装置62の第1表示領域65で第1特別擬似図柄が変動表示している最中に、第2特別図柄の遊技の抽選処理において大当りに当選した場合に、演出図柄表示装置62の第2表示領域67で第2特別擬似図柄の当り変動が開始されるが、演出図柄表示装置62の第1表示領域65の一部に「あと、3分で大当りが発生します。」という演出が表示される。そして、演出図柄表示装置62の第1表示領域65で変動表示されている第1特別擬似図柄の変動が停止しているにもかかわらず、上記演出の予言通りに、一定時間経過後に必ず大当りが発生する。この結果、予言通りの時間経過後に何かが起こるという、従来の遊技機には存在しなかった演出を実現することができるため、遊技者の遊技に対する興趣を一層高めることができる。 【図面の簡単な説明】 【0151】 【図1】本発明の第1実施形態に係る遊技機の正面図である。 【図2】本発明の第1実施形態に係る遊技機の側面図である。 【図3】本発明の第1実施形態に係る遊技機の遊技盤の正面図である。 【図4】本発明の第1実施形態に係る遊技機の電子制御装置の一部の構成を示すブロック図である。 【図5】本発明の第1実施形態に係る遊技機の電子制御装置を構成するサブ制御基板を説明するための説明図である。 【図6】本発明の第1実施形態に係る遊技機の電子制御装置を構成する発射制御基板を説明するための説明図である。 【図7】本発明の第1実施形態に係る遊技機の遊技盤の変形例の正面図である。 【図8】本発明の第1実施形態に係る遊技機の通常遊技における各特別図柄及び各特別擬似図柄の表示態様に関するフローチャートである。 【図9】本発明の第1実施形態に係る遊技機の時短遊技又は確変遊技における各特別図柄及び各特別擬似図柄の表示態様に関するフローチャートである。 【図10】本発明の第1実施形態に係る遊技機の大当り遊技終了後の時短遊技又は確変遊技における各特別図柄及び各特別擬似図柄の表示態様に関するフローチャートである。 【図11】本発明の第1実施形態に係る遊技機の保留表示手段における各特別図柄の点灯表示態様の一部を示したフローチャートである。 【図12】本発明の第1実施形態に係る遊技機の保留表示手段における各特別図柄の点灯表示態様の一部を示したフローチャートである。 【図13】本発明の第1実施形態に係る遊技機が縦方向にスクロールする場合の複数ライン(ダブルリーチ)のリーチ演出に関する表示態様を示す説明図である。 【図14】本発明の第1実施形態に係る遊技機が横方向にスクロールする場合の複数ライン(ダブルリーチ)のリーチ演出に関する表示態様を示す説明図である。 【図15】本発明の第1実施形態に係る遊技機が縦方向にスクロールする場合の複数ライン(トリプルリーチ)のリーチ演出に関する表示態様を示す説明図である。 【図16】本発明の第1実施形態に係る遊技機が横方向にスクロールする場合の複数ライン(トリプルリーチ)のリーチ演出に関する表示態様を示す説明図である。 【符号の説明】 【0152】 10 パチンコ機(遊技機) 56B 電チュー始動口(第2始動口) 62 演出図柄表示装置(図柄表示手段) 68 開放型始動口(第1始動口) 69 中央特別図柄保留ランプ(保留表示手段) 102A CPU(当否判定手段) 102C 図柄変動保留部(図柄変動保留手段) 106C 図柄表示切替部(図柄表示切替手段) 106D 演出制御部(演出制御手段) 106E 表示切替遅延部(表示切替遅延手段) 106F 保留表示切替部(保留表示切替手段)
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| 【出願人】 |
【識別番号】000204262 【氏名又は名称】タイヨーエレック株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月25日(2006.8.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100120226 【弁理士】 【氏名又は名称】西村 知浩
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| 【公開番号】 |
特開2008−48990(P2008−48990A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月6日(2008.3.6) |
| 【出願番号】 |
特願2006−229846(P2006−229846) |
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