| 【発明の名称】 |
メダルゲーム装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】江幡 直毅
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| 【要約】 |
【課題】従来にない新たな遊技性を有し、ペイアウト率のコントロールが可能で、メダル以外のゲームオブジェクトによる幅広い応用ができるとともに比較的簡易な機構で実現することができるメダルゲーム装置を提供する。
【構成】メダル投入口2から通常メダルを投入すると、カラーメダル排出口4からカラーメダルがプレイエリアに排出される。カラーメダルはムービング板を転がり、滑り台5に落下する。さらに滑り台5を滑り落ち、チェッカー6に入り、ゲームオブジェクトセンサによりカラーメダルが検出される。ディスプレイ9に表示されるカラーバー移動による判定ライン到達とカラーメダル検出が一致したとき、メダル払い出し枚数を決める賞が発生し、通常メダルがメダル排出口3から排出される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ゲーム内容を表示する表示部と、 メダルを投入するメダル投入部,該投入メダルを検出する投入メダルセンサ,投入されたメダルを蓄積するメダルホッパーおよび該メダルホッパーからメダルを外部に払い出すメダル払い出し駆動手段を有するメダル搬送駆動系と、 前記投入メダル検出によりゲームオブジェクトをプレイエリアに排出するゲームオブジェクト排出手段,前記プレイエリアに排出されたゲームオブジェクトでプレイが行われるプレイエリア,前記プレイエリアでプレイを終了した後のゲームオジェクトを蓄積するゲームオジェクトホッパーおよび前記ゲームオジェクトホッパーのゲームオブジェクトを前記ゲームオブジェクト排出手段に送り出すゲームオブジェクト送り出し駆動手段を有するゲームオブジェクト循環駆動系とを備えるゲーム装置であって、 前記プレイエリアは、 前記排出されたゲームオブジェクトを受けて、該ゲームオブジェクトを下方に落下させるムービング板と、 複数のコースを有し、前記ムービング板から落下したゲームオブジェクトを滑動または回転させてその下端に導く斜めに設置された滑り台と、 前記滑り台の下端付近に設けられ、複数のコース対応に通過するゲームオブジェクトを検出するゲームオブジェクトセンサとを有し、 かつゲーム装置は、 前記表示部に表示するため、前記複数のコース対応にそれぞれガイドラインを形成するとともにガイドライン終端に判定ラインを形成し、各ガイドラインの始端から終端に任意の長さのカラーバーを移動させるような画像処理を行うゲーム制御手段と、 前記カラーバーが前記判定ラインに達したとき、対応のゲームオブジェクトセンサがゲームオブジェクトを検出すると、特定の賞を発生させる賞発生手段と、 前記賞の種類にしたがった数のメダルを前記メダルホッパーから払い出すように前記メダル払い出し駆動部を駆動する機構制御手段と、 を備えたことを特徴とするメダルゲーム装置。 【請求項2】 前記ゲームオブジェクトはカラーメダルまたはカラー球体であることを特徴とする請求項1記載のメダルゲーム装置。 【請求項3】 前記ムービング板は、斜めに設置され、かつ排出されたゲームオブジェクトの進行方向に対し直角方向に繰り返し移動することを特徴とする請求項1記載のメダルゲーム装置。 【請求項4】 前記賞は、前記判定ラインに達したカラーバーと、対応のゲームオブジェクトセンサが検出したゲームオブジェクトの色が一致するか否かによって定められる倍率と、 前記判定ラインに達したカラーバーの長さとによって払い出すメダル数が演算されて決定されることを特徴とする請求項1,2または3記載のメダルゲーム装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、プレイヤから投入され、報酬として排出されるメダルの一連の循環と、メダルを含むゲームに影響するオブジェクトの循環を別にすることにより、従来にないゲーム性と新感覚のゲームを体験できるメダルゲーム装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来のメダルゲーム装置は、プレイヤが投入したメダルそのものがチェッカー機構などを介して抽選等のゲームに対するアクションを発生させるものであった。 また、メダル投入口とゲーム内の払い出し口を別にすることにより、インターフェースの向上を図るゲーム装置が存在する。 【0003】 このようにメダル投入からゲーム機内でのアクション、そして払い出しと、メダルのゲーム機における一連の循環が、プレイヤへの信頼性やペイアウト率などの問題からほぼ固定させているのが現状である。このような構成を採用することからメダルゲームに新規性を見出す事が困難となり、多数のゲーム装置が同じような機構になってしまうという問題点があった。 【0004】 上記問題を解決する1つの提案として特許文献1が存在する。これは、第一のメダル投入口とは別に第二のメダル投入口を設け、この第二のメダル投入口から所定の枚数のメダルを新たに投入することにより補助演出ゲームを制御するものである。このように構成することにより第一のメダル投入により行われるメダルゲームの中で補助演出ゲームを成立させるチャンスを任意に選択でき、新たな遊技性の付加を図ったものである。 【特許文献1】特開2004−358188号公報 【特許文献2】特願2006−114529号 【0005】 上記のメダルゲーム機は新たな遊技性を付加するものであるが、投入メダルにより、そのメダルによってスロットルを回転させて抽選を行うもので、例えば、規格外のメダルが投入された場合、そのゲーム機で用いているメダルの大きさなどとは異なるため、ゲーム機用のメダルに混入するとメダルの循環機構が詰まるなど、故障原因になるという問題がある。 この問題を解決するために本件出願人は、投入されたメダルとは異なるゲーム媒体を用いてゲームを行い、ゲームの結果に応じ投入されたメダルを蓄積する収容ホッパーからメダルの払い出しを行うメダル払い出し型ゲーム機を提案している(特許文献2)。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 上記提案は、ゲーム機内のゲームエリアに投入メダルがそのまま利用されないため、ゲーム機内のゲームエリアでの故障を回避することが可能となる。 しかしながら、従来の課題であった、新たな遊技性を付加することには至っていない。 本発明の目的は、投入メダルによって、投入メダルとは全く異なるゲームオブジェクトをプレイエリアに排出し、該ゲームオブジェクトによるプレイを行い、メダル払い出しは投入メダルを蓄積した投入メダル搬送機構から行うゲーム装置であって、従来にない新たな遊技性を有し、ペイアウト率のコントロールが可能で、メダル以外のゲームオブジェクトによる幅広い応用ができるとともに比較的簡易な機構で実現することができるメダルゲーム装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0007】 前記目的を達成するために本発明の請求項1はゲーム内容を表示する表示部と、メダルを投入するメダル投入部,該投入メダルを検出する投入メダルセンサ,投入されたメダルを蓄積するメダルホッパーおよび該メダルホッパーからメダルを外部に払い出すメダル払い出し駆動手段を有するメダル搬送駆動系と、前記投入メダル検出によりゲームオブジェクトをプレイエリアに排出するゲームオブジェクト排出手段,前記プレイエリアに排出されたゲームオブジェクトでプレイが行われるプレイエリア,前記プレイエリアでプレイを終了した後のゲームオジェクトを蓄積するゲームオジェクトホッパーおよび前記ゲームオジェクトホッパーのゲームオブジェクトを前記ゲームオブジェクト排出手段に送り出すゲームオブジェクト送り出し駆動手段を有するゲームオブジェクト循環駆動系とを備えるゲーム装置であって、前記プレイエリアは、前記排出されたゲームオブジェクトを受けて、該ゲームオブジェクトを下方に落下させるムービング板と、複数のコースを有し、前記ムービング板から落下したゲームオブジェクトを滑動または回転させてその下端に導く斜めに設置された滑り台と、前記滑り台の下端付近に設けられ、複数のコース対応に通過するゲームオブジェクトを検出するゲームオブジェクトセンサとを有し、かつゲーム装置は、前記表示部に表示するため、前記複数のコース対応にそれぞれガイドラインを形成するとともにガイドライン終端に判定ラインを形成し、各ガイドラインの始端から終端に任意の長さのカラーバーを移動させるような画像処理を行うゲーム制御手段と、前記カラーバーが前記判定ラインに達したとき、対応のゲームオブジェクトセンサがゲームオブジェクトを検出すると、特定の賞を発生させる賞発生手段と、前記賞の種類にしたがった数のメダルを前記メダルホッパーから払い出すように前記メダル払い出し駆動部を駆動する機構制御手段とを備えたことを特徴とする。 本発明の請求項2は請求項1記載の発明において前記ゲームオブジェクトはカラーメダルまたはカラー球体であることを特徴とする。 本発明の請求項3は、請求項1または2記載の発明において前記ムービング板は、斜めに設置され、かつ排出されたゲームオブジェクトの進行方向に対し直角方向に繰り返し移動することを特徴とする。 本発明の請求項4は、請求項1,2または3記載の発明において前記賞は、前記判定ラインに達したカラーバーと対応のゲームオブジェクトセンサが検出したゲームオブジェクトの色が一致するか否かによって定められる倍率と、前記判定ラインに達したカラーバーの長さとによって払い出すメダル数が演算されて決定されることを特徴とする。 【発明の効果】 【0008】 上記構成によれば、従来のメダルゲームに比べ、投入するメダルの循環機構とゲームに影響を及ぼすゲームオブジェクトのプレイエリアが分離しているため、従来にない遊技性のあるゲームを実現でき、かつペイアウト率なども従来のメダルゲーム装置と同様にコントロール可能である。内部で循環するゲームオブジェクトはメダル以外でも適用できるため、幅広く応用ができる。 なお、ゲームオブジェクトはカラーメダル,カラー球体(カラーボール)を例に上げているが、この他に形状が搬送に支障のないフィギヤーなど非対称形状物であっても良い。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。 図1は、本発明によるメダルゲーム装置の外観を示す図で、(a)は正面図,(b)は側面図である。 メダルゲーム装置1の前面中央にはディスプレイ(表示部)9が配置され、その上部左右にスピーカ10が取り付けられている。ディスプレイ9の前面にはプレイエリア7が設定され、滑り台5,ムービング板8,カラーメダル排出口4およびチェッカー6が配置されている。プレイエリアはアクリルなどの透明板によって外部と仕切られている。 プレイエリア7の手前にはメダル投入口2が配置され、このメダル投入口部分を収容するようにメダル置き皿11が設けられている。メダル置き皿11の右端にはメダルを排出するためのメダル排出口3が設定されており、メダルが排出されると、メダル置き皿11にメダルが溜まるようになっている。 【0010】 プレイがなされていない状態ではメダルゲーム装置1は左右のスピーカ10より待ち受けの音楽などを流しており、ディスプレイ9上には例えば図8に示すようなカラーバーを移動させているデモ画面などが表示されている。 プレイヤが通常メダルを取得してメダル投入口2に投入することによりメダルゲームが開始される。メダル投入によりカラーメダル排出口4からゲームオブジェクトであるカラーメダルが排出され、ムービング板8,滑り台5を滑り落ちてチェッカー6に入る。チェッカー6には滑り台5の各コースに対応して各コースを通過するカラーメダルを検出するカラーメダルセンサが設けられ、滑り台5を滑り落ちるカラーメダルはいずれかのコースのカラーメダルセンサで検出される。 【0011】 一方、ディスプレイ9には図8に示すようなカラーバーの画面が上から下に向かって動く(落下する)画像が表示されている。カラーバーが判定ラインに差しかかったタイミングで、対応のカラーメダルセンサがカラーメダルを検出すると、賞が発生し、賞の種類による枚数の通常メダルがメダル排出口3に排出される。カラーメダルがチェッカーを通過したタイングとカラーメダルの色などで賞(払い出しメダル数)が変化するものである。 【0012】 図2は、通常メダル搬送駆動系とカラーメダル循環駆動系を説明するためのメダルゲーム装置の側面図、図4はその正面図である 通常メダル搬送駆動系はメダル投入口2,メダル落下通路23,通常メダル側ホッパー17,メダル払い出し駆動部27,メダル供給通路26およびメダル置き皿11より構成されている。メダル投入口2に投入された通常メダルは、メダル落下通路23の上部折り返し部付近に設けられている通常メダルセンサ15により検出され、メダル落下通路23を滑り落ちて通常メダル側ホッパー17に落下して溜まる。メダル払い出し駆動部27は制御装置20からの駆動指令に基づき指定された枚数のメダルを通常メダル側ホッパー17から管状のメダル供給通路26に押し出す機構であり、押し出された通常メダルは、メダル供給通路26に溜まっているメダルを下から押し上げる。押し上げられたメダルの最も上に位置するメダルはメダル排出口3から排出されてメダル置き皿11に払い出される。 【0013】 一方、カラーメダル循環駆動系はカラーメダル排出口4,ムービング板8,滑り台5よりなるプレイエリア,カラーメダル落下通路28,カラーメダル側ホッパー18,カラーメダル供給駆動部29およびカラーメダル供給通路30より構成されている。通常メダルセンサ15による通常メダルが検出されると、制御装置34からの駆動指令に基づきカラーメダル供給駆動部29が駆動されてカラーメダル側ホッパー18からカラーメダルが管状のカラーメダル供給通路30に押し出される。押し出されたカラーメダルは、カラーメダル供給通路30に溜まっているカラーメダルを下から押し上げ、押し上げられたカラーメダルの最も上に位置するカラーメダルは、カラーメダル排出口4からムービング板8に排出される。 図3および図5は、通常メダル搬送駆動系とカラーメダル循環駆動系における通常メダルとカラーメダルの流れの状態を示している。 【0014】 図6は、プレイエリアの詳細を説明するための図、図7はムービングガイドの動作を説明するための図である。 ムービングガイド8はアクリルなどの透明板であり、プレイヤ側が低くなるように傾斜させて設置されている。ムービングガイド8の端部には三角錐形状の突起8a,8bが設置されている。ムービングガイド8は矢印12に示す方向に往復動させられている。プレイヤがメダル投入口2より通常メダル21を投入すると、プレイエリアのムービングガイド8の上にRFID回路(ICタグ)を内蔵したカラーメダル22が回転しながら投入される。カラーメダル排出口4はメダル投入口2と一直線の位置に設置され、通常メダル21の投入を検出してカラーメダル22を排出しているためプレイヤはカラーメダルが一連の流れで投入されたように見える。 【0015】 ムービングガイド8に排出されたカラーメダル22はムービングガイド8の上部まで達すると、向きを反転してムービングガイド8を回転するか、滑って落下する。このとき、三角錐形状の突起8a,8bに接触すれば、落下位置の軌道が変わることとなる。 滑り台5はプレイヤ側が高くなるように傾斜させて設置されており、その先端付近にはチェッカーが配置され、チェッカ内にカラーメダルセンサ16が配置されている。この例では滑り台5には4つのコースが設定されており、カラーメダルセンサ16は各コース毎に合計4個が取り付けられ、どのコースをどの色のカラーメダルが通過したかを検出することができる。ムービングガイド8から滑り台5に落下したカラーメダル22は、滑り台5を滑動して何れかのコース対応のチェッカーの孔を通過することとなる。 【0016】 この一連のメダル移動において、見た目はメダル投入口2より投入した通常メダル21がそのままプレイエリアに流れ、途中で“色が付いた”ように見えることとなる。 カラーメダル22がカラーメダルセンサ16を通過することによりゲームに影響が与えられ各種の入賞などの結果が生じる。すなわち、どのコースをどの色のカラーメダルが通過するか、そして通過するタイミングがディスプレイに表示されている対応のカラーバーが判定ラインに達しているタイミングと一致するかによって種々の賞が発生したり、発生しなかったりする。 カラーメダル排出口4から排出されるカラーメダルは数種類(RGBなど)あり、カラーメダルとカラーバーとの組み合わせによって発生する賞(賞の種類により払い出されるメダルの数が異なる)は異なる。そして、プレイエリアへ排出されるカラーメダル22の種類はランダムであるため、ギャンブル性の要素も含んでいる。 入賞した場合、賞の種類に対応した枚数のメダルを払い出すようにメダル払い出し駆動部27が駆動され通常メダル側ホッパー17よりメダルが押し出され、メダル置き皿11に払い出される。 【0017】 つぎに賞発生に至るまでのゲーム処理による画像例を説明する。 図8はディスプレイに表示される多数のカラーバーの移動の例を説明するための図である。 この例は、4つのコース(4つのカラーメダルセンサ)に対応したガイドライン35a〜35dが設けてあり、各ライン上を赤,青,緑,その他の色のカラーバー31a〜31g(種々の長さ)がライン始端から終端まで移動(落下)する画像が表示される。 50は赤,青,緑のカラーメダルの排出された比率を示すもので、数値が多いほどその色のカラーメダルが多数排出されている。つまりその色のカラーメダルが出る確率が低い事を指す数値である。 【0018】 33はスペシャルメダル(倍率が高い)に関する表示であり、「70枚」の数値は前回のスペシャルメダルが排出されてからカラーメダルが何枚排出されたかを示している。 34はジャックポットゲームなど特殊なゲーム状態に移行するSPゲージであり、SPゲージには移行までのレベルが表示される。 最も左側のガイドライン35aに着目すると、カラーバー31bが判定ライン36に達している状態が示されている。このときガイドライン35aに対応するカラーメダルセンサがカラーメダルを検出するタイミングであれば、賞が発生する。 最も右側のガイドライン35dを移動するカラーバー31bには「Speed Down」という表示があり、このカラーバー31bの移動速度(スクロール速度)が落ちていることを示している。 【0019】 図9はディスプレイ上の1つのカラーバーの動きに対するカラーメダル検出のタイミングを説明するための図である。 (a)にはカラーバー31cが下に移動する状態が示されている。(b)にはカラーバー31cの先端が判定ライン36に達している状態が示されている。 (c)はカラーバー31cが判定ライン36上にいる状態であり、このときカーラメダルがカラーメダルセンサに達し検出されると、ヒットを示す表示36bが現れる。 そして、1枚のメダルを獲得した「HIT!! 1枚」が表示される。(d)は6枚のメダルを獲得した表示例である。 【0020】 メダル獲得数(賞)はつぎのように決定される。 ヒットしたときのカラーバーの色とカラーメダルの組み合わせによって獲得メダル数が異なってくる。すなわち、カラーバーの長さ×倍率=獲得メダル数となる。例えば、赤メダルについて、赤バーであればメダル獲得数は2枚,緑バーであれば1枚,青バーであれば0.5枚の倍率である。同様に緑メダル,青メダルについても上記のような倍率が設定され、3竦みの構造の倍率となっている。 したがって例えば3の長さの赤バーが判定ラインに達しているときに、対応のカラーメダルセンサが赤メダルを検出すれば、3×2=6枚のメダルを獲得できる。 このようにカラーバーが長く、同じ色のメダルであるほど、獲得できるメダル数は多くなる。 【0021】 図10は、本発明によるメダルゲーム装置の回路の実施の形態を示す回路図である。 この回路例は本発明に直接関連する部分のみを示したものである。 制御装置20はCPU37,メモリ部39およびI/O制御系38を備えており、CPU37にゲーム装置の制御プログラムやゲームに関するデータが格納されたROM44が接続されている。CPU37はI/O制御系38を介して通常メダルセンサ15およびカラーメダルセンサ16から通常メダルおよびカラーメダルの検出信号を受信する。 通常メダルセンサ15は、一対のLEDと受光部からなるホトカプラーで、通常メダルが光を遮断することによりメダル通過を検出するものである。 また、カラーメダル22には既に述べたようにRFID回路が内蔵され、その回路中のメモリ部にメダルの色を示すカラーデータが格納されている。一方、カラーメダルセンサ16はRFリーダで構成され、RFリーダから微小電波が発射されている。カラーメダル22が通過すると、RFID回路のアンテナとの間で起電力が発生し、RFID回路に電力が供給される。これによりメモリ部内のカラーデータはRFリーダに読み出され、CPU37によってカラーメダルのカラーが認識されるものである。 【0022】 さらにCPU37はI/O制御系38を介してメダル払い出し駆動部27およびメダル供給駆動部29を制御し、メダル払い出し駆動部部27は通常メダル側ホッパー17からメダル供給通路26にメダルを押し出し、メダル供給駆動部29はカラーメダル側ホッパー18からカラーメダルをカラーメダル供給通路30に押し出す。またムービングガイド8を駆動制御し左右に往復動させる。CPU37は映像出力インタフェース40を通じて映像出力装置であるディスプレイ9に画像データを送出し、ディスプレイ9にゲーム画像などを表示させる。また、サウンド出力インタフェース42を通じてサウンド信号をスピーカ10に送出し、スピーカ10からゲームに関するサウンドを出力させる。 メモリ部39はCPU37が演算を行うときに使用する作業エリアであり、一時的なデータ格納に用いられる。 【0023】 CPU37はROM44からゲーム装置の制御プログラムを読み出することにより、メダルゲームの各処理を行うことができ、ゲーム装置全体の制御を司るゲーム制御部37aの他に、賞発生部37bおよび機構制御部37cの各機能部を有する。ゲーム制御部37aはゲームに関する信号の入出力処理,待ち受け画面表示処理,複数のコース対応にそれぞれガイドラインを形成するとともにガイドライン終端に判定ラインを形成し、各ガイドラインの始端から終端に任意の長さのカラーバーを移動させるなどのゲーム画像表示処理を行う。 賞発生部37bはカラーバーが判定ラインに差しかかったとき、対応のカラーメダルセンサがゲームオブジェクトを検出すると、前述したような演算式により獲得メダル数を演算し賞を発生させる。賞発生はディスプレイ9に表示される。 機構制御部37cは賞の種類にしたがった数のメダルをメダルホッパーから払い出すようにメダル払い出し駆動部部に対し駆動信号を送出する。 【0024】 図11はメダル投入からメダル払い出しの流れを説明するためのフローチャートである。 待ち受け状態では、ゲーム制御部37aはディスプレイ9に待ち受け画面を表示するとともにスピーカ10から待ち受けのサウンドを出力している。 プレイヤがメダル投入口2から通常メダルを投入する(ステップ(以下「S」という)001)と、通常メダルセンサ15はメダル検出の信号をI/O制御系38を介してゲーム制御部37aに送出する。ゲーム制御部37aは、この情報を受けメダル供給駆動部29に駆動信号を送出する(S002)。メダル供給駆動部29は、カラーメダル側ホッパーの中のカラーメダルの1つをカラーメダル供給通路30に押し出し(S003)、カラーメダル排出口4からカラーメダルを排出させる(S004)。カラーメダルの排出の数は投入された通常メダルと同じ数となる。 【0025】 カラーメダルはプレイエリアのムービング板8に排出され、排出方向とは逆方向に落下し、滑り台15を滑っていくことになる。カラーメダルセンサ16はカラーメダルが通過すると、カラーメダル内蔵のカラーデータを読み出し、そのデータをゲーム制御部37aに送る(S005,S006)。 ゲーム制御部37aはカラーバー移動の画像をディスプレイ9に表示しており、各コースについてカラーバーが判定ラインに到達しているときに、カラーメダルがカラーメダルセンサによって検出されるか否かを監視している(S007,S008)。カラーバーが判定ラインに達していないときにカラーメダルが検出された場合には、S001に戻り、つぎの通常メダル投入を待つ。 【0026】 カラーバーが判定ラインに達ったときにカラーメダルが検出された場合には、S001に戻り、つぎの通常メダル投入検出を待つとともにその制御を賞発生部37bに渡す。賞発生部37bは認識されたカラーメダルの色と、カラーバーの色から倍率を決め、この倍率にカーラバーの長さ対応のメダル枚数の積を演算する(S009)。これにより払い出されるメダル数が決定し、ゲーム制御部37aによってヒットがディスプレイに表示される。さらに機構制御部37cは払い出すメダル枚数対応の駆動信号をメダル払い出し駆動部27に送出し、通常メダル側ホッパー17より指示された枚数の通常メダルがメダル排出口3から払い出される(S010,S011)。 なお、スペシャルメダルが排出される場合があり、カラーバーが判定ラインに達したタイミングとこのスペシャルメダルの検出のタイミングが一致した場合にジャックポット賞としてさらに多くのメダル払い出しが行われる。 【0027】 以上の実施の形態は、ゲームオブジェクトとしてカラーメダルを用いた例を示したが、カラーボールやその他のオブジェクトを用いても良い。また、カーラメダルの色を検出する手段として、カラーメダルにRFID回路を内蔵させ、RFリーダによってにRFID回路内のカラーデータを読み出して認識する例を示したが、色の検出は、他の方法を用いても良い。例えば、ゲームオブジェクト表面に光を当て、その反射光を受光し色フィルタを通すことにより色認識することも可能である。 また、ムービング板を左右に往復動させる例を示したが、この動作の代わり、またはこの動作に加えて前後動させることもできる。 【産業上の利用可能性】 【0028】 ゲームセンタやイベント会場などに設置される、業務用メダルゲーム装置である。 【図面の簡単な説明】 【0029】 【図1】本発明によるメダルゲーム装置の外観を示す図で、(a)は正面図,(b)は側面図である。 【図2】通常メダル搬送駆動系とカラーメダル循環駆動系を説明するためのメダルゲーム装置の側面図である。 【図3】図2の通常メダルとカラーメダルの流れを説明するためのメダルゲーム装置の側面図である。 【図4】通常メダル搬送駆動系とカラーメダル循環駆動系を説明するためのメダルゲーム装置の正面図である。 【図5】図4の通常メダルとカラーメダルの流れを説明するためのメダルゲーム装置の正面図である。 【図6】プレイエリアの詳細を説明するための図である。 【図7】ムービングガイドの動作を説明するための図である。 【図8】液晶ディスプレイに表示される多数のカラーバーの移動例を説明するための図である。 【図9】液晶ディスプレイ上の1つのカラーバーの動きに対するカラーメダル検出のタイミングを説明するための図である。 【図10】本発明によるメダルゲーム装置の回路の実施の形態を示す回路図である。 【図11】メダル投入からメダル払い出しの流れを説明するためのフローチャートである。 【符号の説明】 【0030】 1 メダルゲーム装置 2 メダル投入口 3 メダル排出口 4 カラーメダル排出口 5 滑り台 6 チェッカー 7 プレイエリア 8 ムービング板(ムービングガイド) 9 ディスプレイ 10 スピーカ 11 メダル置き皿 15 通常メダルセンサ 16 カラーメダルセンサ(ゲームオブジェクトセンサ) 17 通常メダル側ホッパー 18 カラーメダル側ホッパー 20 制御装置 21 通常メダル 22 カラーメダル 37 CPU 39 メモリ部
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| 【出願人】 |
【識別番号】306019111 【氏名又は名称】株式会社タイトー
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| 【出願日】 |
平成18年8月24日(2006.8.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075144 【弁理士】 【氏名又は名称】井ノ口 壽
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| 【公開番号】 |
特開2008−48871(P2008−48871A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月6日(2008.3.6) |
| 【出願番号】 |
特願2006−227495(P2006−227495) |
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