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【発明の名称】 遊技機
【発明者】 【氏名】遠藤 壮

【要約】 【課題】遊技機において、今後の遊技における期待値を表示して、遊技者の遊技意欲を高める。

【構成】所定時間あたりの遊技結果を遊技履歴として記憶する遊技履歴記憶手段と、前記遊技履歴を表示する表示手段と、遊技者の操作により遊技時間を入力可能とした遊技時間入力手段と、前記遊技履歴記憶手段に記憶された遊技履歴に基づいて、前記遊技時間入力手段に入力された遊技時間内に実現可能な遊技成果を期待値として演算する演算手段と、この演算手段により演算された前記期待値を前記表示手段に表示させる制御を実行する表示制御手段とを備える構成とした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定時間あたりの遊技結果を遊技履歴として記憶する遊技履歴記憶手段と、
前記遊技履歴を表示する表示手段と、
遊技者の操作により遊技時間を入力可能とした遊技時間入力手段と、
前記遊技履歴記憶手段に記憶された遊技履歴に基づいて、前記遊技時間入力手段に入力された遊技時間内に実現可能な遊技成果を期待値として演算する演算手段と、
この演算手段により演算された前記期待値を前記表示手段に表示させる制御を実行する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
遊技者に有利な複数種類の特別遊技を実行させる遊技実行制御手段を備え、
前記遊技履歴記憶手段は、前記遊技履歴として、複数種類の前記特別遊技毎の遊技状態を遊技結果として記憶し、
前記表示制御手段は、前記演算手段により演算された複数種類の前記特別遊技毎に実現可能な遊技成果を示す期待値を、前記表示手段に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
【請求項3】
前記遊技履歴記憶手段は、各時間帯における遊技結果を遊技履歴として記憶し、
前記演算手段は、前記各時間帯における遊技結果を含む遊技履歴に基づいて前記期待値を演算することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記表示手段に表示される期待値の表示態様を、複数の表示態様の中から遊技者の操作により選択できる表示態様選択手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機やパチスロ遊技機等の遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、代表的な遊技機としてパチンコ遊技機やパチスロ遊技機があり、かかるパチンコ遊技機における遊技状態は、大別して、一般に「大当たり遊技状態」と呼ばれる特別遊技状態と一般遊技状態に分けられる。前記大当たり遊技状態は、遊技者はある程度の球数(例えば2000個)の賞球を獲得できる、遊技者に有利な遊技状態である。一方、一般遊技状態は、遊技者が遊技球を消費しながら前記大当たり遊技状態への当選を待つ、所謂遊技者に不利な遊技状態である。そのため、遊技者は、遊技者にとって利益の大きい前記大当たり遊技状態を獲得することを遊技目的としてパチンコ遊技を行うこととなる。
【0003】
そして、遊技場においては、遊技者の関心の高い前記大当たり遊技状態の発生回数等を、例えば、遊技機に付設した呼び出しランプ(遊技者がホールスタッフ等を呼び出すための周辺機器)に設けた表示装置に遊技データとして表示することが一般的になっている。また、近年では、遊技機に備えられた液晶表示装置等を用いて、前記遊技データを表示する機能を備えた遊技機も開発されている。
【0004】
さらに、前記遊技データの表示方法として、単に大当たり遊技状態の発生回数を表示するだけではなく、前記大当たり遊技状態の発生履歴を、遊技場の営業時間帯に合わせて表示する遊技データ表示システムが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
【0005】
また、前記大当たり遊技状態の中でも、遊技者に、より有利な確変大当たり遊技状態(大当たり遊技状態の終了後、次回の大当たり遊技状態の発生確率が高く設定される大当たり遊技状態)と、通常大当たり遊技状態(大当たり遊技状態の終了後、次回の大当たり遊技状態の発生確率が通常に設定される大当たり遊技状態)とに分かれる遊技機に対応するため、前記大当たり遊技状態の発生を、遊技場の営業時間に合わせるとともに、前記確変大当たり遊技状態と前記通常大当たり遊技状態とを区別して表示する遊技データ表示システムが提案されている(例えば、特許文献2を参照。)。
【特許文献1】特開2002−210187号公報
【特許文献2】特開2002−224387号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した従来のパチンコ遊技機における遊技データの表示は、単に遊技履歴を表示させるだけに過ぎず、この遊技データの表示を見たとしても、遊技者は、自らの今後の遊技の推移については想像することしかできない。
【0007】
これでは、せっかく遊技データを表示させても、遊技者が遊技機のスペック(例えば、大当たり抽選確率)等を理解していないと有効に活用できない。
【0008】
したがって、遊技機における今後の遊技状態の変移(遊技履歴)を、遊技者が推測するのではなく、遊技機が前記遊技データを活用し、所定の演算によってある程度の根拠を持たせながら予想して、その予想結果を遊技者に表示する機能を備えたパチンコ遊技機が待望されている。本発明は、上記課題を解決することのできる遊技機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1記載の本発明では、所定時間あたりの遊技結果を遊技履歴として記憶する遊技履歴記憶手段と、前記遊技履歴を表示する表示手段と、遊技者の操作により遊技時間を入力可能とした遊技時間入力手段と、前記遊技履歴記憶手段に記憶された遊技履歴に基づいて、前記遊技時間入力手段に入力された遊技時間内に実現可能な遊技成果を期待値として演算する演算手段と、この演算手段により演算された前記期待値を前記表示手段に表示させる制御を実行する表示制御手段とを備えることを特徴とする遊技機とした。
【0010】
請求項2記載の本発明では、請求項1記載の遊技機において、遊技者に有利な複数種類の特別遊技を実行させる遊技実行制御手段を備え、前記遊技履歴記憶手段は、前記遊技履歴として、複数種類の前記特別遊技毎の遊技状態を遊技結果として記憶し、前記表示制御手段は、前記演算手段により演算された複数種類の前記特別遊技毎に実現可能な遊技成果を示す期待値を、前記表示手段に表示させる制御を行うことを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の本発明では、請求項1又は2に記載の遊技機において、前記遊技履歴記憶手段は、各時間帯における遊技結果を遊技履歴として記憶し、前記演算手段は、前記各時間帯における遊技結果を含む遊技履歴に基づいて前記期待値を演算することを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の本発明では、請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機において、前記表示手段に表示される期待値の表示態様を、複数の表示態様の中から遊技者の操作により選択できる表示態様選択手段を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明のパチンコ遊技機によれば、遊技者が当該遊技機における遊技時間を入力することにより、入力された前記遊技時間の範囲において、当該遊技機におけるその後の遊技データの変移(つまり、遊技履歴)を、遊技者が推測するのではなく、遊技機が遊技データを活用し、ある程度の根拠を持たせながら予想演算して、その予想結果を遊技者に「遊技期待値」として表示する機能を備えるため、遊技者への新たな遊技データを提供することができ、遊技意欲を高めることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0015】
本実施形態に係る遊技機は、所定時間あたりの遊技結果を遊技履歴として記憶する遊技履歴記憶手段と、前記遊技履歴を表示する表示手段と、遊技者の操作により遊技時間を入力可能とした遊技時間入力手段と、前記遊技履歴記憶手段に記憶された遊技履歴に基いて、前記遊技時間入力手段に入力された遊技時間内に実現可能な遊技成果を期待値として演算する演算手段と、この演算手段により演算された前記期待値を前記表示手段に表示させる制御を実行する表示制御手段とを備えたものである。
【0016】
パチンコ遊技機やパチスロ遊技機などの遊技機では、所定の条件を満たしたことを契機として、遊技者に有利な遊技状態となる特別遊技状態(一般に、パチンコ遊技機においては、「大当たり遊技」、パチスロ遊技機においては、「ボーナス遊技」と称される)が実行される。そして、前記特別遊技状態の発生回数等の遊技データを、遊技履歴として、遊技機または周辺機器の液晶表示装置等を用いて表示することで、遊技者への当該遊技機に対する興趣を盛り上げる構成としている。
【0017】
また、近年では、遊技者に提供する遊技データとしては、前記遊技履歴の表示において、単に前記特別遊技状態の発生回数を表示するだけではなく、例えば、遊技場の営業時間に合わせて、時間と対応させて表示したり、前記特別遊技状態が連続して発生した場合の回数(所謂連荘回数)を表示したり、等の様々なデータがより詳細に前記遊技機または周辺機器の液晶表示装置等を用いて表示されることが一般的となっている。
【0018】
そこで、遊技機を、上述したように、所定時間あたりの遊技結果を遊技履歴として記憶する遊技履歴記憶手段と、前記遊技履歴を表示する表示手段と、遊技者の操作により遊技時間を入力可能とした遊技時間入力手段と、前記遊技履歴記憶手段に記憶された遊技履歴に基づいて、前記遊技時間入力手段に入力された遊技時間内に実現可能な遊技成果を期待値として演算する演算手段と、この演算手段により演算された前記期待値を前記表示手段に表示させる制御を実行する表示制御手段を備えた構成とすることにより、例えば、前記遊技履歴記憶手段に記憶されている遊技データを基に、前記遊技時間入力手段に遊技者が入力した遊技時間内に、当該遊技機において発生可能な特別遊技状態の発生回数を、前記演算手段により期待値として算出して、前記表示制御手段により遊技機または周辺機器の液晶表示装置等に表示することにより、今までの前記特別遊技状態の発生回数を表示するだけの遊技履歴表示方法とは異なる、新たな遊技履歴表示方法を実行できるので、遊技者へのサービス向上を図ることが可能となる。
【0019】
つまり、本実施形態では、前記演算手段は、遊技者が前記遊技時間入力手段を用いて自分が予定している遊技時間を入力した場合に、前記遊技履歴記憶手段に記憶されている遊技データを基に、当該遊技時間内に獲得できる前記特別遊技状態の発生回数を算出して当該遊技機における遊技結果のシミュレーションを行ない、その結果が期待値として前記表示手段に表示されることとなる。
【0020】
したがって、本実施形態においては、従来のように、表示された遊技履歴に基づき、遊技者自身が当該遊技機で遊技した場合に獲得しうる特別遊技状態の回数などを予想する必要がなく、前記演算手段によりシミュレーションされ、前記表示手段に表示された期待値を参考にして、遊技を行なうことができる。
【0021】
このように、本実施形態においては、遊技機が前記遊技履歴記憶手段に記憶されている遊技データを基に、前記演算手段によりシミュレーションした遊技結果を、前記表示手段に期待値として表示するため、この機能を利用して、例えば、遊技者が遊技場において遊技機を選択するための参考データとして利用することもできる。
【0022】
また、上記構成において、遊技者に有利な複数種類の特別遊技を実行させる遊技実行制御手段を備え、前記遊技履歴記憶手段は、前記遊技履歴として、複数種類の前記特別遊技毎の遊技状態を遊技結果として記憶し、前記表示制御手段は、前記演算手段により演算された複数種類の前記特別遊技毎に実現可能な遊技成果を示す期待値を、前記表示手段に表示させる制御を行うようにすることができる。
【0023】
ここで、複数種類の特別遊技とは、一般に、パチンコ遊技機においては「確変大当たり」、「通常大当たり」などと区別される特別遊技を指し、パチスロ遊技機においては、「ビッグボーナス」、「レギュラーボーナス」などと区別される特別遊技を指す。
【0024】
すなわち、前記遊技履歴記憶手段は、遊技履歴として、遊技者に対する提供利益の度合いが異なる複数の特別遊技状態を記憶する場合、例えば、パチンコ遊技機においては、前記遊技履歴記憶手段は、「確変大当たり」または「通常大当たり」のように異なる特別遊技状態の発生を区別して記憶し、さらに、前記演算手段により特別遊技状態の発生回数をシミュレーションする場合も、「確変大当たり」または「通常大当たり」のように異なる特別遊技状態毎に別々に発生回数の期待値を算出して前記表示手段に表示させることにより、遊技者は、当該遊技機における特別遊技状態の発生に関する詳細な予想情報を得ることができる。
【0025】
さらに、上述した遊技機は、前記遊技履歴記憶手段は、各時間帯における遊技結果を遊技履歴として記憶し、前記演算手段は、前記各時間帯における遊技結果を含む遊技履歴に基づいて前記期待値を演算することもできる。
【0026】
すなわち、遊技場における遊技機の稼動状況は、例えば、サラリーマン等が主な客層のオフィス街の遊技場では午後5時以降が集客のピークとなるため、当然、遊技機の稼動状況は午後5時以降がピークとなるというように、その立地条件等で異なる。
【0027】
そこで、前記遊技履歴記憶手段に記憶される遊技履歴を、遊技場の営業時間帯毎に区分けして記憶させておき、この営業時間帯毎に記憶された前記遊技履歴記憶手段のデータに基づき、前記演算手段が、遊技者の遊技開始時間に応じて特別遊技状態の発生回数等の当該遊技機における期待値を演算して表示手段に表示するのである。
【0028】
かかる構成とすれば、遊技者は、遊技場の稼動状況に適応した期待値を知ることができるので、遊技を行なう遊技機の選定に役立てることができ、また、その後の遊技履歴の推移を楽しむこともできる。
【0029】
また、上述してきた遊技機において、前記表示手段に表示される期待値の表示態様を、複数の表示態様の中から遊技者の操作により選択できる表示態様選択手段を備える構成とすることができる。
【0030】
本実施形態における、前記表示手段に表示される期待値の表示態様は、複数の表示態様が準備されているため、遊技者は、その複数の表示態様の中から、自身の目的にあった表示態様を、前記表示態様選択手段により選択することができる。ここで、期待値の表示態様としては、例えば、文字表示、グラフ表示などが考えられる。
【0031】
つまり、前記演算手段は、前記遊技履歴記憶手段から読み出した遊技履歴に基づいて、特別遊技状態の発生回数等の当該遊技機における前記期待値の演算を行い、表示態様選択手段により遊技者に選択された、例えばグラフ表示などの表示態様にしたがって表示手段に表示することとなる。
【0032】
ここで、表示される期待値としては、遊技者の最も関心が高いと考えられる特別遊技状態の発生回数として説明したが、遊技者が獲得できる遊技媒体(パチンコ玉またはコイン等)の数も遊技者にとって関心が高い遊技データといえることから、かかる獲得可能な賞球の数、またはコイン枚数等のデータを、前記演算手段により期待値として算出し、これを所定の表示態様で表示するようにしてもよい。
【0033】
このように、遊技者に関心の高い遊技データを、前記表示態様選択手段により選択された表示態様にあわせて、前記演算手段により、前記遊技履歴記憶手段に記憶された遊技データに基づき算出して、その結果を期待値として前記表示手段に表示することにより、遊技者にとって、当該遊技機においての遊技結果を予想する手間を省くことができ、また、当該遊技機で遊技を行なうか否かの判断の基準にできる、新たな表示形態を備えた遊技機を提供することができる。
【0034】
以下、本発明に係る遊技機の好適な実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下では遊技機をパチンコ遊技機としている。
[遊技機の構成]
遊技機の概観について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の概観を示す斜視図、図2は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の概観を示す分解斜視図である。
【0035】
図1及び図2に示すように、パチンコ遊技機10は、前面に開口12aが形成された本体枠12と、その本体枠12における開口12aの内部に配設される各種の部品と、本体枠12の前方に開閉自在に軸着された扉11とから構成されている。この扉11は、図1に示すように、開口12aを前面から閉鎖するためのものであり、通常閉鎖した状態で遊技が行われる。また、本体枠12の前面には、上皿20、下皿22、発射ハンドル26等が配設されている。
【0036】
本体枠12の開口12a内部には、各種画像を表示する液晶表示装置32と、スペーサー31、遊技盤14等が配設されている。なお、遊技盤14、スペーサー31、液晶表示装置32以外の各種の部品(図示せず)については、理解を容易にするために説明を省略する。
【0037】
遊技盤14は、その全部が透過性を有する板形状の樹脂(透過性を有する部材)によって形成されている。この透過性を有する部材としては、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、メタクリル樹脂など各種の材質が該当する。また、遊技盤14は、その前面側に、発射された遊技球が転動可能な遊技領域15を有している。この遊技領域15は、ガイドレール30に囲まれ、遊技球が転動可能な領域である。また、遊技盤14における遊技領域15には複数の遊技釘13が打ちこまれている。
【0038】
遊技に関する演出画像を表示する表示手段の一例である液晶表示装置32は、スペーサー31を挟んで、遊技盤14の背後に設けられている。すなわち、液晶表示装置32は、遊技盤14の透過性を有する部材の背後に配置されている。この液晶表示装置32は、遊技に関する画像の表示を可能とする表示領域32aを有している。この表示領域32aは、遊技盤14の全部又は一部に、スペーサー31を挟んで、背面側から重なるように配設される。具体的には、液晶表示装置32は、その表示領域32aが遊技領域15の全部又は一部と、遊技領域外域16の全部又は一部とに重なるように遊技盤14の後方に配設される。この液晶表示装置32における表示領域32aには、演出用の演出画像、装飾用の装飾画像等、各種の画像が表示される。
【0039】
この液晶表示装置32は、本実施形態において、遊技履歴を表示する表示手段であり、さらに、パチンコ遊技機10の遊技成果の期待値を表示する表示手段としても機能する。
【0040】
また、本実施形態では、かかる表示手段としての液晶表示装置32を、遊技盤14の透過性領域の背後に設けることにより、例えば、遊技釘13の植設領域や役物、装飾部材といった遊技部材を設ける領域を大きくとることができ、レイアウトの自由度を大きくすることが可能である。
【0041】
スペーサー31は、遊技盤14の後方(背面側)に配設されるとともに、液晶表示装置32の前方(前面側)に配設される。つまり、スペーサー31は、遊技盤14と液晶表示装置32によって挟持される。このスペーサー31は、透過性を有した材料で形成されており、中央に大きな貫通穴31aが設けられている。貫通穴31aには、電飾ユニット53が設けられている。
【0042】
図3によって、特別図柄表示器33、普通図柄表示器35、特別図柄保留ランプ34a〜34d及び普通図柄保留ランプ50a〜50dを説明する。図3は、電飾ユニット53の拡大図である。
【0043】
図3に示すように、表示器ケース37に収容される特別図柄表示器33は、7セグメントLED41で構成されている。この7セグメントLED41は、所定の特別図柄の変動表示開始条件の成立により、点灯・消灯を繰り返す。7セグメントLED41の点灯・消灯によって、“0”から“9”までの10個の数字図柄が、特別図柄として変動表示される。
【0044】
本実施形態においては、パチンコ遊技機10の遊技状態は、大別して一般遊技状態(大当たりの抽選を行いながら遊技球を消費する、所謂遊技者に不利な状態)と大当たり遊技状態(遊技者にとって短時間で大量の遊技球の獲得が期待できる、所謂遊技者にとって有利な状態)に分かれる。さらに、後述の特別図柄制御処理において抽選された、前記特別図柄表示器33に変動停止表示される特定の数字図柄により、15R確変大当たり遊技状態、2R確変大当たり遊技状態又は15R通常大当たり遊技状態の、3種類の大当たり遊技状態が決定する。そして、それぞれの大当たり遊技状態が終了後、前記一般遊技状態も、確変モード又は時短モードと異なる状態の一般遊技状態へ移行する。
【0045】
つまり、前記特別図柄として、特定の数字図柄(例えば、“7”の数字図柄)が停止表示された場合は、一般遊技状態から遊技者に有利なラウンドゲームを最大15回継続して行われる15R確変大当たり遊技状態に移行する。また、特定の数字図柄(例えば、“3”の数字図柄)が停止表示された場合は、一般遊技状態から遊技者に有利なラウンドゲームを最大2回継続して行われる2R確変大当たり遊技状態に移行する。そして、大当たり遊技状態の終了後は、大当たり遊技状態に移行する確率が通常より高い一般遊技状態である確変モードに移行する。特定の数字図柄(例えば、“5”の数字図柄)が停止表示された場合は、一般遊技状態から遊技者に有利なラウンドゲームを最大15回継続して行われる15R通常大当たり遊技状態に移行する。そして、大当たり遊技状態の終了後は、時短モードの下での一般遊技状態に移行する。
【0046】
ここで、時短モードとは、前記特別図柄が変動表示を開始して停止表示されるまでの変動時間と、後述する普通図柄ゲームにおける普通図柄の変動時間とを通常の遊技モードよりも短縮し、同じく後述する始動口25に付設された羽根部材(普通電動役物)23の開放時間を通常モードよりも長くしたモードであり、単位時間当たりの大当たり抽選回数が著しく増加する、遊技者にとって極めて有利なモードである。本実施形態では、前記特別図柄の変動回数(例えば100回)を消化すると、時短モードは通常の遊技モード(通常モード)の下での一般遊技状態(パチンコ遊技機10において最も基本的な一般遊技状態)に移行するようにしている。また、確変モードとは、大当たり抽選において、当選確率が通常の遊技モードよりも高められたモードである。具体的には、図6に示す大当たり抽選テーブルによって当選確率が定められる。そして、大当たり遊技状態終了後、この確変モードによる一般遊技状態に移行する大当たり遊技を「確変大当たり」と呼んでいる。
【0047】
一方、特別図柄として、特定の数字図柄以外の数字図柄(例えば、“3”、“5”、又は“7”以外の数字図柄)が停止表示された場合は、基本的に一般遊技状態は移行しない。但し、詳細は後述の特別図柄制御処理で説明するが、一般遊技状態が時短モードの場合は、特別図柄の変動回数が所定の変動回数(例えば100回)に達したと判断すると、一般遊技状態を時短モードから通常モードへ移行する。以上のように、特別図柄が変動表示された後、停止表示され、その結果によって遊技状態が移行又は維持されるゲームを「特別図柄ゲーム」という。
【0048】
表示器ケース37の左右の両側には、特別図柄保留ランプ34a〜34dが設けられている。この特別図柄保留ランプ34a〜34dは、点灯又は消灯によって保留されている特別図柄の変動表示の実行回数(所謂、「特別図柄の保留球数」)を表示する。
【0049】
特別図柄表示器33の右側には、普通図柄表示器35が設けられている。普通図柄表示器35は、2つの表示用ランプ(図示せず)で構成されており、これら表示用ランプが交互に点灯・消灯を繰り返すことによって、例えば“○”、“×”等の記号が普通図柄として変動表示される。
【0050】
表示器ケース37の下側には、普通図柄保留ランプ50a〜50dが設けられている。この普通図柄保留ランプ50a〜50dは、後述するように、点灯又は消灯によって保留されている普通図柄の変動表示の実行回数(所謂、「普通図柄の保留球数」)を表示する。
【0051】
パチンコ遊技機10の概観の説明を続ける。図1及び図2に示すように、遊技盤14の透過性領域の外側には、発光表示手段としての装飾ランプ133a,133bが配設されており、遊技状態に合わせた所定の発光態様の表示を行う。
【0052】
扉11には、透過性を有する保護板19が配設されている。この保護板19は、扉11が閉鎖された状態で遊技盤14の前面に対面するように配設されている。
【0053】
保護板19の下方略中央位置には、遊技者により操作可能な操作パネル27が配設されている。この操作パネル27は、図15に示すように、左から十字キーからなる選択ボタン27a、決定ボタン27b、キャンセルボタン27cが配置されており、詳しくは後述するが、遊技時間入力手段及び表示態様選択手段として機能するものであり、遊技者により操作される。
【0054】
発射ハンドル26は本体枠12に対して右側下部に回動自在に設けられている。また、発射ハンドル26の裏側には、駆動装置である発射ソレノイド(図示せず)が設けられている。さらに、発射ハンドル26の周縁部には、タッチセンサ(図示せず)が設けられている。このタッチセンサが遊技者により触接されたときには、遊技者により発射ハンドル26が握持されたと検知される。発射ハンドル26が遊技者によって握持され、かつ、時計回り方向へ回動操作されたときには、その回動角度に応じて発射ソレノイドに電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が遊技盤14に順次発射され、遊技が進められる。
【0055】
また、遊技盤14の後方(背面側)に配設されている液晶表示装置32の表示領域32aでは、前述した特別図柄表示器33において表示される特別図柄と関連する演出画像が表示される。
【0056】
例えば、特別図柄表示器33で表示される特別図柄の変動表示中においては、液晶表示装置32の表示領域32aにおいて、一列の図柄列に数字や記号等からなる装飾図柄(演出用の識別情報でもある。例えば、“0”から“9”までの数字)が変動表示される。また、特別図柄表示器33において変動表示されていた特別図柄が停止表示されるとともに、液晶表示装置32の表示領域32aでも演出用の装飾図柄が停止表示される。
【0057】
また、特別図柄表示器33において特別図柄として特定の数字図柄が停止表示された場合には、大当たりであることを遊技者に把握させる演出画像が液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される。具体的には、特別図柄表示器33において特別図柄として特定の数字図柄が停止表示された場合には、液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される演出用の装飾図柄の組合せが特定の表示態様(例えば、“1”から“9”のいずれかが全て揃った状態で停止表示される態様)となる。
【0058】
この演出用の装飾図柄の組合せとして、特定の“奇数”の数字図柄が全て揃った状態で停止表示された場合(例えば、“111”〜“999” の数字図柄)は、一般遊技状態から遊技者に有利なラウンドゲームを最大15回継続して行われる15R確変大当たり遊技状態に移行する。この場合は、前記特別図柄表示器33に表示される特定図柄は“7”である。また、特定の数字図柄が連番で停止表示された場合(例えば、“1”“2”“3”の数字図柄)は、一般遊技状態から遊技者に有利なラウンドゲームを最大2回継続して行われる2R確変大当たり遊技状態に移行する。この場合は、前記特別図柄表示器33に表示される特定図柄は“3”である。さらに、特定の“偶数”の数字図柄が全て揃った状態で停止表示された場合(例えば、“222”〜“888” の数字図柄)は、一般遊技状態から遊技者に有利なラウンドゲームを最大15回継続して行われる15R通常大当たり遊技状態に移行する。この場合は、前記特別図柄表示器33に表示される特定図柄は“5”である。このように、前述した、特別図柄表示器33に停止表示される特定図柄に対応した装飾図柄の組み合わせが、液晶表示装置32の表示領域32aにおいて停止表示される。
【0059】
このように、液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される演出用の装飾図柄の組合せが特定の表示態様となった場合には、更に、「大当たり!!」などの文字画像とともに、喜んでいるキャラクタ画像が液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される。
【0060】
このように、本実施形態に係るパチンコ遊技機10では、一般遊技状態において、大当たり遊技状態へ移行するか否かの大当たり抽選と、特別図柄ゲームとが行われ、抽選結果に基づいて、前記特別図柄表示器33に停止表示される特定図柄に対応した装飾図柄の組み合わせが液晶表示装置32の表示領域32aに停止表示されるとともに、抽選結果に伴う演出画像についても液晶表示装置32の表示領域32aに表示されることになる。そして、抽選結果に当選すれば、前述した大当たり遊技状態に移行するのである。
【0061】
なお、本発明における遊技は、始動口25に遊技球が入球したことを契機に、遊技者にとって有利な遊技へ移行するか否かの抽選が行われ、特別図柄表示器33において識別図柄の変動表示が行われ、液晶表示装置32において演出としての装飾図柄の変動表示、及びこれに伴う演出表示が行われる遊技である。
【0062】
次に、図4を用いて、パチンコ遊技機10の概観について、さらに詳細に説明する。図4は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の概観を示す正面図である。なお、図4を用いたパチンコ遊技機10の概観の説明では、図1及び図2を用いたパチンコ遊技機10の概観の説明と重複する部分を省略することがある。また、図4においては、遊技盤14に打ち込まれている複数の遊技釘13の記載を省略している。
【0063】
図4に示すように、遊技盤14には、2つのガイドレール30(30a及び30b)、障害物55、57、通過ゲート54、始動口25、大入賞口39、が設けられている。なお、遊技盤14の上部では、特別図柄表示器33、普通図柄表示器35等の電飾ユニット53(図3参照)が視認可能となっている。
【0064】
遊技盤14の上部には障害物55が設けられ、遊技盤14の略中央には障害物57が設けられている。この障害物57下部には、始動口25が設けられている。この始動口25への遊技球の入賞が、特別図柄ゲーム及び大当たり抽選の契機となる。
【0065】
遊技盤14の左側に設けられている2つのガイドレール30は、遊技領域15を区画(画定)する外レール30aと、その外レール30aの内側に配設された内レール30bとから構成される。発射された遊技球は、遊技盤14上に設けられたガイドレール30に案内されて、遊技盤14の上部に移動し、電飾ユニット53上を通過して、前述した複数の遊技釘13(図2参照)、遊技盤14上に設けられた障害物55、57等との衝突により、その進行方向を変えながら遊技盤14の下方に向かって流下する。
【0066】
前記始動口25に遊技球が入賞した場合には、特別図柄表示器33による特別図柄の変動表示が開始される。また、特別図柄の変動表示中に遊技球が始動口25へ入賞した場合には、変動表示中の特別図柄が停止表示されるまで、始動口25への遊技球の入賞に基づく特別図柄の変動表示の実行(開始)が保留される。その後、変動表示していた特別図柄が停止表示された後に、保留されていた特別図柄の変動表示が開始される。つまり、前記電飾ユニット53に設けられた、特別図柄保留ランプ34a〜34d(図3参照)は、保留された特別図柄の変動表示の実行回数に対応して、左から順番に点灯され、特別図柄の変動表示が一旦停止表示され、次の保留されていた特別図柄の変動表示が開始されると、それに対応した特別図柄保留ランプは消灯される。なお、特別図柄の変動表示の実行が保留される回数には上限が設定されており、例えば、4回(個)を上限として特別図柄の変動表示は保留される。
【0067】
また、液晶表示装置32の表示領域32aにおいても、前述した始動口25に遊技球が入賞した場合には、前記特別図柄の変動表示の開始にあわせて、演出用の装飾図柄の変動表示が開始される。また、特別図柄に関する変動表示中に遊技球が始動口25へ入賞した場合には、変動表示中の演出用の識別情報が停止表示されるまで、始動口25への遊技球の入賞に基づく演出用の装飾図柄の変動表示の実行(開始)が保留される。その後、変動表示していた演出用の装飾図柄が停止表示された場合には、保留されていた演出用の装飾図柄の変動表示が開始される。
【0068】
なお、本実施形態においては、始動口25に遊技球が入賞したこと等を、所定の特別図柄の変動表示開始条件又は所定の演出用の装飾図柄の変動表示開始条件としたが、これに限らず、別の態様であってもよい。
【0069】
遊技盤14の略中央の左側には通過ゲート54が設けられている。この通過ゲート54には、後述する通過球センサ114(図5参照)が設けられている。通過球センサ114は、遊技球が通過ゲート54を通過したことを検出する。そして、通過球センサ114によって遊技球の通過が検出されたときには、普通図柄表示器35において普通図柄の変動表示が開始され、所定の時間が経過した後、普通図柄の変動表示が停止する。前述したように、この普通図柄は、“○”、“×”等の記号である。
【0070】
この普通図柄が所定の図柄、例えば“○”として停止表示されたときには、始動口25の左右の両側に設けられている羽根部材(所謂、普通電動役物)23が閉鎖状態から開放状態となり、始動口25に遊技球が入りやすくなる。また、羽根部材23を開放状態とした後、所定の時間が経過したときには、羽根部材23を閉鎖状態として、始動口25に遊技球が入りにくくなるようにする。以上のように、普通図柄が変動表示された後、停止表示され、その結果によって羽根部材23の開放・閉鎖状態が異なってくるゲームを「普通図柄ゲーム」という。
【0071】
また、特別図柄の変動表示と同じように、普通図柄の変動表示中において通過ゲート54を遊技球が通過した場合には、変動表示中の普通図柄が停止表示されるまで、通過ゲート54への遊技球の通過に基づく普通図柄の変動表示の実行(開始)が保留される。つまり、前記電飾ユニット53に設けられた、普通図柄保留ランプ50a〜50d(図3参照)は、保留された普通図柄の変動表示の実行回数に対応して、左から順番に点灯され、変動が停止表示されると、次の保留されていた普通図柄の変動表示が開始され、それに対応した普通図柄保留ランプは消灯される。なお、普通図柄の変動表示の実行が保留される回数には上限が設定されており、例えば、4回(個)を上限として保留される。
【0072】
大入賞口39には、その前面側(前方)に開閉自在なシャッタ40が設けられている。このシャッタ40は、特別図柄表示器33において特別図柄として特定の数字図柄が停止表示され、遊技状態が前記の大当たり遊技状態(つまり、15R確変大当たり、2R確変大当たり及び15R通常大当たり状態)に移行された場合は、遊技球を受け入れやすい開放状態となるように駆動される。その結果、大入賞口39は、遊技球を受け入れやすい開放状態となる。
【0073】
一方、シャッタ40の背面側(後方)に設けられた大入賞口39には、V・カウントセンサ102(図5参照)を有する特定領域(図示せず)と、カウントセンサ104(図5参照)を有する一般領域(図示せず)とがあり、それらの領域を遊技球が所定個数(例えば10個)通過するか、又は、所定時間(例えば30秒)が経過するまでシャッタ40が開放状態に駆動される。そして、開放状態において大入賞口39への所定数の遊技球の入賞又は所定時間の経過のいずれかの条件が成立すると、シャッタ40は、遊技球を受け入れ難い閉鎖状態になるように駆動される。その結果、大入賞口39は、遊技球を受け入れ難い閉鎖状態となる。
【0074】
なお、大入賞口39が遊技球を受け入れやすい状態となっている開放状態から大入賞口39が遊技球を受け入れ難い状態となっている閉鎖状態までの遊技をラウンドゲームという。したがって、シャッタ40は、ラウンドゲーム時に開放し、各ラウンドゲーム間では閉鎖することになる。また、ラウンドゲームは、“1”ラウンド、“2”ラウンド等のラウンド数として計数されるため、ラウンドゲームの1回目を第1ラウンド、2回目を第2ラウンドと呼称する場合がある。
【0075】
続いて、開放状態から閉鎖状態に駆動されたシャッタ40は、開放状態において大入賞口39に受け入れられた遊技球がV・カウントセンサ102を通過したことを条件に、再度開放状態に駆動される。つまり、シャッタ40の開放状態において大入賞口39に受け入れられた遊技球がV・カウントセンサ102を通過したことを条件に、次のラウンドゲームへ継続して進むことができる。なお、第1ラウンドのラウンドゲームから、次のラウンドゲームに継続して進むことができない(最終の)ラウンドゲームが終了するまでの遊技を大当たり遊技状態という。すなわち、大当たり遊技状態は遊技者にとって有利な遊技状態である。
【0076】
また、前述した始動口25、一般入賞口56a〜56d、大入賞口39における特定領域及び一般領域に遊技球が入賞又は通過したときには、それぞれの入賞口の種類に応じて予め設定されている数の遊技球が上皿20又は下皿22に払い出される。
【0077】
ここで、本実施形態においては、役物の一例として、大入賞口39の役物が記載されているが、本発明はこれに限定されず、遊技盤上に2つ以上のいかなる数の役物が設けられてもよい。
【0078】
また、本実施形態では、大当たり遊技状態の実行中において、最初のラウンド数から最もラウンドゲームが継続された場合の最後のラウンドゲームまでのラウンド数(最大継続ラウンド数)は、15ラウンド又は2ラウンドである。なお、大当たり遊技状態の実行中における最大継続ラウンド数は限定されるものではない。例えば、最大継続ラウンド数は、ラウンド数抽選手段(後述するメインCPU66を含む主制御回路60(図5参照))による抽選により、“1”ラウンドから“15”ラウンドまでの間から選択されるなど、任意のラウンド数であってもよい。
【0079】
なお、本実施形態において、画像を表示する部分として液晶ディスプレイパネルからなる液晶表示装置32を採用したが、これに限らず、他の態様であってもよく、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)を含むブラウン管、ドットLED、セグメントLED、EL(Electronic Luminescent)、プラズマ等からなるものであってもよい。また、本実施形態においては、液晶表示装置32とは別に特別図柄表示器33及び普通図柄表示器35を備えるように構成したが、これに限らず、液晶表示装置32に特別図柄及び普通図柄を変動表示させるように構成してもよい。また、変動表示手段として液晶表示装置32を採用したが、これに限らず、別の態様であってもよく、例えば、ドラム、ベルト、リーフ等を変動表示手段として採用してもよい。
[遊技機の電気的構成]
本実施形態におけるパチンコ遊技機10の制御回路について図5を用いて説明する。図5は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の制御回路を示すブロック図である。
【0080】
本実施形態におけるパチンコ遊技機10の制御回路は、主に、遊技実行制御手段としての主制御回路60と、演出制御手段としての副制御回路200とから構成される。主制御回路60は、遊技の制御を行うものであり、副制御回路200は、遊技の進行に応じた演出の制御(例えば、画像表示制御、音声出音制御、装飾ランプ制御等)を行うものである。
【0081】
主制御回路60は、図5に示すように、制御手段であるメインCPU66、メインROM(読み出し専用メモリ)68、メインRAM(読み書き可能メモリ)70を備えている。この主制御回路60は、遊技の進行を制御する。本実施形態では、この主制御回路60のメインCPU66が演算手段として機能する。
【0082】
メインCPU66には、メインROM68、メインRAM70等が接続されており、このメインROM68に記憶されたプログラムにしたがって、各種の処理を実行する機能を有する。このように、このメインCPU66は、例えば、特別遊技実行手段や抽選手段として機能するなど、後述する各種の手段として機能することとなる。
【0083】
メインROM68には、メインCPU66によりパチンコ遊技機10の動作を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、乱数抽選によって大当たり判定をする際に参照される大当たり抽選テーブル(図6参照)等の各種のテーブルが記憶されている。
【0084】
メインRAM70は、メインCPU66の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。
【0085】
また、メインRAM70には、遊技結果を遊技履歴として記憶する遊技履歴記憶手段としての機能を有する。つまり、メインRAM70には、例えば、大当たり遊技状態の発生等の、当該パチンコ遊技機10の遊技結果が、日毎、さらには時間毎に区別されて記憶されることとなる。
【0086】
また、この主制御回路60は、所定の周波数のクロックパルスを生成するリセット用クロックパルス発生回路62、電源投入時においてリセット信号を生成する初期リセット回路64、後述する副制御回路200に対してコマンドを供給するためのシリアル通信用IC72を備えている。また、これらのリセット用クロックパルス発生回路62、初期リセット回路64、シリアル通信用IC72は、メインCPU66に接続されている。なお、このリセット用クロックパルス発生回路62は、後述するシステムタイマ割込処理を実行するために、所定の周期(例えば2ミリ秒)毎にクロックパルスを発生する。尚、このシリアル通信用IC72は、各種のコマンドを副制御回路200(副制御回路200に含まれる各種の手段)へ送信する送信手段に相当する。
【0087】
また、主制御回路60には、各種の装置が接続されている。例えば、図5に示すように、ボタンセンサ101a、101b、101c、101d、101e、101f、V・カウントセンサ102、カウントセンサ104、一般入賞球センサ106、108、110、112、通過球センサ114、始動入賞球センサ116、普通電動役物ソレノイド118、大入賞口ソレノイド120、シーソーソレノイド122、バックアップクリアスイッチ124が接続されている。
【0088】
ボタンセンサ101a〜fは、操作パネル27に配設されている各ボタン(図15参照)に対応して設けられている。ボタンセンサ101aは、選択ボタン27aの上ボタンを押された場合に所定の検知信号を主制御回路60に供給する。このように、ボタンセンサ101bは、選択ボタン27aの右ボタン、ボタンセンサ101cは、選択ボタン27aの下ボタン、ボタンセンサ101dは、選択ボタン27aの左ボタン、ボタンセンサ101eは決定ボタン、ボタンセンサ101fはキャンセルボタンが押された場合に、それぞれの所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
【0089】
V・カウントセンサ102は、大入賞口39における特定領域に設けられている。このV・カウントセンサ102は、大入賞口39における特定領域を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
【0090】
カウントセンサ104は、大入賞口39における特定領域とは異なる一般領域に設けられている。このカウントセンサ104は、大入賞口39における一般領域を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
【0091】
一般入賞球センサ106、108、110、112は、一般入賞口56a〜56dにそれぞれ設けられている。この一般入賞球センサ106、108、110、112は、各一般入賞口56a〜56dへ遊技球が入賞した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
【0092】
通過球センサ114は、通過ゲート54に設けられている。この通過球センサ114は、通過ゲート54を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
【0093】
遊技球検出手段である始動入賞球センサ116は、始動口25に設けられている。始動入賞球センサ116は、始動口25に遊技球が入賞したことを検出して、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
【0094】
普通電動役物ソレノイド118は、リンク部材(図示せず)を介して羽根部材23に接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、羽根部材23を開放状態又は閉鎖状態とする。
【0095】
大入賞口ソレノイド120は、図4に示すシャッタ40に接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、シャッタ40を駆動させ、大入賞口39を開放状態又は閉鎖状態とする。
【0096】
シーソーソレノイド122は、板形状でシャッタ40内部に設けられているシーソー(図示せず)に接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、シーソーを変位させ、そのシーソーの傾斜を変更する。このシーソーが傾斜された結果、特定領域を通過しやすくなるように又は一般領域を通過しやすくなるように切り替えることとなる。
【0097】
バックアップクリアスイッチ124は、パチンコ遊技機10に内蔵されており、電断時等におけるバックアップデータを遊技場の管理者の操作に応じてクリアする機能を有する。
【0098】
また、主制御回路60には、払出・発射制御回路126が接続されている。この払出・発射制御回路126には、遊技球の払出を行なう払出装置128、遊技球の発射を行なう発射装置130、カードユニット150が接続されている。
【0099】
この払出・発射制御回路126は、主制御回路60から供給される賞球制御コマンド、カードユニット150から供給される貸し球制御信号を受け取り、払出装置128に対して所定の信号を送信することにより、払出装置128に遊技球を払い出させる。また、払出・発射制御回路126は、発射装置130に対して発射信号を供給することにより、遊技球を発射させる制御を行なう。
【0100】
また、発射装置130には、前述した発射ソレノイド、タッチセンサ等の遊技球を発射させるための装置が備えられている。発射ハンドル26が遊技者によって握持され、かつ、時計回り方向へ回動操作されたときには、その回動角度に応じて発射ソレノイドに電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が発射ソレノイドにより遊技盤14に順次発射される。
【0101】
さらに、主制御回路60には、ランプ制御回路76が接続されており、このランプ制御回路76は、メインCPU66からの指示に従い、特別図柄保留ランプ34a〜34d、普通図柄保留ランプ50a〜50d、特別図柄表示器33(7セグメントLED41)、普通図柄表示器35(表示用ランプ)等を制御する。
【0102】
一方、シリアル通信用IC72には、副制御回路200が接続されている。この副制御回路200は、主制御回路60から供給される各種のコマンドに応じて、液晶表示装置32における表示制御、スピーカ46から発生させる音声に関する制御、装飾ランプ133a,133bの制御等を行なう。
【0103】
なお、本実施形態においては、主制御回路60から副制御回路200に対してコマンドを供給するとともに、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を供給できないように構成したが、これに限らず、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を送信できるように構成しても問題ない。
【0104】
副制御回路200は、可変表示制御手段、音発生制御手段としてのサブCPU206、記憶手段としてのプログラムROM208、ワークRAM210、液晶表示装置32における表示制御を行うための表示制御回路250、スピーカ46から発生させる音声に関する制御を行う音声制御回路230、装飾ランプなどのランプ133a,133bの制御を行うランプ制御回路240から構成されている。副制御回路200は、主制御回路60からの指令に応じて遊技の進行に応じた演出を実行する。
【0105】
サブCPU206には、プログラムROM208、ワークRAM210等が接続されている。サブCPU206は、このプログラムROM208に記憶されたプログラムにしたがって、各種の処理を実行する機能を有する。特に、サブCPU206は、後述するように、主制御回路60から供給される各種のコマンドにしたがって、副制御回路200の制御を行う。サブCPU206は、後述する各種の手段として機能することとなる。
【0106】
プログラムROM208には、サブCPU206によりパチンコ遊技機10の特別図柄の変動表示に関連して実行される液晶表示装置32の画像表示に伴う複数種類の演出画像データや、大当たり遊技中のラウンドゲームに関連して実行される複数種類の演出画像データが記憶されており、その他には、リーチ演出の表示期間を定めたリーチ時間テーブル等各種のテーブルも記憶されている。
【0107】
ワークRAM210は、サブCPU206の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。例えば、リーチ演出時間を制御するためのタイマ変数、演出パターンを選択するための演出表示選択用乱数カウンタ等、各種の変数等が位置付けられている。
【0108】
表示制御回路250は、サブCPU206から供給される、特別図柄の変動表示に関連して実行される演出表示の進行に伴う複数種類の演出パターンや、大当たり遊技中のラウンドゲームに関連して実行される複数種類の演出パターン等の演出画像データ等を、液晶表示装置32に画像を表示させる制御を行うものである。
【0109】
音声制御回路230は、サブCPU206から供給される音声発生命令に応じて、スピーカ46から音声を発生させるものである。
【0110】
ランプ制御回路240は、サブCPU206から供給されるプログラムROM208に記憶されたプログラムにしたがって、装飾ランプ133a,133bの発光制御を行うものである。
【0111】
なお、本実施形態においては、パチンコ遊技機10の制御回路において、遊技制御手段としての主制御回路60と、演出制御手段としての副制御回路200を別々に構成しているが、主制御回路60と副制御回路200とを同じ基板で構成してもかまわない。
【0112】
なお、本実施形態においては、プログラム、テーブル等を記憶する記憶手段として、主制御回路60ではメインROM68を、副制御回路200ではプログラムROM208を用いるように構成したが、これに限らず、制御手段を備えたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ハードディスク装置、CD−ROM及びDVD−ROM、ROMカートリッジ等の記憶媒体に、プログラム、テーブル等が記録されていてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にこれらのプログラムをダウンロードし、主制御回路60ではメインRAM70、副制御回路200ではワークRAM210等に記録されるものでもよい。なお、本実施形態においては、メインCPU66の一時記憶領域としてメインRAM70を、サブCPU206の一時記憶領域としてワークRAM210を用いているが、これに限らず、読み書き可能な記憶媒体であればよい。
[遊技機の動作]
本実施形態では、遊技状態は大別して一般遊技状態(大当たりの抽選を行いながら遊技球を消費する、所謂遊技者に不利な状態)と大当たり遊技状態(遊技者にとって短時間で大量の遊技球の獲得が期待できる、所謂遊技者にとって有利な状態)に分かれる。さらに一般遊技状態においても、通常モード、確変モード、時短モードと3つの遊技状態が設けられている。以下に、パチンコ遊技機10で実行される処理を図7〜図14に示す。
[メイン処理]
最初に、図7に示すように、RAMアクセス許可、バックアップ復帰処理、作業領域を初期化等の初期設定処理を実行する(ステップS11)。そして、詳しくは図9を用いて後述するが、特別図柄ゲームの進行、液晶表示装置32、特別図柄表示器33に表示される特別図柄、装飾図柄に関する特別図柄制御処理を実行する(ステップS12)。そして、詳しくは、図11を用いて後述するが、普通図柄ゲームの進行、普通図柄表示器35に表示される普通図柄に関する普通図柄制御処理を実行する(ステップS13)。そして、詳しくは、図13を用いて後述するが、本実施形態においては、普通図柄制御処理に続いて遊技データ予想処理を実行する(ステップS14)。このように、メイン処理においては、ステップS11の初期設定処理が終了した後、ステップS12〜ステップS14の処理を繰り返し実行することとなる。
[システムタイマ割込処理]
また、メインCPU66は、メイン処理を実行している状態であっても、メイン処理を中断させ、システムタイマ割込処理を実行する場合がある。リセット用クロックパルス発生回路62から所定の周期(例えば2ミリ秒)毎に発生されるクロックパルスに応じて、以下のシステムタイマ割込処理を実行する。このシステムタイマ割込処理について図8を用いて説明する。
【0113】
最初に、図8に示すように、メインCPU66は、大当たり抽選用乱数値等の各抽選値を更新する乱数更新処理を実行する(ステップS21)。そして、メインCPU66は、始動口25等への遊技球の入賞を検知する入力検出処理を実行する(ステップS22)。この処理においては、メインCPU66は、各種の入賞口に遊技球が入賞したことを条件として、遊技球を払出す(賞球する)旨のデータをメインRAM70の所定領域に記憶することとなる。そして、主制御回路60と副制御回路200との同期をとるための待ち時間タイマ、大当たりが発生した際に開放する大入賞口39の開放時間を計測するための大入賞口開放タイマ等、各種のタイマの更新処理を実行する(ステップS23)。そして、各種の変数に基づいて駆動制御するための信号をソレノイド、モータ等に供給するために、出力処理を実行する(ステップS24)。この処理が終了した場合には、ステップS25に処理を移す。
【0114】
ステップS25においては、コマンド出力処理を実行する。この処理において、メインCPU66は、各種のコマンドを副制御回路200に供給する。これらの各種のコマンドとしては、具体的には、デモ表示コマンド、導出表示される特別図柄の種類を示す導出図柄指定コマンド等が含まれる。この処理が終了した場合には、ステップS26に処理を移す。
【0115】
そして、ステップS26の処理において、メインCPU66は、払出装置128に賞球を行わせるための賞球制御コマンドを払出・発射制御回路126へ送信する等の払出処理を実行する。具体的には、メインCPU66は、各種の入賞口に遊技球が入賞することで予め設定された所定数の賞球払出を行うための賞球制御コマンドを払出・発射制御回路126へ供給する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了し、割込発生前のアドレスへ復帰し、メイン処理を実行させる。
[特別図柄制御処理]
図7のステップS12において実行される特別図柄制御処理について図9を用いて説明する。
【0116】
最初に、ステップS31の処理において、メインCPU66は、特別図柄制御フラグをロードする。この処理において、メインCPU66は、特別図柄制御フラグを読み出しステップS32に処理を移す。
【0117】
ステップS32においては、メインCPU66は、特別図柄制御フラグが(00)であるか否かを判断し、特別図柄制御フラグが(00)でない場合には、ステップS34に処理を移す。また、特別図柄制御フラグが(00)の場合には、ステップS33へ処理を移し、特別図柄記憶チェック処理を行う。この特別図柄記憶チェック処理では、詳細は後述するが、特別図柄の保留個数を調べ、保留個数がある場合に、“大当たり”の抽選、特別図柄の変動開始、特別図柄変動タイマのセット等を行い、特別図柄制御フラグに次のステップの処理要求である(01)をセットして処理を終了する。
【0118】
ステップS34においては、メインCPU66は、特別図柄制御フラグが(01)であるか否かを判断し、特別図柄制御フラグが(01)でない場合には、ステップS40に処理を移す。また、特別図柄制御フラグが(01)の場合には、特別図柄変動時間監視処理を行う。すなわち、ステップS35において、特別図柄変動タイマがタイムアップ(つまり“0”)か否かを判断し、タイムアップしていなければ処理を終了する。そしてタイムアップした場合は、メインCPU66は、ステップS36で特別図柄の停止処理を行うとともに、メインRAM70に記憶されている特別図柄保留個数を“1”減少するように記憶更新する。さらに、メインCPU66は、一般遊技状態が時短モードであるか判断し、時短モードの場合はメインRAM70に記憶されている時短回数を“1”減少するように記憶更新し、そして、時短回数が“0”(つまり時短モードの終了)になった場合は、一般遊技状態を通常モードにセットして、時短モードを終了させる。
【0119】
次に、メインCPU66は、ステップS37において特別図柄が大当たりか否かを判断し、大当たりでなければステップS39において、特別図柄制御フラグをクリア(つまり特別図柄記憶チェック処理を要求する値(00)をセットする)して処理を終了する。また、特別図柄が大当たりであった場合は、ステップS38の大入賞口開放待ち処理を行う。大入賞口開放待ち処理では、メインCPU66は、特別図柄制御フラグに大入賞口開放待ちを示す値(02)をセットし、待ち時間(例えば1秒)を大入賞口開放待ちタイマにセットして処理を終了する。
【0120】
ステップS40においては、メインCPU66は、特別図柄制御フラグが(02)であるか否かを判断し、特別図柄制御フラグが(02)でない場合には、ステップS43に処理を移す。また、特別図柄制御フラグが(02)の場合には、大入賞口開放処理を行う。大入賞口開放処理では、まず、メインCPU66は、ステップS41で大入賞口開放待ちタイマがタイムアップ(つまり“0”)かを判断し、タイムアップしていなければ処理を終了する。そしてタイムアップした場合は、ステップS42で大入賞口開放処理を行う。この大入賞口開放処理では、メインCPU66は、まず大入賞口39の開放をセット(メインRAM70の所定の領域に、シャッタ40による大入賞口ソレノイド120の開放指示を記憶する)し、次に大当たりの種類によって大入賞口開放タイマに大入賞口39の開放時間(例えば、大当たりが15R確変大当たり、又は15R普通大当たりの場合は30秒、2R確変大当たりの場合は1秒)をセットする。そして、特別図柄制御フラグに大入賞口開放監視処理を示す値(03)をセットし処理を終了する。
【0121】
ステップS43においては、メインCPU66は、特別図柄制御フラグが(03)であるか否かを判断し、特別図柄制御フラグが(03)でない場合には、ステップS50に処理を移す。また、特別図柄制御フラグが(03)の場合には、大入賞口開放監視処理を行う。大入賞口開放監視処理では、まずメインCPU66は、ステップS44で大入賞口開放タイマがタイムアップ(つまり“0”)したか、又は、大入賞口39へ規定の個数の遊技球が入賞したか否かを判断する。そして大入賞口開放タイマのタイムアップ、同時に、大入賞口39へ規定の個数の遊技球が入賞していなければ処理を終了する。そして入賞口開放タイマのタイムアップ、又は、大入賞口39へ規定の個数の遊技球が入賞のいずれか一方の条件を満たしたことで、ステップS45へ処理を移行する。
【0122】
ステップS45においては、メインCPU66は、大入賞口閉鎖処理(メインRAM70の所定の領域に、シャッタ40による大入賞口ソレノイド120の閉鎖指示を記憶する)を実行してステップS46へ処理を移す。
【0123】
ステップS46においては、メインCPU66は、大入賞口開放回数(所謂ラウンド数)をカウントし、規定回数(15R通常大当たり又は15R確変大当たりでは15回、2R確変大当たりでは2回)に達したか否かを判断し、規定回数に達した場合はステップS49で特別図柄制御フラグに大当たり終了処理を要求する値(04)をセットし処理を終了する。また、メインCPU66は、大入賞口開放回数が規定回数に達していなかった場合は、ステップS47で、大入賞口39へ入賞した遊技球が所定の特定領域を通過したか否かを判断し、大入賞口39へ入賞した遊技球が所定の特定領域を通過しなかった場合(V・カウントセンサ102が遊技球の通過を検出しなかった場合)は、ステップS49で特別図柄制御フラグに大当たり終了処理を要求する値(04)をセットし処理を終了する。一方、メインCPU66は、大入賞口39へ入賞した遊技球が所定の特定領域を通過した(つまり、V・カウントセンサ102が遊技球の通過を検出した)場合は、ステップS48へ処理を移す。
【0124】
ステップS48では、メインCPU66は、大入賞口開放待ち処理を行う。大入賞口開放待ち処理では、特別図柄制御フラグに再度大入賞口39の開放を要求する値(02)をセットし、待ち時間(例えば1秒)を大入賞口開放待ちタイマにセットして処理を終了する。
【0125】
ステップS50においては、メインCPU66は、大当たり終了処理を行う。大当たり終了処理では、大当たり図柄が15R確変大当たり又は2R確変大当たりの場合は、一般遊技状態を確変モードとし、大当たり図柄が15R通常大当たりの場合には、一般遊技状態を時短モードとして、さらに時短モード中の特別図柄の変動回数の上限(例えば100回)をメインRAM70の所定の領域に記憶する。最後にメインCPU66は、特別図柄制御フラグをクリア(つまり特別図柄記憶チェック処理を要求する値(00)をセットする)して、特別図柄制御処理を終了する。
[特別図柄記憶チェック処理]
図9のステップS33において実行される特別図柄記憶チェック処理について図10を用いて説明する。
【0126】
最初に、メインCPU66は、ステップS61において、特別図柄保留個数が“0”であるか否かを判断し、特別図柄の保留個数が“0”の場合には、ステップS62に処理を移し、特別図柄の保留個数が“0”でない場合(つまり、特別図柄の変動がある場合)には、ステップS63に処理を移す。
【0127】
ステップS62においては、デモ表示処理を実行する。この処理において、メインCPU66は、デモ表示を行わせるために、副制御回路200にデモ表示コマンドを供給するためのデータを、メインRAM70の所定の領域に記憶する。これによって、副制御回路200において、客待ち状態(所定の待機状態)となったことを認識することができる。この処理が終了した場合には、特別図柄記憶チェック処理を終了する。
【0128】
ステップS63においては、メインCPU66は、特別図柄変動時間管理を要求する値(01)を、特別図柄制御フラグにセットし、ステップS64に処理を移す。
【0129】
ステップS64においては、大当たり抽選処理を実行する。この処理において、メインCPU66は、現在の一般遊技状態に基づいて、大当たりの抽選値が異なる複数の大当たり抽選テーブル(図6参照)から1つの大当たり抽選テーブルを選択する。そして、始動口25へ遊技球が入賞した時に抽出された大当たり抽選用乱数値と、前記選択された大当たり抽選テーブルを参照し、大当たりを抽選(15R確変大当たり、2R確変大当たり、15R通常大当たり又は“はずれ”のうちのいずれかを決定)する。ここで、図6の大当たり抽選テーブルに示すように、通常モード又は時短モードにおける大当たり抽選テーブルと確変モードにおける大当たり抽選テーブルでは、大当たりの抽選値は、通常モード及び時短モードでは7/400(15R通常大当たり、15R確変大当たり及び2R確変大当たりの全て大当たり抽選値の合計)に設定されているのに対し、確変モードでは70/400(15R通常大当たり、15R確変大当たり及び2R確変大当たりの全て大当たり抽選値の合計)と設定されている。つまり一般遊技状態に基づいて大当たり抽選テーブルを選択することによって、大当たり遊技状態に移行する確率が異なることとなる。このように、一般遊技状態が確変モードである場合には、大当たり遊技状態に移行する確率は、通常モードや時短モードよりも向上することとなるので、遊技者にとって有利な状態といえる。この処理が終了した場合には、ステップS65に処理を移す。
【0130】
ステップS65においては、メインCPU66は、大当たりであるか否かの判断処理を行う。この処理において、メインCPU66は、前述したステップS64の大当たり抽選処理における抽選結果が大当たりであった場合には、ステップS66に処理を移し、大当たりでなかった場合には、ステップS67に処理を移す。
【0131】
ステップS66においては、特定図柄の決定処理を実行する。この処理において、メインCPU66は、ステップS64で決定された大当たりの種類に対応して表示される特定図柄を決定する。例えば、15R確変大当たりに対しては、特定図柄は“7”が決定され、2R確変大当たりに対しては、特定図柄は“3”、又は、15R通常大当たりに対しては、特定図柄は“5”というように、それぞれの大当たりに対応して特定図柄は決定される。そして、決定された特定図柄は、メインRAM70の所定の領域に記憶される。これによって、特別図柄表示器33に、大当たりに対応した特定図柄が導出表示されることとなる。この処理が終了した場合には、ステップS68に処理を移す。
【0132】
ステップS67においては、はずれ図柄の決定処理を実行する。この処理において、メインCPU66は、はずれ図柄に対応した特定図柄(例えば“7”、“3”、“5”以外の数字)を決定し、メインRAM70の所定領域に記憶する。これによって、特別図柄表示器33に、はずれに対応した特定図柄が導出表示されることとなる。この処理が終了した場合には、ステップS68に処理を移す。
【0133】
ステップS68では、遊技状態判別処理を行う。この遊技状態判別処理において、メインCPU66は、現在の一般遊技状態が、確変モードもしくは時短モードであると判断した場合は、ステップS70へ処理を移行し、現在の一般遊技状態が通常モードであると判断した場合は、ステップS69において、通常モードの特別図柄変動時間(例えば10秒)を、特別図柄変動タイマにセットし、メインRAM70の所定の領域に記憶する。そして、ステップS71へ処理を移行する。
【0134】
ステップS70においては、メインCPU66は、確変モード又は時短モードの特別図柄変動時間(通常モードの特別図柄変動時間より短い時間、例えば5秒)を、特別図柄変動タイマにセットし、メインRAM70の所定の領域に記憶する。そして、ステップS71へ処理を移行する。
【0135】
ステップS71においては、メインCPU66は、特別図柄表示器33(図3参照)に対して、変動表示を開始させる要求をメインRAM70の所定の領域に記憶して、ステップS72へ処理を移す。この処理によって、特別図柄表示器33においては、前記ステップS69及びステップS70で特別図柄変動タイマにセットされた変動時間にあわせて、特別図柄の変動表示が行なわれ、所定時間経過後(特別図柄変動タイマがタイムアップした後)前記ステップS66及びステップS67で決定された“大当たり”又は“ハズレ”の特別図柄が停止表示されることとなる。
【0136】
ステップS72では、液晶表示装置32の表示領域32aに演出表示される装飾図柄や演出時間の決定処理を行う。この処理において、メインCPU66は、ステップS66又はステップS67で記憶された“大当たり”又は“はずれ”のデータ、そしてステップS69又はステップS70で記憶された特別図柄変動時間等のデータに基づき、液晶表示装置32の表示領域32aに演出表示される装飾図柄や演出時間を決定して、メインRAM70の所定の領域に記憶する。そして、ここで記憶された装飾図柄や演出時間は、図8のステップS25のコマンド出力処理により、主制御回路60のメインCPU66から副制御回路200のサブCPU206に導出図柄指定コマンドとして供給される。これによって、副制御回路200において、装飾図柄が液晶表示装置32の表示領域32aに導出表示されるとともに、装飾図柄の変動時間も決定される。つまり、特別図柄表示器33で導出表示される特別図柄の変動時間と、液晶表示装置32に導出表示される装飾図柄の変動時間は、同期して行われることとなる。
[普通図柄制御処理]
図7のステップS13において実行される普通図柄制御処理について図11を用いて説明する。
【0137】
最初に、メインCPU66は、ステップS101において、普通図柄制御フラグをロードする。この処理において、メインCPU66は、普通図柄制御フラグを読み出す。この処理が終了した場合には、ステップS102に処理を移す。
【0138】
ステップS102においては、メインCPU66は、普通図柄制御フラグが普通図柄記憶チェック要求を示す値(00)であるか否か判断し、普通図柄制御フラグが(00)でない場合はステップS104へ処理を移す。また、普通図柄制御フラグが(00)の場合は、ステップ103の普通図柄記憶チェック処理を行う。この普通図柄記憶チェック処理では、詳しくは図12を用いて説明するが、メインCPU66は、普通図柄の保留個数を調べ、保留個数がある場合に、普通図柄の当り判定、普通図柄の変動開始、普通図柄の変動タイマのセット等を行い、普通図柄制御フラグに次のステップの処理要求である(01)をセットして処理を終了する。
【0139】
ステップS104においては、メインCPU66は、普通図柄制御フラグが(01)であるか否かを判断し、普通図柄制御フラグが(01)でない場合は、ステップS107へ処理を移す。また、普通図柄制御フラグが(01)である場合は、ステップS105において、普通図柄変動タイマがタイムアップ(つまり“0”)したかを判断し、タイムアップしていなかった場合は処理を終了する。一方、普通図柄変動タイマがタイムアップした場合は、メインCPU66は、ステップS106において、普通図柄停止処理を行なう。この普通図柄停止処理においては、メインCPU66は、普通図柄表示器35に対して変動を停止する要求をセットし、メインRAM70の所定の領域に記憶する。これにより、普通図柄表示器35において、前記普通図柄記憶チェック処理で判定された、普通図柄の“当り”又は“はずれ”の判定結果が表示されることとなる。この処理が終了すると、メインRAM70の所定の領域に記憶されている普通図柄保留個数を“1”減少するように記憶更新する。そして、普通図柄制御フラグに(02)をセットして処理を終了する。
【0140】
ステップS107においては、メインCPU66は、普通図柄制御フラグが(02)であるか否かを判断し、普通図柄制御フラグが(02)でない場合は、ステップS111へ処理を移す。また、普通図柄制御フラグが(02)であった場合は、ステップS108へ処理を移し、普通図柄が当りか否かを判断する。そして、メインCPU66は、普通図柄が当りであると判断した場合は、ステップS109の普通電役開放処理に処理を移す。一方、メインCPU66は、普通図柄が当りではないと判断すると、ステップS110において、普通図柄制御フラグに普通図柄記憶チェックを要求する値(00)をセットして処理を終了する。
【0141】
ステップS109における普通電動役物開放処理では、メインCPU66は、普通電動役物の羽根部材23の開放処理(メインRAM70の所定の領域に普通電動役物の解放を記憶する)を行う。さらに遊技台の遊技状態に合わせて、普通電動役物の羽根部材23の開放時間(例えば、遊技状態が確変モード又は時短モードの場合は3秒、通常モードの場合は0.2秒)を普通電動役物開放タイマにセットし、普通図柄制御フラグに(03)をセットして処理を終了する。
【0142】
ステップS111においては、メインCPU66は、普通図柄制御フラグが(03)であるか否かを判断し、普通図柄制御フラグが(03)でない場合は、ステップS114へ処理を移す。また、普通図柄制御フラグが(03)であった場合は、ステップS112へ処理を移し、普通電動役物開放タイマがタイムアップ(つまり“0”)したかを判断する。そして、普通電動役物開放タイマがタイムアップしていない場合は処理を終了する。一方、普通電動役物開放タイマがタイムアップしたと判断した場合は、ステップS113の普通電動役物閉鎖処理において、普通電動役物である羽根部材23を閉鎖状態(メインRAM70の所定の領域に普通電動役物の閉鎖を記憶する)にさせる。そして普通図柄制御フラグに(04)をセットして処理を終了する。
【0143】
ステップS114においては、メインCPU66は、普通図柄制御フラグをクリア(つまり普通図柄の記憶チェックを要求する値“00”をセット)して処理を終了する。
[普通図柄記憶チェック処理]
図11のステップS103において実行されるサブルーチンについて図12を用いて説明する。
【0144】
最初に、ステップS121において、メインCPU66は、普通図柄保留個数が“0”であるか否かの判断を行い、普通図柄保留個数が“0”であると判断した場合には、普通図柄記憶チェック処理を終了する。尚、この普通図柄保留個数はメインRAM70の所定の領域に記憶され、通過ゲート54を遊技球が通過したことを検出した場合に、所定個数(例えば“4”)を上限として“1”増加して記憶更新され、普通図柄ゲームにおける普通図柄の可変表示が終了したときには、“1”減算して記憶更新される。一方、メインCPU66は、普通図柄の保留個数が“0”でないと判断した場合には、ステップS122において、普通図柄制御フラグに普通図柄変動タイマ監視要求の値“01”をセットし、ステップS123へ処理を移す。
【0145】
ステップS123においては、普通図柄当り判定処理を実行する。この処理において、メインCPU66は、普通図柄始動領域通過時に(通過ゲート54を遊技球が通過することによって)抽出された普通図柄当り判定用乱数値と、メインROM68に記憶されている普通図柄当り判定値とを参照する。そして、メインCPU66は、参照した結果、普通図柄当り判定用乱数値が普通図柄当り判定値と一致する場合には、当り図柄(例えば、“○”図柄)を示すデータをメインRAM70の所定の領域に記憶する。一方、メインCPU66は、参照した結果、普通図柄当り判定用乱数値が普通図柄当り判定値と一致しない場合には、はずれ図柄(例えば、“×”図柄)を示すデータをメインRAM70の所定の領域に記憶する。このように記憶された当り図柄、はずれ図柄は、普通図柄表示器35に導出普通図柄指定コマンドとして供給される。これによって、普通図柄表示器35は、普通図柄の変動表示(例えば“○”、“×”図柄を交互に点滅させる)を開始する。この後、ステップS124に処理を移す。
【0146】
ステップS124においては、メインCPU66は、一般遊技状態が確変モード又は時短モードであるか否かを判断し、一般遊技状態が確変モード又は時短モードであった場合は、ステップS126において、メインCPU66は、通常モードより短い普通図柄変動停止時間(例えば5秒)を、普通図柄変動タイマにセットして処理を終了する。一方、遊技状態が確変モード又は時短モードでない(つまり通常モード)場合は、ステップS125において、メインCPU66は、確変モード又は時短モードより長い普通図柄変動停止時間(例えば30秒)を、普通図柄変動タイマにセットして処理を終了する。
【0147】
ここで、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の一般遊技状態について説明する。前述したように、パチンコ遊技機10における一般遊技状態には、通常モード、確変モード及び時短モードのいずれかが設定される。ここで、図6の大当たり抽選テーブルに示すように、一般遊技状態が確変モードの場合は、大当たりを抽選する数値が70/400(15R通常大当たり、2R確変大当たり、15R確変大当たりの全ての抽選値の合計)に設定されているのに対し、一般遊技状態が通常モード又は時短モードの場合は、大当たりを抽選する数値が7/400(15R通常大当たり、2R確変大当たり、15R確変大当たりの全ての数値の合計)に設定されている。つまり、一般遊技状態が確変モードの場合は、通常モード又は時短モードの場合と比較して、10倍の確率で大当たり遊技状態への当選が期待できることとなる。いいかえると、確変モードは遊技者にとって次回の大当たりの期待値の大きい有利な遊技モードと言える。
【0148】
さらに、特別図柄及び普通図柄の変動時間においても、前述したように、一般遊技状態が確変モード又は時短モードの場合と、通常モードの場合では、一般遊技状態が確変モード又は時短モードの方が、特別図柄及び普通図柄の変動時間が短く設定されている。さらに、一般遊技状態が確変モード又は時短モードの方が、普通図柄が当たった場合の始動口25に付設された羽根部材23の開放時間が通常モードよりも長く設定されているため、羽根部材23の誘導により、始動口25に遊技球が入賞する機会が増加することとなる。つまり、一般遊技状態が確変モード及び時短モードの場合は、単位時間における特別図柄の抽選回数が通常モードに比べて増加するため、これも遊技者にとって有利な状態といえる。
[遊技データ予想処理]
図7のステップS14おいて実行されるサブルーチンについて、図13を用いて説明する。
【0149】
最初に、メインCPU66は、ステップS130において、遊技予想柄制御フラグをロードする。この処理において、メインCPU66は、遊技予想制御フラグを読み出す。この処理が終了した場合には、ステップS131に処理を移す。
【0150】
ステップS131において、メインCPU66は、パチンコ遊技機10が遊技動作中であるか(液晶表示装置32において、特別図柄の抽選結果に係る演出画像が表示中か)否かを判断し、遊技動作中で無い場合は、ステップS134へ処理を移す。一方、遊技動作中の場合は、ステップS132において、メインCPU66は、遊技予想制御フラグが(0)か(既に液晶表示装置32において、本サブルーチンに係る表示画像(図17、図18、図19を参照)を表示中か)否かを判断し、遊技予想制御フラグが(0)の場合は本サブルーチンを終了する。また、遊技予想制御フラグが(0)でない場合は、ステップS133において、メインCPU66は、本サブルーチンの実行中に、液晶表示装置32を用いて表示される表示画像の表示要求をリセットするとともに、遊技予想制御フラグに(0)をセットして処理を終了する。
【0151】
ステップS134においては、メインCPU66は、遊技予想制御フラグが(0)であるか否かを判断し、遊技予想制御フラグが(0)でない場合は、ステップS137へ処理を移す。また、遊技予想制御フラグが(0)である場合は、ステップS135において、メインCPU66は、遊技者が操作パネル27のボタン操作が行なわれたか否かを判断し、ボタン操作を検知しなかった場合は処理を終了する。一方、ボタン操作を検知した場合は、メインCPU66は、ステップS136において、遊技時間入力画面表示要求をセットし、メインRAM70の所定の領域に記憶して、遊技予想制御フラグに次の遊技時間入力処理を要求する値(1)をセットして処理を終了する。
【0152】
ステップS137においては、メインCPU66は、遊技予想制御フラグが(1)であるか否かを判断し、遊技予想制御フラグが(1)でない場合は、ステップS141へ処理を移す。また、遊技予想制御フラグが(1)であった場合は、ステップS138の遊技時間入力処理を実行する。この遊技時間入力処理においては、メインCPU66は、遊技者による操作パネル27のボタン入力に応じて、遊技時間の入力を決定する。
【0153】
つまり、図16に示すように、本実施形態において、遊技者は、操作パネル27の選択ボタン27a(図15参照)を操作することにより、当該パチンコ遊技機10における遊技時間の設定を行なうことができるようになっており、メインCPU66は、ステップS139において、操作パネル27の決定ボタン27b(図15参照)の入力があるか否かを判断し、決定ボタン27bからの入力を検知しなかった場合は処理を終了する。また、決定ボタン27bからの入力を検知した場合は、メインCPU66は、ステップS140において、メニュー画面表示要求をセットし、メインRAM70の所定の領域に記憶して、遊技予想制御フラグに次のメニュー選択処理を要求する値(2)をセットして処理を終了する。
【0154】
ステップS141においては、メインCPU66は、遊技予想制御フラグが(2)であるか否かを判断し、遊技予想制御フラグが(2)でない場合は、ステップS145へ処理を移す。また、遊技予想制御フラグが(2)であった場合は、ステップS142の遊技予想メニュー選択処理を実行する。この遊技予想メニュー選択処理においては、メインCPU66は、図17(a)に示すように1〜4までの表示メニューを液晶表示装置32に表示させ、表示メニューの中から所望する表示データを、遊技者の選択操作による操作パネル27のボタン入力に応じて決定する。つまり、図17(a)に示すように、遊技者は、操作パネル27の選択ボタン27aの上下のボタンを操作して、メニュー画面の番号の横の矢印を移動させ、表示させたい項目を選択する。
【0155】
そして、メインCPU66は、ステップS143において、操作パネル27の決定ボタン27bの入力があるか否かを判断し、決定ボタン27bからの入力を検知しなかった場合は処理を終了する。また、決定ボタン27bからの入力を検知した場合は、メインCPU66は、ステップS144において、遊技予想制御フラグに次の期待値としての遊技予想データの演算処理及び表示処理を要求する値(3)をセットして処理を終了する。
【0156】
ステップS145においては、メインCPU66は、遊技予想制御フラグが(3)であるか否かを判断し、遊技予想制御フラグが(3)でない場合は、ステップS149へ処理を移す。また、遊技予想制御フラグが(3)であった場合は、ステップS146の遊技予想データ演算処理を実行する。この遊技予想データ演算処理においては、メインCPU66は、上記ステップS142において、遊技者により選択されたメニューに応じた予想データの演算処理を行い、前記演算結果を遊技予想データとして液晶表示装置32に表示する要求をセットして、前記演算結果と併せてメインRAM70の所定の領域に記憶する。
【0157】
そして、メインCPU66は、ステップS147において、操作パネル27のキャンセルボタン27c(図15参照)の入力があるか否かを判断し、キャンセルボタン27cからの入力を検知しなかった場合は処理を終了する。また、キャンセルボタン27cからの入力を検知した場合は、メインCPU66は、ステップS148において、メニュー画面表示要求をセットし、メインRAM70の所定の領域に記憶して、遊技予想制御フラグに次のメニュー選択処理を要求する値(2)をセットして処理を終了する。
【0158】
ステップS149においては、メインCPU66は、遊技予想制御フラグをクリア(つまり操作パネル27の入力待ち状態を要求する値(0)をセット)して処理を終了する。
【0159】
ここで、この遊技データ予想処理において、メインRAM70の所定の領域に記憶された、遊技時間入力画面表示要求、メニュー画面表示要求、遊技予想データ表示要求は、システムタイマ割込処理(図8参照)のステップS25のコマンド出力処理により、主制御回路60のメインCPU66から副制御回路200のサブCPU206に導出図柄指定コマンドとして供給される。これによって、副制御回路200において、遊技時間入力画面、メニュー画面、遊技予想データが液晶表示装置32の表示領域32aに導出表示されることとなる。
【0160】
さらに、この遊技データ予想処理において演算され、液晶表示装置32の表示領域32aに表示される遊技予想データについて、以下、図17、図18、図19を用いて詳細に説明する。
【0161】
上述した遊技データ予想処理において、遊技者により、自身の遊技予定時間である遊技時間の入力が終了すると、最初に、図17(a)に示すメニュー画面が液晶表示装置32の表示領域32aに表示される。
【0162】
次に、遊技者により、メニュー画面(図17(a)参照)の1〜4までの表示データから、表示させたい遊技データが選択される。例えば、「1 大当たり発生履歴表示」が選択された場合、図17(b)に示す表示デ−タが表示される。
【0163】
本実施形態におけるパチンコ遊技機10においては、「15R確変大当たり」、「2R確変大当たり」、「15R通常大当たり」の3種類の大当たり遊技状態があるため、この「1 大当たり発生履歴表示」画面においては、発生した大当たり遊技状態の種類の区別が付くように表示するとともに、遊技場の営業時間に合わせて、過去三日分の大当たり発生履歴が表示されるようにしている。
【0164】
さらに、大当たり遊技状態の発生回数の合計回数が日毎のデータ表示の右側に表示し、また、確変大当たり(15R確変大当たり、2R確変大当たり)の発生に伴う、大当たり遊技の連続回数が、前述した日毎のデータの大当たり表示の上部に連荘回数として表示される。
【0165】
さらに、表示画面左上部には、現在の日付及び時間が表示され、表示画面右上部には、遊技者により入力された設定遊技時間が表示される。そして、遊技者が本表示画面を確認した後、操作パネル27のキャンセルボタン27cを操作すると、「大当たり発生履歴表示」画面は終了し、図17(a)に示すメニュー画面に戻る。
【0166】
図18(a)に示す表示デ−タは、前記メニュー画面から「2 大当たり期待値表示」が選択された場合の表示データである。
【0167】
この「2 大当たり期待値表示」画面では、本日の大当たり遊技の発生回数及び特別図柄の抽選回数(始動口25へ遊技球の入賞を契機に抽選される大当たり遊技抽選の実行回数であるが、この際に装飾図柄の変動表示があたかもリールの回転のように表示されることが多いため、一般に「回転数」と称される場合もある)から、大当たり遊技状態の発生確率を演算して、遊技者により入力された設定遊技時間内における抽選回数(所謂「回転数」)や遊技時間内の大当たり遊技状態の予想発生回数が表示されるものである。
【0168】
図示した「2 大当たり期待値表示」画面では、前述した「本日の大当たり確率」及び「設定遊技時間の回転数」が演算されて表示される(図18(a)の“☆”マークの付いた表示データ)。また、前記「本日の大当たり確率」及び「設定遊技時間の回転数」から、前記設定遊技時間に発生し得る大当たり遊技の予想発生回数が、大当たり遊技状態の種類毎に表示される(図18(a)の“★”マークの付いた表示データ)。また、表示画面左上部には、現在の日付及び時間が表示され、表示画面右上部には、遊技者により入力された設定遊技時間が表示されている。そして、遊技者が本表示画面を確認した後、操作パネル27のキャンセルボタン27cを操作すると、「大当たり期待値表示」画面は終了し、図17(a)に示すメニュー画面に戻る。
【0169】
図18(b)に示す表示デ−タは、前記メニュー画面から「3 時間帯別大当たり期待値表示」が選択された場合の表示データである。
【0170】
この「3 時間帯別大当たり期待値表示」画面では、当該パチンコ遊技機10の現在の表示時間から設定遊技時間までの時間帯と同じ過去の時間帯における大当たり遊技の発生回数及び特別図柄の抽選回数のうち、遊技者にとって最も条件のよいデータを用いて大当たり遊技状態の発生確率を演算し、遊技者により入力された設定遊技時間における抽選回数(所謂「回転数」)や、設定遊技時間内の大当たり遊技状態の予想発生回数が表示されるものである。
【0171】
つまり、この「3 時間帯別大当たり期待値表示」画面では、前述した「時間帯最高大当たり確率」及び「時間帯最高回転数」が演算されて表示される(図18(b)の“☆”マークの付いた表示データ)。そして前記「時間帯最高大当たり確率」及び「時間帯最高回転数」から、前記設定遊技時間に発生し得る大当たり遊技の予想発生回数が、大当たり遊技状態の種類毎に表示される(図18(b)の“★”マークの付いた表示データ)。また、表示画面左上部には、現在の日付及び時間が表示され、表示画面右上部には、遊技者により入力された設定遊技時間が表示される。そして、遊技者が本表示画面を確認した後、操作パネル27のキャンセルボタン27cを操作すると、「時間帯別大当たり期待値表示」画面は終了し、図17(a)に示すメニュー画面に戻る。
【0172】
また、図19に示す表示デ−タは、前記メニュー画面から「4 出玉推移グラフ表示」が選択された場合の表示データである。この「4 出玉推移グラフ表示」画面では、前述した図18(a)に示される「2 大当たり期待値表示」画面と同じデータ処理を行ない、その表示形態をグラフに変換したものである。つまり、図示した「4 出玉推移グラフ表示」画面では、先の「2 大当たり期待値表示」画面で説明したように、大当たり遊技の発生回数を大当たり遊技状態の種類毎に区別して表示するものではなく、大当たり遊技状態の発生時に遊技者が獲得可能な出玉数(賞球数)に換算して、その出玉数の推移を予想してグラフ表示したものである。ここでは、図19に示すように、縦軸を出玉数の推移、横軸を設定遊技時間の推移としたグラフ表示としている。また、ここでも、表示画面左上部には現在の日付及び時間が表示され、表示画面右上部には、遊技者により入力された設定遊技時間が表示されている。また、遊技者が本表示画面を確認した後、操作パネル27のキャンセルボタン27cを操作すると、「出玉推移グラフ表示」画面を終了し、図17(a)に示すメニュー画面に戻る。
【0173】
このように、本実施形態においては、パチンコ遊技機10に設置された液晶表示装置32の表示領域32aを用いて、特別図柄の抽選にかかる演出画像(大当たり遊技抽選の抽選結果を、演出表示しながら遊技者に報知するための装飾画像)が表示されていない場合に、操作パネル27からの遊技者によるボタン入力により、遊技時間の設定画面(図16参照)を表示して、遊技データの予想処理が開始される構成としている。
【0174】
遊技者による遊技時間の入力が完了すると、遊技者に提供できる遊技予想データのメニュー画面(図17(a)参照)が表示され、遊技者が前記遊技予想データのメニュー画面の中から、遊技者自身が望む遊技予想データを選択する構成としている。さらに、自身が選択した遊技予想データ(図17(b)、図18(a)、図18(b)、図19参照)を確認した後は、操作パネル27のキャンセルボタン27c(図15参照)を押せば再度遊技予想データのメニュー画面が表示されるので、遊技者は何度でも選択した遊技予想データを前記液晶表示装置32において表示させて見ることが可能である。
【0175】
そして、遊技者が発射ハンドル26を操作して遊技球を遊技盤14に打ち出して遊技を開始すると、遊技盤14に設置された始動口25に遊技球が入賞したことを契機として遊技データの予想処理は終了し、液晶表示装置32の表示領域32aにおいては、特別図柄の抽選にかかる演出画像が表示されることとなる。
[副制御回路メイン処理]
一方、副制御回路200は、副制御回路メイン処理を実行することとなる。この副制御回路メイン処理について図14を用いて説明する。尚、この副制御回路メイン処理は、電源が投入されたときに開始される処理である。
【0176】
最初に、ステップS201において、サブCPU206は、RAMアクセス許可、作業領域を初期化等の初期設定処理を実行する。つまり、サブCPU206は、電源が投入されたことに基づいて、遊技を正常に行わせるための所定の初期設定を行うこととなる。尚、本実施形態においては、ステップS201を実行するサブCPU206は、初期設定手段の一例に相当する。この処理が終了した場合には、ステップS202に処理を移す。
【0177】
ステップS202において、サブCPU206は、乱数更新処理を実行する。この処理において、サブCPU206は、ワークRAM210の所定領域に位置付けられた各種の乱数値を更新する。この処理が終了した場合には、ステップS203に処理を移す。
【0178】
ステップS203において、サブCPU206は、コマンド解析処理を実行する。この処理において、サブCPU206は、主制御回路60のメインCPU66から送られてきたコマンドを解析し、その解析したコマンドに応じた処理を実行することとなる。この処理が終了した場合には、ステップS204に処理を移す。
【0179】
ステップS204において、サブCPU206は、表示制御処理を実行する。この処理において、サブCPU206は、前記コマンド解析処理において、主制御回路60のメインCPU66からの導出図柄指定コマンドを受信した場合に、その導出図柄指定コマンドに応じた装飾図柄等の画像表示制御を、液晶表示装置32の表示領域32aにおいて行うこととなる。
【0180】
そして、サブCPU206は、スピーカ46から発生させる音の制御を行う音声制御処理(ステップS205)、各種のランプ133a,133bの発光制御を行うランプ制御処理を実行する(ステップS206)。この処理が終了した場合には、ステップS202に処理を移す。
【0181】
このように、副制御回路メイン処理においては、ステップS201の初期設定処理が終了した後、ステップS202からステップS206の処理を繰り返し実行することとなる。
【0182】
上述してきた実施形態より、以下の遊技機が実現される。
【0183】
所定時間あたりの遊技結果を遊技履歴として記憶する遊技履歴記憶手段(例えば、メインRAM70)と、前記遊技履歴を表示する表示手段(例えば、液晶表示装置32)と、遊技者の操作により遊技時間を入力可能とした遊技時間入力手段(例えば、操作パネル27)と、前記遊技履歴記憶手段に記憶された遊技履歴に基づいて、前記遊技時間入力手段に入力された遊技時間内に実現可能な遊技成果(例えば、特別遊技状態の発生回数や獲得可能な賞球数)を期待値として演算する演算手段(例えば、主制御回路60のメインCPU66)と、この演算手段により演算された前記期待値を前記表示手段に表示させる制御を実行する表示制御手段(例えば、副制御回路200の表示制御回路250)を備える遊技機。
【0184】
上記構成の遊技機において、遊技者に有利な複数種類の特別遊技(例えば、15R通常大当たり、2R確変大当たり、15R確変大当たり)を実行させる遊技実行制御手段(例えば、主制御回路60のメインCPU66)を備え、前記遊技履歴記憶手段は、前記遊技履歴として、複数種類の前記特別遊技毎の遊技状態を遊技結果として記憶し、前記表示制御手段は、前記演算手段により演算された複数種類の前記特別遊技毎に実現可能な遊技成果を示す期待値を、前記表示手段に表示させる制御を行う遊技機。
【0185】
上記各遊技機において、前記遊技履歴記憶手段は、各時間帯における遊技結果を遊技履歴として記憶し、前記演算手段は、前記各時間帯における遊技結果を含む遊技履歴に基づいて前記期待値を演算する遊技機。
【0186】
上記各遊技機において、前記表示手段に表示される期待値の表示態様(例えば、文字表示、グラフ表示等)を、複数の表示態様の中から遊技者の操作により選択できる表示態様選択手段(例えば、操作パネル27)を備える遊技機。
【0187】
なお、本実施形態においては、パチンコ遊技機10が備える液晶表示装置32を用いた特別図柄の抽選にかかる演出画像(つまり、大当たり遊技状態への抽選結果を遊技者に演出するための装飾画像)が表示されていない場合、操作パネル27からのボタン入力があると、遊技データの予想処理を行ない、様々な遊技予想データを前記液晶表示装置32に期待値として表示する構成としたが、例えば、他の液晶表示装置等を用いた専用の遊技予想データの表示手段を設け、そこに前記遊技予想データを表示する構成としてもよい。この場合、特別図柄の抽選にかかる演出画像の表示状況とは関係なく、いつでも遊技者が望むときに遊技予想データを表示させることができる。
【0188】
また、本実施形態のように、透明遊技盤を用いた構成によって得られる広範囲の液晶表示装置32の表示領域32aを利用することにより、例えば、液晶表示装置32の表示領域32aの一部を遊技予想データの専用表示領域とし、前記特別図柄の抽選にかかる演出画像の表示と同時に前記遊技予想データを表示することもできる。かかる構成によれば、遊技者は、特別図柄の抽選にかかる演出画像を楽しみながら遊技予想データをチェックすることができる。
【0189】
さらに、遊技予想データの種類及びその表示形態についても本実施形態に限定されるものではない、遊技者が遊技をする上で遊技者が得る情報として効果的なものであれば、表示データの種類や表示形態は、様々に変更可能である。
【0190】
また、本実施形態においては、パチンコ遊技機10に本発明を適用したが、パチスロ遊技機やその他のゲーム機などに適用してもよい。
【0191】
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。すなわち、所定時間あたりの遊技結果を遊技履歴として記憶する遊技履歴記憶手段と、前記遊技履歴を表示する表示手段と、遊技者の操作により遊技時間を入力可能とした遊技時間入力手段と、前記遊技履歴記憶手段に記憶された遊技履歴に基づいて、前記遊技時間入力手段に入力された遊技時間内に実現可能な遊技成果を期待値として演算する演算手段と、この演算手段により演算された前記期待値を前記表示手段に表示させる制御を実行する表示制御手段等の具体的構成は、適宜設計変更可能である。
【0192】
なお、本発明の実施例に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0193】
【図1】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における概観を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における概観を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において構成される電飾ユニットを示す正面図である。
【図4】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における概観を示す正面図である。
【図5】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において構成される主制御回路及び副制御回路を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において参照される各種判定テーブルである。
【図7】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図13】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。
【図15】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における操作パネルの説明図である。
【図16】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において表示される遊技時間入力表示画面である。
【図17】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において表示されるデータ表示画面である。
【図18】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において表示されるデータ表示画面を示す説明図である。
【図19】本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において表示されるデータ表示画面を示す説明図である。
【符号の説明】
【0194】
10 パチンコ遊技機
14 遊技盤
15 遊技領域
25 始動口
27 操作パネル
32 液晶表示装置
33 表示器
60 主制御回路
101 ボタンセンサ
200 副制御回路
250 表示制御回路
【出願人】 【識別番号】598098526
【氏名又は名称】アルゼ株式会社
【出願日】 平成18年8月23日(2006.8.23)
【代理人】 【識別番号】100080160
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 憲一郎


【公開番号】 特開2008−48822(P2008−48822A)
【公開日】 平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願番号】 特願2006−226742(P2006−226742)