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【発明の名称】 会員管理装置および会員管理方法
【発明者】 【氏名】下村 由起典

【氏名】眞下 淳二

【要約】 【課題】遊技店に会員登録している会員の来店へのインセンティブを十分に図ることを課題とする。

【構成】台間機から会員IDを受信した会員管理サーバは、台間機から会員IDを受信した時点で、受信した会員IDに対応付けてフラグを立てるとともに、内部的に備えたクロックに基づいて現在時刻を監視して、メール配信テーブルに規定されたメール配信時間の到達を待機する。そして、メール配信時刻に到達した場合には、会員管理サーバは、その時点でフラグが立てられている会員IDを遊技店内に所在する会員の会員IDとして特定し、会員情報に記憶されている会員メールアドレスの中から、この会員IDに対応する会員携帯端末のメールアドレスを検索する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技店に会員登録をしている会員の所持する携帯端末に対してメールを配信することで所定の情報を提供する会員管理装置であって、
前記会員を一意に識別するために付与する会員用識別子に対応付けて前記携帯端末の宛先を記憶する会員情報記憶手段と、
前記会員情報記憶手段に記憶されている会員用識別子の中から前記遊技店内に所在する会員の会員用識別子を特定する会員特定手段と、
前記会員特定手段により特定した会員用識別子に対応付けられた前記携帯端末の宛先を、前記会員情報記憶手段に記憶されている宛先の中から検索して、前記所定の情報に関するメールを配信するメール配信手段と
を備えたことを特徴とする会員管理装置。
【請求項2】
前記遊技店は、前記会員用識別子が記録されている会員用記録媒体を前記会員に対して発行し、当該会員用記録媒体から当該会員用識別子を読み取る読取端末を設置するものであって、
前記会員特定手段は、前記読取端末から前記会員用識別子を受け付けた時点で、当該受け付けた会員用識別子を前記遊技店内に所在する会員の会員用識別子として特定することを特徴とする請求項1に記載の会員管理装置。
【請求項3】
前記遊技店は、前記会員管理装置へのアクセスを前記携帯端末から受け付けるためのコードを当該店内に掲示するものであって、
前記コードを介して前記携帯端末からのアクセスを受け付けた場合に、当該携帯端末の所有者である会員に対して前記会員用識別子の入力を要求して取得する会員用識別子取得手段をさらに備え、
前記会員特定手段は、前記会員用識別子取得手段により取得された会員用識別子を、前記遊技店内に所在する会員の会員用識別子として特定することを特徴とする請求項1に記載の会員管理装置。
【請求項4】
前記読取端末は、前記会員用記録媒体から前記会員用識別子を読み取るだけでなく、さらに、当該会員用記録媒体が挿入されているか否かを検知するものであって、
前記会員特定手段は、前記読取端末において前記会員用記録媒体が検知されなくなってから所定時間内についても、当該読取端末から受け付けた会員用識別子を前記遊技店内に所在する会員の会員用識別子として特定することを特徴とする請求項2に記載の会員管理装置。
【請求項5】
遊技店に会員登録をしている会員の所持する携帯端末に対してメールを配信することで所定の情報を提供する会員管理方法であって、
前記会員を一意に識別するために付与する会員用識別子に対応付けて前記携帯端末の宛先を記憶する会員情報記憶工程と、
前記会員情報記憶工程に記憶されている会員用識別子の中から前記遊技店内に所在する会員の会員用識別子を特定する会員特定工程と、
前記会員特定工程により特定した会員用識別子に対応付けられた前記携帯端末の宛先を、前記会員情報記憶工程に記憶されている宛先の中から検索して、前記所定の情報に関するメールを配信するメール配信工程と
を含んだことを特徴とする会員管理方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、遊技店に会員登録をしている会員の携帯端末に対してメールを配信することで所定の情報を提供する会員管理装置および会員管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、パチンコホール等などの遊技店に会員登録を行った会員の携帯端末(例えば、携帯電話やPHSなど)にメールなどを配信して、有益な情報(例えば、イベント内容等を列記した情報や遊技台のデータなど)の提供を行うサービスが存在する。例えば、特許文献1(特開2000−79264号公報)では、携帯電話から発信される個別情報番号の電波を受信する基地局を具備し、この基地局の通信エリア内に入った携帯電話に対して、有益な情報を提供する技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開2000−79264号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した従来の技術は、遊技店に会員登録を行った会員の来店へのインセンティブを十分に図れないという問題点があった。すなわち、従来の技術は、遊技店に会員登録している全ての会員に対して一様な内容の情報を提供するものであり、会員は来店しているか否かにかかわらず情報を得ることができたので、来店へのインセンティブを十分に図れなかったという問題点があった。
【0005】
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、遊技店に会員登録している会員の来店へのインセンティブを十分に図ることが可能な会員管理装置および会員管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、遊技店に会員登録をしている会員の所持する携帯端末に対してメールを配信することで所定の情報を提供する会員管理装置であって、前記会員を一意に識別するために付与する会員用識別子に対応付けて前記携帯端末の宛先を記憶する会員情報記憶手段と、前記会員情報記憶手段に記憶されている会員用識別子の中から前記遊技店内に所在する会員の会員用識別子を特定する会員特定手段と、前記会員特定手段により特定した会員用識別子に対応付けられた前記携帯端末の宛先を、前記会員情報記憶手段に記憶されている宛先の中から検索して、前記所定の情報に関するメールを配信するメール配信手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記遊技店は、前記会員用識別子が記録されている会員用記録媒体を前記会員に対して発行し、当該会員用記録媒体から当該会員用識別子を読み取る読取端末を設置するものであって、前記会員特定手段は、前記読取端末から前記会員用識別子を受け付けた時点で、当該受け付けた会員用識別子を前記遊技店内に所在する会員の会員用識別子として特定することを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記遊技店は、前記会員管理装置へのアクセスを前記携帯端末から受け付けるためのコードを当該店内に掲示するものであって、前記コードを介して前記携帯端末からのアクセスを受け付けた場合に、当該携帯端末の所有者である会員に対して前記会員用識別子の入力を要求して取得する会員用識別子取得手段をさらに備え、前記会員特定手段は、前記会員用識別子取得手段により取得された会員用識別子を、前記遊技店内に所在する会員の会員用識別子として特定することを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に係る発明は、上記の発明において、前記読取端末は、前記会員用記録媒体から前記会員用識別子を読み取るだけでなく、さらに、当該会員用記録媒体が挿入されているか否かを検知するものであって、前記会員特定手段は、前記読取端末において前記会員用記録媒体が検知されなくなってから所定時間内についても、当該読取端末から受け付けていた会員用識別子を前記遊技店内に所在する会員の会員用識別子として特定することを特徴とする。
【0010】
また、請求項5に係る発明は、上記の発明において、遊技店に会員登録をしている会員の所持する携帯端末に対してメールを配信することで所定の情報を提供する会員管理方法であって、前記会員を一意に識別するために付与する会員用識別子に対応付けて前記携帯端末の宛先を記憶する会員情報記憶工程と、前記会員情報記憶工程に記憶されている会員用識別子の中から前記遊技店内に所在する会員の会員用識別子を特定する会員特定工程と、前記会員特定工程により特定した会員用識別子に対応付けられた前記携帯端末の宛先を、前記会員情報記憶工程に記憶されている宛先の中から検索して、前記所定の情報に関するメールを配信するメール配信工程とを含んだことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1または5の発明によれば、会員を一意に識別するために付与する会員用識別子(例えば、会員登録の際に付与される会員IDなど)に対応付けて携帯端末の宛先(例えば、メールアドレスなど)を記憶し、会員用識別子の中から遊技店内に所在する会員の会員用識別子を特定して、特定した会員用識別子に対応付けられた携帯端末の宛先を記憶されている宛先の中から検索して、所定の情報(例えば、遊技店内に設置されている遊技台に関する会員にとって有益な情報など)に関するメールを配信するので、遊技店に行くと有益な情報を得られるという期待感を会員に対して与えることができる結果、遊技店に会員登録している会員の来店へのインセンティブを十分に図ることが可能である。また、例えば、遊技店へ行くことで有益な情報を得られることを聞きつけた会員未登録者の会員登録を促すことができるとともに、全ての会員に対して情報を提供することなく、会員の来店へのインセンティブを高めることができる結果、例えば、メール配信に伴う通信料など余計な経費を削減することが可能である。
【0012】
また、請求項2の発明によれば、遊技店は、会員用識別子が記録されている会員用記録媒体(例えば、遊技店への会員登録の際に会員に対して発行される会員カードなど)を会員に対して発行し、会員用記録媒体から会員用識別子を読み取る読取端末(例えば、遊技台間に設置される台間機や遊技店内の休憩スペースに設置された休憩中カード預かり機など)を設置するものであって、読取端末から会員用識別子を受け付けた時点で、受け付けた会員用識別子を遊技店内に所在する会員の会員用識別子として特定するので、例えば、遊技する際に、台間機などに会員カードを挿入することで有益な情報を得られるという期待感を会員に対して与えることができる結果、遊技店に会員登録している会員の来店へのインセンティブを十分に図ることができ、さらには、会員カードを台間機などへ挿入するインセンティブも高めることも可能である。また、遊技店内に既存の装置である台間機などを利用することができるとともに、会員カードの台間機への挿入を介して様々な情報(例えば、年齢や性別などの会員属性に応じた遊技台の稼働率など)を取得する機会を遊技店に与えることも可能である。なお、例えば、休憩スペースに設置された休憩中カード預かり機へ会員カードが挿入されると、休憩中の会員に対して有益な情報を与えることができる結果、遊技台の稼働率向上などを図ることも可能である。
【0013】
また、請求項3の発明によれば、遊技店は、会員管理装置へのアクセスを携帯端末から受け付けるためのコードを当該店内に掲示するものであって、コードを介して携帯端末からのアクセスを受け付けた場合に、携帯端末の所有者である会員に対して会員用識別子の入力を要求して取得した会員用識別子を、遊技店内に所在する会員の会員用識別子として特定するので、例えば、店内に掲示されているQRコードなどを介してアクセスすると有益な情報を得られるという期待感を会員に対して与えることができる結果、遊技店に会員登録している会員の来店へのインセンティブを十分に図ることが可能である。また、例えば、遊技店内に所在しながら遊技していない会員に対し有益な情報を与えることができる結果、遊技台の稼働率向上などを図ることも可能である。なお、遊技店に会員登録を行って会員IDなどを得ることで有益な情報を得られることを聞きつけた会員未登録者の来店へのインセンティブを十分に図ることも可能である。
【0014】
また、請求項4の発明によれば、読取端末は、会員用記録媒体から会員用識別子を読み取るだけでなく、さらに、会員用記録媒体が挿入されているか否かを検知して、その読取端末において会員用記録媒体が検知されなくなってから所定時間内についても、読取端末から受け付けた会員用識別子を遊技店内に所在する会員の会員用識別子として特定するので、例えば、台間機などから会員カードが抜き取られた後、所定時間内についても会員に有益な情報を提供することで、遊技中ではない会員に遊技店内に引き止めることができる結果、遊技台の稼働率向上などを図ることが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る会員管理装置および会員管理方法の実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る会員管理装置および会員管理方法を会員管理サーバおよびメールサーバからなる会員管理システムに適用する場合を実施例1として説明した後に、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
【実施例1】
【0016】
以下の実施例1では、実施例1に係る会員管理システムの概要および特徴、会員管理システムを構成する会員管理サーバの構成および会員管理システムの処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。
【0017】
[会員管理システムの概要および特徴(実施例1)]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係る会員管理システムの概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る会員管理システムの概要および特徴を説明するための図である。同図に示すように、実施例1に係る会員管理システムは、パチンコホールなどの遊技店に会員登録をしている会員の会員携帯端末(例えば、携帯電話やPHSなどの移動体通信端末)に対してメールを配信することで所定の情報を提供することを概要とするが、遊技店に会員登録している会員の来店へのインセンティブを十分に図ることが可能である点に主たる特徴がある。
【0018】
この主たる特徴について具体的に説明すると、この会員管理システムは、図1に示すように、遊技店に会員登録している会員の会員携帯端末と会員管理サーバとメールサーバとを、ネットワーク(公衆電話網やインターネット、LANやWANなどによって形成される通信網)によって通信可能に接続して構成される。
【0019】
そして、遊技店の会員が、台間機に会員カードを挿入して遊技機(例えば、パチンコ機やパチスロ機)で遊技すると、台間機は会員カードの挿入を検知するとともに、会員カードから読取った会員IDを会員管理サーバに送信する(図1の(1)参照)。
【0020】
ここで、会員カードとは、会員を一意に識別するために付与する会員ID(会員用識別子)などを記録するものであって、会員登録の際に遊技店から発行される会員用記録媒体をいう。また、台間機とは、遊技台に併設され、遊技者から現金などを受け入れて、受け入れた現金に応じた遊技媒体(遊技球やメダル等)の貸出し処理を行う貸出処理機能を主機能として備えるほか、所定の検知機能、読取機能および通信機能を備えた装置であり、遊技者である会員から会員カードが挿入された場合には、会員カードの挿入を検知するとともに会員IDを読取り、読取った会員IDを会員管理サーバに送信する。
【0021】
ここで、会員管理サーバは、会員を一意に識別するために付与する会員IDに対応付けて会員メールアドレスを記憶して構成される会員情報や、台間機から受信した会員IDに対応付けてフラグを立てることにより店内に所在する会員を特定する。また、メール配信時刻と配信メール内容とを規定したメール配信テーブルを所持する。
【0022】
台間機から会員IDを受信した会員管理サーバは、台間機から会員IDを受信した時点で、受信した会員IDに対応付けてフラグを立てるとともに、内部的に備えたクロックに基づいて現在時刻を監視して、メール配信テーブルに規定されたメール配信時間の到達を待機する。そして、メール配信時刻に到達した場合には、会員管理サーバは、その時点でフラグが立てられている会員IDを遊技店内に所在する会員の会員IDとして特定し、会員情報に記憶されている会員メールアドレスの中から、この会員IDに対応する会員携帯端末のメールアドレスを検索する(図1の(2)参照)。
【0023】
続いて、会員管理サーバは、メール配信テーブル内に規定されているメール内容の中から現在時刻に対応するメール内容を読み出し、会員情報から検索した会員携帯端末10のメールアドレスと、メール配信テーブルから読み出したメール内容とを含んだメール送信依頼をメールサーバ20に送信する(図1の(3)参照)。なお、送信するメール内容としては、例えば、遊技店内に設置されている遊技台に関する会員にとって有益な情報(会員に対して利益を還元するためのイベント対象となる遊技台の機種など)が該当する。
【0024】
メール送信依頼を受信したメールサーバは、依頼内容に応じたメールを生成し(図1の(4)参照)、送信先として通知された会員メールアドレスに対してメールを送信する(図1の(5)参照)。そして、メールサーバから送信されたメールは、会員携帯端末に受信される(図1の(6)参照)。すなわち、遊技店に来店中の会員は、例えば、遊技台に関する有益な情報を取得することができる。
【0025】
なお、上述したように店内に所在する会員について「フラグを立てる」場合に限られるものではなく、例えば、店内に所在する会員を管理するための店内所在会員テーブルを別途準備して、店内に所在している確認が取れた会員をその店内所在会員テーブルへ移動させるようにしてもよい。
【0026】
このようなことから、実施例1に係る会員管理システムは、上述した主たる特徴の如く、遊技店に行くと有益な情報を得られるという期待感を会員に対して与えることができる結果、遊技店に会員登録している会員の来店へのインセンティブを十分に図ることが可能である。
【0027】
[会員管理サーバの構成(実施例1)]
次に、図2を用いて、実施例1に係る会員管理システムを構成する会員管理サーバの構成を説明する。図2は、会員管理サーバの構成を示すブロック図である。
【0028】
同図に示すように、この会員管理サーバ40は、会員携帯端末10とネットワーク1を介して通信可能な状態に接続されたメールサーバ20、台間機30、再プレイ機40、自販機用子機50および会員カードリーダ60などに接続される。そして、会員管理サーバ40は、通信制御IF部41と、記憶部42と、制御部43とから構成される。なお、同図においては、実施例1に係る会員管理サーバを実現するために必要な処理部のみを記載しており、その他の処理部については記載を省略している。
【0029】
ここで、会員携帯端末10は、パチンコホールなどの遊技店に会員登録を行った会員の所有する携帯端末(例えば、携帯電話やPHS、PDAなどの移動体通信端末)である。また、メールサーバ20は、メール通信機能を備えた既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどであり、会員管理サーバ40からメール送信依頼を受信して、依頼内容に応じたメールを生成し、送信先として通知された会員携帯端末10の会員メールアドレスに対してメールを送信する。
【0030】
また、台間機30とは、遊技店において、遊技台(例えば、パチンコ台やパチスロ台)に併設され、遊技者から現金などを受け入れて、受け入れた現金に応じた遊技媒体(遊技球やメダル等)を自動で貸し出す貸出処理機能を主機能として備えるほか、所定の検知機能、読取機能および通信機能を備えた装置であり、遊技者である会員から会員カードが挿入された場合には、会員カードの挿入を自動で検知するとともに会員IDを読取り、読取った会員IDを会員管理サーバに送信する。なお、台間機30は、会員カードが挿入されたことを検知するだけでなく、会員カードが抜き取りについても同様に検知し、会員カードの抜き取りを検知した場合には、抜き取られた会員カードの会員IDおよび会員カードが抜き取られたことに関する情報を会員管理サーバ40に送信する。
【0031】
また、再プレイ機40、自販機用子機50および会員カードリーダ60は、台間機30と同様にそれぞれ所定の検知機能および読取機能を備え、遊技者である会員から会員カードが挿入された場合には、会員カードの挿入を自動で検知するとともに会員IDを読取り、読取った会員IDを会員管理サーバに送信する。
【0032】
ここで、再プレイ機40とは、上述した機能のほかに、会員カードIDに対応付けて貯蓄されている遊技媒体を会員が任意に引き出すための機能を備える装置である。また、自販機用子機50とは、上述した機能のほかに、会員カード内に貯蓄した遊技媒体と引き換えに所定の商品(例えば、飲食物やタバコなど)と会員が購入するための機能を備える装置である。また、会員カードリーダとは、上述した機能のほかに、遊技媒体を貯蓄するための機能を備える装置である。この他、会員カードを挿入して遊技台の情報などのデータを会員が閲覧するための機能を備えた情報端末を台間機30と同様にそれぞれ所定の検知機能および読取機能を備え、遊技者である会員から会員カードが挿入された場合には、会員カードの挿入を自動で検知するとともに会員IDを読取り、読取った会員IDを会員管理サーバに送信する装置として備えてもよい。
【0033】
ここで、会員カードとは、会員を一意に識別するために付与する会員ID(会員用識別子)などを記録するものであって、会員登録の際に遊技店から発行される会員用記録媒体をいう。
【0034】
そして、会員管理サーバ40の通信制御IF部41は、メールサーバ20および台間機30との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する手段である。
【0035】
会員管理サーバ40の記憶部42は、制御部43による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する格納手段(記憶手段)であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、会員情報記憶部42aおよびメール配信テーブル42cを備える。
【0036】
会員情報記憶部42aは、遊技店に会員登録を行った会員に関する各種の情報を記憶する手段であり、具体的には、図3に例示するように、会員登録の際に付与する会員ID(会員を一意に識別するために付与する会員用識別子)に対応付けて会員宛先(例えば、会員のメールアドレス)、氏名、住所、電話番号および店内所在フラグを記憶して構成される。
【0037】
メール配信テーブル42bは、メール配信に関する事項を決定するためのテーブルであり、例えば、図4に例示するように、予め定めたメール配信時刻に対応付けて配信メール内容を規定して構成される。なお、メール配信時刻および配信メール内容は、管理者が任意に変更できる。
【0038】
会員管理サーバ40の制御部43は、所定の制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、店内所在会員特定部43aと、メール送信依頼部43bとを備える。
【0039】
このうち、店内所在会員特定部43aは、遊技店内に所在する会員の会員IDを特定し、店内に所在する会員のメールアドレスを検索する処理等を行う処理部である。具体的には、台間機30などから会員IDを受信した時点で、受信した会員IDに対応付けてフラグを立てる(ONする)ことにより遊技店内に所在する会員の会員IDを特定する。なお、台間機30などから、抜き取られた会員カードの会員IDおよび会員カードが抜き取られたことに関する情報を受信した場合には、所定時間(例えば、5分)の経過を待って、この会員IDに対応するフラグを下げる(OFFする)。
【0040】
また、店内所在会員特定部43aは、内部的に備えたクロックに基づいて現在時刻を監視して、メール配信テーブル43cに規定されたメール配信時間の到達を待機する。そして、メール配信時刻に到達した場合には、店内所在会員特定部43aは、その時点でフラグが立てられている会員IDを遊技店内に所在する会員の会員IDとして特定し、会員情報記憶部42aに記憶されている会員宛先(メールアドレス)の中から、この会員IDに対応する会員携帯端末10のメールアドレスを検索する。
【0041】
また、店内所在会員特定部43aは、メール配信テーブル42c内に規定されているメール内容の中から現在時刻に対応するメール内容を読み出し、会員情報記憶部42aから検索した会員携帯端末10のメールアドレスと、メール配信テーブル42cから読み出したメール内容とを含んだメール送信依頼指示をメール送信依頼部43bに送信する。
【0042】
メール送信依頼部43bは、メールサーバ20に対してメールの送信を依頼する処理部であり、具体的には、店内所在会員特定部43aから配信メール内容および会員メールアドレスからなるメール送信依頼指示を受け付けて、メールサーバ20にメール送信依頼を送信する。
【0043】
なお、会員管理サーバ40は、例えば、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置に、上記した各機能を搭載することによって実現することもできる。
【0044】
[会員管理システムによる処理(実施例1)]
次に、図5を用いて、実施例1に係る会員管理システムによる処理を説明する。図5は、実施例1に係る会員管理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。なお、以下では、会員カードの挿入を自動で検知するとともに会員IDを読取り、読取った会員IDを会員管理サーバに送信する装置として台間機30を例に挙げて処理の流れを説明する。
【0045】
同図に示すように、台間機30は、会員カードの挿入を検知すると(ステップS501)、会員カードから会員IDを読取り(ステップS502)、会員管理サーバ40に対して読取った会員IDを送信する(ステップS503)。
【0046】
台間機30から会員IDを受信すると(ステップS504)、会員管理サーバ40は、台間機30から会員IDを受信した時点で、受信した会員IDに対応付けてフラグを立てる(ONする)(ステップS505)。
【0047】
続いて、会員管理サーバ40は、内部的に備えたクロックに基づいて現在時刻を監視して、メール配信テーブルに規定されたメール配信時間の到達を待機する(ステップS506)。そして、メール配信時刻に到達した場合には(ステップS506肯定)、会員管理サーバ40は、その時点でフラグが立てられている会員IDを遊技店内に所在する会員の会員IDとして特定し、会員情報記憶部42aに記憶されている会員宛先(メールアドレス)の中から、この会員IDに対応する会員携帯端末10のメールアドレスを検索する(ステップS507)。ここで、ステップS606の説明に戻ると、メール配信時刻に到達していない場合には(ステップS506否定)、会員管理サーバ40は、引き続きメール配信時刻の到達を待機する。
【0048】
そして、会員管理サーバ40は、メール配信テーブル42c内に規定されているメール内容の中から現在時刻に対応するメール内容を読み出し、会員情報記憶部42aから検索した会員携帯端末10のメールアドレスと、メール配信テーブル42cから読み出したメール内容とを含んだメール送信依頼指示をメール送信依頼部43bへ出力し、メール送信依頼部43bはメールサーバ20にメール送信依頼を送信する(ステップS508)。
【0049】
会員管理サーバ40からメール送信依頼を受信すると(ステップS509)、メールサーバ20は、依頼内容に応じたメールを生成し(ステップS510)、送信先として通知された会員メールアドレスに対してメールを送信する(ステップS511)。そして、会員携帯端末10は、メールサーバ20からメールを受信する(ステップS512)。
【0050】
[実施例1の効果]
上述してきたように、実施例1によれば、会員を一意に識別するために付与する会員IDに対応付けて会員携帯端末10のメールアドレスを記憶し、遊技店内に所在する会員の会員IDを特定して、特定した会員IDに対応付けられた会員携帯端末10の宛先を記憶されている宛先の中から検索して、所定の情報(例えば、遊技店内に設置されている遊技台に関する会員にとって有益な情報など)に関するメールを配信するので、遊技店に行くと有益な情報を得られるという期待感を会員に対して与えることができる結果、遊技店に会員登録している会員の来店へのインセンティブを十分に図ることが可能である。また、例えば、遊技店へ行くことで有益な情報を得られることを聞きつけた会員未登録者の会員登録を促すことができるとともに、全ての会員に対して情報を提供することなく、会員の来店へのインセンティブを高めることができる結果、例えば、メール配信に伴う通信料など余計な経費を削減することが可能である。
【0051】
また、実施例1によれば、遊技店は、会員IDが記録されている会員カードを会員に対して発行し、会員カードから会員IDを読み取る台間機30などを設置するものであって、台間機30などから会員IDを受け付けた時点で、受け付けた会員IDを遊技店内に所在する会員の会員IDとして特定するので、例えば、遊技する際に、会員カードを台間機30に挿入することで有益な情報を得られるという期待感を会員に対して与えることができる結果、遊技店に会員登録している会員の来店へのインセンティブを十分に図ることができ、さらには、会員カードを台間機30などへ挿入するインセンティブも高めることも可能である。また、例えば、会員カードの台間機30などへの挿入を介して様々な情報(例えば、年齢や性別などの会員属性に応じた遊技台の稼働率など)を取得する機会を遊技店に与えることも可能である。
【0052】
また、実施例1によれば、遊技店が設置する台間機30などは、会員カードから会員IDを読み取るだけでなく、さらに、会員カードが挿入されているか否かを検知して、会員カードが検知されなくなってから所定時間内についても、台間機から受け付けていた会員IDを遊技店内に所在する会員の会員IDとして特定する(すなわち、会員カードが抜かれても所定時間内は店内所在会員フラグを下げない)ので、例えば、台間機30などから会員カードが抜き取られた後、所定時間内についても会員に有益な情報を提供することで、遊技中ではない会員に遊技店内に引き止めることができる結果、遊技台の稼働率向上などを図ることが可能である。
【実施例2】
【0053】
ところで、上記の実施例1では、メール配信テーブルに規定された所定の時刻に所定の内容のメールを配信する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、会員管理サーバ40の管理者(例えば、遊技店の店長など)が任意の時刻に任意の内容のメールを配信するようにしてもよい。そこで、以下では、実施例2に係る会員管理サーバの構成および実施例2に係る会員管理システムの処理を順に説明する。
【0054】
[会員管理サーバの構成(実施例2)]
まず、上記の実施例1で用いた図2を用いて、実施例2に係る会員管理サーバの構成について説明する。実施例2に係る会員管理サーバ40は、上記の実施例1で説明した会員管理サーバと基本的には同様の処理機能する構成であるが、以下に説明する点が異なる。
【0055】
すなわち、実施例2に係る会員管理サーバの店内所在会員特定部43aは、内部的に備えたクロックに基づいて現在時刻を監視して、メール配信テーブル43cに規定されたメール配信時間の到達を待機するのではなく、例えば、図示を省略した入力部(例えば、キーボードやマウスなどを備えて構成され、各種情報の入力を受け付ける入力手段)を介して会員管理サーバ40の管理者から、会員携帯端末10に送信するメール内容およびメール送信指示の入力を受け付けた場合には、その時点でフラグが立てられている会員IDを遊技店内に所在する会員の会員IDとして特定し、会員情報記憶部42aに記憶されている会員宛先(メールアドレス)の中から、この会員IDに対応する会員携帯端末10のメールアドレスを検索する。そして、店内所在会員特定部43aは、会員管理サーバ40の管理者から受け付けたメール内容および会員メールアドレスを含んだメール送信依頼指示をメール送信依頼部43bに出力する。
【0056】
[会員管理システムの処理(実施例2)]
次に、図6を用いて、実施例2に係る会員管理システムの処理について説明する。図6は、実施例2に係る会員管理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。なお、実施例2に係る会員管理システムの処理は、上述した実施例1の会員管理システムの処理とステップS601〜ステップS605およびステップS607〜ステップS612に示す処理が同様である。
【0057】
同図に示すように、台間機30は、会員カードの挿入を検知すると(ステップS601)、会員カードから会員IDを読取り(ステップS602)、会員管理サーバ40に対して読取った会員IDを送信する(ステップS603)。
【0058】
台間機30から会員IDを受信すると(ステップS604)、会員管理サーバ40は、台間機30から会員IDを受信した時点で、受信した会員IDに対応付けてフラグを立てる(ONする)(ステップS605)。
【0059】
続いて、会員管理サーバ40は、会員管理サーバ40の管理者からメール送信依頼指示の入力を待機する(ステップS606)。そして、所定の入力部(例えば、キーボードやマウスなどを備えて構成され、各種情報の入力を受け付ける入力手段)を介して、会員管理サーバ40の管理者から会員携帯端末10に送信するメール内容およびメール送信依頼指示の入力を受け付けた場合には(ステップS606肯定)、会員管理サーバ40は、その時点でフラグが立てられている会員IDを遊技店内に所在する会員の会員IDとして特定し、会員情報記憶部42aに記憶されている会員宛先(メールアドレス)の中から、この会員IDに対応する会員携帯端末10のメールアドレスを検索する(ステップS607)。ここで、ステップS706の説明に戻ると、メール送信依頼指示を受け付けていない場合には(ステップS606否定)、会員管理サーバ40は、メール送信依頼指示を受け付けられる状態で、メール送信指示の入力を待機する。
【0060】
そして、会員管理サーバ40は、会員管理サーバ40の管理者から受け付けたメール内容および会員情報記憶部42aから検索した会員メールアドレスを含んだメール送信依頼指示をメール送信依頼部43bへ出力し、メール送信依頼部43bはメールサーバ20にメール送信依頼を送信する(ステップS608)。
【0061】
会員管理サーバ40からメール送信依頼を受信すると(ステップS609)、メールサーバ20は、依頼内容に応じたメールを生成し(ステップS610)、送信先として通知された会員メールアドレスに対してメールを送信する(ステップS611)。そして、会員携帯端末10は、メールサーバ20からメールを受信する(ステップS612)。
【0062】
[実施例2の効果]
このようなことから、実施例2によれば、会員管理サーバ40の管理者(例えば、遊技店の店長など)が任意の時刻に任意の内容のメールを配信することができるので、遊技店内の状況(例えば、イベント対象機種である遊技台の稼働状況など)に応じて、管理者が店内に所在する会員に対してより有効な情報を含んだメールを作成して送信することができ、店内から出ようとしている会員を引き止めるとともに、遊技台の稼働率向上などをより効果的に図ることが可能である。
【実施例3】
【0063】
ところで、上記の実施例では、メール配信テーブルに規定したメール配信時間に到達した場合、あるいは会員管理サーバの管理者からメール送信指示の入力があった場合に、店内に所在する会員に対してメールを配信する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、店内の所在する会員を特定した場合にメールを逐次配信するようにしてもよい。そこで、以下の実施例3では、実施例3に係る会員管理システムの処理を説明する。
【0064】
[会員管理システムの処理(実施例3)]
図7を用いて、実施例3に係る会員管理システムの処理を説明する。図7は、実施例3に係る会員管理システムの処理の流れを示すフローチャートである。なお、実施例3に係る会員管理システムの処理は、上述した実施例の会員管理システムの処理とステップS7801〜ステップS704およびステップS706〜ステップS710に示す処理が同様である。
【0065】
同図に示すように、台間機30は、会員カードの挿入を検知すると(ステップS701)、会員カードから会員IDを読取り(ステップS702)、会員管理サーバ40に対して読取った会員IDを送信する(ステップS703)。
【0066】
台間機30から会員IDを受信すると(ステップS704)、会員管理サーバ40は、台間機30から会員IDを受信した時点で、受信した会員IDを遊技店内に所在する会員の会員IDとして特定し、会員情報記憶部42aに記憶されている会員宛先(メールアドレス)の中から、この会員IDに対応する会員携帯端末10のメールアドレスを検索する(ステップS705)。
【0067】
そして、会員管理サーバ40は、メール配信テーブル42cに所定のメール内容(例えば、来店した会員に対して送信を予定して作成しておいたメール内容)を保持しておき、メール配信テーブル42cからメール内容を読み出し、読み出したメール内容および会員情報記憶部42aから検索した会員メールアドレスを含んだメール送信依頼指示をメール送信依頼部43bへ出力し、メール送信依頼部43bはメールサーバ20にメール送信依頼を送信する(ステップS706)。
【0068】
なお、会員管理サーバ40は、会員カードの台間機30などへの挿入を介して取得した様々な情報(例えば、年齢や性別などの会員属性に応じた遊技台の稼働率など)に応じていくつかのメールを作成してメール配信テーブル42cに保持しておき、台間機30などから受信した会員IDから特定される遊技店内の所在する会員に最適なメールをメール配信テーブル42cから選択して、メールサーバ20にメール送信依頼を送信するようにしてもよい。例えば、イベント対象機種について作成したメールの中から会員の稼働率の高い遊技台に関するメールを遊技台名などをキーワードとして選択する。
【0069】
会員管理サーバ40からメール送信依頼を受信すると(ステップS707)、メールサーバ20は、依頼内容に応じたメールを生成し(ステップS708)、送信先として通知された会員メールアドレスに対してメールを送信する(ステップS709)。そして、会員携帯端末10は、メールサーバ20からメールを受信する(ステップS710)。
【0070】
[実施例3の効果]
上述してきたように、実施例3によれば、店内の所在する会員を特定した場合にメールを逐次配信するので、台間機30などから受信した会員IDに対応付けてフラグを立てることにより遊技店内に所在する会員を特定するとともに、メール配信時間の到達を監視することなく、店内に所在する会員に対して有益な情報を確実にメールとして配信することができ、簡易な構成で遊技店に会員登録している会員の来店へのインセンティブを図ることが可能である。
【実施例4】
【0071】
さて、これまで本発明の実施例1〜3について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
【0072】
(1)休憩スペースに設置する読取端末で店舗内所在会員を特定
上記の実施例1では、会員IDを読取る読取端末として遊技台に併設される台間機30を例に挙げ、遊技店内に所在する会員の会員IDを特定する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図8に例示するように、遊技店内の休憩スペースに読取端末として会員カードリーダ60などを備えた休憩中カード預かり機などを設置し、遊技店内に所在する会員の会員IDを特定するようにしてもよい。
【0073】
これにより、例えば、休憩スペースに設置された休憩中カード預かり機に会員カードを挿入することで、有益な情報を得られるという期待感を会員に対して与えることができる結果、遊技店に会員登録している会員の来店へのインセンティブを十分に図ることができ、さらには、会員カードを休憩中カード預かり機へ挿入するインセンティブも高めることも可能である。また、例えば、会員カードの休憩中カード預かり機への挿入を介して様々な情報(例えば、休憩スペースを利用する客層など)を取得する機会を遊技店に与えるだけでなく、休憩中カード預かり機へ会員カードが挿入されると、休憩中の会員に対して有益な情報を与えることができる結果、遊技台の稼働率向上などを図ることも可能である。
【0074】
(2)遊技店内に二次元コードを掲示して店舗内所在会員を特定
また、上記の実施例1において、会員管理装置へのアクセスを携帯端末から受け付けるためのコード(例えば、QRコードなどの二次元コード)を店内に掲示し、このコードを介して携帯端末からのアクセスを受け付けた場合に、この携帯端末の所有者に対して会員IDの入力を要求して、要求に対する応答で取得した会員IDを遊技店内に所在する会員の会員IDとして特定するようにしてもよい。なお、会員IDの入力を要求せずに送信されるメールアドレスから遊技店内に所在する会員の会員IDを特定するようにしてもよい。
【0075】
これにより、例えば、店内に掲示されているQRコードなどを介してアクセスすると有益な情報を得られるという期待感を会員に対して与えることができる結果、遊技店に会員登録している会員の来店へのインセンティブを十分に図ることが可能である。また、例えば、遊技店内に所在しながら遊技していない会員に対し有益な情報を与えることができる結果、遊技台の稼働率向上などを図ることも可能である。なお、遊技店に会員登録を行って会員IDなどを得ることで有益な情報を得られることを聞きつけた会員未登録者の来店へのインセンティブを十分に図ることも可能である。
【0076】
(3)システム構成等
また、図2に示した会員管理サーバ40の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、会員管理サーバ40の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、店内所在会員特定部43aおよびメール送信依頼部43bを統合するなど、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0077】
また、同図に示したシステム構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要することなく、例えば、メールサーバ20の機能をさらに備えた会員管理サーバ40と、会員携帯端末10と、台間機30と、再プレイ機40と、自販機用子機50と、会員カードリーダ60とからシステムを構成するようにしてもよい。さらに、会員管理サーバ40にて行なわれる各処理機能(店内所在会員特定機能、メールアドレス検索機能など)は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
【0078】
なお、本実施例で説明した処理方法(例えば、図5、図6および図7参照)は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
【産業上の利用可能性】
【0079】
以上のように、本発明に係る会員管理装置および会員管理方法は、遊技店に会員登録をしている会員の携帯端末に対してメールを配信することで所定の情報を提供するに有用であり、特に、遊技店に会員登録している会員の来店へのインセンティブを十分に図ることに適する。
【図面の簡単な説明】
【0080】
【図1】実施例1に係る会員管理システムの概要および特徴を説明するための図である。
【図2】実施例1に係る会員管理サーバの構成を示すブロック図である。
【図3】会員情報の構成例を示す図である。
【図4】メール配信テーブルの構成例を示す図である。
【図5】実施例1に係る会員管理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
【図6】実施例2に係る会員管理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
【図7】実施例3に係る会員管理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
【図8】実施例4に係る会員管理システムの概要を説明するための図である。
【符号の説明】
【0081】
1 ネットワーク
10 会員携帯端末
20 メールサーバ
30 台間機
40 再プレイ機
50 自販機用子機
60 会員カードリーダ
40 会員管理サーバ
41 通信制御IF部
42 記憶部
42a 会員情報記憶部
42b メール配信テーブル
43 制御部
43a 店内所在会員特定部
43b メール送信依頼部
【出願人】 【識別番号】000001432
【氏名又は名称】グローリー株式会社
【出願日】 平成18年7月26日(2006.7.26)
【代理人】 【識別番号】100114306
【弁理士】
【氏名又は名称】中辻 史郎


【公開番号】 特開2008−29383(P2008−29383A)
【公開日】 平成20年2月14日(2008.2.14)
【出願番号】 特願2006−203172(P2006−203172)