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【発明の名称】 遊技機
【発明者】 【氏名】関谷 徹

【要約】 【課題】遊技球の発射タイミングを調整することで、遊技球が特定領域を通過する確率を変更する技術介入を可能とする。

【構成】振分装置4の流入口41から内部空間41に遊技球が流入すると、回転球貯留装置21の回転体22の外周部に設けられた電磁石23に遊技球が吸着される。流入する遊技球は、流入球検知センサに検知される。遊技球が検知されると、流入口41が変動装置44により閉塞され、かつ、所定時間経過後に発射球検知センサからの信号入力が有効とされる。発射球検知センサから有効となる信号が入力すると、電磁石23がオフとなり遊技球が下方のクルーン47に落下する。落下した遊技球は、クルーン47の特定領域の穴49か一般領域の穴48に流入する。遊技球が特定領域の穴49に流入した場合には、第1および第2変動入賞装置5,6が開放する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技球が流下する遊技盤と、
前記遊技盤に遊技球を発射する発射装置とを備えた遊技機において、
前記発射装置により遊技盤上に発射される遊技球を検知する発射球検知手段と、
前記遊技盤上に設けられ、遊技球が流入可能な流入口を有するとともに、該流入口から流入した遊技球が流下可能な内部空間を有し、該内部空間内に設けられた特定領域と一般領域との何れかに遊技球を振り分けて通過させる振分装置と、
前記流入口から前記内部空間に流入する遊技球を検知する流入球検知手段と、
前記振分装置の内部空間に設けられ、前記流入口から流入した遊技球を前記特定領域もしくは一般領域を通過する前に一時的に保持可能な保持手段と、
前記流入球検知手段に流入球が検知されてから所定時間経過後以降に前記発射球検知手段から前記遊技盤に発射された遊技球を検知したことを示す信号が入力された場合に前記保持手段による遊技球の保持を解除することにより保持した遊技球を放出して前記特定領域もしくは一般領域に流下させる遊技球放出制御手段と、
前記保持手段に保持された遊技球と、前記特定領域とを相対的に移動させることにより、前記保持手段に保持された遊技球の放出タイミングにより遊技球が前記特定領域を通過する確率を変更可能な相対移動手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記振分装置には、遊技球を前記流入口に流入可能な第1状態と、遊技球を前記流入口に流入不可能とする第2状態との間で変動する変動装置が設けられ、
前記流入球検知手段より、前記流入口から前記内部空間に流入する遊技球を検知したことを示す信号が入力された場合に前記変動装置を第1状態から第2状態に変動させ、前記遊技球放出制御手段が前記保持手段による遊技球の保持を解除する制御を行った場合に前記変動装置を第2状態から第1状態に変動させる変動装置制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記保持手段は、遊技球を磁力により吸着することにより遊技球を保持し、
前記相対移動手段は、前記保持手段と一体に回転することにより保持手段を回転移動させる回転体と、該回転体を回転駆動する駆動手段とを備え、前記保持手段を回転移動させることにより、前記保持手段に保持された遊技球と、前記特定領域を相対的に移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
【請求項4】
遊技球が流下する遊技盤と、
前記遊技盤に遊技球を発射する発射装置とを備えた遊技機における遊技球の移動を表示画面上に模擬的に再現するとともに遊技球の入賞口への入賞を判定し、遊技球の発射と入賞とに対応して遊技者の獲得遊技球数を算出して遊技をシミュレーションするプログラムであって、
画面上に、前記遊技盤上に設けられ、遊技球が流入可能な流入口を有するとともに、該流入口から流入した遊技球が流下可能な内部空間を有し、該内部空間内に設けられた特定領域と一般領域との何れかに遊技球を振り分けて通過させる振分装置と、前記振分装置の内部空間に設けられ、前記流入口から流入した遊技球を前記特定領域もしくは一般領域を通過する前に一時的に保持可能な保持手段とを模擬的に再現して表示する表示手段と、
模擬的に再現された前記発射装置により遊技盤上に発射される遊技球を検知する発射球検知手段と、
模擬的に再現された前記流入口から前記内部空間に流入する遊技球を検知する流入球検知手段と、
前記流入球検知手段に流入球が検知されてから所定時間経過後以降に前記発射球検知手段から前記遊技盤に発射された遊技球を検知したことを示す信号が入力された場合に、模擬的に再現された前記保持手段による遊技球の保持を解除することにより保持した遊技球を放出して前記特定領域もしくは一般領域に流下させる遊技球放出制御手段と、
模擬的に再現された前記保持手段に保持された遊技球と、前記特定領域とを相対的に移動させることにより、前記保持手段に保持された遊技球の放出タイミングにより遊技球が前記特定領域を通過する確率を変更可能な相対移動手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
【請求項5】
請求項4記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機、プログラム及び記録媒体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
パチンコ遊技機等の弾球遊技機では、基本的に遊技者の技術介入が可能な操作は、操作ハンドルの回転角度を調整することによる遊技球の発射勢の調整と、停止ボタンを用いた発射タイミングの調整となる。
発射勢を調整することにより、遊技球を遊技盤上の遊技領域に発射した際に遊技球が流下する領域を調整することが可能となる。
【0003】
また、開閉部材を有する電動役物が開閉する際のタイミングに合わせて、停止ボタンを押して遊技球の発射を停止した状態から停止ボタンを離して遊技球を発射することなどにより、開閉部材を有する電動役物の開閉のタイミングに合わせて遊技球の発射や発射の停止を行うことが可能である。
【0004】
また、遊技機には、遊技盤上に形成された役物内で一旦遊技球の流下を停止するように保持した後に、遊技球が通過することに基づいて遊技者に有利な状態に変換する特定領域もしくは現状を維持する一般領域のいずれかに振り分けるように遊技球の保持を解除して遊技球を放出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、特許文献1の従来技術にも記載されているように、メカ式チューリップ、電動型チューリップ、アタッカー等を始めとする複数の入賞具が遊技盤面に設けられ、遊技盤面に打ち出されたパチンコ球が特定の領域を通過/入賞することに基づき、そのタイミングに応じて上記入賞具が相関的に連動して入賞し易い/し難い状態を順次変化させながら良好な遊技性を形成する一般機種と称される遊技機も知られている。
このような機種においては、上述の振分装置で特定領域を遊技球が通過すると、複数の入賞具が一度に開放したり、順番に開放したりすることで遊技者が多くの遊技球を獲得可能となる遊技者に有利な状態が発生する。
【0006】
【特許文献1】特開2006−051055号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
とこで、上述のように遊技球を一時的に保持した後に離して一般領域もしくは特定領域に流下させることで、遊技者に有利な状態を発生させるか否かを決定する場合に、遊技球を保持するタイミングや保持した遊技球を離すタイミング等により遊技球が特定領域を通過する可能性が変化することになる。
しかし、遊技者は、遊技球を保持するタイミングや、保持した遊技球を離すタイミングを直接的に決定することはできず、例えば、発射した遊技球の入賞タイミング等に基づいて、遊技球を離すタイミングが遊技機側で決定される。
【0008】
遊技球の発射タイミングは、上述のように停止ボタンを用いることで比較的簡単に調整することができるが、遊技球の入賞タイミングは、遊技球の流下の仕方等により同じ発射タイミングでも異なるものとなるし、また、開閉部材を有する電動役物への入賞タイミングは、さらに、開閉部材の動作タイミング等によっても僅かに変わってしまう。
また、遊技者がタイミングを計って発射した遊技球が狙った入賞口に入賞する確率も高くない。
【0009】
したがって、遊技者が、技術介入して最適なタイミングで、遊技球を保持させたり、遊技球の保持を解除させたりすることは熟練した遊技者でも困難である。すなわち、ある程度遊技に慣れた遊技者には、技術介入できることを希望するものが多いが、遊技球の発射タイミングの調整や遊技球の発射勢の調整で、実際に技術介入して遊技球の獲得数を増やすことは困難であり、技術介入を要望する遊技者にとって、現状の遊技機は満足できるものではなかった。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みて為されたもので、遊技球の発射タイミングにより流下中に保持された遊技球を再び離して流下させるタイミングを調整するように技術介入可能な遊技機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1記載の発明は、遊技球が流下する遊技盤と、
前記遊技盤に遊技球を発射する発射装置とを備えた遊技機において、
前記発射装置により遊技盤上に発射される遊技球を検知する発射球検知手段と、
前記遊技盤上に設けられ、遊技球が流入可能な流入口を有するとともに、該流入口から流入した遊技球が流下可能な内部空間を有し、該内部空間内に設けられた特定領域と一般領域との何れかに遊技球を振り分けて通過させる振分装置と、
前記流入口から前記内部空間に流入する遊技球を検知する流入球検知手段と、
前記振分装置の内部空間に設けられ、前記流入口から流入した遊技球を前記特定領域もしくは一般領域を通過する前に一時的に保持可能な保持手段と、
前記流入球検知手段に流入球が検知されてから所定時間経過後以降に前記発射球検知手段から前記遊技盤に発射された遊技球を検知したことを示す信号が入力された場合に前記保持手段による遊技球の保持を解除することにより保持した遊技球を放出して前記特定領域もしくは一般領域に流下させる遊技球放出制御手段と、
前記保持手段に保持された遊技球と、前記特定領域とを相対的に移動させることにより、前記保持手段に保持された遊技球の放出タイミングにより遊技球が前記特定領域を通過する確率を変更可能な相対移動手段と、
を備えることを特徴とする。
【0012】
請求項1に記載の発明によれば、振分装置内で、特定領域もしくは一般領域を通過する前に保持された遊技球を遊技球の発射タイミングに基づくタイミングで特定領域もしくは一般領域に放出することが可能となる。
したがって、遊技者は、保持された遊技球と、特定領域とが相対的に移動している状態で、遊技球が特定領域に流入し易いタイミングを見計らって遊技球を発射して検知させることにより、遊技球をできるだけ高い確率で特定領域を通過するように放出するタイミングを決める技術介入を、遊技球の発射タイミングを調整することで行うことができる。
【0013】
なお、遊技球を連続的に発射することで、振分装置の流入口に遊技球を流入させた後に、流入球検知手段に流入球が検知されてから所定時間経過後以降に前記発射球検知手段から前記遊技盤に発射された遊技球を検知したことを示す信号が入力された場合に前記保持手段による遊技球の保持を解除するので、この所定時間内に例えば、停止ボタンを押すか、もしくは、操作ハンドルを戻すことにより、遊技球の発射を停止し、所定時間経過後に任意のタイミングで遊技球を発射する。これにより、遊技者は、遊技者の希望する任意のタイミングで保持された遊技球を放出することができる。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、
前記振分装置には、遊技球を前記流入口に流入可能な第1状態と、遊技球を前記流入口に流入不可能とする第2状態との間で変動する変動装置が設けられ、
前記流入球検知手段より、前記流入口から前記内部空間に流入する遊技球を検知したことを示す信号が入力された場合に前記変動装置を第1状態から第2状態に変動させ、前記遊技球放出制御手段が前記保持手段による遊技球の保持を解除する制御を行った場合に前記変動装置を第2状態から第1状態に変動させる変動装置制御手段を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項2に記載の発明によれば、基本的に振分装置内に一度に1つの遊技球だけが保持されるように制限することができる。これにより、遊技者が遊技球の発射により保持された遊技球の放出タイミングを決定する際に、複数の遊技球が保持されたり、保持されなかった遊技球が流下したりすることなどにより、邪魔されるのを防止することができる。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の遊技機において、
前記保持手段は、遊技球を磁力により吸着することにより遊技球を保持し、
前記相対移動手段は、前記保持手段と一体に回転することにより保持手段を回転移動させる回転体と、該回転体を回転駆動する駆動手段とを備え、前記保持手段を回転移動させることにより、前記保持手段に保持された遊技球と、前記特定領域を相対的に移動させることを特徴とする。
【0017】
請求項3記載の発明によれば、極めて簡単な構造で本発明を実現することができる。
【0018】
請求項4記載の発明は、遊技球が流下する遊技盤と、
前記遊技盤に遊技球を発射する発射装置とを備えた遊技機における遊技球の移動を表示画面上に模擬的に再現するとともに遊技球の入賞口への入賞を判定し、遊技球の発射と入賞とに対応して遊技者の獲得遊技球数を算出して遊技をシミュレーションするプログラムであって、
画面上に、前記遊技盤上に設けられ、遊技球が流入可能な流入口を有するとともに、該流入口から流入した遊技球が流下可能な内部空間を有し、該内部空間内に設けられた特定領域と一般領域との何れかに遊技球を振り分けて通過させる振分装置と、前記振分装置の内部空間に設けられ、前記流入口から流入した遊技球を前記特定領域もしくは一般領域を通過する前に一時的に保持可能な保持手段とを模擬的に再現して表示する表示手段と、
模擬的に再現された前記発射装置により遊技盤上に発射される遊技球を検知する発射球検知手段と、
模擬的に再現された前記流入口から前記内部空間に流入する遊技球を検知する流入球検知手段と、
前記流入球検知手段に流入球が検知されてから所定時間経過後以降に前記発射球検知手段から前記遊技盤に発射された遊技球を検知したことを示す信号が入力された場合に、模擬的に再現された前記保持手段による遊技球の保持を解除することにより保持した遊技球を放出して前記特定領域もしくは一般領域に流下させる遊技球放出制御手段と、
模擬的に再現された前記保持手段に保持された遊技球と、前記特定領域とを相対的に移動させることにより、前記保持手段に保持された遊技球の放出タイミングにより遊技球が前記特定領域を通過する確率を変更可能な相対移動手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
【0019】
請求項4記載の発明によれば、遊技機のビデオゲーム等のシミュレーションにおいて、請求項1記載の発明と同様の効果を奏することができる。なお、ここでのコンピュータには、CPUやRAM、ROM等のメモリを備え、プログラムに基づいてゲームを実行する所謂ビデオゲーム機、携帯型ゲーム機、アーケードゲーム機等のゲーム機も含まれる。
また、請求項4記載のプログラムに、請求項2,3に記載の構成を模擬的に再現する機能を付加しても良い。
【0020】
請求項5記載の発明は、
請求項4記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0021】
請求項5記載の発明においては、請求項4記載の発明と同様の効果を奏することができる。
【発明の効果】
【0022】
本発明の遊技機、プログラムおよび記録媒体によれば、遊技盤上を流下中の遊技球を保持した後に、遊技者がタイミングを見計らって遊技球を発射することで、保持された遊技球を離すタイミングを決定することにより、特定領域への遊技球の通過確率を高めるように容易に遊技に技術介入することができる。これにより、遊技機でのゲームを興趣深いものにできる。また、技術介入は、現状のパチンコ遊技機に設けられている操作ハンドルや停止ボタンを用いて行うことが可能であり、低コストに導入可能となるとともに、新たな操作装置を導入することに対する問題が発生することもない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、図面を参照して、遊技機設置営業店等の場所に設置され、遊技媒体(例えば、遊技球やメダル等)の供給に基づいて遊技者に遊技を行わせる遊技機(例えば、弾球遊技機としてのパチンコ遊技機)の構成及び動作について説明する。
【0024】
この例のパチンコ遊技機は、所謂普通機(一般機種)と呼ばれる種類のパチンコ遊技機としての基本的な構成を有するもので、周知のパチンコ遊技機と同様に矩形枠状で島設備に取り付けられる機枠(図示略)と、機枠に扉状に開閉自在に取り付けられ、図1に示す遊技盤1が収容されて取り付けられる前面枠(図示略)と、前面枠の前側に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス枠(図示略)とを備えている。
【0025】
図1に示すように、遊技盤1の前面のガイドレール2等で囲まれた部分に遊技球が発射されて流下する遊技領域3が形成されている。
遊技盤1の盤面の遊技領域3内には、その中央部に役物として、本発明の振分装置4が設けられ、振分装置4から下側に所謂チューリップと呼ばれる6つの変動入賞装置5〜10が設けられている。
【0026】
振分装置4は、遊技球が1個ずつ流入可能な流入口41を有するとともに、流入口41から流入した遊技球が流入可能な内部空間42を有するものとなっている。
振分装置4は、遊技領域3内において、遊技盤1前面から前方に突出するとともに前記内部空間42の周囲を囲う囲い壁43を有する。また、囲い壁43内部は、遊技盤1前面に対して後方側に凹んだ凹部となり、遊技盤1前面とガラス枠に設けられた二重ガラス板背面との間隔より広い前後幅を有するものとなっている。
【0027】
そして、囲い壁43の上端部に前記流入口41が形成されており、囲い壁43で囲まれた内部空間42には、前記流入口41のみから遊技球が流入可能となっている。
また、流入口41には、図2のブロック図に示す流入球検知センサ11が設けられ、振分装置4に流入する遊技球を検知するようになっている。
なお、振分装置4は、入賞装置としても機能するものであり、後述のように流入球検知センサ11に遊技球が検知されると賞球として遊技球が例えば10個払い出されるようになっている。
【0028】
また、前記振分装置4の流入口41の上には、流入口41を開放して流入口41に遊技球が流入可能な第1状態(開放状態)と、流入口41を閉塞して流入口41に遊技球が流入不可能な第2状態(閉塞状態)との間で開閉変動する変動装置44が設けられている。
変動装置44は、開閉部材として遊技盤1の盤面の前記流入口41の部分で出没自在とされた開閉板45と、開閉板45を出没駆動する開閉ソレノイド46(図2に図示)とを備えている。
【0029】
開閉板45が、遊技盤1側に収納された状態で変動装置44は、流入口41を開放させた第1状態となる。そして、変動装置44が第1状態となっている際に、流入口41から遊技球が振分装置4に入賞して、後述のように開閉ソレノイド46を制御する主制御装置31に、流入球検知センサ11から流入口41への遊技球の入賞を示す信号が入力した場合に、主制御装置31による開閉ソレノイド46の制御により、開閉板45を流入口41を閉塞するように遊技盤1から前方に突出させ、流入口41を開閉板45で閉塞することにより、変動装置44を第2状態とする。
【0030】
また、変動装置44が第2状態となっている際に、後述のように主制御装置31に流入球検知センサ11から流入口41への遊技球の入賞を示す信号が入力してから所定時間経過後に遊技盤1の遊技領域1に発射された遊技球を検知する発射球検知センサ12からの遊技球の発射を示す信号が入力した場合に、主制御装置31による開閉ソレノイド46の制御により、開閉板45を遊技盤1側に収容(没)させて流入口41を開放することにより、変動装置44を第1状態とする。
なお、変動装置44は、上述のような制御により、後述の回転球貯留装置21の回転体22に基本的に遊技球が1個だけ吸着するようにしている。
【0031】
また、発射球検知センサ12は、図示しない打球発射装置から発射された遊技球を遊技領域3上部に誘導する誘導路3aの出口の近傍に設けられ、遊技領域3に発射される遊技球の全てを検知可能とするとともに、基本的に遊技球には接触せず、遊技球の発射勢、発射方向を変化させないようになっている。
【0032】
また、振分装置4の内部空間42には、流入口41から流入した遊技球を吸着可能な磁石を備えた回転球貯留装置21が設けられている。回転球貯留装置21は、遊技球の直径程度の厚みを有する円板状の回転体22と、回転体の外周面に一部が露出するように設けられた電磁石23と、回転体22を回転駆動する駆動減として電動モータ24(図2に図示)とを備えている。
【0033】
回転体22は、例えば、上端部に対して下端部が後側(奥側)となるように斜めに配置されている。また、斜めにされた回転体22の傾斜各は、回転体22が回転しても変化しないように、斜めにされた回転体22に対して、当該回転体22の回転中心軸が直交して配置されている。
【0034】
前記電磁石23は、その鉄心の端面が回転体22の外周面に略沿って露出した状態となっており、電磁石23に通電した状態で、遊技球を吸着可能とされている。
また、電磁石23は、回転体22に対して外周面に沿って互いに間隔をあけて複数個配置されている。この例では、例えば、回転体22の中心角として60度毎に電磁石23が6個配置されている。なお、電磁石23は1個であっても良いし、6個以下でも以上でも良い。また、回転体22の外周面の内側にコイルを巻いて外周面全体を電磁石23として機能するものとし、回転体22の外周面全体を電磁石としてもよい。
【0035】
なお、電磁石23には、回転体22の外側から電力用の配線を接続する必要があるが、周知の回転体22への電力供給用の機構が用いられる。また、回転体22に回転体と一体に回転する回転軸を設けるとともに、回転軸を電磁石23の鉄心と兼用し、かつ、鉄心の先端部を回転体22外周面に向かって曲げ、鉄心の先端を外周面に露出もしくは近接させた状態としてもよい。また、鉄心の回転軸と兼用される部分の周囲に鉄心の回転軸としての回転を妨げないようにしてコイルを巻き、このコイルに電流を流すことで、回転軸(鉄心)を磁石化する構成としてもよい。この場合には、コイル部分が回転しないので、コイル部分に電流用の配線を容易に行うことができる。
【0036】
また、回転体22の上半分と、前記囲い壁43との間には、遊技球がぎりぎり転動可能な間隔が設けられており、回転体22の上半分の外周面と囲い壁43の内面との間を遊技球が回転体22の円弧状の外周面に沿って流下可能となっている。すなわち、囲い壁43の上端部は、回転体22の回転中心を中心とし、かつ、回転体22の直径より長い径を有する円弧板状に形成されている。
【0037】
また、囲い壁43の上端部の左右の中央と回転体22の回転中心とを上下に結ぶ線上、すなわち、基本的に囲い壁43の上端部の左右の中央部を遊技球の直径より僅かに広い間隔だけ切り欠いた形状とすることにより、囲い壁43に流入口41が形成されている。
そして、流入口41から流入した遊技球は、回転体22の上半分の外周面に沿って右もしくは左に流下することになる。この際に遊技球は、回転体22の外周面上を転動することになり、例えば、回転体22の上半分に対して60度おきに3つ(最大4つ)配置されることになる電磁石23のいずれかに吸着されることになる。
【0038】
なお、この例では、電磁石23を例えば6個以上もしくは回転体22の外周面全体を電磁石として回転体22を常時回転させる構成としている。電磁石を例えば6個以上とすることで、回転体22が回転していても、確実に回転体22の電磁石23に流入口41から流入した遊技球を吸着可能とすることができる。
【0039】
上述の変動装置44の開閉板45(開閉ソレノイド46)の制御と同様に、流入球検知センサ11から主制御装置31に信号が入力した場合に、回転球貯留装置21の電動モータ24を作動させることにより回転体21を回転させ、発射球検知センサ12から信号が入力した場合に回転体22を停止するものとしてもよい。また、このように回転体22を停止する場合には、必ず電磁石23が流入口41を臨む位置となる角度で回転体22を停止するようになっている。なお、このような回転制御は、回転体22の角度や電動モータ24として回転角度を制御可能なサーボモータやステッピングモータを用いることで容易に行うことができる。
【0040】
なお、電磁石23は、例えば、変動装置44の開閉板45(開閉ソレノイド46)の制御と同様に、流入球検知センサ11から主制御装置31に信号が入力した場合に、オンとなり流入口41から流入した遊技球を吸着可能とされ、発射球検知センサ12から信号が入力した場合に遊技球を吸着不可能とされ、吸着していた遊技球を落下させるようになっている。
【0041】
また、振分装置4の回転体22の下側には、3穴のクルーン47が形成されている。3穴クルーン47には、一般領域となる2つの穴48,48と、特定領域となる1つの穴49が設けられている。
【0042】
また、クルーン47における各穴48,49の配置は、2個の一般領域となる穴48,48がクルーン47の中心より手前側(遊技者側)に配置され、1個の特定領域となる穴49は、クルーン47の左右の中央で、クルーン47の中心より後側に配置されている。
また、クルーン47の左右の中心と、回転体22の左右の中心が一致するように配置されている。また、回転体22の最下端となる位置、すなわち、回転体22の中心から直径方向に沿って真下となる位置の鉛直線上の下側、すなわち、直下に特定領域となる穴49が形成されている。
【0043】
すなわち、下端が上端より後ろ側となるように傾斜した回転体22の左右の中心となる最下端と、クルーン27の中心の後側となる穴49とが上下に重なる位置となっている。
そして、上述のように回転体22において、電磁石23に遊技球が吸着された状態で、電磁色23をオフとして遊技球の吸着を解除すると、遊技球が下方に落下することになるが、遊技球が下方に落下すると、クルーン47の略球面状の凹面に沿って転動し、前記3つの穴48,49のいずれかに流入することになる。
【0044】
この際に、回転体22の外周面に吸着した状態の遊技球が、回転体22が回転している状況で、回転体22の最下端もしくは最下端より回転方向の僅かに手前側で遊技球の吸着を解除して遊技球を落下させると、遊技球がクルーン47の特定領域となる穴49に向かうことになり、比較的高い確率で遊技球が特定領域となる穴49に前記遊技球が流入する。
なお、ここで比較的高い確率とは、1/3より高い確率で、例えば、1/2以上の確率である。
【0045】
また、回転体22の外周面の最下端となる位置より回転方向手前側および先側には、上述の一般領域となる穴48,48の略真上となる位置があり、この位置で遊技球の吸着を解除すると、上述と同様の比較的高い確率で一般領域となる穴48,48に前記遊技球が流入する。
そして、遊技球が特定領域となる穴49に流入した場合には、後述のように、変動入賞装置5,6が開放し、最大80個の遊技球が払い出されるようになっている。
【0046】
前記変動入賞装置5〜10は、基本的に全て機械式(非電動式)のチューリップとなっており、左右二枚の可動片29,29を備え、これら二枚の可動片29,29が遊技球が入賞しずらい閉塞状態(第2状態)と、遊技球が入賞しやすい開放状態(第1状態)とに変動するようになっている。
すなわち、二枚の可動片29,29が互いに対抗する面をほぼ並行にして、遊技球の直径より僅かに広い間隔をあけた状態が遊技球が入賞しずらい閉塞状態となる。また、二枚の可動片29,29の上端部を左右に広げて互いの間隔を広くした状態が遊技球が入賞しやすい開放状態となる。
【0047】
また、これら変動入賞装置5〜10は、従来周知の構造を有するもので、遊技球の入賞に基づいて機械的に可動片29,29を作動させるようになっている。また、これら変動入賞装置5〜10に遊技球が入賞した場合に払い出される遊技球数は10個となっている。
また、変動入賞装置5〜10には、それぞれ1つずつ、変動入賞装置5〜10に入賞する遊技球を検知する第1〜第6変動入賞球検知センサ15〜20が設けられている。
【0048】
また、遊技盤1の左右の中央部で、前記振分装置4の左右の中央の真下に配置される上下2個の第1および第2変動入賞装置5,6と、遊技盤1の左側で上下左右に位置をずらして配置された第3および第4変動入賞装置7,8および遊技盤1の右側で上下左右に位置をずらして配置された第5および第6変動入賞装置9,10とは、異なる構造となっている。
【0049】
第1および第2変動入賞装置5,6は、可動片29,29が閉じた状態で遊技球が入賞すると可動片29,29を左右に開き、左右に可動片29,29が開いた状態で、遊技球が2個入賞すると可動片29,29を閉じるようになっている。なお、従来周知の構造により可動片29,29が開放してから遊技球の1回目の流入では、可動片29,29が開放した状態に保持され、遊技球の2回目の流入で可動片29,29が閉じるように構成されている。
【0050】
また、第1および第2変動入賞装置5,6は、その裏側に特定領域となる穴49に流入した遊技球が通過する流路が設けられており、この流路に第1および第2変動入賞装置5,6の可動片29,29に連動して可動片を開放するリンク機構が設けられており、前記流路を遊技球が通過すると、第1および第2変動入賞装置5,6の可動片29,29が開放するようになっている。
また、上側の第1変動入賞装置5に入賞した遊技球は、前記流路を通るようになっており、これにより下側の第2変動入賞装置6は、上側の第1変動入賞装置5に遊技球が入賞した場合も可動片29,29を開放するようになっている。
【0051】
すなわち、第1変動入賞装置5は、閉塞状態で遊技球の入賞もしくは振分装置4のクルーン47の特定領域としての穴49への遊技球の流入に基づいて開放状態となり、開放状態での2個の遊技球の入賞で閉塞する。
また、第2変動入賞装置6は、閉塞状態で遊技球の入賞、振分装置4のクルーン47の特定領域としての穴49への遊技球の流入、上側の第1変動入賞装置5への遊技球の入賞に基づいて開放状態となり、開放状態での2個の遊技球の入賞で閉塞する。
【0052】
なお、遊技釘の配置等により、第1変動入賞装置5もしくは第1および第2変動入賞装置5,6において閉塞状態では遊技球が入賞できないようにしても良い。
また、振分装置4の特定領域としての穴49に遊技球が流入すると、第1および第2変動入賞装置5,6が開放することになるが、第1および第2変動入賞装置5,6が両方とも閉じた状態となるまでに払い出される遊技球数は、最大で80となる。
【0053】
すなわち、2つの第1および第2変動入賞装置5,6が両方とも開いた状態で、下側の第2変動入賞装置6が閉じるまで2個の遊技球が入賞することにより20個の遊技球が払い出される。次いで、上側の第1変動入賞装置5に遊技球が入賞すると10個の遊技球が払い出されるとともに、下側の第2変動入賞装置6が再び開放する。
ここで、第2変動入賞装置6が閉塞するまで2個の遊技球が入賞すると20個の遊技球が払い出される。
【0054】
次いで、上側の第1変動入賞装置5に2個目となる遊技球が入賞すると10個の遊技球が払い出されるとともに、第1変動入賞装置5が閉塞し、かつ、下側の第2変動入賞装置6が開放する。そして、第2変動入賞装置6に2個の遊技球が入賞することで20個の遊技球が払い出されるとともに第2変動入賞装置6が閉塞する。
以上の場合に払い出された遊技球は、総計80となる。
【0055】
また、上下2つの第1および第2変動入賞装置5,6が開放してから両方とも閉塞するまでの最低の遊技球の払い出し個数は、上側の第1変動入賞装置5に2個の遊技球が入賞して20個の遊技球が払い出されるとともに第1変動入賞装置5が閉塞してから、下側の第2変動入賞装置6に2個の遊技球が入賞して20個の遊技球が払い出されるとともに第2変動入賞装置5が閉塞した場合の40個となる。
【0056】
また、左右の2個ずつの第3〜第6変動入賞装置7〜10は、全て、可動片29,29が閉じた状態で遊技球が入賞した場合に可動片29,29が開放し、可動片29,29が開放した状態で遊技球(1個)が入賞した場合に可動片29,29が閉塞する構成となっている。
なお、変動入賞装置5,6は、機械式ではなく電動式としてもよい。この場合には、変動入賞装置5,6を開閉駆動する変動ソレノイドを設け、この変動ソレノイドのオン・オフを主制御装置31が制御する。
【0057】
また、特定領域となる穴49に流入した遊技球を検知する特定領域通過球検知センサを設ける。そして、特定領域通過球検知センサから穴49に遊技球が流入したことを示す信号が主制御装置31に入力した場合に、主制御装置31の制御により変動ソレノイドを作動させ第1および第2変動入賞装置5,6を開放状態とする。また、第1および第2変動入賞装置5,6を開放駆動している状態で、第1および第2変動入賞装置5,6の第1および第2変動入賞球検知センサ15,16からそれぞれ個別に遊技球が入賞した信号が2回入力した場合に、変動ソレノイドを作動させて第1および第2変動入賞装置5,6をそれぞれ別個に閉塞した状態とする。
すなわち、変動入賞装置5(変動入賞装置6)を開放した状態で、変動入賞球検知センサ15(変動入賞球検知センサ16)からの信号をカウントし、カウント値が2となったら変動入賞装置5(変動入賞装置6)を閉じる。
【0058】
また、第1変動入賞装置5に遊技球が入賞した場合に、第2変動入賞装置6が閉塞状態となっている場合には、主制御装置31が変動ソレノイドを制御して第2変動入賞装置6を開放状態とする。なお、第2変動入賞装置6が開放状態だった場合には、そのまま開放状態を維持する。なお、第2変動入賞装置6に1個遊技球が入賞して上記カウント値が1となった状態で、第1変動入賞装置5に遊技球が入賞した場合に、上記カウント値を0に戻してもよい。
【0059】
なお、遊技盤1の盤面には、遊技球が接触することにより、遊技球の流下速度や流下方向を変更する釘2a(一部を図示)や風車(図示略)が設けられている。また、遊技盤1の盤面における遊技領域3の最も下となる部分には、いずれの入賞装置にも入賞しなかった遊技球を遊技領域3の外に排出するためにアウト口2bが設けられている。
【0060】
次に、この例のパチンコ遊技機の制御系を図2に示されるブロック図を参照して説明する。
パチンコ遊技機の制御系は、大きく分けて主制御部30と、副制御部70と、これら主制御部30および副制御部70に電力を供給する電源供給装置90とから構成されている。
主制御部30には、例えば、遊技機用のワンチップマイコン等で構成される主制御装置31(主制御装置)が備えられ、主制御装置31には、プログラムを実行するCPU32、プログラムやプログラムで使用するデータを記憶したROM33や、プログラムに基づいて発生したデータやROM33から読み出した各種データ等を記憶するRAM34や同期信号やタイマによる時間の計測等のための周波数発生回路部35等が備えられている。
【0061】
主制御装置31(CPU32)には、パチンコ遊技機に設けられた各種センサからの信号が入力可能となっており、振分装置4の流入口41から遊技球が内部空間42に流入したことを検知する流入球検知センサ11と、遊技領域3に遊技球が発射されたことを検知する発射球検知センサ12と、第1〜第6変動入賞装置5〜10にそれぞれ遊技球が入賞したことを検知する第1〜第6変動入賞球検知センサ15〜20とが接続されている。
【0062】
さらに、主制御装置31には、遊技球の入賞に対応して賞球を払出す遊技球払出装置51から払い出された賞球を検知する遊技球払出検知センサ27、パチンコ遊技機におけるエラーを検知するエラー検知センサ28等が接続されている。
【0063】
また、主制御装置31は、パチンコ遊技機の各種装置を動作させるため各種信号を出力するようになっている。例えば、主制御装置31には、遊技店において設置された各遊技機のデータを集計管理するための集中管理装置50が主制御装置31からデータを入力可能に接続されている。また、主制御装置31には、サブ制御装置としての払出制御装置51、LED制御装置71、音声制御装置81が接続され、これらサブ制御装置に対してコマンド(制御指令)を出力可能に接続されている。
【0064】
なお、ここで、払出制御装置51は実質的に賞球を払出すためのパチンコ遊技機における遊技の主要な制御を行うことから主制御部30に含まれるものとし、主に遊技の演出に係わるLED制御装置71、音声制御装置81は副制御部70に含まれるものとなっている。
【0065】
また、主制御装置31には、振分装置4に設けられた変動装置44の開閉板45を前後動させて、振分装置4の流入口41を開閉する開閉ソレノイド46が接続され、流入球検知センサ11から流入口41に遊技球が流入したことを示す信号が入力した場合に、開閉ソレノイド46を作動させて開閉板45で流入口41を閉塞状態とし、流入球検知センサ11から信号が入力してから所定時間後以降に発射球検知センサ12から遊技球が遊技領域3に発射されたことを検知した場合に、開閉ソレノイド46の作動させて開閉板45による流入口41の閉塞を解除して、流入口41を開放状態とする。
【0066】
また、主制御装置31の出力側に接続され、主制御部30の一部となる払出制御装置51には、払出制御装置51により制御されて賞球および貸球を払出す遊技球払出装置56が接続されるとともに、プリペードカード57のデータを読み込で遊技球の貸出制御を行うためのCRユニット58が球貸信号制御装置59を介して接続されている。そして、払出制御装置51は、主制御装置31から賞球数を示す賞球信号に基づいて賞球を払出すとともに、CRユニット58から球貸信号制御装置59を介して入力されて貸球数を示す球貸信号に基づいて貸球を払出す制御を行う。
【0067】
また、主制御部30には、主制御装置31と直接接続されていないが、遊技球を遊技領域3に発射する打球発射装置(図示略)の発射駆動装置301を制御する発射制御装置302が設けられ、発射制御装置302には、遊技球の発射を操作するための回転式操作ハンドル303および発射停止釦304が接続されている。そして、回転式操作ハンドル303を操作することにより発射制御装置302に入力する信号に基づいて、発射制御装置302が発射駆動装置301を動作させることで、打球発射装置により遊技盤1上の遊技領域3に遊技球を発射するようになっている。
【0068】
副制御部70のLED制御装置71は、遊技盤1に取り付けられた装飾用のLED(電飾)である盤面関係の電飾76と、図示しないガラス枠や前面枠等に取り付けられた装飾用のLED(電飾)である枠扉関係の電飾77の点灯・消灯の制御を行う。
【0069】
音声制御装置81には、サウンドプロセッサ、アンプ、スピーカ等からなる音声発生装置82が接続されており、音声制御装置81は、演出用の効果音、音声、音楽等の出力を制御する。
【0070】
この遊技機における主制御装置31の主な制御の1つは、流入球検知センサ11および第1〜第6変動入賞球検知センサ15〜20からの遊技球入賞を示す信号の入力対応して、払出制御装置51に払出すことを示すコマンドを出力して上述のように遊技球を払出すことである。
【0071】
主制御装置31のもう1つの主な制御は、常時は、発射球検知センサ12からの遊技球が遊技領域3に発射されたことを示す信号の入力を無効とし、流入球検知センサ11から信号が入力してから所定時間経過後以降に最初に発射球検知センサ12から入力した信号を有効とし、電磁石24の電源をオフとする。
【0072】
また、流入球検知センサ11から信号が入力した際に、振分装置4の変動装置44の開閉板45を駆動する開閉ソレノイド46を作動させて、振分装置4の流入口41を閉塞して、遊技球が1個流入(入賞)した後の遊技球の流入を防止し、発射球検知センサ12からの信号の入力が有効となってから、発射球検知センサ12から信号が入力した場合に、再び、開閉ソレノイド46を作動させて、流入口41を開放し、再び、流入口41への遊技球の流入を可能とする。
【0073】
なお、発射球検知センサ12からの信号を有効とした後に発射球検知センサ112からの信号が入力した際に、再び、発射球検知センサ12からの信号の入力を無効とする。また、電磁石23は、たとえば、上述のようにオフしてから所定時間後にオンとしてもよいし、流入球検知センサ11から信号が入力した際にオンとしてもよい。
また、流入球検知センサ11から信号が入力した際に電磁石23をオンとする場合には、流入口41を通過した遊技球、すなわち、流入球検知センサ11に検知された遊技球が回転体22に接触する前に電磁石23がオンする構成にする必要がある。
【0074】
以上のような遊技機における遊技内容およびこの遊技内容を実現するための制御処理を説明する。
主制御装置31は、常時、上述の流入球検知センサ11および第1〜第6変動入賞球検知センサ15〜20からの入賞球の検知信号(入賞信号)の入力を監視する入賞球検知処理を行っており、遊技盤1上の遊技領域3内に遊技球を発射し、遊技領域3内を流下する遊技球が振分装置4、および第1〜第6変動入賞装置5〜10のいずれかに入賞して、それぞれに対応する球検知センサ11、15〜20から入賞信号が入力した場合に、例えば、10個の遊技球を払出すように、賞球信号(コマンド)を払出制御装置51に出力する。
【0075】
また、主制御装置31では、流入球検知センサ11からの信号の入力に基づいて、上述の電磁石23および変動装置44に対する制御を含む振分装置4における遊技球貯留・貯留解除処理を行う。なお、この処理は極めて短い所定期間毎に繰り返し行われる処理である。
以下に、図3のフローチャートを参照して、遊技球貯留および貯留解除処理を説明する。
まず、振分装置入賞フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS1)。
振分装置入賞フラグがセットされていない場合には、流入球検知センサ11からの信号が入力したか否かを判定し(ステップS2)、入力していない場合には処理を終了する。
【0076】
流入球検知センサ11からの信号が入力している場合には、振分装置4の流入口41に遊技球が流入した段階なので、振分装置4内に設けられた回転球貯留装置21の回転体22の電磁石23をオンとする(ステップS3)。これにより、流入した遊技球が回転体22の外周面で電磁石23に吸着されて保持された状態となる。
また、開閉ソレノイド46を作動せて、振分装置4の変動装置44の開閉板45を駆動し、振分装置4の流入口41を閉塞する(ステップS4)。これにより、振分装置4内に遊技球が1個流入した状態で、次の遊技球の流入が禁止された状態となる。
【0077】
また、流入口41に遊技球が流入してから所定時間後に発射球検知センサ12からの信号を有効とするために発射球検知有効タイマに所定時間として例えば5秒をセットし、このタイマを作動させる(ステップS5)。
また、振分装置入賞フラグをセットする(ステップS6)。
なお、流入球検知センサ11から信号が入力した際に、例えば、流入口41に遊技球が入賞したことと、それに基づいて遊技球の発射を一時的に停止することが好ましいことを報知するために、LED制御装置71により電飾76,77を制御し、これら電飾76,77のLEDを通常時より多く発光させるなどして、発光状態を変化させる。これにより、遊技者は、例えば、回転式操作ハンドル303から手を離すか、停止ボタン304を押すことにより、遊技球の発射を止める。
【0078】
なお、遊技機の遊技に対しての技術介入を希望しない遊技者が、遊技球を発射し続けてもよい。
また、LED制御装置71には、流入球検知センサ11からの信号の入力に基づき主制御装置31から、上述の報知を行うことを示すコマンドが入力される。
【0079】
ステップS1で、振分装置入賞フラグがセットされている場合には、次に有効フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS7)。
有効フラグがセットされていない場合には、発射球検知有効タイマに前回の処理からの経過時間を加算してタイマを進める(ステップS8)。
次いで、発射球有効タイマがタイムアップしたか否かを判定し(ステップS9)、タイムアップしていない場合には処理を終了する。
【0080】
発射球有効タイマがタイムアップしている場合には、発射球検知センサ12からの信号の入力が有効となるが、ここでは、有効フラグをセットして(ステップSS10)処理を終了する。
なお、この際には、上述のように遊技球の発射を停止した遊技者に対して、遊技球を発射するように報知するために、LED制御装置71の制御により電飾76,77のLEDの発光状態を変化させ、遊技球の発射による回転球貯留装置21の回転体22の電磁石による遊技球の保持の解除が有効になったことを報知する。この際に、主制御装置31は、発射球有効タイマのタイムアップに基づいて、LED制御装置71に、上述の報知を行うためのコマンドを出力する。
【0081】
そして、ステップS7で、有効フラグがセットされている場合には、発射球検知センサ12から遊技球の発射を示す信号が入力しているか否かを判定し(ステップS11)、信号が入力していな場合には処理を終了する。
発射球検知センサ12から遊技球の発射を示す信号が入力している場合には、遊技者が、遊技球の発射の検知が有効となってから遊技球を発射していることになる。この場合に、遊技者が回転体22に吸着された遊技球の位置に基づいてタイミングを計って遊技球を発射している場合もあるし、遊技球の発射の検知が無効となっている間から遊技者が発射を継続している場合もある。
【0082】
ステップS11で発射球検知センサ12からの信号が入力している場合には、電磁石23をオフとして、電磁石22に吸着している遊技球を放出する(ステップS12)。すなわち、遊技球の保持(貯留)を解除する。
また、振分装置入賞フラグおよび有効フラグをリセットする(ステップS13)。振分装置入賞フラグおよび有効フラグをリセットすると、発射球検知センサ12からの信号入力があるか否かのステップS11の判定処理が行われなくなるので、発射球の検知が無効とされた状態となる。
また、開閉ソレノイド46を作動させて、開閉板45を移動し、流入口41を開放状態とし(ステップS14)、処理を終了する。
これにより、流入口41に遊技球が流入する前の通常時の状態に戻ったことになる。
【0083】
なお、振分装置4におけるクルーン47において、特定領域となる穴49を遊技球が通過することによる第1変動入賞装置5および第2変動入賞装置6の開放は、特定領域となる穴49を通過した遊技球により、機械的に行われるので、主制御装置31による制御は行われないが、上述のように主制御装置31により行うようにしてもよい。また、第1変動入賞装置5および第2変動入賞装置6の開放を検知するセンサを設け、これらが開放した場合には、演出用のコマンドをLED制御装置71に送信し、LED制御装置71が電飾76,77を制御して光による演出を行うものとしてもよい。
【0084】
また、上述のLED制御装置71による報知や演出に際して、音制御装置81にも主制御装置31からコマンドを送信し、音による報知や演出を行うものとしてもよい。
なお、光や音による演出を考慮した場合に、特定領域を遊技球を通過した場合にこれを検知する上述の特定領域通過球センサを設け、特定領域を遊技球が通過した際に機械的に第1および第2変動入賞装置5,6を開放するのではなく、主制御装置31の制御のもとに電動で開放するようにした方が好ましい。
【0085】
上述のような遊技機によれば、遊技者の操作により発射された遊技球が振分装置4の流入口41から内部空間42に流入し、回転球貯留装置21の回転体22の電磁石23に補足される。ここで、所定時間経過すると、発射球検知センサ12からの信号の入力が有効となるが、その前に遊技者は、流入口41に遊技球が流入したことや、電飾76,77の発光の変化や、音声発生装置82からの報知音声により遊技球の発射を停止する。
そして、再び、電飾76,77の発光の変化や、音声発生装置82からの報知音声により、遊技者は遊技球の発射を促されることになる。
【0086】
ここで、遊技者は、回転体22の外周面に保持されて回転移動する遊技球の位置と、クルーン47の特定領域となる穴49との相対位置に基づいて、穴49に遊技球が落下するタイミングで遊技球を発射すると、穴49への遊技球の流入率が高くなり、第1および第2変動入賞装置5,6が開放する確率が高くなる。これにより、遊技者は、遊技球の発射タイミングで比較的容易に技術介入可能となり、技術介入することで、第1および第2変動入賞装置5,6が開放する確率が高くなる。
【0087】
そして、特定領域(穴49)に遊技球が通過することにより第1および第2変動入賞装置5,6が開放し、上述のように40〜80個の賞球が払い出されることになる。
【0088】
なお、技術介入を望まない遊技者においては、タイミングを見計らうことなく遊技球を発射することにより、回転体22に保持されて回転移動する遊技球がランダムな位置でクルーン47上に落下することになり、基本的に1/3の確率で、遊技球が特定領域を通過する。したがって、技術介入しなくても、遊技が十分に可能である。また、気が向いたときだけ技術介入するようなことも可能である。
【0089】
このような遊技機は、遊技球が流下する遊技盤1と、前記遊技盤1に遊技球を発射する発射装置とを備えたものである。
また、前記発射装置により遊技盤1上に発射される遊技球を検知する発射球検知手段としての発射球検知センサ12を備える。
また、遊技盤1上に設けられ、遊技球が流入可能な流入口41を有するとともに、該流入口41から流入した遊技球が流下可能な内部空間42を有し、該内部空間42内に設けられた特定領域としての穴49と一般領域としての穴48,48の何れかに遊技球を振り分けて通過させる振分装置4を備える。
【0090】
また、流入口41から前記内部空間42に流入する遊技球を検知する流入球検知手段としての流入球検知センサ11を備える。
また、振分装置4の内部空間42に設けられ、流入口41から流入した遊技球を前記特定領域(穴49)もしくは一般領域(穴48,48)を通過する前に一時的に保持可能な保持手段としての電磁石23を備える。
【0091】
また、主制御装置31は、流入球検知手段としての流入球検知センサ11に流入球(遊技球)が検知されてから所定時間経過後以降に発射球検知手段としての発射球検知センサ12から遊技盤1に発射された遊技球を検知したことを示す信号が入力された場合に保持手段としての電磁石23による遊技球の保持を解除することにより保持した遊技球を放出して前記特定領域(穴49)もしくは一般領域(穴48,48)に流下させる遊技球放出制御手段として機能する。
【0092】
また。保持手段としての電磁石23に保持された遊技球と、前記特定領域(穴49)とを相対的に移動させることにより、前記保持手段に保持された遊技球の放出タイミングにより遊技球が前記特定領域を通過する確率を変更可能な相対移動手段として、電磁石23を備えた回転体22と回転体22を回転駆動する電動モータ24とを有する回転球貯留装置21を備える。
【0093】
また、振分装置4には、遊技球を流入口41に流入可能な第1状態と、遊技球を流入口41に流入不可能とする第2状態との間で変動する変動装置44が設けられている。
また、主制御装置31は、流入球検知手段としての流入球検知センサ11より、流入口41から内部空間42に流入する遊技球を検知したことを示す信号が入力された場合に変動装置44を第1状態(開放状態)から第2状態(閉塞状態)に変動させ、遊技球放出制御手段としての主制御装置31が保持手段としての電磁石23による遊技球の保持を解除する制御を行った場合に変動装置44を第2状態(閉塞状態)から第1状態(開放状態)に変動させる変動装置制御手段として機能する。
【0094】
また、上述のように保持手段は、遊技球を磁力により吸着することにより遊技球を保持する電磁石23(磁石)からなる。
相対移動手段としての回転球貯留装置21は、前記保持手段としての電磁石23と一体に回転することにより保持手段を回転移動させる回転体22と、該回転体22を回転駆動する駆動手段としての電動モータ24とを備え、前記保持手段を回転移動させることにより、前記保持手段に保持された遊技球と、前記特定領域(穴49)を相対的に移動させる。
【0095】
以上のような遊技機によれば、発射タイミングを遊技者が調整することで、一旦保持された遊技球を放出するタイミングを決定することができ、この放出タイミングにより、遊技球が特定領域を通過する確率を高めることが可能となっている。すなわち、遊技者は、遊技球の発射タイミングにより、遊技球が特定領域を通過するか否かの確率を変更可能な技術介入を行うことができる。
【0096】
また、このような技術介入に当たって、特に新たな操作ボタン等の操作手段を設けたりすることなく、従来から可能であった遊技球の発射タイミングの調整という操作だけで、技術介入が可能である。
すなわち、基本的にパチンコ遊技において可能な技術介入(遊技者が可能な操作)である遊技球の発射勢の調整と遊技球の発射および停止とのうちの遊技球の発射および停止という操作を用いて、遊技球が特定領域を通過するか否かの確率を変更する技術介入が可能となる。
【0097】
なお、上記例では、いわゆる一般機と呼ばれる遊技機として、遊技球が特定領域を通過することに基づいて遊技者に有利な状態として変動入賞装置5,6を直ぐに開放するものとしたが、例えば、遊技球が特定領域を通過したことに基づいて、パチンコ遊技機で周知の乱数を用いた抽選を行い、抽選に当選した場合に変動入賞装置5,6を開放してもよい。また、この場合に、周知のいわゆるデジパチや羽根ものといわれるパチンコ遊技機のように変動入賞装置を長時間開放することを複数回繰り返したり、繰り返し開閉する動作をさらに繰り返したりする構成としてもよい。
【0098】
また、所謂権利ものといわれる遊技機のように、遊技球が特定領域を通過することに基づいて、たとえば、変動入賞装置を長時間開放することを複数回繰り返すような遊技球を大量に獲得可能な状態を発生させる権利を与え、さらに何れかの入賞具に遊技球が入賞するなどにより、実際に変動入賞装置を長時間開放することを複数回繰り返すようにしてもよい。
【0099】
すなわち、遊技球が特定領域を通過した場合には、遊技者が通常時(遊技球が特定領域を通過する前の状態)より多くの遊技球を獲得可能な状態となるか、または、このような状態となる機会を得る。
また、上記例では、保持手段として電磁石23を用い、電磁石23の電源のオン・オフにより遊技球を保持できる状態と、保持した遊技球を放出する状態とを切り換えているが、例えば、保持手段として磁石を用い、磁石に遊技球を吸着させて保持させ、保持した遊技球の放出は、磁石を移動させたり、磁石に吸着された遊技球に部材を接触させたりするなどして、物理的に磁石から遊技球を引き離すことにより行うものとしてもよい。
【0100】
また、保持手段は、磁石に限られるものではなく、例えば、遊技球が流入可能な凹部であって、流入した遊技球をこの凹部に保持するようなものであってもよい。このような場合に遊技球の放出は、例えば、凹部とその底部とが相対的に移動可能であって、この移動により底部が開放するような構造であってもよい。
また、凹部にばね等の弾性部材により遊技球を弾くような機構を設け、上述のように遊技球を放出する際に、凹部に保持された遊技球を弾き飛ばして放出するものとしてもよい。
【0101】
また、保持した遊技球を弾き飛ばして放出するような構成とした場合には、例えば、特定領域としてバスケットボールのバスケットのようなものを保持された遊技球に対して移動自在に配置し、バスケットに遊技球が入った場合に特定領域を通過したものとしてもよい。また、特定領域に遊技球の通過をし難い状態(通過不可能な状態)と、し易い状態
(通過可能な状態)とで変動する特定領域用変動装置を設けてもよく、この変動装置が特定領域に遊技球が通過し易い状態(通過可能な状態)となるのを見計らって遊技者が保持された遊技球を放出するものとしてもよい。
【0102】
また、上記例では、保持手段に遊技球が保持された際に、遊技者が遊技球の発射を止めてしまうと、遊技球が保持手段に保持されたままとなってしまうが、遊技球が保持手段に保持されてから所定期間が経過したら、主制御装置31の制御や、機械的構成により遊技球を放出する構成としてもよい。また、上記所定期間としては、例えば、回転体22が所定回転数(例えば、1回転、2回転等)まで回転した場合などが考えられる。
【0103】
また、上記例では、保持された遊技球が移動し、特定領域は移動しない構成となっていたが、例えば、上述のクルーンや、円板状で外周部より中央部が高くなった構成で外周部に複数の一般領域や特定領域となる凹部(穴)を形成したものなどをその中心の縦方向に沿った回転軸周りに回転させるものとしてもよい。なお、回転体22から放出された遊技球が直接的に凹部(穴)に落下しなくとも、凹部(穴)に遊技球が必ず流入する構成となっている必要がある。
【0104】
また、周知の一般機としてのパチンコ遊技機における遊技球の移動を表示画面(表示手段)上に模擬的に再現するとともに遊技球の入賞口への入賞を判定し、遊技球の発射と入賞とに対応して遊技者の獲得遊技球数を算出して遊技をシミュレーションするプログラムにおいて、上述の本発明に係わるパチンコ遊技機における制御系の処理を付加してコンピュータで実行可能としたプログラムも本発明に含まれるものである。また、前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明に含まれる。
【0105】
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
【図面の簡単な説明】
【0106】
【図1】本発明の実施の形態に係る遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【図2】前記遊技機の電気系統を説明するためのブロック図である。
【図3】前記遊技機の主制御装置における遊技球貯留・貯留解除処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【0107】
1 遊技盤
4 振分装置
11 流入球検知センサ(流入球検知手段)
12 発射球検知センサ(発射球検知手段)
21 回転球貯留装置(相対移動手段)
22 回転体
23 電磁石(保持手段)
24 電動モータ(駆動手段)
31 主制御装置(遊技球放出制御手段)
41 流入口
42 内部空間
44 変動装置
48 穴(一般領域)
49 穴(特定領域)
【出願人】 【識別番号】390031772
【氏名又は名称】株式会社オリンピア
【出願日】 平成18年7月13日(2006.7.13)
【代理人】 【識別番号】100104547
【弁理士】
【氏名又は名称】栗林 三男


【公開番号】 特開2008−18049(P2008−18049A)
【公開日】 平成20年1月31日(2008.1.31)
【出願番号】 特願2006−192601(P2006−192601)