| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】柴垣 貴司
|
| 【要約】 |
【課題】人体センサなどの特別な装置を設けることなく、ホッパ装置のメダル払出センサの出力をショートさせる不正行為を有効に検知する。
【構成】メダル払出センサ43の出力信号を受けてこの電圧を予め定められた電圧に変換して出力する電圧変換器CVと、メダル払出センサ43からの配線の信号を基準電圧発生器REFで発生する閾値電圧と比較し、その比較結果を出力するコンパレータCMPとを備える。コンパレータCMPの出力に基づき不正行為を検知した旨の報知を行うようにしたので、メダル払出センサの出力を電源電圧又は接地電位にショートするという不正行為を検知することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 メダルがはまり込む複数のメダル穴を有し、ホッパタンクから受けたメダルを前記メダル穴で保持しつつメダル排出口へ誘導して外部へ払い出しを行う回転ディスク、外部からの制御信号に基づき前記回転ディスクを回転駆動するホッパモータ、前記回転ディスクからのメダルの払い出しを検出するメダル払出センサ、及び、前記メダル払出センサの出力信号を受けてこの電圧を予め定められた電圧に変換して出力する電圧変換器を含むホッパ装置と、 遊技に係る抽選処理を行うとともに、前記メダル払出センサの出力信号に基づき前記ホッパ装置を制御するメイン基板と、 前記メイン基板から信号を受けて前記抽選処理の結果の報知を含む演出表示を行うサブ基板と、 前記電圧変換器の出力信号を伝達する配線と、 前記配線の信号を前記予め定められた電圧に対応して定められた閾値電圧と比較し、その比較結果を出力するコンパレータと、を備え、 前記メイン基板又は前記サブ基板の少なくとも一方は、前記コンパレータの出力に基づき不正行為を検知した旨を報知する信号を出力することを特徴とする遊技機。 【請求項2】 前記メダル払出センサは、略電源電圧の高レベル信号と略接地電圧の低レベル信号を含むデジタル信号を出力し、 前記電圧変換器は、前記高レベル信号を前記電源電圧よりも低い電圧の信号に変換し、 前記閾値電圧は、前記電圧変換器により変換された前記低い電圧と前記電源電圧の中間に定められ、 前記コンパレータは、前記配線の信号の電圧が前記閾値電圧を超えたとき、不正行為を示す信号を出力する、ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。 【請求項3】 前記メダル払出センサは、略電源電圧の高レベル信号と略接地電圧の低レベル信号を含むデジタル信号を出力し、 前記電圧変換器は、前記低レベル信号を前記接地電圧よりも高い電圧の信号に変換し、 前記閾値電圧は、前記電圧変換器により変換された前記高い電圧と前記接地電圧の中間に定められ、 前記コンパレータは、前記配線の信号の電圧が前記閾値電圧よりも低くなったとき、不正行為を示す信号を出力する、ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、スロットマシン等の遊技機に関し、特にメダル(遊技媒体)を払い出すホッパ装置を備えるものに関する。 【背景技術】 【0002】 スロットマシン等の遊技機は、遊技者が所定の枚数のメダルを遊技機に投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要なメダルは、遊技ホール内に設けられたメダル貸機等で借りることができ、所望の遊技機のメダル投入口に投入することによりゲームを開始することができる。遊技機は、投入されたメダルを判別するとともに、その枚数を計数するためのメダルセレクタ及び入賞に応じてメダルを払い出すホッパ装置を備えている。 【0003】 一般的なホッパ装置は、ホッパタンクと、このホッパタンクから落下したメダルがはまり込む複数のメダル穴を有し、前記メダルをメダル排出口へ誘導する回転ディスクと、この回転ディスクを回転駆動することにより遊技者に対してメダルを払い出すホッパモータと、払い出されたメダルの枚数をカウントするためのカウンタローラ及びこれに取り付けられたセンサ(例えばフォトインタラプタ:検出溝を備えるケースの中に発光素子と受光素子を対向配置し、検出溝間の通過物体を非接触で検知するもの)とを備える。回転ディスクに設けられた穴に嵌まり込んだメダルは、その回転に伴い移動し、メダル払い出し口のところでメダル通路の方に誘導される。このとき通路に誘導されたメダルと接触するカウンタローラが回動し、カウンタローラに設けられたカウンタアームがセンサの検出溝内に入り、光源の光を遮断し、受光素子がこれを検出する。1枚のメダルが払い出されるとき当該メダルはカウンタローラと接触してこれを1回押すので、これに設けられたセンサの検出回数に基づいてメダルの払い出し枚数をカウントできるのである。 【0004】 図17に、ホッパ装置の上記センサに関する部分の回路図を示す。図中、2’は従来のホッパ装置、200aはホッパ装置2’の払い出しメダル枚数を計数するメダル払出センサ監視部、8はカウンタローラに設けられたカウンタアーム(メダル払出センサの下記検出溝を進退する突起を含む。図17では当該突起部分のみを示す)、43はメダル払出センサ(フォトインタラプタ)である。これらの詳細については後に再び詳しく説明する。フォトインタラプタは、発光素子である発光ダイオードLEDと、これからの光を受ける受光素子であるフォトトランジスタPTとを含む。これらは隙間(検出溝)を空けて対向して設けられ、これらの間をカウンタローラに設けられたカウンタアーム8の突起部が進退する。メダル払出センサ43の出力はコネクタCN1からホッパ装置2’の外部へ出力され、配線Wを通じてメダル監視部200aに入力される。メダル監視部200aの負荷抵抗RLによりメダル払出センサ43の電流信号が電圧信号に変換され、さらにバッファBUFでデジタル値に変換される。このデジタル値がメダル払出センサ43からの信号(センサ出力)として図示しないCPUなどに入力される。 【0005】 メダル払出センサ43の出力は、ホッパ装置2’で何枚メダルを払い出したかを示す重要な信号である。不正に利益を得ようとして当該信号に工作を加える者が存在する。具体的には、メダル払出センサ43の出力を電源電圧VCCとショートさせることでメダルの払い出しを検出できないようにし、不正に大量のメダルを獲得しているようである。 【0006】 図18にメダル払い出しに関する信号のタイミングチャートを示す。図18(a)はメダル払出センサ43の出力端子の概略電圧波形を示す。配線W、負荷抵抗RLの端子及びバッファBUFの入力端子の電圧波形もこれと一致する(以下、特に断らない限り、メダル払出センサ43の信号波形は、配線W及びバッファBUFの入力端子の信号波形と一致するものとする)。同図(b)はバッファBUFの出力(センサ出力)の概略波形を示す。これは一般的なデジタル信号である(例えばTTLロジック回路の信号)。同図中、数字の1、2、3はメダルの払い出し枚数を示す。なお、以下の説明では、便宜上、メダルを払い出すときにカウンタアーム8が発光ダイオードLEDとフォトトランジスタPTの間から退き、メダルを払い出していないときはカウンタアーム8がこれらの間に進入しているとしているが、カウンタアーム8の動きはこれと逆であってもよい。この場合、出力信号の波形及び論理が反転するが、以下の説明と同様に取り扱うことができる(メダル払出センサ43の出力にインバータを設けた場合も同様に取り扱うことができる)。 【0007】 ホッパ装置2’がメダルを払い出していないとき又はメダルを1枚払い出してから次のメダルの払い出しを行うまでの間は、カウンタアーム8がメダル払出センサ43に進入している。そのため、発光ダイオードLEDの光は遮られてフォトトランジスタPTに届かず、フォトトランジスタPTはオフである。したがって、負荷抵抗RLに電流が流れず、バッファBUFの入力は電源電圧VCCになる(高レベル)。このときバッファBUFはHレベル(高レベル)のデジタル信号を出力する(図18のT1、T3、T5,T7の期間)。 【0008】 ホッパ装置2’によりメダルが1枚払い出されると、カウンタアーム8がメダル払出センサ43から退き、フォトトランジスタPTがオンになる。負荷抵抗RLに電流が流れ、フォトトランジスタPTの内部抵抗が無視できるとして、バッファBUFの入力は接地電圧GND(=0V)になる(低レベル)。このときバッファBUFはLレベル(低レベル)のデジタル信号を出力する(図18のT2、T4、T6の期間)。HレベルからLレベルへの変化は1枚のメダルが送り出されつつあることを示し、LレベルからHレベルへの変化は1枚のメダルの送り出しが完了したことを示す。したがってバッファBUFのLレベルのデジタル信号は、メダル1枚の払い出しを意味する。図示しないCPUでバッファBUFの出力を監視し、Lレベルの回数を数えることにより、何枚のメダルが払い出されたか計数することができる。 【0009】 不正行為を行う者は、図17の符号Yで示すように、コネクタCN1の端子あるいは配線Wを電線等で不正に電源電圧VCCにショートさせる(接地電位GNDにショートさせることもある。以下、これらの行為を「メダル払出センサ43の出力をショートさせる」と記す)。すると、メダルが1枚払い出されてカウンタアーム8がメダル払出センサ43から退き、フォトトランジスタPTがオンになったときでも、バッファBUFの入力電圧はVCCのままであり、その出力はHレベルのままである。1枚目のメダルを払い出した時点で不正行為がなされたときのタイミングチャートを図18(a’)(b’)に示す。これらと図18(a)(b)を対比するとわかるように、2枚目、3枚目のメダルを払い出したときでも信号は変化せず(図18(a’)(b’)のT4、T6)、したがってCPUはメダルを払い出したことを検知できない。そのため、遊技機はメダルを際限なく払い出してしまう。 【0010】 このような不正行為を防止する技術を開示するものとして、下記の特許文献1がある。 【0011】 【特許文献1】特開2000−157707号公報「遊技台の不正検出装置」 開閉センサの断線,ショートを検知するとともに、不正による開扉か否かも的確に判別し、開扉によらない不正行為も確実に検知する。開閉自在な扉体を有する遊技台に備えられ、扉体の開閉信号を発生する開閉センサ10と、遊技台の異常を検知する遊技台異常管理手段20と、扉体の開扉時及び遊技台の裏側における人体の存在を検知する人体センサ30と、各センサから接続回路を介して開閉信号を入力するとともに、開閉センサ10の断線又はショートを検出する制御部40と、制御部40からの信号により外部に警報を行う警報部50とを有し、扉体が開扉され又は断線,ショートされた場合であって遊技台に異常がない場合及び扉体が開扉されず又は断線,ショートされない場合であって扉体内に人体が存在する場合に、制御部40が不正行為と判定し、警報部50が不正警報を行う構成としてある。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0012】 特許文献1によれば、扉を開けて行う不正行為を有効に検出できるが、新たに人体センサを設ける必要がある。また、扉を開けずにその隙間や扉に穿った穴から行う不正行為を検出することはできない。 【0013】 本発明は、新たに人体センサ等を設けることなく、ホッパ装置のメダル払出センサの出力をショートさせる不正行為を有効に検知できる遊技機を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0014】 この発明に係る遊技機は、メダルがはまり込む複数のメダル穴を有し、ホッパタンクから受けたメダルを前記メダル穴で保持しつつメダル排出口へ誘導して外部へ払い出しを行う回転ディスク、外部からの制御信号に基づき前記回転ディスクを回転駆動するホッパモータ、前記回転ディスクからのメダルの払い出しを検出するメダル払出センサ、及び、前記メダル払出センサの出力信号を受けてこの電圧を予め定められた電圧に変換して出力する電圧変換器を含むホッパ装置と、 遊技に係る抽選処理を行うとともに、前記メダル払出センサの出力信号に基づき前記ホッパ装置を制御するメイン基板と、 前記メイン基板から信号を受けて前記抽選処理の結果の報知を含む演出表示を行うサブ基板と、 前記電圧変換器の出力信号を伝達する配線と、 前記配線の信号を前記予め定められた電圧に対応して定められた閾値電圧と比較し、その比較結果を出力するコンパレータと、を備え、 前記メイン基板又は前記サブ基板の少なくとも一方は、前記コンパレータの出力に基づき不正行為を検知した旨を報知する信号を出力するものである。 【0015】 前記メダル払出センサは、略電源電圧の高レベル信号と略接地電圧の低レベル信号を含むデジタル信号を出力し、 前記電圧変換器は、前記高レベル信号を前記電源電圧よりも低い電圧の信号に変換し、 前記閾値電圧は、前記電圧変換器により変換された前記低い電圧と前記電源電圧の中間に定められ、 前記コンパレータは、前記配線の信号の電圧が前記閾値電圧を超えたとき、不正行為を示す信号を出力する、ようにしてもよい。 【0016】 前記メダル払出センサは、略電源電圧の高レベル信号と略接地電圧の低レベル信号を含むデジタル信号を出力し、 前記電圧変換器は、前記低レベル信号を前記接地電圧よりも高い電圧の信号に変換し、 前記閾値電圧は、前記電圧変換器により変換された前記高い電圧と前記接地電圧の中間に定められ、 前記コンパレータは、前記配線の信号の電圧が前記閾値電圧よりも低くなったとき、不正行為を示す信号を出力する、ようにしてもよい。 【発明の効果】 【0017】 この発明によれば、メダル払出センサの出力信号を受けてこの電圧を予め定められた電圧に変換して出力する電圧変換器と、前記メダル払出センサからの配線の信号を前記予め定められた電圧に対応して定められた閾値電圧と比較し、その比較結果を出力するコンパレータと、を備え、前記メイン基板又は前記サブ基板の少なくとも一方で、前記コンパレータの出力に基づき不正行為を検知した旨の報知を行うようにしたので、メダル払出センサの出力を電源電圧又は接地電位にショートするという不正行為を検知することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 この発明の実施の形態1に係る遊技機(スロットマシン)について図面を参照して説明する。 図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。 【0019】 図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右側方に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132の下側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。 【0020】 また、前記ゲーム表示部131の左側下方には、ゲームを開始するためのスタートスイッチ134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップスイッチ140を設けてある。前扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。 【0021】 スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置2が設置されている。このホッパ装置2の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク1を備えている。スロットマシン本体120の内部には、前扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個の回転リールからなるリールユニット203が設置されている。ホッパ装置2の上側のリールユニット203との間には電源部205が設けられている。 【0022】 前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ123が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ123は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置2に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金等で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数を超えたメダルを選別して排除するための装置である。 【0023】 また、メダルセレクタ123の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ123により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。 ホッパ装置2の払い出し口は払い出し口135に連通するようになっていて、ホッパ装置2により払い出されたメダルも払出し口135から遊技者へ送り出される。 【0024】 スロットマシンで遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。メダルを投入した後にスタートスイッチ134を操作することで、リールユニット203の駆動を開始させる。リールユニット203は、ストップスイッチ140によりその駆動が停止される。リールユニット203は、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂等からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。 【0025】 図3は発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。 図3において、200、201はそれぞれCPU、ROM、RAMを内蔵するメイン基板、サブ基板である。メイン基板200はメダルの投入枚数の管理、払い出し、リールの回転及び停止制御、抽選処理などを行う。サブ基板201は抽選処理に基づいた演出表示などの処理を行う。202はスタートスイッチ134やストップスイッチ140、ベットスイッチ137などのスイッチからなる操作部である。203は三個の回転リールからなるリールユニットである。204はゲーム表示部131やリールの内部照明、液晶表示装置、スピーカなどを含む演出表示部である。演出表示部204により抽選処理によって得られる当選役や押し順の報知がなされる。205は各部に電源を供給する電源部である。 【0026】 2は、発明の実施の形態に係るメダルを払い出すためのホッパ装置である。ホッパ装置の構造は後に詳述する。ホッパ装置2は、払い出しメダルの枚数をカウントするためのメダル払出センサ43と、メダルを払い出すために回転ディスクを回転させるホッパモータ34とを備える。ホッパモータ34はメイン基板200からのメダル払い出し信号により制御される。 【0027】 メイン基板200は、メダル払出センサ43の出力を監視するメダル払出センサ監視部200aを備える。 【0028】 メイン基板200は、入賞によりメダルを払い出す必要が生じたときにホッパモータ34を駆動するとともに、メダル払出センサ監視部200aを通じてメダル払出センサ43の出力を監視し、メダルの払い出し枚数を数える。 【0029】 図4はホッパ装置の正面図(図4(a))、右側面図(図4(b))、上面図(図4(c))である。図5はホッパ装置のホッパタンク側の分解斜視図、図6はホッパ装置のホッパシャーシ側の分解斜視図である。図7は、回転ディスク3の上面詳細図であり、メダルの払い出し動作を説明するためのものである。図7においてMはメダルの排出経路を示す。 【0030】 図示された装置は、大別すると、メダルMを貯留するホッパタンク1と、このホッパタンク1内に貯留されたメダルMを1枚ずつ排出する本体(ホッパ装置2)とからなる。 【0031】 ホッパ装置2は、大別すると、ホッパシャーシ2aと、このホッパシャーシ2aに回転可能に支持され、ホッパタンク1から落下したメダルMが上方より1枚ずつはまり込む複数個、ここでは5個のメダル落とし穴3aを有する回転ディスク3と、この回転ディスク3を回転するホッパモータ34とを備えている。このホッパモータ34の駆動力により回転ディスク3の回転時に、そのメダル落とし穴3aに落ち込んだメダルMは、メダル排出口Xから外部に排出される。 【0032】 上記ホッパシャーシ2aの上部には、ベースプレート5が斜めに取り付けられる。ベースプレート5にはホッパモータ34が固定されている。ホッパモータ34の出力軸34aは、ベースプレート5を貫通して、その上面のほぼ中央に突出している。ベースプレート5が斜めになっているので、ホッパモータの出力軸は垂直方向に対して交差している。このため、回転ディスク3は、そのメダル排出口側が高く、その反対側が低くなっている。 【0033】 ベースプレート5の上にはハウジングサポート4が位置する。ハウジングサポート4の周囲には隆起した突縁部が形成されている。この突縁部のメダル排出口Xの部分は切り欠かれており、メダルはこの部分を通って排出される。 【0034】 回転ディスク3のメダル落とし穴3aに落ち込んだメダルMが、回転ディスク3の回転に伴いメダル排出口Xに位置すると、当該メダルMはガイドピン36により移動が妨げられ、メダル落とし穴3aからメダル排出口Xへ押し出されて外部に排出される。このように、回転ディスク3の回転に伴い、メダルMが順番に排出される。 【0035】 ホッパタンク1及びホッパシャーシ2aはいずれも樹脂製である。 【0036】 このホッパ装置において、払い出されたメダルをカウントするためのカウンタローラ7(カウンタアーム8に設けられている)はセパレータ6を中心に回動する。回転ディスク3に設けられた穴に嵌まり込んだメダルは、回転ディスク3の回転に伴い移動し、メダル排出口Xのところでガイドピン36により押し出されてメダル通路の方に誘導される。このときメダルはカウンタアーム8に設けられているローラ7に接触してこれを図7中の矢印Aの方向へ回動させる。これにより、カウンタアーム8に設けられているカウンタアームが遊技メダル払出センサ43(例えばフォトインタラプタ:検出溝を備えるケースの中に発光素子と受光素子を対向配置し、検出溝間の通過物体を非接触で検知するもの)の検出溝の間に入り、光源の光を遮断し、受光素子がこれを検出する。このように、1つのメダルが払い出されるとき当該メダルはローラ7と接触してこれを1回押すので、センサ43の検出回数に基づいてメダルの払い出し数をカウントできる。 【0037】 2つのガイドピン36は、ハウジングサポート4のメダル排出口X付近に設けられている。2つのガイドピン36はガイドピン押さえ10にそれぞれガイドピン用ばね37を介して取り付けられる。ガイドピン36はガイドピン用ばね37により上方に押圧され、ハウジングサポート4の表面から約1mm程度突出している。ガイドピン用ばね37の弾性により、ガイドピン36が上方から押されると、ガイドピン36はハウジングサポート4内部に後退し、ガイドピン36の頭部がハウジングサポート4の表面と一致するようになる。 【0038】 図7を参照してメダルの払い出し動作について説明する。回転ディスク3のメダル落とし穴3aに落ち込んだメダルMが、回転ディスク3の回転に伴いメダル排出口Xに位置すると、メダルMはガイドピン36に当たり、回転ディスク3の回転に伴いメダルMは外側に押し出される。その際に押し出されたメダルMによってカウンタアーム8に設けられているカウンタローラ7を矢印Aの方向に押し広げ、遊技メダルガイド12とセパレータ6及びカウンタローラ7の間を通過し、メダルMはメダル通路部23,24を通って外部に排出される。メダルMが排出され接触が解除されると、カウンタローラ7はカウンタ引きばね9(図6参照)の弾性により元の位置に戻る。遊技メダルガイド12は、メダルの動きを規制して、メダルをメダル通路に沿って滑らかに移動させる。メダルをメダル通路部23,24に誘導する際に2つのガイドピン36はそれぞれ異なる役割を果たす。回転ディスク3が時計方向に回転する場合にガイドピン36aはメダルに最初に接触し、メダルを外側に押し出す。ガイドピン36bは外縁に移動しつつあるメダルを、回転ディスク3の回転方向に移動しないように規制しつつ、さらにメダル通路部23,24の方向へと移動させる。 【0039】 発明の実施の形態に係る回路図を図8に示す。メダル払出センサ43はフォトインタラプタであり、発光素子である発光ダイオードLEDと、これからの光を受ける受光素子であるフォトトランジスタPTとを含む。これらは隙間(検出溝)を空けて対向して設けられ、これらの間をカウンタローラに設けられたカウンタアーム8が進退する(正確にはカウンタアーム8に設けられた突起が進退する)。メダル払出センサ43の出力は電圧変換器CVに接続され、ここで通常の遊技機の回路の電圧とは異なる電圧に変換される(電圧変換器CVについては後に詳しく説明する)。電圧変換器CVで変換されたメダル払出センサ43の出力は、コネクタCN1からホッパ装置2の外部へ出力され、配線Wを通じてメダル監視部200aに入力される。メダル監視部200aのバッファBUFは、受けたメダル払出センサ43の出力をデジタル値に変換する。このデジタル値がメダル払出センサ43の出力(センサ出力)として図示しないCPUなどに入力される。 【0040】 電圧変換器CVで変換されたメダル払出センサ43の出力は、メダル監視部200aのコンパレータCMPの一方の端子(図8では+端子)にも入力される。コンパレータCMPは、メダル払出センサ43の出力を基準電圧発生器REFから他端(同、−端子)に入力される予め定められた電圧と比較し、その結果に応じてショート検知出力を出す。例えば、コンパレータCMPの+端子の電圧(メダル払出センサ43の出力)が、−端子の電圧(基準電圧発生器REFの出力)よりも高ければHレベルの信号を出力し、そうでなければLレベルの信号を出力する。この場合、Hレベルの信号が、「不正行為が行われた」ことを意味する。 【0041】 図8の例では、電圧変換器CVはVCCと接地電圧GND(以下、単に「GND」と記す)の間を接続する直列接続の2つの抵抗R1,R2から構成される。メダル払出センサ43の出力は、2つの抵抗R1とR2の接続点に接続される。基準電圧発生器REFも同様の2つの抵抗R10、R11から構成される。 【0042】 電圧変換器CVでは、抵抗R2がメダル払出センサ43の出力をGND側に引っ張っているため、フォトトランジスタPTがオフのときの出力電圧がVCCよりも低くなっている。例えば、抵抗R1とR2の抵抗値の比率を1:1とすることで、メダル非検出時(フォトトランジスタPTがオフ時)のメダル払出センサ43の出力をVCCの半分の0.5VCCとしておく。メダル検出時(フォトトランジスタPTがオン時)は、メダル払出センサ43の出力がGNDレベルとなり、この点は従来と同じである。 【0043】 基準電圧発生器REFでは、抵抗R10とR11の抵抗値の比率に応じて基準電圧(閾値電圧、以下単に「閾値」と記す)が発生される。この基準電圧(閾値)は、電圧変換器CVによる変換されたHレベルの電圧に対応して定められる。具体的には、(変換されたHレベルの電圧)<(閾値)<(電源電圧VCC)という関係が成立するように設定する。上記例では、0.5VCC<(閾値)<VCCであるから、抵抗R10とR11の抵抗値の比率を1:2として閾値を0.67VCC前後に設定すればよい。 【0044】 なお、電圧変換器CV及び基準電圧発生器REFを抵抗で実現しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、いわゆるダイオード(ツェナーダイオード)を用いたクリップ回路やクランプ回路、3端子レギュレータなどのICによる定電圧回路、演算増幅器を用いた電圧変換器(レベル変換器)などで電圧変換器CV及び基準電圧発生器REFを実現することもできる。 【0045】 電圧変換器CVの変換の程度は次のような観点から定められるべきである。 (1)バッファBUFがメダル払出センサ43の出力を受けて、センサ出力を正しく出せること (2)メダル払出センサ43の出力が不正にVCCに短絡されたとき、コンパレータCMPでそのことを検知できること 【0046】 (1)について説明すれば、メダル払出センサ43のHレベルの出力を下げすぎると、バッファBUFはその入力が常にLレベルであると判定するようになるので、センサ出力を正しく出せなくなる。例えば、VCC=5[V]の通常のTTLインタフェースの場合、Hレベルと判定するには2[V]以上の入力が必要である。上記例のように、フォトトランジスタPTがオフ時のメダル払出センサ43の出力を0.5VCC=2.5[V]のように設定すれば、バッファBUFは正しく動作する。 【0047】 他方、VCCと電圧変換器CVの変換電圧の差が大きいほど、不正行為を確実に検知できる。仮にこの差が小さいとすると、ノイズ等の電圧変動によって誤って不正行為と判定することも考えられる。 【0048】 以上をまとめると、バッファBUFが正しく動作する範囲において、メダル払出センサ43のHレベルの出力をなるべく下げることが望ましい。発明の実施の形態で示す例は好適なもののひとつである。 【0049】 図9に、発明の実施の形態に係るメダル払い出しに関する信号のタイミングチャートを示す。この図は不正行為のない正常時を示す。 【0050】 図9(a)はメダル払出センサ43の出力端子の概略電圧波形を示す。配線W及びバッファBUFの入力端子の電圧波形もこれと一致する。同図(b)はバッファBUFの出力(センサ出力)の概略波形を示す。これはTTLなどの通常のデジタル信号である。同図(c)はコンパレータCMPの出力を示す。同図中、数字の1、2、3はメダルの払い出し枚数を示す。なお、以下の説明では、便宜上、メダルを払い出すときにカウンタアーム8が発光ダイオードLEDとフォトトランジスタPTの間から退き、メダルを払い出していないときはカウンタアーム8がこれらの間に侵入しているとしているが、カウンタアーム8の動きはこれと逆であってもよい。この場合、出力信号の波形及び論理が反転するが、以下の説明と同様に取り扱うことができる。 【0051】 ホッパ装置2がメダルを払い出していないとき又はメダルを1枚払い出してから次のメダルの払い出しを行うまでの間は、カウンタアーム8がメダル払出センサ43に進入している。そのため、発光ダイオードLEDの光は遮られてフォトトランジスタPTに届かず、フォトトランジスタPTはオフである。したがって、フォトトランジスタPTに電流が流れず、バッファBUFの入力は電圧変換器CVで変換された電圧(=0.5VCC)になる。このときバッファBUFはHレベル(高レベル)のデジタル信号を出力する(図9(b)のT1、T3、T5,T7の期間)。 【0052】 ホッパ装置2によりメダルが1枚払い出されると、カウンタアーム8がメダル払出センサ43から退き、フォトトランジスタPTがオンになり、抵抗R2を短絡する。フォトトランジスタPTの内部抵抗が無視できるとして、バッファBUFの入力は接地電圧GND(=0V)になる。このときバッファBUFはLレベル(低レベル)のデジタル信号を出力する(図9(b)のT2、T4、T6の期間)。HレベルからLレベルへの変化は1枚のメダルが送り出されつつあることを示し、LレベルからHレベルへの変化は1枚のメダルの送り出しが完了したことを示す。したがってバッファBUFのLレベルのデジタル信号は、メダル1枚の払い出しを意味する。図示しないCPUでバッファBUFの出力を監視し、Lレベルの回数を数えることにより、何枚のメダルが払い出されたか計数することができる。 【0053】 図8に示す構成においては、メダル払出センサ43のメダル非検出時の出力は0.5VCCであり、メダルの払い出し検出時の出力はGNDレベルである(図9(a))。上記のように、バッファBUFは、0.5VCC以上の電圧が入力されたときにHレベルを出力し、少なくとも0.5VCCよりも十分低い電圧(例えば0.3VCC以下)が入力されたときにLレベルを出力する。 【0054】 コンパレータCMPは、例えば0.67VCCを閾値とし、これ以上の電圧が入力されたときにHレベルを出力し、それ以外はLレベルを出力する。図9の例では、メダル払出センサ43の出力が0.5VCCを超えることがないので、コンパレータCMPの出力はLレベルのままである。 【0055】 図10に、発明の実施の形態に係るメダル払い出しに関する信号のタイミングチャートを示す。この図は不正行為が行われた場合を示す。 【0056】 不正行為を行う者は、図17の符号Yで示すように、コネクタCN1の端子あるいは配線Wを電線等で不正に電源電圧VCCにショートさせる。時刻taにおいて不正行為が行われ、図10(a)に示すように、メダル払出センサ43の出力が強制的にVCCに引き上げられたとする。バッファBUFの出力はずっとHレベルのままで変化はないが(図10(b))、コンパレータCMPの入力が閾値(0.67VCC)を超えるので、コンパレータCMPの出力がHレベルに変化する。電圧変換器CVの作用により、通常はメダル払出センサ43の出力が0.5VCCを超えることはない。したがって、コンパレータCMPの出力がHレベルに変化したことは直ちに不正行為が行われたことを意味するから、図示しないCPUでエラー処理を行い遊技を停止するとともに、サブ基板201へコマンドを送って、ランプを点滅させ、液晶表示装置に表示を行い、ブザーを吹鳴させることで不正行為が行われた旨を報知する。 【0057】 なお、コンパレータCMPの代わりに、メダル払出センサ43の出力を直接図示しないCPUに入力し、予め定められたプログラムに基づきCPUに不正行為の有無を直接判定させるようにしてもよい。これも本発明に含まれる。図11はそのようなエラー処理のフローチャートを示す。 【0058】 メダル払出センサ43の出力を取得し、これを予め定められた閾値と比較する(S1)。メダル払出センサ43の出力が閾値を超えているときは不正行為と判定し(S2)、エラー報知を行う(S3)。このエラー報知は、センサ出力が短絡されたことに対応するものである。 【0059】 発明の実施の形態によれば、メダル払出センサの出力レベルを変換する(具体的には、Hレベルを電源電圧よりも低く変換する)電圧変換器を備えるとともに、メダル払出センサの出力レベルが予め定められた閾値よりも高くなったときに不正行為と判定するコンパレータを備えたので、メダル払出センサの出力の配線を電源VCCにショートさせる不正行為を有効に検知することができる。そして、メダルの払い出しを停止したりエラー報知を行うといったエラー処理を実行することで不正行為を露見させ、それを失敗に終わらせることができる。発明の実施の形態に係る遊技機によれば、不正行為を抑止することができる。 【0060】 なお、メダル払出センサ43の出力の配線をGNDにショートさせることも考えられる。この場合は図12に示すようになり、コンパレータCMPはLレベルのままで、不正行為を検知できない(図12(c))。しかし、メダル払出センサ43の出力がLレベルのままということは、メダルが詰まったことを意味するので、従来の遊技機でエラー処理を行っていた(図13参照)。したがって、メダル払出センサ43の出力の配線をGNDにショートさせる不正行為も失敗に終わる。 【0061】 図8の電圧変換器CVは、メダル払出センサ43のHレベルの出力を下げるものであったが、本発明はこれに限定されない。例えば、メダル払出センサ43のLレベルの出力を上げるようにしてもよい。図14にそのための回路を示す。 【0062】 同図において、電圧変換器CVが直列に接続される2つの抵抗R3とR4で構成される点は同じであるが、これらの間にフォトトランジスタPTが直列に接続されている。正常時において、フォトトランジスタPTがオフのとき、メダル払出センサ43の出力はVCCになる(図15(a)のT1、T3,T5,T7)が、フォトトランジスタPTがオンのときR4で電圧が発生するため、メダル払出センサ43の出力はゼロ(GND)にはならず、電圧VHだけ高くなる。(電圧VH)=(抵抗R4の抵抗値)*(フォトトランジスタPTを流れる電流)である。フォトトランジスタPTのオン抵抗を無視すれば、電圧VHは抵抗R3とR4の抵抗値の比率で決まる。例えば、抵抗R3とR4の抵抗値の比率を2:1とすると、電圧VH=0.33VCCである。 【0063】 図14のバッファBUFは、例えば入力電圧が0.5VCC以下のときLレベルを出力し、0.75VCC以上のときHレベルを出力するとする(0.5−0.75VCCはノイズマージンとして規定しておき、メダル払出センサ43の出力はこの間の電圧値をとらないものとする)。このときのバッファBUFの出力信号は図15(b)のようになる。 【0064】 図14の基準電圧発生器REFが直列に接続される2つの抵抗R12とR13で構成される点は同じであるが、発生する基準電圧(閾値)が異なる。例えば、抵抗R12とR13の抵抗値の比率を3:1として、0.25VCCの基準電圧を発生するものとする。図14のコンパレータCMPは、図8の場合と比べて、その+端子と−端子の接続が逆になっていて、メダル払出センサ43の出力が閾値より小さくなったとき、不正行為を意味するHレベルの信号を発生する。図15の例では、メダル払出センサ43の出力は0.33VCCからVCCの間で変化し、閾値である0.25VCCより小さくならないので、コンパレータCMPの出力はLレベルのままである(図15(c))。 【0065】 これに対し、図16に示すように、時刻tbで不正行為が行われ、メダル払出センサ43の出力がGNDにショートされたとする(図16(a))。すると、閾値である0.25VCCよりも小さくなるのでコンパレータCMPの出力はHレベルに代わり、不正行為が行われたことを意味する信号を出力する(図16(c))。 【0066】 図15の回路も、図8の回路と同様の作用効果を奏する。 【0067】 なお、以上の説明において、バッファBUFとコンパレータCMPをメダル払出センサ監視部200aに設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、コンパレータCMPをサブ基板201に設け、その出力に基づきサブ基板201が直接エラー報知を行ってもよい。あるいは、コンパレータCMPをメイン基板200、サブ基板201と独立に設け、その出力をメイン基板200、サブ基板201の両方又は一方に送り出すようにしてもよい。 【0068】 また、図8の回路と図15の回路を同時に備えるものも本発明に含まれる。すなわち、メダル払出センサ43のHレベルの出力を通常よりも下げるとともに、メダル払出センサ43のLレベルの出力を上げるようにしてもよい。このように構成すれば、不正行為によりメダル払出センサ43の出力が電源VCC又はGNDいずれにショートされたときでも、これを検知することができるようになる。 【0069】 本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。 【図面の簡単な説明】 【0070】 【図1】前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図である。 【図2】前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図である。 【図3】発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図である。 【図4】ホッパ装置の正面図(図4(a))、右側面図(図4(b))、上面図(図4(c))である。 【図5】ホッパ装置のホッパタンク側の分解斜視図である。 【図6】ホッパ装置のホッパシャーシ側の分解斜視図である。 【図7】ホッパ装置のメダルの払い出し動作を説明するための回転ディスクの上面詳細図である。 【図8】発明の実施の形態に係る遊技機の回路図である(メダル払出センサ及びその受信部のみを示す)。 【図9】発明の実施の形態に係る遊技機の動作説明図である(正常時)。 【図10】発明の実施の形態に係る遊技機の動作説明図である(不正行為時:メダル払出センサの出力を電源電圧VCCにショート)。 【図11】発明の実施の形態に係る遊技機の処理フローチャートである(図10のメダル払出センサに対する不正行為の報知処理のみを示す)。 【図12】発明の実施の形態に係る遊技機の動作説明図である(不正行為時:メダル払出センサの出力を接地電圧GNDにショート)。 【図13】発明の実施の形態に係る遊技機の処理フローチャートである(メダル詰まりの報知処理のみを示す)。 【図14】発明の実施の形態に係る他の遊技機の回路図である(メダル払出センサ及びその受信部のみを示す)。 【図15】発明の実施の形態に係る他の遊技機の動作説明図である(正常時)。 【図16】発明の実施の形態に係る遊技機の動作説明図である(不正行為時:メダル払出センサの出力を接地電圧GNDにショート)。 【図17】従来の遊技機の回路図である(メダル払出センサ及びその受信部のみを示す)。 【図18】従来の遊技機の動作説明図である。 【符号の説明】 【0071】 1 ホッパタンク 2 ホッパ装置 2’ 従来のホッパ装置 2a ホッパシャーシ 3 回転ディスク 3a メダル落とし穴(メダル穴) 4 ハウジングサポート 5 ベースプレート 6 セパレータ 7 カウンタローラ 8 カウンタアーム 9 カウンタアーム引きばね 10 ガイドピン押さえ 12 遊技メダルガイド 23 払い出しシュート(メダル通路部) 24 払い出しサブシュート(メダル通路部) 34 ホッパモータ 34a ホッパモータの出力軸 36 ガイドピン 37 ガイドピン用ばね 43 メダル払出センサ 100 スロットマシン 120 スロットマシン本体 123 メダルセレクタ 130 前扉 131 ゲーム表示部 132 メダル投入口 133 リジェクトボタン 134 スタートスイッチ 135 払出し口 136 導出路 200 メイン基板(制御部) 200a メダル払出センサ監視部 201 サブ基板 202 操作部 203 リールユニット 204 演出表示部 205 電源部 BUF バッファ CN1,CN2 コネクタ CV 電圧変換器 LED 発光ダイオード(発光素子) PT フォトトランジスタ(受光素子) REF 基準電圧発生器 RL 負荷抵抗 VCC 電源電圧 W 配線 Y 不正行為による電源電圧への短絡
|
| 【出願人】 |
【識別番号】390031772 【氏名又は名称】株式会社オリンピア
|
| 【出願日】 |
平成18年7月13日(2006.7.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107113 【弁理士】 【氏名又は名称】大木 健一
|
| 【公開番号】 |
特開2008−18031(P2008−18031A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月31日(2008.1.31) |
| 【出願番号】 |
特願2006−192244(P2006−192244) |
|