| 【発明の名称】 |
遊技客管理システム |
| 【発明者】 |
【氏名】高木 一夫
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| 【要約】 |
【課題】遊技店に入店して遊技を行う遊技客の人数や遊技台毎の遊技客数等を正確に把握することができる遊技客管理システムを提供する。
【構成】多数の遊技台を備えた遊技店における開店から閉店までの遊技客と遊技台と遊技時間を管理するシステムであって、各遊技台に設置された撮像手段によって当該遊技台で遊技する客の顔を認識する顔データを得る手段と、前記顔データを登録するための顧客データベースを作成する手段とを含み、開店後、所定間隔時間毎に撮像された前記顔データを前記顧客データベース内の顔データと対比して、登録された顔データと一致しない場合は、新規客として顧客登録欄を新設して当該顔データを新規登録するとともに当該登録欄に撮像時刻と遊技台番号を書き込む処理し、登録された顔データと一致する場合は、当該登録欄に撮像時刻と遊技台番号を書き込む処理を行い、以後閉店時間まで繰り返す。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 多数の遊技台を備えた遊技店における開店から閉店までの遊技客と遊技台と遊技時間を管理するシステムであって、各遊技台に設置された撮像手段によって当該遊技台で遊技する客の顔を認識する顔データを得る手段と、前記顔データを登録するための顧客データベースを作成する手段とを含み、 開店後、所定間隔時間毎に撮像された前記顔データを前記顧客データベース内の顔データと対比して、登録された顔データと一致しない場合は、新規客として顧客登録欄を新設して当該顔データを新規登録するとともに当該登録欄に撮像時刻と遊技台番号を書き込み処理し、登録された顔データと一致する場合は、当該登録欄に撮像時刻と遊技台番号を書き込む処理を行い、以後閉店時間まで繰り返すことを特徴とする遊技客管理システム。 【請求項2】 前記顧客データベースに前日以前のデータが日付とともに含まれている請求項1に記載の遊技客管理システム。 【請求項3】 開店後、顔データが最初に認識された時刻を前記顧客登録欄に入店時刻として書き込み、顔データが所定時間認識されなかったときは当該時間経過前の最初の時刻を当該登録欄に出店時刻として書き込み処理する請求項1に記載の遊技客管理システム。 【請求項4】 前記顧客登録欄に出店時刻が書き込まれた後に、顔データが認識された場合は、当該時刻を当該登録欄に再入店時刻として書き込み処理する請求項3に記載の遊技客管理システム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、遊技店における開店から閉店までの遊技客と遊技台と遊技時間を管理する遊技客管理システムに関する。 【背景技術】 【0002】 従来、パチンコ機やスロットマシーン等を備えた遊技店において、各種遊技台の稼働率や遊技客の入店数等を把握することにより、遊技店全体の経営管理がなされている。例えば、遊技客情報を管理するために、会員カードを発行して、遊技客が会員登録をすることにより、その登録された情報に基づいて、遊技店に入店した遊技客数やその遊技客がどの遊技台でどれぐらいの時間遊技を行ったかなどの情報を取得する方法が知られている。 【0003】 ところが、このような会員カードを使用した遊技客情報の管理においては、会員である遊技客が会員カードを持参していなかったり、会員登録をしていない新規の遊技客が入店する場合もあり、遊技客の正確な人数を把握することができなかった。 【0004】 そこで、遊技を行っている遊技客の人数を把握するために、広角度により撮影した遊技客の映像データを画像解析することにより遊技客数及び遊技機の稼働率の情報管理を行う遊技客情報管理システムがある(例えば、特許文献1参照)。この遊技客情報管理システムは、遊技店内に遊技客が存在しない無人状態を撮影手段により撮影した基準映像データと、所定時刻における遊技店内を撮影した映像データを比較することにより、遊技客の人数を把握するシステムである。 【0005】 しかしながら、前記遊技客情報管理システムは、その時刻における遊技店内の遊技客数を把握することができても、例えば、ある遊技客が一時的に遊技店を出店した後に再入店した際は、新規客であるか再入店の客であるかを区別をすることができず、同じ遊技客を新規客としてカウントしてしまうため、実際の遊技客の人数を把握することができない。また、ある遊技台で複数の遊技客が入れ替わる場合における遊技台毎の遊技客数や、各遊技客が複数の遊技台で遊技を行ったときの遊技台毎の遊技時間などの情報を正確に取得することは極めて困難であった。 【特許文献1】特開2004−65689号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 この発明は前記の点に鑑みなされたもので、遊技店に入店して遊技を行う遊技客の人数や遊技台毎の遊技客数等を正確に把握することができる遊技客管理システムを提供するものである。 【課題を解決するための手段】 【0007】 すなわち、請求項1の発明は、多数の遊技台を備えた遊技店における開店から閉店までの遊技客と遊技台と遊技時間を管理するシステムであって、各遊技台に設置された撮像手段によって当該遊技台で遊技する客の顔を認識する顔データを得る手段と、前記顔データを登録するための顧客データベースを作成する手段とを含み、開店後、所定間隔時間毎に撮像された前記顔データを前記顧客データベース内の顔データと対比して、登録された顔データと一致しない場合は、新規客として顧客登録欄を新設して当該顔データを新規登録するとともに当該登録欄に撮像時刻と遊技台番号を書き込み処理し、登録された顔データと一致する場合は、当該登録欄に撮像時刻と遊技台番号を書き込む処理を行い、以後閉店時間まで繰り返すことを特徴とする遊技客管理システムに係る。 【0008】 請求項2の発明は、前記顧客データベースに前日以前のデータが日付とともに含まれている請求項1に記載の遊技客管理システムに係る。 【0009】 また、請求項3の発明は、開店後、顔データが最初に認識された時刻を前記顧客登録欄に入店時刻として書き込み、顔データが所定時間認識されなかったときは当該時間経過前の最初の時刻を当該登録欄に出店時刻として書き込み処理する請求項1に記載の遊技客管理システムに係る。 【0010】 さらに、請求項4の発明は、前記顧客登録欄に出店時刻が書き込まれた後に、顔データが認識された場合は、当該時刻を当該登録欄に再入店時刻として書き込み処理する請求項3に記載の遊技客管理システムに係る。 【発明の効果】 【0011】 請求項1の発明に係る遊技客管理システムによると、多数の遊技台を備えた遊技店における開店から閉店までの遊技客と遊技台と遊技時間を管理するシステムであって、各遊技台に設置された撮像手段によって当該遊技台で遊技する客の顔を認識する顔データを得る手段と、前記顔データを登録するための顧客データベースを作成する手段とを含み、開店後、所定間隔時間毎に撮像された前記顔データを前記顧客データベース内の顔データと対比して、登録された顔データと一致しない場合は、新規客として顧客登録欄を新設して当該顔データを新規登録するとともに当該登録欄に撮像時刻と遊技台番号を書き込み処理し、登録された顔データと一致する場合は、当該登録欄に撮像時刻と遊技台番号を書き込む処理を行い、以後閉店時間まで繰り返すことから、会員カード等により会員情報を登録しなくても、不特定多数の遊技客について、その顔データに基づいて個別の顧客情報として管理することが可能である。そのため、同一の遊技客が遊技店に再入店しても、遊技客の人数を重複して計数することなく、遊技台で遊技を行った遊技客の総数を正確に把握することができる。また、遊技台毎の遊技客数や顧客毎の各遊技台での遊技時間など、遊技客や遊技台、遊技時間に関する様々な情報を極めて容易に得ることができる。 【0012】 請求項2の発明によれば、請求項1において、前記顧客データベースに前日以前のデータが日付とともに含まれているため、当日の情報だけでなく、曜日別、週別、月別、年間等の顧客情報を容易に得ることができ、遊技客、遊技台、遊技時間等の情報を管理する上で非常に有用である。 【0013】 請求項3の発明によれば、請求項1において、開店後、顔データが最初に認識された時刻を前記顧客登録欄に入店時刻として書き込み、顔データが所定時間認識されなかったときは当該時間経過前の最初の時刻を当該登録欄に出店時刻として書き込み処理するため、遊技客が遊技をしていた遊技台を離れて別の遊技台へ移動しているような場合に、その遊技客が遊技店を出店したと誤認して出店時刻を書き込み処理するおそれが少ない。 【0014】 請求項4の発明によれば、請求項3において、前記顧客登録欄に出店時刻が書き込まれた後に、顔データが認識された場合は、当該時刻を当該登録欄に再入店時刻として書き込み処理するため、ある遊技客が入店と出店を繰り返しても、その都度、遊技台や遊技時間に関する情報を的確に得ることができる。また、より確実に遊技店に入店して遊技を行う遊技客の総数を計数することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説明する。 図1はこの発明の一実施例を示す遊技客管理システムの全体構成図、図2は遊技客を撮像する状態を示す模式図、図3は顧客登録欄の一実施例を示す構成図、図4は遊技客管理システムの処理を示す第1フローチャート、図5は遊技客管理システムの処理を示す第2フローチャート、図6は遊技客管理システムの処理を示す第3フローチャート、図7は顧客登録欄の他の実施例を示す構成図、図8は撮像時刻に対する各遊技台に対応する顔データを示す図である。 【0016】 図1ないし図3に図示したように、請求項1に規定する遊技客管理システムの発明は、多数の遊技台を備えた遊技店における開店から閉店までの遊技客と遊技台と遊技時間を管理するシステムであって、各遊技台Pに設置された撮像手段によって当該遊技台Pで遊技する客の顔Fを認識する顔データDを得る手段と、前記顔データDを登録するための顧客データベース21を作成する手段とを含み、開店後、所定間隔時間毎に撮像された前記顔データDを前記顧客データベース21内の顔データDと対比して、登録された顔データDと一致しない場合は、新規客として顧客登録欄22を新設して当該顔データDを新規登録するとともに当該登録欄22に撮像時刻23と遊技台番号24を書き込み処理し、登録された顔データDと一致する場合は、当該登録欄22に撮像時刻23と遊技台番号24を書き込む処理を行い、以後閉店時間まで繰り返すことにより構成される。以下、遊技客管理システムの実施例を具体的に説明する。 【0017】 まず、顔データDを得る手段では、各遊技台Pに設置された撮像手段によって当該遊技台Pで遊技する客の顔Fが認識される。撮像手段として、遊技客の顔Fを撮像することができるカメラが用いられる。本実施例では、図1及び図2に示すように、撮像手段に相当するCCDカメラ15が遊技店にあるパチンコ機やスロットマシーン等の複数の遊技台P毎に個別に備えられている。前記CCDカメラ15は、遊技台Pで遊技する遊技客Aの上半身、特に顔Fの部分を撮影するために、遊技客に対向するように遊技台Pの上方に配置される(図2参照)。なお、CCDカメラ15は、遊技客の顔Fが撮像できれば、どの位置に配置されても良く、遊技台における表示部等に備えられても構わない。ここで、図2において符号5は遊技店に備えられる椅子である。 【0018】 この撮像手段であるCCDカメラ15は、遊技店が開店後、遊技台で遊技客が遊技をしているか否かに関わらず、3分間隔、5分間隔など所定間隔時間毎に自動的に撮像するように設定される。CCDカメラ15で撮影される画像は、静止画像でも動画像でも構わない。なお、本実施例では撮像手段としてCCDカメラ15が用いられているが、CMOSカメラ等が使用されてもよい。撮像手段として、遊技客の顔Fを詳細に撮像可能で、撮像した画像を顔データを得る手段である画像処理コンピュータ11に送信するために、ローカルエリアネットワーク(LAN)において使用することができるカメラが用いられる。 【0019】 顔データDを得る手段としては、画像処理コンピュータ11が用いられる。画像処理コンピュータ11は、CCDカメラ15(撮像手段)より送信される遊技客の顔Fの画像を顔データDとして処理し、保存等する機能を有しているものが用いられる。遊技客の画像は、まず画像全体より顔部分が切り出され、その顔の画像から目、鼻、口等の特徴部分が検出され、顔データDとして処理される。この前記顔データDは顧客毎に認識されて撮像時刻と共に記録され、例えば男女の性別、年齢等を区別することが可能である。なお、後述の顧客データベース21を作成する手段であるホストコンピュータ20に撮像した画像が送信されて、ホストコンピュータ20で顔データDに変換する画像処理が行われても構わない。 【0020】 顧客データベース21を作成する手段として、ホストコンピュータ20であるサーバが用いられ、前記顔データDが登録されるための顧客データベース21が作成される。遊技客の顔データD、撮像時刻等の各種情報が、顔データDを得る手段である画像処理コンピュータ11から通信インターフェースを介してホストコンピュータ20に送信され、蓄積される。このホストコンピュータ20は、図示しないCPU、ROM、RAMなどのメモリと、ハードディスクなどの記憶装置、マウスやキーボードなどの入力装置、ディスプレイなどの表示装置、通信部などを有しており、適宜プリンタ等が接続されている。なお、上述の顔データを得る手段である画像処理コンピュータ11も同様である。そして、ホストコンピュータ20は、各遊技台P、CCDカメラ15(撮像手段)、画像処理コンピュータ11(顔データを得る手段)とLANなどの通信媒体により接続され、各種動作や信号の送受信の検知、制御等が行われる。 【0021】 顧客データベース21は、ホストコンピュータ20に備えられるハードディスクドライブ(HDD)、DVD−RAMなど磁気記憶媒体、光記憶媒体等上において、遊技客の顔データD、顧客コード、撮像時刻、日付、遊技台番号等の各種の情報が登録、格納されるシステムである。顧客データベース21により、目的とする情報に応じて、各種データが出力、蓄積、修正、追加等される。 【0022】 顧客登録欄22はホストコンピュータ20により作成され、顧客データベース21に登録された遊技客の顔データ、顧客コード、撮像時刻、日付、情報顧客毎の顔データ等の各種情報が目的に応じて抽出され、書き込まれたものである。顧客登録欄22として、例えば、顧客毎の各遊技台における遊技時間、遊技台毎の遊技客数等の情報が書き込まれて一覧表やホルダ等が作成される。本実施例では、図3において、顧客登録欄22である一覧表が作成され、新規客には自動的に顧客コード28が付与されて、顧客毎に顔データD、日付29、顧客の顔を撮像した撮像時刻23、その撮像時刻に顧客が遊技を行っていた遊技台番号24などが適宜書き込まれる。 【0023】 ホストコンピュータ20によって、開店後、所定間隔時間毎に撮像された顔データDが前記顧客データベース21内の顔データDと対比される。前記顔データDが登録された顔データDと一致しない場合は、新規客として、前記顧客登録欄22が新設され、当該顔データDが新規登録される。さらに、この顧客登録欄22には、撮像時刻23と遊技台番号24が書き込む処理がなされる。一方、前記顔データDが、登録された顔データDと一致する場合は、顧客登録欄22に撮像時刻23と遊技台番号24を書き込む処理が行われる。そして、これらの処理が以後閉店時間まで繰り返される(図3を参照)。 【0024】 以上のように、本実施例の遊技客管理システムは、会員カード等により会員情報を登録しなくても、不特定多数の遊技客について、その顔データに基づいて個別の顧客情報として管理することが可能である。そのため、同じ遊技客が一度遊技店を出店してその日の内に再入店した場合に、顔データベース21に登録された顔データDと対比することにより、同一の顧客であると認識されるため、遊技店に入店して遊技を行う遊技客の総数を重複して計数することなく、正確に把握することができる。また、遊技台毎の遊技客数や顧客毎の各遊技台での遊技時間など、遊技客や遊技台、遊技時間に関する様々な情報を極めて容易に得ることができる。 【0025】 加えて、請求項2に規定する発明のように、前記顧客データベース21は、前日以前のデータ31が日付29とともに含まれることが好ましい。実施例では、図3に示すように、顧客登録欄22に前日以前のデータ31が書き込まれる。この前日以前のデータ31が顧客データベース21より必要に応じて抽出されることにより、当日の情報だけでなく、曜日別、週別、月別、年間等の顧客情報を容易に得ることができ、遊技客、遊技台、遊技時間等の情報を管理する上で非常に有用である。例えば、所定期間の各遊技台における遊技を行う遊技客数の推移を調べることにより、人気のない遊技台とそうでないものの判別ができ、機種の入れ替え等の判断材料とすることもできる。 【0026】 さらに、図3に示し、請求項3の発明として規定するように、遊技店が開店後、顔データDが最初に認識された時刻を前記顧客登録欄22に入店時刻25として書き込み、顔データDが所定時間認識されなかったときは当該所定時間経過前の最初の時刻を当該登録欄22に出店時刻26として書き込み処理される。そのため、遊技客が遊技をしていた遊技台を離れて別の遊技台へ移動しているような場合に、その遊技客が遊技店を出店したと誤認して出店時刻を書き込み処理するおそれが少ない。例えば、遊技客がそれまで遊技を行っていた遊技台を離れたため顔データが認識されなくなった場合、別の遊技台に移動中であることも想定されるため、20分等の所定時間を予め定めておき、その時間が経過してもその遊技客の顔データがどの遊技台においても認識されない場合は、定められた時間が経過する前の最初に認識されなかった時刻が出店時刻として顧客登録欄22に書き込まれる。 【0027】 加えて、請求項4の発明として規定するように、前記顧客登録欄22に出店時刻26が書き込まれた後に、顔データDが認識された場合は、当該時刻を当該登録欄22に再入店時刻27として書き込み処理される。実施例において、図3の顧客登録欄22には、入店時刻25、出店時刻26、再入店時刻27が顧客コード28毎に関連付けて登録されている。このように処理されることで、ある遊技客が入店と出店を繰り返しても、その都度、遊技台や遊技時間に関する情報を的確に得ることができる。また、再入店時刻が登録されることで、その日、既に顔データが認識されている遊技客を新規客として重複計数することなく、より確実に遊技店に入店して遊技を行う遊技客の総数を計数することができる。 【0028】 次に、本実施例の遊技管理システムで実行される処理について、図1ないし図6を用いて説明する。以下の処理は、ホストコンピュータ20により行われる。図4のフローチャートに示すように、遊技店が開店して処理が開始され(S10)、遊技台で遊技を行う遊技客の総数は0とされ(S11)、全遊技台における遊技客有無フラグが0にセットされる(S12)。続いて、図5から理解されるように、遊技店における全遊技台の認識が開始され(S13)、閉店かどうかが確認される(S14)。閉店でない場合には、遊技客の顔データDを認識したかどうかが判断される(S15)。なお、閉店であると判断された場合には、処理が終了される(S34)。 【0029】 S15において、遊技客の顔データDが認識された場合、認識を行った遊技台番号の遊技台において遊技客有無フラグが1にセットされ(S16)、ホストコンピュータ20(顧客データベース21を作成する手段)により作成された顧客データベース21に登録されている顔データDとの比較がなされる(S17)。そして、前記遊技客が新規客であるかどうかが確認され(S18)、新規客である場合には、顧客データベース21に新たな顧客として顧客コード28が付与され、顔データDが登録される(S19)。また、入店した当日の日付29が顧客データベース21に登録され(S20)、遊技店における遊技客の総数が加算される(S21)。さらに、前記新規客の顔データDの撮像時刻23と遊技台番号24の情報も蓄積される(S22)。このとき、顧客登録欄22には、図3に示すように、新たに付与された顧客コードxに対応させて、顔データDx、日付H1、顔データの撮像時刻t、入店時刻T1、遊技台番号nのように書き込まれる。続いて、遊技店における全遊技台の認識がされ(S13)、前述のS14以降の処理に続く。なお、S15において、新規客の顔データDが認識されない場合については、後述する。 【0030】 また、前記S18の処理において、遊技客が新規客でない場合、つまり顧客データベース21に既に顧客として顔データDが登録されているような場合、同一番号の遊技台において同一の遊技客が認識されるかどうかが確認される(S23)。同一番号の遊技台において、同一の遊技客が認識される場合、つまり、ある遊技客が同一の遊技台で遊技を継続して行っているような場合には、再び遊技店における全遊技台の認識がなされ(S13)、S14以降の処理に続く。 【0031】 一方、S23において、同一番号の遊技台において、同一の遊技客が認識されない場合は、当日、遊技店が開店してから、その遊技客が初めて遊技店に入店し、遊技を行ったのかどうかが判断される(S24)。顧客データベース21には、日付とともに遊技客の顔データが登録されているため、当日、その遊技客の顔データが既に認識されたかどうか確認される。S24において、当日最初の入店であると判断された場合、遊技店に入店した日付が顧客データベース21に登録され(S20)、遊技客総数が加算され(S21)、S22以降の処理に続く。 【0032】 なお、前述の同一番号の遊技台において、同一の遊技客が認識されない場合とは、具体的には、当日遊技店が開店してからその遊技台で初めて遊技客が遊技を行った場合や、それまで遊技を行っていた遊技客が移動して、新たに別の遊技客が認識されたような場合が含まれる。 【0033】 一方、S24の処理で、その当日における最初の入店ではない場合は、出店時刻が顧客データベース21に登録されているかどうかが確認される(S25)。当日の出店時刻が顧客データベース21に既に登録されている場合、再入店処理が行われ、顧客データベース21にその顧客の再入店時刻27が登録される(S28)。図3のように、顧客登録欄22には、出店時刻T2が既に記録されており、再入店時刻T3として書き込まれる。なお、前述のように、再入店した遊技客は当日初めて入店して顔データが認識された際に、既に遊技客総数に加算されているため、ここでは遊技客数としてカウントされず、以降、S22の処理に続く。 【0034】 一方、S25において、出店時刻がまだ登録されていない場合には、遊技客がある遊技台から他の遊技台へ移動したと考えられるため、即座に移動前の遊技台における顔データが認識される(S26)。このとき、移動前の遊技台では、他の遊技客の顔データが認識されるか、遊技台が開いており顔データが認識されないことが想定される。続いて、移動した後の遊技台の遊技台番号と、開始時刻が登録される(S27)。ここで、開始時刻とは、移動後の遊技台でその遊技客の顔データを最初に認識した時刻である。そして、以降はS13の処理に続く。 【0035】 なお、前述したS15の処理において、遊技客の顔データDが認識がされない場合は、図6から理解されるように、認識を行った遊技台番号の遊技台において遊技客有無フラグが1にセットされているかどうかが判断される(S29)。そして、1にセットされている場合は、所定時間が経過しているかどうかが確認される(S30)。ここで、前記所定時間とは、遊技客の顔データDが認識されなくなった時刻から、遊技客が出店したとみなして出店時刻が登録されるまでの予め設定される時間であって、例えば20分等である。遊技客は、遊技台を変更するために移動中である場合等があり、遊技客の顔データが途中で認識されなくなっても、この所定時間が経過するまでは、出店時刻26は顧客データベース21に登録されない。 【0036】 S30において、所定時間が経過していない場合には時間が加算され(S31)、図5に示す全台の認識が再び開始され(S13)、S14以降の処理に続く。なお、S29の処理において、認識を行った遊技台番号の遊技台における遊技客有無フラグが1にセットされていない場合、具体的には、遊技客がその遊技台で遊技を行っていないようなときは、同様に図5のS13の処理に続く。 【0037】 一方、S30において、所定時間が経過している場合には、その遊技台で顔データが認識されなくなる直前に遊技を行っていた遊技客の出店時刻26として、顧客データベース21に登録される(S32)。そして、認識を行った遊技台番号の遊技台における遊技客有無フラグが0にセットされ(S33)、図5のS13における全台の認識が再び開始され、S14の処理に続く。なお、図3では顧客登録欄22に、その顧客の出店時刻T2が書き込まれる。以上の処理において、図5のS14で遊技店が閉店したことが確認されると一連の処理が終了される(S34)。 【0038】 上述の実施例に基づいて、図7及び図8を用いて遊技店に新規客である遊技客Aと、顧客データベース21に既に顔データDが登録されている遊技客Bが入店した場合の具体例について説明する。図7は、顧客登録欄の他の実施例を示す構成図、図8は顧客データベース21より抽出した撮像時刻に対する各遊技台に対応する顔データを示す図である。なお、図中において、Daは遊技客Aの顔データ、Dbは遊技客Bの顔データである。また、図7において、台Noとは、遊技台番号を示す。遊技客の顔は、図2に示すように、各遊技台に個別に配置された撮像手段であるCCDカメラ15により3分間隔で撮像されているものとする。 【0039】 ホストコンピュータ20により、遊技店が9:00に開店すると同時に全遊技台の認識が開始される。まず、新規客である遊技客Aが入店し、遊技台番号が100番の遊技台で9:00に遊技を開始するとする。CCDカメラ15により遊技客Aが撮像され、得られた画像に基づいて画像処理コンピュータ11により処理された顔データDaは、ホストコンピュータ20へ送信され、顧客データベース21内に登録されている顔データDと比較される(図1、図2参照)。遊技客Aは新規客であるため顧客データベース21には顔データDaが登録されておらず、新たな顧客と認識されて、顧客コード28と共に顔データDaが登録される。 【0040】 顧客登録欄22には、図7に示すように、新たに顧客コード28が、“010605100001”のように自動的に付与されて、遊技客Aの顔データDaを最初に認識した時刻9:00が入店時刻25として登録される。この顧客コード28は、顧客毎に認識できればどのように付されても良く、実施例では、顧客コード“010605100001”は、左端から“01”は遊技店番号、“06”は西暦の下2桁、“05”は月、“10”は日にち、“0001”は当日の開店より順次カウントしている遊技客に付与されるシリアル番号を意味している。 【0041】 この日、遊技客Aは100番の遊技台で遊技を行った後、11:00に101番の遊技台に移動したとする。顔データDaは、100番の遊技台で10:57まで認識され、その後、11:00に101番の遊技台で顔データDaが認識される(図8参照)。図7の顧客登録欄22に示すように、その日に初めて遊技を行った遊技台である初台として、遊技台番号100番と、この日最初に顔データDaを認識した時刻(入店時刻)である9:00、また遊技台の1回目の移動として、前記登録欄に移動1の欄を設け、移動後の遊技台101番で最初に顔データDaを認識した時刻(11:00)が共に遊技客Aの顧客コード28と関連付けて記録される。遊技客がさらに遊技台を移動したときは、“移動2,移動3、・・・”のように、順次、移動後の遊技台番号と開始時刻が登録される。なお、初台及び移動1等は、その日の最初の入店のみでなく、後述するように再入店の場合にも用いられる。 【0042】 なお、遊技客Aが遊技台を移動する場合に、撮像時間の所定間隔時間や遊技客が遊技台を移動する際の移動時間等により他にも以下のような場合が想定される。まず、遊技客Aが100番の遊技台を離れることで、遊技客Aの顔データDaが認識されなくなり、次の101番の遊技台でも認識されない場合が想定される。この場合は、20分等の予め設定された所定時間が経過するまで、全遊技台の顔データDの認識を行い、所定時間内に101番の遊技台で顔データDaが認識されたときは、顧客登録欄22の遊技客Aの顧客コード“010605100001”に対応する欄に移動1の枠が設けられ、遊技台の番号101番とその遊技台で最初に顔データDaが認識された時刻が共に登録される(図7参照)。 【0043】 また、遊技客Aによる100番の遊技台から101番への移動が短時間で行われたような場合であって、遊技台番号100番及び101番で遊技客Aの顔データDaが認識されるような場合も想定される。このときは、移動前の100番の遊技台の認識がなされ、移動前の100番の遊技台で他の遊技客の顔データが認識されたり、どの遊技客の顔データも認識されないような場合に、遊技客Aが101番の遊技台に移動したとして、前述のように、図7に示す顧客登録欄22には、1回目の移動である移動1として、遊技台番号101番とその遊技台で最初に顔データDaが認識された時刻が登録される。 【0044】 その後、遊技客Aが11:42まで101番の遊技台で遊技を行って遊技店を出店した場合、図8に示すように、11:42までは遊技客Aの顔データDaが認識され、11:45には遊技客Aの顔データDaが認識されなくなる。予め設定された前述の所定時間が20分間であった場合に、全ての遊技台において、20分間経過しても顔データDaが認識されなかった場合には、遊技客Aが出店したとみなして、顧客データベース21に遊技客Aの出店時刻が登録される。このときの出店時刻は、顔データDaが20分間経過する前の最初に顔データDaを認識できなくなった時刻11:45である。図7の顧客登録欄22に、遊技客Aに相当する顧客コード“010605100001”の出店時刻として11:45と書き込まれる。 【0045】 そして、遊技客Aは遊技店に再入店して、14:03に遊技台番号100番で認識されたとする。出店時刻が11:45として既に顧客データベース21に登録されているので、顔データDaが認識された時刻14:03が再入店時刻として登録される。本実施例では、図7に示す顧客登録欄22において、顧客コード‘010605100001’の再入店時刻として14:03が、入店時刻9:00に続いて書き込まれる。以降、遊技客Aは16:00に番号102の遊技台に移動し、出店時刻17:00まで102番の遊技台で遊技を行うとする(図8参照)。このとき、図7から理解されるように、顧客登録欄22に、再入店後の初台である遊技台番号100番での開始時間14:03と、100番の遊技台から102番の遊技台に移動しているため、移動1として、遊技台番号102番と遊技の開始時刻である16:00が書き込まれる。また、遊技客Aにおける遊技店の出店は当日2度目であり、さらに出店時刻26として17:00と書き込まれる。 【0046】 再び、遊技客Aが18:00に再入店して102番の遊技台で遊技を行い、22:00に遊技台番号105に移動した後、閉店まで遊技を行っていたとする。閉店は23:00であり、23:00の時点で図8のように、顔データDaが認識されないため、その時刻が出店時刻として登録され、処理が終了される。顧客登録欄22には、顧客コード‘010605100001’である遊技客Aの再入店時刻18:00と、再入店後の初台102番における開始時刻18:00、及び初台の102番の遊技台から105番の遊技台に移動したため、移動1として遊技台番号105番とその開始時刻22:00が登録され、この日の最後の出店時刻26は、23:00と書き込まれる。 【0047】 一方、遊技客Bは遊技店に入店して、104番の遊技台で遊技を始め、その日、遊技店の開店から最初に104番の遊技台で10:00に顔データDbが認識され、そのまま継続して同じ104番の遊技台で遊技を行い、19:00に出店したとする(図8参照)。104番の遊技台において認識された顔データDbは、顧客データベース21内に登録されている顔データと比較され、既に顔データDbが以前の日付における各種データとともに登録されているため、新規客でないと判断される。そのため、既に付与されている顧客コード28に関連付けて、出店時刻26や遊技台番号等が顧客データベース21に登録される。図7において、顧客登録欄22には遊技客Bの顧客コード‘010605030110’が既に付与されており、その顧客コードに対応する欄に、入店時刻10:00、初台104番の遊技台での開始時間10:00、出店時刻19:00が登録される。 【0048】 なお、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて構成の一部等を適宜変更することができる。また、上述の実施例では、遊技客毎に顧客コードを付与して、顧客毎の遊技台、遊技時間を管理するシステムについて説明したが、各遊技台毎の遊技客や遊技時間、所定の時間単位についての遊技客数、あるいはパチンコ、スロット等の遊技台の機種毎の遊技客や遊技時間などのように所望とする遊技客、遊技台、遊技時間に関する様々な情報を管理することができる。 【図面の簡単な説明】 【0049】 【図1】この発明の一実施例を示す遊技客管理システムの全体構成図である。 【図2】遊技客を撮像する状態を示す模式図である。 【図3】顧客登録欄の一実施例を示す構成図である。 【図4】遊技客管理システムの処理を示す第1フローチャートである。 【図5】遊技客管理システムの処理を示す第2フローチャートである。 【図6】遊技客管理システムの処理を示す第3フローチャートである。 【図7】顧客登録欄の他の実施例を示す構成図である。 【図8】撮像時刻に対する各遊技台に対応する顔データを示す図である。 【符号の説明】 【0050】 D 顔データ P 遊技台 A 遊技客 F 顔 11 画像処理コンピュータ 15 CCDカメラ 20 ホストコンピュータ 21 顧客データベース 22 顧客登録欄 23 撮像時刻 24 遊技台番号 25 入店時刻 26 出店時刻 27 再入店時刻 29 日付 31 前日以前のデータ
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| 【出願人】 |
【識別番号】505098100 【氏名又は名称】エーシー・ホールディングス・ジャパン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月28日(2006.6.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079050 【弁理士】 【氏名又は名称】後藤 憲秋
【識別番号】100137028 【弁理士】 【氏名又は名称】武石 裕美子
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| 【公開番号】 |
特開2008−5986(P2008−5986A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−178311(P2006−178311) |
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