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【発明の名称】 スロットマシン
【発明者】 【氏名】小林 馨

【要約】 【課題】メインリールが臨む表示窓部の表示内容が変化することで遊技の興趣を高めることができるスロットマシンやパチンコ遊技機などの遊技機を提供する。

【構成】所定の演出画像を表示可能な画像表示器(32)と、前記画像表示器を前記表示窓部(10)の隣の常態位置から所定のリールの前方を覆う位置であって前記表示窓部に表示部が臨む位置に移動させる表示器移動手段(33,34)と、前記画像表示器に前記内部抽選の結果に応じた表示制御を行う表示制御手段(31)と、を備えるようにした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の図柄が設けられ表示窓部が形成された前面パネルの後方に所定数の図柄が該表示窓部から前方に臨むように配置された複数のリールを備え、ゲームの実行毎に行われる内部抽選の結果が予め設定された特別入賞に当選した場合に、前記複数のリールの図柄によって形成される特別図柄組合せ態様を前記表示窓部内に形成し得るように前記リールの回転および停止を制御するスロットマシンにおいて、
所定の演出画像を表示可能な表示部を有する画像表示器と、
前記画像表示器を前記表示窓部の隣の常態位置から所定のリールの前方を覆う位置であって前記表示窓部に表示部が臨む位置に移動させる表示器移動手段と、
前記画像表示器に前記内部抽選の結果に応じた表示制御を行う表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするスロットマシン。
【請求項2】
前記表示制御手段は、前記内部抽選の結果が特別入賞に当選していた場合に、前記画像表示器が移動したリール以外の複数のリール上の図柄と該画像表示器上に表示される図柄とで該特別入賞が当選している旨を示す図柄組合せ態様が形成されるように前記表示制御を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
【請求項3】
前記常態位置にある画像表示器の後方に設けられ、複数の情報を表示可能な後方表示パネルと、
前記画像表示器がリール上に移動する際に、前記内部抽選の結果に応じた情報を前記後方表示パネルに表示させる後方表示パネル制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスロットマシン。
【請求項4】
前記画像表示器は、前記表示窓部の左右の一側方から、前記複数のリールのうち最も近くにあるリールの前方に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のスロットマシン。
【請求項5】
前記画像表示器は、前記表示窓部の左右の一側方から、前記複数のリールのうち任意のリールの前方に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のスロットマシン。
【請求項6】
前記画像表示器は、前記表示窓部の上方に前記複数のリールに対応して複数個設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のスロットマシン。
【請求項7】
所定のゲームにおける前記画像表示器の移動先のリールが停止してから次のゲームが開始されるまでの間に前記表示器移動手段を作動させて前記画像表示器のリール前方位置への移動と常態位置への復帰とを行う移動制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のスロットマシン。
【請求項8】
前記移動制御手段は、前記画像表示器の移動先のリールが停止してから、単位時間当たりのゲーム回数を規制するために次のゲームの開始を規制する規定の時間が終了するまでの時間が所定時間以上残っている場合に、該画像表示器の移動を行う一方、前記移動していた画像表示器の復帰動作を前記規定の時間が経過する以前に開始するようにしたことを特徴とする請求項7に記載のスロットマシン。
【請求項9】
前記移動制御手段は、移動制御を開始しようとする時点で前記規定の時間が終了するまでの時間が所定時間以上残っていない場合には、前記画像表示器の移動を行わないようにし、
前記表示制御手段は、前記画像表示器の移動が行われない場合には、前記常態位置において表示制御を行うようにしたことを特徴とする請求項8に記載のスロットマシン。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、表示窓部が形成された前面パネルの後方に、所定数の図柄が該表示窓部から前方に臨むように複数のリールを配設するようにした遊技機に関し、例えばスロットマシンに適用して有効な技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、スロットマシンにおいては、当該スロットマシンの中央に形成された表示窓部の後方側に例えば3個のリール(ドラム)からなる変動表示装置が配設され、これらのリールを回転させることでリール上に描かれた複数の図柄を変動表示させてゲームを実行し、各リールを停止して表示窓内に停止表示した図柄が予め設定された有効ライン上において所定の図柄組合せ態様を形成した場合に、所定の価値(利益)を遊技者に付与するようにしたスロットマシンが一般的に知られている。
【0003】
このようなスロットマシンにおいては、遊技者による所定数(通常1〜3枚)の遊技媒体(メダルや遊技球)の投入操作、あるいはクレジットからの賭けボタン操作(ベット操作)に基づく賭入力後、スタートレバーを操作することにより前記リールを回転させて図柄を変動表示させ、一定時間後自動的にまたは遊技者が各リールに対応して各々備えられたリール停止ボタンを操作することにより各リールの回転を順次停止させて図柄組合せ態様(停止表示態様)が確定される。
【0004】
そして、リールが停止した際に、有効化されたライン上に形成された図柄組合せ態様が、予め定められた所定の図柄組合せ態様(入賞態様)となった場合に入賞が確定(成立)し、入賞の種類に対応した数の遊技媒体が遊技者に付与される。ここで、遊技者が遊技を開始するために遊技媒体を投入することおよび予めスロットマシンに預け入れた遊技媒体の記憶数(クレジット)から賭けボタン操作に応じてクレジット数を減算することに基づく賭数の入力を総称してベットまたは賭入力と呼ぶ。なお、入力する賭数が例えば3枚に固定されたスロットマシンもある。
【0005】
また、一般的なメダルを使用するスロットマシンにおいては、複数種類の入賞が用意されており、例えば、比較的少量(例えば10枚以下)のメダルが払い出される小役入賞、メダルをベットすることなく再度ゲームが可能となるリプレイ入賞(リプレイは入賞として扱わない場合もある)、短期間で複数のメダルを獲得可能となるような複数回のゲームが実行可能となる特別遊技状態を発生させる特別入賞(特別入賞成立時にはメダルの払出はない)などが用意されている。
【0006】
また、特別入賞には、ビックボーナス入賞(BB入賞)とレギュラーボーナス入賞(RB入賞)とが設定されていて、BB入賞が成立して特別遊技状態としてのビックボーナスが発生すると、特定の小役入賞の当選確率が高められたりする等の制御が実行され、予め定められた量の遊技媒体が付与されるまで特別遊技状態が継続するので大量(300枚以上)の遊技媒体を一気に獲得することができるのである。一方、RB入賞が成立して特別遊技状態としてのレギュラーボーナスが発生すると、BB入賞よりは少ないが比較的大量の遊技媒体(約100)を獲得可能となる。なお、特別遊技状態として、所定のリールの引込みおよび蹴飛ばし制御を無効にする、所謂CT(チャレンジタイム)を発生するようなスロットマシンも知られている。
【0007】
そして、通常スロットマシンには、ゲームの実行毎に各種入賞に当選するか否かの抽選を予め行う機能(内部抽選機能または抽選手段)が備えられており、内部抽選の結果が入賞に当選(内部入賞が成立)した場合に限り、所定の図柄が有効ライン上に停止して入賞態様を形成することが許可され、極力入賞を成立できるようにリール制御(引込制御)が行われる。なお、内部抽選に当選することを「入賞フラグが成立する」ということもある。
【0008】
一方、抽選結果が入賞の当選とならなかった場合(入賞フラグ不成立)は、遊技者がいかなるタイミングでリールの停止操作を行っても、所定の図柄が有効ライン上に停止して入賞態様を形成することがないようにリール制御(所謂、蹴飛ばし制御)が行われる。
【0009】
また、従来のスロットマシンにおいては、特別入賞フラグが成立した場合等に、各種演出表示を行うような液晶表示装置を備えて遊技の興趣を高めるようにしたものが考えられている。
【0010】
さらに、最近では、液晶表示装置の前方に開閉可能な扉体を設けて、扉体を開閉して液晶画像を見せたり隠蔽したりすることで興趣性を高めるようにしたスロットマシンも知られている(特許文献1)。
【0011】
また、演出を行う装置として液晶表示装置ではなく、メインのリールとは異なり、その停止図柄では遊技状態に影響を与えないようなサブリールを設けて、メインリールとサブリールの停止図柄の組合せでボーナスフラグの成立を報知するようにしたスロットマシンも知られている(特許文献2)。
【特許文献1】特開2004−350987号公報
【特許文献2】特開2001−178875号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
しかしながら、演出を行う液晶表示装置の前方に扉体を設けて、単に液晶表示を見せたり隠したりするのでは、興趣を向上させるには十分ではない。液晶表示はあくまでも補助的な表示であり、その表示を隠したところで、遊技者の最も興味が集中するメインリールは何ら変化があるものではなく、メインのリール上の表示内容に関連しないような演出では、興趣を向上させるには不十分である。
【0013】
同様に、サブリールを備えたスロットマシンにおいても、メインリールの表示内容が変化するようなものではないし、本来メインリールで形成されるリーチ目を、サブリールを使用して補助的に形成するだけのものであり、やはり興趣を向上させるには不十分であるといった課題がある。
【0014】
本発明は、上記のような課題に着目してなされたもので、メインリールが臨む表示窓部の表示内容が変化することで遊技の興趣を高めることができるスロットマシンやパチンコ遊技機などの遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、複数の図柄が設けられ表示窓部が形成された前面パネルの後方に所定数の図柄が該表示窓部から前方に臨むように配置された複数のリールを備え、ゲームの実行毎に行われる内部抽選の結果が予め設定された特別入賞に当選した場合に、前記複数のリールの図柄によって形成される特別図柄組合せ態様を前記表示窓部内に形成し得るように前記リールの回転および停止を制御するスロットマシンにおいて、所定の演出画像を表示可能な表示部を有する画像表示器(液晶表示パネル)と、前記画像表示器を前記表示窓部の隣の常態位置から所定のリールの前方を覆う位置であって前記表示窓部に表示部が臨む位置に移動させる表示器移動手段(ガイドレールおよびモータ)と、前記画像表示器に前記内部抽選の結果に応じた表示制御を行う表示制御手段(演出制御装置)とを備えるようにした。
【0016】
ここで、前記「特別入賞」としては、ビッグボーナス入賞、レギュラーボーナス入賞、CT入賞などがある。「画像表示器」は液晶表示器、EL表示器などどのようなものでも良い。また、画像表示器に表示される「所定の演出画像」は、ドラムの図柄と同じ図柄でもよいし、ドラムの図柄とは異なる図柄、文字などなんでもよい。さらに、画像表示器が移動されることにより前方が覆われるリールは、全てのリールでもよいし一部のリールでもよい。
【0017】
請求項2に係る発明は、前記表示制御手段は、前記内部抽選の結果が特別入賞に当選していた場合に、前記画像表示器が移動したリール以外の複数のリール上の図柄と該画像表示器上に表示される図柄とで該特別入賞が当選している旨を示す図柄組合せ態様が形成されるように前記表示制御を行うようにした。これにより、例えば内部抽選で特別入賞に当選していることを遊技者に知らせるような演出を行うことができる。ここで、「特別入賞が当選している旨を示す図柄組合せ態様」は、特別図柄組合せ態様と同じ組合せ態様、予め開示されているリーチ組合せ態様などを意味する。
【0018】
請求項3に係る発明は、前記常態位置にある画像表示器の後方に設けられ、複数の情報を表示可能な後方表示パネル(第2表示パネル)と、前記画像表示器がリール上に移動する際に、前記内部抽選の結果に応じた情報を前記後方表示パネルに表示させる後方表示パネル制御手段(演出制御装置)と、を備えるようにした。これにより、画像表示器と後方表示パネルの両方による多様な演出表示を行なうことができる。ここで、「後方表示パネル」は、所定の情報が印刷された複数のパネルへの光の照射態様を変化(発光色の変化、照射角度の変化など)させることで種々の情報を切り換えるようなものや、ドットLED、EL表示器などなんでもよい。
【0019】
請求項4に係る発明は、前記画像表示器は、前記表示窓部の左右の一側方から、前記複数のリールのうち最も近くにあるリールの前方に移動可能に設けられているようにした。これにより、画像表示器の移動距離および移動時間を最短にできる。
【0020】
請求項5に係る発明は、前記画像表示器は、前記表示窓部の左右の一側方から、前記複数のリールのうち任意のリールの前方に移動可能に設けられているようにした。これにより、リールの停止順序が異なっても任意のいずれかのリール(例えば最後に停止したリール)の前方へ画像表示器を移動させることができる。
【0021】
請求項6に係る発明は、前記画像表示器は、前記表示窓部の上方に前記複数のリールに対応して複数個設けられているようにした。これにより、任意のリール(複数のリールを含む)の前方へ画像表示器を移動させることができる。
【0022】
請求項7に係る発明は、所定のゲームにおける前記画像表示器の移動先のリールが停止してから次のゲームが開始されるまでの間に前記表示器移動手段を作動させて前記画像表示器のリール前方位置への移動と常態位置への復帰とを行う移動制御手段を備えるようにした。画像表示器の表示制御を行う表示制御手段とは別個に、表示器移動手段の移動制御を行う表示器移動制御手段を設ける構成としたが、画像表示器の表示制御と表示器移動手段の移動制御を共通の制御手段(演出制御装置)により行うようにしてもよい。
【0023】
請求項8に係る発明は、前記移動制御手段は、前記画像表示器の移動先のリールが停止してから、単位時間当たりのゲーム回数を規制するために次のゲームの開始を規制する規定の時間が終了するまでの時間が所定時間以上残っている場合に、該画像表示器の移動を行う一方、前記移動していた画像表示器の復帰動作を前記規定の時間が経過する以前に開始するようにした。ここで、画像表示器の復帰動作に必要な時間をT1とすると、次のゲームの開始を規制する規定の時間よりもT1だけ早い時点で画像表示器の復帰動作を開始すると良い。
【0024】
請求項9に係る発明は、前記移動制御手段は、移動制御を開始しようとする時点で前記規定の時間が終了するまでの時間が所定時間以上残っていない場合には、前記画像表示器の移動を行わないようにし、前記表示制御手段は、前記画像表示器の移動が行われない場合には、前記常態位置において表示制御を行うようにした。画像表示器の移動にある程度時間を要する場合に、移動を開始してから所望のリールの前方へ完全に移動する前に復帰指令が出されてしまうのを回避することができる。
【発明の効果】
【0025】
請求項1に記載の発明によれば、画像表示器の表示内容だけではなく、画像表示器自体を表示窓部内へ移動させることで、従来にない斬新な演出が可能となり興趣を高めることができる。また、単に画像表示器を移動させるのではなく、その移動で表示窓部内のリールを隠すようにしたので、遊技者の興味を十分に引き付けることができる上、その位置で表示ゲームを実行するので極めて興趣の高い演出が可能となる。
【0026】
請求項2に記載の発明によれば、表示制御手段は、内部抽選の結果が特別入賞に当選していた場合に、移動先のリール以外の複数のリール上の図柄と前記画像表示器上で表示される図柄とで該特別入賞が当選している旨を示す図柄組合せ態様が形成されるように前記画像表示器の表示制御を行うので、表示窓部の外ではなく表示窓部内で従来にない斬新な演出が可能となり、特別入賞の当選を効果的に報知できるとともに興趣を向上させることが可能となる。
【0027】
請求項3に記載の発明によれば、前記常態位置にある画像表示器の後方に設けられ、複数の情報を表示可能な後方表示パネルと、前記画像表示器がリール上に移動する際に、内部抽選の結果に応じた情報を前記後方表示パネルに表示させる後方表示パネル制御手段と、を備えたので、画像表示器の移動や移動先での画像表示による演出だけではなく、移動元でも演出が可能となり、さらに興趣を向上させることが可能となる。
【0028】
また、請求項4に記載の発明のように、前記画像表示器は、前記表示窓部の左右の一側方から、前記複数のリールのうち最も近くにあるリールの前方に移動可能に設けるようにすれば、より簡単な構成で、迅速に画像表示器を移動させることが可能となる。
【0029】
さらに、請求項5に記載の発明のように、前記画像表示器は、前記表示窓部の左右の一側方から、前記複数のリールのうち任意のリールの前方に移動可能に設けるようにすれば、画像表示器の移動態様が多彩になる上、移動先での画像表示とリールの図柄と表示内容も更に多彩化し、興趣をより一層高めることが可能となる。
【0030】
また、請求項6に記載の発明のように、前記画像表示器は、前記表示窓部の上方に前記複数のリールに対応して複数個設けるようにすれば、画像表示器の移動態様が更に多彩になる上、移動先での画像表示とリールの図柄と表示内容も更に多彩化し、興趣をより一層高めることが可能となる。
【0031】
請求項7に記載の発明によれば、所定のゲームが終了してから次のゲームが開始されるまでの間に前記表示器移動手段を作動させて前記画像表示器のリール前方位置への移動と常態位置への復帰とを行う移動制御手段を設けるようにしたので、画像表示器の移動がゲームの進行に影響を及ぼすことがなく、稼働率の低下等も生じない。
【0032】
請求項8に記載の発明によれば、前記移動制御手段は、前記画像表示器の移動先のリールが停止してから、単位時間当たりのゲーム回数を規制するために次のゲームの開始を規制する規定の時間が終了するまでの時間が所定時間以上残っている場合に、該画像表示器の移動を行う一方、前記移動していた画像表示器の復帰動作を前記規定の時間が経過する以前に開始するようにしたので、画像表示器の移動/復帰を規定時間内に確実に行えるとともに移動先において表示ゲームを十分に行うことが可能となる。特に移動距離が長い場合や画像表示器の大きさや重量が大きく移動速度が遅くなるような場合に効果的である。また、ゲームが開始した時点、すなわちリールの回転が開始した時点では、確実に画像表示器を常態位置に復帰させることができ、回転しているリールが画像表示器で隠れてしまう等の事態が生じるのを防止できる。さらに、画像表示器の移動が行われてもその演出表示の時間が短縮されるので、遊技者に対してゲームの迅速な実行を促すことができ稼働率を高めることが可能となる。
【0033】
請求項9に記載の発明によれば、前記移動制御手段は、移動制御を開始しようとする時点で前記規定の時間が終了するまでの時間が所定時間以上残っていない場合には、前記画像表示器の移動を行わないようにし、前記表示制御手段は、前記画像表示器の移動が行われない場合に、前記常態位置において表示制御を行うようにしたので、画像表示器の移動による演出が途中で中断されることがない一方、比較的ゆっくりゲームを進行する遊技者にとっても充分に楽しめるような演出を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0034】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明を適用したスロットマシン100の正面図である。
本体部(筐体)1の前面側に蝶番で開閉可能に取り付けられた前面パネル(前面枠)2の略中央には、その後方に設けられた変動表示手段(装置)としてのリール(リール)4a,4b,4cの回転により変動表示される図柄(識別情報)を遊技者に視認させるための表示窓部10が設けられている。この表示窓部10からは、リール4a,4b,4cが停止している状態で各リール4a,4b,4cの外周面に表記された図柄列のうち3個の図柄がそれぞれ視認可能となっている。つまり、リール4a,4b,4cが停止した状態では、表示窓部10から合計9個の図柄が視認できる。
【0035】
表示窓部10の右隣には、液晶表示装置(LCD)等からなる演出装置30が設けられている。この演出装置30は、演出制御装置31(図5)により制御され、内部抽選結果に応じて表示窓部10の一部を覆うように移動されたり演出のための表示が行われたりする。
【0036】
表示窓部10の左側方には、遊技者が投入したメダル数又はクレジットから入力された賭数(最高3枚)に対応して有効化されたベットラインを表示するベットライン表示部11が設けられている。このベットライン表示部11は、例えば、メダル賭数が1枚のときはベットライン表示部11中央の「1」が点灯され中段の横ラインだけが有効ラインであることを示し、メダル賭数が2枚のときはベットライン表示部11中央の「1」とその上下に位置する「2」が点灯され上段、中段、下段の3本の横ラインが有効ラインであることを示し、メダル賭数が3枚のときはベットライン表示部11の「1」「2」「3」がすべて点灯され3本の横ラインと右下がり、右上がりの2本の斜めラインの計5ラインが有効ラインであることを示す。
【0037】
表示窓部10の下方には、遊技者が各種入賞を獲得してメダルの払い出しを受けるときの払出枚数を表示する払出し表示部12、特別遊技状態としてBB(ビックボーナス)ゲーム状態又はRB(レギュラーボーナス)ゲーム状態中のトータルの払出枚数等を表示する遊技進行表示部13、メダルのクレジット数を表示するクレジット数表示部14が横並びに設けられている。なお、これらの各表示部12、13,14は7セグメントLEDや液晶装置を用いて構成することができる。
【0038】
前面パネル2の下部にある傾斜台部20及びこの近傍には、リール4a〜4cによる変動表示ゲームを実行するための複数の操作部が配置されている。本実施形態では、この領域を操作部配設領域と呼ぶ。操作部配設領域としての傾斜台部20の上面には、メダルを投入するメダル投入口21が配設され、遊技者はこの投入口にメダルを投入することにより遊技できるようになる。
【0039】
また、傾斜台部20の上面には、押圧操作によりクレジット数(クレジットデータ)から賭数を入力可能なベットボタン(賭数設定手段)22が配設されている。このメダルベットボタン22により、メダル投入口21からメダルを投入することなくクレジット数表示部14に表示されているクレジット数が最大賭数以上あることを条件に、最大賭数の賭け操作を1操作で行うことができ、この操作により全てのラインが有効ラインとして設定される。
【0040】
傾斜台部20の前面には、メダルをクレジットとして記憶可能なクレジット状態と記憶不能な非クレジット状態の何れか一方の状態に選択的に切換可能なクレジット選択ボタン23、各リール4a,4b,4cの回転を開始させるためのスタートレバー24及び各々のリール4a,4b,4cの回転を停止させるためのリール停止ボタン25a,25b,25cが設けられている。
【0041】
リール停止ボタン25a,25b,25cの各々には、リール停止ボタンが操作可能な状態であるか否かを報知する停止ボタンランプがそれぞれ内蔵されている。例えば、これらの停止ボタンランプが点灯していない間はリール停止ボタン25a,25b,25cを操作不能(ボタン無効化)とし、ランプが点灯した後にリール停止ボタン25a,25b,25cを操作可能(ボタン有効化)とする。また、停止ボタンランプの点灯色によってリール停止ボタン25a,25b,25cが操作可能な状態であるか否かを報知するようにしてもよい。
【0042】
操作部配設領域の下部には、下部パネルが設けられ、その下部パネルの背部にあるメダル払出装置3(図5)より払い出されたメダルを貯留可能な受皿27や、灰皿26などが設けられている。上述したように、本実施形態のスロットマシン100は、従来のスロットマシンとほぼ同様の構成をしているが、本実施形態では、表示窓部10の横に液晶表示装置(LCD)等からなる演出装置30が設けられている点が異なる。
【0043】
図2〜図4は、演出装置30の構成例を示す説明図である。
図2に示すように、演出装置30は、常態において表示窓部10の右隣に位置するように配置された液晶表示パネル(画像表示器)32と、該液晶表示パネル32を左右方向に移動可能に保持する1組のガイドレール33A,33Bと、液晶表示パネル32をガイドレール33A,33Bに沿って左右に移動させる駆動用モータ(表示器移動手段)34などから構成されている。液晶表示パネル32は、常態位置から最も近くにある右リール4cの前方を覆う位置であって表示窓部10に表示部が臨む位置に移動可能となっている。駆動用モータ34の駆動力は、例えば図3に示すように、駆動用モータ34の回転軸に取り付けられたピニオン35と液晶表示パネル32の裏面に取り付けられたラック36とによって伝達される。32Sは液晶表示パネル32の位置検出センサである。
【0044】
さらに、特に限定されるものでないが、液晶表示パネル32の背部には、図4に示すように、第2の表示パネル37(後方表示パネル)が配置されている。この表示パネル37は固定されており、液晶表示パネル32が表示窓部10側へ移動されると前面が開放されて視認可能な状態にされる。表示パネル37は、この実施例では所定の情報が印刷された複数のパネルへの光の照射態様を変化(発光色の変化、照射角度の変化など)させることで種々の情報を切り換えるようなものが使用される。背部の表示器には複雑な表示が不要であり、液晶表示パネルに比べて安価な表示器が適しているためである。ただし、機能としては、ドットマトリックス型LEDやEL表示器など何を使用してもよい。
【0045】
上記のような演出装置によれば、画像表示器としての液晶表示パネル32の表示内容だけではなく、液晶表示パネル32自体を表示窓部内へ移動させることで、従来にない斬新な演出が可能となり興趣を高めることができる。また、単にとしての液晶表示パネル32を移動させるのではなく、その移動で表示窓部内のリールを隠すようにしたので、遊技者の興味を十分に引き付けることができる上、その位置で表示ゲームを実行するので極めて興趣の高い演出が可能となる。
【0046】
さらに、常態位置にある画像表示器としての液晶表示パネル32の後方に設けられ、複数の情報を表示可能な第2の表示パネルとしての後方表示パネルを設け、前記液晶表示パネル32がリール上に移動する際に、内部抽選の結果に応じた情報を後方表示パネルに表示させるので、液晶表示パネル32の移動や移動先での画像表示による演出だけではなく、移動元でも演出が可能となり、さらに興趣を向上させることが可能となる。
【0047】
図5は、当該スロットマシンの内部に設けられるメイン制御手段としての遊技制御装置50を備えたスロットマシン全体の制御系の構成例を示すブロック図である。
図中、遊技制御装置(メイン制御装置)50は、CPU51、読出し専用のROM52、読出し書込み可能なRAM53、入出力インターフェース(I/F)54、乱数発生器55で構成される。CPU51は、制御部及び演算部により各種演算制御を行う制御手段であり、例えば、スタートレバー24の操作やリール停止ボタン25a〜25cからの信号に基づいて遊技の開始、停止などの処理を実行する。
【0048】
ROM52には、制御プログラムや制御データが格納されている他、内部抽選用の入賞判定テーブルなどが格納されている。また、ROM52には、リール停止ボタン25a〜25cの停止操作タイミングに基づいて所定の停止結果態様を導出するための停止制御テーブルが記憶されている。
【0049】
RAM53は、乱数発生器55で抽出された入賞抽選用乱数の記憶領域や、その他の各種データ(例えば、メダルのクレジット数、メダル賭数、当選入賞種類など)の記憶領域、並びに、CPU51の作業領域を備えている。また、記憶手段としてのRAM53は、メダル投入口15から投入されたメダルを所定のクレジット数の範囲(例えば、50枚)で記憶可能な記憶領域を備えている。
【0050】
入出力インターフェース(I/F)54は、図示しないローパスフィルタ及びバッファゲートを介して、投入メダル検出センサ21S、スタートレバースイッチ(センサ)24S、ドラム停止スイッチ(センサ)5Sa,5Sb,5Sc、ドラム位置検出センサ31a,31b,31c、1枚ずつ賭数を設定するための1ベットスイッチ(センサ)22S、最大賭数(例えば3枚)を設定するためのマックスベットスイッチ(センサ)20S、クレジット選択スイッチ(センサ)23S、払出メダル検出センサ3S、確率等の設定装置41、リセットスイッチ(センサ:無効状態解除操作手段)42、前面枠開放検出スイッチ(センサ)43等から出力された各種検出信号をCPU51に入力する。
【0051】
ここで、投入メダル検出センサ21Sはメダル投入口21より投入されたメダルを検出するためのセンサで、スタートレバースイッチ24Sはスタートレバー24が操作されたことを検出するためのスイッチ、リール停止スイッチ5Sa,5Sb,5Scはリール停止ボタン25a,25b,25c毎に各々設けられ、各リール停止ボタン25a,25b,25cが操作されたことを検出するためのスイッチである。リール位置検出センサ31a,31b,31cはリール4a,4b,4c毎にその内側に各々設けられ、各リール4a,4b,4cの内周側に設けられた位置特定部を検出する。そして、CPU51は、リール位置検出センサ31a,31b,31cにより位置特定部の通過が検出されてからの時間によりリール位置を正確に割り出すことができる。
【0052】
また、1ベットスイッチ22Sは1ベットボタン(図示省略)が押されたことを検出するためのスイッチで、マックスベットスイッチ20Sはマックスベットボタン(メダルベットボタン22)が押されたことを検出するためのスイッチ、クレジット選択スイッチ23Sはクレジット選択ボタン23が押されたことを検出するためのスイッチ、払出メダル検出センサ3Sはメダル払出部3から払い出されたメダルの枚数を検出するセンサ、設定装置41はスロットマシンの設定(特別入賞等の当選確率が異なる1〜6の設定が用意されており設定1の当選確率が一番低く設定値が大きくなるにつれ当選確率は高くなる)等を切り替える装置、リセットスイッチ42はスロットマシンの遊技状態をリセットするためのスイッチ、前面枠開放検出スイッチ43は前面パネル2が開放されたことを検出するスイッチである。
【0053】
また、遊技制御装置50は、CPU51から出力された制御信号を、図示しない出力ポート及びドライバを介して、演出制御装置(サブ制御手段)31、ベットライン表示部11、払出し表示部12、遊技進行表示部13、クレジット数表示部14、メダル払出部(装置)3、リール用モータ4Ma,4Mb,4Mc、外部信号出力部38などに出力する。また、遊技制御装置50は、リール停止ボタン25a,25b,25cに内蔵されているランプLED1〜3を点灯する駆動信号を出力する。
【0054】
サブ制御手段としての演出制御装置(表示制御手段,移動制御手段)31は、制御用CPU及びRAM、ROM等を備えており、遊技制御装置50からの指令に基づいて演出装置30の演出に関わる表示や移動、音出力等の制御を統括して行う。具体的には、演出制御装置31から演出装置30の画像表示器(液晶表示パネル)32に表示制御信号が送信されるとともに、スピーカ38やランプやLEDなどからなる装飾用発光装置39に駆動信号が出力される。
【0055】
また、演出制御装置31は、図2に示されている演出装置30に設けられている液晶表示パネル32の位置検出センサ32Sから検出信号を受け、遊技制御装置50から指令に基づいて表示器移動手段としてのモータ(表示器移動装置)34に移動開始信号を出力するとともに、位置検出センサ32Sからの検出信号に基づいてモータ34の停止信号を出力する。
【0056】
次に、本実施形態のスロットマシン100におけるメイン制御処理について説明する。図6は、スロットマシン100の遊技制御装置50におけるメイン制御処理のフローチャートである。
まず、ステップS101において初期化処理を行う。この初期化処理では、RAM53におけるワークメモリ、レジスタ、各種フラグの初期化処理や、その他の各装置の初期化処理が行われる。
【0057】
次に、ステップS102においてベット受付処理を行う。具体的には、メダルの賭け操作(ベット)を監視し、賭数に応じて有効ラインを設定する。この処理におけるメダルの賭け操作とは、前回のゲームの結果としてリプレイゲームの権利が発生すること、メダル投入口21より少なくとも1枚以上のメダルが投入されること、RAM53に少なくとも1枚以上のメダルがクレジットとして記憶されている状態でベットボタン22が操作されること、が該当する。
【0058】
例えば、メダル投入口21よりメダルが投入されると、その投入されたメダルがメダル検出センサ21Sにより検出されて該検出信号が遊技制御装置50に入力される。そして、該検出信号に基づいて、メダルの賭数を記憶するとともに、その賭数に対応して有効ラインを設定する。但し、賭数には、所定の上限値(例えば3枚)が設定されており、例えば、クレジット選択ボタン23により「非クレジット状態」が選択されている状態において、賭数の上限値を超えるメダルがメダル投入口21より投入された場合には、超えた分のメダルは賭数に加算されずに受皿27へと返却される。一方、クレジット選択ボタン23により「クレジット状態」が選択されている状態において、賭数の上限値を超えるメダルがメダル投入口21より投入された場合には、超えた分のメダルがクレジット数に加算されるとともに、その加算結果がクレジット数としてクレジット数表示部14に表示される。
【0059】
ステップS103では、スタートレバー24が操作されたこと(スタートレバースイッチ24Sからの信号の検出)に基づいて小役入賞や特別入賞としてのビックボーナス入賞、レギュラーボーナス入賞等の内部抽選処理を行う。ステップS104では、リール変動開始処理を行う。このリール変動開始処理では、前回ゲームにおける各リール4a,4b,4cの回転開始から一定時間(例えば、4.1秒)経過しているか監視し、一定時間経過した時点でリールの変動を開始する。なお、ビックボーナス入賞は、各々特別図柄組合せ態様の異なる複数の入賞が設定され、それぞれ個別で内部抽選される。
【0060】
ステップS105では、リール変動停止処理を行う。例えば、遊技者がリール停止ボタン25a,25b,25cにより各リール4a,4b,4cを停止操作したタイミングと内部抽選処理による内部当選フラグの成立状態に応じてリール4a,4b,4cの停止位置を決定し、この決定に基づいてリール駆動用モータ4Ma、4Mb、4Mcに対して制御信号を出力する。内部抽選の結果が特別入賞に当選(特別入賞の当選フラグ成立)した場合に、表示窓部内に特別図柄組合せ態様が形成されるようにリールの回転および停止の制御が行われる。
【0061】
ステップS106では、入賞判定処理を行う。この入賞判定処理では、遊技者によるリール停止ボタン25a,25b,25cの停止操作に基づいて停止表示がなされた結果、所定の図柄組合せ態様の何れかが有効ライン上に停止表示された場合に入賞が成立したものと判定する。ステップS107では、内部抽選結果や1ゲーム終了時の各ドラムの停止図柄情報に応じて演出装置30を使用した演出処理が行われる。
【0062】
ステップS108では、所定の図柄組合せ態様が有効ライン上に形成され成立した入賞に応じてメダルの払出処理を行う。例えば、クレジット選択ボタン23によりクレジット状態となっていればメダルをクレジットに加算し、非クレジット状態であればメダル払出装置3に制御信号を送ってメダルを排出する。なお、クレジット状態となっている場合であっても、クレジットの限度数(例えば50)を超えた場合には残りのメダルをメダル受皿27に排出することになる。
【0063】
上述したステップS101〜S108の一連の遊技制御処理により通常遊技状態、BBゲーム状態、RBゲーム状態における1ゲームが終了する。特別遊技状態としてのBBゲーム状態は、特別図柄組合せ態様としての「黒7」または「白7」が有効ライン上に揃った場合に発生する。
【0064】
次に、本実施形態のスロットマシン100の演出制御装置31における演出装置30の制御動作の一例を説明する。図7および図8は、所定遊技条件の成立としての内部抽選処理によりビックボーナス入賞(特別入賞)が内部当選したものの、リール4a〜4cの停止状態がビックボーナス入賞が成立する図柄組合せ態様(特別図柄組合せ態様)からずれていた場合の演出動作の例を示す。
【0065】
内部抽選処理によりビックボーナス入賞が内部当選したものの、リール4a〜4cがビックボーナス入賞の図柄組合せ態様でない図7(A)のような左リール、中リールにビックボーナス入賞の図柄組合せ態様を形成可能な図柄が各々停止したテンパイ図柄組合せ態様(テンパイ状態)で停止した場合、演出制御装置31は遊技制御装置50からの信号に基づき各ドラムの停止図柄を判定して、図7(B)のように、演出装置30の液晶表示パネル32を表示窓部10に向かって移動させ、図7(C)のように、リール4cの表示を隠すような位置で停止させる。
【0066】
この状態で液晶表示パネル32には、リール上のものと同じ図柄および図柄配列の画像をスクロール表示させることで、リール4a〜4c上の図柄が回転しているのと同様な変動表示を行わせるとともに、背部の第2表示パネル37には、「チャンス」や「激熱」のような文字を表示させる。第2表示パネル37を省略し、液晶表示パネル32のみで演出表示をするようにしても良い。背部の第2表示パネル37に表示する文字は、例えば特別入賞の当選の有無により選択することで、表示された文字により特別入賞の当選に対する信頼度を変化させるように制御することができる。
【0067】
その後、液晶表示パネル32の表示図柄を停止させて、図7(D)のように、リール4a,4b上の図柄とで特別入賞の当選している旨を示す図柄組合せ態様として、あたかもボーナス図柄が揃った状態を現出させる。その後、液晶表示パネル32を表示窓部10の前面から外れるよう右方へ向かって移動させ、図7(E)のように、元の位置に復帰した時点で停止させ、ボーナスフラグの成立を示す「ボーナス確定」などの文字を表示させる。
【0068】
これにより、遊技者はビックボーナスフラグが成立していることを知ることができる。内部抽選処理によりビックボーナスが成立せずに、リール4a〜4cがビックボーナスの図柄でない図7(A)のような図柄で停止した場合には、演出装置30による演出はしないようにしても良いが、本実施形態においては、内部抽選処理によりビックボーナスが成立しなかった場合にも、所定の確率で上記と類似な演出(途中までは同じで最終的にはボーナス図柄は揃わないガセ演出)を実行することによって遊技者の期待感を高めるようにしている。
【0069】
上記のように表示制御手段としての演出制御装置31は、内部抽選の結果が特別入賞に当選していた場合に、移動先のリール以外の複数のリール上の図柄と前記画像表示器上で表示される図柄とで該特別入賞が当選している旨を示す図柄組合せ態様が形成されるように画像表示器としての液晶パネル32の表示制御を行うことで、表示窓部の外ではなく表示窓部内で従来にない斬新な演出が可能となり、特別入賞の当選を効果的に報知できるとともに興趣を向上させることが可能となる。
【0070】
次に、演出制御装置31による演出制御の一例を、図8を用いて説明する。
まず、ステップS111において、遊技制御装置50から出力されるゲーム終了信号または最終リール停止信号に基づいて1回のゲームが終了したか否かの判定処理を行う。ゲーム終了と判定したときは、表示窓部内に停止した図柄の態様が演出可能な態様であるか否か、具体的には第1リール4aのボーナス図柄と第2リール4bのボーナス図柄とが有効ライン上に並んだいわゆるテンパイ状態か否かを判定する(ステップS112)。テンパイ状態のときは、ステップS113で乱数抽出処理を行なう。
【0071】
次に、ステップS114で内部抽選処理によるビックボーナスの当選中か否かを判定し、当選中でなければステップS115へ移行して、ステップS113で抽出した乱数が演出装置30による演出を行う値であるか否か判定する。前述したように、本実施形態においては、内部抽選処理によりビックボーナスが成立しなかった場合にも所定の確率で演出装置30による演出を実行するためである。ステップS115で演出装置30による演出を行わないと決定したときはそのまま当該演出制御処理を終了し、演出を行うと決定したときはステップS116へ移行して、ステップS113で抽出した乱数を用いて外れ演出パターンテーブルを参照し、実行する演出パターンを決定してステップS120へ移行する。
【0072】
一方、ステップS114でビックボーナスの当選中であると判定したときは、ステップS117へ進んでリール4a〜4cがビックボーナスの図柄で停止しているか判定する。そして、ビックボーナス図柄で停止している場合には、そのまま当該演出制御処理を終了する。次回のゲームからボーナスゲームが開始されるため、演出装置30による演出を実行する必要がないためである。ステップS117でビックボーナス図柄不成立と判定すると、ステップS118へ進んでステップS113で抽出した乱数が演出装置30による演出を行う値であるか否か判定する。本実施形態においては、内部抽選処理によりビックボーナスが成立した場合に必ず演出装置30による演出を実行するわけではなく、所定の確率で演出を実行しないからである。
【0073】
ステップS118で演出装置30による演出を行わないと決定したときはそのまま当該演出制御処理を終了し、演出を行うと決定したときはステップS119へ移行して、ステップS113で抽出した乱数を用いて当たり演出パターンテーブルを参照し、実行する演出パターンを決定してステップS120へ移行する。実行する演出パターンには、表示窓部10の前方へ移動される液晶表示パネル32の表示はもちろん背部の第2表示パネル37による表示の内容も含まれる。ステップS120では、決定された演出パターンに従って演出装置30による表示演出を実行する。
【0074】
その後、ステップS121で次のゲームのためのベット入力があったか否か判定し、ベット入力があったときは演出終了を待たずにステップS123へ移行して直ちに液晶表示パネル32を元の位置に戻して結果を報知させる処理を実行する。次のゲームが開始されても液晶表示パネル32が表示窓部10の前方に残っている事態を回避するためである。ステップS121でベット入力なしと判定すると、ステップS122で演出が終了したか否か判定し、終了していないときはステップS120へ戻って演出を継続する。ステップS122で演出が終了したと判定すると、ステップS123へ移行して液晶表示パネル32を元の位置に戻して結果を報知させる処理を実行する。
【0075】
図9および図10には、図8のフローチャートに従った演出制御処理のタイミングが示されている。このうち図9は表示演出が終了した後でベット入力があった場合のタイミング、図10は表示演出が終了する前にベット入力があった場合のタイミングである。図9および図10に示されているように、3つのリールのうち第3リール4c(右リール)が最後に停止された時点t1で液晶表示パネル32の移動が開始され、液晶表示パネル32が表示窓部10の第3リール4cの前方位置に来ると移動が停止され、液晶表示パネル32の変動表示が開始される。
【0076】
通常は、図9のように、所定時間経過した時点t2で液晶表示パネル32液晶表示パネル32の復帰移動が開始され、変動表示ゲームは液晶表示パネル32の復帰移動の開始時点またはその前に終了するとともに、液晶表示パネル32が元の位置に復帰した時点t3で確定報知が行なわれるのであるが、変動表示ゲーム終了前にベットが入力されると、図10のように、前にベットが入力された時点t2で、液晶表示パネル32が元の位置への復帰移動を開始するとともに液晶表示パネル32の変動表示が停止される。つまり、変動表示ゲームが途中で終了し、仮にボーナスフラグが成立していた場合には、その時点で確定報知が行なわれる。そして、液晶表示パネル32が元の位置に復帰した時点t3でリールの回転による次のゲームが開始される。
【0077】
なお、図9や図10では、3つのリールのうち第3リール(表示パネル移動先のリール)4cが最後に停止された場合のタイミングが示されているが、第3リール(右リール)が最後でなく1番目あるいは2番目に停止された場合には、演出制御装置31は遊技制御装置50からの第3リールに停止した図柄を特定可能な信号により、第3リールに液晶表示パネル32を移動した時点でまず第3リール上に停止した図柄配列(上下3個の配列)を画像表示させる。その後、他のリール(液晶表示パネル32の移動対象でないリール)が全て停止した時点で、演出制御装置31は他の複数のリールに停止した図柄組合せ態様がテンパイとなる図柄組合せ態様であるか否かを判定(他のリールの停止図柄情報もリールの停止時点で遊技制御装置から送信される)して、テンパイとなる図柄組合せ態様であった場合には、液晶表示パネル32に先に表示した第3リール上の図柄配列からスクロールを開始し、特別入賞に当選していた場合には、テンパイライン上に特別図柄組合せ態様となる図柄を停止させる一方、特別入賞に当選していない場合には、その他の図柄を停止させる。このように制御することにより、第3リールが最後に停止しない場合でも最後に停止したときと同様の演出が可能となる。また、次のゲームを開始可能な最短時間が決まっているような場合にも、第3リール停止後の残り時間が長くなり、表示パネルの移動が実行される可能性が高くなる。
【0078】
また、液晶表示パネル32を第3リール前方に移動した時点で、第3リール上の図柄配列を画像表示するので、仮に既に停止している他の1のリール上の図柄と第3リール上の図柄とでテンパイの図柄組合せ態様が形成されていた場合(例えば、第1リールを最初に停止しその後第3リールを停止した時点でテンパイが形成された場合)でも、第3リールが液晶表示パネル32で隠されてしまうことでテンパイ図柄組合せ態様がどのライン上で形成されているかが認識できなくなってしまうことを防止でき、最後のリール(例えば、第2リール)の停止時にテンパイライン上に特別図柄組合せ態様を形成する図柄を狙った停止操作を、液晶表示パネル32が移動していない状態と同様に行うことが可能となる。この場合、最後に停止したリールのテンパイライン上に特別図柄組合せ態様を形成する図柄が停止した場合には、即座に液晶表示パネル32を元の位常に復帰させ、テンパイライン上に特別図柄組合せ態様を形成する図柄が停止しなかった場合には、上記と同様に移動対象以外のリールに停止した図柄を判定して演出を行うか否かを決定することができる。
【0079】
ところで、図9および図10は、液晶表示パネル32の移動が比較的迅速に行える場合(スタート操作からリールが回転する前にパネルを復帰できる場合)のものである。実際の装置では、重量が大きかったり移動距離が長かったり等の理由から液晶表示パネル32の移動にある程度時間がかかる一方、遊技の進行が遅いため次のゲームを開始可能な最短時間が過ぎていることから、3つのリールのうち最後のリールの停止タイミングから次のゲームの開始までの時間が予め規定された時間よりも短くなる場合がある。次に、そのような場合における演出制御タイミングを説明する。
【0080】
(変形例1)
図11には演出装置30による演出制御タイミングの他の例が示されている。図11において、t5は単位時間あたりのゲーム実効回数を制限するために設けられたもので、次のゲームを開始可能な最短時間(リールの回転が開始可能な最短周期)によって決まるタイミングである。図11の制御は、次のゲームを開始可能な最短時間によって決まるタイミングt5に対してかなり前にベットの入力(t2)とスタートレバーの操作(t3)があった場合、ベット入力では復帰移動は行わずに次のゲームを開始可能な最短時間によって決まるタイミングt5を基準にしてそれよりも所定時間早い時点t4で液晶表示パネル32の復帰移動を開始させるようにしたものである。この事前復帰のタイミングt4は、液晶表示パネル32の復帰に要する時間によって決定される。
【0081】
なお、遊技の進行が遅く移動先のリールが停止してから次のゲームの開始によりリールが回転を開始するまでの時間が所定時間(例えば、1秒など)以上残っている場合には液晶表示パネル32の移動を行ない、残っていない場合には液晶表示パネル32の移動を行わないようにしている。そして、液晶表示パネル32の移動を行わないこととした場合には、前記表示窓部10の横(隣)の常態位置において液晶表示パネル32による変動表示ゲームなどの表示制御を行うように構成すると良い。このようにすれば、画像表示器としての液晶表示パネル32の移動による演出が途中で中断されることがない一方、比較的ゆっくりゲームを進行する遊技者にとっても充分に楽しめるような演出を実現することができる。
【0082】
上記のような制御によれば、画像表示器としての液晶表示パネル32の移動/復帰を規定時間内に確実に行えるとともに移動先において表示ゲームを十分に行うことが可能となる。また、ゲームが開始した時点、すなわちリールの回転が開始した時点では、確実に液晶表示パネル32を常態位置に復帰させることができ、回転しているリールが液晶表示パネル32で隠れてしまう等の事態が生じるのを防止できる。さらに、液晶表示パネル32の移動が行われてもその演出表示の時間が短縮されるので、遊技者に対してゲームの迅速な実行を促すことができ稼働率を高めることが可能となる。
【0083】
図12にはリールの停止順が通常と異なり第3リール(右リール)が2番目に停止された場合における演出装置30による演出制御タイミングが示されている。図12に示されているように、最後に停止されたリールが第3リール以外のリール(図では中リール)である場合においても、第3リール4cの停止タイミングで液晶表示パネル32の移動が開始される。図2に示すような構成を有する本実施形態の演出装置では、液晶表示パネル32が第3リール4cの前方までしか移動されないので、第3リール4cの回転が止まればこれを隠してもゲームの進行にとって支障がないためである。
【0084】
図12に示すようなタイミングの制御を行なう場合には、有効ライン上にテンパイ態様が形成される前に液晶表示パネル32による変動表示ゲーム(ルーレットゲーム)を実行して最後のリールが停止する前に、既に停止しているリールの図柄と液晶表示パネル32の停止図柄とでテンパイ態様を形成するように演出を行なっても良い。その場合、最終停止リール(図では中リール)によりボーナス態様を狙うようなゲームとなるが、そのときすでに内部でボーナスフラグが成立している場合には、ボーナス図柄をテンパイ状態の有効ライン上に引き込むような停止制御を行うようにすることができる。なお、このような制御を可能にするためには、予めボーナス図柄をテンパイ状態の有効ライン上に停止可能なテーブルを選択していたこと、およびボーナスフラグが成立していたことを条件にして、液晶表示パネル32の図柄でテンパイ態様を形成するように、表示制御を行うようにするのが望ましい。
【0085】
(変形例2)
図13は、演出装置30の変形例を示す。この変形例は、液晶表示パネル32を案内するガイドレール33A,33Bを延長して液晶表示パネル32を第2リール4bおよび第1リール4aの前方まで移動可能にしたものである。この変形例によると、3つのリールをどのような順序で停止させた場合にも、必ず最後に停止するリールの前方へ液晶表示パネル32を移動させて、ボーナスフラグの成立を示唆するような演出表示を行うことができる。また、リールの停止態様とは無関係に、液晶表示パネル32の移動量が大きいほどすなわち液晶表示パネル32が第1リール4aの前方まで移動した場合ほどボーナスフラグの成立の可能性が高くなるように演出表示を行うようにしても良い。
【0086】
さらに、液晶表示パネル32の移動量が大きいほど復帰時間が長くなるので、次のゲームを開始可能な最短時間によって決まるタイミングを基準にしてそれよりも所定時間早い時点で液晶表示パネル32の復帰移動を開始させる事前復帰制御を適用するのが有効である。また、事前復帰制御を行わない場合や行っても不具合の発生によって復帰動作が遅れたような場合には、図14に示すように、液晶表示パネル32の位置を判定して液晶表示パネル32の表示図柄が背部のリール上の図柄の隠れている部位を補うような画像を表示させるような演出制御を行うことも可能である。
【0087】
図2のように液晶表示パネル32を表示窓部10の左右の一側方から、複数のリール4a〜4cのうち最も近くにあるリール4cの前方に移動可能に設けるようにすれば、より簡単な構成で、迅速に液晶表示パネル32を移動させることが可能となる。これに対し、図13のように、液晶表示パネル32を表示窓部10の左右の一側方から、複数のリール4a〜4cのうち任意のリールの前方に移動可能に設けるようにすれば、液晶表示パネル32の移動態様が多彩になる上、移動先での画像表示とリールの図柄と表示内容も更に多彩化し、興趣をより一層高めることが可能となる。
【0088】
(第2実施形態)
図15は第2の実施形態に係る演出装置を示す説明図である。この実施形態に係る演出装置は、3つのリール4a〜4cに対応して3個液晶表示パネル32a,32b,32cを設けそれぞれ上下方向移動可能に構成し、通常は表示窓部10の上方に液晶表示パネル32a,32b,32cを待機させておいて、必要に応じて表示窓部10のリール4a〜4cの前方へ移動させるようにしたものである。液晶表示パネル32a,32b,32cは、平坦なものでも良いが、リールの外周に沿って湾曲しているものの方が望ましい。
【0089】
この第2実施形態に係る演出装置によれば、図16のように、停止したリールの順序に応じて液晶表示パネル32a,32b,32cを移動させ、リール上の停止図柄とは異なる図柄を表示させることができる。これによって、有効ライン上にテンパイ状態を形成する図柄が停止していない場合であっても、リール4a〜4cに代わって液晶表示パネル32a〜32cでボーナスフラグの成立を示唆する図柄態様を表示させることができる。この場合、有効ライン上にテンパイ図柄が来るように停止したリールに対しては液晶表示パネルを移動させないような制御を行うことができる。
【0090】
この第2実施形態ように、画像表示器としての液晶表示パネル32を表示窓部10の上方に複数のリール4a〜4cに対応して複数個設けるようにすれば、液晶表示パネル32の移動態様が更に多彩になる上、移動先での画像表示とリールの図柄と表示内容も更に多彩化し、興趣をより一層高めることが可能となる。
【0091】
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施形態ではリールを用いた変動ゲーム装置を備えたスロットマシンに適用したものを説明したが、リールの代りに同様な表示が可能な液晶表示装置等の表示器からなる変動ゲーム装置を備えたものにも適用することができる。また、本発明は、スロットマシンでなく変動ゲーム装置を備えたパチンコ遊技機など他の遊技機にも適用することもできる。
【0092】
さらに、表示窓部の片側だけでなく左右両方に液晶表示パネルなどからなる画像表示器を設けて、各々の画像表示器を隣のリール前方に移動させるようにしてもよい。このようにすれば、テンパイ態様を容易に形成することが可能となり、画像表示器の作動契機を多くすることが可能となる。
【0093】
また、画像表示器が移動を開始した場合に、必ず表示ゲームを実行するのではなく、リール前方に移動してから表示ゲームを実行しないで、そのまま常態位置に復帰したり、リール前方への移動途中で(リール前方に完全に移動する前に)常態位置に復帰したりするフェイク移動制御を行うようにしてもよい。さらに、この場合、特別入賞非当選時の所定の確率でフェイク移動を行うようにする。このようにすれば、画像表示器の移動機会を増加することが可能となり、さらに興趣を高めることが可能となる。
【0094】
なお、本明細書で開示した実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び内容の範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【0095】
【図1】本発明を適用して好適なスロットマシンの一例を示す正面図である。
【図2】演出装置の一実施形態を示す正面図である。
【図3】図2の演出装置を側方から見た状態を示す側面図である。
【図4】図2の演出装置を上方から見た状態を示す平面図である。
【図5】スロットマシンの内部に設けられるメイン制御手段としての遊技制御装置を備えたスロットマシン全体の制御系の構成例を示すブロック図である。
【図6】スロットマシンのメイン制御処理のフローチャートである。
【図7】演出装置による演出動作の一例を示す表示説明図である。
【図8】演出制御装置による演出処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】図8のフローチャートに従った演出処理の通常の動作タイミングを示すタイムチャートである。
【図10】図8のフローチャートに従った演出処理のベット入力が早かった場合の動作タイミングを示すタイムチャートである。
【図11】演出制御装置による演出処理の第1の変形例を示すタイミングチャートである。
【図12】演出制御装置による演出処理の第2の変形例を示すタイミングチャートである。
【図13】演出装置の変形例を示す正面図である。
【図14】図13の演出装置による演出表示の一例を示す表示説明図である。
【図15】演出装置の第2の実施形態を示す正面図である。
【図16】第2実施形態に係る演出装置による演出表示の一例を示す表示説明図である。
【符号の説明】
【0096】
1 本体部
2 前面パネル
3 メダル払出部
4 リール(変動表示装置)
10 表示窓部
11 ベットライン表示部
12 払出表示部
13 遊技進行表示部
14 クレジット数表示部
20 傾斜台部(操作部配設領域)
21 メダル投入口
22 ベットボタン(賭数設定手段)
23 クレジット選択ボタン
24 スタートレバー(スタート操作部)
25 リール停止ボタン
26 灰皿
27 メダル貯留受皿
30 演出装置
31 演出制御装置(表示制御手段,移動制御手段,後方表示パネル制御手段)
32 液晶表示パネル(画像表示器)
33 ガイドレール(表示器移動手段)
34 モータ(表示器移動手段)
37 第2の表示パネル(後方表示パネル)
32S 位置検出センサ
100 スロットマシン
【出願人】 【識別番号】000132747
【氏名又は名称】株式会社ソフィア
【出願日】 平成18年6月20日(2006.6.20)
【代理人】 【識別番号】100085811
【弁理士】
【氏名又は名称】大日方 富雄


【公開番号】 特開2008−158(P2008−158A)
【公開日】 平成20年1月10日(2008.1.10)
【出願番号】 特願2006−169511(P2006−169511)