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【発明の名称】 キャディバッグ
【発明者】 【氏名】吉田 節夫

【氏名】後藤 慎司

【氏名】高村 清

【要約】 【課題】種々の小物を整然と取り出し易く収納させることができ、或いは濡れ物を収納させる際にキャディバッグの内外部を濡らしたり汚したりするのを防止でき、しかもキャディバッグの外観意匠を損なわないキャディバッグを得る。

【構成】キャディバッグ本体12の正面下部にはフロントポケット収納部22が配設されており、又反対側の背面下部には背袋50が配設されている。フロントポケット収納部22内には小物収納用ポーチと小物収納用ポケットとが対向して配置されており、更に底部にゴルフボールが収納可能とされている。また、背袋50内には、着脱可能な一対の収納袋が配設されており、雨に濡れたゴルフシューズやレインウェアを個別に収納できるようになっている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
有底筒状に設けられたキャディバッグ本体と、
このキャディバッグ本体の一側部に開閉可能なポケット形式の収納部として設けられ、内部片面に小物収納用ポーチを備えると共に内部反対側の片面に小物収納用ポケットを備え、小物収納用ポーチと小物収納用ポケットとの間に位置する底部に複数のゴルフボールを出し入れするボール収納スペースを備えた第1収納部と、
を有することを特徴とするキャディバッグ。
【請求項2】
前記小物収納用ポーチの外側面には、複数のティーを保持可能なティーホルダが設けられている、
ことを特徴とする請求項1記載のキャディバッグ。
【請求項3】
有底筒状に設けられたキャディバッグ本体と、
このキャディバッグ本体の一側部に開閉可能な袋形式の収納部として設けられ、内部所定位置に着脱式収納袋の係止具が係止可能な被係止具を備えた第2収納部と、
を有することを特徴とするキャディバッグ。
【請求項4】
有底筒状に設けられたキャディバッグ本体と、
このキャディバッグ本体の一側部に請求項1又は請求項2に記載された第1収納部が設けられており、かつ当該キャディバッグ本体の反対側の側部に請求項3に記載された第2収納部が設けられている、
ことを特徴とするキャディバッグ。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、収納機能に着目したキャディバッグに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、キャディバッグの収納機能に着目した提案が数多くなされている。例えば、特許文献1に開示されたキャディバッグでは、有底筒状の本体部の前後面に本体部から突出する収納部をそれぞれ設け、各収納部の内部空間が複数のセパレータで仕切られた構造になっている。また、特許文献2に開示されたキャディバッグでは、本体部の上部側面にマチ部を備えたファスナ付きの収納部が設けられている。さらに、特許文献3に開示されたキャディバッグでは、キャディバッグ本体にポーチを外付けで着脱するようになっている。また、特許文献4に開示されたキャディバッグでは、キャディバッグ本体の背袋にゴルフシューズを収納できるようになっている。
【0003】
このように種々の収納機能をキャディバッグに持たせようとするのには、以下のような背景がある。すなわち、ゴルフをラウンドする時は、ゴルフクラブはもとより、ボール、手袋、ティー、グルーンマーカ、グリーンフォーク等の小物品も必需品であり、又ラウンド中にこれらの小物品をなくすこともあるため、必ず予備を持参してラウンドすることが前提となる。これらの小物品を別物の収納袋に入れて持参する方法もあるが、一般的にはキャディバッグの中に入れてラウンドするため、予め種々の収納スペースを設置しておく必要がある。
【0004】
また、ゴルフシューズについては別のシューズケースに入れる方法もあるが、キャディバッグの収納袋に入れてゴルフ場へ行くのが便利であるため、キャディバッグにはゴルフシューズの収納スペースも設けられている。さらに、キャディバッグには、ラウンド中の降雨・防寒対策としてレインウェア等の収納スペースも設けておく必要がある。
【特許文献1】特開2000−225219号公報
【特許文献2】特開2003−102888号公報
【特許文献3】実用新案登録306113号公報
【特許文献4】実用新案登録300996号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記背景からキャディバッグには種々の収納機能が付加されている訳であるが、前掲の先行技術による場合、以下に説明する点で改良の余地がある。
【0006】
一般に、沢山の個別収納部をキャディバッグに設置すると、ボール、手袋、グリーンマーカ、グリーンフォーク等の小物を別々の収納部に入れて必要な時に沢山の収納部から探し出すため、非常に手間がかかる。その一方で、小物類を一箇所にまとめて収納すると、小さい物、重い物は収納部の一番底にたまるので、一番底から探し出すことになり、必要な小物を探すのが大変である。さらに、収納袋のようなものをキャディバッグの前後左右に沢山取り付けると、キャディバッグの外形が凸凹し、スマートなすっきりしたデザインを演出することができない。また、ゴルフシューズをフロントポケット内に収納させると、フロントポケット内に小物を収納させることが困難になる。さらに、背袋について言えば、雨天時のラウンド後、濡れたままの状態でゴルフシューズやレインウェアを収納させるので、キャディバッグの内外部が濡れたり汚れたりする。また、レインウェアはキャディバッグ本体の左右の収納袋に入れることが多いが、ラウンド中にキャディカーに積載されると、収納場所からレインウェアを取り出し難くなる。
【0007】
このように単にキャディバッグに収納機能を付加すると言っても、種々の小物を整然と取り出し易く収納させるのはなかなか難しい。また、ゴルフシューズやレインウェアといった濡れることがある物を収納部内に収納させた際に、キャディバッグの内外部を濡らしたり汚したりしないようにすることはなかなか難しい。しかも、これらのニーズに応えるにあたっては、キャディバッグの外観フォルムといった意匠性を損なわないように配慮することが望まれる。
【0008】
本発明は上記事実を考慮し、種々の小物を整然と取り出し易く収納させることができ、或いは濡れ物を収納させる際にキャディバッグの内外部を濡らしたり汚したりするのを防止でき、しかもキャディバッグの外観意匠を損なわないキャディバッグを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の発明に係るキャディバッグは、有底筒状に設けられたキャディバッグ本体と、このキャディバッグ本体の一側部に開閉可能なポケット形式の収納部として設けられ、内部片面に小物収納用ポーチを備えると共に内部反対側の片面に小物収納用ポケットを備え、小物収納用ポーチと小物収納用ポケットとの間に位置する底部に複数のゴルフボールを出し入れするボール収納スペースを備えた第1収納部と、を有することを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載のキャディバッグにおいて、前記小物収納用ポーチの外側面には、複数のティーを保持可能なティーホルダが設けられている、ことを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明に係るキャディバッグは、有底筒状に設けられたキャディバッグ本体と、このキャディバッグ本体の一側部に開閉可能な袋形式の収納部として設けられ、内部所定位置に着脱式収納袋の係止具が係止可能な被係止具を備えた第2収納部と、を有することを特徴とする。
【0012】
請求項4の発明に係るキャディバッグは、有底筒状に設けられたキャディバッグ本体と、このキャディバッグ本体の一側部に請求項1又は請求項2に記載された第1収納部が設けられており、かつ当該キャディバッグ本体の反対側の側部に請求項3に記載された第2収納部が設けられている、ことを特徴とする。
【0013】
請求項1記載の本発明によれば、キャディバッグ本体の一側部には、開閉可能なポケット形式の収納部として第1収納部が設けられている。この第1収納部は、内部片面に小物収納用ポーチを備えており、又内部反対側の片面に小物収納用ポケットを備えているため、小物収納用ポーチには手袋やティーといった小物を収納させ、小物収納用ポケットにはグリーンマーカやグリーンフォークといった小物を収納させることができる。さらに、第1収納部の小物収納用ポーチと小物収納用ポケットとの間に位置する底部にはボール収納スペースが設けられており、複数のゴルフボールを収納させることができる。
【0014】
このように本発明では、ラウンドに必要な小物類をポーチに収納させるもの、ポケットに収納させるもの、出し入れ容易な底部にそのまま載せておくものといった分類で整然と収納することができる。従って、必要な小物を取り出す際にも容易に取り出すことができる。しかも、第1収納部の閉止状態では、小物収納用ポーチと小物収納用ポケットとが対面した状態となり、その下部にゴルフボールが収納されるため、収納後のキャディバッグの外観に凸凹が生じる等により、キャディバッグの意匠が損なわれることもない。
【0015】
請求項2記載の本発明によれば、小物収納用ポーチの外側面に複数のティーを保持可能なティーホルダを設けたので、第1収納部を開けると、複数のティーを保持可能なティーホルダに保持されたティーが現れる。従って、小物収納用ポーチの内部に収納される筈のティーを外部に出すことで、小物収納用ポーチを開ける手間が省けると共に小物収納用ポーチ内に手を入れてティーを探し出すといった手間も省ける。
【0016】
請求項3記載の本発明によれば、キャディバッグ本体の一側部には、開閉可能な袋形式の収納部として第2収納部が設けられている。この第2収納部は、内部所定位置に被係止具を備えており、この被係止具に着脱式収納袋の係止具が係止されることにより、第2収納部内に着脱式収納袋を丸ごと収納させることができる。従って、着脱式収納袋を第2収納部の被係止具から取り外して、雨で濡れたゴルフシューズやレインウェアを仕舞い、第2収納部の被係止具へ係止具を係止させて収納させることができる。
【0017】
請求項4記載の本発明によれば、請求項1又は請求項2に記載された第1収納部と請求項3に記載された第2収納部とを兼ね備えているので、両者の作用が同時に得られる。
【発明の効果】
【0018】
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係るキャディバッグは、種々の小物を整然と取り出し易く収納させることができ、しかもキャディバッグの外観意匠を損なわないという優れた効果を有する。
【0019】
請求項2記載の本発明に係るキャディバッグは、ティーを容易に取り出し及び収納させることができるので、より一層小物を探す手間が省け、キャディバッグの使い勝手が良くなるという優れた効果を有する。
【0020】
請求項3記載の本発明に係るキャディバッグは、濡れ物を収納させる際にキャディバッグの内外部を濡らしたり汚したりするのを防止でき、しかもキャディバッグの外観意匠を損なわないという優れた効果を有する。
【0021】
請求項4記載の本発明に係るキャディバッグは、種々の小物を整然と取り出し易く収納させることができると共に、濡れ物を収納させる際にキャディバッグの内外部を濡らしたり汚したりするのを防止でき、しかもキャディバッグの外観意匠を損なわないという優れた効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、図1〜図6を用いて、本発明に係るキャディバッグの一実施形態について説明する。
【0023】
図1には、本実施形態に係るキャディバッグ10の外観が側面図で示されている。この図に示されるように、キャディバッグ10は、有底略円筒形状のキャディバッグ本体12を備えている。キャディバッグ本体12の内部には図示しないゴルフクラブが差し込まれて収納されており、又上端部にはカバー14が被嵌されている。さらに、キャディバッグ本体12の外周上端部の正面側には、持ち運ぶ際に使用者が把持するためのグリップ16が設けられている。また、キャディバッグ本体12の左右両側部には、ファスナ18で開閉されるサイドポケット20がそれぞれ設けられている。
【0024】
ここで、上述したキャディバッグ本体12の正面下部には、ポケット形式の第1収納部としてのフロントポケット収納部22が設けられており、以下に詳細に説明する。
【0025】
図2〜図4に示されるように、フロントポケット収納部22の上部にはフロントファスナ24が設けられており、フロントファスナ24を開けると、図2図示の状態になる。この図に示されるように、フロントポケット収納部22は、二つの対向面を備えている。一つはキャディバッグ本体12と一体の第1対向面26(図3参照)であり、もう一つはフロントポケット収納部22の外側面を構成する第2対向面28である。そして、第1対向面26の両側部と第2対向面28の両側部とは左右一対のマチ部30で連結されており、更に第1対向面26及び第2対向面28並びに左右一対のマチ部30の四面で囲まれた範囲の下部には、ボール収納スペースとしての底部32の外周部が縫着されている。この底部32には、ゴルフボール34が収納可能とされている。
【0026】
図3に示されるように、第1対向面26には、薄型の箱体形状とされた小物収納用ポーチ36が取り付けられている。小物収納用ポーチ36の上部には、ポーチ開閉用のポーチファスナ38が設けられている。この小物収納用ポーチ36には、図示しない手袋等が収納されるようになっている。また、小物収納用ポーチ36の前面には、複数本のティー40が差込み可能なティーホルダ42が縫い付けられている。このティーホルダ42にティー40を差し込んでおくことにより、ティー40は小物収納用ポーチ36の前面に視認可能な状態で(露出された状態で)保持されるようになっている。
【0027】
また、図4に示されるように、第2対向面28には、布製の小物収納用ポケット44が逢着されている。この小物収納用ポケット44は多段に形成されており、グリーンマーカ46やグリーンフォーク48といった小物、或いは救急用・緊急用の小物を収納するようになっている。
【0028】
一方、図1に示されるように、上述したキャディバッグ本体12の背面下部には、袋形式の第2収納部としての背袋50が設けられており、以下に詳細に説明する。
【0029】
図5に示されるように、背袋50の外周部(底辺を除く下向きにコ字状の外周部)には背袋ファスナ52が設けられており、背袋ファスナ52を開けると、図5図示の状態になる。この図に示されるように、背袋50も小物収納用ポーチ36と同様に第1対向面54及び第2対向面56を備えている。但し、マチ部30は設けられていない。キャディバッグ本体12側に位置する第1対向面54の上部両側には、被係止具としての一対のリング58が取り付けられている。各リング58には、着脱式の収納袋60が二個取り付けられるようになっている。
【0030】
図6に示されるように、収納袋60は略矩形状の袋であり、防水性を有している。また、収納袋60の上縁部には、開閉用ファスナ62が取り付けられている。さらに、収納袋60の上縁部の角部には、開閉用ファスナ62に隣接して係止具としてのチャック64が取り付けられている。このチャック64を指で開放状態にしてリング58に引っ掛けてから指を離すと、チャック64がリング58に係止された状態となる。この実施形態では、背袋50の中に二個の収納袋60が収納可能とされており、一例として一方の収納袋60には図示しないゴルフシューズが収納され、他方の収納袋60には図示しないレインウェアが収納されるようになっている。
【0031】
(作用・効果)
【0032】
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
【0033】
本実施形態に係るキャディバッグ10では、キャディバッグ本体12の正面下部にポケット形式のフロントポケット収納部22が設けられており、又背面下部には背袋50が設けられている。
【0034】
フロントポケット収納部22は、主に小物の収納に用いられる。具体的には、フロントファスナ24を開けると、左右一対のマチ部30が伸長される開度で第2対向面28が第1対向面26から離間する方向へ自然と開き、図2図示状態となる。この状態では、底部32に収納されたゴルフボール34が露見するので、ゴルフボール34の取り出しを極めて容易に行うことができる。
【0035】
第1対向面26側には小物収納用ポーチ36が配設されているが、その外側面にはティーホルダ42が設けられてティー40が差し込まれた状態で保持されているので、ティー40もフロントファスナ24を開けた時点で視認可能な状態となる。従って、ティー40の取り出し及び収納も極めて容易に行うことができる。しかも、ティー40はティーホルダ42に1本1本整然と並んだ状態で保持されているため、見た目もきれいである。手袋を取り出す際には、小物収納用ポーチ36のポーチファスナ38が開放されて、小物収納用ポーチ36の中から取り出される。
【0036】
また、グリーンマーカ46やグリーンフォーク48といった小物は第2対向面28側に設けられた小物収納用ポケット44に収納されているので、グリーンマーカ46やグリーンフォーク48といった小物を取り出す(或いは収納する)場合にはここから取り出せばよい(或いは収納させればよい)。この小物収納用ポケット44は多段に形成されているため、グリーンマーカ46やグリーンフォーク48の一部が見えるようにしておけば、フロントファスナ24を開けた時点でどこのポケットに何が収納されているか一目瞭然の状態となる。
【0037】
一方、雨で濡れたゴルフシューズやレインウェアを仕舞う場合には、まず、背袋50の背袋ファスナ52を開けて、収納袋60のチャック64をリング58から外して、収納袋60を取り出す。そして、収納袋60の開閉用ファスナ62を開けて、各収納袋60にゴルフシューズやレインウェアをそれぞれ収納させてから、再び開閉用ファスナ62を閉じる。その後、チャック64をリング58に係止させて吊るした状態とし、背袋ファスナ52を閉じればよい。収納袋60は防水性を有するので、濡れたゴルフシューズやレインウェアを背袋50に収納させてもキャディバッグ本体12の内部や外部が濡れたり、汚れたりすることはない。
【0038】
このように本実施形態に係るキャディバッグ10では、ラウンドに必要な小物類を小物収納用ポーチ36に収納させるもの、小物収納用ポケット44に収納させるもの、出し入れ容易な底部32にそのまま載せておくものといった分類で一箇所に整理整頓されて整然と収納することができる。従って、必要な小物を取り出す際にも、迷うことなく容易かつスムーズに取り出すことができる。しかも、フロントポケット収納部22の閉止状態では、小物収納用ポーチ36と小物収納用ポケット44が対面した状態となり、その下部に設けられた底部32上にゴルフボール34が収納されるため、収納後のキャディバッグ10の正面部分の外観に凸凹が生じる等により、キャディバッグ10の意匠が損なわれることもない。別の言い方をすると、収納場所が必要最小限で済むため、キャディバッグ10の凸凹感が無くなり、非常にスマートなすっきりとしたデザインになる。その結果、本実施形態によれば、種々の小物を整然と取り出し易く収納させることができ、しかもキャディバッグ10の外観意匠を良好に維持することができる。
【0039】
また、小物収納用ポーチ36の外側面に複数のティー40を保持可能なティーホルダ42を設けたので、前述したようにフロントポケット収納部22のフロントファスナ24を開けると、ティーホルダ42が現れ、簡単にティー40を取り出すことができる。ティー40を収納する場合も同様である。従って、小物収納用ポーチ36を開ける手間が省けると共に小物収納用ポーチ36内に手を入れて手探りでティー40を探し出すといった煩わしさもなくなる。従って、本実施形態によれば、ティー40を用意に取り出し及び収納させることができるので、より一層小物を探す手間が省け、キャディバッグ10の使い勝手が良くなる。
【0040】
さらに、背袋50内に防水性を有する二つの収納袋60を着脱可能に設置したので、濡れ物を収納させた際にキャディバッグ本体12内を濡らしたり汚したりするのを防止でき、しかもキャディバッグ10の外観意匠を損なわない。
【0041】
総じて言えば、本実施形態に係るキャディバッグ10によれば、種々の小物を整然と取り出し易く収納させることができると共に、濡れ物を収納させる際にキャディバッグの内外部を濡らしたり汚したりするのを防止でき、しかもキャディバッグ10の外観意匠を損なわない。
【0042】
背袋50の利点について補足すると、収納袋60は着脱可能であるため、収納袋60だけを取り出してスポーツ用シューズ入れとして利用することも可能である。さらに、一般にはレインウェアはキャディバッグ本体12のサイドポケット20に入れることが多く、その場合、ラウンド中のキャディカー積載時の出し入れが他のキャディバッグに塞がれて取り出し難いが、本実施形態では、背袋50に収納できるので容易に取り出すことができる。
【0043】
〔実施形態の補足説明〕
【0044】
なお、上述した本実施形態では、背袋50に二個の収納袋60を収納できるように構成したが、これに限らず、一個でもよいし、三個以上でもよい。
【0045】
また、上述した本実施形態では、背袋50の第1対向面54側にリング58を設け、収納袋60側にチャック64を設けたが、これに限らず、逆の構成にしてもよい。その場合、係止具と被係止具の関係は逆になり、第1対向面側に設けたチャックを被係止具、収納袋側に設けたリングを係止具とみればよい。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本実施形態に係るキャディバッグの全体を示す側面図である。
【図2】フロントポケット収納部を開放させた状態を示す斜視図である。
【図3】フロントポケット収納部の小物収納用ポーチを示す斜視図である。
【図4】フロントポケット収納部の小物収納用ポケットを示す斜視図である。
【図5】背袋を開放させた状態を示す斜視図である。
【図6】背袋に収納される収納袋を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0047】
10 キャディバッグ
12 キャディバッグ本体
22 フロントポケット収納部(第1収納部)
26 第1対向面
28 第2対向面
32 底部(ボール収納スペース)
34 ゴルフボール
36 小物収納用ポーチ
40 ティー(小物)
42 ティーホルダ
44 小物収納用ポケット
46 グリーンマーカ(小物)
48 グリーンフォーク(小物)
50 背袋(第2収納部)
58 リング(被係止具)
60 収納袋
64 チャック(係止具)
【出願人】 【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
【識別番号】502039481
【氏名又は名称】株式会社後藤
【出願日】 平成18年7月27日(2006.7.27)
【代理人】 【識別番号】100079049
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 淳

【識別番号】100084995
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 和詳

【識別番号】100085279
【弁理士】
【氏名又は名称】西元 勝一

【識別番号】100099025
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 浩志


【公開番号】 特開2008−29458(P2008−29458A)
【公開日】 平成20年2月14日(2008.2.14)
【出願番号】 特願2006−204311(P2006−204311)