| 【発明の名称】 |
空気入れ補助装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】枦山 学
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| 【要約】 |
【課題】ボール内に空気を充填して所定の空気圧となるように膨らませる際に、ボールの空気充填口に対する空気針の差し込み方向と抜き取り方向を常に垂直に維持することで、空気針の折損を確実に防止することができる空気入れ補助装置を提供する。
【構成】本発明に係る空気入れ補助装置は、ボールを載せる台座と、台座に対して昇降自在で、台座に載せたボールを上方側から押さえる押圧部とから成り、押圧部には、ボールの空気充填口に空気針を差し込む空気針挿入用ジャケットを備えた梃子ハンドルが取り付けられると共に、この空気針挿入用ジャケットを受け入れるガイド筒を設けた。また、押圧部のガイド筒の位置にボールの空気充填口を合わせ、梃子ハンドルの空気針挿入用ジャケットをガイド筒に挿入して、ボールの空気充填口に空気針を差し込む。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ボールを載せる台座と、台座に対して昇降自在で、台座に載せたボールを上方側から押さえる押圧部とから成り、押圧部には、ボールの空気充填口に空気針を差し込む空気針挿入用ジャケットを備えた梃子ハンドルが取り付けられると共に、この空気針挿入用ジャケットを受け入れるガイド筒を設けたことを特徴とする空気入れ補助装置。 【請求項2】 押圧部のガイド筒の位置にボールの空気充填口を合わせ、梃子ハンドルの空気針挿入用ジャケットをガイド筒に挿入して、ボールの空気充填口に空気針を差し込む請求項1に記載の空気入れ補助装置。 【請求項3】 押圧部は、台座に取り付けた3本の支柱を介して昇降自在である請求項1または2に記載の空気入れ補助装置。 【請求項4】 梃子ハンドルは、その先端部が押圧部に軸止され、基端部が把持部となっている請求項1または2に記載の空気入れ補助装置。 【請求項5】 梃子ハンドルは、その中程に空気針挿入用ジャケットを備えている請求項1または2、請求項4のいずれかに記載の空気入れ補助装置。 【請求項6】 梃子ハンドルの空気針挿入用ジャケットは、前後方向に移動自在・回動自在である請求項1または2、請求項5のいずれかに記載の空気入れ補助装置。 【請求項7】 ボールを載せる台座と、台座に載せたボールを上方側から押さえる押圧部のそれぞれには、ボールの球面に対応した湾曲保持面部が形成されている請求項1に記載の空気入れ補助装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、例えば、バスケット・ドッジボール・バレー等のスポーツに使用する各種のボール類に、エアーポンプで空気を充填するときに使用する空気入れ補助装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来において、例えば、バスケット・ドッジボール・バレー等のスポーツに使用するボール類にエアーポンプを使用して空気を充填する場合、当該エアーポンプのホースの先端に取り付けられている空気針をボールの空気充填口に手作業で差し込み、エアーポンプを作動させてボール内に空気を充填し、所定の空気圧となるようにボール膨らませていた。 【0003】 このとき、空気針は、ボールの空気充填口に垂直に差し込まれるのが好ましいものである。 【特許文献1】特になし 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、従来においては、ホースの先端の空気針をボールの空気充填口に手作業で差し込むため、空気針の差し込み方向を誤り易く、空気針が空気充填口に対して垂直でない状態となって、空気針が簡単に折れてしまう事態が生じていた。 【0005】 さらに、ボールが球形であることから手で押さえ難く、動き易いため、ボールの空気充填口に空気針を垂直に差し込むのに時間と労力を要していた。 【0006】 また、ボールの空気充填口から空気針を抜き取る場合においても、抜き取りの方向が垂直でない方に少しでもズレると、無理な力が空気針の側面に掛かってしまい、空気針が簡単に折れてしまう事態が生じていた。 【0007】 そこで、本発明は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、ボール内に空気を充填して所定の空気圧となるように膨らませる際に、ボールの空気充填口に対する空気針の差し込み方向と抜き取り方向を常に垂直に維持することで、空気針の折損を確実に防止することができる空気入れ補助装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明に係る空気入れ補助装置は、ボールを載せる台座と、台座に対して昇降自在で、台座に載せたボールを上方側から押さえる押圧部とから成り、押圧部には、ボールの空気充填口に空気針を差し込む空気針挿入用ジャケットを備えた梃子ハンドルが取り付けられると共に、この空気針挿入用ジャケットを受け入れるガイド筒を設けたことで、上述した課題を解決した。 【0009】 また、押圧部のガイド筒の位置にボールの空気充填口を合わせ、梃子ハンドルの空気針挿入用ジャケットをガイド筒に挿入して、ボールの空気充填口に空気針を差し込むことで、同じく上述した課題を解決した。 【0010】 さらに、押圧部は、台座に取り付けた3本の支柱を介して昇降自在であることで、同じく上述した課題を解決した。 【0011】 また、梃子ハンドルは、その先端部が押圧部に軸止され、基端部が把持部となっていることで、同じく上述した課題を解決した。 【0012】 加えて、梃子ハンドルは、その中程に空気針挿入用ジャケットを備えていることで、同じく上述した課題を解決した。 【0013】 また、梃子ハンドルの空気針挿入用ジャケットは、前後方向に移動自在・回動自在であることで、同じく上述した課題を解決した。 【0014】 この他、ボールを載せる台座と、台座に載せたボールを上方側から押さえる押圧部のそれぞれには、ボールの球面に対応した湾曲保持面部が形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。 【発明の効果】 【0015】 本発明に係る空気入れ補助装置は、ボールを載せる台座と、台座に対して昇降自在で、台座に載せたボールを上方側から押さえる押圧部とから成り、押圧部には、ボールの空気充填口に空気針を差し込む空気針挿入用ジャケットを備えた梃子ハンドルが取り付けられると共に、この空気針挿入用ジャケットを受け入れるガイド筒を設けたことか、ボールの空気充填口に対する空気針の差し込み方向と抜き取り方向を常に垂直に維持し、エアーポンプのホースに取り付けた空気針の折損を確実に防止することができる。 【0016】 具体的には、ボールを載せる台座と、台座に対して昇降自在で、台座に載せたボールを上方側から押さえる押圧部とから成るため、台座の上にボールを安定した状態で保持し、ボールの空気充填口に対する空気針の差し込み方向と抜き取り方向を常に垂直に維持することができる。 【0017】 また、押圧部には、ボールの空気充填口に空気針を差し込む空気針挿入用ジャケットを備えた梃子ハンドルが取り付けられていることから、僅かな力で、ボールの空気充填口に空気針を差し込むことができる。 【0018】 さらに、押圧部には、空気針挿入用ジャケットを受け入れるガイド筒を設けたことから、梃子ハンドルの空気針挿入用ジャケットをガイド筒に挿入するという簡単な操作により、ボールの空気充填口に空気針を垂直に差し込むことができる。 【0019】 すなわち、押圧部のガイド筒の位置にボールの空気充填口を合わせ、梃子ハンドルの空気針挿入用ジャケットをガイド筒に挿入して、ボールの空気充填口に空気針を垂直に差し込むのである。 【0020】 また、押圧部は、台座に取り付けた3本の支柱を介して昇降自在であることから、押圧部の安定した昇降状態を維持することができる。 【0021】 加えて、梃子ハンドルは、その先端部が押圧部に軸止され、基端部が把持部となっていることから、把持部を手で持って梃子ハンドルの基端部を上下に簡単に動かすことができる。 【0022】 このとき、梃子ハンドルの中程に空気針挿入用ジャケットを備えているので、把持部を手で持って梃子ハンドルの基端部を上下に動かすだけで、ボールの空気充填口に空気針を垂直に差し込んだり、また、ボールの空気充填口から空気針を垂直に引き抜くことができる。 【0023】 この他、梃子ハンドルの空気針挿入用ジャケットは、前後方向に移動自在・回動自在であるので、必要に応じて空気針挿入用ジャケットを移動・回動させて、ボールの空気充填口に空気針を常に垂直に差し込むことができる。 【0024】 さらに、ボールを載せる台座と、台座に載せたボールを上方側から押さえる押圧部のそれぞれには、ボールの球面に対応した湾曲保持面部が形成されているので、台座と押圧部により球形のボールを安定した状態で確実に保持して、ボールの空気充填口に空気針を正確に差し込むことができる。 【0025】 このように、本発明に係る空気入れ補助装置を使用すれば、ボールに空気を入れる作業を誰もが簡単に行うことができ、しかも、空気針の折損も確実に防止することができるのである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0026】 以下に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。 【0027】 本発明に係る空気入れ補助装置は、例えば、バスケット・ドッジボール・バレー等のスポーツに使用する各種のボールP類に、エアーポンプで空気を充填するときに使用するものである。 【0028】 具体的には、ボールPを載せる台座1と、台座1に対して昇降自在で、台座1に載せたボールPを上方側から押さえる押圧部4とから成り、押圧部4には、ボールPの空気充填口P1に空気針10aを差し込む空気針挿入用ジャケット10を備えた梃子ハンドル8が取り付けられると共に、この空気針挿入用ジャケット10を受け入れるガイド7筒を設けている。 【0029】 そして、押圧部4のガイド筒7の位置にボールPの空気充填口P1を合わせ、梃子ハンドル8の空気針挿入用ジャケット10をガイド筒7に挿入して、ボールPの空気充填口P1に空気針10aを垂直に差し込むものである。 【0030】 この空気入れ補助装置は、図1に示すように、略正方形の板面により構成された台座1を備えている。この台座1の上面の略中央寄りには、図5(a)(b)に示すように、ボールPを載せるために、下方に窪んだ湾曲保持面部2が形成されている。この湾曲保持面部2は、ボールPの球面に対応した曲率を有し、且つ中央には円孔2aが穿設されている。 【0031】 そして、台座1の下面における四隅には、図1・図5(b)に示すように、ストッパーゴム付の脚部1aが取り付けられている。これらの脚部1aは、台座1の四隅の一つを除いて、図1・図3に示すように、当該脚部1aの上端に形成された若干長目のネジ部を、台座1の取付孔に下方から挿入して台座1に脚部1aを配置している。 【0032】 そして、図3に示すように、台座1の上側に突出したネジ部の位置に、支柱3を取り付けている。具体的には、支柱3の下端にネジ孔を設け、この支柱3を回転させて支柱3のネジ孔を台座1の上側に突出しているネジ部に螺合させることで、3本の支柱3が台座1の3つの角部で互いに平行となるように立設している。 このような構成により、台座1における支柱3の存在しない方向からボールPを入れ、台座1の湾曲保持面部2の上にボールPを載せるのである。 【0033】 また、台座1における支柱3の存在しない角部には、図1に示すように、ネジ孔が形成され、脚部1aの上端に形成された若干短か目のネジ部を、このネジ孔に下方から捻じ込んで台座1に脚部1aを固定している。 【0034】 さらに、3本の支柱3には、図1・図3に示すように、押圧部4が昇降自在に取り付けられている。この押圧部4は、台座1の湾曲保持面部2の上に載せたボールPを上方側から押さえるものである。 【0035】 この押圧部4は、4つのアーム4a,4b,4c,4dを有し、全体で4本の腕を放射状に突出させた略人手形状に形成されている。 【0036】 すなわち、図6に示すように、押圧部4を形成している3つのアーム4a,4b,4cの先端部に挿通孔5を設け、これらの各挿通孔5に3本の支柱3をそれぞれ挿通させている。 【0037】 また、図3・図4に示すように、押圧部4を形成している1つのアーム4d側には、ボールPの球面に対応した曲率を有する湾曲保持面部6が形成されている。そして、湾曲保持面部6における略中央には、ボールPの空気充填口P1に合致するガイド筒7が設けられている。 【0038】 この他、図1・図2・図3に示すように、押圧部4において、湾曲保持面部6が形成されているアーム4dと反対側に位置するアーム4bには、梃子ハンドル8が取り付けられている。 【0039】 この梃子ハンドル8は、全体で略へ字型となるように屈曲形成され、その先端部がヒンジ部9を介してアーム4bに軸止されている。また、基端部が把持部8aとなっている。さらに、梃子ハンドル8の中程に、空気針挿入用ジャケット10を備えている。 【0040】 さらに、図1・図2に示すように、梃子ハンドル8の屈曲部分には、押圧部4のガイド筒7に対向するように、方形状の開口枠部13が形成されている。そして、この開口枠部13に、下端に空気針10aを備えた空気針挿入用ジャケット10が取り付けられている。この空気針挿入用ジャケット10の上端には、エアーポンプからの給気パイプQが接続されている。 【0041】 また、空気針挿入用ジャケット10は、開口枠部13において、前後方向に移動自在・回動自在となるように取り付けられている。 【0042】 すなわち、図1・図2・図4に示すように、開口枠部13における左右に対向する壁面に横長の長円孔11を形成し、空気針挿入用ジャケット10の左右側面に設けた突起12のそれぞれを各長円孔11に挿入する。そして、突起12の先端に長円孔11の幅よりも大きいネジを取り付けて、空気針挿入用ジャケット10を開口枠部13に配置する。その結果、空気針挿入用ジャケット10は、開口枠部13において、前後方向に移動自在・回動自在となる。 【0043】 次に、以上のように構成された本発明に係る空気入れ補助装置について、使用・動作の一例を説明する。 【0044】 先ず、図1に示すように、押圧部4を上昇させ、台座1における支柱3の存在しない方向からボールPを入れ、台座1の湾曲保持面部2の上にボールPを載せる。このとき、ボールPの空気充填口P1が上方に位置するようにする。 【0045】 次に、押圧部4を降ろし、図1に示すように、押圧部4の湾曲保持面部6をボールPの上側の球面に当接させる。このとき、図4に示すように、押圧部4のガイド筒7の下端とボールPの空気充填口P1が合致するように、ボールPの位置を調整する。 【0046】 その後、図4に示すように、梃子ハンドル8の把持部8aを手で持って、把持部8aが上方に位置する状態から、図3に示すように、把持部8aを押し下げる。 この過程において、空気針挿入用ジャケット10は、空気針10aが常に下向きになり、ボールPの空気充填口P1に対して垂直となった姿勢を維持する。 【0047】 そして、図3に示すように、把持部8aを押し下げて、梃子ハンドル8の空気針挿入用ジャケット10を、押圧部4のガイド筒7に挿入する。このとき、押圧部4のガイド筒7の下端とボールPの空気充填口P1が合致していることから、図3・図6に示すように、空気針挿入用ジャケット10に取り付けた空気針10aが、ボールPの空気充填口P1に垂直に差し込まれる。 【0048】 一方、空気充填後に、ボールPの空気充填口P1から空気針10aを抜き取る場合には、梃子ハンドル8の把持部8aを手で持って引き上げる。すると、空気針挿入用ジャケット10は、押圧部4のガイド筒7から上方に引き抜かれる。これと同時に、空気針10aが、ボールPの空気充填口P1に対して常に垂直となった姿勢を維持しながら、ボールPの空気充填口P1から抜かれる。 【産業上の利用可能性】 【0049】 本発明に係る空気入れ補助装置は、バスケット・ドッジボール・バレー等のスポーツに使用する各種のボール類を所定の圧力となるように膨らませるために使用する他に、エアーポンプを使用して空気を充填するためのエアー充填装置として、幅広く利用されるものである。 【図面の簡単な説明】 【0050】 【図1】空気入れ補助装置の使用状態の一例を示す斜視図である。 【図2】空気入れ補助装置の使用状態の一例を示す平面図である。 【図3】図2におけるA−A線断面図であり、押圧部のガイド筒の下端とボールの空気充填口が合致した状態において、梃子ハンドルの把持部を押し下げ、針挿入用ジャケットを押圧部のガイド筒に挿入し、ボールの空気充填口に対して空気針を垂直に差し込んだ状態を示すものである。 【図4】押圧部のガイド筒の下端とボールの空気充填口が合致した状態において、梃子ハンドルの把持部を押し下げ、針挿入用ジャケットを押圧部のガイド筒に挿入する状態を示す側面図である。 【図5】台座の構成を示し、(a)は台座の平面図、(b)は脚部を備えた台座の側面図である。 【図6】針挿入用ジャケットを挿入するガイド筒を備えた押圧部の構成を示す平面図である。 【符号の説明】 【0051】 P…ボール P1…空気充填口 Q…給気パイプ 1…台座 1a…脚部 2…湾曲保持面部 2a…円孔 3…支柱 4…押圧部 4a,4b,4c,4d…アーム 5…挿通孔 6…湾曲保持面部 7…ガイド筒 8…梃子ハンドル 8a…把持部 9…ヒンジ部 10…空気針挿入用ジャケット 10a…空気針 11…長円孔 12…突起 13…開口枠部
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| 【出願人】 |
【識別番号】500455331 【氏名又は名称】枦山 学
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| 【出願日】 |
平成18年7月25日(2006.7.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100094617 【弁理士】 【氏名又は名称】神崎 正浩
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| 【公開番号】 |
特開2008−23271(P2008−23271A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月7日(2008.2.7) |
| 【出願番号】 |
特願2006−202534(P2006−202534) |
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