| 【発明の名称】 |
キャディバッグ |
| 【発明者】 |
【氏名】西浦 達也
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| 【要約】 |
【課題】バッグ全体の重量アップを抑制することが出来ながら、しかもバッグ本体をボトムに逢着するも、ボトムが不用意に変形することのないキャディバッグを提供する。
【構成】筒状のベース部材及びこのベース部材の外面を覆う被覆材を備えたバッグ本体と、バッグ本体の下端部に結合されるボトムとが備えられて成るキャディバッグにおいて、ボトムは、バッグ本体が結合される筒状部と、この筒状部の下端開口を閉鎖する底壁部とから構成されると共に、筒状部が、外周壁と、この外周壁に所定間隔開けて対向する内周壁と、これら内周壁及び外周壁を部分的に連結する連結壁から構成されると共に、連結壁の上端面が外周壁の上端面及び内周壁の上端面より低くて、この連結壁の上端面にベース部材の下端を載置するようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 筒状のベース部材及びこのベース部材の外面を覆う被覆材を備えたバッグ本体と、バッグ本体の下端部に結合されるボトムとが備えられて成るキャディバッグにおいて、ボトムは、バッグ本体が結合される筒状部と、この筒状部の下端開口を閉鎖する底壁部とから構成されると共に、筒状部が、外周壁と、この外周壁に所定間隔開けて対向する内周壁と、これら内周壁及び外周壁を部分的に連結する連結壁から構成されていることを特徴とするキャディバッグ。 【請求項2】 連結壁の上端面が外周壁の上端面及び内周壁の上端面より低くて、この連結壁の上端面にベース部材の下端を載置するようにしていることを特徴とする請求項1に記載のキャディバッグ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、主としてゴルフクラブを持ち運びするためのキャディバッグのボトムに関する。 【背景技術】 【0002】 一般にキャディバッグは、筒状に形成されたバッグ本体の下端開口部に、バッグ本体とは別途形成された平面視略円形のボトムが組付けられて成り、バッグ本体内にゴルフクラブを適宜収納して、持ち運びするようにしている。(特許文献1参照) ところで、以上のキャディバッグを構成するバッグ本体は、基本的には筒状のベース部材及びこのベース部材の外面を覆う被覆材が備えられて成り,バッグ本体の下部に組みつけられるボトムは、円形の底板部及びこの底板部の外周を囲む円筒状の筒状部が備えられると共に、底板部の下面周縁に複数の突起が突設されて成り、例えばキャディバッグを地面上に立てて置く場合などにおいて、突起を地面に設置させるようにしている。 【0003】 ところで以上のキャディバッグを構成するボトム部分は、通常、軽量化のために合成樹脂材料から形成されていることから、所定以上の加重が加わると変形し易く、そのため、バッグ本体の下端部をボトムの周壁に例えば逢着するに伴い、ともするとボトムの周壁、更には底壁が歪む不具合があり、結果として、キャディバッグを例えば地面上に立てた場合、キャディバッグが不安定となり易く、場合によってはキャディバッグが転倒する虞れも考えられる。 【0004】 以上の不具合に対しては、ボトムを構成する周壁及び底壁の肉厚を充分厚くすればよいのであるが、周壁及び底壁の肉厚を厚くすると、重量がそれだけ増大する不具合があるし、また周壁部内に嵌め込むバッグ本体のベース部材の直径も小さくなるか、若しくは周壁部分がバッグ本体の外周よりも大きく外方に突出する不具合が考えられる。 【特許文献1】特開2003−105057号 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 本発明は以上の実情に鑑みて開発されたものであって、目的とするところは、バッグ全体の重量アップを抑制することが出来ながら、しかもバッグ本体をボトムに逢着するも、ボトムが不用意に変形することのないキャディバッグを提供するにある。 【課題を解決するための手段】 【0006】 以上の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、筒状のベース部材及びこのベース部材の外面を覆う被覆材を備えたバッグ本体と、バッグ本体の下端部に結合されるボトムとが備えられて成るキャディバッグにおいて、ボトムは、バッグ本体が結合される筒状部と、この筒状部の下端開口を閉鎖する底壁部とから構成されると共に、筒状部が、外周壁と、この外周壁に所定間隔開けて対向する内周壁と、これら内周壁及び外周壁を部分的に連結する連結壁から構成されていることを特徴とするものである。 【0007】 請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のキャディバッグにおいて、連結壁の上端面が外周壁の上端面及び内周壁の上端面より低くて、この連結壁の上端面にベース部材の下端を載置するようにしていることを特徴とするものである。 【発明の効果】 【0008】 請求項1に記載の発明によれば、ボトムの筒状部が外周壁と内周壁とで構成された二重構造となっており、しかも外周壁と内周壁とが連結壁で連結されているので、筒状部を構成する外周壁及び内周壁の肉厚が薄くても筒状部の剛性が充分確保され、従って、例えばバッグ本体のボトムへの逢着により、ボトムに一定の加重 偏荷重 が加わっても、ボトムが不用意に変形することがなく、全体としてバッグを安定よく立てた状態に設置することが可能となる。 【0009】 また請求項2に記載の発明によれば、連結壁の上端面が外周壁の上端面及び内周壁の上端面より低くて、この連結壁の上端面にベース部材の下端を載置するようにしているので、請求項1に記載の発明の効果に加えて、連結壁の上端面に載置したベース部材の下端部が 内周壁及び外周壁の上端部で受け止められて、ベース部材のボトムに対する設置が極めて簡単且つ正確に行なえる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 図1において符号1で示すキャディバッグは、主としてゴルフクラブ(図示せず)を収納するための筒状をしたバッグ本体2と、このバッグ本体2の下端に組み付けられてキャディバッグ1の底を画成する有底筒状のボトム3とから構成されている。 【0011】 バッグ本体2は、基本的には、胴芯として形成されたベース部材21と、このベース部材21の外周面を覆う布製のカバー部材22と、後記するボトム3の筒状部31の外周面を主として覆う被覆帯23とから構成されている。 【0012】 ベース部材21は、合成樹脂材料、具体的には、ポリエチレンの発砲シートから筒状に形成されている。 【0013】 バッグ本体2におけるカバー部材22には、その外周前面にハンガーグリップ22aが取り付けられ、このハンガーグリップ22aよりも下方にはフロントポケット22bが設けられ、また外周の側面にはサイドポケット22cが設けられている。 【0014】 尚、図中24は、カバー部材22を構成する生地の接続部位に敷設されるパイピング部材、25は、フロントポケット22bやサイドポケット22cなどの開口部に設けられるファスナーを示す。 【0015】 一方、ボトム3は、合成樹脂材料、具体的にはポリプロピレンから形成されたものであって、バッグ本体1の下端開口が嵌合可能な筒状部31と、筒状部31の下端開口を閉鎖する底板部32が備えられている。 【0016】 そして図に示す実施形態では、筒状部31を2重構造としているのであって、具体的には、図2にも示すように、筒状部31を、外周壁33と、この外周壁33に所定間隔開けて対向する内周壁34と、これら内周壁34及び外周壁33を部分的に連結する連結壁35から構成している。 【0017】 また図に示す実施形態では、外周壁33の上端面を内周壁34の上端面よりも高くすると共に、連結壁35の上端面を外周壁33の上端面及び内周壁34の上端面より低くすることで、外周壁33の上端部と内周壁34の上端部との間にベース部材21の設置部36を形成して、この設置部36内における連結壁35の上端面にベース部材21の下端を載置するようにしている。 【0018】 また図に示す実施形態では、底板部32の下面に設置用突起37a〜37eが設けられ、キャディバッグ1を被設置面C上に立設させた際、各設置用突起37a〜37eの下面が被設置面Cに接地するようにしている。 【0019】 尚、設置用突起37a〜37eは、柔軟性に優れた合成樹脂材料、具体的にはオレフィン系エラストマーから形成してもよい。 【0020】 以上の構成からなるキャディバッグ1にあっては、バッグ本体2の下端部にボトム3を組み付けるに際して、図2にも示すように、バッグ本体2を構成するベース部材21及びカバー部材の下端部を設置部36内に挿入すると共に、ベース部材21の下端を連結壁35の上端に載置する。 【0021】 尚、カバー部材22の下端部を設置部36に挿入するに際しては、カバー部材22を パイピング部材24及びファスナー25の端部も設置部36内に嵌め込んでおく。 【0022】 続いて、被覆帯23を、ボトム3の筒状部31を構成する外周壁の上部外周面からカバー部材22の下端部外周面に跨って巻いた上で、被覆帯23の下端部を外周壁33の上端部に、また被覆帯23の上端部をカバー部材22の下端部にそれぞれ逢着する。 【0023】 斯くして以上のキャディバッグ1では、ボトム3の筒状部31が、外周壁33とこの外周壁33に所定間隔開けて対向する内周壁34により2重構造とされ、しかも内周壁34と外周壁33とが部分的に連結壁35で連結されていることから、外周壁33及び内周壁34の肉厚を薄くするも、被覆帯23が逢着されるボトム3の筒状部31のみならずボトム3全体の剛性が十分確保されるのである。 【0024】 従って以上のキャディバッグ1は、重量が必要以上に増大することなく、しかもボトム3へのバッグ本体2の組み付け時にボトム3が不用意に変形するような虞がないので、キャディバッグ1が不用意にぐらついたりすることなく安定良く立設させることが出来る。 【0025】 また以上のキャディバッグ1は、外周壁33の上端部と内周壁34の上端部との間に形成された設置部36内において連結壁35の上端面にベース部材21の下端を載置するようにしているので、設置部36内において連結壁32の上端面に載置されるベース部材21の下端部が、内周壁34及び外周壁33の上端部で受け止められ、ベース部材21のボトム3に対する設置が極めて簡単且つ正確に行なえる。 【0026】 また更に以上のキャディバッグ1にあっては、設置用突起37a〜37eのいずれかを柔軟性に優れた合成樹脂材料(オレフィン系エラストマー)から形成することにより、キャディバッグ1が不用意に滑るようなこともないし、被設置面Cに対する設置時の衝撃を効率良く吸収して、キャディバッグ1への衝撃による傷付きや不快音の発生も抑制される。 【0027】 以上の実施形態では、ボトム3の底板部32を一重構成としたが、この底板部32も図6に示すように、上底壁32aと、下底壁32bと、これら上底壁32aと下底壁32bを連結する連結壁32cから形成して、底板部32の剛性をも高めるようにしてもよく、以上のごとく、筒状部31のみならず底板部32をも二重構造とすることで、より一層、ボトム3の剛性を高めることが出来る。 【図面の簡単な説明】 【0028】 【図1】本発明にかかるキャディバッグの一実施形態を示す側面図。 【図2】同、要部の拡大断面図。 【図3】ボトムの平面図。 【図4】ボトムの側面図。 【図5】ボトムの底面図。 【図6】本発明にかかるキャディバッグの別の実施形態を示す要部の拡大断面図。 【符号の説明】 【0029】 1 キャディバッグ 2 バッグ本体 21 ベース部材 22 カバー部材 23 被覆帯 3 ボトム 31 筒状部 32 底板部 33 外周壁 34 内周壁 35 連結壁 36 設置部
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| 【出願人】 |
【識別番号】506254307 【氏名又は名称】西浦 達也
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| 【出願日】 |
平成18年7月25日(2006.7.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076406 【弁理士】 【氏名又は名称】杉本 勝徳
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| 【公開番号】 |
特開2008−23242(P2008−23242A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月7日(2008.2.7) |
| 【出願番号】 |
特願2006−201973(P2006−201973) |
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